JPH0232145A - 低温溶融性で硬化性のプラスチゾルにおいてエポキシ化天然油を用いたクロージヤーアセンブリ及びその製造方法 - Google Patents

低温溶融性で硬化性のプラスチゾルにおいてエポキシ化天然油を用いたクロージヤーアセンブリ及びその製造方法

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JPH0232145A
JPH0232145A JP14431389A JP14431389A JPH0232145A JP H0232145 A JPH0232145 A JP H0232145A JP 14431389 A JP14431389 A JP 14431389A JP 14431389 A JP14431389 A JP 14431389A JP H0232145 A JPH0232145 A JP H0232145A
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plastisol
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John W Bayer
ジヨン・ダブリユー・バイヤー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上皇科里公団 本発明はクロージヤーアセンブリ及び該アセンブリの製
造方法に関するものであり、クロージヤーの頂部の内側
用のビニルクロライドコポリマーの硬化性プラスチゾル
の(中実又は発泡)ライニングにエポキシ化天然油可塑
剤が用いられる。
従来■狡玉 米国特許第4,304.744号(ダブリュー・アール
・ブレイス(W−R−Grace)に譲渡された。)は
、ポリプロピレン製クロージヤーキャンプを用いたクロ
ージャーアセンフ゛すに向けらている。3亥特許には、
マイクロウェーブ技法によって溶融されるポリビニルク
ロライドのプラスチゾル配合物でポリプロピレン製クロ
ージヤーをライニングする方法が開示されている。該特
許には、ジイソオクチルフタレート(例1)又はプチル
ベンジルフタレート(第1081第47行)の如きフタ
レート可塑剤の使用が開示されている。該特許の主たる
進歩性はライニングに関するマイクロウェーブ溶融であ
り、しかして良好に溶融ライニングするためには予備加
熱工程を必要とする。予備加熱温度は、少なくとも約1
03℃かつ約160℃まででなければならない。ポリプ
ロピレン製クロージヤーの損傷を伴うことなく、クロー
ジヤーアセンブリが作られる。
シモンズ(Simons)の米国特許筒3.462.3
31号においては、金属製キャンプ用のライナーが製造
される。伝導加熱と加圧でもって、プラスチゾルが金属
製キャップに施用される。プラスチゾルは同じやり方で
はプラスチック製キャンプに施用され得ないが、伝導加
熱されたプランジャーは金属製キャップの内方被膜によ
りは(離可能である。
プラスチック製キャップの場合、ライナーは、プランジ
ャーにくっつきそしてそれとともにはく離される。シモ
ンズの特許には、硬化性のビニルクロライドのエポキシ
化油プラスチゾルは示唆されていない。
ライニングのために容易に用いられ得かつ予備加熱する
ことなく130℃未満の温度例えば約290@Fないし
約300 ゜Fまでの温度にて効果的に溶融され得しか
もマイクロウェーブのエネルギーを必要とせず、伝導加
熱及び加圧も伴わないで効果的に溶融され得る硬化性プ
ラスチゾル組成物が提供されることが望ましい、該組成
物は、低温例えば室温にて速くかつ容易に硬化され得る
ことが望ましい、該硬化性プラスチゾル組成物はまた、
安定で少なくとも約4〜6ケ月の保存寿命を有するべき
である。
の目 (の課 と °  ) 本発明の目的は、クロージヤーアセンブリにおけるプラ
スチック製クロージヤーの内側頂部に容易に施用され得
かつ予備加熱又はマイクロウェーブのエネルギーを用い
ることなくしかも加圧を伴う伝導加熱を用いることなく
300゜F又はそれ以下にて効率的にかつ経済的に溶融
されるところの、低温溶融性で硬化性のビニルクロライ
ドコポリマーの中実又は発泡プラスチゾルのライニング
を提供することである。
