JPH0232242A - ガス濃度センサにおける劣化診断方法 - Google Patents
ガス濃度センサにおける劣化診断方法Info
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- JPH0232242A JPH0232242A JP63183264A JP18326488A JPH0232242A JP H0232242 A JPH0232242 A JP H0232242A JP 63183264 A JP63183264 A JP 63183264A JP 18326488 A JP18326488 A JP 18326488A JP H0232242 A JPH0232242 A JP H0232242A
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Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、ガス濃度センサを長期に亙って使用した場
合の劣化度を検出するガス濃度センサにおける劣化診断
方法に関する。
合の劣化度を検出するガス濃度センサにおける劣化診断
方法に関する。
「従来の技術とその課題」
ガス濃度センサにおいては、センサ素子を構成する安定
化ジルコニア、または電極板が長期に互って使用をした
場合に劣化する(安定化ジルコニアについては実施例で
詳述する)。
化ジルコニア、または電極板が長期に互って使用をした
場合に劣化する(安定化ジルコニアについては実施例で
詳述する)。
しかしながら、現在、ガス濃度センサ、特に酸素センサ
の分野において、該センサの残存寿命を測定することは
、例えば、センサ素子を本体から取り外し、別途その性
能を測定する必要があって困難であった。
の分野において、該センサの残存寿命を測定することは
、例えば、センサ素子を本体から取り外し、別途その性
能を測定する必要があって困難であった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって
、ガス濃度センサの残存寿命を筒易に検出することがで
きる劣化診断方法の提供を目的とする。
、ガス濃度センサの残存寿命を筒易に検出することがで
きる劣化診断方法の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本発明では、所定の電圧を
印加して、ガス濃度に応じた電流値を検出するガス濃度
センサに対し、既知の濃度のガスを吹き掛ける第1工程
と、この第1工程によって、ガスを吹き掛けた際に得ら
れた電流値を測定する第2工程と、この第2工程によっ
て測定された電流値を、予め測定してむいた同濃度の電
流値と比較する第3工程によって、ガス濃度センサの劣
化診断を行うようにしている。
印加して、ガス濃度に応じた電流値を検出するガス濃度
センサに対し、既知の濃度のガスを吹き掛ける第1工程
と、この第1工程によって、ガスを吹き掛けた際に得ら
れた電流値を測定する第2工程と、この第2工程によっ
て測定された電流値を、予め測定してむいた同濃度の電
流値と比較する第3工程によって、ガス濃度センサの劣
化診断を行うようにしている。
「作用」
この発明によれば、ガス濃度センサに対して、既知の濃
度のガスを吹き掛けることによって得られた電流値が、
予め測定しておいた同濃度の電流値とどれ程異なるかを
逐次検出することにより、該ガス濃度センサの劣化度を
測定することかでさる。
度のガスを吹き掛けることによって得られた電流値が、
予め測定しておいた同濃度の電流値とどれ程異なるかを
逐次検出することにより、該ガス濃度センサの劣化度を
測定することかでさる。
また、このような劣化度の測定は、ガス濃度センサに対
して、既知の濃度のガスを吹き掛けることによって行わ
れるものであるので、劣化診断に際して、該ガス濃度セ
ンサのセンサ素子を本体から逐−取り外す必要がない。
して、既知の濃度のガスを吹き掛けることによって行わ
れるものであるので、劣化診断に際して、該ガス濃度セ
ンサのセンサ素子を本体から逐−取り外す必要がない。
「実施例」
本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
まず、ガス濃度センサの一例として挙げ、られる酸素セ
ンサの構成を簡単に説明する。
ンサの構成を簡単に説明する。
図において符号lで示すものは、固体電解質によって構
成されたイオン導電板である。
成されたイオン導電板である。
このイオン導電板1は、純粋な酸化ジルコニウムに、2
価まt;は3価の金属酸化物(Y !Os、 CsO,
MgO)を固溶して、低温までホタル石型立方晶が保持
される性質を有する安定化ジルコニアによって構成され
るものであって、その各表面には、一対の電極板2・2
が設けられている。
