JPH0235006A - 吸引式播種装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、吸引式播種装置に係るものである。

（従来技術） 従来、公知の実開昭５９−１２２０１８号公報・特開昭
５６−３９７０３号公報会特開昭５２−６０９号公報・
実開昭６０−５３１２号公報書実開昭６０−５３１３号
公報その他には、周面に所定の間隔を置いて種子吸着孔
を並設した横軸回転の播種ロールの回転上昇側の外周部
に種子供給部を前記播種ロールの下方の外周部に種子落
下部をそれぞれ設け、前記播種ロール内は前記種子供給
部よりの種子を吸着する吸弓室と吸着した種子を吹出す
吹出室をそれぞれ形成した吸引式播種装置が記載されて
いる。

（発明が解決しようとする課題） 前記公知のものは、種子落下部において吹出室からの吹
出風により種子吸着孔内の種子を吹出す構成であるが、
白菜のような極微粒子の種子は、稀に落下せず、残留種
子が生ずるという課題があった。

そこで、本願は残留種子が生じないようにしたものであ
る。

（課題を解決するための手段） よって本発明は、周面に所定の間隔を置いて種子吸着孔
８を並設した横軸回転の播種ロール６の回転上昇側の外
周部に種子供給部１３を前記播種ロール６の下方の外周
部に種子落下部１４をそれぞれ設け、前記播種ロール６
内は前記種子供給部１３よりの種子を吸着する吸引室１
６と吸着した種子を吹出す吹出室１７をそれぞれ形成し
た吸引式播種装置において、前記種子落下部１４の下方
には、育苗箱叙の移動装置団を設け、前記種子落下部１
４と前記育菌箱鈴との間には前記種子落下部１４より落
下する種子を誘導する誘導ケース５２を設け、該誘導ケ
ース５２内に前記種子吸着孔８を外側から摺擦する第１
掻出ブラシ８および第２描出ブラシシを設けた吸引式播
種装置としたものである。

（実施例） 本発明の一実施例を図により説明すると、１は播種装置
の供給ホッパー、２は供給ホッパー１の縦板、３は底板
であり、前記縦板２の下端部と底板３の上面との間に種
子供給口４を形成する。５は、前記種子供給口４の大き
さを調節する供給口調節板である。

前記種子供給口４の斜め下方には、横軸回転の播種ロー
ル６を設ける。播種ロール６のロール部７は、合成樹脂
により筒体に形成され、その周面には、種子吸着孔８を
形成する０種子吸着孔８は、用意された白菜のような極
微粒子の種子の表面をコーティングしたコーテング種子
の外径に合せて形成され、ロール部７の母線方向および
円周方向に所定の間隔を置いて形成される。前記種子吸
着孔８は上方からみると正円形状に形成され、その断面
形状は、播種ロール６の中心に向かうに従い次第に小径
となる傾斜面９が形成される。該傾斜面９より奥側は終
始同一直径の種子嵌合部１０が形成され、該種子嵌合部
１０の奥側にはロール部７の内部と連通ずる連通口１１
を形成する。該連通口１１は種子吸着孔８の種子嵌合部
１０内に種子を吸引するためのものであり、連通口１１
の内径は前記種子嵌合部１０より小径に形成して種子が
通過しない大きさに形成する。

前記底板３の先端部には取付板臣を取付け、該取付板１
２の先端は白−ル部７の外周面に近接させて取付板１２
とロール部７の外周面とにより種子供給部１３を形成す
る。

播種ロール６の下方には、種子落下部１４を形成し、種
子は前記種子供給部１３で前記種子吸着孔８に嵌合して
種子落下部１４までロール部７と共回りし、種子落下部
１４に至ると吸引が解除されて下方に落下し、播種ロー
ル６の下方を通過するボット１５内に播種するように構
成する。

したがって、播種ロール６内には、種子吸着孔８の連通
口１１より種子吸着孔８内に種子を吸引するための吸引
室１６と、前記種子落下部１４で吸引を解除して種子を
落下させるための吹出室１７を形成する。

