JPH02311348A - 珪酸カルシウム成形体の製造方法 - Google Patents

珪酸カルシウム成形体の製造方法

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JPH02311348A
JPH02311348A JP13152189A JP13152189A JPH02311348A JP H02311348 A JPH02311348 A JP H02311348A JP 13152189 A JP13152189 A JP 13152189A JP 13152189 A JP13152189 A JP 13152189A JP H02311348 A JPH02311348 A JP H02311348A
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calcium silicate
organosilicon compound
molded body
formed body
polycondensation
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Tadashi Fujimoto
正 藤本
Yoshinobu Tsukuda
美伸 佃
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Tokuyama Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/46Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with organic materials
    • C04B41/49Compounds having one or more carbon-to-metal or carbon-to-silicon linkages ; Organo-clay compounds; Organo-silicates, i.e. ortho- or polysilicic acid esters ; Organo-phosphorus compounds; Organo-inorganic complexes
    • C04B41/4905Compounds having one or more carbon-to-metal or carbon-to-silicon linkages ; Organo-clay compounds; Organo-silicates, i.e. ortho- or polysilicic acid esters ; Organo-phosphorus compounds; Organo-inorganic complexes containing silicon
    • C04B41/4922Compounds having one or more carbon-to-metal or carbon-to-silicon linkages ; Organo-clay compounds; Organo-silicates, i.e. ortho- or polysilicic acid esters ; Organo-phosphorus compounds; Organo-inorganic complexes containing silicon applied to the substrate as monomers, i.e. as organosilanes RnSiX4-n, e.g. alkyltrialkoxysilane, dialkyldialkoxysilane

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れた耐水性及び耐凍結融解性を有干る建築
材料や断熱材料として好適な珪酸カルシウム成形体の製
造方法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
珪酸カルシウム成形体は、建築物の内外装材料及び断熱
材料等忙広く使用されている。
特に建築物の外装材には、曲げ強度や曲げ強度を比重の
2乗で除した比強度等の機械的特性の他に耐水性、耐凍
結融解性及び表面硬度等の耐久性が要求されている。優
れた比強度を有する材料としては、ジャイロライト型珪
酸カルシウムの成形体が知られている(特開昭60−5