価まt;は3価の金属酸化物(Y !Os、 CsO,
MgO)を固溶して、低温までホタル石型立方晶が保持
される性質を有する安定化ジルコニアによって構成され
るものであって、その各表面には、一対の電極板2・2
が設けられている。
これら電極板2・2は、多孔質な白金によって構成され
るものであり、その一方の電極板2の上面には、小孔3
Aを有するキャップ3が接合されている。
るものであり、その一方の電極板2の上面には、小孔3
Aを有するキャップ3が接合されている。
上記のように構成された酸素センサMに、所定の電圧を
印加すると、ポンピング作用により酸素イオンをキャリ
アとする電流が流れ、キャップ3内の酸素分子が消費さ
れる。
印加すると、ポンピング作用により酸素イオンをキャリ
アとする電流が流れ、キャップ3内の酸素分子が消費さ
れる。
前記電流は、前記酸素イオンとしてのキャリアの移動量
に比例し、その電流値から、前記キャップ3の小孔3A
を通じて吸入されたガスの酸素濃度が検出されるように
なっている。
に比例し、その電流値から、前記キャップ3の小孔3A
を通じて吸入されたガスの酸素濃度が検出されるように
なっている。
次に、上記酸素センサMの劣化診断方法を以下、工程順
に説明する。
に説明する。
(1) まず、既知の濃度の診断用ガスを吹き掛ける
。なお、ここで吹き掛ける診断用ガスは、通常測定され
るべき試料の濃度より高濃度のものを使用する。
。なお、ここで吹き掛ける診断用ガスは、通常測定され
るべき試料の濃度より高濃度のものを使用する。
例えば、空気中の酸素濃度(通常21%)を測定するた
め酸素センサMでは、その診断用ガスに酸素を25%含
んだものを使用する。
め酸素センサMでは、その診断用ガスに酸素を25%含
んだものを使用する。
(2)前記診断用ガスを吹き掛けた場合の電流値を測定
する。
する。
(3)前記(2)の工程によって測定された電流値(こ
の電流値を測定電流値と以下表現する)を、予め測定し
ておいた規定電流値と比較する。
の電流値を測定電流値と以下表現する)を、予め測定し
ておいた規定電流値と比較する。
なお、この規定電流値は、例えば、電流値が70μAを
示した場合は酸素濃度が25%である等、実験により、
酸素センサMにおける電流値と酸素濃度との関係を予め
設定しておくものである(但し、測定電流値、規定電流
値を測定した際の電圧値は一定とする)。
示した場合は酸素濃度が25%である等、実験により、
酸素センサMにおける電流値と酸素濃度との関係を予め
設定しておくものである(但し、測定電流値、規定電流
値を測定した際の電圧値は一定とする)。
そして、前記(2)で測定された測定電流値と、規定電
流値とを比較した結果、規定電流値〉測定電流値という
関係(例えば、25%の酸素ガスを吹き付けた場合に、
測定電流値が70μAに満たない65μAであるといっ
たこと)が生ずれば、前記酸素センサMの素子であるイ
オン電極板1が劣化したとして、該酸素センサMの使用
を中止し、例えば、素子の交換等の処置を講する。
流値とを比較した結果、規定電流値〉測定電流値という
関係(例えば、25%の酸素ガスを吹き付けた場合に、
測定電流値が70μAに満たない65μAであるといっ
たこと)が生ずれば、前記酸素センサMの素子であるイ
オン電極板1が劣化したとして、該酸素センサMの使用
を中止し、例えば、素子の交換等の処置を講する。
なお、工程(1)において、診断用ガスの濃度を、通常
測定されるべき試料の濃度より高くしたのは、検出され
た濃度が絶対値として大きく示されて、酸素センサMの
劣化度がより明確となるからである。
測定されるべき試料の濃度より高くしたのは、検出され
た濃度が絶対値として大きく示されて、酸素センサMの
劣化度がより明確となるからである。
また、このような劣化度の測定は、酸素センサMに対し
て、例えば25%の既知の酸素濃度のガスを直接吹き掛
けることによって行われるものであるので、劣化診断に
際して、該ガス濃度センサのセンサ素子を本体から逐−
取り外す必要がなく、その診断を簡易に行うことができ
るという効果がある。
て、例えば25%の既知の酸素濃度のガスを直接吹き掛
けることによって行われるものであるので、劣化診断に
際して、該ガス濃度センサのセンサ素子を本体から逐−
取り外す必要がなく、その診断を簡易に行うことができ
るという効果がある。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明によれば、ガス濃
度センサに対して、既知の濃度のガスを吹き掛けること
によって得られた電流値が、予め測定しておいた同濃度
の電流値とどれ程異なるかを逐次検出することにより、
該ガス濃度センサの劣化度を測定することができる。
度センサに対して、既知の濃度のガスを吹き掛けること
によって得られた電流値が、予め測定しておいた同濃度
の電流値とどれ程異なるかを逐次検出することにより、
