JPH0231814B2 - Sharinukedaisochi - Google Patents
SharinukedaisochiInfo
- Publication number
- JPH0231814B2 JPH0231814B2 JP18575183A JP18575183A JPH0231814B2 JP H0231814 B2 JPH0231814 B2 JP H0231814B2 JP 18575183 A JP18575183 A JP 18575183A JP 18575183 A JP18575183 A JP 18575183A JP H0231814 B2 JPH0231814 B2 JP H0231814B2
- Authority
- JP
- Japan
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- wheel
- inner ring
- ring
- circular hole
- outer ring
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 9
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 9
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M9/00—Aerodynamic testing; Arrangements in or on wind tunnels
- G01M9/02—Wind tunnels
- G01M9/04—Details
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車等の風洞実験に使用される
分力測定器において、分力の入力部である車輪受
台装置に関する。
分力測定器において、分力の入力部である車輪受
台装置に関する。
従来、自動車の風洞実験においては、向きを変
える必要があることから風洞計測器の被測定物台
がターンテーブルに形成されている。ターンテー
ブル全体が被測定物台に形成されているときは、
供試体以外の被測定物台に風による力を多く受け
ることになり、測定誤差が大きい問題があつた。
このようなことから、ターンテーブル上の自動車
が載置される最大範囲を1個の被測定物台として
ある程度測定誤差を小さくしようとした試みもあ
るが、まはり被測定物台の風洞内に露出する面積
は相当に大きく、誤差が大きい問題があつた。
える必要があることから風洞計測器の被測定物台
がターンテーブルに形成されている。ターンテー
ブル全体が被測定物台に形成されているときは、
供試体以外の被測定物台に風による力を多く受け
ることになり、測定誤差が大きい問題があつた。
このようなことから、ターンテーブル上の自動車
が載置される最大範囲を1個の被測定物台として
ある程度測定誤差を小さくしようとした試みもあ
るが、まはり被測定物台の風洞内に露出する面積
は相当に大きく、誤差が大きい問題があつた。
このような問題に対して、出願人は先に特願昭
56−134930号(特開昭58−35435号)の風洞天秤
における被測定物支持装置を提案た。それによる
と、自動車の車輪を一つずつ支持する被測定物台
を所望の位置に移動させることができ、風洞内面
に露出する被測定物台を車輪を支持するに必要な
程度に小さく形成でき、測定誤差を大幅に減少さ
せることができる。しかしながら、被測定物台を
測定しようとする自動車に合わせてて移動させる
ときは、被測定物台以外の風洞内床面を形成して
いる床面形成蓋をその移動させる範囲に応じて取
外し、取付ける作業を必要とするため、測定準備
作業に手間と時間を要する問題があつた。
56−134930号(特開昭58−35435号)の風洞天秤
における被測定物支持装置を提案た。それによる
と、自動車の車輪を一つずつ支持する被測定物台
を所望の位置に移動させることができ、風洞内面
に露出する被測定物台を車輪を支持するに必要な
程度に小さく形成でき、測定誤差を大幅に減少さ
せることができる。しかしながら、被測定物台を
測定しようとする自動車に合わせてて移動させる
ときは、被測定物台以外の風洞内床面を形成して
いる床面形成蓋をその移動させる範囲に応じて取
外し、取付ける作業を必要とするため、測定準備
作業に手間と時間を要する問題があつた。
この発明は、床面形成蓋の脱着作業が不要で、
被測定物台である車輪受台を遠隔操作で移動可能
