JPH0233816Y2 - - Google Patents

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JPH0233816Y2
JPH0233816Y2 JP1981145041U JP14504181U JPH0233816Y2 JP H0233816 Y2 JPH0233816 Y2 JP H0233816Y2 JP 1981145041 U JP1981145041 U JP 1981145041U JP 14504181 U JP14504181 U JP 14504181U JP H0233816 Y2 JPH0233816 Y2 JP H0233816Y2
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JP
Japan
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stirring
medal
medals
rotating shaft
abrasive material
Prior art date
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JP1981145041U
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JPS5851771U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はメダル遊技場のメダル式パチンコ機
(パチスロ)等で使用されるメダルの研磨機に関
するものである。
(従来の技術) 従来、遊技場において反覆使用されたメダルは
手垢、埃等で汚れるので浄化する必要がある。汚
れが付着したメダルは洗剤と水(熱湯)を入れて
撹拌しながら洗浄したり、また、洗浄液の中に浸
漬撹拌して浄化していたが、なかなかきれいには
ならなかつた。ところで、合成樹脂材で作られた
ゴム質の小顆粒の研磨材を使用して磨く装置が他
の分野で提供されてきた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、洗剤と水を用いた洗浄方法にあ
つては排出される洗浄水による水質汚濁の問題が
生じるため水質処理装置を必要としなくてはなら
ず、また、洗浄液にメダルを浸漬撹拌する方法に
あつては洗浄液を不揮発性のものを使用すると乾
燥に手間がかかり、また洗浄液を揮発性のものに
してもメダルの表面の刻印塗料を溶解してしまう
ため品質を損ねてしまつていた。さらに不揮発
性、揮発性の洗浄液そのものが高価であるにもか
かわらず使い捨てで使用するため甚だ不経済であ
つた。
そこで他の分野で使用しているゴム質の小顆粒
の研磨材を使用してメダルを磨くがパチンコ玉と
違つてメダルの表面にいろいろな文字・模様が凸
凹に刻印されているため刻印部分に付着したしつ
こい汚れがなかなか取り除くことが難しかつた。
即ち、縦型の内筒内の一端にモータに連結し廻
転軸の全長にスクリユーを設けた構造ではメダル
と研磨材は混在しながらスムーズに揚送していく
反面、研磨している時間が短いため汚れが完全に
とりきれないまま排出されてしまう。その結果、
遊技者に不快感を与えてしまつていた。
そこで研磨時間を長くとれるよう外筒を長くす
るが、装置そのものが大型化となつてしまうので
遊技場での設置は不向きとなつていた。
本考案は上記の課題を解決するため創案された
もので、その目的とするところは、内筒内の廻転
軸の中腹部に撹拌腕であるところの2種類の撹拌
棒と撹拌柱を突設することで中腹部で混在するメ
ダルと研磨材が上下動に繰り返し摺り合さる構造
となるため短い外筒であつても研磨している時間
が長くとれるようにしたメダル研磨機を提供する
ところにある。
(課題を解決するための手段) 上記、目的を達成するため本考案のメダル研磨
機は、下部にメダル投入部を取付けた外筒と、そ
の内側に一定間隔をおいた内筒とを台に直立状に
立設し、該内筒内には一端をモータに連結し、他
端を軸受に軸支した廻転軸を軸着し、該廻転軸の
上部に排出スクリユー、下部に揚送スクリユーを
設け、上方の排出口よりメダルと研磨材を排出さ
せるようにしたメダル研磨機であつて、上記廻転
軸の中腹部の上端に向きの異なる棒状の撹拌棒を
複数本廻転軸に対し垂直状に所定間隔をあけて突
設し、その下端に向きの異なる状の撹拌柱を複
数本廻転軸に対し垂直状に所定間隔をあけて突設
し、該中腹部の撹拌棒と撹拌柱によつて混在して
いるメダルと研磨材を上下動に繰り返し摺り合せ
ることが出来るようにしたことで達成される。
(作用) 以上のように構成された本考案のメダル研磨機
は、モータを始動させると廻転軸が回転し、内筒
内に略充満する程度に研磨材を入れ、メダル投入
部から汚れたメダルを投入すると、メダルは内筒
の下部のメダル投入口から底部に入り、先ず揚送
スクリユーによつて研磨材と一緒に上方へ撹拌し
ながら揚送され、揚送スクリユーより中程まで押
上げられると、中腹部下端の向きの異なつた撹拌
柱と向きの異なつた撹拌棒の2種類の撹拌腕によ
つて撹拌されるが、ここでは揚送速度が遅くなり
ながら撹拌される即ち、メダルと研磨材が上下動
を繰り返しながら摺り合わさつて、メダルの表面
の汚れを研磨材に付着させることによつて取り除
かれるようになつている。
このように汚れを取り除かれながらメダルは研
磨材と共に更に揚送され、遂には排出スクリユー
によつて排出口から分離部へと一緒に押出され
る。分離部で研磨材は簀子より落下し、メダルは
メダル落下口より排出されていく。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図で
ある。
Aは下部を開放した円筒状の外筒で、円盤状の
台10の段部に直立状態で立設される。
Bは内筒で外筒Aの内側に一定間隔をおいて台
10の段部に外筒と同様直立状態で立設されてい
る。
1は廻転軸で下方の台10の中心に設けた軸受
2′と上方の蓋8の中心に設けた軸受2に軸支さ
れ、上端をモータCに連結して回転自在となるよ
うに軸着してある。
1の廻転軸は上部に排出スクリユー4、中腹部
に撹拌腕6であるところの撹拌棒6aと撹拌柱6
bが下部に揚送スクリユー9がそれぞれ形成され
ていて揚送スクリユー9と排出スクリユー4のス
クリユーはそれぞれ2〜3枚づつ取付けてある。
中腹部の撹拌腕6には2種類の撹拌棒6aと撹
拌柱6bが形成されていて、撹拌棒6aは排出ス
クリユー4の下に向きが異なるように複数本の棒
状の撹拌棒6aが廻転軸1に対して垂直状に突設
していて、その下に向きが異なるように複数本の
状の撹拌柱6bが廻転軸1に対して垂直状に突
