JPH0235634Y2 - - Google Patents

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JPH0235634Y2
JPH0235634Y2 JP1984075580U JP7558084U JPH0235634Y2 JP H0235634 Y2 JPH0235634 Y2 JP H0235634Y2 JP 1984075580 U JP1984075580 U JP 1984075580U JP 7558084 U JP7558084 U JP 7558084U JP H0235634 Y2 JPH0235634 Y2 JP H0235634Y2
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JP
Japan
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spout
shaft hole
inclinometer
disk
attached
Prior art date
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Application number
JP1984075580U
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JPS60188140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、生ビール樽型容器等の口部に装着して
使用する注口に係る。
「従来の技術」 従来、注口を備えた生ビール樽型容器等はよく
知られている。一般に、この樽型容器は不透明で
あり、内容物の残量を知ることが極めて困難であ
る。また、注口は樽型容器と別体であるから、輸
送時に粉失したり、不要時に邪魔となることがあ
る。
「考案が解決しようとする課題」 そこで本案は、その注口に着眼し、該注口に、
注出に伴い容器内容物のおおよその残量を表示で
きる傾斜計2を付設しようとするものであり、併
せて、その傾斜計を利用してキヤツプ外周面への
取付けを可能にし、注口を容器へと装着しようと
するものである。
「課題を解決するための手段」 注口本体1と該注口本体に付設した傾斜計2と
からなり、上記注口本体1は、下端部を樽型容器
口部への嵌合部13とし、且つ該嵌合部の直上に
外向きフランジ14を付設し、上記傾斜計2は、
注口本体1の背面に円盤21を垂直に且つ一体に
連設し、該円盤には、一面の周縁部に残量表示2
11を設けると共に、中心に軸孔212を穿設
し、且つその一面に、指針222下端に重錘22
3を連設した水準器22を配し、その指針下部か
ら横方向へと軸221を突出して上記軸孔212
に枢嵌させ、また、上記円盤21の他面外縁に、
嵌合筒213を一体に連設し、該嵌合筒を樽型容
器口部に装着したキヤツプの外周面へ着脱自在に
嵌合させるよう構成した。
「作用」 如上の構成であり、注口本体1は、第2図に示
すように、従来同様に、嵌合部13を以て生ビー
ル等の不透明樽型容器Aの口部Aaに嵌着して注
出に供するが、その注出の際、第3図に示すよう
に、傾斜計2において、円盤21が樽型容器Aと
共に傾倒するのに対し、水準器22が常に一定の
方向を保ち、従つて、その水準器22と円盤21
の残量表示211とで、樽型容器Aの傾斜状態に
応じて内容物のおおよその残量が示される。すな
わち、樽型容器が内容物で満杯であれば、注出の
際の容器及び円盤21の傾倒は小さく水準器22
の指針222が残量表示の満杯表示を指し、内容
物が少ない状態であれば、上記傾倒は大きく指針
が残量表示の減少表示を指す。
また、不要時には、第1図に示すように、円盤
21の嵌合筒213を以て樽型容器Aの口部に装
着したキヤツプの外側に嵌合させて、保持する。
「実施例」 本案は、図面に示すように、生ビール樽型容器
等の口部に装着して注出に供する筒状の注口にお
いて、その注口本体1の外面適所に機械的な傾斜
計2を付設して成る。
注口本体1は、適宜合成樹脂により成形し、前
方へヘ字状に屈曲させ、内部において、大半を注
出路11に形成すると共に、該注出路の背部に吸
気路12を形成し、下端部を容器口部への嵌合部
13とし、該嵌合部の直上に外向きフランジ14
を設け、該フランジの適所につまみ片15を一体
に連設している。
傾斜計2は、注口本体1の背面に円盤21を垂
直に且つ一体に連設し、該円盤には、一面の周縁
部におおよその残量を適宜を示す適宜残量表示2
11を設けると共に、中心に軸孔212を穿設
し、且つ、その一面に水準器22を配して、該水
準器の軸221を軸孔212に回転自在に嵌合さ
せ、水準器22は、上記残量表示211に対応す
る指針222の下端に重錘223を一体に連設
し、指針の下部から横方向へと上記軸221を突
設しており、適宜合成樹脂により一体成形してい
る。
また、円盤21には、他面に嵌合筒213を一
体に連設し、該嵌合筒の内周面に適数の係合突条
214……を設けて、樽型容器口部に設けたキヤ
ツプの外側へと着脱自在に嵌合させるよう構成し
ている。尚、上記嵌合筒213は、樽型容器口部
へ直接嵌合させる構成としてもよい。
「考案の効果」 本案によれば、注口本体1の外面に傾斜計2を
備えるので、その傾斜状態が傾斜計2に示され、
これにより内容物のおおよその残量が示される。
従つて、従来の不透明樽型容器を何ら変更するこ
となく、本案注口を装備させ注出時に使用するこ
とにより、それだけで容器内容物の残量を知るこ
とができ、実用上頗る有益である。更に、上記傾
斜計2に嵌合筒213を有するので、該嵌合筒を
容器口部に装着したキヤツプの外周面へ着脱自在
に嵌合させることで注口を容器に備品として装備
させることができる。従つて、樽型容器輸送時に
注口を粉失するおそれもなければ、その注口が邪
魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案に係る注口で、第1図は、斜視
図、第2図、第3図は、使用状態を示す斜視図、
第4図は、要部の縦断斜視図である。 1……注口本体、2……傾斜計、11……注出
路、12……吸気路、21……円盤、22……水
準器、213……嵌合筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 注口本体1と該注口本体に付設した傾斜計2と
    からなり、上記注口本体1は、下端部を樽型容器
    口部への嵌合部13とし、且つ該嵌合部の直上に
    外向きフランジ14を付設し、上記傾斜計2は、
    注口本体1の背面に円盤21を垂直に且つ一体に
    連設し、該円盤には、一面の周縁部に残量表示2
    11を設けると共に、中心に軸孔212を穿設
    し、且つその一面に、指針222下端に重錘22
    3を連設した水準器22を配し、その指針下部か
    ら横方向へと軸221を突出して上記軸孔212
    に枢嵌させ、また、上記円盤21の他面外縁に、
    嵌合筒213を一体に連設し、該嵌合筒を樽型容
    器口部に装着したキヤツプの外周面へ着脱自在に
    嵌合させるよう構成したことを特徴とする注口。
JP7558084U 1984-05-22 1984-05-22 注口 Granted JPS60188140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7558084U JPS60188140U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 注口

Applications Claiming Priority (1)

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JP7558084U JPS60188140U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 注口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60188140U JPS60188140U (ja) 1985-12-13
JPH0235634Y2 true JPH0235634Y2 (ja) 1990-09-27

Family

ID=30616929

Family Applications (1)

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JP7558084U Granted JPS60188140U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 注口

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633873U (ja) * 1979-08-22 1981-04-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110035U (ja) * 1980-12-25 1982-07-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633873U (ja) * 1979-08-22 1981-04-02

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JPS60188140U (ja) 1985-12-13

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