JPH0234295B2 - Sementokanyosementosurariimakukeiseisochi - Google Patents

Sementokanyosementosurariimakukeiseisochi

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JPH0234295B2
JPH0234295B2 JP1540385A JP1540385A JPH0234295B2 JP H0234295 B2 JPH0234295 B2 JP H0234295B2 JP 1540385 A JP1540385 A JP 1540385A JP 1540385 A JP1540385 A JP 1540385A JP H0234295 B2 JPH0234295 B2 JP H0234295B2
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JP
Japan
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film
slurry
forming roller
roller
base fabric
Prior art date
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Application number
JP1540385A
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English (en)
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JPS61175005A (ja
Inventor
Tetsuaki Watanabe
Hitoshi Nakajo
Osamu Kamimura
Sadao Yamamoto
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセメント管の製造装置に関し、殊にセ
メント管用セメントスラリー(以下単にスラリー
と云う)膜形成装置に関する。
一定長さの基布上に形成したスラリー膜を巻軸
の周りにのりまき状に巻付けて補強されたセメン
ト管を製造することは公知である。
〔従来の技術〕
従来から使用されている、セメント層と基布層
が交互に形成さてなるセメント管用セメントスラ
リー膜形成装置(以下単にスラリー膜形成装置と
云う)を第4図〜第6図について説明する。第4
図は従来装置の概略側面図、第5図及び第6図は
従来装置により得られたスラリー膜の巾方向断面
の一端を示す。
予め混合装置で適宜調合されたスラリーSを供
給するホツパー1の下方には互いに所定の間隙を
あけて鋼等で作られた第1の成膜ローラ2及び第
2の成膜ローラ3を並設する。成膜ローラ2及び
3は共に駆動ローラで矢印の方向に回転され(例
えば表面速度4〜16m/分)、両成膜ローラ間に
供給された寒冷紗等の基布B上に形成されたスラ
リー膜厚(例えば1〜4mm)の第1次制御を行な
う。
第2の成膜ローラ3の下方には該第2の成膜ロ
ーラ3から所定の間隙をあけてネツトコンベア4
をほぼ水平状に配設し、成膜ローラ2,3間を通
過した基布Bをさらにネツトコンベア4上に移送
する。ネツトコンベア4は駆動ローラ5と被動ロ
ーラ5と被動ローラ6の周りにSUS等の不銹材
質のネツト7を捲回したもので、被動ローラ6は
第2の成膜ローラ3の直下に位置され、被動ロー
ラ6上のネツト7と第2の成膜ローラ3間でスラ
リー膜厚の第2次制御を、次いでネツト7とドク
タープレート8間で第3次制御を行ない、ネツト
コンベア4により次の工程に移送する。この場合
ドクタープレート8は第2の成膜にローラ3とス
ラリー膜間の分離機能をも持つ。9はスクレーパ
ー、10はスラリー回収ベルトコンベアである。
上記のスラリー膜形成装置において、ホツパー
1の幅は基布Bの幅にほぼ等しく調節され、ホツ
パーの最大幅は例えば約3.000mmである。又成膜
ローラ2,3、ネツトコンベアのローラ5,6及
びネツト7の幅は例えば約3.200mmである。従つ
て基布Bの幅は常に各ローラ及びネツトの幅より
小さく又スラリーは各ローラで押圧されて幅が拡
がるので基布Bの幅はスラリーの幅よりも小さ