該ガス濃度センサの劣化度を測定することができる。
また、このような劣化度の測定は、ガス濃度センサに対
して、既知の濃度のガスを吹き掛けることによって行わ
れるものであるので、劣化診断に際して、該ガス濃度セ
ンサのセンサ素子を本体から逐−取り外す必要がなく、
該診断を簡易に行うことができるという効果を奏する。
して、既知の濃度のガスを吹き掛けることによって行わ
れるものであるので、劣化診断に際して、該ガス濃度セ
ンサのセンサ素子を本体から逐−取り外す必要がなく、
該診断を簡易に行うことができるという効果を奏する。
図面は、ガス濃度センサの一例として挙げた酸素センサ
を示す概略構成図である。 M・・・・・・酸素センサ。
を示す概略構成図である。 M・・・・・・酸素センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所定の電圧を印加して、ガス濃度に応じた電流値を検出
するガス濃度センサに対し、既知の濃度のガスを吹き掛
ける第1工程と、 この第1工程によって、ガスを吹き掛けた際に示された
電流値を測定する第2工程と、 この第2工程によって測定された電流値を、予め測定し
ておいた同濃度の電流値と比較する第3工程とからなる
ガス濃度センサにおける劣化診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183264A JPH0232242A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | ガス濃度センサにおける劣化診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183264A JPH0232242A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | ガス濃度センサにおける劣化診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232242A true JPH0232242A (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=16132624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183264A Pending JPH0232242A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | ガス濃度センサにおける劣化診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232242A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079170A (ko) * | 2001-04-13 | 2002-10-19 | 박종욱 | 가스센서의 신뢰성 진단 방법 |
JP2009097861A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Hitachi Ltd | 酸素センサの検査方法、酸素センサの製造方法及び酸素センサの検査装置 |
JP2010210252A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 酸素センサ検査方法 |
CN102116760A (zh) * | 2009-12-31 | 2011-07-06 | 北京谊安医疗系统股份有限公司 | 用于检测氧浓度传感器消耗程度的装置与方法 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP63183264A patent/JPH0232242A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079170A (ko) * | 2001-04-13 | 2002-10-19 | 박종욱 | 가스센서의 신뢰성 진단 방법 |
JP2009097861A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Hitachi Ltd | 酸素センサの検査方法、酸素センサの製造方法及び酸素センサの検査装置 |
JP2010210252A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 酸素センサ検査方法 |
CN102116760A (zh) * | 2009-12-31 | 2011-07-06 | 北京谊安医疗系统股份有限公司 | 用于检测氧浓度传感器消耗程度的装置与方法 |
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