JPH0234543Y2 - - Google Patents

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JPH0234543Y2
JPH0234543Y2 JP14163785U JP14163785U JPH0234543Y2 JP H0234543 Y2 JPH0234543 Y2 JP H0234543Y2 JP 14163785 U JP14163785 U JP 14163785U JP 14163785 U JP14163785 U JP 14163785U JP H0234543 Y2 JPH0234543 Y2 JP H0234543Y2
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tube
wall
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diameter
socket member
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、
装置等に給油、給気等の供給路として配設される
チユーブ径15m/m程度以下で、且つ肉厚2m/
m程度以下の比較的細径、薄肉の樹脂チユーブ、
或いは金属チユーブの接続用コネクターにおける
構造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の接続用コネクターとしては第4
図に例示するように、本出願人によつて提案され
た実願昭59−185309号に開示したものが実用に供
されている。即ち先端側の外周面に取付け螺子部
22を有し、且つ軸芯部に貫通して先端の段付き
小径孔23に連通する拡径した組付け孔24を設
け、更に該組付け孔の後方附近の内周面に環状溝
25を設けた接手本体21の前記組付け孔24部
に、先端にチユーブT1側の膨出壁部T′1を押圧す
る円筒壁27を有し、且つ該円筒壁に連つてその
後方に拡開状に弾発する互に隔壁された複数片か
らなる自由壁28を連設した別体のソケツト部材
26を挿着し、チユーブT1の接続時に該ソケツ
ト部材側の自由壁28の外周面に設けた突起壁2
9を前記接手本体21の環状溝25部に着脱自在
に係合するように構成されていた。なお第4図に
おいて、30は自由壁28の内周面とチユーブ
T1の外周面との間隙である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の前記接続用コネクターにあつては、
その取付け、取外しが簡易且つ迅速に行えるとい
う目的を充分に満足するものであるが、一方接続
状態時に前記突起壁を環状溝部に係合する構造の
ために、配設状態の如何によつて他の隣接する部
品との接触、振動、或いは外部衝激等によりチユ
ーブ側に抜けの憂いを有し、また樹脂チユーブに
よる配設にあつては、加振によりソケツト部材側
の後方附近への接触による局部摩耗、或いは損傷
を生ぜしめる憂いがあつた。
本考案は、その取付け、取外し時の簡易、迅速
に行うことができる従来技術の利点に加えて、上
記した問題を、チユーブ側の抜け止め機能と局部
摩耗、或いは損傷の防止機能とを具備せしめて効
果的に解決するもので、そのため自由壁の内周面
とチユーブの外周面との間隙部に、弾性栓体を弾
圧状に挾着して構成せしめることにより、長期に
亘つて環状溝部での突起壁の係合を確実とし、同
時にソケツト部材側への接触の憂いをなくし、ま
た間隙部への洗車水、雨水、或いは塵埃等の侵入
の憂いのない接続用コネクターを提案することを
目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、先端側の外周を相手基台への取付け
螺子面とし、且つ軸芯部に、先端の段付き小径孔
に連る拡径した組付け孔を貫設し、更に該組付け
孔の後方附近の内周面に環状溝を設けた接手本体
と、前記接手本体の組付け孔部に着脱自在に挿着
するよう、先端にチユーブの接続端部に設けた膨
出壁部を押圧する円筒壁を有し、且つ該円筒壁に
連つてその後方に弾発する互に隔壁された複数片
からなる自由壁を連設した別体のソケツト部材
と、からなり、前記チユーブの接続状態にあつ
て、該ソケツト部材側の自由壁の外周面に設けた
突起壁を前記接手本体の環状溝部に係合せしめる
と共に、自由壁の後端附近を接手本体側の後端周
縁より外部に突出して構成した接続用コネクター
において、前記自由壁の内周面とチユーブの外周
面との間隙部に、弾性栓体を弾圧状に挾着して構
成した細径、薄肉チユーブ接続用コネクターを要
旨とするものであり、更に前記弾性栓体を横断面
円形状、若くは欠円状からなる筒体によつて構成
するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すれば、第1図は本考案の細径、薄肉チユーブ接
続用コネクターにおけるチユーブ接続状態時の縦
断面図であつて、第2図は第1図の弾性栓体の正
面図、第3図は他の実施例に係る同じく弾性栓体
の正面図であり、1は先端側の外周面を相手基台
への取付け螺子面2とし、且つ軸芯部に、先端の
段付き小径孔3に通ずる拡径した組付け孔4を貫
設し、更に該組付け孔の後方附近の内周面に環状
溝5に設けた接手本体である。6は先端にチユー