本発明の目的はまた、安定で少なくとも約4〜6ケ月又
はそれ以上の長い保存寿命を有するところの低温溶融性
で硬化性のビニルクロライドコポリマーのプラスチゾル
を提供することであり、しかも該プラスチゾルはエポキ
シ化天然油で可塑化されて、クロジャーの頂部のライニ
ングとして容易に施用され得かつ予備加熱することなく
約300゜F又はそれ以下の温度にて効率的に溶融され
得、そしてそれ故室温にて硬化され得るものである。
本発明の目的はまた、プラスチック製クロージヤーが頂
部及びクロージヤーの首部との係合用のスカートを有す
る該プラスチック製クロージヤーをライニングする方法
であって、得られるクロージヤーアセンブリを密封する
ために該クロージヤーの頂部の内側の周囲をライニング
する方法において、(A)少なくとも約80重量パーセ
ントのビニルクロライド及び約20重量パーセント又は
それ以下の別の共重合性モノマーを有するビニルクロラ
イドコポリマーの小粒子及び大粒子、随意に膨張剤、及
びエポキシ化天然植物油である低溶融温度の可塑剤、を
含むビニルクロライドコポリマーのプラスチゾル組成物
を未溶融のライニングとして該クロージヤーの頂部に付
与し、また有機エポキシド可塑剤及び該エポキシド用の
硬化剤を与え、そして(B)該ライニング及び該クロー
ジヤーを約300゜Fを越えない温度にて約90〜12
0秒間加熱して該プラスチゾル組成物を溶融しそしてそ
の後固化して安定なクロージャーアセンブリ用の引張り
及び伸び測定値を有するライニングを与え、しかして該
プラスチゾルは室温程度の低い温度にて硬化せしめる、
ことを特徴とする上記方法を提供することである。
これらの目的及び他の目的は、以下の記載及び特許請求
の範囲の記載から明らかであろう。
〔発明の要約〕
本発明は、効果的な低温溶融化量の(A)エポキシ化天
然油、(B)有機ジグリシジルエーテル及び(C)SS
ジグリシジルエーテル用の硬化剤とともに可塑化されか
つ安定で少なくとも約4ケ月の保存寿命を有するところ
の熱可塑性で架橋されていない硬化性のビニルクロライ
ドコポリマーのプラスチゾル組成物でプラスチック製ク
ロージヤーの頂部にライニングを付与する方法において
、該ライニング及び該クロージヤーの頂部を予備加熱す
ることなくしかも加圧することなくかつ伝導加熱するこ
となく対流加熱を用いて約300゜Fを越えない温度に
て約90〜120秒間加熱して該組成物を溶融し、そし
てその後この溶融した組成物を固化しそしてその後硬化
して安定なクロージャーアセンブリ用にとって充分な引
張り及び伸び測定値を有するライニングを与える、こと
を特徴とする上記方法を提供する。中実(非発泡)プラ
スチゾルよりも低コスト、低密度及び向上したレジリエ
ンスを有する低温溶融性の硬化発泡体用のプラスチゾル
を提供するために、膨張剤がプラスチゾル組成物中に与
えられ得る。ある場合には、発泡ライニングを用いて一
層良好な密封が達成され、しかしてクロージヤーアセン
ブリにおける密封をなすのに一般に一層小さいトルクが
必要とされる。
本発明はまた、内面を有する頂部及び容器の終端部(f
inish)との係合用に垂下スカートを有するクロー
ジヤー、及び該クロージヤーと該容器の終端部の密封を
なすために該頂部の内面の周囲に設けられたプラスチゾ
ル組成物の環状リングガスケット、からなるクロージヤ
ーアセンブリを提供し、しかも該プラスチゾル組成物は
、熱可塑性ビニルクロライドコポリマーの粒子、及び対
流加熱により安定なガスケットをもたらすために300
℃又はそれ以下で該組成物中の該粒子を溶融するのに効
果的なエポキシ化植物油可塑剤からなり、しかして該組
成物は好ましくは有機ジグリシジルエーテル及びそのた
めのアミン硬化剤も含有し、それによって該組成物は室
温を含めて低温度にて容易に硬化される。
有機ジグリシジルエーテルは好ましくは、ビスフェノー
ルA−ジグリシジルエーテルであるエポン(EPON”
)828 (シェル社)の如きエポキシ樹脂である。好
ましいエポキシ樹脂は、ビスフェノールAとエピクロロ
ヒドリンとの低分子量反応生成物である。いくつかの用
途では、0−クレゾール又はフェノール及びホルムアル
デヒドとエピクロロヒドリンとの反応生成物が用いられ
得る。
