JPH0233157Y2 - - Google Patents

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JPH0233157Y2
JPH0233157Y2 JP6486382U JP6486382U JPH0233157Y2 JP H0233157 Y2 JPH0233157 Y2 JP H0233157Y2 JP 6486382 U JP6486382 U JP 6486382U JP 6486382 U JP6486382 U JP 6486382U JP H0233157 Y2 JPH0233157 Y2 JP H0233157Y2
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JP
Japan
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groove
guide
cutter
cutter knife
cuts
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JP6486382U
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JPS58167448U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塗膜の付着性を試験する場合等に用
いて好適な基盤目カツターガイドに関する。
〔考案の概要〕
本考案は塗膜の基盤目試験時にその表面に等間
隔の切り傷を付けるためのガイドとして複数本の
平行な溝を有するカツターガイドにおいて、溝の
幅とピツチを略等しく形成し、この溝の両側縁に
沿つてカツターナイフを引くことにより簡単に等
間隔の切り傷を形成することができるようにする
と共に、カツターナイフの逃げとして溝の両端に
傾斜部を設けてカツターナイフの損傷を防止する
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
塗膜に付着性試験として最も一般的である基盤
目試験は、試験片の上の塗膜を貫通して、試験板
の生地面に到達するまでの切り傷を、鋭利な刃で
切りつけ、切れ目から傷の広がりの大小によつて
塗膜のもろさや生地への付着性の劣否を推定する
もので、この試験の際に、塗膜に直交する縦横の
平行線の切り傷をつけるガイドとして基盤目カツ
ターダイドが使用される。
従来この種の基盤目カツターガイドとしては例
えば第1図に示すようなものが提案されている。
同図において、第1図Aはその平面図、第1図B
はその側面図、第1図Cはその底面図を夫々表わ
しており、1は第1の金属板、2は第2の金属板
であつて、これらの金属板1,2の中央部分には
所定形状の開口部3が設けられる。そしてこの開
口部3をかけ渡すようにしてカツターナイフの刃
の厚さとほぼ同等のピツチ幅で、色違いのガイド
部材4が交互に複数個配せられ、金属板1及び2
によつて第1図Bに示すようにサンドイツチ状に
挟持される。そして下側の金属板2の低部には試
験の際にブレが出ないようにマグネツト5が複数
個埋設される。
そして試験に際しては、例えば試験片のほぼ中
央に直交する縦横11本づつの平行線を1mmの間隔
で引いて1cm2の中に100個のます目ができるよう
に基盤目状に切り傷をつける。この切り傷をつけ
るには、上述の如きカツターガイドを用いて第2
図に示すようにカツターナイフ6の刃先を各ガイ
ド部材4間の溝7に差し込んで塗面に対して所定
角度例えば35〜45゜の範囲の一定の各度を保ち、
塗膜を貫通して試験片の生地面に届くように切り
傷を、1本について所定時間例えば約0.5秒間か
かつて等速に引く。そして同様にして行われた数
枚の試験片について、塗面に表われた基盤目状の
傷の状態を観察し、所定の規格に従つて評価点数
を定めるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところでこのような従来の基盤目カツターガイ
ドの場合、ガイド部材がカツターナイフの刃の厚
さぎりぎりのピツチ幅で配設されているので、こ
の狭いピツチ幅の溝にカツターナイフを差し込む
際に、カツターナイフの刃先がガイド部材に当た
つて刃が傷んだり、また各ガイド部材は一応交互
に色違いとされているも、平行線の傷が1本飛び
(抜け)で切られる場合が生ずる欠点があつた。
また狭幅の溝に1本1本カツターナイフを入れる
ので手間がかかると共に、色違いのガイド部材を
狭いピツチ幅ではめ込んで作らなければならない
ので、組立工数がかかり、コスト的にも高くなる
等の欠点があつた。
本考案は欺る点に鑑みてなされたものであり、
手間をかけずに試験片に平行線の傷を1本1本正
確に切ることが出来ると共に、構成が簡単で廉価
な基盤目カツターガイドを提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案により基盤
目カツターガイドは、複数本の平行な溝が等間隔
に貫設されたガイド板であり、溝の幅及びピツチ
が塗膜に形成される切り傷の間隔と略等しく形成
され、かつ溝の両端部には、溝方向に延在する傾
斜部が設けられてなるものである。
〔作用〕
溝の幅及びピツチが切り傷の間隔と略等しくな
るようにガイド板に貫設し、その両側の縁に接す
るようにしてカツターナイフを移動させることに
より1個の溝で互いに平行な2本の切り傷を塗膜
につける。また、溝の両端部に傾斜部を設けるこ
とによりカツターナイフを溝に挿入した時のガイ
ド板との接触による刃やガイド板の損傷を防止す
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第3図乃至第5図
に基づいて詳しく説明する。
第3図はこの考案による基盤目カツターガイド
の平面図を示すもので、同図において、10は金
属板である。この金属板10としては、例えばス
テンレス材や或いは鉄板にニツケルメツキした後
クロムメツキしたもの等が使用される。そしてこ
の金属板10の中央部分に上述した平行線の間隔
に対応するように金属板10を貫通する溝11,
12が複数本、この場合は平行線11本に対応して
6本設けられる。なお、溝12は他の溝11より
幅広であり、5本の溝11に隣接して設けられ
る。この溝12は11本の平行線を入れる際に、誤
つて12本引かないように注意を喚気するために設
