JPH0231647B2 - - Google Patents

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JPH0231647B2
JPH0231647B2 JP56047723A JP4772381A JPH0231647B2 JP H0231647 B2 JPH0231647 B2 JP H0231647B2 JP 56047723 A JP56047723 A JP 56047723A JP 4772381 A JP4772381 A JP 4772381A JP H0231647 B2 JPH0231647 B2 JP H0231647B2
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veneer
cutting
drive
cut
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JP56047723A
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Yutaka Yamada
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0231647B2 publication Critical patent/JPH0231647B2/ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベニヤ単板切削用のベニヤレースに
関する。
最近の合板製造工場においては、原木事情の悪
化から、あるいは合板製造コストの低減を図るた
め、低品質の原木丸太が使用されるようになつて
きている。一方、原材料の歩留り向上並びに作業
能率増進を図るため、ベニヤレースを用いて、低
品質の原木丸太を、高速度でしかも細径となるま
で良品質のベニヤ単板を切削製出せしめることの
要請も強くなつてきている。
しかしながら左右スピンドルにより原木丸太を
挾持した状態で該スピンドルを回転させることに
より丸太を回転させる、いわばセンタードライブ
機構のみによつて切削丸太を回転させる形式のベ
ニヤレースは、このような要請を充分満たすもの
ではない。
このため近頃では、このような点に対処して、
外周に多数の刃部を有した駆動ローラを、装着状
態の原木丸太に圧接させて原木外周からも回転駆
動力を供給するようにしたベニヤレースの研究開
発に重点が置かれている。
しかしながら、このような外周駆動形式のベニ
ヤレースでは、原木外周に駆動ローラによる引掻
傷や割れが発生し易く、該部がプレツシヤーバー
にしごかれてその上部に木屑がたまり、これがと
きおりプレツシヤーバーを通過して、その際ベニ
ヤ単板表面に損傷を与えたり、プレツシヤーバー
の加圧力を不均等にさせてベニヤ単板の品質を低
下させる惧れがあつた。
更に、外周に多数の突刺体を有する駆動部材を
駆動軸に適当間隔をおいて多数配置したサイドド
ライブ機構を、切削刃物の刃先線とほぼ平行で、
該切削刃物の刃先に近い原木外周を突刺可能な位
置に備え、前記サイドドライブ機構の駆動軸間の
空間へそれぞれプレツシヤー部材を配置すると共
に原木両端面を挾持し、これを回転駆動させるス
ピンドルを有するベニヤレースも開発されたが、
このようなベニヤレースでは切削単板に突刺痕が
形成されるから表裏単板のように表面状態を問題
にされるようなベニヤ単板の切削には適用するこ
とができず、特に一本の原木丸太中に厚板にしか
使用できない品質不良部分と薄単板にも使用可能
な品質良好部分とが混在する場合には原木を有効
に使用するためにはサイドドライブ機構を有しな
いベニヤレースとの間で原木丸太の掛け換えを行
なわなければならないという不都合があつた。
本発明はかかる点に対処してなされたもので、
外周に多数の突刺体を有する駆動部材を駆動軸に
適当間隔をおいて多数配置したサイドドライブ機
構を、切削刃物の刃先線とほぼ平行で、該切削刃
物の刃先に近い原木外周を突刺可能な位置に備
え、前記サイドドライブ機構の駆動軸間の空間へ
それぞれプレツシヤー部材を配置すると共に原木
両端面を挾持し、これを回転駆動させるスピンド
ルを有するベニヤレースにおいて、前記サイドド
ライブ機構をプレツシヤー部材の原木圧接面から
出没自在に構成し、かつ前記サイドドライブ機構
が位置する前記各プレツシヤー部材間の間隙を原
木圧接面側から遮蔽可能な昇降プレツシヤーバー
を配置したことを特徴とするベニヤレースを提供
しようとするものである。
以下図面に示す実施例につきその詳細を説明す
る。
第1図は本発明の実施例を示す側面図であり、
