JPH0232924A - 缶蓋の接着装置 - Google Patents

缶蓋の接着装置

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JPH0232924A
JPH0232924A JP63178032A JP17803288A JPH0232924A JP H0232924 A JPH0232924 A JP H0232924A JP 63178032 A JP63178032 A JP 63178032A JP 17803288 A JP17803288 A JP 17803288A JP H0232924 A JPH0232924 A JP H0232924A
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JP
Japan
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lid
hole
slit
ferromagnetic material
primary coil
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JP63178032A
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English (en)
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Shiro Matsumoto
志郎 松本
Akira Nakada
中田 旻
Tomohiro Maki
牧 智廣
Shigeki Mori
茂樹 森
Toru Honma
徹 本間
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Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
Hokkaican Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶胴の開口部に熱可塑性合成樹脂により被覆
された金属箔からなる缶蓋の周壁部を外嵌せしめこの周
壁部の該熱可塑性合成樹脂を高周波誘導加熱により溶融
させて該缶蓋を該缶胴に接着する缶蓋の接着装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、内面が熱可塑性合成樹脂により被覆された金属箔
からなる缶蓋の周壁部を缶胴の開口部に外嵌せしめ接着
した缶容器が提案されている。
特に、缶胴内の内圧を高める炭酸飲料を充填密封すると
きは該缶蓋の周壁部が該缶胴の全周にわたって所定の接
着中で均一に接着されることが必要である。この接着は
前記缶蓋周壁部内面の前記合成樹脂を高周波誘導加熱に
より溶融させて前記缶胴に接着することが生産上杆′適
である。
従来、高周波誘導加熱装置としては特開昭55−973
33号公報記載のものが知られている。
この装置は、金属テーブルの周縁部に1ターンコイル状
にくり抜いて短絡防止用スリットを各々に備えた多数の
コイル部を設け、該コイル部に高周波電流を通電し該コ
イル部の周縁部に沿って発生する磁界により該コイル部
の周縁部下方に押圧保持された金属箔に熱可塑性合成樹
脂が被覆された缶蓋を誘導加熱する。このとき、前記ス
リットではこの部分で発生する磁界が打ち消しあって加
熱効果が低減するので、該スリットを一部被包する強磁
性体であるフェライトを設けて該金属テーブルに発生す
る磁束を収束させ加熱効果を高めている。
また、特公昭49−3095号公報記載の高周波誘導加
熱装置では、金属テーブルに短絡防止用スリットを備え
た貫通孔を設け、該貫通孔の近接上方でループする一部
コイルを金属テーブル近接上方に設けている。該一次コ
イルに高周波電流を流すことによって該貫通孔周縁部に
誘導電流を発生させて誘導加熱を行っている。
これらに鑑みて、前記缶蓋の接着が均一に行われるよう
にするため、金属テーブルの近接上方でループする一部
コイルを設け、該金属テーブルに前記缶蓋とこれを外嵌
した缶胴とを一体に保持し短絡防止用スリットを備えた
貫通孔を設け、該スリット周辺部の加熱効果を高めるべ
く該スリット位置にフェライトを設けて、前記一次コイ
ルに高周波電流を流し、該金属テーブルの貫通孔の内周