けられている。そしてこれらの溝11及び12の
間には結果として5個のガイド部13が形成さ
れ、その幅(即ち各溝間のピツチ)は各溝11の
幅同様所定の平行線の間隔相当とされる。又、溝
11の両端側には第4図からもわかるようにその
端部より金属板10の上面に向かつて延在する傾
斜部14が設けられる。つまり、カツターナイフ
の逃げとして溝11の両端側に面取りがつけられ
る。この面取りはフライス加工時ロータリカツタ
ーで溝を形成する際に容易につけることができ
る。なお、溝12の方にも同様の目的で傾斜部1
5が設けられる。
又金属板10の裏面には、試験片等試験しよう
とする部材の塗装面に確実に固定されるよう摩擦
係数の大きな部材例えばゴムシート16を、溝1
1等の部分が外部より臨めるようにして、貼り付
ける(第4図参照) 次に試験部材に上述の如く基盤目状の切り傷を
つけるには、ゴムシート16により金属板10を
試験部材(図示せず)に固定した後、第5図に示
すようにカツターナイフ6の刃先の部分を各ガイ
ド部13の側縁に沿いながら、例えば図面上左側
より順次引いていき、11本の平行線を引くように
する。そして溝12の所にきた時点で丁度この11
本の線引きが完了したことがわかる。
次に金属板10を90゜移動させて、上述同様の
作業を行う。これによつて正確な基盤目状の切り
傷が試験部材の塗装面に付けられる。
本例のカツターガイドは上述のように、複数個
の平行な溝11を等間隔に貫設して形成されるガ
イド部13の各側縁に沿つてカツターナイフを移
動させるようにしたものであるから、確実に直交
する複数本の平行線を手際良く引くことができ、
しかも線引きの完了を喚気すべく線引きに直接関
与しないガイド部の溝12の幅を広くしたので、
余分な線を引いてしまうことがなく、正確に所定
本数の切り傷を塗膜につけることができる。ま
た、各溝11,12の両端側に傾斜部14,15
を設けたことにより、カツターナイフで塗膜に切
り傷をつける際にカツターナイフの刃が溝の両端
の金属板10に接触しても互いに損傷が起きるこ
とがない。さらに溝が広くなりカツターナイフの
刃を差し込み易くなつたので、それだけ手間がは
ぶけ、しかもカツターガイド自体もフライス加工
等で1枚の板で作ることができるのでコスト的に
も安くなる。更に、裏面にすべり止めとしてゴム
シートを付けることにより試験しようとする部材
が金属でもプラスチツクでもすべらずに所望の基
盤目状の切り傷を作ることができる。
なお、上述の実施例では、直交する縦横11本の
平行線を引く場合に付いて説明したが、その他の
場合も同様に適用できる。また、金属板10の代
わりに、金属以外のその他の部材を用いてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように本考案のカツタ
ーガイドは、各溝の両側縁に沿つてカツターナイ
フを移動させることにより確実に複数本の平行な
切り傷を手際良く引くことができ、従来のように
切り傷が1本飛びで切られることはない。また溝
が広くなつたのでカツターナイフの刃を差し込み
易く、作業性が向上する。しかもこのカツターガ
イドは1枚の板の加工によつて製作できるので、
廉価に提供できる。さらに各溝の両端に傾斜部を
設けたことにより、カツターナイフで塗装物表面
に切り傷をつける際に、カツターナイフの刃が溝
の両端のガイド板に接触しても互いに損傷が起き
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B及びCは夫々従来の基盤目カツタ
ーガイドの一例を示す平面図、側面図及び底面
図、第2図は第1図の説明に供するための断面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す平面図、
第4図及び第5図は第3図の説明に供するための
断面図である。 10は金属板、11は溝、13はガイド部、1
4は傾斜部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の平行な溝が等間隔に貫設されたガイド
    板であつて、上記溝の幅及びピツチが上記塗装物
    表面に形成される切り傷の間隔と略等しく形成さ
    れると共に、上記溝の両端部に上記溝方向に延在
    する傾斜部が設けられていることを特徴とする碁
    盤目カツターガイド。
JP6486382U 1982-04-30 1982-04-30 碁盤目カツタ−ガイド Granted JPS58167448U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6486382U JPS58167448U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 碁盤目カツタ−ガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6486382U JPS58167448U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 碁盤目カツタ−ガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167448U JPS58167448U (ja) 1983-11-08
JPH0233157Y2 true JPH0233157Y2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=30074874

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6486382U Granted JPS58167448U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 碁盤目カツタ−ガイド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074552Y2 (ja) * 1988-05-16 1995-02-01 ティーオーエー株式会社 塗膜検査用カッターガイド

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JPS58167448U (ja) 1983-11-08

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