ジグリシジルエーテル用の硬化剤は好ましくは、アミド
−アミン樹脂であるバースアミド(Versallr 
dT N ) (バエーラ社の硬化剤)の如きアミンあ
るいはジエチレントリアミン及びトリエチレンテトラア
ミンの如きジアミン及びトリアミンである。
エポキシ樹脂は好ましくはビニルクロライドコポリマー
20部当たり約1〜15重量部の量にて用いられ、硬化
剤は好ましくはエポキシ5g又はコポリマー20g当た
り0.5〜2gの量にて用いられる。
〔発明の詳述〕
安定なビニルクロライドコポリマーのプラスチゾル組成
物は一般に、約80〜95重量%のビニルクロライド及
び約5〜20重量%の別の共重合性ビニル七ツマ−(ビ
ニルアセテート°又はエチレンアクリレート又はマレイ
ン酸無水物又はスチレン又はそれらの混合物)を有する
ビニルクロライドコポリマーの大粒子及び小粒子を含む
。該コポリマーにおいて、ビニルクロライドは、少なく
とも約80重量パーセント好ましくは約85〜95重量
パーセントであるべきである。ダブリュー・アール・ブ
レイス(W−R−Grace)の米国特許筒4.304
,744号に記載の如き他の慣用のプラスチゾル成分例
えば顔料、充填剤、熱安定剤、スリ・7プ剤及び滑剤が
用いられ得る。
エポキシ化天然油可塑剤は、好ましくはエポキシ化ダイ
ズ油である。他の適当なエポキシ化天然植物油は、エポ
キシ化アマニ油(linseed oil。
flaxseed oil)及びエポキシ化タル油であ
る。エポキシ化油可塑剤の効果的な低温溶融化量は、−
般にビニルクロライドコポリマー(例えば、85〜95
重量パーセントのビニルクロライドを有するビニルクロ
ライド/ビニルアセテートコポリマー又はビニルクロラ
イド/エチレンアクリレートコポリマー)100重量部
当たり約30〜130重量部好ましくは約70〜100
重量部である。
裏施拠 例1,2及び3は、ビニルクロライドコポリマー及びエ
ポキシ化油を用いて作られた低温溶融性組成物を示す。
それらは熱可塑性である。例4は、室温にて硬化性であ
り、架橋される。
例1 下記の処方物を用いて、安定な低温溶融性プラスチゾル
組成物が製造された: 顔料T i O□ 1、0 滑剤オレアミド 3、0 エポキシ化ダイズ油         80上記のプラ
スチゾル組成物を(中実)ライニングとしてプラスチッ
ク製クロージヤーの頂部に施用し、そして該組成物を2
99゜Fにて90秒間溶融して顕著に安定なクロージャ
ーアセンブリ用の引張り及び伸び測定値が得られた。
このプラスチゾルライニングは、効率的な加工条件(1
2ケ月の保存寿命、低溶融温度、予備加熱不要、低コス
ト及び毒性なしの如き加工条件)を基準として非常に成
功的であった。
100部のコポリマー当たり0.4重量部の膨張剤を例
1の処方物に用いる場合、該コポリマー組成物は膨張さ
れそして300゜F又はそれ以下にて溶融されて、上記
の望ましい性質を有しかついくつかの場合−最低コスト
、−層軽重量及び−層良好な密封(密封するのに必要と
されるトルクが−Cに一層小さい。)を有する発泡ライ
ニングがもたらされる。
クロージヤーの製造、ライニング操作、及びプラスチゾ
ル組成物の配合操作は、発泡組成物が少なくとも4ケ月
好ましくは8〜12ケ月又はそれ以上の長い保存寿命、
低溶融温度及び予備加熱工程の不要を含めて性質の顕著
なバランスを有すること以外は慣用的である。
例1の中実及び発泡プラスチゾルの貯蔵安定性は、以下
の粘度データによって指摘されるように非常に良好であ
った。
1  日      100゜Fにて2842cps1
 週間     100゜Fにて2807cps4 ケ
月      100゜Fにて3394cps6ケ月 
    100゜Fにて3467cpsブチルヘンシル
フタレートプラスチゾル1  日     100゜F
にて1048cps1週間        ゲル化 クロージヤーの製造及びクロージヤーの頂部のライニン
グ方法がクロージヤーアセンブリに関する試験結果とと
もに、例1に記載のプラスチゾルを用いて次のように記
載される: 例2 プロピレンコポリマー樹脂から成形された38龍スナツ
プキヤツプ、プロピレンホモポリマー樹脂から成形され
た83龍屈曲バンド、及び63龍クイツク(Quik)
金属ラグのクロージヤーを、次のようにライニングした
