JPH0233896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233896Y2 JPH0233896Y2 JP19960685U JP19960685U JPH0233896Y2 JP H0233896 Y2 JPH0233896 Y2 JP H0233896Y2 JP 19960685 U JP19960685 U JP 19960685U JP 19960685 U JP19960685 U JP 19960685U JP H0233896 Y2 JPH0233896 Y2 JP H0233896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring mechanism
- concrete
- water
- dry
- spraying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 14
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、吹付けコンクリート工法に用いられ
るコンクリートの吹付け装置に関する。
るコンクリートの吹付け装置に関する。
一般に、吹付けコンクリート工法には、乾式、
湿式およびセミ湿式のものがあり、三者それぞれ
に一長一短がある。
湿式およびセミ湿式のものがあり、三者それぞれ
に一長一短がある。
すなわち、乾式工法の場合には、機構が小型
で、セメントと骨材とのドライミツクスの材料を
送るために搬送距離が長くでき、清掃も容易であ
るという利点を有する反面、粉塵や跳ね返りが大
きく練り混ぜ性能が悪く、しかも配合のうち、水
量の調整が作業者の技術に左右されるという欠点
がある。また、湿式工法の場合には、あらかじめ
材料の計量が正確に行なわれ、練り混ぜも充分に
行なわれるため、コンクリートの品質が一定し、
粉塵、跳ね返りが少ないという利点を有する反
面、機構が大型化し、広い作業空間が必要であ
り、しかも抵抗の大きい練り上がつたコンクリー
トを送るために長距離圧送ができず、清掃も困難
であるという欠点がある。さらに、セミ湿式工法
の場合には、乾式における注水位置をノズル部分
から離し、圧送配管の中間部において加水する方
法であることから、乾式、湿式の中間的性質を有
しているが、湿式ほど充分な練り混ぜ性能は期待
できず、しかも圧送用ホースの内面にペーストが
付着して閉塞する可能性があるため、加水位置を
ノズル部分からあまり離すことができないという
欠点がある。
で、セメントと骨材とのドライミツクスの材料を
送るために搬送距離が長くでき、清掃も容易であ
るという利点を有する反面、粉塵や跳ね返りが大
きく練り混ぜ性能が悪く、しかも配合のうち、水
量の調整が作業者の技術に左右されるという欠点
がある。また、湿式工法の場合には、あらかじめ
材料の計量が正確に行なわれ、練り混ぜも充分に
行なわれるため、コンクリートの品質が一定し、
粉塵、跳ね返りが少ないという利点を有する反
面、機構が大型化し、広い作業空間が必要であ
り、しかも抵抗の大きい練り上がつたコンクリー
トを送るために長距離圧送ができず、清掃も困難
であるという欠点がある。さらに、セミ湿式工法
の場合には、乾式における注水位置をノズル部分
から離し、圧送配管の中間部において加水する方
法であることから、乾式、湿式の中間的性質を有
しているが、湿式ほど充分な練り混ぜ性能は期待
できず、しかも圧送用ホースの内面にペーストが
付着して閉塞する可能性があるため、加水位置を
ノズル部分からあまり離すことができないという
欠点がある。
そこで、本考案は、上記の事情のもとになされ
たもので、その目的とするところは、ドライミツ
クスで送られてきた材料をノズル部の近傍にて十
分練り混ぜることができるようにして乾式および
湿式の長所のみを発揮させることのできるコンク
リート用吹付け装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、ドライミツ
クスで送られてきた材料をノズル部の近傍にて十
分練り混ぜることができるようにして乾式および
湿式の長所のみを発揮させることのできるコンク
リート用吹付け装置を提供することにある。
上記した問題点を解決するために、本考案は、
吹付け機から圧送されたドライミツクス状の材料
と水とを撹拌し混練する撹拌機構を介してノズル
部よりコンクリートを噴出させてなるとともに、
前記撹拌機構内の搬送流路を複雑に蛇行させてな
る構成としたものである。
吹付け機から圧送されたドライミツクス状の材料
と水とを撹拌し混練する撹拌機構を介してノズル
部よりコンクリートを噴出させてなるとともに、
前記撹拌機構内の搬送流路を複雑に蛇行させてな
る構成としたものである。
すなわち、本考案は、上記の構成とすることに
よつて、撹拌機構内の搬送流路が複雑に蛇行して
いることからセメントと骨材からなるドライミツ
クス状の材料、水および空気が方向転換しながら
ぶつかり合うために、充分な練り混ぜを行なうこ
とができ、また加水位置は流路の中間点である撹
拌機内であることから、吹付け機から撹拌機構に
至る流路の圧送ホース内に水が逆流することがな
いため、ホース内での閉塞を防止することがで
き、しかも撹拌機構内の搬送流路の断面を矩形に
して撹拌機構を2分割状態に分解可能にすれば清
掃も容易にできる。また、撹拌機構は搬送流路を
複雑に蛇行させることによつて小型化でき、これ
によつて撹拌機構をボツクス型にして作業者が背
負うことができるような大きさにコンパクト化す
ることが可能になる。
よつて、撹拌機構内の搬送流路が複雑に蛇行して
いることからセメントと骨材からなるドライミツ
クス状の材料、水および空気が方向転換しながら
ぶつかり合うために、充分な練り混ぜを行なうこ
とができ、また加水位置は流路の中間点である撹
拌機内であることから、吹付け機から撹拌機構に
至る流路の圧送ホース内に水が逆流することがな
いため、ホース内での閉塞を防止することがで
き、しかも撹拌機構内の搬送流路の断面を矩形に
して撹拌機構を2分割状態に分解可能にすれば清
掃も容易にできる。また、撹拌機構は搬送流路を
複雑に蛇行させることによつて小型化でき、これ
