JPH0235317B2 - - Google Patents

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JPH0235317B2
JPH0235317B2 JP55116116A JP11611680A JPH0235317B2 JP H0235317 B2 JPH0235317 B2 JP H0235317B2 JP 55116116 A JP55116116 A JP 55116116A JP 11611680 A JP11611680 A JP 11611680A JP H0235317 B2 JPH0235317 B2 JP H0235317B2
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sound
voice
vehicle speed
signal
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JP55116116A
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Nobuo Kondo
Takashi Tsuchida
Kazukyo Okada
Yutaka Okuda
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5740299A publication Critical patent/JPS5740299A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所定の状態を車室内等の所定区域に
音声報知する音声報知装置に関するものである。
従来、この種の装置として、特開昭49―48366
号の「音声式速度計」があり、一定走行距離毎に
その時の車速を音声発生するようにしている。し
かしながら、このものは車室内騒音と無関係に音
声発生するようにしているため、車室内騒音が大
きい時には車両の乗員はその発生された音声を十
分に聞きとることができないという問題がある。
これに対し、特公昭53―15637号公報の「音量
自動調整装置」においては、騒音計により車室内
の騒音を検出し、その騒音レベルがラジオの音量
よりも大きい所定の範囲に入つているときに、騒
音レベルに応じてラジオの音量を調整するように
している。このため、騒音によつてラジオの音声
が聞き取れないということは防止できるが、ラジ
オの音声が出力されているときでも騒音レベルが
変化すれば、ラジオの音量も変化してしまうた
め、例えばラジオ自身の音声により不必要に音量
が変化する場合もあり、安定した音声発生を行う
ことができない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、所
定区域内の騒音レベルに応じて音声の音量調整を
行うとともに、音声発生中には一定の音量とする
ことにより、常に適切、かつ安定した音量により
音声報知を行うことが可能な音声報知装置を提供
することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、第7図の
構成図に示すように、 所定の状態を検出する検出手段と、この検出手
段にて検出した前記所定の状態を間欠的に所定区
域内に音声で報知する音声発生手段とを備えた音
声報知装置において、 前記音声発生手段の音量を調整する音量調整手
段と、 前記所定区域内の騒音を検出する騒音検出手段
と、 この騒音検出手段にて検出した騒音のレベルが
高くなるにつれて、前記音量を増大させるべく前
記音量調整手段の音量制御を行う制御手段と、 前記音声発生手段によつて音声発生が行われて
いるか否かを判別する判別手段と、 この判別手段によつて音声発生手段より音声が
発生されていると判別されたとき、前記制御手段
による前記音量調節手段の音量制御を禁止する禁
止手段とを備えたことを特徴としている。
以下、本発明を図に示す実施例について説明す
る。
第1図の全体構成図において、1は車両の走行
速度を検出する車速センサで、車輪の回転に連動
する磁性体の回転歯車の回転を電磁ピツクアツプ
にて検出し、アンプを介して車速に比例した周波
数のパルスを車速信号として発生するものであ
る。2は車両の走行速度を音声発生させるタイミ
ングのタイミング設定値(多段階の単位距離設定
値、単位時間設定値)およびOFFモード、
AUTOモードを設定するタイミング設定器で、
