JPH0233498A - 多翼送風機の羽根車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空ＯＡ１機器などに使用される多翼送１［の羽
根車に関するものである。

従来の技術 従来、多衷送黒はの羽根車ｄは第３図Ｊｊよび第４図に
示すように、主板１と中央に空気の流入口４を有する副
板３との間に断面が円弧状の園２を回転軸と平行に多数
配列し、これを渦巻型のケーシング５内に配置すると同
時に、ケーシング５の外部に固定したモータ６によって
回転させて使用している。また、羽根車ｄは、前記主板
１および副板３を平板状に成型し、買２の円弧長さを長
くとるとともに、１１２の枚数を３５枚程度に設計して
いた。なお、ここで７はケーシング５に設けた給気口、
８は吐出口を示し、第４図は第３図の８−８、？！断面
図を示す。

第３図および第４図において、モータ６を駆動すること
によって羽根車ｄが回転し、ケーシング５に設けた給気
ロアから吐出口８に至る流れが生じ、送風機として動作
するものである。

発明が解決しようとする課題 一方、この種の羽根車ｄにおいて、円弧長さの短いｌ１
１２を多数配貨することによって羽根車ｄの送風効率が
向上する傾向がある。しかるに、このような羽根車を製
作する場合．福板の径方向の幅も小さくする必要があり
、このようにすると、従来の製造方法では副板の機械的
な強度が低下する。

したがって、従来は羽根車の内径Ｄ１と外径Ｄ２の比で
表わされる内外径比Ｄ１／Ｄ２を小さく設定して関２の
円弧長さを長くせざるを冑ず、しかも翼２の枚数を３５
枚程度に設計していたものである。このために、羽根車
ｄが小型化できず、多翼送風機の小型化を阻害していた
。

本発明は、このような従来の問題を解決するもので、羽
根車の送風効率を上げるために多数の翼を設けても、３
１板の機械的な強度を低下さぜることがなく、送風機を
小型化できる多翼送風機の羽根車を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するための手段 上記ＷＩＵ１を解決するために本発明の多翼送風機の羽
根車は、主板と、中央に空気の流入口を有する副板と、
前記主板と前記副板との間に回転軸と平行に多数配列さ
れた翼とを備え、前記副板の外周端を曲折したものであ
る。

また、本発明の多買送ｆｆ１ｉの羽根車は、上記羽根車
の曲折方向を主板とは反対側にしたものである。

また、本発明の多翼送風機の羽根車は、上記構成の羽根
車において．翼外面の面積の総和を少なくとも羽根車外
周側面の表面積より大きくし、かつ、翼枚数Ｚ＠Ｚ≧４
５としたものである。

作用 上記構成によって、曲折部により副板の機械的な強度が
大幅に高められ．福板の径方向の幅を小さくすることが
できるため、翼長さの短い翼を多数配列して羽根車の内
外径比を大きく設定することが可能になり、羽根車の効
率を向上させることができる。

また、ｍ」板の外周端を主板とは反対側に曲折させるこ
とによって、この羽根車が内股されるケーシングの粘気
口を形成する部分との隙間を小さくすることができ、羽
根車から吐出された空気流が給気口に逆流する流れを抑
制することができる。

さらに羽根車外周側面の表面積より翼の外面の表面積を
大きくすると同時に買の枚数を多数配設することによっ
て翼表面に効果的な流れが形成できるとともに、舅−枚
当りの仕事が小さくてすむため、翼端部での圧力変動が
小さく発生する騒音を抑制することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の多黄型の羽根車すを渦巻型
のケーシングａ内に配置した送ｆｆｉ機の構成を示す断
面図である。第１図において、羽根車すは、外方に平板
状の永久磁石１２を配置した主板１１と中央に空気の流
入口１４を有する副板１３との間に断面が円弧状の４１
５が回転軸心と平行に多数配列して構成されている。ま
た、主板１１の外周端は副板１３とは反対側の羽根車す
外方向へ曲折されているとともに．福板１３の外周端も
主板１１とは反対側の羽根車す外方に曲折され、それぞ
れの先端を、ケーシングａ内面近くまで突出させている
ーさらに、主板１１は羽根車すの内方に凹ませた四部１
１ａを有し、この凹部１１ａ内に永久磁石１２が配置さ
れ、この永久磁石１２は、主板１１の回転軸心に回転軸
１６を固定するボス１７を利用して主板１１と一体的に
かしめて固定するように構成されている。さらに羽根車
すは、羽根車すの外周側面の表面積より円弧状の買１５
の外面の総和を大きくするとともに、翼１５の枚数を４
５枚以上に設定し、かつ、羽根車すの内外径比（内径Ｄ
１／外径Ｄ２）は大きく、たとえば０．８８以上に設定
して、翼前縁より翼後縁までの円弧長さの短い翼に構成
されている。