縁部に発生する誘導電流によって該缶蓋を誘導加熱して
該缶蓋と缶胴との接着を試みた。
しかし、この誘導加熱により前記貫通孔のフェライトが
設けられたスリット周辺部を所定温度に達するように加
熱すると、スリット対向位置周辺部は所定温度に達せず
、逆に、これら以外の周辺部が所定温度以上となり、前
記周壁部を均一に接着させることができなかった。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、缶蓋を保持す
る貫通孔の内周縁部を均一に誘導加熱することができる
と共に、接着作業効率を向上することができる缶蓋の接
着装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の缶蓋の接着装置は、かかる目的を達成するため
に、内面が熱可塑性合成樹脂により被覆された金属箔か
らなる缶蓋の周壁部を缶胴の開口部に外嵌させ、搬送し
ながら該周壁部を高周波誘導加熱によりこれの該合成樹
脂を溶融させて該缶蓋と該缶胴とを接着する缶蓋の接着
装置において、該缶胴に缶蓋の周壁部を嵌合させた状態
で保持する貫通孔を備えると共に缶胴と缶蓋とを保持し
た状態で搬送する金属体を設け、該金属体の外縁から搬
送方向と直交する方向に延びて該貫通孔に開口する短絡
防止用スリットを設け、該スリット位置の該貫通孔内周
上部に沿って強磁性体を設け、前記貫通孔の近接上方の
外側で少なくとも該搬送直交方向に等間隔の距離を維持
してループする一部コイルを搬送直交方向の位置におい
て移動して該一次コイルの高周波電流通電時における該
貫通孔内周縁部の加熱効果を均一とする位置に位置決め
して設けたことを特徴とする。
また、本発明の缶蓋の接着装置は、前記スリットの対向
位置側の貫通孔内周上部に第2の強磁性体を設けたこと
を特徴とする。
また、本発明の缶蓋の接着装置は、前記強磁性体がフェ
ライトであることを特徴とする。
また、本発明の缶蓋の接着装置は、前記強磁性体を前記
貫通孔に埋設し、該強磁性体の埋設下方に前記缶蓋の周
壁部を嵌合保持する缶蓋保持部を設けたことを特徴とす
る。
(作 用) 本発明の缶蓋の接着装置は1.かかる構成の前記金属体
の貫通孔に缶蓋の周壁部を缶胴の開口部に外嵌させた状
態で保持して搬送する。該金属体の近接上方に設けた前
記一次コイルに高周波電流を流して該金属体の上面周縁
部に誘導電流を発生させる。該誘導電流は前記短絡防止
用スリットによって短絡を防止され、該スリットに至る
毎に該貫通孔の上面周縁部に沿って伝搬される。この誘
導電流により該貫通孔の内周縁部が誘導加熱される。
このとき、該スリット側に配設した前記強磁性体の作用
によって該スリット周辺部の誘導加熱効果の不足が補わ
れる。この時、該貫通孔の搬送前後方向の周辺部は他の
周辺部に比して加熱効果が高くなりすぎる傾向がある。
これに対してスリット周辺部及びスリット対向位置側の
周辺部は前記周辺部に比して加熱効果が低下する傾向が
ある。
更に強磁性体を設けたスリット周辺部がスリット対向位
置側の周辺部より加熱効果が高い傾向がある。この時、
一次コイルを搬送直交方向、即ちスリットとスリット対
向位置とを結ぶ方向においてスリット対向位置側に移動
すると、スリット周辺部の加熱効果とスリット対向周辺
部の加熱効果とが均一なると同時にそれ以外9周辺部、
即ち搬送前後方向の周辺部の加熱効果が低減されて該貫
通孔内周縁部全周が均一な加熱状態となる。
また、本発明の缶蓋の接着装置は、前記強磁性体と前記
第2の強磁性体により前記貫通孔のスリット側とスリッ
ト対向位置側の側周辺部の誘導加熱効果を均一にすると
同時に貫通孔内周縁部全周をより均一な加熱状態とする
また、本発明の缶蓋の接着装置は、前記一次コイルへの
高周波電流の通電により前記貫通孔内周縁部に誘導電流
が発生する。この誘導電流はその電磁誘導作用によって
前記強磁性体埋設部下方にある貫通孔内部の缶蓋保持部
周縁部にさらに大きな誘導電流を発生させる。そして、
前記と同様の作用により前記缶蓋周壁部が均一にさらに
効率的に誘導加熱され缶蓋の熱可塑性合成樹脂を溶融し
缶蓋が缶胴に接着される。
(実施例) 本発明の一実施装置を第1図及び第2図を用いて以下詳
細に説明する。
本発明は熱可塑性合成樹脂で被覆された金属箔からなる
缶1xを均一に加熱し、缶蓋Xを外嵌する缶胴Yに所定
範囲内の接着中を有して接着する缶蓋の接着装置であっ
て、第1図は実施例の部分平面図、第2図は第1図の■