い。
基布上に形成したスラリー膜をのりまき状に巻
付けて製造する上記のセメント管にあつては、製
品の直径及び仕上り具合を良好にするために、ス
ラリー膜の長手方向に亘つての厚さ及び幅方向に
亘つての厚さが均済なこと、及び長手方向に亘つ
ての長さが均一でなければならない。但し長さが
均一なことは本発明装置の次工程に位置するスラ
リー及び基布切断装置に関係するので本明細書で
は前者について説明する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図から判るように従来装置による時は、上
記のスラリー膜の第1次制御は正確であるが、第
2次及び第3次制御個所ではスラリーSのうち基
布よりはみ出た部分も成膜ローラ3からネツトコ
ンベア4に移り、スラリーがネツト7内に入り込
みベルトコンベアの動きを不正確にする。
すなわち供給スラリーSが過量であると、第5
図に示すようにネツト7上にスラリーSが幅方向
に基布Bから喰出した状態を生ずる。このように
なると、スラリーSの喰出し部がネツト7上に残
り、ネツトを頻繁に洗滌する不都合を生じ、或は
巻軸(図示せず)に巻付時に喰出し部の残部が巻
軸の巻付不要部に付着して製品の生産性とか品質
の低下の原因になる。さらに基布Bから喰出した
スラリーSの回収ができない。
上記を考慮して若干不足気味にスラリーSを供
給すると第6図に示すように基布Bの幅方向端部
にスラリー不足を生じ従つて仕上りセメント管の
端部に外径不足ができ易い。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は従来のスラリー膜成形装置にあつた上
記の欠点を除去するもので、その要旨は、予め調
合されたセメントスラリーを供給するホツパーの
下方に、互いに所定の間隙をあけて第1及び第2
の成膜ローラをほぼ水平状に並設すると共に上記
第2の成膜ローラの下方には該第2の成膜ローラ
からほゞ垂直方向に所定の間隙をあけて第3の成
膜ローラを並設し、該第3の成膜ローラに面する
第2の成膜ローラ表面には先端が該第2成膜ロー
ラに当接しているドクタープレートを配し、又第
3の成膜ローラから適宜の間隙をあけかつ該第3
の成膜ローラのレベルより高くはない位置にネツ
トコンベアをほぼ水平状に配設し、上記基布を第
1、第2の成膜ローラ間、次いで第2、第3の成
膜ローラ間に挿通してネツトコンベア上に連続状
に導くと共に上記ホツパーを介して該基布上にセ
メントスラリーう供給してなるセメント層と基布
層が交互に形成されてなるセメント管用セメント
スラリー膜形成装置である。
〔実施例〕
本発明の装置は第1〜第3図について説明す
る。
本発明は上記の従来装置の改良なので、従来装
置と共通の部材は同一の符号を付けて示した。
第1図に示すように、本発明の装置が従来装置
(第4図)と異なつている点は下記の通りである。
即ち第2の成膜ローラ3の下方には該第2の成膜
ローラ3から垂直方向に所定の間をあけて第3の
成膜ローラ11を並設する。第3の成膜ローラ1
1に接近して下面側にスクレーパー12を設け
る。この場合スクレーパー9,12は基布Bより
喰出したスラリーの付着した成膜ローラ2,11
上の該スラリーを掻取るためのもので掻き取られ
たスラリーは共通のスラリー回収ベルトコンベア
10により回収される。
ネツトコンベア4の被動ローラ6は上記の第3
の成膜ローラ11上の前記喰い出しスラリーがネ
ツトコンベア4に転移付着しないように該成膜ロ
ーラ11から適宜の間隙をあけて設けられ、又ネ
ツトコンベア4のレベルは第3の成膜ローラ11
のレベルよりも若干低く配設されている。
本発明装置の作動について説明すると、寒冷紗
等の基布Bを第1、第2の成膜ローラ2,3間、
次いで第2、第3の成膜ローラ3,11間に挿通
してネツトコンベア4上に連続状に導く。一方ホ
ツパー1を介して供給されたスラリーSにより基
布B上にスラリー膜が形成される。各成膜ローラ
間の間隙は第2の成膜ローラ3の軸線位置を固定
し、第1成膜ローラ2を矢印13で示すように水
平に、また第3成膜ローラ11を矢印14で示す
ように、垂直に移動して調節すると都合がよい。
第2、第3の成膜ローラ間を出た後、第2成膜ロ
ーラに付着しているスラリーはスクレーパー8で
離されスクレーパー8と第3の成膜ローラ間でス