この図において、ベニヤレースに装着された被削
原木丸太1は、該原木丸太1の軸線方向に、進退
可能に装置された、公知の左右スピンドルによ
り、その左右端面を、各々、その軸心を合わせて
挾持され、例えば、直流無段変速電動機などによ
り、被削原木丸太の軸心を基軸として、いわゆる
センタードライブ方法により矢示方向に回転駆動
可能とされている。
原木丸太1を切削するための切削刃物2は、鉋
台3の所定位置に、例えば、油、空圧などの流体
シリンダー(図示省略)などにより、固着緊締さ
れている。プレツシヤーバーボデー4は、通常、
鉋台3の上部に位置し、鉋台3、プレツシヤーバ
ーボデー4と共に、その左右側端面を一体に挾持
されて、例えば、送りねじ(図示省略)などによ
り、切削所要単板厚に基ずき、原木丸太1の1回
転につき所定単板厚だけ、原木丸太1に向つて前
進するように構成されている。
プレツシヤーバーボデー4の原木丸太1と対向
する原木側傾斜面に設置されたプレツシヤーバー
5aは、第4a図に示されるごとく、原木丸太1
の全長に亘つて、適宜複数個に分割列設させる
が、もしくは第6図に示されるように、リジツド
型のプレツシヤーバー5′に適数個所の切り欠き
6aを設けることにより、前記プレツシヤーバー
5aまたは5′の相互間、もしくは図示を省略し
た単一のプレツシヤーバーの適数個所の切り欠き
部に後述の駆動部材7が、原木丸太1に向つて出
没可能な狭隙Lが形成されている。
そして、これら適数個のプレツシヤーバー5a
は、例えば、油、空圧などの流体シリンダー5
b、その他の慣用手段により、その下側先端部
が、通常、被削原木丸太1の外周面における水平
中心線位置に向けて、圧接可能に装置される。
さらに第2図に示されるごとく、適数個のプレ
ツシヤーバー5aの各々には、必要に応じて、後
述の昇降プレツシヤーバー6aの位置決めストツ
パーボルト6cと当接して、前記昇降プレツシヤ
ーバー6aを設定する位置決め用段部5cが、例
えば前記昇降プレツシヤーバー6aとの間の接触
摺動傾斜面と略直角方向に、設けられている。6
aは、第1図から第4a図に示されるごとく、前
記プレツシヤーバー5aの狭隙L部分を、被削原
木丸太1側から見て遮蔽、開口自在に設置された
昇降プレツシヤーバーであり、このプレツシヤー
バー6aは該狭隙Lより若干幅広に形成され、前
記プレツシヤーバー5aの原木丸太側に面する外
表面の傾斜面に沿つて、例えば、油、空圧などの
流体シリンダー6b、もしくはその他の慣用手段
により、前記傾斜面を摺動昇降して、下降時にお
いては、例えば、原木丸太1の水平線位置に向け
て、設定可能に装置されている。この昇降プレツ
シヤーバー6aは、通常プレツシヤーバー5aの
狭隙部の数だけ、原木丸太1の全長に亘つて配置
されるが必要に応じてその一部又は全部を省略す
ることもできる。6cは、第2図および第4a図
に示されるごとく、例えば、昇降プレツシヤーバ
ー6aの上側部分において、左右に僅か跳ね出し
た顎部分に取り付けられた、昇降プレツシヤーバ
ー6aの高さ方向の位置決め用ストツパーボルト
であり、本実施例においては、昇降プレツシヤー
バー6aの1個に対し、その上顎部左右に各1本
宛略垂直方向に挿入螺合されている。ストツパー
ボルト6cの下側先端部は、前記プレツシヤーバ
ー5aの切り欠き面5cの底面に当接し、昇降プ
レツシヤーバー6aの下側先端部の、例えば、原
木丸太1の外周面の水平線位置に対する関係高さ
を調節して、位置決めするものである。
尚、前記プレツシヤーバー5aおよび昇降プレ
ツシヤバー6aの各々について、その略垂直方向
のいわゆる高さ関係の位置決めは、例えば、プレ
ツシヤーバー5aにおいては、第4b図に示すご
とく、例えば流体シリンダー5bのピストンロツ
ド部等におけるロツクナツト、もしくは5bを高
さ調節ブロツク部とした場合の高さ調節ネジ軸部
に挿入されたロツクナツト等の調整等により、ま
た、6aの昇降プレツシヤーバーにおいては、第
2図に示す、ストツパーボルト6cおよび段部5
cの底面等によつて、それぞれ設定される。ただ
実際に本装置を用いてベニヤ単板切削を行なう場
合には、被削原木丸太1方向からの加圧力の影響
等を受けて、プレツシヤーバー5aおよび昇降プ
レツシヤーバー6aの原木外周との接触部(プレ
ツシヤーバーの下側先端部)が第4b図の右方向
へ後退変位し、プレツシヤーバーの幅方向(原木
の軸線と平行な方向)の該プレツシヤーバー先端
部全体が後退して原木への加圧力が低減したり、
または幅方向に部分的に後退して前記原木への加
圧力が不均等になる等、つまり正しい刃口のセツ
トが崩れる結果厚みむらの多い不良単板が削成さ