−■線断面図を示す。
本実施装置は第1図示のように回動自在な、例えば、ア
ルミ合金製テーブルのような金属体1に前記缶蓋Xの周
壁部X′が嵌合された缶胴Yを後述の缶蓋保持部5を介
して保持し該金属体1の回動に伴って缶蓋X及び缶胴Y
とを連続的に搬送する開口の中心を結ぶ中心半径R1の
開口中心線0゜上に複数の貫通孔2が設けられ、貫通孔
2の搬送直交方向の外側に開口する各々短絡防止用スリ
ット3が設けられている。該貫通孔2の内周上部の缶蓋
Xの保持位置近傍の該スリット側に該貫通孔2内周に沿
って絶縁された貫通孔の4分の1周長以下で所定厚さt
を有する、例えば、フェライトのような強磁性体4が埋
設され、それらの下方に缶蓋Xとこの周壁部X”と嵌合
する缶胴Yとを内接保持し該貫通孔2内周に沿って絶縁
された缶蓋保持部5が設けられている。更に、該金属体
1の近接上方の外側で搬送方向に同心円弧状にループし
且つ、一次コイル中心線O4を備えた一部コイル6が設
けられている。このとき、第2図示のように、該一次コ
イル6は前記スリット部に強磁性体4を配設しない場合
におけるスリット側及びスリット対向位置側の加熱効果
が均一となる位置まで前記貫通孔2の開口中心線03か
らスリット側に距離Cだけ移動させ、これを一次コイル
6の位置決め移動の基準位置Oとし、強磁性体4を配設
した状態で該一次コイル6は前記位置決め基準位置0か
らスリット対向位置側に一部コイル中心半径Rcを維持
して一部コイル中心線OIの位置まで移動距離S、とし
て前記金属体1に相対的に位置決め移動し、貫通孔内周
縁部の全周が均一な加熱状態となる位置を選択して配設
されている。
次に、前記の構成からなる本実施装置の作動について説
明する。
缶蓋Xは缶胴Yに外嵌され前記金属体1の缶蓋保持部5
に保持されて前記一次コイル6の下方領域を搬送される
。一次コイル6には高周波電流が流れており、前記金属
体1が二次コイルとして作用して該金属体1の上面周縁
部に二次電流を発生させる。該二次電流はこれの持つ周
縁部に沿って流れる特性によって短絡防止用スリット3
に至る毎に貫通孔2の上面周縁部に沿って伝搬される。
この二次電流が電磁誘導作用により缶蓋保持部5に更に
大きな誘導電流を生じさせる。この誘導電流により缶蓋
Xを搬送途中でこの金属箔を誘導加熱する。スリット2
の位置では誘導加熱効果が減少するが、スリット位置に
設けた強磁性体4の作用により該スリット2による該加
熱効果の減少が補われている。さらに、前記強磁性体4
の作用により加熱効果が上昇するスリット側と加熱効果
が上昇しないスリット対向位置側の缶蓋保持部5の加熱
温度との間に生ずる格差を解消し、搬送方向前後の缶蓋
保持部5の加熱温度とも均一となるように前記一次コイ
ル6を移動距離s1だけ移動して一部コイル中心線OI
の位置に配設し加熱している。
第3図は他の実施装置を示し、第4図は第3図のIV−
IV線断面図である。
本実施装置は第3図及び第4図示のように前記強磁性体
4が該スリット側と該スリット対向位置側の両側に対称
に埋設されているもので他の構成は第1図及び第2図示
の実施装置と同様である。
これは、前記缶蓋保持部5を加熱温度を上昇させる効果
を有する強磁性体4を該スリット対向位置側にも配設し
、前記一次コイル6を第4図示の鎖線示の基準位置から
第1図及び第2図示の実施装置の移動距離S、より少な
いs2の移動により一部コイル中心線0□を位置決めし
て該缶蓋保持部5をさらに均一な加熱温度となるように
加熱している。
つぎに、前記実施装置の実験例について説明する。実験
例1〜9は前記一次コイル6を前記金属体lの半径方向
に移動距離Sだけ移動させて前記貫通孔2の内周縁部の
加熱効果が可能な限り均一となるようにしたもので第1
図及び第2図示の実施装置の実験例1〜3、第3図及び
第4図示の実・施置板の実験例4〜5を示す、また、こ
れらの実験例において強磁性体4としてフェライトを用
い、そのの寸法、配置及び移動距離Sを変えた比較の実
験例6〜9を示す。
本実験例に用いる金属体1であるアルミ合金製テーブル
は、第2図及び第4図示のように、貫通孔の開口中心半
径R,=360 trmとし缶蓋保持部5から強磁性体
4の厚さtに相当する埋設段部が設けられ、スリット2
が該金属体lの外縁から貫通孔2に開口している。
同じく前記一次コイル6は第1図及び第3図示のように