50m,100m,150m,200mによる単位距離設定
キー、10sec,15sec,20sec,25secによる単位時
間設定キー、OFFモードのOFFキー、 およびセツトスイツチのSETキーによる操作
部を備え、前記単位距離設定キーのいずれかの数
値のキーが投入されるとその距離の数値を表示部
にデイジタル表示し、その後SETキーが投入さ
れるとその数値に対する情報および距離モードを
示す情報を含むタイミング設定信号を発生し、前
記単位時間設定キーのいずれかの数値のキーが投
入されるとその時間の数値を表示部にデイジタル
表示し、その後SETキーが投入されるとその数
値の情報を含むタイミング設定信号およびタイマ
回路3を作動させる作動信号を発生し、OFFキ
ーあるいはAUTOキーの投入後にSETキーを投
入した時はそれに対する情報を含むタイミング設
定信号を発生するものである。なお、単位距離設
定キーおよび単位時間設定キーが共に投入された
時は後に投入された方のタイミング設定信号を発
生(SETキー投入後)し、単位距離設定キーあ
るいは単位時間設定キーとAUTOキーが共に投
入された時は両方の情報を含むタイミング設定信
号を発生(SETキー投入後)し、またこのタイ
ミング設定器2の電源供給時にはOFFモードの
タイミング設定信号を発生するように構成されて
いる。3はタイマ回路で、タイミング設定器2か
ら単位時間設定キーの投入による作動信号を受け
てタイマ作動を行ない、5秒の時間をカウントす
る毎にタイマ信号を発生し、外部よりセツト信号
を受けるとそのカウント値をリセツトするもので
ある。
4は車室内の騒音などの周囲音量を検出するマ
イクロホンで、その検出音信号を増幅し、その増
幅信号を平滑して平均的な周囲音量に応じたアナ
ログの周囲音信号を得ている。7は音量設定器で
OFFモード、自動調整モード、マニユアル固定
モードのMin〜Maxをそれぞれ切換設定するも
のであり、ポテンシヨメータを内蔵して、それぞ
れのモードに対応するアナログの音量設定信号を
発生している。8はA/D変換器で、前記周囲音
信号および音量設定信号の各アナログ信号を順次
デイジタル信号に変換するものである。
9は予め定めた制御プログラムに従つてデイジ
タル演算処理を実行するマイクロコンピユータで
制御手段を構成しており、数MHzの水晶振動子1
0を接続するとともに、車載バツテリより電源供
給を受けて作動する安定化電源回路(図示せず)
よりの5Vの安定化電圧の供給を受けて作動状態
になるものである。そして、このマイクロコンピ
ユータ9の作動により車速センサ1よりの車速信
号、タイミング設定器2よりのタイミング設定信
号、タイマ回路3よりのタイマ信号、A/D変換
器8よりの信号および各種検出センサ(図示せ
ず)よりの各種信号を受けて各種演算処理を実行
し、車速を音声発生させるための音声指令信号、
音量指令信号および各種表示を行なうための表示
指令信号などを発生している。
このマイクロコンピユータ9は演算手順を定め
た制御プログラムを記憶している読出専用メモリ
(ROM)と、このROMの制御プログラムを順次
読出してそれに対応する演算処理を実行する中央
処理部(CPU)と、このCPUの演算処理に関連
する各種データを一時記憶するとともにそのデー
タのCPUによる読出しが可能なメモリ(RAM)
と、水晶振動子10を伴なつて上記各種演算のた
めの基準クロツクパルスを発生するクロツク発生
部と、車速センサ1よりのパルスをカウントする
距離積算用カウンタと、車速センサ1よりのパル
スの立上りから次のパルスの立上りまでの間前記
クロツク発生部よりのクロツクパルスをカウント
するカウンタを備えて車速を計算する車速計算回
路と、上記各種信号の入出力を調整する入出力
(I/O)回路部とを主要部に構成したものであ
る。
11はデイジルの音声合成器で、予め音声発生
させるための音声データを所定領域毎に記憶して
いる音声データ用ROMを備え、マイクロコンピ
ユータ9より送出される音声指令信号に対応した
所定領域の音声データを逐次音声合成して音声信
号を送出するもので、PARCOR方式による音声
合成を用いており、その音声合成を終了した時点
でマイクロコンピユータ9の割込(INT)1端
子に割込信号を送出している。
12は音量調整回路で、マイクロコンピユータ
9よりの音量指令信号を保持してその信号に対応
する音量調整信号を発生するものである。13は
出力アンプで、音声合成器11からの音声信号を
増幅してスピーカ14よりその音声を発生すると
ともに、音量調整回路12よりの音量調整信号に