れる。従つてこれらの弊害を除く為、原木からの
略水平方向の荷重に拮抗するために、前記5a,
6aの各プレツシヤーバーの両方、もしくは何れ
か一方に、水平方向または略水平方向からのスト
ツパー装置が必要とされる。すなわち、例えば第
4b図に示されるごとく、プレツシヤーバーボデ
ー4の下側傾斜面を利用して、その先端部に前記
プレツシヤーバー5a,6aの各々の下部先端部
をそれぞれ当接させて被削原木丸太1側からの各
プレツシヤーバー5a,6aに対する加圧力を受
け止めるストツパーボルトSが設置される。7
は、その外周面に、例えば鋭利な鋸歯状、もしく
は突刺状に構成された公知のデイスク状の駆動部
材であり、第4a図に示すごとく、例えば薄鋼板
製、もしくは硬質の合成樹脂等の比較的薄い剛性
体に、例えば耐摩耗性付与の特殊加工等を施した
もので作られている。これらの駆動部材7は、そ
れぞれ前記プレツシヤーバー5aの相互間の狭隙
Lもしくは切り欠き部から、通常、1枚毎、その
外周部が原木丸太1の全長に亘つて、一斉に覗き
出る様に、駆動軸8aに、適数個一体に軸装さ
れ、後述する原木丸太が所定の外径となつたとき
発せられる信号に応じて、又は常時例えば電動機
(図示省略)等により、原木丸太1の外周面回転
方向と、反対の外周面回転方向に、矢示のごと
く、例えば一定回転で駆動されて原木丸太のサイ
ドドライブを行なうのである。
8bは、前記適数個配置された駆動部材7の駆
動軸8aの、例えば左右軸端部を支承する軸受け
ブラケツトである。9は、前記軸受けブラケツト
8bの左右の各々に、例えば一体に取り付けられ
た、雌ねじであり、10は、前記雌ねじ9に、そ
の一端を螺合されているねじ軸であつて、そのね
じ軸10の前記螺合せぬ他の一端は、例えば、第
1図に示すように、ウオームホイール11および
ウオーム17を介して、電動機等により駆動さ
れ、前記駆動部材7を、必要に応じて原木丸太1
に向け前進させて、加圧接せしめたり、逆に原木
丸太1に圧接回動している前記駆動部材7を、原
木丸太1より離間させる等、被削原木丸太1に対
して、前進、後退させる作用をする。
また前記駆動部材7の加圧位置決めを流体シリ
ンダーのみにより行う場合は、切削される原木が
部分的に、または全体的に硬軟があり所定の圧力
で押圧するのみでは軟材部に対しては該駆動部材
7が喰い込み過ぎ硬材部には反撥される等の不具
合が生じ適切な加圧位置設定ができない。従つて
例えば流体圧シリンダーの作動により設定位置附
近迄急速前後進させた後、流体シリンダーをロツ
クして、緩衝作用を無くし、第1図に示される実
施例のごとく螺子軸等により所定位置を規制する
のである。
尚、この場合、本実施例においては、前記被削
原木丸太1への前後進運動は、略水平方向の動き
として説明したが、原木の樹種、硬軟径級等に応
じて切削角を調整して単板切削を行うのがベニヤ
レースの常道であり、鉋台上に載置されて一体と
なつて切削角調整の影響を享受する前記駆動部材
もその前後移動方向の角度が変化することにな
る。
また、実際のベニヤ単板切削に際しては、所定
切削単板厚に対する垂直方向の加減も要するもの
である。この垂直方向の調節は、例えば、特公昭
46−39758号に記載された我々の出願に係る発明
等の技術を併用することにより達成される。
次に他の実施例として第1図から第4b図に示
されたプレツシヤーバー5aに代えて、従来ベニ
ヤレースに採用されている、リジツド型のプレツ
シヤーバー5′を装填した場合を第5図および第
6図に示す。同図において、4′は、リジツト型
プレツシヤーバー5′の上側から固定する目的の
プレツシヤーバー台であり、4″は、前記プレツ
シヤーバー台4′を、プレツシヤーバーボデー4
に取付ける取付孔であつて、適宜、ボルト等によ
りプレツシヤーバーボデー4の所定位置に緊締す
ると共に、リジツド型プレツシヤーバー5′を、
所定個所に収納設置して、その跳ね上り等を未然
に防ぐよう構成されている。
さらに、従来、公知の分割型ローラーバー5″
で、前述のプレツシヤーバー5aに代替させた実
施例を第7図および第8図に示す。同図において
駆動軸8aには、駆動部材7が同軸に所定間隔を
おいて嵌装されている。プレツシヤーバー台4′
の下側のローラーバー5″のローラー部との接触
部c部およびプレツシヤーバーボデー4の上側の
該ローラーバー5″との接触部c部は共に、前記
ローラーバー5″の外周面の除塵効果を挙げる目
的で、例えば図示のごとく、鋭利な刃物状に構成
されており、ローラーバー外周面に附着した木材
細片、樹液等を掻き落す作用をする。
尚、特に摩耗の激しい、プレツシヤーバーボデ
