JP2008064350A - 送風装置、空気調和機の室外機 - Google Patents

送風装置、空気調和機の室外機 Download PDF

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Abstract

【課題】限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置を提供する。
【解決手段】本送風装置は、上流側と下流側の翼が円筒状のハブの周面に互いに軸方向及び回転方向前方に所定角度ずらして設けられた軸流ファンと、この軸流ファンの周囲に設けられたベルマウスを備え、上流側に位置する翼及び下流側に位置する翼は半径方向においてベルマウスと重なり、上流側に位置する翼は、その翼高さ寸法の10〜30%がベルマウスと重なるように設ける。
【選択図】 図2

Description

送風装置及びこれを用いた空気調和機の室外機に係り、特にベルマウスを改良した送風装置及びこれを用いた空気調和機の室外機に関する。
一般に、空気調和機の室外機等には軸流ファンが多く用いられ、この軸流ファンは室外機本体に設けた吹出口に対向して設けられる。
この種の軸流ファンとして、複数組の翼を備え、この複数組の翼が互いにハブの軸方向にずれた位置に設けられ、かつ空気の流通方向の上流側に位置する翼に対して、下流側に位置する翼は回転方向に所定角度ずらして設け、風量の増加、騒音の低減を図かり、さらに、翼を吹出口に取り付けられたベルマウスによって囲繞して、翼の周囲に過流が発生するのを緩和し、円滑な吹出空気流を形成するようにしたものが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1のベルマウスは翼との位置関係が考慮されておらず、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置の提供が望まれていた。
特開2006−152988号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、限られたスペースの中でより多くの風量を低騒音で供給できる送風装置を提供することを目的とする。
また、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置を用いた空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る送風装置は、複数組の翼が円筒状のハブの周面に互いに軸方向にずれた位置に設けられ、かつ空気の流通方向の上流側に位置する翼に対して、下流側に位置する翼は回転方向前方に所定角度ずらして設けられた軸流ファンと、この軸流ファンの周囲に設けられたベルマウスからなる送風装置において、前記上流側に位置する翼及び下流側に位置する翼は半径方向において前記ベルマウスと重なり、前記上流側に位置する翼は、その翼高さ寸法の10〜30%が前記ベルマウスと重なるように設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る空気調和機の室外機は、上記送風装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係る送風装置によれば、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置を提供することができる。
また、本発明に係る空気調和機の室外機によれば、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置を用いた空気調和機の室外機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る送風装置について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る送風装置の平面図、図2はその側面図である。
図1及び図2に示すように、本第1実施形態に係る送風装置1は、軸流ファン2と、この軸流ファンの周囲に設けられたベルマウス3からなる。
軸流ファン2は回転軸(図示せず)に取り付けられる円筒状のハブ4の周面に複数組例えば二対の翼5、6を設けてなり、その回転にともなって軸方向に送風する多重形式のものである。空気の流通方向の上流側に位置する2枚の翼5および下流側に位置する2枚の翼6はそれぞれ約180°間隔で配置されている。また、空気の流通方向の上流側に位置する翼5に対して、下流側に位置する翼6は、ハブ4の周面に互いに軸方向にs1例えば10mmずれた位置に設けられ、さらに、回転方向前方に所定角度、好ましくは25°〜85°、より好ましくは55°ずらして(進めて)設けられる。
翼5、6を互いにハブの軸方向にずれた位置に設け、かつ回転方向に所定角度ずらして設けるため、翼5及び翼6が独立してファン機能を発揮できる。これにより、最適な翼間隙と翼面積の関係を維持したままで合計の翼面積を拡大でき、また、隣接翼間の干渉、例えば翼6の後縁部に生じる乱流の影響が翼5に与えるのを最小限度に抑制することができ、さらに、ファン外径を拡大することなく合計の翼面積を拡大できるので、同一風量での回転数を低減できる効果がある。換言すれば、両翼をハブの軸方向及び回転方向に所定量ずらし、同一回転数での発生風量を増加させることが可能となる。
なお、軸流ファン2は一体成形しても良いが、上流側に位置する2枚の翼5と軸長の短いハブからなる上流側ユニットと下流側に位置する2枚の翼6と軸長の短いハブからなる下流側ユニットに分割して成形し、上記両ハブを接合して一体化すると容易に形成することができる。