: 例のプラスチゾル(中実又は発泡)を100゜Fに加熱
しそしてノズルを用いてクロージヤー中をライニングし
て、環状リングの形態の約0.030 ’の厚さの薄膜
にする。次いで、300゜F(熱電対によって測定され
た現実の温度は288゜Fであった。)及び25%のベ
ルト速度に設定されたラドコ社の実験室電気炉中にクロ
ージヤーを置く。
288゜Fを示す熱電対の測定値を90秒間維持する。
クロージヤーを冷却し、そして装着前に最低1週間老化
させて滑剤を表面にブルーミングさせる。
クロージヤーの装着′。果 各びんに190゜Fの水を満たしそしてクロージヤーを
施すことにより、クロージヤーを試験した。装着結果は
次の通りである: 83m屈曲バンド  −  13.2    4563
0クイツク    −21,039上記の試験結果は本
発明が商業的に利用されることを示しており、エポキシ
化油可塑剤を用いてのプラスチゾルの処方、溶融過程、
クロージヤーの外殻設計及び材料、及び装着条件に関し
て種々の変更態様がなされ得るからである。
上記に指摘したように、本発明は、プラスチック製クロ
ージヤー、好ましくはポリプロピレン製キャップ、プロ
ピレン/エチレンコポリマー製キャンプ又はポリエチレ
ン製キャップに対して用いられ得る。
上記に指摘したように、ビニルクロライドコポリマー/
エポキシ化油のプラスチゾルが、レジリエンス、低コス
ト及び低密度の利点を伴って発泡ライニングとして作ら
れ得る。
約290゜F〜300゜F未満の低温にて発泡させるた
めにガスを放出する膨張剤が用いられ得、例えば好まし
い膨張剤はp、p’−オキシビス(ベンゼンスルホニル
ヒドラジド)(OBSH)であり、これはアルカノール
アミン(好ましくはトリエタノールアミン(TEA)で
ある。)によって好ましくは活性化される。かかる膨張
剤は、約90秒の非常に短い時間で約300゜Fの低溶
融温度をもたらすよう助成する。
次の例は、ビニルクロライドコポリマー/エポキシ化油
の発泡プラスチゾル組成物を示す。
例3 中実プラスチゾルのライニングについて例1に記載した
やり方に沿って発泡プラスチゾルのライニングが作られ
、しかして発泡プラスチゾル組成物は次の通りであった
: 成分 重量部 安定剤 樹脂100部当たり 1.5部 T10□ 樹脂100部当たり 1.0部 シリコーン油 樹脂100部当たり 2.0部 オレアミド(滑剤) 樹脂100部当たり 3.0部 トリエタノールアミン活性剤 樹脂100部当たり1.
5部 エポキシ化ダイズ油 樹脂100部当たり 100部 上記のものを鋼板上にナイフ塗布し、そして300゜F
に設定した炉にて90秒間硬化させた。
熱電対の測定値は288゜Fのピーク温度を示す。
この処方物の密度は、1.0365 g / ccであ
ることがわかった。膨張剤又は活性剤のいずれかを有さ
ない同様な処方物は、1.23〜1.24 g /cc
の密度をもたらす。
更なる調査により、0BSH(p、p’−オキシビス(
ベンゼンスルホニル)ヒドラジド)の濃度に関する制限
値が指摘された。OB S Hの好ましい最大量は約0
.4phrである。−層多い量は、得られる密封特性の
完全性を損うひどいブリスター(ふくれ)を時にもたら
す傾向になる。TEAの濃度は、好ましくは、約0.5
 phrないし2.0phrであるべきである。−層少
ない量は効果がなく、−層多い量は臭気の問題の原因と
なる。
発泡剤HL4072を有さない及び発泡剤HL 410
3を有するプラスチゾルで82龍クロージヤー中をライ
ニングし、青色染料を含有する55゜Fの水を充填し、
そして両方とも1週間貯蔵した。試験した10個のパッ
ケージ当たり漏れのあるパッケージの数は次の通りであ
る: HL4072(例1)  I−IL4073(例3)漏
れは一層低い適用トルクにおいて減じられる、ことがわ
かる。
上記の処方物において、粘度、物理的強度、硬度等の如
き他の性質に関して処方物を改善するため及び最適にす
るため他の成分が調整され得る。
本発明の顕著な発泡プラスチゾルライナーは、一般に約
0.98 g /ccから約1.09 /ccまで好ま
しくは約1.00 g /ccないし1.06 g /
ccの密度を有する。膨張剤の好ましい範囲は、約0.