によつて撹拌機構をボツクス型にして作業者が背
負うことができるような大きさにコンパクト化す
ることが可能になる。
以下、本考案を図示の一実施例にもとづいて説
明する。
明する。
第1図は本考案に係るコンクリート用吹付け装
置の概略構成図で、吹付け機1にセメントと骨材
とを供給し、このドライミツクス状の材料Fをコ
ンプレツサ2により圧送用ホース3を通して撹拌
機構4に圧送し、この撹拌機構4内で水ポンプ5
から供給される水Wとともに練り混ぜた後、ホー
ス6を介してノズル部7よりコンクリートCを噴
出させてなる構成を有している。そして、前記撹
拌機構4は、第2図および第3図に示すように、
小型のボツクス型形状をなして2分割状態に分解
可能になつているとともに、その内部には、断面
矩形の搬送流路41が複雑に蛇行させて形成さ
れ、かつ、第4図に示すように、作業者Oの背に
背負うことができるようになつている。
置の概略構成図で、吹付け機1にセメントと骨材
とを供給し、このドライミツクス状の材料Fをコ
ンプレツサ2により圧送用ホース3を通して撹拌
機構4に圧送し、この撹拌機構4内で水ポンプ5
から供給される水Wとともに練り混ぜた後、ホー
ス6を介してノズル部7よりコンクリートCを噴
出させてなる構成を有している。そして、前記撹
拌機構4は、第2図および第3図に示すように、
小型のボツクス型形状をなして2分割状態に分解
可能になつているとともに、その内部には、断面
矩形の搬送流路41が複雑に蛇行させて形成さ
れ、かつ、第4図に示すように、作業者Oの背に
背負うことができるようになつている。
しかして、吹付け機1から圧送されるドライミ
ツクス状の材料Fが、作業者Oに背負われた撹拌
機構4内に流入すると、水Wとともに複雑に蛇行
する搬送流路41内を通り、これによつて充分な
練り混ぜ効果が期待できる。また、水Wは撹拌機
構4、すなわち、圧送流路の中間地点で加えられ
るため、圧送用ホース3内に逆流することがな
く、ホース3内を閉塞することがない。
ツクス状の材料Fが、作業者Oに背負われた撹拌
機構4内に流入すると、水Wとともに複雑に蛇行
する搬送流路41内を通り、これによつて充分な
練り混ぜ効果が期待できる。また、水Wは撹拌機
構4、すなわち、圧送流路の中間地点で加えられ
るため、圧送用ホース3内に逆流することがな
く、ホース3内を閉塞することがない。
なお、上記実施例においては、撹拌機構4を作
業者Oが背負つてコンクリートの吹付け施工を行
なうようにしたが、吹付けロボツトに組み込み使
用することも可能である。
業者Oが背負つてコンクリートの吹付け施工を行
なうようにしたが、吹付けロボツトに組み込み使
用することも可能である。
以上説明したように、本考案によれば、ノズル
部の付近に撹拌機構を付加し、この撹拌機構でド
ライミツクス状の材料と水とを導入して練り混ぜ
るようにしたことから、従来の乾式吹付け工法の
利点を生かしつつ、練り混ぜ性能を高めることが
できるため、粉塵や跳ね返りを低減させることが
でき、しかも吹付け後のコンクリートの品質をも
向上させることができるというすぐれた効果を奏
するものである。
部の付近に撹拌機構を付加し、この撹拌機構でド
ライミツクス状の材料と水とを導入して練り混ぜ
るようにしたことから、従来の乾式吹付け工法の
利点を生かしつつ、練り混ぜ性能を高めることが
できるため、粉塵や跳ね返りを低減させることが
でき、しかも吹付け後のコンクリートの品質をも
向上させることができるというすぐれた効果を奏
するものである。
第1図は本考案に係るコンクリート用吹付け装
置の一実施例を示す概略的構成図、第2図は同じ
く撹拌機構の断面図、第3図は撹拌機構の分解
図、第4図は撹拌機構を作業者が背負つた使用状
態の一例を示す説明図である。 1……吹付け機、2……コンプレツサ、3……
圧送用ホース、4……撹拌機構、41……搬送流
路、5……水ポンプ、7……ノズル部、F……ド
ライミツクス状の材料、W……水、C……コンク
リート。
置の一実施例を示す概略的構成図、第2図は同じ
く撹拌機構の断面図、第3図は撹拌機構の分解
図、第4図は撹拌機構を作業者が背負つた使用状
態の一例を示す説明図である。 1……吹付け機、2……コンプレツサ、3……
圧送用ホース、4……撹拌機構、41……搬送流
路、5……水ポンプ、7……ノズル部、F……ド
ライミツクス状の材料、W……水、C……コンク
リート。
Claims (1)
- 吹付け機から圧送されたドライミツクス状の材
料と水とを撹拌し混練する撹拌機構を介してノズ
ル部よりコンクリートを噴出させてなるととも
に、前記撹拌機構内の搬送流路を複雑に蛇行させ
たことを特徴とするコンクリート用吹付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960685U JPH0233896Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960685U JPH0233896Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109752U JPS62109752U (ja) | 1987-07-13 |
JPH0233896Y2 true JPH0233896Y2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=31161386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19960685U Expired JPH0233896Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233896Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP19960685U patent/JPH0233896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62109752U (ja) | 1987-07-13 |
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