応じた増幅度にて音量調整している。
次に、上記構成においてその作動を第2図乃至
第6図の演算流れ図とともに説明する。その演算
流れ図において、第5図の第1割込演算処理は第
6図の第2割込演算処理に対して優先的に実行さ
れる。
今、第1図の装置を装備した自動車において、
その運転開始時にキースイツチを投入することに
よつて、車載バツテリより安定化電源回路を通し
て電源が供給されて各部電気系が作動状態にな
る。
そして、マイクロコンピユータ9はその作動開
始により第2図のスタートステツプより初期設定
ステツプ90に進み、マイクロコンピユータ9内
のレジスタ、カウンタ、ラツチなどを演算処理の
開始に必要な初期状態にセツトする。この初期状
態のセツト作動には、後述する回数データNのN
=O、指定番地KのK=Ko、タイマデータTの
T=Oおよび旧車速SoのSo=Oなどの作動を含
んでいる。そして、この初期設定後に音量補正ル
ーチン100、音声制御ルーチン200の演算を
繰返すことにより、音声合成器11、出力アンプ
13スピーカ14を通してタイミング設定器2に
定めたタイミングで車速センサ1よりの車速信号
にて計算した車速を音声にて報知するとともに、
A/D変換器8よりの信号に基いて計算設定した
音量指令信号を音量調整回路12に加え、出力ア
ンプ13の増幅度を変化させて、その音量をも調
整している。
上記の繰返演算における音量補正ルーチン10
0の演算処理による音量調整作動について説明す
る。
今、上記の繰返演算にて音量補正ルーチン10
0に到来すると、まず第3図のボリユーム入力ス
テツプ101にて音量設定器7の信号をA/D変
換器8にて変換したデイジタル信号を入力し、次
のOFF判定ステツプ102に進む。
このとき、音量設定器7を最小音量位置
(Min)と最大音量位置(Max)の中間領域のマ
ニユアル固定モードの位置にセツトした場合に
は、OFF判定ステツプ102の判定がNOにな
り、AUTO判定ステツプ103に進んで、その
判定もNOになり、音量設定指令ステツプ104
に進み、音量設定器7に定めたマニユアル固定値
に対応する音量設定指令信号を音量調整回路12
に加える。
以後、数百msecの周期にて音量補正ルーチン
100に到来する毎に上記と同様に、ボリユーム
入力ステツプ101、OFF判定ステツプ102、
AUTO判定ステツプ103から音量設定指令ス
テツプ104に進む演算を繰返し、音量調整回路
12を通して出力アンプ13の増幅度を音量設定
器7に定めたマニユアル固定値に対応する値に定
め、それによる一定の音量にて音声発生する。
他方、前記音量設定器7をOFFモード位置に
セツトした場合には、音量補正ルーチン100に
おいて、ボリユーム入力ステツプ101から
OFF判定ステツプ102に進んだとき、その判
定がYESになり、音声停止ステツプ105に進
む演算を繰返し、音声発生を停止する。
さらに、前記音量設定器7をAUTOモード位
置にセツトした場合には、音量補正ルーチン10
0において、ボリユーム入力ステツプ101、
OFF判定ステツプ102からAUTO判定ステツ
プ103に進んだとき、その判定がYESになり、
音声合成中判定ステツプ106に進む。そして、
音声制御ルーチン200における音声合成のタイ
ミングからずれたときに、その判定ステツプ10
6の判定がNOになり、マイク入力ステツプ10
7に進んでマイクロホン4、増幅回路5、平滑回
路6を通して求めた車室内の平均的騒音の大きさ
を示す信号をA/D変換器8により変換して騒音
データQoとして入力し、次の加算ステツプ10
8に進み、Q=Qo+αの如く騒音より一定レベ
ルαだけ大きな音量に補正するための補正データ
Qを計算し、音量補正指令ステツプ109に進ん
で、その補正データの音量補正指令信号を音量調
整回路12に加える。
以後、上記と同様にボリユーム入力ステツプ1
01、OFF判定ステツプ102、AUTO判定ス
テツプ103、音声合成中判定ステツプ106、
マイク入力ステツプ107、加算ステツプ10
8、音量補正指令ステツプ109に進む演算を繰
返し、また音声合成中は判定ステツプ106の判
定がYESになつてバイパスする演算を繰返し、
車室内の騒音レベルよりやや大きな音量にて音声
発生する。
次に、音声制御ルーチン200の演算処理によ
る音声合成制御作動について説明する。
今、音量補正ルーチン100から音声制御ルー
チン200へ進む繰返演算において、音声制御ル
ーチン200に到来すると、第4図のOFFモー