ー4の、前記接触部には、耐摩耗処理を施した
り、部分的に交換可能に構成することも可能であ
る。4′,4″は、それぞれプレツシヤーバー台お
よび同取付孔を示している。
次に第9図は、駆動部材7の駆動伝達の態様
図、第10図は本発明装置全体の動力伝達系統図
であつて、21は電動機等の駆動源、22はチエ
ーン、ベルト等のテンシヨン装置を示しており、
駆動軸8aは、前記電動機21から、例えばチエ
ーン、ベルト等により駆動力を受けて、矢印方向
に回転駆動される。25は電動機21の、例えば
チエーン伝動の場合は、そのスプロケツトホイー
ルに嵌装されたオーバーランニングクラツチ等を
示しており、被削原木丸太1の左右端面を挾持し
て回転駆動する、いわゆる、センタードライブ方
法による被削原木の回転周速と、前記駆動部材7
による原木回転周速との同調むら、その他による
原木外周部の周速の乱れを調整する作用をする。
尚、第10図において、1は被削原木丸太、7
は駆動部材、8aは前記駆動部材の適数個を一体
に軸装して回転させる駆動軸、8bは前記駆動軸
8aの軸受けブラケツトを示している。また、2
1は前記駆動部材7等を回転させる、例えば変速
電動機であり、必要に応じ、被削原木丸太の外周
速度に、駆動部材7の外周速度を同調させるべ
く、例えば、センタードライブ用の直流無段変速
電動機28からの回転数と、原木径検出装置23
からの検出信号に応じて、制御盤23′によつて、
一定回転もしくは所要の回転数に逐次変速させる
作用をする。また、24は前記電動機21の駆動
出力の制御盤であり、例えば、センタードライブ
モーター28の駆動出力低減に伴ない、被削原木
丸太1の回転切削に加担している、サイドドライ
ブ電動機21の駆動出力を漸増せしめたり、ま
た、原木径級もしくは被削原木樹種の硬軟等によ
る、単板切削の難易に対応して、その駆動出力
を、必要に応じ増減させる作用をする。なお、第
10図に図示するごとく、駆動軸8aを長手方向
に2分割して配置すると、該軸の撓み防止等に効
果があり長尺原木切削用のベニヤレースに好適で
ある。
センタードライブ用の、例えば直流無段変速電
動機28の駆動出力および駆動回転数をコントロ
ールする制御盤26は、従来型ベニヤレースと同
様に、速度調整器27のレバーハンドルを、オペ
レーターが操作することにより、瞬時にして、停
止−最高回転−停止が手動操作により行ない得る
ほかに、定速単板切削に対応して、原木径検出装
置23からの信号によつて制御盤26の定速切削
回路を経て、電動機28が所定の一定切削速度を
保持するように制御される。また、この制御盤2
6により、切削当初の比較的径大の被削原木丸太
から切削進行に伴なう被削原木丸太の細径化に対
応して、その回転駆動力を、前記原木径検出装置
からの時宜を得た信号によつて適量削減する等の
手段も講ぜられるように構成されている。
さらに、前述の一定速度切削に関しては、本願
にかかるベニヤレース以降の後続設備の切削単板
処理能力の多様化に呼応出来るように、適数段階
のライン速度を予め任意に設定しておくことによ
り、適応した一定速度の単板切削も可能となる。
尚、29は、前記無段変速電動機28からの駆
動力を、各々、ベニヤレースの左、右フレームに
装備された、被削原木丸太把持のスピンドルに伝
えるために伝導元軸、30は、前記伝導元軸に軸
嵌装された、例えばピニオンチエンホイール、3
1は、大チエンホイール、32は、左右各別に装
備されたスピンドルであり、その一端に、被削原
木丸太の左右端面を把持する把持爪が嵌装され、
原木の左右端面を確実に緊締把持し、所定方向に
回転させるものである。尚、B−Bは、前記左右
スピンドル並びに被削原木丸太の軸中心線であ
る。
以上説明の装置において、その実施例の態様を
さらに詳述すれば、先ず最初に、ベニヤレースに
おける公知の左右スピンドル32により、被削原
木丸太1を、前記スピンドルの軸心(第10図の
B−B)に合わせて、各々、その左右端面を緊締
把持し、次いで、例えば直流無段変速電動機28
により、伝導元軸29およびチエンホイール3
0,31を介して、スピンドル32を第1図の矢
示方向に駆動回転させる。この場合、通常第1図
に図示のプレツシヤーバーボデー4に装着されて
いる駆動部材7は、例えば電動機等(図示省略)
により、ウオーム12、ウオームホイール11を
介して、ねじ軸10を、駆動部材7が被削原木丸
太1から離間する方向に回転駆動せしめ、前記原
木丸太1より、前記駆動部材7を適量、後退、離
間させておく。続いて、プレツシヤーバーボデー
4の所定位置に設置されているプレツシヤーバー
5aは、例えば流体シリンダー5bの下向き作動