な車輪受台装置を提供することを目的とする。
被測定物台である車輪受台を遠隔操作で移動可能
な車輪受台装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本願発明の車輪受台
装置の構成は、各々の上面が略同一平面上にあり
かつ風洞内床面の一部を形成するように外側から
外リング、内リング、車輪受台の順に計測台の上
側位置に配置され、上記外リングは外周の中心線
の周りに回転可能に固定部に支持され外周に近い
部分と外周の中心とを含む偏心した第1円孔を有
しており、上記内リングは上記第1円孔内に回転
可能に支持され外周に近い部分を含む偏心した第
2円孔を有しており、車輪受台は上記第2円孔内
に位置した上面が車輪受面とされ上記計測台上面
に沿つて移動可能とされており、上記外リング内
に回転を与えるように第1回転駆動部を設け、上
記内リングに回転を与えるように第2回転駆動部
を設け、上記車輪受台を上記計測台と上記内リン
グとに切換結合する切換結合手段を設けてなるこ
とを特徴とする。
装置の構成は、各々の上面が略同一平面上にあり
かつ風洞内床面の一部を形成するように外側から
外リング、内リング、車輪受台の順に計測台の上
側位置に配置され、上記外リングは外周の中心線
の周りに回転可能に固定部に支持され外周に近い
部分と外周の中心とを含む偏心した第1円孔を有
しており、上記内リングは上記第1円孔内に回転
可能に支持され外周に近い部分を含む偏心した第
2円孔を有しており、車輪受台は上記第2円孔内
に位置した上面が車輪受面とされ上記計測台上面
に沿つて移動可能とされており、上記外リング内
に回転を与えるように第1回転駆動部を設け、上
記内リングに回転を与えるように第2回転駆動部
を設け、上記車輪受台を上記計測台と上記内リン
グとに切換結合する切換結合手段を設けてなるこ
とを特徴とする。
この構成によれば、内リングの偏心した第2円
孔内に位置する車輪受台は、計測台から切離され
て内リングに結合された状態で内リングの回転に
よつてその位置が変更される。また、外リングの
偏心した第1円孔内に位置する内リングは、外リ
ング回転によつてその位置が変更されるので、車
輪受台はさらにその位置の変更可能な領域が拡大
される。結局車輪受台の中心位置は、内リング外
形中心に対する第2円孔心の偏心量と、外リング
外形中心に対する第1円孔中心の偏心量とが略等
しいときその和に相当する半径の円内に略任意の
位置に移動可能であり、その移動は第1回転駆動
部と第2回転駆動部とを適切に動作させることに
よつて行われる。そして、所望の移動位置に移動
せしめられた車輪受台は、切換結合手段により内
リングから計測台に切換結合され、車輪受台に作
用する作用力が計測台に伝達されるようになる。
孔内に位置する車輪受台は、計測台から切離され
て内リングに結合された状態で内リングの回転に
よつてその位置が変更される。また、外リングの
偏心した第1円孔内に位置する内リングは、外リ
ング回転によつてその位置が変更されるので、車
輪受台はさらにその位置の変更可能な領域が拡大
される。結局車輪受台の中心位置は、内リング外
形中心に対する第2円孔心の偏心量と、外リング
外形中心に対する第1円孔中心の偏心量とが略等
しいときその和に相当する半径の円内に略任意の
位置に移動可能であり、その移動は第1回転駆動
部と第2回転駆動部とを適切に動作させることに
よつて行われる。そして、所望の移動位置に移動
せしめられた車輪受台は、切換結合手段により内
リングから計測台に切換結合され、車輪受台に作
用する作用力が計測台に伝達されるようになる。
従つて、この車輪受台装置は、車輪1個につき
1個が対応すように、例えば四輪車の計測では4
個が、ターンテーブル上に設けられた計測台に対
して設けられ、自動車のホイルベースとトレツド
に応じて車輪受台の位置が調節され、幾種類もの
四輪車について対応できるものとなる。その場合
車輪受台の上面は車輪を支持するのに必要な大き
さの円形であればよいから、測定誤差はきわめて
少ない。そして、外リングは定位置で回転するも
のであるから、その外方床面はターンテーブル上
に固定した固定部に形成され、車輪受台は外リン
グと内リングとの快転位置関係のみで位置が変化
するので、車輪受台の位置変更のために床面形成
蓋などを取外したり、取付けたりする手間及びそ
れに要する時間は省略される。また、第1及び第
2回転駆動部の操作は遠隔操作可能であるから、
よりいつそう作業は簡便となる。
1個が対応すように、例えば四輪車の計測では4
