JPH0231351Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231351Y2 JPH0231351Y2 JP1985180814U JP18081485U JPH0231351Y2 JP H0231351 Y2 JPH0231351 Y2 JP H0231351Y2 JP 1985180814 U JP1985180814 U JP 1985180814U JP 18081485 U JP18081485 U JP 18081485U JP H0231351 Y2 JPH0231351 Y2 JP H0231351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- muddy water
- pine
- present
- vehicles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims 1
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車、トレーラー等の走行時の泥水
の跳ね飛ぶのを防止するため、車輌のタイヤ近傍
に装着する泥水跳出防止マツトに関するものであ
る。
の跳ね飛ぶのを防止するため、車輌のタイヤ近傍
に装着する泥水跳出防止マツトに関するものであ
る。
従来の技術と問題点
車輌の高速回転するタイヤで水溜りの水又は泥
水がジエツト水流となつて噴出し、対向車や後続
車のフロントグラスを直撃することが多く危険で
あり、また他車の車体を汚すので、この跳ね飛び
を防止する必要がある。特に大型の自動車、トレ
ーラーでその必要が大である。この跳ね飛びの防
止方法として各タイヤの背後に軟質ゴムシート等
を垂下して取付ける方法が採られているが、軟質
ゴムシート等では跳出する泥水を受止め、空気と
泥水とに分離し、跳出を防止する作用が非常に弱
く改善が要望されている。
水がジエツト水流となつて噴出し、対向車や後続
車のフロントグラスを直撃することが多く危険で
あり、また他車の車体を汚すので、この跳ね飛び
を防止する必要がある。特に大型の自動車、トレ
ーラーでその必要が大である。この跳ね飛びの防
止方法として各タイヤの背後に軟質ゴムシート等
を垂下して取付ける方法が採られているが、軟質
ゴムシート等では跳出する泥水を受止め、空気と
泥水とに分離し、跳出を防止する作用が非常に弱
く改善が要望されている。
問題点を解決するための手段
本考案に係る車輌用泥水跳出防止マツトは剛性
フイラメントが立体的に交絡した三次元の網状マ
ツトであつて、該マツトの立体網状部分に疎部分
と密部分を形成し、マツト状部の片面に基体シー
トを固着して構成し、前記マツト状部の空〓率を
85%以上でかつ厚さを5〜50mmとしたことを特徴
とするものである。
フイラメントが立体的に交絡した三次元の網状マ
ツトであつて、該マツトの立体網状部分に疎部分
と密部分を形成し、マツト状部の片面に基体シー
トを固着して構成し、前記マツト状部の空〓率を
85%以上でかつ厚さを5〜50mmとしたことを特徴
とするものである。
本考案の一実施例を図面に基いて示すと、第1
図は本考案泥水跳出防止マツトの一実施例の斜視
図を示し、第2図は第1図−線断面図で、第
3図は第1図−線に沿う断面図で、基体シー
ト1に、マツト状体2の内面層が埋込まれて形成
されている。本実施例ではマツト状体として立体
網状構造のものが用いられ、剛性に富んだフイラ
メント3が立体的に交絡した三次元の網状のもの
で例えば熱可塑性合成樹脂から押出成形して得ら
れた合成樹脂フイラメントから構成されている。
立体網状構造体のフイラメント径は、マツト状体
の剛性と弾性を付与するため通常0.2〜3mmのも
のが用いられている。この立体網状体は、一様な
交絡された網状体とは異なり、図面に示す如く網
状体が立体的な格子枠状となつており、桝目状に
凹所が形成されている。このように構成すること
により、マツトの立体網状体部分に疎部分と密部
分を形成し、空〓率を大としながら、泥水の跳出
を受止め、空気と水とを有効に分離することがで
きる。
図は本考案泥水跳出防止マツトの一実施例の斜視
図を示し、第2図は第1図−線断面図で、第
3図は第1図−線に沿う断面図で、基体シー
ト1に、マツト状体2の内面層が埋込まれて形成
されている。本実施例ではマツト状体として立体
網状構造のものが用いられ、剛性に富んだフイラ
メント3が立体的に交絡した三次元の網状のもの
で例えば熱可塑性合成樹脂から押出成形して得ら
れた合成樹脂フイラメントから構成されている。
立体網状構造体のフイラメント径は、マツト状体
の剛性と弾性を付与するため通常0.2〜3mmのも
のが用いられている。この立体網状体は、一様な
交絡された網状体とは異なり、図面に示す如く網
状体が立体的な格子枠状となつており、桝目状に
凹所が形成されている。このように構成すること
により、マツトの立体網状体部分に疎部分と密部
分を形成し、空〓率を大としながら、泥水の跳出
を受止め、空気と水とを有効に分離することがで
きる。
シート基体1は、合成樹脂製シートまたは合成
ゴム製で硬質又は半硬質で、マツト状体の内層部
の一部を接着、溶着等により埋込み固着せしめて
いる。マツト状体の空〓率は85%以上で、マツト
状部の厚さは5〜50mmの範囲が良く、85%以下
では密に過ぎ、泥で詰るおそれがあり、好ましく
ない。また、マツト状部の厚みは、5mm以下で