により、その下側先端部を、前記被削原木丸太1
の水平中心線(第2図に図示のA−A中心線)附
近の所定位置に、下降設定する。また、昇降プレ
ツシヤーバー6aは流体シリンダー6b等によ
り、原木丸太1の水平中心線附近の所定位置に向
けて下降させ、ストツパーボルト6cとプレツシ
ヤーバー5aの位置決め用段部5cの底面と当接
させて、前記昇降プレツシヤーバー6aの下側先
端部を所定の高さ位置に固定させる。
尚、前記プレツシヤーバー5aおよび昇降プレ
ツシヤーバー6aの原木丸太1の水平中心線に対
する高さ位置決定は、一度調整すれば前記各プレ
ツシヤーバー5a,6aの下部先端縁の破損、摩
耗等の生じない限りその都度調整する必要はな
い。以上の状態で、プレツシヤーバーボデー4、
鉋台3を、原木丸太1へ向けて送りねじ(図示省
略)により、前進せしめ、原木丸太1の矢示方向
への回転と、前記鉋台3およびプレツシヤーバー
ボデー4の、原木丸太1の1回転に対する所定単
板厚量の前進とにより、ベニヤ単板切削が行なわ
れ、ベニヤレースより、ベニヤ単板が製出され
る。
引き続き、ベニヤ単板切削が進行して、原木丸
太1の直径が漸次細くなり、その径が予め設定し
ておいた所定寸法に到達した時に、予めその径級
を予知して設定した、例えばリミツトスイツチ、
その他の原木径検出装置23によつて、所定原木
径が検知される。
上記の予め設定される原木径は、センタードラ
イブ方法単独から、これにサイドドライブ方法を
加味した方が好結果が得られるようになる原木径
であつて、例えば非円筒状の原木丸太が切削され
て真円筒状になるときの径又はこれよりわずかに
小さい径が用いられる。この原木径は、個々の原
木についてそれぞれ設定される。
ところで、原木径検出装置23が、原木切削が
進行して設定された所定の外径となつたことを検
出して検出信号を発すると、先ず最初に昇降プレ
ツシヤーバー6aが、例えば流体シリンダー6b
の上向き作動により、駆動部材7の原木丸太1方
向への出没に影響の無い高さ位置まで上昇して後
停止し、引き続き駆動部材7が、所定回転で(通
常50〜100米/分程度の一定外周速度)、例えば電
動機等により、矢示方向に駆動されると同時に、
例えば第1図に示すウオーム12、ウオームホイ
ール11を介して、ねじ軸10を、例えば電動機
等により回転せしめて、駆動部材7が原木丸太1
方向へ前進せしめられる。そしてこの駆動部材外
周先端部が原木丸太1の外周面に一定量突刺され
た状態で、前記原木丸太1への前進行程が停止さ
れる。
次いで原木丸太1の左右端面を挾持するスピン
ドルを回転駆動させている例えば、直流無段変速
電動機の出力が、従前の略1/3〜1/2程度に低減さ
れると共に、原木丸太1の矢示方向へ回動させる
ために、駆動部材7による原木丸太1の外周面と
の接触加圧回転が加味される事となり、前記直流
無段変速電動機を主体とする回転駆動に、駆動部
材7からの回転駆動が補助的に作用して、ベニヤ
単板切削が続行される。
而して本発明装置においては、スピンドルから
の駆動力を用いたセンタードライブ方法および駆
動部材7からの駆動力を用いたサイドドライブ方
法における速度制御は、例えば次のように行なわ
れる。
すなわち、センタードライブ方法単独を用いる
切削初期の段階においては、センタードライブ方
法について被削原木丸太の外周速度を略一定にす
るための変速回転制御が行なわれ、所定の細径寸
法に達した後は、回転速度が過大とならないよう
に一定回転制御が行なわれる。一方、サイドドラ
イブ方法においては、所定の細径寸法に達する
間、一定回転制御が行なわれ、所定の細径寸法到
達以後は被削原木丸太の外周速度に同調して変速
回転制御により原木回転制御が行なわれる。
なお、上記の簡略手段として切削される原木の
外周速度を終始一定とする回転制御によることも
可能である。
尚、ベニヤレースからの単板切削速度は生産工
場ラインにおけるベニヤレース以降の切削単板処
理設備(単板裁断機、積載装置等)の処理能力を
考慮して行なう必要があり、例えば外周面不整形
の被削原木丸太からの単板切削および外周が略円
形に近くなつてからの単板切削、さらにまた、被
削原木丸太の芯材部からの切削単板に見られるよ
うに、粗雑な木質部特有の靭性のないいわゆるバ
ラバラになり易い単板等に対応して、切削速度も
適数段階に切換えることが望ましい。
したがつて単板製出速度に対応して、駆動部材
7の回転周速も、これらに同期して、瞬時に切換
えるように構成すると共に、例えば回転周速の減
速と併行して、回転駆動力の減量も合せて速やか
に追従可能に構成することが望ましい。尚、一般
的には、前記後続設備の処理能力を考慮して、適
