JPH0234836Y2 - - Google Patents

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JPH0234836Y2
JPH0234836Y2 JP18261885U JP18261885U JPH0234836Y2 JP H0234836 Y2 JPH0234836 Y2 JP H0234836Y2 JP 18261885 U JP18261885 U JP 18261885U JP 18261885 U JP18261885 U JP 18261885U JP H0234836 Y2 JPH0234836 Y2 JP H0234836Y2
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JP
Japan
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printed circuit
case body
case
circuit board
cover
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JP18261885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器の配線プリント基板を保管
し、運搬するのに用いるプリント基板の収納ケー
スに関する。
〔従来の技術〕
従来、プリント基板の収納ケースとしては、ダ
イキヤスト製薄板や板金細工による溝板構造のも
の、導電性プラスチツクの段ボールシートを組立
てたもの、あるいは導電性プラスチツクを射出成
形したもの等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の如きダイキヤスト製薄板や板
金細工による溝板構造のもの、導電性プラスチツ
クの段ボールの組立てによるものでは、その組立
ての工程が煩雑であるうえ、ケース自体の強度が
劣る欠点があり、また導電性プラスチツクを射出
成形するものでは、その成形のための金型が複雑
であり、かつ成形の工程も煩雑である欠点があ
る。
そこで、本考案は、このような従来のものの欠
点の解消を図り、ケースとして形態を保つための
剛性が大で強度が十分高く、しかも、成形工程が
簡素であるうえ、プリント基板の出入れが容易か
つ円滑にでき、さらに、その機械的かつ電磁気的
な保護が確実なプリント基板の収納ケースを提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、その目的を達成するための技術的手
段として次のとおり構成した。
すなわち、本考案に係るプリント基板の収納ケ
ースは、導電性プラスチツクをブロー成形してな
る上面開放形のケース本体とその上面を覆う被せ
蓋からなり、ケース本体内の上部対向壁間に、仕
切板をプリント基板の挿入間隔において順次取付
け、ケース本体内の底部には、その底壁を内方に
突出させた山形状でかつ側方に開口する形状の中
空の規制壁を上記各仕切板の直下方に対応するよ
うに形成して、各規制壁間に上記挿入間隔と対応
するプリント基板の支持部を形成したことを特徴
とするものである。
〔作用〕
ケース本体は、その被せ蓋の部分を含めて導電
性プラスチツクをブロー成形して一体に成形す
る。そして、ケース本体から被せ蓋の部分をカツ
トし、ケース本体に対して被せ蓋を着脱自在にす
る。
上記のように成形されたケース本体内の上部対
向壁間には、仕切壁をプリント基板の挿入間隔を
おいて順次取付けるが、ケース本体内の底部に
は、ブロー成形時に、その底壁を内方に突出させ
た山形状でかつ側方に開口する形状の中空の規制
壁が上記各仕切板の直下方に対応するように形成
されるので、この中空の各規制壁間には、上記各
仕切板で形成される挿入間隔と対応するプリント
基板の支持部が形成される。
ケース本体内にプリント基板を収納するには、
対向する仕切壁間に形成された挿入間隔にそれを
挿入し、底部の規制壁間に形成された支持部に挿
入して落付かせるが、底部の中空規制壁は仕切板
の直下方に対応して山形状をなしているので、プ
リント基板が上部の仕切板による挿入間隔からか
なり斜めに挿入されても、山形状の面で円滑に案
内され、支持部に確実に挿入される。このため、
上部の仕切板による挿入間隔を広く形成してプリ
ント基板を挿入しやすいようにすることができ
る。
また、ケース本体の底部には、その底壁を内方
に突出させ、しかも山形状の中空の規制壁が多数
形成されるので、ケースの形態を保つための補強
が十分図られ、その剛性が大で強度が高いものと
なる。
さらに、ケース本体と被せ蓋は、導電性プラス
チツクでブロー成形されたものであるから、半導
体素子等を装着済みのプリント基板を収納する場
合には、その機械的保護はもとより、静電気や磁
気に対する電磁気的保護膜も確実である。
なお、ケース本体の底部に形成された中空の規
制壁は側方に開口しているので、規制壁がブロー
成形時の型抜きに支障をきたすことがない。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明する。
1は上面開放形のケース本体であつて、このケ
ース本体1内の上部対向壁間には、その対向する
凹溝に仕切板2がプリント基板の挿入間隔3をお
いて順次着脱自在に取付けられており、ケース本
体1内の底部には、上記各仕切板2の直下方と対
応する中空の規制壁4が形成され、各規制壁4間
に上記挿入間隔3と対応する支持部5が形成され
ている。この中空の規制壁4は、ケース本体1の
底壁を内方に突出させた山形状で、かつ側方に開
口する形状に一体成形されたものであつて、側面
から見て略L字状をなしている。6は被せ蓋であ
つて、この被せ蓋6はケース本体1の上面開放部
に着脱自在に被せるものであり、この被せ蓋6
は、上記ケース本体1と一体に導電性プラスチツ
クをブロー成形した後、その境界線をカツトして
構成される。1aはケース本体1側の係合部、6
aは被せ蓋6側の係合部である。
ケース本体1および被せ蓋6を構成する導電性
プラスチツクは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性プ