ド判定ステツプ201でタイミング設定器2より
OFFモードの設定信号が発生しているか否かを
判定し、タイミング設定器2よりOFFモードの
設定信号が発生しているためにその判定がYES
になり、第4図のルーチンの1回の演算処理を終
える。
その後、車速を音声にて報告させるために、例
えば200mキーを投入しその後SETキーを投入す
ると、タイミング設定器2より200mに対する情
報と距離モードを示す情報とを含むタイミング設
定信号が発生する。このため、第4図のOFFモ
ード判定ステツプ201に到来するとタイミング
設定器2よりOFFモードの設定信号が発生して
いないためにその判定がNOになり、距離モード
判定ステツプ202に進んでタイミング設定器2
より距離モードの情報を含む設定信号が発生して
いるためにその判定がYESになり、設定距離読
出ステツプ203に進んでタイミング設定器2か
らの設定信号による200mの設定距離Dsを読出
し、測定距離入力ステツプ204に進んでマイク
ロコンピユータ9内の距離積算用カウンタから測
定距離Dを入力する。このとき、測定距離Dが
200mより小さい値であると、次の距離判定ステ
ツプ205の判定がNOになる。そして、AUTO
モード判定ステツプ211に進んでタイミング設
定器2よりAUTOモードの設定信号が発生して
いないためにその判定がNOになり、第4図のル
ーチンの1回の演算処理を終える。
そして、この車両の走行に伴つて距離積算用カ
ウンタのカウント値が増加し、測定距離入力ステ
ツプ204にて入力する測定距離Dの値も増加す
る。そして、入力した測定距離Dが200mの値に
達すると、距離判定ステツプ205の判定が
YESになり、距離リセツトステツプ206に進
んで距離積算用カウンタのカウント値である測定
距離DをD=0にリセツトし、車速入力ステツプ
207に進む。この車速入力ステツプ207では
マイクロコンピユータ9内の車速計算回路を制御
して車速センサ1よりのパルスの立上りと次のパ
ルスの立上りの間のクロツクパルス数を車速Sと
して入力する。そして、回数判定ステツプ208
に進み、初期設定にて回数データNが0に設定さ
れているためにその判定がYESになり、音声指
定ステツプ209に進む。この音声指定ステツプ
209では、車速入力ステツプ207にて入力し
た車速Sに対する音声を分割的に発生させるため
にその分割した音声に対して音声合成器11の音
声データ用ROMの所定領域の先頭番地をKo番地
から連続する番地に順次設定し、この設定した番
地の数を回数データNに設定し、そしてKo番地
の内容すなわち音声データ用ROMの所定領域の
先頭番地を指定する音声指令信号を音声合成器1
1に発生する。例えば、車速入力ステツプ207
にて入力した車速Sが43Km/hに相当する値であ
ると、“ジソク ヨン ジユウ サン キロメー
トル”の音声を発生させるために、音声データ用
ROMにおける“ジソク”“ヨン”“ジユウ”“サ
ン”“キロメートル”のそれぞれの音声データ領
域の先頭番地をKo番地。Ko+1番地。Ko+2
番地。Ko+3番地。Ko+4番地に順次設定し、
回数データNにその番地の数である5を設定し、
そしてKo番地の内容すなわち“ジソク”の音声
データ領域の先頭番地を示す音声指令信号を音声
合成器11に送出する。このことにより、音声合
成器11では“ジソク”の音声合成を開始する。
そして、第4図のルーチンでは、記憶ステツプ
210に進んで車速Sを旧車速Soとして記憶し、
1回の演算処理を終える。そして、他のルーチン
を経て再び第4図のルーチンにおける測定距離入
力ステツプ204に到来した時入力する測定距離
Dが0に近い値であるため、次の距離判定ステツ
プ205の判定がNOになり、AUTOモード判定
ステツプ211を介してその1回の演算処理を終
える。そして、この第4図のルーチンを含むメイ
ンルーチンの演算処理を繰返しているうちに、音
声合成器11より“ジソク”の音声合成が終了し
て割込信号が発生すると、上記メインルーチンの
演算処理を一時中断して第5図の割込演算ルーチ
ンに進む。この割込演算ルーチンでは、第1割込
スタートステツプ301よりその割込演算処理を
開始し、減算ステツプ302に進んで回数データ
Nから1を減算(N=N−1=5−1=4)し、
回数判定ステツプ303に進んで回数データNが
4であるためにその判定がNOになり、加算ステ
ツプ304に進んで指定番地Kを1だけ加算更新
(K=K+1=Ko+1)し、データ送出ステツプ
305に進んでKo+1番地の内容すなわち“ヨ