ラリー厚みの第3次調製がされる。基布B上に形
成されたスラリーSの長手方向の厚さはネツト7
が介在しないので極めて均済である。
従来装置のスラリー膜の第2及び第3次制御が
不完全であるのに比し、本発明装置では第1〜第
3次制御がすべて機能するので、長さ方向に亘つ
てのスラリー膜厚制御が完全である。
第2図に示すように、第2及び第3の成膜ロー
ラ3,11間からネツトコンベア4に乗り移され
た基布B上のスラリー膜には第3の成膜ローラ上
では存在していた耳部15は存在せず従来装置と
は異なり第3の成膜ローラ11の表面に付着して
取られ、スクレーパー12で掻き取られてスラリ
ー回収ベルトコンベア10で回収されネツトコン
ベア4のネツト7に付着することがない。従つて
ネツト7の汚染が防止される。即ち第3の成膜ロ
ーラ11はテークアツプローラの作用を兼ねたも
のと云うことができる。第3図は本発明により得
られたスラリー膜の幅方向断面の一部を示す。
〔発明の効果〕
上記のように構成したので本発明によれば下記
の効果が得られる。
完全な厚さ制御を行ない得る制御個所が三つ
あり、また該個所にネツトコンベアのネツトが
介在しないのでスラリー厚さは極めて均一であ
る。
第3成膜ローラ上で基布から喰出したスラリ
ーがすべて第3の成膜ローラの表面に付着して
取られるので、ネツトを洗滌する必要がなく、
又後工程でスラリー膜を基布と共に巻きつけて
セメント管をつくるための巻軸上に巻付不要な
スラリーのみの部分を形成することがない。従
つて幅方向に均一な厚さのスラリー膜が得られ
る。
第3の成膜ローラに乗り移つたスラリー膜の
耳部がすべて回収ベルトコンベアで回収し、こ
れを混合装置を介してホツパーに戻すことがで
きるのでスラリーの歩留が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略側面図、第2図は本
発明装置の要部を示す正面図、第3図は本発明装
置により得られたスラリー膜の幅方向断面図の一
部、第4図は従来装置の概略側面図、第5図及び
第6図は従来装置により得られたスラリー膜の幅
方向断面図の一部である。 1……ホツパー、2……第1の成膜ローラ、3
……第2の成膜ローラ、4……ネツトコンベア、
11……第3の成膜ローラ、B……基布、S……
セメントスラリー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セメント層と基布層が交互に形成されてなる
    セメント管の製造に当つて、寒冷紗等の基布上に
    一定厚さのセメントスラリー膜を形成する装置で
    あつて、予め調合されたセメントスラリーを供給
    するホツパーの下方に、互いに所定の間隙をあけ
    て第1及び第2の成膜ローラをほぼ水平状に並設
    すると共に上記第2の成膜ローラの下方には該第
    2の成膜ローラからほゞ垂直方向に所定の間隙を
    あけて第3の成膜ローラを並設し、該第3の成膜
    ローラに面する第2の成膜ローラ表面には先端が
    該第2成膜ローラに当接しているドクタープレー
    トを配し、又第3の成膜ローラから適宜の間隙を
    あけかつ該第3の成膜ローラのレベルより高くは
    ない位置にネツトコンベアをほぼ水平状に配設
    し、上記基布を第1、第2の成膜ローラ間、次い
    で第2、第3の成膜ローラ間に挿通してネツトコ
    ンベア上に連続状に導くと共に上記ホツパーを介
    して該基布上にセメントスラリーを供給してなる
    セメント管用セメントスラリー膜形成装置。
JP1540385A 1985-01-31 1985-01-31 Sementokanyosementosurariimakukeiseisochi Expired - Lifetime JPH0234295B2 (ja)

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DE60322051D1 (de) 2003-08-11 2008-08-21 Campagnolo Srl Fahrradfelge aus Verbundwerkstoff und Verfahren zu ihrer Herstellung
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