1651号公報)。しかしながら、この成形体は、耐水
性、耐凍結融解性等の耐久性が満足のい(ものでは無く
、改良の余地が残されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記した珪酸カルシウム成形体の耐水性
、耐凍結融解性および表面硬度の向上を1指して鋭意研
究を重ねてきた。その結果、特定の一般式で示される珪
酸カルシウムの成形体に重縮合可能な有機珪素化合物及
び/又はその部分重縮合物を含浸せしぬたのち、これら
の化合物の重縮合を行なうことにより得られる珪酸カル
シウム成形体が、上記した目的を達成することを見出し
、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、 一般式 %式% (但し−m及びnは正の数で−nば0.1〜10である
。) で示される珪酸カルシウムの成形体に、重縮合可能な有
機珪素化合物及び/又はその部分重縮合物を含浸させた
のち一重縮合を行なうことを特徴とする珪酸カルシウム
成形体の製造方法である。
本発明で使用される珪酸カルシウムは、上記一般式で示
されるものであるが、就中−特開昭54−93698号
公報に記載されている花弁状の珪酸カルシウムが好適で
ある。上記の花弁状の珪酸カルシウムは、ジャイロライ
ト型の結晶構造を有する。5102/CaOのモル比は
特に1.6〜3.2の範囲であることが好ましい。花弁
の大きさは、一般に長手方向の平均直径が0.1〜60
μ田であり、厚みが0.005〜0.1μmの範囲であ
る。
珪酸カルシウムの平均粒子径は、特に制限されるもので
はないが、珪酸カルシウムを成形して得られる成形体の
機械的特性を勘案すると一一般圧平均粒子径は小さい程
好ましく、通常は10〜35μmの範囲のものが使用さ
れる。
上記の珪酸カルシウムの粉体如他の成分を添加混合する
ことは必要に応じて実施することができる。例えば、ビ
ニロン繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維
、ポリエステル綾線、金属繊維等の線維状物;タルク。
パイロフィライト、クレー、マイカ、トーンナイト、カ
オリン等の粘土鉱物;水酸化マグネシウム、水酸化カル
シウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウム、塩基
性炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属水酸
化物;ハラフィン、タール、ポリエチレン。
ポリプロピレン、ゴム、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸マグネシウム等の有機質混和剤;ジメチルポリ
シロキサンおよびそのメチル基の一部を水素原子、フェ
ニル基、アルキル基、メルカプト基、ビニル基、シアノ
アルキル基、フルオロアルキル基などで置換1−だポリ
オルガノシロキサンを主成分とするシリコーン樹脂;上
記シリコーン樹脂ト了ルキド樹脂、メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂などと縮合して得られる変性シリコーン樹脂類
を挙げることができる。
繊維状物は、得られる珪酸カルシウム成形体の曲げ強度
、比強度、靭性、加工性を向上させるのに効果的であり
、通常、珪酸カルシウム100重量部に対して0.1〜
10重量部の割合で混合することが好ましい。繊維状物
の長さ及び直径は、特に制限されるものではないが、長
さが1.5〜4■、直径が1〜50μmであることが得
られる成形体の曲げ強度や比強度が大となるために好ま
しい。
粘土鉱物及び金属水酸化物は、得られる成形体の曲げ強
度9弾性係数を向上させるのに効果的であり、特に粘土
鉱物は、成形体の反りを減少させるのに効果がある。粘
土鉱物及び金属水酸化物は、通常、珪酸カルシウム10
0重量部に対して1〜25重量部の割合で混合すること
が好ましい。粘土鉱物及び金属水酸化物の粒子径は、触
に制限されるものではないが、粒子径が0.1〜50μ
mであることが、得られる成形体の曲げ強度や弾性係数
が大となるために好ましい。
また、有機質混和剤は、得られる珪酸カルシウム成形体
の加工性を向上させるのに、効果的であり、通常、珪酸
カルシウム100重量部に対して0.5〜8重量部の割
合で混合することが好ましい。
さらに、シリコーン樹脂は、得られる珪酸カルシウム成