個が、ターンテーブル上に設けられた計測台に対
して設けられ、自動車のホイルベースとトレツド
に応じて車輪受台の位置が調節され、幾種類もの
四輪車について対応できるものとなる。その場合
車輪受台の上面は車輪を支持するのに必要な大き
さの円形であればよいから、測定誤差はきわめて
少ない。そして、外リングは定位置で回転するも
のであるから、その外方床面はターンテーブル上
に固定した固定部に形成され、車輪受台は外リン
グと内リングとの快転位置関係のみで位置が変化
するので、車輪受台の位置変更のために床面形成
蓋などを取外したり、取付けたりする手間及びそ
れに要する時間は省略される。また、第1及び第
2回転駆動部の操作は遠隔操作可能であるから、
よりいつそう作業は簡便となる。
以下この発明の実施例を図を用いて説明する。
この実施例は、四輪車を対象とした風洞実験設備
に適用した車輪受台装置であり、その概略は第1
図及び第2図に示すような構成である。同図にお
いて、1はターンテーブル、2は計測台、3は外
リング、4は内リング、5は車輪受台である。
この実施例は、四輪車を対象とした風洞実験設備
に適用した車輪受台装置であり、その概略は第1
図及び第2図に示すような構成である。同図にお
いて、1はターンテーブル、2は計測台、3は外
リング、4は内リング、5は車輪受台である。
ターンテーブル1は、計測台2を設けられ、そ
の計測台2の上面10と間隙を隔てて上側に風洞
内固定床面11と一致する床面13を形成する板
状部材14を固定されている。この板状部材14
に、第1図に見られるように4個の円孔15が穿
設され、その各々に同じ車輪受台装置を設けてあ
る。なお、計測台2は上面が平坦であり、内部に
風洞天秤が設置されている。
の計測台2の上面10と間隙を隔てて上側に風洞
内固定床面11と一致する床面13を形成する板
状部材14を固定されている。この板状部材14
に、第1図に見られるように4個の円孔15が穿
設され、その各々に同じ車輪受台装置を設けてあ
る。なお、計測台2は上面が平坦であり、内部に
風洞天秤が設置されている。
第3図及び第4図は1個の車輪受台装置の詳細
を示しており、板状部材14の円孔15内に外側
から、外リング3、内リング4、車輪受台5が配
置されている。同図において、6は第1回転駆動
部、7は第2回転駆動部、8は切換結合手段であ
る。
を示しており、板状部材14の円孔15内に外側
から、外リング3、内リング4、車輪受台5が配
置されている。同図において、6は第1回転駆動
部、7は第2回転駆動部、8は切換結合手段であ
る。
外リング3は、円孔15の内径に対応した外径
を有し、外周をベアリング16を介して円孔15
の内縁部に回転可能に支持されている。外リング
3は内孔が偏心した第1円孔17に形成され、そ
の第1円孔17は外リング3の外周に近い部分と
外周の中心P1とを含む大きさのものである。
を有し、外周をベアリング16を介して円孔15
の内縁部に回転可能に支持されている。外リング
3は内孔が偏心した第1円孔17に形成され、そ
の第1円孔17は外リング3の外周に近い部分と
外周の中心P1とを含む大きさのものである。
内リング4は、第1円孔17に対応した外径を
有し、外周をベアリング18を介して第1円孔1
7の内縁部に回転可能に支持されている。内リン
グ4は内孔が偏心した第2円孔19に形成され、
その第2円孔19は内リング4の外周に近い部分
を含む大きさで図示のP3を中心とするものであ
る。なお、この実施例では中心P1からP2までの
距離と、中心P2からP3までの距離は等しくなる
ように決めてある。
有し、外周をベアリング18を介して第1円孔1
7の内縁部に回転可能に支持されている。内リン
グ4は内孔が偏心した第2円孔19に形成され、
その第2円孔19は内リング4の外周に近い部分
を含む大きさで図示のP3を中心とするものであ
る。なお、この実施例では中心P1からP2までの
距離と、中心P2からP3までの距離は等しくなる
ように決めてある。
車輪受台5は、第2円孔19に小間隙20を隔
てて配置されるような短円柱状のもので、下端面
が計測台2の上面に密着した状態で上端面が内リ
ング4の上面と同一平面上にあるような長さに形
成されている。車輪受台5と、内リング4と、外
リング3と、板状部材14との各々上面は同一平
面上にあり、風洞内の床面の一部を形成してい
る。図における21は押えリングで板状部材14
に固定され、22は押えリングで外リング3に固
定されている。