数段階の単板製出速度を予知し事前に、これら速
度の設定が行なわれる。
また、被削原木丸太の切削に伴なう細径化に応
じて駆動部材7の加圧力および回転駆動力のアツ
プも原木径の変化に応じて連続的に、あるいは径
級毎に適数段階に区分して段階的に行なうよう構
成することも可能である。1本の被削原木丸太切
削完了によつて、前記加圧力、回転駆動力も、径
大原木切削時の条件に復帰される。
尚、切削当初から昇降プレツシヤーバーを上昇
させて、駆動部材7を被削原木丸太へ作用させて
切断したり、また昇降プレツシヤーバーを上昇さ
せたまま、駆動部材7を後退させてセンタードラ
イブのみにて切削する等の方法も前記操作の簡略
手段として用いてもよい。
例えば比較的良質原木等においては、切削初め
から駆動部材7を原木に作用させず、また昇降プ
レツシヤーバー6aを上昇させた状態で、終始セ
ンタードライブのみで切削する。この場合プレツ
シヤーバー5aの関隙部Lはその寸法が僅少であ
るのと、プレツシヤーバーの原木への加圧力は、
切削単板厚の95%程度に絞るのが通常であるが、
その従来の加圧を2〜3%軽減することにより合
板製品の表裏に使用するベニヤ単板として充分通
用する単板の切削が可能となる。
またサイドドライブによる駆動部材7が作用し
た、表面に刺痕が残存する単板は前記表裏単板と
して使えないのは勿論である。
更に、合板製品を形成する単板構成は種々ある
が、何れも0.7mm以下の薄単板と1.3mm程度から3.2
mm程度の厚単板の組合せによる。このうち薄単板
についての単板切削においてはセンタードライブ
のみによる回転切削と、センタードライブとサイ
ドドライブ併用による回転切削が行われる。前者
は、前記表裏単板切削で説明したごとく問題はな
いが後者の場合、切削単板厚が0.7mm程度以下で
あり、原木の状態で駆動部材7を2〜3mm程度突
刺してセンタードライブと共同して原木を回転駆
動させた場合、刃物により原木から単板に切削さ
れたとたんに前記2〜3mm(切削単板厚の略3倍
以上)突刺の影響が出て割れが多く単板が解繊状
態のばらばらになる傾向が強く単板としての性質
が全く失われてしまうことが多い。その為に前記
駆動部材の突刺量を大幅に削限して精々0.7〜1
mm程度の切削単板厚と略等量の突刺量に止めて切
削するのであるが、浅い突刺部に従来通りの駆動
力が集中される結果原木外周部の該突刺部が破損
し易く、掘り起こされて、回転駆動力授受が実質
上不能となる。従つて浅い突刺量に見合うサイド
ドライブの駆動力(突刺量に略比例する)に削減
することにより、原木損傷(原木損傷になつて現
れる)が起きず、無駄な電力消費も少ないサイド
ドライブと、原木左右端面からのセンタードライ
ブとが協同して円滑な原木回転切削が可能となる
のである。
一方、合板コストの面から廉価な低質原木が市
場に出回り、中でも比重の大きい沈木(貯水水槽
の底へ沈む原木)等の採用が増加している。殊に
典型的なセランガンバーツ、カポール等の硬木類
は切削抵抗も大きく、原木外周からの回転駆動も
効果的である半面、駆動部材7の原木への突刺が
困難であり、突刺部が新しく鋭利な時は辛うじて
突刺できるのであるが可成りの加圧力が必要とさ
れる。その為に、原木の切削が進行し原木径が細
径化するに伴い前記加圧力の原木の撓みが多くな
り、一例として2100mm長さの原木において、直径
が200mm程度になると原木の長さ方向の中央部が
10mm程度の曲げ撓みを起すことが判明している。
撓みの度合いは駆動部材7の突刺部の摩耗が進む
程増加し、また切削刃物の切れ味にも左右され
る。更に、突刺刃先きが摩耗しだすと突刺困難に
なると共に回転駆動している為、刃先き部が曲つ
たり折れたりする悪現象が続出するようになる。
一方、硬質原木ほど切削抵抗も大きく原木外周か
らの回転駆動力補助も効果があるのである。以上
の欠陥を排除する一方、効果あるサイドドライブ
併用の硬木原木切削においては駆動部材7の原木
切削が進行して駆動部材7による原木の撓みが顕
在化する原木径の手前で前記駆動部材の突刺量を
浅くすると共に、その駆動力も削減する方法がと
られる。前記突刺量および駆動力削減の時期は経
験的に求められる。同一樹種等については差がな
いので同種原木毎に分けておき、ベニヤレースに
装置された原木の外径測定機構等により事前に所
定原木径を設定して自動的に、前記駆動部材7の
設定をしたり、手動操作により任意に調整も可能
であるが硬木以外においても原木細径時において
駆動部材ひよる撓み傾向が生ずるから、原木の外
径測定機構等により早目に前記の自動設定をする
ことが望ましい。これらの原木撓みの解消により
