JPH0233514Y2 - - Google Patents

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JPH0233514Y2
JPH0233514Y2 JP12236585U JP12236585U JPH0233514Y2 JP H0233514 Y2 JPH0233514 Y2 JP H0233514Y2 JP 12236585 U JP12236585 U JP 12236585U JP 12236585 U JP12236585 U JP 12236585U JP H0233514 Y2 JPH0233514 Y2 JP H0233514Y2
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joint
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tripod
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joint members
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は魚釣り時に釣竿を立てかける竿受
け、特に三脚型で上部に、波型に屈曲する竿受け
腕を一対そなえ、使用時に両竿受け腕を相反する
向きに水平に伸ばし固定し得て複数本の釣竿を立
てかけ得る竿受けに関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来の三脚型釣竿受けは、三脚の上端に三脚に
おける各脚柱の上端関節を支持する水平板があ
り、この水平板上に1対の竿受け腕を相反する向
きの水平に支持する竿受け取付座を設け、釣り場
で三脚上に竿受け腕を取付け、携行時には竿受け
腕を取外してこれを、閉じた三脚における脚柱間
に添わせバンド締めしている。
ところで、上記三脚型釣竿受けは前記したよう
に組立てや分解をしなければならず煩雑であると
共に、分解してバンド締めした状態は比較的嵩高
であり携帯に不便である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案は伸縮
自在な脚柱からなる三脚と前記三脚の各脚柱上端
の関節部材、及び前記各関節部材を密に抱持する
キヤツプ、前記キヤツプに取付けられる竿受け腕
とからなり、各関節部材は脚柱上端に起立する側
面円形を呈する板状関節片の両面に接合する1対
の矩形板の対向面に、前記関節片の両面に突設し
たダボを嵌合するダボ穴をそなえると共に三脚の
二個の脚柱用関節部材はその両矩形板の対向外面
側が上から見て二等辺三角形とし、この二個の関
節部材をそなえる脚柱を他の一個の脚柱の両側に
配して各脚柱を一列に並べ且つ前記左右の脚柱の
関節片は上から見て「ハ」の字の向きとすると共
に、隣接する関節部材との対向面にはキヤツプに
前後方向に貫通する締結ビス通し用の断面半円形
の水平溝を形成し、キヤツプに通した締結ビス
の、キヤツプから突出する部分に波形に屈曲する
竿受け腕の後端を回動自在に支持し、キヤツプ
の、竿受け腕支持部より他側には竿受け腕を水平
位に支持し得るフツクをそなえる釣竿受けとした
ものである。
〔作用〕
この釣竿受けは、三脚における各脚柱が横一列
に並んでいるので、各脚柱の下端側を開かないよ
うに適当な手段で固定し、竿受け腕も垂下位とす
ることで一見扁平角棒形となり、使用に際しては
左右両側の脚柱を「ハ」の字状に開く方に開き、
中央の脚柱は反対側に開くことで三脚形に安定
し、キヤツプの正面及び背面に付設した竿受け腕
を相反する向きの水平位に支持してこれに釣竿を
立てかける。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る釣竿受けの一例を示し、
1は伸縮自在な脚柱2a,2b,2cからなる三
脚、3は三脚1の上端、即ち拡大第2図第3図に
示す脚柱2a,2b,2c上端に組込んだ関節部
材4a,4b,4cを密に抱持するキヤツプ、5
a,5bはキヤツプ3の正面側と背面側に左右位
置をづらせて取付けた竿受け腕である。脚柱の伸
縮自在の構造は周知につき詳細な説明は省略し
た。
関節部材4a,4b,4cは第4図に分解して
示すように、脚柱上端に起立する側面円形を呈す
る板状関節片6の両面に接合する一対の矩形板7
からなり、その対向面には脚柱上端の関節片6の
両面に突設したダボ8を嵌合するダボ穴9をそな
えている。
又関節部材4a,4b,4c中、4b,4cに
おける各一対の矩形板7aは、一対における対向
外面側が上から見て二等辺三角形にしてあり、こ
の関節部材4b,4cをそなえる脚柱2b,2c
は脚柱2aを中央にしてその左右両側に位置し横
一列に並べると共に、脚柱2b,2cの関節片6
の向きを第3図のように上から見て「ハ」の字と
なるようにしてキヤツプ3を被せることで各関節
部材はキヤツプに密に抱持される。
キヤツプ3には各関節部材間に対応する部分に
おいて前後面に向け締結用ビス10a,10bが
貫通して各関節部材を離脱不能にしている。離脱
不能の構造は、隣接する関節部材の対向面(矩形
板7,7aの外面側)に締結用ビス10a,10
