JPH0234237Y2 - - Google Patents

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JPH0234237Y2
JPH0234237Y2 JP1984129026U JP12902684U JPH0234237Y2 JP H0234237 Y2 JPH0234237 Y2 JP H0234237Y2 JP 1984129026 U JP1984129026 U JP 1984129026U JP 12902684 U JP12902684 U JP 12902684U JP H0234237 Y2 JPH0234237 Y2 JP H0234237Y2
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JP
Japan
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opening
cylindrical
flexible container
support
bag
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Application number
JP1984129026U
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English (en)
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JPS6145390U (ja
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Publication of JPS6145390U publication Critical patent/JPS6145390U/ja
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Publication of JPH0234237Y2 publication Critical patent/JPH0234237Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は粉粒体等の内容物の保管、輸送のた
めに用いるフレキシブルコンテナーに係り、更に
詳細にはフレキシブルコンテナーの排出または注
入用の筒体口の開閉構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種のフレキシブルコンテナーとして
は、第3図に示すようなものが知られている。
すなわち、塩化ビニール、ゴム等のターポリン
生地等で筒状に形成した袋本体51の下面52ま
たは上面(下面と同様の構成であるので省略す
る)に排出用の筒体口53を延設し、この筒体口
53に結び帯54を取り付けるとともに、その外
側に先端を折り曲げて作られている輪に連結紐5
5をとおした菊割り状の複数個の押さえ蓋56を
付設した構成のものが知られている。
この構成のものは、結び帯54により筒体口5
3を縛り、袋本体51内に押し込んだ後、連結紐
55を絞つて押さえ蓋56を筒体口53の中央側
に折り畳み袋本体51の下面を閉じるようにして
用いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このフレキシブルコンテナー内の内容
物を排出するにあたつては、作業者が吊り下げた
フレキシブルコンテナーの下方にもぐつて前記連
結紐および結び帯を解く作業をしなければなら
ず、このとき数トンにも及ぶ内容物が排出用の筒
体口より一時に排出することとなるため、作業者
は極めて危険にさらされ安全上問題点がある。
しかも、内容物の種類によつては漏出の虞れが
あるため、前記連結紐および結び帯を非常にきつ
く縛る必要がある。かかる場合、前記紐および帯
を解くのに手間がかかるため作業者はフレキシブ
ルコンテナーの下方中央にもぐつて作業をするこ
ととなり、前記危険性は一層増すこととなり問題
がある。
この考案は、以上のような点に鑑みてなされた
もので、従来のフレキシブルコンテナーの有して
いた問題点を解決し、作業者が安全に内容物の排
出作業を行えるフレキシブルコンテナーを提供す
ること目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的に沿う本考案に係るフレキシブルコン
テナーは、袋本体の下部の壁面に排出用の筒体口
を延設し、その外側に前記筒体口を収容被覆する
押さえ蓋を付設するとともに、一端を前記袋本体
の壁面または胴部と接合する固定端とし、更に他
端を前記筒体口の内径内の位置まで延びる自由端
として形成した複数個の幅広の支え部材を設け、
この支え部材の自由端を支えロープで連結して前
記押さえ蓋を被覆固定するようにし、前記支えロ
ープの出側をスリーブ管に通し、しかも該支持ロ
ープの端部を止める係止部を前記袋本体の壁面の
終端部または胴部に設け、上記スリーブ管の移動
によつて筒体口の開閉が行なえるようにして構成
されている。
〔作用〕
まづ、排出用の筒体口を折り曲げ、その上に押
さえ蓋をおいて前記筒体口を収容被覆した後、ス
リーブ管を移動し、支えロープを絞つて各支え部
材を筒体口の中央側に折り畳み、前記筒体口を押
さえ蓋を介して被覆固定し、閉じた後、注入用の
筒体口より粉粒体等の内容物を注入する。する
と、内容物の重量により排出用の筒体口が密封状
態となり内容物の漏出を防止するように作用す
る。
さらに、内容物を排出するにあたつては、前記
支えロープを袋本体の壁面または胴部の係止部か
ら解き、そして、スリーブ管を外側に移動させる
ことによつて、前記支え部材および押さえ蓋が開
き、また、内容物の重量によつて筒体口が自然に
開口し、内容物を排出する。このように、内容物
を排出するにあたつて、従来のフレキシブルコン
テナーのように吊り下げたフレキシブルコンテナ
ーの下方にもぐつて前記筒体口、押さえ蓋を縛つ
てある紐等を解く作業をしなくてもよい。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した実施例につき説明する。
第1図、第2図に示すように、本考案の実施例