ブTの接続端部に設けた鍔状等からなる膨出壁部
T′を押圧する円筒壁7を有し、且つ該円筒壁に
連つてその後方に拡開状に弾発する互に隔壁され
た複数片からなる自由壁8を連設した別体のソケ
ツト部材であつて、前記チユーブTの接続状態に
あつて該ソケツト部材の自由壁8の外周面に設け
た突起壁9を前記接手本体1の環状溝5部に係合
せしめると共に、自由壁8の後端附近を接手本体
1側の後端周縁11より外部に突出した状態で着
脱自在に挿着してなるものである。12は自由壁
8の内周面とチユーブTの外周面との間隙10部
に弾圧状に挾着された弾性栓体である。なお、前
記弾性栓体12としては、第2図に図示した横断
面円形状、若くは第3図に図示した欠円状からな
る筒体のものが好ましい。
〔作用〕
本考案は、このように構成されているため、予
め相手基台に取付けられた接手本体1の組付け孔
4部に、チユーブTの端部に設けた膨出壁部
T′をその背面にO−リングを装着して組込んだ
別体のソケツト部材6を挿着するに際し、突出し
た後端附近での押圧に伴う円筒壁7との間に生ず
る該O−リングの挾圧変形による中径孔周面との
密接につれて、前記突起壁9を環状溝5部に係合
する結果となり、一方取外しに際し、同様にして
突出した後端附近で僅かに内方に窄める操作後引
抜くことによつて接続を解くことができることは
勿論のこと、前記間隙10部に弾圧状に挾着した
弾性栓体12によつて、前記係合を確実としてチ
ユーブT側の抜け止めとソケツト部材6側の後方
附近への接触による局部摩耗、或いは損傷の防止
を発揮することとなるのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による細径、薄肉
チユーブ接続用コネクターは、別体からなるソケ
ツト部材6による接手本体1への押圧挿入と、一
方ソケツト部材6の接手本体1からの引抜き解体
の構造によるため、取付け、取外しを一切の工具
を必要とせず簡易、迅速に行うことができ、更
に、間隙10部への弾性栓体12の挾着によつて
長期に亘つて環状溝5部での突起壁9の係合を確
実として、振動衝撃によるチユーブTの抜けの憂
いをなくし、前記接触によるチユーブTでの局部
摩耗、或いは損傷を防止することができ、更に間
隙10部への洗車水、雨水、或いは塵垓埃の侵入
を防止することのできる極めて有用な細径、薄肉
チユーブ接続用コネクタである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す細径、薄肉チ
ユーブ接続用コネクターにおけるチユーブ接続状
態時の縦断面図、第2図は第1図の弾性栓体の正
面図、第3図は他の実施例を示す同じく弾性栓体
の正面図、第4図は従来の実施例を示す細径、薄
肉チユーブ接続用コネクターのチユーブ接続状態
時の縦断面図である。 8……自由壁、10……間隙、12……弾性栓
体、T……チユーブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端側の外周を相手基台への取付け螺子面と
    し、且つ軸芯部に、先端の段付き小径孔に通ず
    る拡径した組付け孔を貫設し、更に該組付け孔
    の後方附近の内周面に環状溝を設けた接手本体
    と、前記接手本体の組付け孔部に着脱自在に挿
    着するよう、先端にチユーブの接続端部に設け
    た膨出壁部を押圧する円筒壁を有し、且つ該円
    筒壁に連つてその後方に弾発する互に隔壁され
    た複数片からなる自由壁を連設した別体のソケ
    ツト部材と、からなり、前記チユーブの接続状
    態にあつて、該ソケツト部材側の自由壁の外周
    面に設けた突起壁を前記接手本体の環状溝部に
    係合せしめると共に、自由壁の後端附近を接手
    本体側の後端周縁より外部に突出して構成した
    接続用コネクターにおいて、前記自由壁8の内
    周面とチユーブTの外周面との間隙10部に、
    弾性栓体12を弾圧状に挾着して構成したこと
    を特徴とする細径、薄肉チユーブ接続用コネク
    ター。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、前記弾性栓体12を横断面円形状、若くは
    欠円状からなる筒体によつて構成したことを特
    徴とする細径、薄肉チユーブ接続用コネクタ
    ー。
JP14163785U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0234543Y2 (ja)

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JP14163785U JPH0234543Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JP14163785U JPH0234543Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JPS6249094U JPS6249094U (ja) 1987-03-26
JPH0234543Y2 true JPH0234543Y2 (ja) 1990-09-17

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