形体の耐水性、耐薬品性、耐候性1表面硬度を向上させ
るのに効果的であり、通常、珪酸カルシウム100重量
部に対して1.5〜15重量部の割合で混合することが
好ましい。
上記の珪酸カルシウムを成形して珪酸カルシウム成形体
を製造する方法は、特に制限されるものではな(、湿式
圧縮成形法、乾式圧縮成形法などの公知の方法が用いら
れる。即ち、珪酸カルシウムと水とを混合した後、金型
ブレス成形機により5o〜10.000Kf/−の圧力
で脱水成形した後、該成形体を乾燥する方法、或いは一
珪酸カルシウムを直接金型プレス成形機により50〜1
0.000に9/−の圧力で成形する方法などである。
乾式圧縮成形法では珪酸カルシウム100重量部に対し
て6〜12重量部の水を添加することが好ましい。
珪酸カルシウムに前記した繊維状物を混合して成形した
場合、得られる成形体の表面平滑性が幾分低下すること
がある。このような場合には、繊維状物を含んだ成形体
の表面に、本発明で使用される特定の一般式で示される
珪酸カルシウムの薄層を形成させることが好ましい。薄
層の厚みは0,05〜2.0鱈の範囲であれば十分であ
る。このような薄層な形成させる方法としては、次の方
法が好適である。
珪酸カルシウムに繊維状物等を混合して金型プレス機に
より0.1〜30に4/fflの圧力で基体を成形し、
次いで、該基体の表面に本発明で使用される珪酸カルシ
ウムを均一に積層させて金型プレス機により50〜1o
、oooK4/dの圧力で加圧する方法が用いられる。
こうして得られた成形体は、後述する重縮合可能な有機
珪素化合物及び/又はその部分重縮合物の異常な重縮合
の進行を防止するために水分の除去が行なわれることが
好ましい。
一般には、100〜180℃の温度で加熱することによ
って容易に水分を除去することができる。
得られた成形体には一重縮合可能な有機珪素化合物又は
−その部分重縮合物が含浸される。
重縮合可能な有機珪素化合物又はその部分重縮合物とし
ては、公知の化合物が伺ら制限されずに用いられる。例
えば、8i−OH基を有する有機珪素化合物、加水分解
によって8l−OH基圧なり得る基、例えば、5i−X
(但L、Xは・・ロゲン原子又はアルコキシ基である。
)で示される基を有する有機珪素化合物が挙げられる。
また、これらの有機珪素化合物の部分重縮合物も用いる
ことができ、さらに、有機珪素化合物とその部分重縮合
物との混合物も用いることができる。
本発明において好適に使用し得る有機珪素化合物は、下
記式〔I〕 RnSiX4−n        [I]で示される化
合物及び下記式〔■〕 で示される化合物が挙げられる。
上記一般式〔I〕及び[11〕で示される有機珪素化合
物をそのまま珪酸カルシウム成形体に含浸させる場合に
は、得られる珪酸カルシウム成形体に優れた耐水性及び
耐凍結融解性を付与するために、上記一般式CD及び[
n〕中のR及びR′の炭素数は6〜10の範囲であり、
また、nは1であることが好ましい。また、上記一般式
〔■〕中のAは、2価の有機基であればよいが、直鎖状
に結合した原子の数が4個以上、好ましくは7個以上の
2価の有根基が好ましく、さらには、カーボネート基根
基を一般式で表わすと次のとおりである。
本発明において好適に用いられる有機珪素化合物を具体
的に例示すると、例えば、メチルトリメトキシシラン、
エチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン
、ジエチルジメトキシシラン、プロピルトリメトキシシ
ラン、ブチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキ
シシラン、ヘプチルトリメトキシシラン、オクチルトリ
メトキシシラン、ジベンチルジメトキシシラン、ジヘキ
シルジメトキシシラ/、ジエチルジクロルシラン。
トリへキシルメトキシシラン等のオルガノアルコキシシ
ラン;メチルトリクロルシラン。
エチルトリクロルシラン、ジメチルジクロルシラン、ジ
エチルジクロルシラン、ペンチルトリクロルシラン、ヘ
キシルトリクロルシラン、ヘフチルトリク口ルシラン、
シペンチルジクロルシラン、ジヘキシルジクロルシラン
等のオルガノハロゲンシラン;ヘキシルシラントリオー
ル、ヘプチルシラントリオール。
ジヘキシルシランジオール、ジヘプチルシランジオール
、トリへキシルシラノール等のオルガノシラノール:及
ヒ次式 で示される化合物を挙げることができる。