播種ロール６内の中心には、横方向の中心軸筒１８を設
け、該中心軸筒１８の下方に該中心軸筒１８の外周面に
密着１９する下部ゴムロール２０を設ける。該下部ゴム
ロール冗の外周面は前記ロール部７の内周面２１に密着
ηさせる。前記中心軸筒１８の側部には該中心軸筒１８
の外周面と密着ｎする側部ゴムロール２４を設け、該側
部ゴムロール２４の外周面を前記ロール部７の内周面２
１に密着２５させる。

前記吹出室１７は、前記中心軸筒旧と下部ゴムロール２
０と側部ゴムロール２４とロール部７の内周面２１との
各密着１９部と密着２部と密着ｎ部と密着６部とにより
、播種ロール６内の種子落下部１４から前記種子供給部
１３に至るロール部７の回転上昇側の包囲された空間に
より形成される。

また、前記吸引室１６は、前記中心軸筒追と下部ゴムロ
ール四と側部ゴムロール２４とロール部７の内周面２１
との各密着１９部と密着２部と密着ｎ部と密着６部とに
より、播種ロール６内の種子供給部１３から種子落下部
１４に至るロール部７の回転下降側の包囲された前記吹
出室１７以外の空間により形成されるように構成する。

前記中心軸筒１８は、金属製の筒体により形成され、中
心軸筒１８内の左右両側にはフランジ冗、２６を固着し
、該フランジ茂、冗に左右方向の固定軸Ｈの両端を軸着
する。固定軸Ｈの一端は前記播種ロール６内に設けた垂
直の不動取付板２８の中心部に固着し、他端は前記播種
ロール６のロール部７の端面の内側に設けた不動取付板
器より突出させて播種装置の側板（９）に軸着する。

前記下部ゴムロール２０の中心軸３１は、前記不動取付
板器と不動取付板６に形成した長孔冨。

３２にブツシュ羽、詔を介して前後上下方向に移動自在
に軸着する。

同様に前記側部ゴムロール２４の中心軸諷は、前記不動
取付板器と不動取付板器に形成した長孔３５にブツシュ
を介して前後上下方向に移動自在に軸着する。

４０は、位置決ローラーであり、回転軸４１に所定の間
隔を置いてロール部７の内周面２１に当接する複数のゴ
ムローラー４２を固着し、前記回転軸４１の両端を前記
不動取付板２８と不動取付板器に偏心カム４３、Ｃを介
して軸着する。

すな勢ち、偏心カム心、４３により位置決ローラー４０
の位置を変更すると、不動取付板ｎ、２９がロール部７
に対して移動して、下部ゴムロール２０と側部ゴムロー
ル２４の各中心軸３１．３４が長孔支、３５内を移動し
、ロール部７の内周面２１に下部ゴムロール冗と側部ゴ
ムロール２４と位置決ローラー４０とが当接して、前記
吸引室１６と吹出室１７を形成する。

そして、播種ロール６は、下部ゴムロール加と側部ゴム
ロール２４と位置決ローラー切とによりロール部７が支
受され、ロール部７のみが回転し、下部ゴムロール冗と
側部ゴムロール２４と位置決ローラー４０はロール部７
に対する位置関係を変えることなく、ロール部７の回転
によりそれぞれの位置で回転する。

前記不動取付板器側のロール部７の端面には、回転取付
仮払をネジ４５により固着し、回転取付板４４の中心に
は駆動軸部を固着し、該駆動軸４６を播種装置の側板４
７に軸着し、駆動軸捕には歯車４８を固着する。したが
って、播種ロール６は駆動軸６と固定軸ｎにより播種装
置の側板Ｉと側板４７に軸装される。

４９は吸引室１６の吸引口であり、吸引装置に接続する
。５０は空気吹出ノズルであり、空気吹出ノズル５０は
吹出室１７内に横設され、その先端をロール部７の内周
面２１に近接させて形成し、その基部は吹出口５１に接
続される。