に係るフレキシブルコンテナーは、袋本体1の下
部に排出用の筒体口3を延設し、その外側に前記
筒体口3を収容被覆する押さえ蓋4を付設すると
ともに、一端を前記袋本体1の壁面2または胴部
5と接合する固定端6とし、更に他端を前記筒体
口3の内径内の位置まで延びる自由端7として形
成した複数個の幅広の支え部材8を設け、この支
え部材8の自由端7を支えロープ9で連結してい
る。この支えロープ9の出側には一旦リンング1
1を通した後スリーブ管10に嵌入させ、更に別
のリング12を通して、該リング12を出た支持
ロープ9の端部は、袋本体1の壁面2の周端部に
設けられた図示しない係止部に連結できるように
なつている。なお、このリング11,12は省略
することも可能である。
ここで、押さえ蓋4としては筒体口3を収容被
覆できる大きさを備えた例えば矩形状、円形状の
一枚のシート状のものが用いられる。また、支え
部材8は一般的に袋本体1を吊り下げるための吊
りベルトと同様の材質例えばナイロンベルト、ポ
リエステルベルト等が用いられるが、その他のも
のであつてもよいことは当然である。
なお、袋本体の上部に同一構造の注入用の筒体
口を設けることも可能である。
特に、この構成において、上記スリーブ管10
の移動は袋本体1の外側からできるので、スムー
ズに支えロープ9の弛張が行なえる。
そして、この構成によれば、支え部材8が押さ
え蓋4の被覆固定をする他に、袋本体1全体の支
え部材としての作用もするフレキシブルコンテナ
ーを提供できる。
なお、支え部材を連接して、袋本体を吊り上げ
る為の吊りベルトに連接することも可能であり、
吊りベルトを延長して支え部材とすることも可能
である。これによつて、内容物の荷重を支えロー
プと、吊りベルトが支持するようになるので、袋
体の強度を下げることができる。
(考案の効果) 以上の記載から明らかなように、この考案によ
れば、筒体口の開放が支えロープを内部に通した
スリーブ管を移動させることによつて、遠隔的に
行えるので、作業者が安全に内容物の排出作業を
行えるフレキシブルコンテナーを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るフレキシブルコ
ンテナーの部分斜視図、第2図は平面図、第3図
は従来のフレキシブルコンテナーの要部を示す斜
視図である。 1:袋本体、2:袋本体の壁面、3:筒体口、
4:押さえ蓋、5:胴部、6:固定端、7:自由
端、8:支え部材、9:支えロープ、10:スリ
ーブ管、11,12:リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 袋本体の下部の壁面に排出用の筒体口を延設
    し、その外側に前記筒体口を収容被覆する押さ
    え蓋を付設するとともに、一端を前記袋本体の
    壁面または胴部と接合する固定端とし、更に他
    端を前記筒体口の内径内の位置まで延びる自由
    端として形成した複数個の幅広の支え部材を設
    け、この支え部材の自由端を支えロープで連結
    して前記押さえ蓋を被覆固定するようにし、前
    記支えロープの出側をスリーブ管に通し、しか
    も該支持ロープの端部を止める係止部を前記袋
    本体の壁面の終端部または胴部に設け、上記ス
    リーブ管の移動によつて筒体口の開閉が行なえ
    るようにしたことを特徴とするフレキシブルコ
    ンテナー。 (2) 支え部材を、袋本体を吊り下げるための吊り
    ベルトに連設して形成したことを特徴とする前
    記実用新案登録請求の範囲(1)記載のフレキシブ
    ルコンテナー。
JP12902684U 1984-08-25 1984-08-25 フレキシブルコンテナ− Granted JPS6145390U (ja)

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JP12902684U JPS6145390U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 フレキシブルコンテナ−

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JP12902684U JPS6145390U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 フレキシブルコンテナ−

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JPS6145390U JPS6145390U (ja) 1986-03-26
JPH0234237Y2 true JPH0234237Y2 (ja) 1990-09-13

Family

ID=30687649

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JP12902684U Granted JPS6145390U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 フレキシブルコンテナ−

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JP (1) JPS6145390U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852071A (ja) * 1981-09-08 1983-03-28 株式会社ナシヨナルマリンプラスチツク 輸送袋

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852071A (ja) * 1981-09-08 1983-03-28 株式会社ナシヨナルマリンプラスチツク 輸送袋

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Publication number Publication date
JPS6145390U (ja) 1986-03-26

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