ン”の音声データ領域の先頭番地を示す音声指令
信号を音声合成器11に送出し、リターンステツ
プ307に進んで先に一時中断したメインルーチ
ンの演算処理に復帰する。このことにより、音声
合成器11では“ヨン”の音声合成を開始する。
その後、音声合成器11より割込信号が発生す
る毎に第5図の割込演算処理を実行し、Ko+2
番地Ko+3番地。Ko+4番地の内容である“ジ
ユウ”、“サン”、“キロメートル”の音声データ領
域の先頭番地を示す音声指令信号を音声合成器1
1に順次送出する。
そして、音声合成が全て終了し、第5図の割込
演算ルーチンに到来して減算ステツプ302にて
更新された回数データNが0になると、次の回数
判定ステツプ303の判定がYESになり、番地
設定ステツプ306に進んで指定番地KをKoに
設定し、リターンステツプ307に進んで先に一
時中断したメインルーチンの演算処理に復帰す
る。
その後、走行距離が200mに達する毎にその時
の車速を上記と同様の演算処理により出力アンプ
13を通してスピーカ14から音量調整回路12
の調整による音量にて音声発生させる。
なお、200mキー以外に150mキー、100mキー、
50mキーが投入された時も同様に、その走行距離
に達する毎にその時の車速をスピーカ14から音
声発生させたその音量は音量調整回路12を通し
て適切に調整される。
また、200mキーとAUTOキーを投入しその後
SETキーを投入すると、第4図のルーチンにお
いて距離判定ステツプ205を介しAUTOモー
ド判定ステツプ211に到来した時その判定が
YESになり、車速入力ステツプ212に進んで
車速Sを入力し、旧車速読出ステツプ213に進
んで旧車速Soを読出す。このとき、車速Sと旧
車速Soとの間に5Km/h以上の差がない時はそ
の判定がNOになつて第4図のルーチンの1回の
演算処理を終えるが、5Km/h以上の差がある時
はその判定がYESになり、距離リセツトステツ
プ215に進んで測定距離DをD=0にリセツト
し、時間リセツトステツプ216に進んでタイマ
データTをT=0にリセツトするとともにタイマ
回路3にリセツト信号を送出し、回数判定ステツ
プ217に進む。このとき、音声合成器11によ
る音声合成が全て終了していて回数データNが0
になつていると回数判定ステツプ217の判定が
YESになり、音声指定ステツプ218に進む。
この音声指定ステツプ218では、車速入力ステ
ツプ212にて入力した車速Sに対し“○ ○キ
ロ”、例えば48Km/hであれば“ヨン ジユウ
ハチ キロ”の音声を発生させるために、音声デ
ータ用ROMにおける“ヨン”“ジユウ”“ハチ”
“キロ”のそれぞれの音声データ領域の先頭番地
をKo番地、Ko+1番地、Ko+2番地、Ko+3
番地に順次設定し、回数データNにその番地の数
である4を設定し、そしてKo番地の内容すなわ
ち“ヨン”の音声データ領域の先頭番地を示す音
声指令信号を音声合成器11に送出する。そし
て、記憶ステツプ219に進み、車速Sを旧車速
Soとして記憶し、第4図のルーチンの1回の演
算処理を終える。
そして、音声指令ステツプ218にて選定した
Ko番地からKo+3番地の内容に対し第5図の割
込演算処理を逐次実行することにより、音声合成
器11にて音声を合成しスピーカ14から“ヨ
ン”ジユウ ハチ キロ”の音声を発生させる。
その後、走行距離が200mに達する毎、あるい
は車速が5Km/h以上変化する毎にその時の車速
をスピーカ14から音声発生させる。
他方、タイミング設定器2の10secキーを投入
しその後SETキーを投入すると、その設定器2
より10秒に対する情報の設定信号が発生するとと
もに、その設定器2よりの作動信号を受けてタイ
マ回路3がタイマ作動を開始する。そして、この
タイマ回路3より5秒カウントのタイマ信号が発
生すると、マイクロコンピユータ9はメインルー
チンの演算処理を一時中断して第6図の割込演算
ルーチンの演算処理を実行する。そして、この割
込演算ルーチンでは、第2割込スタートステツプ
401よりその割込演算処理を開始し、読出ステ
ツプ402に進んで設定器2からの設定信号によ
る10秒の設定時間Tsを読出し、加算ステツプ4
03に進んでそれまでに設定(初期設定あるいは
時間リセツトステツプ216による設定)されて
いるT=0に5秒の時間に相当する値を加算して
タイマデータTを更新し、時間判定ステツプ40
4に進んでタイマデータTが5秒の時間に相当す
る値であるためにその判定がNOになり、リター