てて配置されるような短円柱状のもので、下端面
が計測台2の上面に密着した状態で上端面が内リ
ング4の上面と同一平面上にあるような長さに形
成されている。車輪受台5と、内リング4と、外
リング3と、板状部材14との各々上面は同一平
面上にあり、風洞内の床面の一部を形成してい
る。図における21は押えリングで板状部材14
に固定され、22は押えリングで外リング3に固
定されている。
第1回転駆動部6は、外リング3を回転駆動す
るもので、外リング3の外縁部から下方へ伸延形
成された短筒状部23に設けられた大歯車24
と、これに噛合う小歯車25に結合されたモータ
(図示せず)とからなるものである。小歯車25
とモータは板状部材14の下面に支持されてい
る。
るもので、外リング3の外縁部から下方へ伸延形
成された短筒状部23に設けられた大歯車24
と、これに噛合う小歯車25に結合されたモータ
(図示せず)とからなるものである。小歯車25
とモータは板状部材14の下面に支持されてい
る。
第2回転駆動部7は、内リング4を回転駆動す
るもので、内リング4の第2円孔19を下方へ延
長するように形成された短円筒状部26に設けら
れている内リング4の外周と同心の大歯車27
と、これに内側の歯28aが噛合うリング歯車2
8と、歯車28の外側の歯28bが噛合う小歯車
29と、小歯車29に結合されたモータ(図示せ
ず)とからなるものである。リング歯車28は前
記外リング3の大歯車24の下側にベアリング0
を介して外リング3側に対して回転自在に支持さ
れている。31はリング歯車支持部である。小歯
車29とそのモータは板状部材14の下面に支持
されている。第5図からこれら第1及び第2回転
駆動部6,7の各歯車の噛合状態が理解されよ
う。
るもので、内リング4の第2円孔19を下方へ延
長するように形成された短円筒状部26に設けら
れている内リング4の外周と同心の大歯車27
と、これに内側の歯28aが噛合うリング歯車2
8と、歯車28の外側の歯28bが噛合う小歯車
29と、小歯車29に結合されたモータ(図示せ
ず)とからなるものである。リング歯車28は前
記外リング3の大歯車24の下側にベアリング0
を介して外リング3側に対して回転自在に支持さ
れている。31はリング歯車支持部である。小歯
車29とそのモータは板状部材14の下面に支持
されている。第5図からこれら第1及び第2回転
駆動部6,7の各歯車の噛合状態が理解されよ
う。
切換結合手段8は、車輪受台5を計測台2と内
リング4とに切換結合するものであり、車輪受台
5の上端近くの外周に下方が太く上方が細いテー
パ部32が形成され、このテーパ部32に対応し
て内リング4の短円筒状部26の内孔にもテーパ
部33が形成されており、そして車輪受台5の下
面にばね34によつて突出するボール脚35を設
けてあり、さらに計測台2の上面に一致させて電
磁石36を多数埋設した構成である。第4図の状
態は電磁石36が付勢され車輪受台5を吸着した
状態であり、この状態から電磁石36を除勢する
と、ばね34によつてボール脚35が突出して車
輪受台5が持上げられ、テーパ部32と33が嵌
合する。この状態で車輪受台5は内リング4と結
合されており共に移動可能である。また、テーパ
部32と33が嵌合した状態で、第2円孔19と
車輪受台5とは中心線が一致せしめられるから、
内ルング4の回転移動が停止した状態で、電磁石
36が付勢されたときは双方の中心軸線が一致し
た状態のままで、第4図に示すように車輪受台5
が計測台2に結合され、内リング4との間に環状
小間隙が生じて確実に内リング4から切離される
ようになつている。
リング4とに切換結合するものであり、車輪受台
5の上端近くの外周に下方が太く上方が細いテー
パ部32が形成され、このテーパ部32に対応し
て内リング4の短円筒状部26の内孔にもテーパ
部33が形成されており、そして車輪受台5の下
面にばね34によつて突出するボール脚35を設
けてあり、さらに計測台2の上面に一致させて電
磁石36を多数埋設した構成である。第4図の状
態は電磁石36が付勢され車輪受台5を吸着した
状態であり、この状態から電磁石36を除勢する
と、ばね34によつてボール脚35が突出して車
輪受台5が持上げられ、テーパ部32と33が嵌
合する。この状態で車輪受台5は内リング4と結
合されており共に移動可能である。また、テーパ
部32と33が嵌合した状態で、第2円孔19と
車輪受台5とは中心線が一致せしめられるから、
内ルング4の回転移動が停止した状態で、電磁石