1又は0.2から0.4 phrまでである。
コーマツク・ジュニア(Cormack、Jr)の米国
特許第3,607,362号には、カルボニル含有ビニ
ルクロライドポリマー及びエポキシ化不飽和脂肪油から
なる中実ライニング組成物が開示されている。
該エポキシ化油は、該ポリマーのカルボニル基と反応す
る。該米国特許の第4欄の表では、反応した架橋ポリマ
ー組成物B及びCは、少なくとも約400゜Fの比較的
高い溶融点を有する。ホモポリマー組成物Aは90〜1
20秒の時間で少なくとも約375゜Fないし400 
゜Fの高い溶融温度を有し、これは本発明の280’ 
Fないし300″Fの溶融温度よりはるかに高い。
溶融温度に対して極限応力(ρsi)をプロア)すると
、本発明のビニルクロライドポリマー/エポキシ化油組
成物では280〜300゜Fにて約750psiの所望
最小極限応力が得られるのに対し、同様なビニルクロラ
イドのホモポリマー/エポキシ化油のプラスチゾル組成
物ではわずか約275psiである。
例4 この例は、ビニルクロライドコポリマー中のエポキシ化
ダイズ油可塑剤の一部を、架橋されるエポキシ樹脂によ
り置き換え、それにより耐熱性の如きライナーの性質が
改善される、ことを示す。
下記の例示的処方物は、この思想及び架橋反応からもた
らされる熱的性質の改善を示す:エポキシ化ダイズ油(
可望剤)   15g   20g上記の2種のプラス
チゾル処方物は、普通の技法により配合された。生じた
プラスチゾルを次いでモールド中に注ぎ、溶融しそして
固化した3000Fにて10分間)。これらを室温にて
一夜冷却して硬化した。次いで、これらの注型物を、制
御された実験室炉中に置き、そしてショアA硬度を種々
の温度にて測定した。結果は次の通りである:1−皮 
       A      870゜F      
     75     40110゜F      
     65      44158゜F     
      54     34209゜F     
      42     26259゜F     
      32     17可塑剤の一部をジエポ
キシドで置き換えたプラスチゾル(試料A)の場合、あ
らゆる温度にて硬度の顕著な改善がもたらされる、とい
うことがわかる。
例5 次のプラスチゾルを製造した: エポキシ化ダイズ油           15ビスフ
ェノールA−ジグリシジルエ−5チル トリエチレンテトラアミン硬化剤      lプラス
チック製キャップ(ポリプロピレン)を」1記の処方物
でライニングし、そしてライニングしたキャップを炉中
に置いて、300″Fに約100秒間加圧することなく
対流熱により加熱してプラスチゾルを溶融した。その後
、このライニングされたキャップを取り出してライナー
を固化した。このライナーは室温にて約8時間で硬化し
て、熱安定性で耐熱性の架橋ライナーが得られた。
好ましい液状エポキシ樹脂の一つであるエポン(EPO
N”)樹脂828は、シェル・ケミカル・カンパニーの
「テクニカル・ブリティン(Technical Bu
lletin) S C: 235−85 、 828
(1985年10月)」に記載されている。そこに記載
されているように、このエポキシ樹脂の典型的性質は次
の通りである: エボキシド、当量/ 100g     0.52〜0
.54エポキシド当量        185〜192
ンは、典型的には25℃(77゜F)にて硬化すると報
告されている。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロージャーアセンブリのクロージャーの頂部の
    内側の周囲にライナーを形成させるためのビニルクロラ
    イドコポリマーのプラスチゾル組成物において、 加圧することなく対流熱を用いて約280゜Fないし3
    00゜Fにて約90秒ないし100秒でライナーが形成
    されそして固化されしかも室温程度の低い温度にてライ
    ナーが架橋されるところの、安定なクロージャーアセン
    ブリ用に引張り及び伸び測定値を有する熱硬化ライナー
    をもたらすための組成物であって、該組成物が (A)少なくとも約80重量パーセントのビニルクロラ
    イドと別の共重合性モノマーとのコポリマーの大粒子及
    び小粒子、 (B)エポキシ化天然植物油可塑剤、 (C)硬化性エポキシポリマー及び (D)該エポキシポリマー用の架橋剤 からなる、ことを特徴とするプラスチゾル組成物。