bを通すための断面半円形水平溝11が形成して
あることによる。
12はキヤツプ3の正面板部右側と背面板部左
側に形成した締結用ビス10a,10bを通す孔
部におけるナツト13が回動不能に嵌合する凹
部、14は凹部12と対称位置に設けたビス通し
孔をそなえる突出円筒軸であり、この円筒軸には
竿受け腕5a,5bの後端の孔15を嵌合しビス
10a,10bで固定する。
竿受け腕5a,5bは剛性線材で波状に屈曲し
てこの屈曲凹部に釣竿を受けさすようにしてあ
る。又竿受け腕5aにはその後端に側方に向く二
股状の竿受部16をそなえ、竿受け腕を水平位に
すると竿受部16が上向きとなる。17はキヤツ
プ3の正面並びに背面に突設した竿受け腕の先側
を受け支えて水平に支持するフツクである。
この釣竿受けは、第1図に示すように三脚1の
各脚柱2a,2b,2cを短尺に戻して各脚柱を
一列に揃えクリツプ18で固定し、竿受け腕5
a,5bを垂下位にすることでコンパクトとな
り、使用時に脚柱を拡開することで第5図のよう
に安定した三脚となり、竿受け腕5a,5bを左
右の水平位に回動しフツク17に受け支えさせ
る。
なお脚柱の関節部材4a,4b,4cの動きを
固めにするにはビス10a,10bの締結度を強
くすることで、第3図に理解できるように左右両
側の関節部材4b,4cにおける対の矩形板が互
いに圧接方向にずれ移動し、一方このずれ移動は
中央の関節部材4aにおける対の矩形板をも圧接
方向に強制移動して三個の関節全体の動きが固く
なる。
〔効果〕
この考案の釣竿受けとすることにより、以下に
述べるような効果がある。
(1) 三脚における各脚柱には上端を横一列に並列
してあり、竿受け腕は脚柱上端の関節部材抱持
キヤツプに、使用状態の水平位から垂下位に回
動自在に取付けてあるので、コンパクトに携行
できる。
(2) 各脚柱を横一列にして上端をキヤツプで抱持
固定しているが、左右両側の脚柱は上から見て
「ハ」の字形に開き中央の脚柱は前後方向に揺
動するようにしてあるので、中央の脚柱を後側
に開くことで安定した三脚となし得る。
(3) 左右両外側の各脚柱上端の関節部材におけ
る、脚柱の上端に起立する関節片を挾む一対の
矩形板はその対向外側面を上から見て二等辺三
角形状にしてあり脚柱を前記したように「ハ」
の字形に開く向きにしてキヤツプ内に密に装填
してあるので、キヤツプに前後方向に通したビ
スの締結で前記関節部材における一対の矩形板
が互いに圧接方向にずれ移動し且つこのずれ移
動は中央の関節部材における一対の矩形板にも
互いに圧接する方向の力が加えられて、ビスの
締結度により関節の動きの硬さを所望の度合に
調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釣竿受けの一例の正面
図、第2図は同上要部の拡大一部切欠正面図、第
3図は同横断平面図、第4図は同分解斜視図であ
り、第5図は同上の使用態様における一部切欠平
面図である。 1……三脚、2a,2b,2c……脚柱、3…
…キヤツプ、4a,4b,4c……関節部材、5
a,5b……竿受け腕、7,7a……矩形板、8
……ダボ、9……ダボ穴、10a,10b……締
結用ビス、17……竿受け腕用フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮自在の脚柱からなる三脚と、前記三脚の各
    脚柱上端の関節部材、及び前記各関節部材を密に
    抱持するキヤツプ、前記キヤツプに取付けられる
    竿受け腕とからなり、各関節部材は脚柱上端に起
    立する側面円形を呈する板状関節片の両面に接合
    する1対の矩形板の対向面に、前記関節片の両面
    に突設したダボを嵌合するダボ穴をそなえると共
    に三脚の二個の脚柱用関節部材はその両矩形板の
    対向外面側が上から見て二等辺三角形としこの二
    個の関節部材をそなえる脚柱を左右外側として各
    脚柱を横一列に並べ且つ前記左右両外側の脚柱の
    関節片は上から見て「ハ」の字の向きとすると共
    に、隣接する関節部材との対向面にはキヤツプに
    前後方向に貫通する締結ビス通し用の断面半円形
    の水平溝を形成し、キヤツプに通した締結ビス
    の、キヤツプから突出する部分に波形に屈曲する
    竿受け腕の後端を回動自在に支持し、キヤツプの
    竿受け腕支持部より他側には竿受け腕を水平位に
    支持し得るフツクをそなえたことを特徴とする釣
    竿受け。
JP12236585U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH0233514Y2 (ja)

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JP12236585U JPH0233514Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6230579U JPS6230579U (ja) 1987-02-24
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