36が付勢されたときは双方の中心軸線が一致し
た状態のままで、第4図に示すように車輪受台5
が計測台2に結合され、内リング4との間に環状
小間隙が生じて確実に内リング4から切離される
ようになつている。
この車輪受台装置は、電磁石36を除勢して車
輪受台5を計測台から内リング4へ切換結合した
状態で、第1回転駆動部6及び第2回転駆動部7
の操作により外リング3及び内リング4を回転さ
せて車輪受台5を所望位置へ移動させる。その場
合内リング4の単独の回転によつて、第3図にお
ける中心P3は中心P1に一致するまでその間の距
離を連続的に変更でき、これに加えて外リング3
の回転により中心P1の周りに中心P3を回転でき
るので、中心P3は中心P1からP2までの距離と中
心P2からP3までの距離の和を半径とする円37
の内側の任意の位置に位置させることができる。
輪受台5を計測台から内リング4へ切換結合した
状態で、第1回転駆動部6及び第2回転駆動部7
の操作により外リング3及び内リング4を回転さ
せて車輪受台5を所望位置へ移動させる。その場
合内リング4の単独の回転によつて、第3図にお
ける中心P3は中心P1に一致するまでその間の距
離を連続的に変更でき、これに加えて外リング3
の回転により中心P1の周りに中心P3を回転でき
るので、中心P3は中心P1からP2までの距離と中
心P2からP3までの距離の和を半径とする円37
の内側の任意の位置に位置させることができる。
各車輪受台5が所望の位置へ移動させられてか
ら、電磁石36を付勢して車輪受台5を内リング
4から計測台2へ切換結合すると、車輪受台装置
の計測準備が完了する。すなわち、車輪受台5が
内リング4に接触しない状態で計測台2に固定さ
れる。
ら、電磁石36を付勢して車輪受台5を内リング
4から計測台2へ切換結合すると、車輪受台装置
の計測準備が完了する。すなわち、車輪受台5が
内リング4に接触しない状態で計測台2に固定さ
れる。
従つてこの車輪受台装置では、人手による床面
形成蓋の取外、取付作業が省略され、車輪受台5
の移動が第1及び第2回転駆動部6,7及び電磁
石36に関連した制御部を押釦などによる遠隔操
作のみによつて行われ、その車輪受台5の移動に
より大きい自動車から小さい自動車まで対応でき
る。
形成蓋の取外、取付作業が省略され、車輪受台5
の移動が第1及び第2回転駆動部6,7及び電磁
石36に関連した制御部を押釦などによる遠隔操
作のみによつて行われ、その車輪受台5の移動に
より大きい自動車から小さい自動車まで対応でき
る。
上記実施例において、説明を省略したが、車輪
受台5を4個具備する装置全体としては、自動車
の左右は対称であるので、前輪左右の車輪受台同
志と、後輪左右の車輪受台同志とは駆動装置を関
連させて、例えば駆動源を共通にして、常に左右
対称位置にあるようにするとよい。
受台5を4個具備する装置全体としては、自動車
の左右は対称であるので、前輪左右の車輪受台同
志と、後輪左右の車輪受台同志とは駆動装置を関
連させて、例えば駆動源を共通にして、常に左右
対称位置にあるようにするとよい。
上記実施例において、制御部の説明を省略した
が、第4図に示すように、大歯車24に噛合う外
リング3の回転角検出用の歯車40と検出器4
1、リング歯車28の外歯28bに噛合う内リン
グ4の回転角検出用の歯車42と検出器43を、
4個の車輪受台装置の各々に設けて、制御部を構
成するのがよい。
が、第4図に示すように、大歯車24に噛合う外
リング3の回転角検出用の歯車40と検出器4
1、リング歯車28の外歯28bに噛合う内リン
グ4の回転角検出用の歯車42と検出器43を、
4個の車輪受台装置の各々に設けて、制御部を構
成するのがよい。
上記実施例において、小歯車25のみが駆動さ
れるときは、リング歯車28は固定であるが、内
リング4の大歯車27はリング歯車28の内歯2
8aに噛合つた状態でつれ回りさせられる。従つ
て、小歯車25のみが駆動されると、内リング4
は絶体位置から見ると外リング3の回転方向とは
逆方向に回されることになり、結果的には車輪受
台5の外リング3に対する相対位置も変る。この
ことを避けようとすれば、小歯車25が駆動され
るときは必ず小歯車29も駆動するとよい。この
ときの回転速度は、内リング4が外リング3を中
心に回る角速度と同じ角速度で外リング3も回る
ように小歯車25と29を調整する必要がある。
しかし、小歯車25のみが駆動されることがある
ようにしても、検出器43と41から車輪受台5
