JPH0231420Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231420Y2 JPH0231420Y2 JP1984097445U JP9744584U JPH0231420Y2 JP H0231420 Y2 JPH0231420 Y2 JP H0231420Y2 JP 1984097445 U JP1984097445 U JP 1984097445U JP 9744584 U JP9744584 U JP 9744584U JP H0231420 Y2 JPH0231420 Y2 JP H0231420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- container
- mold
- opening
- covering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は食品流通容器に関し、より詳しくは生
菓子、半生菓子類の防黴剤入り包装容器に関す
る。
菓子、半生菓子類の防黴剤入り包装容器に関す
る。
洋菓子、例えば生菓子、半生菓子の流通段階に
おける品質保持のため粉末アルコールまたは脱酸
素剤などの防黴剤が使用される。しかし防黴剤は
前記菓子類との接触を避けて菓子類容器の外側、
例えばプラスチツク容器の底外側または蓋の外側
凹陥部に配備して外袋に収納して外気から遮断さ
れる。
おける品質保持のため粉末アルコールまたは脱酸
素剤などの防黴剤が使用される。しかし防黴剤は
前記菓子類との接触を避けて菓子類容器の外側、
例えばプラスチツク容器の底外側または蓋の外側
凹陥部に配備して外袋に収納して外気から遮断さ
れる。
又、実開昭58−61771号公報記載の容器のよう
に、容器底部に防かび袋を挿入する凹部を形成
し、該凹部に適宜の通気孔を設けた蓋を装備させ
ている。
に、容器底部に防かび袋を挿入する凹部を形成
し、該凹部に適宜の通気孔を設けた蓋を装備させ
ている。
上記従来技術のうち、防黴剤が容器の外側に配
備される場合、容器自体のバリヤー性が良すぎる
と防黴効果が充分発揮されず、また逆に容器が蓋
なしのトレーの場合、外袋の気密性が必要とな
り、一度、外袋を開封してしまえば、防黴効果は
期待できず、開封作業も不便であつた。また容器
内に凹部を形成して防黴袋が収納され、その凹部
を蓋で閉塞する場合、蓋自体に通気孔を設けてい
るため、防黴剤の散乱を充分に防ぎきれず、また
着脱や開閉自在に蓋を設けると外的衝撃により収
容菓子との接触は免れない。
備される場合、容器自体のバリヤー性が良すぎる
と防黴効果が充分発揮されず、また逆に容器が蓋
なしのトレーの場合、外袋の気密性が必要とな
り、一度、外袋を開封してしまえば、防黴効果は
期待できず、開封作業も不便であつた。また容器
内に凹部を形成して防黴袋が収納され、その凹部
を蓋で閉塞する場合、蓋自体に通気孔を設けてい
るため、防黴剤の散乱を充分に防ぎきれず、また
着脱や開閉自在に蓋を設けると外的衝撃により収
容菓子との接触は免れない。
本考案は一体成形されたトレー容器と覆装底を
組合せた簡単な構造により、防黴剤を容器本体内
に収容し、上記従来技術の問題点を改善し、防黴
効果の向上、包装の簡易化、包装、開封取扱の簡
便化を図つた容器の提供を目的とする。
組合せた簡単な構造により、防黴剤を容器本体内
に収容し、上記従来技術の問題点を改善し、防黴
効果の向上、包装の簡易化、包装、開封取扱の簡
便化を図つた容器の提供を目的とする。
本考案の容器は、プラスチツクシートで一体成
形されたトレーと覆装底からなり、開口部を開蓋
機構付覆装フイルムで覆装し、底部に形成した隆
起部上に、隆設仕切部を形成した覆装底を載置し
て二重底を形成したプラスチツクトレー容器にお
いて、前記隆起部の形成により生ずるトレー底部
と覆装底との空間が、ほぼ中央の防黴剤収容部
と、該収容部の空間をトレー壁面に連通させる通
気溝とからなる二重底プラスチツクトレー容器で
ある。
形されたトレーと覆装底からなり、開口部を開蓋
機構付覆装フイルムで覆装し、底部に形成した隆
起部上に、隆設仕切部を形成した覆装底を載置し
て二重底を形成したプラスチツクトレー容器にお
いて、前記隆起部の形成により生ずるトレー底部
と覆装底との空間が、ほぼ中央の防黴剤収容部
と、該収容部の空間をトレー壁面に連通させる通
気溝とからなる二重底プラスチツクトレー容器で
ある。
本考案によれば、トレー底部と覆装底との空間
に形成された防黴剤収容部に防黴剤が収容され、
開口部覆装フイルムの簡易開蓋機構により開蓋が
簡便化され、防黴効果の向上と同時に外袋の気密
性の軽減が図られる。
に形成された防黴剤収容部に防黴剤が収容され、
開口部覆装フイルムの簡易開蓋機構により開蓋が
簡便化され、防黴効果の向上と同時に外袋の気密
性の軽減が図られる。
以下本考案の実施の一例について説明する。
第1図は本考案による二重底プラスチツク容器
の1例の斜視図、第2図は第1図の−断面
図、第3図a,bはそれぞれトレーの平面図、同
図aのb−b断面図、第4図は覆装底の平面
図aおよびそのb−b断面図b、c−c
断面図cであり、上記各断面図は厚みを省略して
図示されている。
の1例の斜視図、第2図は第1図の−断面
図、第3図a,bはそれぞれトレーの平面図、同
図aのb−b断面図、第4図は覆装底の平面
図aおよびそのb−b断面図b、c−c
断面図cであり、上記各断面図は厚みを省略して
図示されている。
トレー1は上部に開口縁フランジ2を有し、底
部には隆起部3が不連続に形成され、該隆起部3
が形成される結果、残余の底部が防黴剤収容部4
および通気溝5,5′として形成され、通気溝5,
5′は、トレー1の壁面に連通する。覆装底7に
は隆設仕切部8,9が設けられる。仕切部8はト
レー内部を2室に分割し、仕切部9は各室内を仕
切つているが、これらの仕切部8および9の数お
よび形状は容器の大きさ、菓子類の個数などによ
り適宜変更できる。
部には隆起部3が不連続に形成され、該隆起部3
が形成される結果、残余の底部が防黴剤収容部4
および通気溝5,5′として形成され、通気溝5,
5′は、トレー1の壁面に連通する。覆装底7に
は隆設仕切部8,9が設けられる。仕切部8はト
レー内部を2室に分割し、仕切部9は各室内を仕
切つているが、これらの仕切部8および9の数お
よび形状は容器の大きさ、菓子類の個数などによ
り適宜変更できる。
トレー1および覆装底7は通常プラスチツクシ
ートの真空形成によつて便宜に形成することがで
き、覆装底7の周端縁部とトレー1の壁面との間
は適宜間隔を設けて、トレー底部の防黴剤収容部
4の空間と覆装底7上方の空間とを通気させる。
ートの真空形成によつて便宜に形成することがで
き、覆装底7の周端縁部とトレー1の壁面との間
は適宜間隔を設けて、トレー底部の防黴剤収容部
4の空間と覆装底7上方の空間とを通気させる。
トレー開口部を覆装する覆装フイルム10は開
口縁フランジ2に剥離可能に貼着される。覆装フ
イルムは延伸フイルムが好ましく、1枚のフイル
ムで構成するときは、縁部に切込12を設け、開
口縁を横断する裂離部11、例えばカツトテープ
により延伸方向に2分割可能にすることができ、
開口縁フランジ2に切欠部6を設けて前記フイル
ムの切込12間部分を切欠部6の位置に配して、
該部を摘み易くし開封を容易にすることができ
る。覆装フイルム10はまた、特願昭57−234334
号記載の覆蓋、例えば中央(又は適宜)の位置に
開口縁を横断して重ね合せ貼着した2枚のフイル
ムで構成することができ、その場合に一方または
両方のフイルムの重ね合せ縁部に摘み部を配設す
ることができる。覆装フイルムは、前記裂離部ま
たは摘み部により開口縁フランジから剥離できる
が、末端縁部を剥離しないようにし、後で反転し
て再覆蓋するようにすることができる。
口縁フランジ2に剥離可能に貼着される。覆装フ
イルムは延伸フイルムが好ましく、1枚のフイル
ムで構成するときは、縁部に切込12を設け、開
口縁を横断する裂離部11、例えばカツトテープ
により延伸方向に2分割可能にすることができ、
開口縁フランジ2に切欠部6を設けて前記フイル
ムの切込12間部分を切欠部6の位置に配して、
該部を摘み易くし開封を容易にすることができ
る。覆装フイルム10はまた、特願昭57−234334
号記載の覆蓋、例えば中央(又は適宜)の位置に
開口縁を横断して重ね合せ貼着した2枚のフイル
ムで構成することができ、その場合に一方または
両方のフイルムの重ね合せ縁部に摘み部を配設す
ることができる。覆装フイルムは、前記裂離部ま
たは摘み部により開口縁フランジから剥離できる
が、末端縁部を剥離しないようにし、後で反転し
て再覆蓋するようにすることができる。
防黴剤Pは適宜の袋に収納してトレー底部のほ
ぼ中央に形成された防黴剤収容部4に収容する。
ぼ中央に形成された防黴剤収容部4に収容する。
トレー底部の防黴剤収容部4に防黴剤Pを収容
し、覆装底7を内装、載置して二重底を形成した
覆装底7上に、商品菓子を隆設仕切部に従つて収
納し、覆装フイルムを貼着覆装する。この容器は
通常、さらに外装容器13に収容される。外装容
器13は、開蓋ミシン線14などにより、トレー
容器の開蓋部に対応する部位に開蓋部15を設
け、該開蓋部15を開封した後、収容容器の覆装
フイルムを開封し、収容菓子を容易に取出すこと
ができる。
し、覆装底7を内装、載置して二重底を形成した
覆装底7上に、商品菓子を隆設仕切部に従つて収
納し、覆装フイルムを貼着覆装する。この容器は
通常、さらに外装容器13に収容される。外装容
器13は、開蓋ミシン線14などにより、トレー
容器の開蓋部に対応する部位に開蓋部15を設
け、該開蓋部15を開封した後、収容容器の覆装
フイルムを開封し、収容菓子を容易に取出すこと
ができる。
本考案によれば、覆装底により収容菓子類に直
接接触することなくトレー内に防黴剤が収容され
るので、従来技術のような防黴剤をバリヤー性容
器外に配備するのに対し防黴効果が向上し、また
外装を従来品のように気密化する必要がなく、外
包装が簡易化され、また開蓋ミシン線等による開
蓋を採用することができる。又、防黴剤が覆装底
の下方空間である防黴剤収容部に収容され、しか
も覆装底上方の空間とを通気溝により連通させて
あるため、開封前の防黴効果は充分であり、再封
後も防黴効果の継続が期待される。
接接触することなくトレー内に防黴剤が収容され
るので、従来技術のような防黴剤をバリヤー性容
器外に配備するのに対し防黴効果が向上し、また
外装を従来品のように気密化する必要がなく、外
包装が簡易化され、また開蓋ミシン線等による開
蓋を採用することができる。又、防黴剤が覆装底
の下方空間である防黴剤収容部に収容され、しか
も覆装底上方の空間とを通気溝により連通させて
あるため、開封前の防黴効果は充分であり、再封
後も防黴効果の継続が期待される。
また覆装底はトレーと別体に形成され、プラス
チツクシート状態での深絞りが可能であるため、
トレー底部に対して直接、深絞りをした場合に底
部の肉厚が薄くなつてトレー自体の剛性やバリヤ
ー性を低下させることもない。
チツクシート状態での深絞りが可能であるため、
トレー底部に対して直接、深絞りをした場合に底
部の肉厚が薄くなつてトレー自体の剛性やバリヤ
ー性を低下させることもない。
さらに、容器全体の構成もそれほど複雑ではな
く、覆装底とトレー底部の隆起部により二重底が
形成され、緩衝効果が期待でき、また開封、取出
しの簡便な容器で、既存の設備で充分対応できる
ものである。
く、覆装底とトレー底部の隆起部により二重底が
形成され、緩衝効果が期待でき、また開封、取出
しの簡便な容器で、既存の設備で充分対応できる
ものである。
第1図は本考案の二重底プラスチツク容器例の
斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図はトレーの平面図およびそのb−b断面
図、第4図は覆装底の平面図およびそのb−
b,c−c断面図である。 1……トレー、2……開口縁フランジ、4……
防黴剤収容部、7……覆装底、8,9……隆設仕
切部、10……覆装フイルム、13……外装容
器、P……防黴剤。
斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図はトレーの平面図およびそのb−b断面
図、第4図は覆装底の平面図およびそのb−
b,c−c断面図である。 1……トレー、2……開口縁フランジ、4……
防黴剤収容部、7……覆装底、8,9……隆設仕
切部、10……覆装フイルム、13……外装容
器、P……防黴剤。
Claims (1)
- プララチツクシートで一体成形されたトレーと
覆装底からなり、開口部を開蓋機構付覆装フイル
ムで覆装し、底部に形成した隆起部上に、隆設仕
切部を形成した覆装底を載置して二重底を形成し
たプラスチツクトレー容器において、前記隆起部
の形成により生ずるトレー底部と覆装底との空間
が、ほぼ中央の防黴剤収容部と、該収容部の空間
をトレー壁面に連通させる通気溝とからなる二重
底プラスチツクトレー容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9744584U JPS6114663U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 二重底プラスチツクトレ−容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9744584U JPS6114663U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 二重底プラスチツクトレ−容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114663U JPS6114663U (ja) | 1986-01-28 |
JPH0231420Y2 true JPH0231420Y2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=30657000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9744584U Granted JPS6114663U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 二重底プラスチツクトレ−容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114663U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2019395249A1 (en) * | 2018-12-14 | 2021-06-10 | Duracell U.S. Operations, Inc. | Battery package |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137164U (ja) * | 1981-02-23 | 1982-08-27 | ||
JPS5861771U (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-26 | 株式会社 山形グラビヤ | 防かび袋を插入した容器 |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP9744584U patent/JPS6114663U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114663U (ja) | 1986-01-28 |
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