また−重縮合可能な有機珪素化合物の部分重縮合物とし
ては、上記した種々の有機珪素化合物の部分重縮合物を
使用し得ることは勿論、一般にはシリコーン樹脂及びシ
リコーン樹脂塗料として知られているものも使用し得る
上記の有機珪素化合物を珪酸カルシウム成形体に含浸さ
せるにあたり、含浸性を良好とするためには、粘度を例
えば、0.2〜1000cpsの範囲に調整することが
好ましい。このために、前記した有機珪素化合物又はそ
の部分重縮合物は必要に応じて有機溶媒で希釈されて用
いられる。有機溶媒としては、メタノール、エタノール
、イングロビルアルコール。
ブタノール等のアルコール類;1.1.1−トリクロロ
エタン、トリクロロメタン、ジクロロメタン等の・・ロ
ゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類を挙げることができる。
有機珪素化合物及び/又はその部分重縮合物の珪酸カル
シウム成形体への含浸方法は、液体の固体への含浸方法
が何ら制限なく採用される。例えば、珪酸カルシウム成
形体を有機珪素化合物及び/又はその部分重縮合物中に
浸漬する方法、浸漬後に脱気や加圧を行なう方法、有機
珪素化合物及び/又はその部分重縮合物を珪酸カルシウ
ム成形体に塗布する方法−又は吹きつける方法等が挙げ
られる。
前記した有機珪素化合物は一般には珪酸カルシウム成形
体の内部まで均一に含浸され、一方、部分重縮合物は珪
酸カルシウム成形体0表面から50〜100μm程度の
深さまで含浸されるか又は後述するように部分重縮合物
の含浸及び重縮合を複数回繰り返した場合には、2回目
以降の部分重縮合物は珪酸カルシウム成形体の表面に被
膜を形成することがある。
珪酸カルシウム成形体に含浸された有機珪素化合物及び
/又はその部分重縮合物は、次に重縮合が行なわれる。
重縮合の方法は、空気中に1〜24時間放置する方法、
加熱する方法等が好適に採用される。有機珪素化合物及
び/又はその部分重縮合物を有機溶媒で希釈して使用l
−だときには、有機溶媒を蒸発させた後、上記の方法で
重縮合を行なうことが好ましい。加熱により重縮合させ
る場合には、重縮合の進行速度や珪酸カルシウム成形体
の熱による劣化防止の点から、一般には50〜180℃
の範囲で加熱することが好ま1−い。
本発明においては、珪酸カルシウム成形体に、まず、前
記した有機珪素化合物を含浸させて重縮合した後、部分
重縮合物を含浸させて重縮合することが、得られる珪酸
カルシウム成形体の耐水性、耐凍結融解性及び表面硬度
の6者を共に充分に向上させることができるために好ま
しく採用される。
特に、部分重縮合物の珪酸カルシウム成形体への含浸と
その重縮合とを複数回繰り返すことが−より優れた表面
硬度の珪酸カルシウム成形体が得られるために好ましい
サラニ、珪酸カルシウム成形体の表面硬度を向上させる
ために一公知のコーティング剤を塗布する方法は必要に
応じて採用し得る。
コーティング剤としては、M2O・xsi02(Mはア
ルカリ金属であり、Xは正数である。)で示されるアル
カリシリケート類;ナトリウム、アンモニウムなどの安
定化イオンを有する水溶性コロイダルシリカ類; M2
/ko・xP205(Mは周期律表第■族又は第■族の
金属であり、kはその価数であり、Xは正数である。)
で示されるリン酸塩;フッ素樹脂塗料;アルミニウム又
はチタンの了ルコラート類等が挙げられる。コーティン
グ剤の塗布後、必要に応じて100〜220℃の温度で
加熱することにより一良好な塗膜を形成することができ
る。塗膜の厚みは3〜60μ出とするのが好ましく、こ
の塗膜によって表面硬度を向上させることができろ。
〔効果〕
本発明の方法によれば、耐水性、耐凍結融解性及び表面
硬度の優れた珪酸カルシウムの成形体を得ることができ
る。特に、有機珪素化合物を含浸し、重縮合した場合に
は、得られる珪酸カルシウム成形体の切断面からの吸水
が極めて小さくなるために、耐水性、耐凍結融解性の向
上に効果的である。また、部分重縮合物の含浸と、重縮
合とを1ないし複数回繰り返した場合には、耐水性と共
に表面硬度の向上に効果的である。
従って、本発明の方法により得られた珪酸カルシウム成
形体は、優れた耐水性、耐凍結融解性1表面硬度が要求
される建築物の内外装材料として好適に使用される。
〔実施例〕
以下に、本発明を更に具体的に説明するために、実施例
および比較例を示すが、本発明は、これらの実施例に限
定されるものではない。