の位置を、演算器を組入れて算出することは可能
である。
れるときは、リング歯車28は固定であるが、内
リング4の大歯車27はリング歯車28の内歯2
8aに噛合つた状態でつれ回りさせられる。従つ
て、小歯車25のみが駆動されると、内リング4
は絶体位置から見ると外リング3の回転方向とは
逆方向に回されることになり、結果的には車輪受
台5の外リング3に対する相対位置も変る。この
ことを避けようとすれば、小歯車25が駆動され
るときは必ず小歯車29も駆動するとよい。この
ときの回転速度は、内リング4が外リング3を中
心に回る角速度と同じ角速度で外リング3も回る
ように小歯車25と29を調整する必要がある。
しかし、小歯車25のみが駆動されることがある
ようにしても、検出器43と41から車輪受台5
の位置を、演算器を組入れて算出することは可能
である。
従つて、例えば第6図に示すような制御部の構
成とすることにより、設定器49,50,51に
所望の値を設定するのみで、自動的に4個の車輪
受台5の位置を所望位置へ移動されることも可能
となる。同図において、演算器44は各検出器4
1,43,41a,43a,41b,43b,4
1c,43cの検出値から制御器54へのフイー
ドバツク信号を出すと共に、各車輪受台の位置を
ホイルベース、前後トレツドに対応するように演
算して表示器45,46,47へ表示信号を出す
ものである。表示器45,46,47はその値を
表示する。演算器48は4個の車輪受台の各々の
現在位置を算出する。設定器49は車のホイルベ
ースの値を設定できてその信号を演算器52へ出
す。設定器50は車の前トレツドの値を設定でき
てその信号を演算器52へ出す。設定器51は車
の後トレツドの値を設定できてその信号を演算器
52へ出す。演算器52は設定値50,51,5
2からの信号に基いて移動させるべき4個の車輪
受台の位置を演算する。演算器53は演算器4
8,52の演算結果を比較し、どの回転駆動部の
駆動源(モータ)をどれだけ動作させるかを演算
する。そして制御器54は演算器44,53の結
果を受けて夫々の第1、第2回転駆動部の駆動源
(モータ)55,56,57,58,59,60,
61,62を制御するようになつている。なお、
前述したように4個の車輪受台5が常に左右対称
に移動せしめられるように左右の駆動源を一つに
してあるとき、モータの数は半分となるが、略同
様な構成により実施可能である。また、設定器4
9,50,51は車の型式が決まると、決つた値
を入力することになるので、車の型式を指定する
ようにして車種指定器(図示せず)から自動的に
3つの値が入力されるようにしてもよい。
成とすることにより、設定器49,50,51に
所望の値を設定するのみで、自動的に4個の車輪
受台5の位置を所望位置へ移動されることも可能
となる。同図において、演算器44は各検出器4
1,43,41a,43a,41b,43b,4
1c,43cの検出値から制御器54へのフイー
ドバツク信号を出すと共に、各車輪受台の位置を
ホイルベース、前後トレツドに対応するように演
算して表示器45,46,47へ表示信号を出す
ものである。表示器45,46,47はその値を
表示する。演算器48は4個の車輪受台の各々の
現在位置を算出する。設定器49は車のホイルベ
ースの値を設定できてその信号を演算器52へ出
す。設定器50は車の前トレツドの値を設定でき
てその信号を演算器52へ出す。設定器51は車
の後トレツドの値を設定できてその信号を演算器
52へ出す。演算器52は設定値50,51,5
2からの信号に基いて移動させるべき4個の車輪
受台の位置を演算する。演算器53は演算器4
8,52の演算結果を比較し、どの回転駆動部の
駆動源(モータ)をどれだけ動作させるかを演算
する。そして制御器54は演算器44,53の結
果を受けて夫々の第1、第2回転駆動部の駆動源
(モータ)55,56,57,58,59,60,
61,62を制御するようになつている。なお、
前述したように4個の車輪受台5が常に左右対称
に移動せしめられるように左右の駆動源を一つに
してあるとき、モータの数は半分となるが、略同
様な構成により実施可能である。また、設定器4
9,50,51は車の型式が決まると、決つた値
を入力することになるので、車の型式を指定する
ようにして車種指定器(図示せず)から自動的に
3つの値が入力されるようにしてもよい。
第1図はこの発明の1実施例の概略平面図、第
2図は第1図のA−A線に沿つた部分断面図、第
3図は第1図の部分拡大図、第4図は第3図のB
