JPH0231351Y2 - - Google Patents

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JPH0231351Y2
JPH0231351Y2 JP1985180814U JP18081485U JPH0231351Y2 JP H0231351 Y2 JPH0231351 Y2 JP H0231351Y2 JP 1985180814 U JP1985180814 U JP 1985180814U JP 18081485 U JP18081485 U JP 18081485U JP H0231351 Y2 JPH0231351 Y2 JP H0231351Y2
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JP
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mat
muddy water
pine
present
vehicles
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JP1985180814U
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JPS6288683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車、トレーラー等の走行時の泥水
の跳ね飛ぶのを防止するため、車輌のタイヤ近傍
に装着する泥水跳出防止マツトに関するものであ
る。
従来の技術と問題点 車輌の高速回転するタイヤで水溜りの水又は泥
水がジエツト水流となつて噴出し、対向車や後続
車のフロントグラスを直撃することが多く危険で
あり、また他車の車体を汚すので、この跳ね飛び
を防止する必要がある。特に大型の自動車、トレ
ーラーでその必要が大である。この跳ね飛びの防
止方法として各タイヤの背後に軟質ゴムシート等
を垂下して取付ける方法が採られているが、軟質
ゴムシート等では跳出する泥水を受止め、空気と
泥水とに分離し、跳出を防止する作用が非常に弱
く改善が要望されている。
問題点を解決するための手段 本考案に係る車輌用泥水跳出防止マツトは剛性
フイラメントが立体的に交絡した三次元の網状マ
ツトであつて、該マツトの立体網状部分に疎部分
と密部分を形成し、マツト状部の片面に基体シー
トを固着して構成し、前記マツト状部の空〓率を
85%以上でかつ厚さを5〜50mmとしたことを特徴
とするものである。
本考案の一実施例を図面に基いて示すと、第1
図は本考案泥水跳出防止マツトの一実施例の斜視
図を示し、第2図は第1図−線断面図で、第
3図は第1図−線に沿う断面図で、基体シー
ト1に、マツト状体2の内面層が埋込まれて形成
されている。本実施例ではマツト状体として立体
網状構造のものが用いられ、剛性に富んだフイラ
メント3が立体的に交絡した三次元の網状のもの
で例えば熱可塑性合成樹脂から押出成形して得ら
れた合成樹脂フイラメントから構成されている。
立体網状構造体のフイラメント径は、マツト状体
の剛性と弾性を付与するため通常0.2〜3mmのも
のが用いられている。この立体網状体は、一様な
交絡された網状体とは異なり、図面に示す如く網
状体が立体的な格子枠状となつており、桝目状に
凹所が形成されている。このように構成すること
により、マツトの立体網状体部分に疎部分と密部
分を形成し、空〓率を大としながら、泥水の跳出
を受止め、空気と水とを有効に分離することがで
きる。
シート基体1は、合成樹脂製シートまたは合成
ゴム製で硬質又は半硬質で、マツト状体の内層部
の一部を接着、溶着等により埋込み固着せしめて
いる。マツト状体の空〓率は85%以上で、マツト
状部の厚さは5〜50mmの範囲が良く、85%以下
では密に過ぎ、泥で詰るおそれがあり、好ましく
ない。また、マツト状部の厚みは、5mm以下で
は、泥水の跳出を受止め、空気と水を分離する効
果が劣り、50mm以上としても効果の増大は殆ど
なく不経済であるからである。また、マツト状体
を形成するフイラメントも合成樹脂押出物の他剛
性のロツクウール、金属繊維、無機繊維、パーム
繊維等植物性繊維を用いたものも使用できる。
作 用 本考案に係る泥水跳出防止マツトは、自動車、
特に大型車輌及びトレーラーのタイヤ背後にトレ
ツドに対向して車体から垂下して取付けると共に
タイヤトレツドと車体間の外側空間を覆う長方形
のフラツプとして取付け、あるいはタイヤトレツ
ドと外側サイドウオール側外周を半円形にカバー
する形状として取付けられる。
走行時、タイヤにより生じた泥水の跳出は、本
考案マツトにより受止められ、フイラメントを直
撃したものはもちろん、基体シートを衝撃したも
のも、剛性のフイラメントに反射衝突し、エネル
ギーを失い、泥水ジエツト流は泥水と空気に分離
され、泥水は、マツト下端から路面に滴下する。
また、本考案マツトには充分な空〓率が保有され
泥で詰るおそれがない。
考案の効果 本考案によれば、上述の如くタイヤにより跳出
された泥水は、本考案のマツトにより、阻止され
空気と分離した泥水は路面に流下するので、雨
中、雨後の自動車の走行の安全が確保され、また
自車、他車の車体を泥水で汚染するおそれがな
い。さらに泥で詰るおそれがなく、水洗いが容易
であり、耐久性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案泥水跳出防止マツトの一部斜視
図で、第2図、第3図はそれぞれ第1図の−
線および−線に沿う断面図である。 1……基体シート、2……マツト状体、3……
フイラメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剛性フイラメントを立体的に交絡した三次元の
    網状マツトであつて、該マツトの立体網状部分に
    疎部分と密部分を形成し、マツト状部の片面に基
    体シートを固着して構成し、前記マツト状部の空
    〓率を85%以上でかつ厚さを5〜50mmとした車輌
    用泥水跳出防止マツト。
JP1985180814U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0231351Y2 (ja)

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JPS6288683U JPS6288683U (ja) 1987-06-06
JPH0231351Y2 true JPH0231351Y2 (ja) 1990-08-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161768U (ja) * 1982-04-25 1983-10-27 及川 正孝 毛状の材料からなる泥よけ

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Publication number Publication date
JPS6288683U (ja) 1987-06-06

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