ラスチツクにカーボン等の導電物質を10〜40重量
%混したものであつて、体積抵抗率は102
108Ω・cmである。仕切板2は、導電性プラスチ
ツクをコルゲート状に構成した板(通称プラスチ
ツク製ダンボールシート)からなるものである。
ケース本体1の両側には手掛部7が形成されて
おり、その底面にはケースの足8が4箇所突出形
成されている。被せ蓋6の上面両側には、ケース
本体1の足8に対応する係合部9を形成する突出
部10が形成されており、その両突出部10間の
平面は配達用カード11等の装着部となつてい
る。12はプリント基板である。13は補強のた
めのリブである。前記中空の規制壁4もケース本
体1の下部を補強している。
以上のように構成された収納ケースにおいて、
プリント基板12を収納するには、被せ蓋6を取
外し、ケース本体1の上面開放側から、プリント
基板12を各仕切壁2間の挿入間隔3に挿入し、
それに対応する底部の支持部5に到達させて落付
かせ、上下部で不動状態に保持する。そして、所
要数のプリント基板12を同様に収納した後、ケ
ース本体1に被せ蓋6を被せる。なお、被せ蓋6
を被せた状態で収納ケースを複数個積重ねる場合
は、上方のケースの足8を下方の被せ蓋6の係合
部9に合せれば、積重ねたケースがずれることが
なく、安定した姿勢が保持される。また、被せ蓋
6を取外してケース本体1を積重ねる場合は、第
3図に示す状態とすればよい。また、被せ蓋6自
体も積重ねることができる。
ところで、ケース本体1は、その底部の中空の
規制壁4が仕切板2の直下方に対応して山形状を
なしているので、プリント基板12が上部の仕切
板2による挿入間隔3からかなり斜めに挿入され
ても、山形状の面で円滑に案内され、支持部5に
確実に入り込ませることができる。このため、上
部の仕切板2による挿入間隔を広くとつてプリン
ト基板12を挿入しやすいようにすることができ
る。
また、ケース本体1は、ブロー成形により一体
に成形され、しかも、その底部には底壁を内方に
突出させた山形状の中空の規制壁4が多数形成さ
れるので、ケースの形態を保つための補強が十分
図られ、この剛性が大で強度が高いものとなる。
さらに、ケース本体1と被せ蓋6は、導電性プ
ラスチツクでブロー成形されたものであるから、
半導体素子等を装着済みのプリント基板12に収
納する場合には、その機械的保護はもとより、静
電気や磁気に対する電磁気的保護も確実である。
なお、ケース本体1の底部に形成された中空の
規制壁4は側方に開口しているので、規制壁4が
ブロー成形時の型抜きに支障をきたすことがな
い。
〔考案の効果〕
本考案は、前記の如き技術的手段を有し、かつ
作用するものであるから、次の効果が得られる。
すなわち、ケース本体はブロー成形による一体
構造であり、しかも、その底部に底壁を内方に突
出させた中空の規制壁が形成されていてケースと
しての形態を保つための補強が図られるので、剛
性が大で強度が十分高いものが得られるうえ、成
形工程も簡素である。
また、底部の中空規制壁は仕切板の直下方に対
応して山形状をなしているので、プリント基板が
上部の仕切板による挿入間隔からかなり斜めに挿
入されても、山形状の面で円滑に案内され、支持
部に確実に挿入することができる。このため、上
部の仕切板による挿入間隔を広く形成してプリン
ト基板を挿入しやしいようにすることができる。
さらに、ケース本体と被せ蓋は、導電性プラス
チツクをブロー成形されたものであるから、半導
体素子等を装着済みのプリント基板を収納する場
合には、その機械的保護はもとより、静電気や磁
気に対する電磁気的保護が確実に図られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
を破断した収納ケースの全体の正面図、第2図は
同上平面図、第3図は同上側面図である。 1……ケース本体、2……仕切板、3……挿入
間隔、4……中空の規制壁、5……支持部、6…
…被せ蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性プラスチツクをブロー成形してなる上面
    開放形のケース本体とその上面を覆う被せ蓋から
    なり、ケース本体内の上部対向壁間に、仕切板を
    プリント基板の挿入間隔をおいて順次取付け、ケ
    ース本体内の底部には、その底壁を内方に突出さ
    せた山形状でかつ側方に開口する形状の中空の規
    制壁を上記各仕切板の直下方に対応するように形
    成して、各規制壁間に上記挿入間隔と対応するプ
    リント基板の支持部を形成したことを特徴とする
    プリント基板の収納ケース。
JP18261885U 1985-11-27 1985-11-27 Expired JPH0234836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18261885U JPH0234836Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18261885U JPH0234836Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS6291480U JPS6291480U (ja) 1987-06-11
JPH0234836Y2 true JPH0234836Y2 (ja) 1990-09-19

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JP18261885U Expired JPH0234836Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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JP2518139B2 (ja) * 1993-07-16 1996-07-24 日本電気株式会社 無線基地局装置の収容箱

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JPS6291480U (ja) 1987-06-11

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