JPH0234113Y2 - - Google Patents

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JPH0234113Y2
JPH0234113Y2 JP14795184U JP14795184U JPH0234113Y2 JP H0234113 Y2 JPH0234113 Y2 JP H0234113Y2 JP 14795184 U JP14795184 U JP 14795184U JP 14795184 U JP14795184 U JP 14795184U JP H0234113 Y2 JPH0234113 Y2 JP H0234113Y2
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bearing
steering
shaft
steering shaft
horn
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用ホーンのアース装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に、自動車用ホーンを作動させるホーンス
イツチはステアリングシヤフトの上端部に設けら
れており、このホーンスイツチのアース側端子は
このステアリングシヤフトに接続されている。ま
た、この場合、ステアリングシヤフトはベアリン
グを介して車体の静止側に支承されているが、ベ
アリングではインナーレースとアウターレースの
間にグリースが充填されているため、上記両レー
ス間の通電性は必ずしも良好ではない。従つて、
ホーンスイツチのアース側端子を単にステアリン
グシヤフトに接続するだけではアースが不十分と
なるおそれがある。
そこで、従来、ステアリングシヤフトがコラム
チユーブ内にベヤリングを介して支承された場合
においては、一端側がコラムチユーブ内に嵌着さ
れ、他端側がステアリングシヤフトの外周面に当
接する環状の通電プレートが設けられる場合があ
る(例えば実開昭53−140233号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、通電プレートを
コラムチユーブに嵌着させる場合、この嵌着状態
が緩いと所定の通電性が得られなくなるおそれが
あり、逆に、この嵌着を圧入手段などによつて固
くさせると、コラムチユーブに対する通電プレー
トの組立作業が煩雑になる。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ホーンスイツチのアースがより確実
になされ、しかも、組立作業が簡単な自動車用ホ
ーンのアース装置の提供を目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ステアリングシヤフトを車体の静止
側に対しベアリングで支承し、同上ステアリング
シヤフトにホーンスイツチのアース側端子を接続
したものにおいて、上記ベアリングのアウターレ
ースとベアリング押え部材との間に一端が挟み付
けられ、他端が摺動自在にかつ弾性的にステアリ
ングシヤフトの外周面に当接する通電プレートを
設けた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車のステアリング装置であつて、この
装置1は次のように構成される。
即ち、車室前部のフロアパネル2上にステアリ
ングコラム3が突設され、このステアリングコラ
ム3内にステアリングシヤフト4が回動自在に支
承される。このステアリングシヤフト4の下端は
自在継手6を介してステアリングギヤ装置7に連
結され、このステアリングギヤ装置7は図示しな
いが操向車輪に連結される。また、同上ステアリ
ングシヤフト4の上端にはステアリングハンドル
8が取り付けられ、このステアリングハンドル8
を回動操作すればステアリングシヤフト4やステ
アリングギヤ装置7を介して操向輪が操向され
る。9はインスツルメントパネルである。
上記構成において、ステアリングハンドル8の
位置が可変とされる。即ち、上記ステアリングシ
ヤフト4は前記自在継手6に軸方向摺動自在に連
結されたロアシヤフト10と、このロアシヤフト
10に図示しない自在継手を介して連結されたア
ツパシヤフト11とで構成される。
一方、上記ステアリングコラム3は上記フロア
パネル2に支持されたコラムチユーブアウタ12
を有し、このコラムチユーブアウタ12の上端に
コラムチユーブインナ13が軸方向摺動可能に取
り付けられる。そして、これらコラムチユーブア
ウタ12とコラムチユーブインナ13とはバンド
14により締結可能とされる。
上記コラムチユーブインナ13の上端にはロア
ブラケツト15が支持され、このロアブラケツト
15に枢支軸16を介してアツパブラケツト17
が前後回動自在に枢支される。
上記の場合、枢支軸16は前記ロアシヤフト1
0とアツパシヤフト11を連結する自在継手と同
軸上に設けられる。また、アツパブラケツト17
を任意回動位置で固定可能とする固定レバー18
が設けられる。
上記アツパブラケツト17の上端にはベアリン
グケース19が支持され、このベアリングケース
19に内有された上下一対のアツパベアリング2
0とロアベアリング21によつて前記アツパシヤ
フト11が回動自在に支承される。
また、上記ロアブラケツト15は車体側から突
設されたペダルブラケツト23にボルト24によ