しかして、種子落下部１４の下方には、前記ポット１５
を嵌合させた育苗節部の移動装置８を設ける。前記種子
落下部１４と前記育苗節部の間には前記種子落下部１４
より落下する種子を誘導する誘導ケース５２を設ける。

誘導ケース５２内には種子吸着孔８に嵌合して落下しな
い種子を掻落とす第一掻出ブラシ５３と第二掻出ブラシ
８を設ける。第一掻出ブラシ閏は前記吸引室１６により
吸引作用の終了する下部ゴムロール２０とロール部７の
内周面２１との密着２２と前記空気吹出ノズル（資）の
吹出口６１との間に設ける。第二掻出ブラシ８は吹出口
６１より回転上昇側に設ける。

５５は前記取付板１２に取付けたブラシ、詔、５７は種
子供給部１３に設けたブラシであり、ブラシ５６．５７
は２段に並設し、種子吸着孔８の傾斜面９にブリッジ現
象により嵌合しない種子を掻き出すものである。５８は
播種ロール６の上方に設けた回転ブラシであり、余分な
種子を種子供給部１３側に戻す、５９は前記不動取付板
δの周縁に取付けたシールであり、吹出室１７の側部に
設ける。また、前記不動取付板δ側のロール部７の端面
には、全周に亘リシール（資）を設ける。

（作用） 次に作用を述べる。

本発明は前記の構成であり、播種ロール６内の左右両側
には、回転しない不動取付板器と不動取付板器とを設け
、該不動取付板器と不動取付板器のそれぞれの中心に中
心軸筒１８の固定軸ｎを固着し、前記中心軸筒旧の下方
と側部には該中心軸筒１８の外周面に密着する下部ゴム
ロール２０と側部ゴムロール２４とを設け、前記中心軸
筒１８と下部ゴムロール冗と側部ゴムロール２４とロー
ル部７の内周面２１どの各密着１９部と密着２部と密着
ｎ部と密着３部とにより、播種ロール６内の種子落下部
１４から前記種子供給部１３に至るロール部７の回転上
昇側の包囲された空間の吹出室１７が形成され、前記中
心軸筒迅と下部ゴムロール２０と側部ゴムロール２４と
ロール部７との各密着１９部と密着２部と密着ｎ部と密
着す部とにより、播種ロール６内の種子供給部１３から
種子落下部１４に至るロール部７の回転下降側の包囲さ
れた前記吹出室１７以外の空間により吸引室１６が形成
されており、播種ロール６のロール部７の外周面にはロ
ール部７内に連通ずる連通口１１を有する種子吸着孔８
が形成されているから、供給ホッパーｌ内に種子を供給
すると、種子は供給ホッパー１の種子供給口４から種子
供給部１３に至り、種子供給部１３において回転する播
種ロール６のロール部７の種子吸着孔８に吸引されて嵌
合し、ロール部７の回転により種子落下部１４に至る。

種子落下部１４の下部ゴムロール加とロール部７の内周
面２１に密着ηする部分を種子吸着孔８が通過すると、
種子吸着孔８の連通口！■からの吸引が解除されるとと
もに、吹出口１７に臨むから、吹出口１７の正圧を受け
て押出される状態となり、次いで、空気吹出ノズル（資
）の吹出口６１の強力な吹出風により吹出されるが、本
発明は、吹出口６１よりの吹出風を受ける荊に第−掻出
ブラシ５３により摺擦されるから、固く嵌合している種
子もある程度嵌合が弱められた状態になるので、吹出風
による吹出しであらかた種子落下部１４内に落下する。

種子落下部１４の下方には、前記ボット１５を嵌合させ
た育苗箱部の移動装置８が設けられ、前記種子落下部！
４と前記育苗箱羽の間には前記種子落下部１４より落下
する種子を誘導する誘導ケース５２が設けられているか
ら、種子吸着孔８から落下した種子は、前記誘導ケース
５２に誘導されて散乱することなく、種子落下部１４の
下方を通過する育苗節部に嵌合している各ボッ目５内に
１粒乃至３粒が点播種される。