設されている。(本実施例では2〜3本づつ取付
けてある)よつてこの中腹部では研磨材とメダル
が上下動を繰り返しながら摺り合わされるという
研磨状態となる。即ち、この中腹部では研磨して
いる時間長くとれることでメダルの表面に付着し
たしつこい汚れであつても完全に取り除くことが
できるのである。
3は排出スクリユー4と略同位置の内筒Bに穿
設した排出口でこの排出口3の外側に第5図に示
すように底部が簀子状で外側部に板を衝立状に設
け、排出されたメダルと研磨材とを分離させる分
離部5が内筒Bの外側に添つて下方へ螺旋状に取
付けてあり、終端部のメダル落下口7へとつなが
つている。
又、第2図に示すように、内筒Bの下部前部
に、仕切板12を間に研磨材流入口11、メダル
投入口13を形成した後、円筒B内に合成樹脂等
からなる顆粒状の研磨材を常時略充満する程度に
入れる。
分離部5は第5図に示すように、底部は顆粒状
の研磨材が落下する程度の間隔をおいた簀子状で
あり、内筒Bの外側面と衝立状の板との間はメダ
ルが起立した状態で転落する程度の巾で、螺旋状
に内筒Bに添つて、略3/4周する程度に設けられ
てあるため、排出口3から排出されたメダル(汚
れの落ちた)は分離部5の中を転がり(第5図参
照)、遂にはメダル落下口7から外部へ落下し、
メダル収容器(図示せず)に収納される。
又、排出口3からメダルと一緒に排出された研
磨材は、簀子状の分離樋5の底部の間隙から内筒
Bと外筒Aの間に落下し、研磨材流入口11及び
メダル投入口13から再び内筒B内に入り、新た
に投入されるメダル(汚れたメダル)と共に揚送
される。
又、分離部5から落下した研磨材は第2図に示
した矢印a,bのように、左右に分かれてメダル
投入口13と研磨材流入口11に入るが、ここに
仕切板12を設けてあるのは、メダルと研磨材を
同じ口から一緒に投入すると、メダルのみが先行
するため、揚送スクリユウー9とメダルが噛み合
つて回転が止まつたり、揚送スクリユウー9が欠
損する場合や、様々の故障をひきおこすのを防ぐ
ためである。
つまり、研磨材流入口11からは常に一定量の
研磨材を先行流入させれば、前記のような故障は
未然に防止できるからである。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案のメダル
研磨機は内筒内の廻転軸の中腹部に棒状からなる
撹拌棒と状からなる撹拌柱の2種類の撹拌腕と
することにより下方から揚送されてくる研磨材と
メダルが中腹部で上下動に繰り返し摺り合わさる
構造となる。そのため研磨している時間が中腹部
で長くとれるため、メダルの表面に付着したしつ
こい汚れであつても完全に取り除くことができる
効果を有している。さらに外筒を長くする構造と
せず短い構造のものでも本考案の廻転軸の2種類
の撹拌腕とすれば研磨能力は十分であるため装置
を小型化にすることができる効果も有している。
また、一般に流通している硬貨等の汚れを取除
くことにも利用できる実用範囲の広いメダル研磨
機である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、
第2図は台上に内筒を立設した状態斜視図、第3
図は本考案の撹拌腕を取けた廻転軸の斜視図、第
4図は外筒の斜視図、第5図は分離部の斜視図、
第6図は第1図における−′部分から平面断
面図である。 1……廻転軸、4……排出スクリユー、5……
分離部、6……撹拌腕、6a……撹拌棒、6b…
…撹拌柱、9……揚送スクリユー、A……外筒、
B……内筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部にメダル投入部を取付けた外筒と、その内
    側に一定間隔をおいた内筒とを台に直立状に立設
    し、該内筒内には一端をモータに連結し、他端を
    軸受に軸支した廻転軸を軸着し、該廻転軸の上部
    に排出スクリユー、下部に揚送スクリユーを設
    け、上方の排出口よりメダルと研磨材を排出させ
    るようにしたメダル研磨機であつて、上記廻転軸
    の中腹部の上端に向きの異なる棒状の撹拌棒を複
    数本廻転軸に対し垂直状に所定間隔をあけて突設
    し、その下端に向きの異なる状の撹拌柱を複数
    本廻転軸に対し垂直状に所定間隔をあけて突設
    し、該中腹部の撹拌棒と撹拌柱によつて混在して
    いるメダルと研磨材を上下動に繰り返し摺り合せ
    ることが出来るようにしたことを特徴とするメダ
    ル研磨機。
JP1981145041U 1981-10-01 1981-10-01 メダル研磨機 Granted JPS5851771U (ja)

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JP1981145041U JPS5851771U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 メダル研磨機

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JP1981145041U JPS5851771U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 メダル研磨機

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Publication Number Publication Date
JPS5851771U JPS5851771U (ja) 1983-04-08
JPH0233816Y2 true JPH0233816Y2 (ja) 1990-09-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630005Y2 (ja) * 1988-06-03 1994-08-17 モリト株式会社 履物用留め具
JP5909732B2 (ja) * 2011-11-01 2016-04-27 株式会社浅間製作所 汚れ除去装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122546U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19

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JPS5122546U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19

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