JPH0231653B2 - Dannetsukeshobannoseizohoho - Google Patents

Dannetsukeshobannoseizohoho

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JPH0231653B2
JPH0231653B2 JP56068723A JP6872381A JPH0231653B2 JP H0231653 B2 JPH0231653 B2 JP H0231653B2 JP 56068723 A JP56068723 A JP 56068723A JP 6872381 A JP6872381 A JP 6872381A JP H0231653 B2 JPH0231653 B2 JP H0231653B2
Authority
JP
Japan
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mold
decorative board
foam
decorative
resin
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP56068723A
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English (en)
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JPS57182426A (en
Inventor
Takeshi Watanabe
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RYOWA SANSHI KK
Original Assignee
RYOWA SANSHI KK
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面および周囲に化粧が施こされてい
る断熱化粧板の製造方法に関するものである。本
発明の実施により得られる断熱化粧板はその強
度、軽量性、断熱性、遮音性等の性質に優れるこ
とから壁、戸等の建材用パネル、冷蔵庫、冷凍庫
用ドア、組立保冷コンテナーのパネル等として有
用である。
発泡体の少なくとも一部をガラス繊維補強不飽
和ポリエステル樹脂(以下、FRPで示す)で被
覆した構造の複合体は船艇、容器、パネル等とし
て利用されている。これらは軽量性、断熱性等に
富み有用であるが、その外観が重要視される戸、
建材用パネル等においてはこのFRPの人目にふ
れやすい部分、即ち、表面及び側壁の周囲に大理
石模様、幾何的模様、複写画等で加飾したメラミ
ン化粧材等の化粧材を更に積層した商品の提供が
望まれている。
かかる化粧材を表面に施した断熱板は、化粧板
をポリイソシアネート系接着剤でFRP面に貼合
するか、予じめ発泡体の表面にガラス繊維を敷
き、次いで液状の常温硬化性不飽和ポリエステル
樹脂を塗布し、このガラス繊維の敷設、樹脂の塗
布を繰り返して所望の厚さとした後、化粧板を樹
脂を含浸したガラス繊維の上に載置し、化粧板を
接着させるためにプレスにより圧力をかけて樹脂
を硬化して製造することが可能である。
しかし、前者の方法は溶剤型の接着剤を用いる
ために環境衛生上の付帯設備が要求されるととも
にFRPと化粧板の接着強度が十分でなく、境界
面剥離することがしばしばある。後者のハンドレ
ーアツプ成形法では成形に熟練を要するとともに
側面部への化粧板の接着に特殊な治具を要する。
また、成形時間が長い。
成形時間の短縮を目的とするなら発泡体の上に
SMC,化粧板の順に載置し、プレス成形により
SMCを硬化させるとともに化粧板の接着を行つ
て断熱化粧板を製造する方法が考えられるが、圧
力10〜50Kg/cm2、温度130〜140℃、加熱時間6〜
12分のプレス成形条件では発泡体が変形あるいは
収縮しやすく、製品の不良率が高くなり経済的で
ない。
本発明はこれら方法の欠点を改良する目的でな
されたもので短時間で化粧材、FRPおよび発泡
体が強固に接着した断熱化粧板を製造する方法を
提供するものである。この目的は起立した周囲枠
体を有する下型の表面部および該周囲枠体の起立
面に化粧材を敷設し、その上にガラス繊維、発泡
体およびガラス繊維の順にこれらを載置した後、
この下型に注入孔を有する上型を嵌合し、次いで
該注入孔より液状の硬化性不飽和ポリエステル樹
脂を前記上型および下型が形成する型窩内に射出
注入し、型内で該樹脂の硬化反応を行うことによ
り達成される。
本発明の実施において周枠を有する下型の表面
部に敷設および周枠に接して起立して敷設される
化粧材としては肉厚0.1〜2mmのメラミン化粧板、
不飽和ポリエステル樹脂化粧板、液状の不飽和ポ
リエステル樹脂を含浸した肉厚60〜100ミクロン
のチタン化粧紙等が挙げられる。
発泡体としては硬質ウレタン、硬質ポリ塩化ビ
ニル、ポリアクリル酸エステル、ポリエチレン・
スチレン共重合体等の見掛密度18〜100g/、
肉厚10mm〜240mmの発泡体が好適である。
液状の硬化性不飽和ポリエステル樹脂は公知の
ものであつて(たとえば「化学大辞典」共立出版
社発行)参照)、一般に不飽和および飽和ジカル
ボン酸成分とグリコール成分とを反応させて得ら
れる不飽和アルキツドと、この不飽和アルキツド
のエチレン性不飽和結合と付加重合して架橋構造
を生じる架橋用ビニルモノマーに溶解したもの
(慣習に従い、硬化前のものも硬化後のものも不
飽和ポリエステル樹脂という)である。重合開始
剤も溶解していることがふつうである。
溶質の方の不飽和アルキツドはジカルボン酸と
グリコールより得られる分子中にエチレン性不飽