  2. (2)エポキシがビスフェノールAとエピクロロヒドリ
    ンとの反応生成物である、請求項1記載の組成物。
  3. (3)エポキシがo−クレゾール又はフェノール及びホ
    ルムアルデヒドとエピクロロヒドリンとの反応生成物で
    ある、請求項1記載の組成物。
  4. (4)クロージャーアセンブリのポリプロピレン又はプ
    ロピレン/エチレンコポリマー製クロージャーの頂部の
    内側の周囲にライナーを形成させるためのビニルクロラ
    イドコポリマーのプラスチゾル組成物において、 加圧することなく対流熱を用いて約280゜Fないし3
    00゜Fにて約90秒ないし100秒でライナーが形成
    されそして固化されしかも室温程度の低い温度にてライ
    ナーが架橋されるところの、安定なクロージャーアセン
    ブリ用の引張り及び伸び測定値を有する熱硬化ライナー
    をもたらすための組成物であって、該組成物が (A)少なくとも約80重量パーセントのビニルクロラ
    イドと別の共重合性モノマーとのコポリマーの大粒子及
    び小粒子、 (B)エポキシ化天然植物油可塑剤、 (C)硬化性エポキシポリマー及び (D)該エポキシポリマー用の架橋剤 からなる、ことを特徴とするプラスチゾル組成物。
  5. (5)エポキシがビスフェノールAとエピクロロヒドリ
    ンとの反応生成物である、請求項4記載の組成物。
  6. (6)エポキシがo−クレゾール又はフェノール及びホ
    ルムアルデヒドとエピクロロヒドリンとの反応生成物で
    ある、請求項4記載の組成物。
  7. (7)架橋剤がジエチレントリアミンである、請求項4
    記載の組成物。
  8. (8)架橋剤がトリエチレンテトラアミンである、請求
    項4記載の組成物。
  9. (9)下記のおおよその重量の成分 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項4記載の組成物。
  10. (10)プラスチック製クロージャーが頂部及びクロー
    ジャーの首部との係合用のスカートを有する該プラスチ
    ック製クロージャーをライニングする方法であって、得
    られるクロージャーアセンブリを密封するために該クロ
    ージャーの頂部の内側の周囲をライニングする方法にお
    いて、 (A)少なくとも約80重量パーセントのビニルクロラ
    イドと別の共重合性モノマーとのコポリマーの小粒子及
    び大粒子、及びエポキシ化天然植物油である低溶融温度
    の可塑剤、を含むビニルクロライドコポリマーのプラス
    チゾル組成物を未溶融のライニングとして該クロージャ
    ーの頂部に付与し、そして (B)該ライニング及び該クロージャーを約300゜F
    を越えない温度にて約90〜120秒間加熱して該プラ
    スチゾル組成物を溶融しそして固化して安定なクロージ
    ャーアセンブリ用の引張り及び伸び測定値を有するライ
    ニングを与える、 ことを特徴とする方法。
  11. (11)工程(B)における加熱が約280〜300゜
    Fにて約90〜120秒間である、請求項10記載の方
    法。
  12. (12)エポキシ化油がダイズ油であり、クロージャー
    がポリプロピレン製である、請求項10記載の方法。
  13. (13)工程(B)における固化後に架橋組成物をもた
    らすようにするために、工程(A)及び(B)において
    エポキシ樹脂及びこの樹脂用の架橋剤を用いる、請求項
    10記載の方法。
  14. (14)発泡プラスチゾルのライニングをもたらすよう
    にするために、工程(A)及び(B)における組成物が
    膨張剤を含む、請求項10記載の方法。
  15. (15)請求項10の方法によって製造された製品。
  16. (16)請求項13の方法によって製造された製品。
  17. (17)請求項14の方法によって製造された製品。
JP14431389A 1988-06-10 1989-06-08 低温溶融性で硬化性のプラスチゾルにおいてエポキシ化天然油を用いたクロージヤーアセンブリ及びその製造方法 Pending JPH0232145A (ja)

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