原木の歩留りは5%程度向上し、さらに硬木材に
おける駆動部材7の損耗等を軽減させることがで
きる。なお、駆動部材7は薄鋼板製の場合一般材
で略2週間の寿命とされ硬木材はさらに期間が短
縮されるのであるが、突刺量および駆動力の設定
によつては、20日間程度に寿命を延長させること
が可能である。
次に低質原木の中には芯材部の脆弱ないわゆる
パンキー材と称される原木があり、この種原木の
切削はセンタードライブ又はサイドドライブの何
れか一方のみで回転駆動した場合、原木切削に伴
い前記脆弱部が切削抵抗等の負荷に耐え切れずに
破損して切削不能に陥る。これらの原木は、原木
1回転毎切削単板厚だけ前進させる歩出し送り駆
動も含めた原木軸心部からのセンタードライブ
と、原木外周部からのサイドドライブとが協同し
て原木を回転駆動する事によりはじめて原木切削
が可能となる。回転駆動力の比は7:3程度が良
い。
次に原木がその軸中心を起点に放射線に囲まれ
た扇形状部分が風化して脆弱な通称カステラと称
される原木の場合、サイドドライブは前記扇形状
の脆弱部において原木回転駆動力の伝達が不可能
となり、センタードライブにより回転切削するこ
とになり、サイドドライブを併用したとしても、
駆動部材7の突刺量、駆動力共に削減して回転を
補助する程度にする。
更に、一般に原木丸太の辺材部からは表板とな
る薄板が切削され、芯材部からは中板となる厚板
が切削され、この切替えに際しては、駆動部材7
の加圧力、回転駆動力もこれらの単板切削の最適
条件に瞬時に切替えることが望ましい。勿論、ギ
ヤボツクスの切削送り急速切替え機構の操作に伴
ない我々が先に提案した特公昭46−15279号に記
載された刃口急速変更装置や駆動部材7の加圧
力、回転駆動力の急速切替え機構等も採用するこ
とが望ましい。
而して、原木丸太1の極細径迄の切削を完了
し、完了と同時に、例えば適当位置に配置したリ
ミツトスイツチからの切削完了信号によつて駆動
部材7は、原木丸太1への前進行程の場合と同一
の手順で、例えば自動もしくは手動操作により、
ねじ軸10を前記の前進時と逆方向に回転駆動さ
せることにより、原木丸太1側から離間されて、
または離間と同時に駆動部材7の回転が停止され
て待機状態となる。
これと同時に、又は前後して、昇降プレツシヤ
ーバー6aは、例えば流体シリンダー6bの下向
きの作動によつて、所定位置に下降すると共に、
前記原木丸太1をセンタードライブさせる、例え
ば無段変速電動機の出力が、従前の大きさに復元
されて、新たな被削原木丸太1の切削準備が完了
するのである。
以上詳述した本発明方法および装置によれば、
さらに、次に要約されるような種々の効果も得る
ことができる。
(1) 単板切削初期の原木が非円筒状で、かつ品質
粗悪な外周部の切削時にはセンタードライブ方
法単独で原木を回転駆動させ、次いでサイドド
ライブ方法を加味するようにしたから、木片の
発生が少なく、原木全体に回転駆動力が作用し
て厚さ均一な、表面の損傷のないベニヤ単板が
得られ、しかも動力消費が低減される。
(2) 駆動部材を切削刃物の刃先に近い原木外周を
突刺可能な位置に備えると共に、プレツシヤー
部材は駆動部材間の空隙に配置したから、駆動
部材により木屑が生じるようなことがなく、ま
たプレツシヤー部材上部へたまろうとする木屑
は駆動部材の突刺体により逐次後方へ送られる
から、従来装置におけるようにプレツシヤー部
材上部にたまる木屑に起因する単板表面の損傷
その他の品質低下を回避できる。尚、本発明の
一方法においては、切削初期の段階では駆動部
材は駆動されないが、切削初期の切削単板はそ
の殆んどが屑単板あるいは短幅の単板であるか
ら木屑による問題の生ずることは殆んどない。
また原木および切削単板の種別においては (3) 比較的良質又は部分的に良質な木質部を有す
る原木には、その良質部に駆動部材を作用させ
ずにセンタードライブのみで回転切削するので
刺痕のない合板製品の表裏用の良質単板が生産
される。
(4) 厚さの薄い単板には、駆動部材の突刺量およ
び駆板力を調整してサイドドライブとセンター
ドライブにより切削するので、単板が割れてば
らばらになる事がなく、薄物単板切削が可能と
なつた。
(5) 中間部に脆弱部分が存在する原木をサイドド
ライブとセンタードライブの駆動力調整により
切削可能となつた。
(6) 硬木原木は駆動部材の突刺量、駆動力を調整
可能として切削し、細径迄原木撓みのない歩留
りの良い切削が可能となつた。
これらの事柄は、さらに駆動部材の摩耗を減
少させかつ電力消費量を少なくする効果も相乗
して可能となつたのである。
昇降プレツシヤーバーを備えてベニヤレースを