は、泥水の跳出を受止め、空気と水を分離する効
果が劣り、50mm以上としても効果の増大は殆ど
なく不経済であるからである。また、マツト状体
を形成するフイラメントも合成樹脂押出物の他剛
性のロツクウール、金属繊維、無機繊維、パーム
繊維等植物性繊維を用いたものも使用できる。
ゴム製で硬質又は半硬質で、マツト状体の内層部
の一部を接着、溶着等により埋込み固着せしめて
いる。マツト状体の空〓率は85%以上で、マツト
状部の厚さは5〜50mmの範囲が良く、85%以下
では密に過ぎ、泥で詰るおそれがあり、好ましく
ない。また、マツト状部の厚みは、5mm以下で
は、泥水の跳出を受止め、空気と水を分離する効
果が劣り、50mm以上としても効果の増大は殆ど
なく不経済であるからである。また、マツト状体
を形成するフイラメントも合成樹脂押出物の他剛
性のロツクウール、金属繊維、無機繊維、パーム
繊維等植物性繊維を用いたものも使用できる。
作 用
本考案に係る泥水跳出防止マツトは、自動車、
特に大型車輌及びトレーラーのタイヤ背後にトレ
ツドに対向して車体から垂下して取付けると共に
タイヤトレツドと車体間の外側空間を覆う長方形
のフラツプとして取付け、あるいはタイヤトレツ
ドと外側サイドウオール側外周を半円形にカバー
する形状として取付けられる。
特に大型車輌及びトレーラーのタイヤ背後にトレ
ツドに対向して車体から垂下して取付けると共に
タイヤトレツドと車体間の外側空間を覆う長方形
のフラツプとして取付け、あるいはタイヤトレツ
ドと外側サイドウオール側外周を半円形にカバー
する形状として取付けられる。
走行時、タイヤにより生じた泥水の跳出は、本
考案マツトにより受止められ、フイラメントを直
撃したものはもちろん、基体シートを衝撃したも
のも、剛性のフイラメントに反射衝突し、エネル
ギーを失い、泥水ジエツト流は泥水と空気に分離
され、泥水は、マツト下端から路面に滴下する。
また、本考案マツトには充分な空〓率が保有され
泥で詰るおそれがない。
考案マツトにより受止められ、フイラメントを直
撃したものはもちろん、基体シートを衝撃したも
のも、剛性のフイラメントに反射衝突し、エネル
ギーを失い、泥水ジエツト流は泥水と空気に分離
され、泥水は、マツト下端から路面に滴下する。
また、本考案マツトには充分な空〓率が保有され
泥で詰るおそれがない。
考案の効果
本考案によれば、上述の如くタイヤにより跳出
された泥水は、本考案のマツトにより、阻止され
空気と分離した泥水は路面に流下するので、雨
中、雨後の自動車の走行の安全が確保され、また
自車、他車の車体を泥水で汚染するおそれがな
い。さらに泥で詰るおそれがなく、水洗いが容易
であり、耐久性に富むものである。
された泥水は、本考案のマツトにより、阻止され
空気と分離した泥水は路面に流下するので、雨
中、雨後の自動車の走行の安全が確保され、また
自車、他車の車体を泥水で汚染するおそれがな
い。さらに泥で詰るおそれがなく、水洗いが容易
であり、耐久性に富むものである。
第1図は本考案泥水跳出防止マツトの一部斜視
図で、第2図、第3図はそれぞれ第1図の−
線および−線に沿う断面図である。 1……基体シート、2……マツト状体、3……
フイラメント。
図で、第2図、第3図はそれぞれ第1図の−
線および−線に沿う断面図である。 1……基体シート、2……マツト状体、3……
フイラメント。
Claims (1)
- 剛性フイラメントを立体的に交絡した三次元の
網状マツトであつて、該マツトの立体網状部分に
疎部分と密部分を形成し、マツト状部の片面に基
体シートを固着して構成し、前記マツト状部の空
〓率を85%以上でかつ厚さを5〜50mmとした車輌
用泥水跳出防止マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985180814U JPH0231351Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985180814U JPH0231351Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6288683U JPS6288683U (ja) | 1987-06-06 |
JPH0231351Y2 true JPH0231351Y2 (ja) | 1990-08-23 |
Family
ID=31125115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985180814U Expired JPH0231351Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231351Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161768U (ja) * | 1982-04-25 | 1983-10-27 | 及川 正孝 | 毛状の材料からなる泥よけ |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP1985180814U patent/JPH0231351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6288683U (ja) | 1987-06-06 |
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