りねじ止めされる。この場合、図示しないが、上
記ボルト24を挿通させたねじ止め孔は上下に延
びる長孔とされる。
そして、前記ステアリングハンドル8の上下方
向の位置変更は、上記バンド14とボルト24の
緩め操作後、自在継手6とロアシヤフト10、お
よびコラムチユーブアウタ12とコラムチユーブ
インナ13とをそれぞれ相対的に軸方向に摺動さ
せることによつて達成される。
また、同上ステアリングハンドル8の前後方向
への位置変更は固定レバー18を緩め側へ操作
し、アツパブラケツト17の前後回動に伴うアツ
パシヤフト11の前後回動で達成される。
上記ベアリングケース19についてより詳しく
説明すると、このベアリングケース19はアツパ
ブラケツト17の上端に形成されたロアケース2
6を有し、このロアケース26内に上記ロアベア
リング21が嵌入される。また、上記ロアベアリ
ング21のアウターレース21aをロアケース2
6とで挟み付けて固定させるアツパケース27が
設けられる。このアツパケース27は前記アツパ
ベアリング20を支承すると共にボルト28によ
りロアケース26にねじ止めされる。
一方、前記ステアリングハンドル8にはホーン
30を作動させるホーンスイツチ31が取り付け
られ、このホーンスイツチ31のアース側端子は
図示しないがアツパシヤフト11に接続される。
上記アツパシヤフト11を車体の静止側にアー
スさせる通電プレート32が設けられる。
上記通電プレート32は環状の基板33と、こ
の基板33から径方向内方かつ軸方向に向つて突
出する複数の突出片34とで形成され、これら基
板33と突出片34とは板状ばね材で一体成形さ
れる。そして、基板33が前記ロアベアリング2
1のアウターレース21aと、アツパケース27
との間に挟み付けられ、各突出片34の突出端が
アツパシヤフト11の外周面に摺動自在かつ弾性
的に当接せしめられる。そして、上記アツパシヤ
フト11は上記通電プレート32とロアベアリン
グ21のアウターレース21aを介して車体の静
止側たるステアリングコラム3等にアースされ
る。
(考案の効果) この考案によれば、ホーンスイツチのアース側
端子をアースさせるための通電プレート一端がベ
アリングのアウターレースとベアリング押え部材
との間に挟み付けられたため、この部分におい
て、良好な通電性を得ることができる。従つて、
従来、単に通電プレートを車体の静止側に嵌着し
て通電させていたことに比較して上記アース側端
子をより確実にアースさせることができる。
また、通電プレートの組立作業はベアリングを
組み込む際に、この通電プレートをベアリングの
アウターレースとベアリング押え部材との間に単
に挟み付けることによつて達成されるため、通電
プレートの組み立ては容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の部分拡大断面図、第2図はステアリング装置の
側面部分断面図、第3図は第1図の−線矢視
図である。 1……ステアリング装置、3……ステアリング
コラム(車体の静止側)、4……ステアリングシ
ヤフト、21……ロアベアリング(ベアリング)、
21a……アウターレース、27……アツパケー
ス(ベアリング押え部材)、30……ホーン、3
1……ホーンスイツチ、32……通電プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングシヤフトを車体の静止側に対しベ
    アリングを介して回動自在に支承し、このベアリ
    ングのアウターレースを同上車体の静止側とで挟
    み付けて固定させるベアリング押え部材を設け、
    一方、上記ステアリングシヤフトの上端部にホー
    ンを作動させるホーンスイツチを設け、このホー
    ンスイツチのアース側端子をステアリングシヤフ
    トに接続した自動車のステアリング装置におい
    て、上記アウターレースとベアリング押え部材と
    の間に一端が挟み付けられ、他端が摺動自在にか
    つ弾性的にステアリングシヤフトの外周面に当接
    する通電プレートを設けたことを特徴とする自動
    車用ホーンのアース装置。
JP14795184U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0234113Y2 (ja)

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JP14795184U JPH0234113Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JP14795184U JPH0234113Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JPS6162655U JPS6162655U (ja) 1986-04-26
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JP2540125Y2 (ja) * 1991-03-19 1997-07-02 光洋精工株式会社 ステアリング装置

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JPS6162655U (ja) 1986-04-26

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