一方、永久磁石１２と対向するケーシングａ内面には凹
部２３が形成され、この凹部２３に、モータＣの固定子
２０を構成する複数の界磁コイル１８が配置されるとと
もに、界磁コイル１８の相互中央には、羽根車すの回転
軸１６を受ける軸受１９が設けられている。なお、２１
はケーシングａの空気給気口、２２は同じく吐出口を示
す。また、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図を示す。

上記構成において、界磁コイル１８に通電すると、主板
１１と一体に構成している永久磁石１２が回転して羽根
車すが回転し、給気口２１から吐出口２２に至る流れが
生じ、送風機として動作する。ここで、主板１１および
ｍｊ板１３の外周端を曲折しているため、主板１１およ
び層ｊ板１３、特に．福板１３の機械的な強度が高めら
れるため．福板１３の径方向の幅をより小さくできる。

すなわち、羽根車の内径Ｄ１と外径Ｄ２との比で表わさ
れる内外径比Ｄｌ／Ｄ２を大きくすることができる。さ
らに羽根車すの外周側面の表面積より１１５の外面の表
面積を大きくすると同時に翼１５の枚数を４５枚以上配
設することによって翼１５の表面に効果的な流れが形成
できるとともに、買−枚当りの仕事が小さくてすむため
、翼１５の端部での圧力変動が小さくなり、Ｒ１ずる騒
音を抑制することがＣきる効果がある。また、副板１３
の外周端の曲折部２４を主板１１とは反対側に曲折して
突出させることによって、ケーシングａの空気の流入口
１４の内面との隙間を小さくすることができ、羽根車す
から吐出された空気流が流入口１４を通して給気口２１
に逆流する流れを抑制することができる。したがって、
さらに送風機としての性能を向上させることができる効
果がある。

なお、本願実施例の羽根車すは、主板１１の外周端を羽
根車す外方に曲折すると同時に副板１３の外周端を羽根
車すの外方に曲折させた構成で説明したが、強度を高め
ることについては、主板１１および副板１３の外周端を
羽根車すの内方に曲折しても同様の効果が得られること
は言うまでもない。

発明の効果 以上のように本発明の多翼送風機の羽根車によれば次の
ような効果が得られる。

（１）副板の外周端を曲折ザることで．福板の機械的な
強度を高め、円弧長さの短い黄を多数設けることができ
るために、送風性能を向上させることができるとともに
、低騒音化ダることができる。

（２）副板の外周端を主板とは反対側に曲折して突出さ
せることによって、ケーシングの空気の流入口内面との
隙間を小さくすることができ、羽根車から吐出された空
気流が流入口を通して給気口に逆流する流れを抑制ヴる
ことができ、さらに送風機としての性能を向上心せるこ
とができる。

（３）同一性能であれば、羽根車を小型化でき、小型化
した多翼送ｆｆ１ｉを作ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す多翼送風ｎの羽根車の
断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は従
来の多翼送風機の羽根中の断面図、第４図は第３図の８
−８線断面図である。 １１・・・主板、１３・・・副板、１４・・・流入口、
１５・・・習、１６・・・回転軸１．２４・・・曲折部
、ａ・・・ケーシング、ｂ・・・羽根車。 代理人　　　森　　本　　八　　弘 で しく ！ さ 口 ♀藁。 ＠品式矢口＠草； ′？−艶　！

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 　１．主板と、中央に空気の流入口を有する副板と、前
   記主板と前記副板との間に回転軸と平行に多数配列され
   た翼とを備え、前記副板の外周端を曲折した多翼送風機
   の羽根車。
2. 　２．福板の外周端を主板とは反対側に曲折した請求項
   １記載の多翼送風機の羽根車。
3. 　３．翼外面の面積の総和を少なくとも羽根車外周側面
   の表面積より大きくし、かつ、翼板数ＺをＺ≧４５とし
   た請求項１または２記載の多翼送風機の羽根車。