和結合を持つ不飽和ポリエステル(特公昭42−
6197号、同41−20232号、同40−27744号、特開昭
48−45591号、同48−36294号各公報参照)の外
に、各種の変性物が対象となる。たとえば、エポ
キシ基を分子中に少なくとも1ケ以上を有するエ
ポキシ化合物を重合性不飽和−塩基酸と飽和多塩
基酸あるいは不飽和多塩基酸またはそれらの酸無
水物で変成するか、またはエステル化して得られ
る重合体を重合性単量体に溶解させたエポキシア
クリレート樹脂(特公昭45−15988号、特公昭44
−31836号公報参照)、その他がある。
この液状の不飽和ポリエステル樹脂は、重合開
始剤、促進剤、必要に応じては顔料等の充填剤を
含むことができる。
FRP成形法としてのレジンインジエクシヨン
法は知られている。本発明の実施は例えば第1図
に見受けられる周囲枠1を有する下型2の型窩の
底面部(下型の表面部)に化粧材3を、枠1に接
して化粧材3′,3′,3′,3′を起立して敷設
し、次いでガラス繊維4、発泡体5、ガラス繊維
4′の順にこれらを載置した後、液状樹脂注入口
6を有する上型7を下型2に嵌合し、該注入口6
より液状の常温または熱硬化性不飽和ポリエステ
ル樹脂を2〜5Kg/cm2の圧力で型窩内に射出注入
し、10〜50℃で液状樹脂を硬化させることにより
行われる。図中、8は下型の周縁枠1の上面に枠
状に設置されているピンチオフである。
このようにして製造された断熱化粧板9は発泡
体5を芯材とし、その全周をFRP10で被覆さ
れ、更にその表面および側壁部を化粧材3,3′
…で化粧された積層体であり、FRPと化粧材が
強固に接着した外観が美麗なものである。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例 1 内径が縦500mm、横350mm、高さ20mmの4周枠を
有する下金型の表面に離型材を塗布した後、縦
498.4mm、横348.4mm、肉厚0.8mmの大理石模様の化
粧が施こされているメラミン化粧板を敷き、つい
で4周枠に接して肉厚0.8mmの大理石模様の化粧
が施こされているメラミン化粧板4枚を起立させ
た。
下金型内に敷設されたこれら5枚の化粧板が形
成する空間に、先に旭フアイバーグラス(株)製ガラ
ス繊維製マツト“コンテイニユアスストランドマ
ツトグラスロン M#8600−450(商品名)”を1
層敷設し、更に見掛密度60g/、縦496.4mm、
横346.4mm、高さ18.2mmの硬質ウレタン発泡体を
載置し、その上に前記ガラス繊維製マツト1層を
更に載置した後、上金型を下金型に嵌合した。
金型を嵌合後、上金型の注入口より日本油脂(株)
製重合開始剤“バーキユアーA(商品名)”を1重
量%、ナフテン酸コバルトを0.3重量%の割合で
三菱油化(株)製不飽和ポリエステル樹脂“ユカラツ
ク38−06(商品名)”に配合した25℃における粘度
が3ポイズの常温硬化性樹脂溶液を2.5Kg/cm2
圧力で型窩内に注入し、25℃で30分間硬化させ
た。
ついで型開きして裏面がFRPで補強され、表
面および4側面に大理石模様の化粧板がFRPを
介して発泡体に一体に接着した構造の断熱化粧板
を得た。
この断熱化粧板のFRP層の肉厚は約1mmであ
り、ガラス繊維含量は約30重量%であつた。ま
た、この断熱化粧板のFRP層と硬質ウレタン発
泡体及びメラミン化粧板との接着は良好であり、
メラミン化粧板の表面部と側面部及び側面部と側
面部の接合も良好であつた。
実施例 2 メラミン化粧板の代りに、花模様を表面に印刷
した肉厚110μの興人製チタン紙に常温硬化性不
飽和ポリエステル樹脂溶液を含浸させた秤量80
g/m2の化粧材を、硬質ウレタン発泡体の代りに
油化バーデイツシエ製発泡性ポリエチレン・スチ
レン共重合体粒子”エレンボール(商品名)”を
発泡させて得た見掛密度20g/、縦497.8mm、
横347.8mm、高さ18.9mmの発泡体を用いる他は実
施例1と同様にして断熱化粧板を製造した。
この断熱化粧板のFRP層と発泡体およびチタ
ン紙との接着は良好であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す断面図、第2
図は本発明の実施により得られた製品の一部切欠
断面図である。 図中、1は枠、2は下型、3,3′は化粧材、
4,4′はガラス繊維、5は発泡体、6は注入口、
7は上型、9は断熱化粧板、10はFRPである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 起立した周囲枠体を有する下型の表面部およ
    び該周囲枠体の起立面に化粧材を敷設し、その上
    にガラス繊維、発泡体およびガラス繊維の順にこ
    れらを載置した後、この下型に注入孔を有する上
    型を嵌合し、次いで該注入孔より液状の硬化性不
    飽和ポリエステル樹脂を前記上型および下型が形
    成する型窩内に射出注入し、型内で該樹脂の硬化
    反応を行うことを特徴とする表面および周囲に化
    粧が施こされている断熱化粧板の製造方法。
JP56068723A 1981-05-07 1981-05-07 Dannetsukeshobannoseizohoho Expired - Lifetime JPH0231653B2 (ja)

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JPS57182426A JPS57182426A (en) 1982-11-10
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