(1日) 尚、実施例および比較例に於ける各試験は、以下の方法
で行った。
(1)曲げ試験 気乾状態の供試体を3点曲げ法によりスパン80簡、供
試体の幅20目、厚さ3簡、荷重速度0.5m/分とし
て曲げ強度σbを測定した。
(2)耐水強度比 (1)と同じ供試体を、20℃の水中で24時間吸水さ
せた後、(1)と同じ方法で曲げ強度σイを測定し−σ
bに対するσ、を100分率で表した。
(3)凍結融解強度比 (1)と同じ供試体を20℃の水中で24時間吸水させ
た後、−20℃で1時間、+20℃で1時間夫々保持し
−さらに+20℃の水中で15分間吸水させる6つの工
程を1サイクルとして80サイクル実施し、さらに該供
試体を気乾状態にして(1)と同じ方法で曲げ強度σf
を測定し− σbに対するσfを100分率で表した。
(4)切断耐水強度比 (1)と同じ供試体を1幅20瓢の中央でスパン方向に
切断して、スパン80 m 、幅9fi。
厚さ3簡の供試体を得た。該供試体の一方は、(1)と
同じ方法で気乾状態の曲げ強度σbを測定し−もう一方
は(2)と同じ方法で吸水後の曲げ強度σ7を測定し、
σbに対するσWを100分率で表した。
(5)表面硬度 2B〜9Hの硬度の鉛筆で順に供試体の表面をひつかき
、傷がつかない最大の硬度を表   ′面硬度とした。
実施例 1 珪酸カルシウムとして 2 Ca0・3−58i02・
2.1H20で示され、ジャイロライト型の結晶構造を
有する花弁状珪酸カルシウム粉体(平均粒子径20μm
、花弁の長手方向の平均直径2μm、花弁の厚み0.1
μm)を100重量部、粘土鉱物として平均粒子径が1
0μmのタルク15重量部、繊維状物として長さが3簡
、直径が16μmのビニロン繊維3.5重量部を混合し
、金型プレス機により500Kff/−の圧力でプレス
成形をした後、120℃で30分間加熱処理をして成形
体を得た。次に、該成形体に有機珪素化合物としてヘキ
シルトリメトキシシランを12重量%の濃度でメタノー
ル中に溶解した溶液を浸漬法により飽和するまで含浸さ
せ一120℃で1時間乾燥1−で成形体を得た。得られ
た成形体の曲げ強度は301Kff/d、耐水強度比は
79%。
凍結融解強度比は78%、切断耐水強度比は77%1表
面硬度は2Bであった。
実施例2〜5 実施例1で用いた有機珪素化合物の溶液を第1表に示し
たものにかえた以外は、実施例1と同様にして珪酸カル
シウム成形体を得た。
得られた成形体の試験結果を第1表に示した。
比較例 1 実施例1で用いたヘキシルトリメトキシシランを使用し
ないこと以外は、実施例1と同様にして珪酸カルシウム
成形体を得た。得られた成形体の試験結果を第1表に示
した。
実施例7〜9 実施例1で用いた有機珪素化合物をシリコーン樹脂であ
るバイシロンL○(商品名:バイエル合成シリコーン@
)製)(実施例7)及び5R2406レジン(商品名二
乗レシリコーン@)製)(実施例8.9)にかえ、これ
らを含浸させたのち、180℃で20分間加熱して成形
体を得た。得られた成形体の試験結果を第2表に示した
実施例10〜12 実施例1と同様にしてプレス成形して得られた珪酸カル
シウム成形体に、第3表に示したシリコーン樹脂を含浸
させたのち180℃で20分間加熱するとbう操作を2
回繰り返した。その結果得られた成形体の測定値を第6
表に示した。
実施例13〜16 実施例1において得られた有機珪素化合物の含浸及び重
縮合後の本発明の珪酸カルシウム成形体に、第4表に示
したシリコーン樹脂を含浸させたのち、180℃で20
分間加熱するという操作を1ないし2回繰り返した。
その結果得られた成形体の測定値を第4表に示した。
実施例17〜18 珪酸カルシウムとして、第5表に示したジャイロライト
型珪酸カルシウムを用いた他は実施例1と同様にして珪
酸カルシウム成形体を得た。得られた成形体の物性は第
5表に示したとおりであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 2CaO・3SiO_2・nSiO_2・mH_O(但
    し、m及びnは正の数で、nは0.1〜10である。) で示される珪酸カルシウムの成形体に、重縮合可能な有
    機珪素化合物及び/又はその部分重縮合物を含浸させた
    のち、重縮合を行なうことを特徴とする珪酸カルシウム
    成形体の製造方法。
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