さらに、翼5及び翼6は、半径方向においてベルマウス3と側面視で重なり、翼5の翼高さ寸法の10〜30%がベルマウス3と重なる。すなわち、翼5のベルマウス3と重なる高さ寸法(r1)/翼高さ寸法(h1)=0.1〜0.3にする。
ベルマウス3は、例えば空気調和機の室外機に用いるもので、中央部が扁平円筒状で吸込側端部3aがR形状をなす。
図7は送風量を1800m/hとしたときの、r1/h1と騒音との関係を示したものである。図7からr1/h1を0.1〜0.3の範囲にすることにより、騒音を大幅に低下できることが分かる。すなわち、ベルマウス3により軸流ファン2の周囲に過流が発生するのを緩和し、円滑な吹出空気流を形成して風量を増大させるとともに、騒音を抑えることができる。
本第1実施形態の送風装置によれば、上流側に位置する翼と下流側に位置する翼の軸方向のずれ、回転方向のずれ、および上流側に位置する翼の翼高さ寸法の10〜30%をベルマウスと重なるようにすることの相乗作用により、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる送風装置が実現する。
また、本発明の第2実施形態の送風装置について説明する。
本第2実施形態は、第1実施形態がベルマウスの中央部を扁平円筒状に形成するのに対して、ベルマウスの吹出側を長い円筒で形成する。
例えば、図3に示すように、第2実施形態の送風装置1Aは、ベルマウス3Aの吸込側及び吹出側が長い円筒3A、3Aで形成される。
この場合も、r1/h1を0.1〜0.3の範囲にすることにより、ベルマウス3Aにより軸流ファン2の周囲に過流が発生するのを緩和し、円滑な吹出空気流を形成して風量を増大させるとともに、騒音を抑えることができる。
他の構成は図2に示す送風装置と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
また、本発明の第3実施形態の送風装置について説明する。
本第3実施形態は、第1実施形態がベルマウスの中央部を扁平円筒状に形成するのに対して、ベルマウスが上流側に位置する翼と重なる部分の直径を、空気の流通方向の上流側に向かって徐々に大きく形成する。
例えば、図4に示すように、第3実施形態の送風装置1Bは、ベルマウス3Bが上流側に位置する翼5と重なる部分の直径Dを、空気の流通方向の上流側に向かって徐々に大きく形成し、吸込側端部3aをR形状にした扁平円筒状をなす。
これにより、図7に示すように、同一風量で騒音が、第1実施形態に比べてさらに0.5〜1dBA低減できる。
また、本発明の第4実施形態の送風装置について説明する。
本第4実施形態は、第3実施形態のベルマウスが上流側に位置する翼と重なる部分の直径を、空気の流通方向の上流側に向かって徐々に大きく形成した扁平円筒状であるのに対して、ベルマウスの吸込側及び吹出側が長い円筒で形成される。
例えば、図5に示すように、第4実施形態の送風装置1Cは、ベルマウス3Cが上流側に位置する翼5と重なる部分の直径Dを空気の流通方向の上流側に向かって徐々に大きく形成してテーパ部3Cを形成し、さらに、吸込側及び吹出側が長い円筒3C、3Cで形状される。この場合も、前記第3実施形態のものと同様な効果を得ることができる。
また、本発明に係る空気調和機の室外機について添付図面を参照して説明する。
図6に示すように、本発明に係る空気調和機の室外機11は、室外機本体12に上述第1実施形態の送風装置1を組み込んで用いるもので、室外機本体12には、送風装置1の他にこの送風装置1を回転駆動する室外送風装置用モータ13、圧縮機14、室外熱交換器15、インバータ回路16などが収容され、パックドバルブ17を備える。
送風装置1のr1/h1は0.1〜0.3の範囲であり、ベルマウス3により軸流ファン2の周囲に過流が発生するのを緩和し、円滑な吹出空気流を形成して風量を増大させるとともに、騒音を抑えることができ、限られたスペースの中でより多くの風量をより低騒音で供給できる空気調和機の室外機が実現する。
本発明の第1実施形態に係る送風装置の平面図。 本発明の第1実施形態に係る送風装置の側面図。 本発明の第2実施形態に係る送風装置の側面図。 本発明の第3実施形態に係る送風装置の側面図。 本発明の第4実施形態に係る送風装置の側面図。 本発明の空気調和機の室外機の概念図。 本発明の送風装置のr1/h1と騒音の相関線図。
符号の説明
1…送風装置、2…軸流ファン、3…ベルマウス、3a…吸込側端部、4…ハブ、5、6…翼。

Claims (3)

  1. 複数組の翼が円筒状のハブの周面に互いに軸方向にずれた位置に設けられ、かつ空気の流通方向の上流側に位置する翼に対して、下流側に位置する翼は回転方向前方に所定角度ずらして設けられた軸流ファンと、この軸流ファンの周囲に設けられたベルマウスからなる送風装置において、前記上流側に位置する翼及び下流側に位置する翼は半径方向において前記ベルマウスと重なり、前記上流側に位置する翼は、その翼高さ寸法の10〜30%が前記ベルマウスと重なるように設けられていることを特徴とする送風装置。
  2. 前記ベルマウスは、上流側に位置する翼と重なる部分の直径が、空気の流通方向の上流側に向かって徐々に大きくなることを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載の送風装置を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
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