ンステツプ409に進んで先に一時中断したメイ
ンルーチンの演算処理に復帰する。そして、さら
に5秒の時間が経過したことをタイマ回路3にて
カウントし、再度6図の割込演算ルーチンに到来
すると、加算ステツプ403にて更新されたタイ
マデータTが10秒の時間に相当する値になる。こ
のため、次の時間判定ステツプ404の判定が
YESになり、タイマリセツトステツプ405に
進んでタイマデータTを0にリセツトし、車速入
力ステツプ406に進んで車速Sを入力し、音声
指令ステツプ407に進んで図4図の音声指令ス
テツプ209と同様の演算処理を実行し、記憶ス
テツプ408に進んで車速Sを旧車速Soとして
記憶し、リターンステツプ409に進んで先に一
時中断したメインルーチンの演算処理に復帰す
る。そして、音声指定ステツプ407にて選定し
たKo番地からの内容に対し第5図の割込演算ル
ーチンの演算処理を実行することにより、スピー
カ14より“ジソク ○ ジユウ ○ キロメー
トル”の音声を音量調整回路12を通した適切な
音量にて発生させる。
以後、10秒の時間が経過する毎にその時の車速
をスピーカ14から音声発生させその音量も適切
に調整される。
なお、上述の実施例では発生する音声として車
速を報知するものを示したが、車両の複数の点検
対象のいずれかが故障したときにその故障箇所を
音声て報知するものなど他の音声発生における音
量調整に適用してもよい。
また、音量設定器7としてポテンシヨメータを
用いてアナログ信号を発生するものを示したが、
プツシユボタン式にしてデイジタル信号を発生す
るものを用いてもよく、その際にはその音量設定
信号のA/D変換を省くことができる。
また、制御手段としてマイクロコンピユータ9
を用いたものを示したが、電子回路によるハード
ロジツク構成ものを用いてもよい。
また、本実施例において騒音検出手段が、マイ
クロホン4に相当し、制御手段が第2図のフロー
チヤートのステツプ100に相当し、音量調整手
段が音量調整回路12に相当し、音声発生手段が
スピーカ14に相当し、検出手段が第2図のフロ
ーチヤート200に相当し、判別手段および禁止
手段が第3図のフローチヤートのステツプ106
に相当する。
以上述べたように本発明によれば、所定区域内
騒音を検出して、その騒音レベルに応じて音量調
整を行うとともに、音声発生中にはその音量調整
を禁止しているために、常に適切かつ安定した音
量により音声報知を行うことができる。これによ
り、その音声を非常に聞き取りやすくなるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す全体構成
図、第2図は、マイクロコンピユータのメインル
ーチンの演算流れ図、第3図は、第2図の音量補
正ルーチンの詳細演算流れ図、第4図は、第2図
の音量制御ルーチンの詳細演算流れ図、第5図は
第1割込演算流れ図、第6図は第2割込演算流れ
図、第7図は本発明の概要を示す構成図である。 1…車速センサ、2…タイミング設定器、3…
タイマ回路、4…マイクロホン、7…音量設定
器、8…A/D変換器、9…制御手段をなすマイ
クロコンピユータ、11…音声合成器、12…音
量調整回路、13…出力アンプ、14…スピー
カ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の状態を検出する検出手段と、この検出
    手段にて検出した前記所定の状態を間欠的に所定
    区域内に音声で報知する音声発生手段とを備えた
    音声報知装置において、 前記音声発生手段の音量を調整する音量調整手
    段と、 前記所定区域内の騒音を検出する騒音検出手段
    と、 この騒音検出手段にて検出した騒音のレベルが
    高くなるにつれて、前記音量を増大させるべく前
    記音量調整手段の音量制御を行う制御手段と、 前記音声発生手段によつて音声発生が行われて
    いるか否かを判別する判別手段と、 この判別手段によつて音声発生手段より音声が
    発生されていると判別されたとき、前記制御手段
    による前記音量調節手段の音量制御を禁止する禁
    止手段とを備えた音声報知装置。
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JPS58158696A (ja) * 1982-03-15 1983-09-20 松下電工株式会社 音声合成装置
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