、一次コイル中心半径Re ”365 trjmで角度
θ=60°の範囲で円弧状にループさせている。
尚、前記一次コイル6はその一部コイル中心位置を開口
中心線03位置から所定寸法c =5m+スリット側に
移動させた位置を該一次コイル6の移動の基準位置0と
している。そして、第一次コイル6には加熱電力8.3
に−の高周波電流を通電している。 以下に実験例1〜
9の構成を示す。
実験例1 フェライトは厚さt−10mmとし、前記スリット位置
を中心に前記貫通孔の174周長で配設した。
実験例2 実験例1のフェライトを厚さt =23.5mmとした
実験例3 フェライトは厚さt=15mmとし、前記スリット位置
を中心に前記貫通孔の178周長で配設した。
実験例4 フェライトを前記スリット位置とこの対向位置に各々前
記貫通孔の174周長で配設し、各々のフェライトの厚
さt’=13.5m++とした。
実験例5 厚さt =18.5mmのフェライトを実験例4と同様
に配設し、前記貫通孔開口中心線の搬送方向の前後にも
各々1八周長で厚さ=5mmのフェライトを配設した。
実験例6 フェライトを配置しなかった。
実験例7 実験例1のフェライトを厚さt−5nn++とした。
実験例8 フェライトは厚さt=15mmとし、前記スリット位置
を中心に前記貫通孔の1716周長で配設した。
実験例9 実験例8のフェライトの大きさを前記貫通孔の178周
長で配設した。
上記実験例1〜9の加熱効果の均一性の評価を行った結
果を表1に示す。
前記貫通孔2の内周縁部の加熱効果の均一性は缶蓋Xの
周壁部X′の缶胴Yへの接着中を搬送方向前後及びその
直交方向内外の4箇所について測定し、その接着中!と
接着中最大格差Δ℃の大小により評価した。前記4箇所
の測定位置における接着中lが6.5 mm以上のもの
は所定温度以上で加熱されて缶蓋Xの接着強度が十分で
あるものとすると共に、接着中最大格差Δ2が3−以下
のものは前記缶蓋Xの周壁部X°の全周にわたって加熱
が均一に行われているものとし、該接着中!及び接着中
最大格差Δeが両基準値をみたすものを良とし、それ以
外を不可とした。
(以下空白) 表1において、フェライト寸法欄の取付位置はフェライ
トを前記貫通孔2の搬送方向前方に配設したものを前側
、搬送方向後方に配設したものを後側とし、スリット位
置に設けたものをスリット側、該スリット対向位置に設
けたものを内側としている。また、移動距離欄の移動路
@ s tmは前記基準位置Oからの一部コイル6の前
記スリット側への移動を+、前記内側への移動を−で表
している。さらに、接着中欄の測定位置はフェライト取
付位置に対応させた缶蓋Xの各部を示し、前側、後側、
スリット側及び内側としている。尚、接着巾最大格差欄
の数値Δiは前記測定位置における最大値と最小値の格
差を示す。
実験例6は一部コイル中心線を前記基準位置Oに一致し
て設けたもので、前記のようにスリット側と内側の加熱
効果は均一となっている。しかし、スリット位置側と内
側の接着中は等しくなっているが、前後両側の接着中の
方が太き(なる。
従って、接着中格差が大きくなり接着の均一性に劣る。
実験例1は第1図及び第2図示の実施装置で述べたと同
様の作用により、接着中及び接着中最大格差が基準値を
みたすように一部コイル6を移動路asI −−4ma
+の位置に移動した。実験例2はフェライトが実験例1
より厚(、これが前後側の加熱効果を助長するため一部
コイル6の移動距離がs、=−7aiとなった。この場
合、前記フェライトの作用により前後側は接着中が大き
くなった。
実験例3はフェライトの長さを短(且つ厚くしたことに
より、一次コイル6を実験例2よりスリット側に移動し
てフェライトによる前後側への影響を抑制した。この場
合、一次コイル6の移動によって前側の接着中が大きく
なってスリット位置側の接着中との接着中最大格差が基
準値上限となった。
実験例4は第3図及び第4図示の実施装置で述べたと同
様の作用により、接着中及び接着中格差が基準をみたす
よう一部コイル6を移動距離52=−2,5smの位置
に移動した。これは、フェライトが対称に配設されてい
るので前後側にフェライトの影響が少なく、一次コイル
6の移動距離Sは前記スリット3による加熱効果の減少
を補うだけで良く、前後側、スリット位置側及び内側の
接着中最大格差が最小となった。実験例5は接着中を大
きくするためフェライトを厚くし、前後側に設けたフェ