また、第一掻出ブラシ団では掻出さない種子は第二掻出
ブラシシがあるので、完全に掻出されるものである。

（効果） 本発明は、周面に所定の間隔を置いて種子吸着孔８を並
設した横軸回転の播種ロール６の回転上昇側の外周部に
種子供給部１３を前記播種ロール６の下方の外周部に種
子落下部１４をそれぞれ設け、前記播種ａ−ル６内は前
記種子供給部１３よりの種子を吸着する吸引室１６と吸
着した種子を吹出す吹出室１７をそれぞれ形成した吸引
式播種装置において、前記種子落下部１４の下方には、
育苗節部の移動装置田を設け、前記種子落下部１４と前
記育苗箱ツとの間には前記種子落下部１４より落下する
種子を誘導する誘導ケース５２を設け、該誘導ケース５
２内に前記種子吸着孔８を外側から摺擦する第１掻出ブ
ラシ５３および第２掻出ブラシ諷を設けた吸引式播種装
置としたものであるから、 ■　前記種子落下部１４の下方には、育苗箱しの移動装
置田を設け、前記種子落下部１４と前記育苗箱にとの間
には前記種子落下部１４より落下する種子を誘導する誘
導ケース５２を設けたから、前記種子落下部１４より落
下する種子を誘導ケース５２により散乱させず誘導でき
る。

■　該誘導ケース５２内に前記種子吸着孔８を外側から
摺擦する第１掻出ブラシ閏および第２掻出ブラシ８を設
けたから、付着種子を確実に落下させうる。

という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置全体の縦断側面図、第２図は縦断正面図、
第３図は掻出ブラシの斜視図である。 符号の説明 １・・・供給ホー２パー、２・・・縦板、３・・・底板
、４・・・種子供給口、５・・・供給口調節板、６・・
・播種ロール、７・・・ロール部、８・・・種子吸着孔
、９・・・傾斜面、１０・・・種子嵌合部、１１・・・
連通口、Ｌ２・・・取付板、１３・・・種子供給部、１
４・・・種子落下部、１５・・・ボット、１６・・・吸
引室、１７・・・吹出室、１８・・・中心軸筒。 １９・・・密着、加・・・下部ゴムロール、２１・・・
内周面、ｎ・・・密着、２３・・・密着、２４・・・側
部ゴムロール、δ・・・密着、冗・・・フランジ、ｎ・
・・固定軸、冗、四・・・不動取付板、凹・・・側板、
３１・・・中心軸、！・・・長孔、お・・・ブツシュ、
３４・・・中心軸、３・・・長孔、切・・・位置決ロー
ラー、４１・・・回転軸、４２・・・ゴムローラー４３
・・・偏心カム、Ｕ・・・回転取付板、６・・・ネジ、
４６・・・駆動軸、４７・・・側板、槌・・・歯車、４
９・・・吸引口、（資）・・・空気吹出ノズル、５１・
・・吹出口、父・・・誘導ケース、５３・・・第一掻出
ブラシ、藺・・・第二掻出ブラシ、５５．５６．５７・
・・ブラシ、５８・・・回転ブラシ、詔。 ６０・・・シール、６１・・・吹出口、乾・・・育苗箱
、田・・・移動装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 周面に所定の間隔を置いて種子吸着孔８を並設した横軸
   回転の播種ロール６の回転上昇側の外周部に種子供給部
   １３を前記播種ロール６の下方の外周部に種子落下部１
   ４をそれぞれ設け、前記播種ロール６内は前記種子供給
   部１３よりの種子を吸着する吸引室１６と吸着した種子
   を吹出す吹出室１７をそれぞれ形成した吸引式播種装置
   において、前記種子落下部１４の下方には、育苗箱６２
   の移動装置６３を設け、前記種子落下部１４と前記育苗
   箱６２との間には前記種子落下部１４より落下する種子
   を誘導する誘導ケース５２を設け、該誘導ケース５２内
   に前記種子吸着孔８を外側から摺擦する第１掻出ブラシ
   ５３および第２掻出ブラシ５４を設けた吸引式播種装置
   。