構成する場合には (7) 被削原木丸太の長手方向の全部にプレツシヤ
ー部材を当接させることが可能となり、必要に
応じて、単一のプレツシヤー部材を用いた従来
のベニヤレースと同等の高品質のベニヤ単板の
製造が可能となる。
効果を奏し、更に、制御手段その他前記したよ
うに設定することにより、前記した種々の効果を
発現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は実施例の側面図、第
4a図は正面図、第4b図は側断面図、第5図は
従来型リジツドプレツシヤーバー使用の実施例側
面図、第6図は第5図実施例における正面図、第
7図は従来型ローラーバーとの組合せによる側面
図、第8図は第7図における実施例の正面図、第
9図は駆動関係の詳細側面図、第10図は伝動関
係の平面図である。 1……被削原木丸太、2……切削刃物、4……
プレツシヤーバーボデー、5a……プレツシヤー
バー、6a……昇降プレツシヤーバー、7……駆
動部材、10……ねじ軸、21……電動機、23
……原木径検出装置、25……オーバーランニン
グクラツチ、23,24,26……制御盤、28
……電動機、32……スピンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周に多数の突刺体を有する駆動部材を駆動
    軸に適当間隔をおいて多数配置したサイドドライ
    ブ機構を、切削刃物の刃先線とほぼ平行で、該切
    削刃物の刃先に近い原木外周を突刺可能な位置に
    備え、前記サイドドライブ機構の駆動軸間の空間
    へそれぞれプレツシヤー部材を配置すると共に原
    木両端面を挾持し、これを回転駆動させるスピン
    ドルを有するベニヤレースにおいて、前記サイド
    ドライブ機構をプレツシヤー部材の原木圧接面か
    ら出没自在に構成したことを特徴とするベニヤレ
    ース。 2 サイドドライブ機構は、プレツシヤー部材の
    原木圧接面からの水平方向に出没自在に構成され
    る特許請求の範囲第1項記載のベニヤレース。 3 切削中の原木丸太の外径を測定し、所定外径
    となつた際、駆動部材をプレツシヤー部材の原木
    圧接面から突出させる信号を発する外径測定機構
    を備えた特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    ベニヤレース。 4 外周に多数の突刺体を有する駆動部材を駆動
    軸に適当間隔をおいて多数配置したサイドドライ
    ブ機構を、切削刃物の刃先線とほぼ平行で、該切
    削刃物の刃先に近い原木外周を突刺可能な位置に
    備え、前記サイドドライブ機構の駆動軸間の空間
    へそれぞれプレツシヤー部材を配置すると共に原
    木両端面を挾持し、これを回転駆動させるスピン
    ドルを有するベニヤレースにおいて、前記サイド
    ドライブ機構をプレツシヤー部材の原木圧接面か
    ら出没自在に構成し、かつ前記サイドドライブ機
    構が位置する前記各プレツシヤー部材間の間隙を
    原木圧接面側から遮蔽可能な昇降プレツシヤーバ
    ーを配置したことを特徴とするベニヤレース。 5 サイドドライブ機構は、プレツシヤー部材の
    原木圧接面からの水平方向に出没自在に構成され
    る特許請求の範囲第4項記載のベニヤレース。 6 切削中の原木丸太の外径を測定し、所定外径
    となつた際、駆動部材をプレツシヤー部材の原木
    圧接面から突出させる信号を発する外径測定機構
    を備えた特許請求の範囲第4項又は第5項記載の
    ベニヤレース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5391499A (en) * 1977-01-21 1978-08-11 Meinan Machinery Works Veneer lathe
JPS54111198A (en) * 1978-02-19 1979-08-31 Meinan Machinery Works Rotary lathe
JPS54142694A (en) * 1978-02-21 1979-11-07 Uroko Seisakusho Co Ltd Veneer rotaryylathe
JPH0231647A (ja) * 1988-07-22 1990-02-01 Nippon Oil & Fats Co Ltd フラワーペーストの製造法

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