−B断面図、第5図は第4図のC−C断面図、第
6図は実施例の制御部の構成例を示すブロツク図
である。 1……ターンテーブル、2……計測台、3……
外リング、4……内リング、5……車輪受台、6
……第1回転駆動部、7……第2回転駆動部、8
……切換結合手段。
2図は第1図のA−A線に沿つた部分断面図、第
3図は第1図の部分拡大図、第4図は第3図のB
−B断面図、第5図は第4図のC−C断面図、第
6図は実施例の制御部の構成例を示すブロツク図
である。 1……ターンテーブル、2……計測台、3……
外リング、4……内リング、5……車輪受台、6
……第1回転駆動部、7……第2回転駆動部、8
……切換結合手段。
Claims (1)
- 1 各々の上面が略同一平面上にありかつ風洞内
床面の一部を形成するように外側から外リング、
内リング、車輪受台の順に計測台の上側位置に配
置され、上記外リングは外周の中心線の周りに回
転可能に固定部に支持され外周に近い部分と外周
の中心とを含む偏心した第1円孔を有しており、
上記内リングは上記第1円孔内に回転可能に支持
され外周に近い部分を含む偏心した第2円孔を有
しており、車輪受台は上記第2円孔内に位置し上
面が車輪受面とされ上記計測台上面に沿つて移動
可能とされており、上記外リングに回転を与える
ように第1回転駆動部を設け、上記内リングに回
転を与えるように第2回転駆動部を設け、上記車
輪受台を上記計測台と上記内リングとに切換結合
する切換結合手段を設けてなることを特徴とする
車輪受台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18575183A JPH0231814B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Sharinukedaisochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18575183A JPH0231814B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Sharinukedaisochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076639A JPS6076639A (ja) | 1985-05-01 |
JPH0231814B2 true JPH0231814B2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=16176225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18575183A Expired - Lifetime JPH0231814B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Sharinukedaisochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231814B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108534980B (zh) * | 2018-06-27 | 2023-05-16 | 郑州大学 | 一种冷却塔群塔表面风压干扰效应试验设备及其使用方法 |
CN118355255A (zh) * | 2022-01-13 | 2024-07-16 | 株式会社日本风洞制作所 | 组装系统和风洞试验装置 |
WO2023136180A1 (ja) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 株式会社日本風洞製作所 | 測定装置、及びこれを用いた風洞試験装置 |
WO2023136179A1 (ja) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 株式会社日本風洞製作所 | 測定装置、及びこれを用いた風洞試験装置 |
-
1983
- 1983-10-03 JP JP18575183A patent/JPH0231814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6076639A (ja) | 1985-05-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |