JPH023139Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023139Y2
JPH023139Y2 JP8964583U JP8964583U JPH023139Y2 JP H023139 Y2 JPH023139 Y2 JP H023139Y2 JP 8964583 U JP8964583 U JP 8964583U JP 8964583 U JP8964583 U JP 8964583U JP H023139 Y2 JPH023139 Y2 JP H023139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
insertion opening
locking mechanism
cap
pipe insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8964583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59195538U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8964583U priority Critical patent/JPS59195538U/ja
Publication of JPS59195538U publication Critical patent/JPS59195538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023139Y2 publication Critical patent/JPH023139Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 コンプレツサーのタンクなどの密閉機器や、冷
蔵庫、冷凍機などの流体回路を構成するパイプラ
インの漏洩を試験する手段として、密閉機器や流
体回路内を高圧にして、これを水槽の中を通過さ
せることにより漏洩の有無を見る方法がある。か
かる密閉機器や流体回路等の漏洩試験に際し、密
閉機器や流体回路の開口部を閉鎖するために、密
閉機器の開口部を形成するパイプや流体回路を構
成するパイプライン開口端部をキヤツプを用いて
閉鎖しているが、従来一般に使用されているキヤ
ツプにあつては、漏洩試験終了後、前記パイプの
開口端部からキヤツプを外す時、密閉機器、流体
回路等内の残圧によりキヤツプに具えた施錠機構
の操作が困難となり、キヤツプを外すのに大変苦
労させられ、またキヤツプを外したとき前記残圧
によりキヤツプが飛び出して思わぬ怪我をした
り、周りの施設物を破損させてしまうおそれがあ
つた。また漏洩試験により水槽中を通過させるこ
とにより、前記パイプの開口端部を閉鎖している
キヤツプに具えた施錠機構に水や水槽内に浮遊す
る塵などが入つてしまう場合があるため、漏洩試
験終了後かかる水や塵などを除去する必要があ
り、密閉機器や流体回路の漏洩試験の作業が面倒
なものとなつている この考案は上記点に鑑み、密閉機器や流体回路
内の残圧を利用し、漏洩試験終了後、前記残圧を
をキヤツプの施錠機構に向けて放出して施錠機構
に入つている水や塵などをキヤツプ外へ吹き飛ば
すようにし、そしてかかる残圧の放出によりキヤ
ツプを安全にして容易に外せるようにすることを
目的とした密閉機器、流体回路等の漏洩試験用キ
ヤツプを提供するものであり、その要旨は前部に
パイプ挿入開口部を設け、該パイプ挿入開口の奥
部にレバー操作によつて軸方向に動くバルブを設
け、更に、上記パイプ挿入開口部の周囲には当該
部に挿入したパイプを定着するための適宜の施錠
機構を設けると共に、同機構に向けて後方より開
口させた気体噴出孔を設け、該気体噴出孔と上記
パイプ挿入開口部奥部とを上記バルブを介して連
通遮断したところにある。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
図面において、1はキヤツプ本体、2はキヤツ
プ本体1の前部に設けたパイプ挿入開口部、3は
パイプ挿入開口部2に挿入したパイプ4を定着す
るために当該パイプ挿入開口部2の周囲に設けた
施錠機構である。この施錠機構3は、キヤツプ本
体1の前部に設けたパイプ挿入開口部2の内周面
に接して軸方向に摺動自在に嵌合したロツクボー
ル支持環5と、前記パイプ挿入開口部2の内周面
に形成したテーパー面6とから構成されており、
テーパー面6によりロツクボール支持環5に求遠
心方向に進退自在に嵌合したロツクボール7を求
心方向に押圧するようになつている。8はロツク
ボール支持環5を、前記テーパー面6によりロツ
クボール7が押圧される方向に付勢するばね、9
はロツクボール支持環5を、ばね8の弾発に抗し
てテーパー面6によるロツクボール7の押圧を解
除する方向に移動させるレバーである。
10はキヤツプ本体1に設けたパイプ挿入開口
部2の内周面に接して軸方向に摺動自在に嵌合し
たシール用スリーブで挿入したパイプ4の端面を
シールするようになつている。11はシール用ス
リーブ10のパイプ端面が当接する面に設けたパ
ツキン、12はシール用スリーブ10の前部に設
けたパイプ支持環であり、挿入したパイプ4の内
周面に接して嵌合し、パイプ4の変形を防止する
ものである。13はシール用スリーブ10を前方
に付勢するばねである。
14はパイプ本体1に設けた気体噴出孔であ
り、この気体噴出孔14の一端開口部15を前記
施錠機構3の後方に該施錠機構3に向けて設け、
他端開口部16をパイプ挿入開口部の奥部17に
設けてある。18は前記気体噴出孔14とパイプ
挿入開口部奥部17とを連通遮断するバルブであ
り、このバルブ18はパイプ挿入開口部奥部17
に軸方向に移動自在に設けてある。19はバルブ
18を気体噴出孔14とパイプ挿入開口部奥部1
7とを遮断する方向に付勢するばね、20はばね
座である。21は一端をバルブ18に当接させ、
他端をキヤツプ本体1の後部に突出させ軸方向移
動自在に設けた押圧杆、22は偏心カム23を支
点回りに具えたレバーで、キヤツプ本体1の後部
に、該キヤツプ本体1の軸方向に向けて回動自在
に軸着してある。そしてレバー22を操作して偏
心カム23を回動させることにより、偏心カム2
3が前記キヤツプ本体1の後部に突出している押
圧杆21に係合し、この押圧杆21を軸方向前方
に押圧してバルブ18をばね19の弾発に抗して
開動させ、気体噴出孔14とパイプ挿入開口部奥
部17とを連通させるようになつている。
24はキヤツプ本体1に設けた継手であり、パ
イプ挿入開口部2と連通しており、この継手24
にコンプレツサーの送気管(図示せず)を接続す
るものである。
なお、キヤツプ本体1に挿入したパイプ4を定
着させるための施錠機構3にあつては、上記実施
例に示す構成に限られるものではない。
次にこの考案の作用を上記実施例に基づいて説
明する。
先ずキヤツプ本体1をパイプ4に挿着する場合
と、パイプ4から外す場合について説明する。キ
ヤツプ本体1をパイプ4に挿着する場合は単にパ
イプ4をパイプ挿入開口部2に挿入すればよい。
即ち、パイプ挿入開口部2へパイプ4を挿入する
と、パイプ4の先端がロツクボール7に係止し、
ばね8の弾発に抗してロツクボール支持環5を移
動させ、ロツクボール7をテーパー面6による押
圧から解放させて遠心方向に転出させる。更にパ
イプ4の挿入を続け、その先端をシール用スリー
ブ10に設けたパツキン11に圧接させる。この
ときパイプ4にはパイプ支持環12が挿入してい
る。パイプ4の先端を前記パツキン11に圧接さ
せた後、パイプ4の挿入を止めると、ばね8の弾
発に抗して移動させられていたロツクボール支持
環5がばね8の弾発により弾発方向へ移動し、こ
のロツクボール支持環5の移動により、ロツクボ
ール7がテーパー面6により求心方向に押圧され
てロツクボール支持環5の内方へその一部が突出
し、前記挿入したパイプ4の表面に圧着してパイ
プ4をロツクする。このようにしてパイプ4はキ
ヤツプ本体1にその端部をシールされて定着す
る。
このようにしてパイプ4に挿着したキヤツプ本
体1を外す場合は、レバー9を操作してロツクボ
ール支持環5をばね8の弾発に抗して移動させ、
テーパー面6によるロツクボール7の押圧を解除
して、ロツクボール7によるパイプ4の圧着を解
きパイプ4を引き抜くようにする。
そこで、密閉機器や流体回路の漏洩試験に際
し、密閉機器や流体回路の開口部を構成するパイ
プ4の開口端部にキヤツプ本体1を挿着する場
合、第1図に示すようにレバー22を操作して偏
心カム23による押圧杆21への押圧を解いた状
態でキヤツプ本体1のパイプ挿入開口部2にパイ
プ4を挿入し、施錠機構3により定着させる。こ
の時パイプ挿入開口部奥部17に設けたバルブ1
8はばね19の弾発により、該パイプ挿入開口部
奥部17と気体噴出孔14とを遮断した状態にあ
る。このようにしてパイプ4の開口端部にキヤツ
プ本体1を挿着したら、コンプレツサーにより継
手24からパイプ挿入開口部2に空気を送り込
み、密閉機器や流体回路内を高圧にしてこれらを
水槽の中を通過させることにより漏洩試験を行
う。
密閉機器や流体回路の漏洩試験が終了したら、
パイプ4からキヤツプ本体1を外すのに先立ち、
第2図に示すようにレバー22を操作して偏心カ
ム23を回動させ、押圧杆21を軸方向前方に押
圧して、バルブ18をばね19の弾発に抗して開
動させる。このバルブ18の開動により気体噴出
孔14とパイプ挿入開口部奥部17とが連通し、
密閉機器や流体回路内の残圧がパイプ挿入開口部
奥部17から気体噴出孔14を通つて開口部15
から施錠機構3に向けて勢いよく噴出し、施錠機
構3の隙間からキヤツプ本体1外へ放出される。
この残圧の噴出により施錠機構3に入つた水や塵
などがキヤツプ本体1外へ吹き飛ばされる。そし
てかかる残圧の放出によりキヤツプ本体1をパイ
プ4から外すための施錠機構3の操作が簡単に行
なえ、そしてまた外したキヤツプ本体1がパイプ
4から飛び出すことはない。
以上、実施例に基づいてこの考案を説明したが
この考案は前部にパイプ挿入開口部を設け、該パ
イプ挿入開口の奥部にレバー操作によつて軸方向
に動くバルブを設け、更に、上記パイプ挿入開口
部の周囲には当該部に挿入したパイプを定着する
ための適宜の施錠機構を設けると共に、同機構に
向けて後方より開口させた気体噴出孔を設け、該
気体噴出孔と上記パイプ挿入開口部奥部とを上記
バルブを介して連通遮断したものであるから、密
閉機器や流体回路の開口部を構成するパイプに挿
着し、かかる密閉機器や流体回路の漏洩試験終了
後、レバー操作によりバルブを開動して気体噴出
孔とパイプ挿入開口部奥部とを連通させることに
より、密閉機器や流体回路内の残圧が気体噴出孔
から施錠機構の後方より同機構に向けて噴出し、
同機構の隙間から外部へ放出され、この残圧の放
出により施錠機構に入つてしまつた水や塵などを
外部へ吹き飛ばしてしまうことができるので、漏
洩試験終了後、施錠機構から水や塵を除くといつ
たわずらわしい作業の必要がなくなる。そして、
かかる残圧の放出によりキヤツプをパイプから外
すための施錠機構の操作を簡単に行うことができ
るようになり、そしてまたキヤツプを外したとき
キヤツプの飛び出すおそれが無いので安全に作業
を行なうことができるなど密閉機器、流体回路等
漏洩試験用キヤツプとして頗る便利であり、更に
は構成が簡単なので製造が容易であるといつた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は一部縦断側面図、第2図はレバー操作により
バルブを開動させた状態を示す一部縦断側面図で
ある。 2……パイプ挿入開口部、3……施錠機構、4
……パイプ、14……気体噴出孔、17……パイ
プ挿入開口部奥部、18……バルブ、22……レ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部にパイプ挿入開口部を設け、該パイプ挿入
    開口の奥部にレバー操作によつて軸方向に動くバ
    ルブを設け、更に、上記パイプ挿入開口部の周囲
    には当該部に挿入したパイプを定着するための適
    宜の施錠機構を設けると共に、同機構に向けて後
    方より開口させた気体噴出孔を設け、該気体噴出
    孔と上記パイプ挿入開口部奥部とを上記バルブを
    介して連通遮断した密閉機器、流体回路等の漏洩
    試験用キヤツプ。
JP8964583U 1983-06-11 1983-06-11 密閉機器,流体回路等の漏洩試験用キヤツプ Granted JPS59195538U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8964583U JPS59195538U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 密閉機器,流体回路等の漏洩試験用キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8964583U JPS59195538U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 密閉機器,流体回路等の漏洩試験用キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195538U JPS59195538U (ja) 1984-12-26
JPH023139Y2 true JPH023139Y2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=30219541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8964583U Granted JPS59195538U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 密閉機器,流体回路等の漏洩試験用キヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59195538U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529322B2 (ja) * 2001-07-04 2010-08-25 株式会社デンソー 密栓工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59195538U (ja) 1984-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5290009A (en) Self-venting, rapid connection-release coupling for compressed gas lines, for example compressed air lines
US5806832A (en) Quick coupler that uncouples in two stages
US7673911B2 (en) Safety type quick connector
US5839488A (en) Hands-off low-air-loss quick-connect quick-disconnect fast-fill dunnage bag filling valve-nozzle assembly & system
US3423063A (en) Valved safety speed coupler
WO2009107790A1 (ja) 管継手用のソケット及び管継手
JPH02504180A (ja) 圧力封止プラグ継手
EP1006310A2 (en) Pistol for dispensing gaseous fuel
JPH023139Y2 (ja)
JP6558643B2 (ja) 充填装置
JP3615190B2 (ja) 管継手用ソケット
JP2022108765A (ja) 安全継手
US2586088A (en) Leakproof fire extinguisher
JP2001295976A (ja) 管継手
JP3273320B2 (ja) 方向切換弁、それによる消火栓装置の放出点検方法及びそれを備えた消火栓装置
KR200290326Y1 (ko) 차단 장치 내장형 가스용 퓨즈콕
JP4614654B2 (ja) カプラ
JP2006283864A (ja) 緊急離脱カップリング
JP6154703B2 (ja) カプラ
JP2602289Y2 (ja) 急速継手
JPH0425585Y2 (ja)
JP2591101Y2 (ja) 管継手
JPH022157Y2 (ja)
US3393703A (en) Device for sealing and connecting the ends of tubes
US11193631B2 (en) Filling device