ライトにより前後側も加熱効果が高められ接着中最大格
差についても実験例4と同様の結果が得られた。
実験例7はフェライトが薄いためスリット位置側の接着
中が基準に達せず、前後側及び内側のみが加熱されるた
め接着中最大格差も基準の範囲内とならなかった。
実験例8はフェライトの長さを短くして厚さを厚くした
が、スリット側及び内側の接着中が基準に達せず、前後
側のみが加熱されるため接着中最大格差も基準の範囲内
とならなかった。
実験例9は実験例3に至る過渡的なもので、移動距離S
が小さいので内側の接着中が基準値に達しなかった。
以上の結果、実験例1〜3において良、実験例4及び5
においてはより良好の結果を得ることができた。実験例
6〜9はフェライトの厚さ又は長さが小さいため前記接
着中の格差が3閣を超えてしまい使用に支障がある。ま
た、フェライトの厚さは108以上としなければ良い結
果が得られない。
さらに、フェライトの長さは実験例3のように前記貫通
孔の178周長以上としなければ実験例9のように良い
結果が得られず、前記フェライトを長くする場合は実験
例2でフェライトを厚くしたのと同様の作用により前記
フェライトの影響が太き(なり174周長以下とすると
良好な結果が得られた。
(効 果) 本発明は、前記の説明から明らかなように、短絡防止用
スリットを備えた金属体の貫通孔の該スリット側又は該
スリット側とスリット対向位置側の両側に強磁性体を設
け、該貫通孔を誘導加熱する一部コイルを搬送直交方向
に位置決めして配設することにより、該貫通孔内周縁部
を均一に誘導加熱することができると共に、缶胴の開口
部に外嵌された缶蓋を該貫通孔で保持して搬送しながら
接着することにより接着作業効率を向上することができ
る缶蓋の接着装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施装置の部分平面図、第2図は第
1図の■−汀線断面図、第3図は他の実施装置の部分平
面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図である。 金属体(アルミ合金製テーブル) 短絡防止用スリット 貫通孔 強磁性体(フェライト) 缶蓋保持部 一部コイル 缶蓋      Y・・缶胴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内面が熱可塑性合成樹脂により被覆された金属箔か
    らなる缶蓋の周壁部を缶胴の開口部に外嵌させ、搬送し
    ながら該周壁部を高周波誘導加熱によりこれの該合成樹
    脂を溶融させて該缶蓋と該缶胴とを接着する缶蓋の接着
    装置において、該缶胴に缶蓋の周壁部を嵌合させた状態
    で保持する貫通孔を備えると共に缶胴と缶蓋とを保持し
    た状態で搬送する金属体を設け、該金属体の外縁から搬
    送方向と直交する方向に延びて該貫通孔に開口する短絡
    防止用スリットを設け、該スリット位置の該貫通孔内周
    上部に沿って強磁性体を設け、前記貫通孔の近接上方の
    外側で少なくとも該搬送直交方向に等間隔の距離を維持
    してループする一次コイルを搬送直交方向の位置におい
    て移動して該一次コイルの高周波電流通電時における該
    貫通孔内周縁部の加熱効果を均一とする位置に位置決め
    して設けたことを特徴とする缶蓋の接着装置 2、前記スリットの対向位置側の貫通孔内周上部に第2
    の強磁性体を設けたことを特徴とする請求項1記載の缶
    蓋の接着装置 3、前記強磁性体がフェライトであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の缶蓋の接着装置4、前記強磁性
    体を前記貫通孔に埋設し、該強磁性体の埋設下方に前記
    缶蓋の周壁部を嵌合保持する缶蓋保持部を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の缶蓋の接着装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098332A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 有機溶剤回収システム

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