JPH02310994A - 回路板のスルーホール形成方法 - Google Patents

回路板のスルーホール形成方法

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JPH02310994A
JPH02310994A JP13393689A JP13393689A JPH02310994A JP H02310994 A JPH02310994 A JP H02310994A JP 13393689 A JP13393689 A JP 13393689A JP 13393689 A JP13393689 A JP 13393689A JP H02310994 A JPH02310994 A JP H02310994A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回路板のスルーホール形成方法に関する。
〔従来の技術〕
回路基板の表面に真空蒸着法やスパッタリング法等によ
り膜を形成して回路板を得る方法を用いると、メッキ法
等による場合に比べて、セラミック基板に導体膜等(絶
縁体、抵抗体、および誘導体等による成膜も可能)を比
較的容易に形成することができるし、不純物の少ない高
品質の導体膜を形成することもできる。前記真空蒸着法
等によれば、前記メッキ法等による場合に比べて、回路
−基板の表面粗さが細かくても導体膜に充分な接合度が
得られるので、導体膜の厚みが充分に薄くなって同膜部
分の導電抵抗が小さくなり、高周波特性に優れた回路板
を得ることができる、等の利点を有している。
第12図は、スパッタリング法により、スルーホール用
の孔3・・・が明けられたアルミナ等の回路基板10片
面に導体膜を形成するとともに前記孔3・・・の内周に
も同時に導体膜を形成するようにした方法の一例をあら
れしている。同装置は真空容器5を備え、同容器5には
、Arガスの吸気口6と、真空ポンプ7の接続された排
気口8とが開口している。この真空容器5内の空間上位
には、ホルダー9により前記回路基板lが水平にセット
され、空間下位には、カソード10上側に設けられたタ
ーゲット(飛散させる部分)2が位置している。前記真
空ポンプ7の作動により、真空容器5内が吸引減圧され
て真空状態になり、これにより、前記吸気口6を通して
Arガスが強制吸引されるようになる。真空容器5内に
吸引されたArガスにより、回路基板1とターゲット2
間にArプラズマを発生させるとともに、同プラズマに
より、ターゲット2から銅原子(飛散する物質)が飛散
するようになる。その結果、銅原子は回路基板■の表面
に付着するとともに、同基板1のスルーホール用孔3・
・・の内周面にも付着するようになる〔発明が解決しよ
うとする課題〕 ところで、前記方式は、回路基板1をホルダー9で支持
して行なうが、同基板1は、スルーホール用の孔3・・
・が裏面側において閉止するように支持されていたので
、銅原子は、回路基板1の一側面には比較的容易に到達
するが、スルーホール用の孔3・・・内への流入は非常
に消極的になっていた。これを、要部を拡大してみた第
13図を用いてより具体的に説明すると、同図において
、回路基板1の厚みをT、スルーホール用の孔3の内径
をd、回路基板1の表面に付着した導体膜12の厚みを
jO、スルーホール用孔3の内周面に付着する導体膜1
3の厚みをLとした場合、 π(a/2) ” to =πd (T+ t、 ) 
−・・0式と近似するものとなり1 、’、t # to Xd/4 (T十to )・・・
・・・・・・■式となることが判る。■式を一例として
、たとえば、T=0.635  t、 =0.01を代
入して、孔3の内径dを変化させた場合にtがい(らに
なるかを第1表に示した。
第1表 同表にみるように、スルーホール用孔3の内径dが小さ
くなればなる程、開孔3内に堆積する導体FJ13の厚
みtは薄くなり、d/Tが1以下、すなわち、回路基板
1の厚みTに対してdの方がそれ以下で孔3が細長傾向
になる場合、回路基板1の平面部分の表面に付着する導
体膜12の厚みtoの2割以下しか得られないことにな
る。前記孔3内に堆積して形成される導体膜13は、第
14図にみるように、ターゲット2側において厚く、そ
れより奥側へと次第に薄くなり、これにより、導体膜1
3の電気抵抗値が大きくなってしまい、場合によっては
、導通不良を生じることもあった。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするところは、ス
ルーホール用孔内周壁に、充分な量でかつ緻密であると
ともに導電抵抗が小さくなるように導体膜が形成される
ようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明にかかる
回路板のスルーホール形成方法は、スルーホール用孔が
明けられた回路基板を、導電性材料を気化して飛散させ
るときの同飛散物質の飛散方向に対して前記スルーホー
ル用孔の軸中心を傾斜させて配置するとともに、同回路
基板を回転させることで、前記飛散物質を、前記回路基
板の表面とスルーホール用孔内周面に同時に付着させる
ようにする。
請求項2記載の発明にかかる回路板のスルーホール形成
方法は、上記のようにするものにおいて゛、回路基板と
して、スルーホール用孔が少なくとも基板−側に向けて
次第に拡がるように開口されているものを用いる。
請求項3記載の発明にかかる回路板の形成方法は、スル
ーホール用孔の明けられた回路基板を、導電性材料を気
化して飛散させる部分に対向状に配置して回転させると
ともに、前記スルーホール用孔内におよぶように磁場を
かけることで、前記飛散物質を、前記回路基板の表面と
スルーホール用孔内周面に同時に付着させるようにする
〔作   用〕
スルーホール用孔が明けられた回路基板を、導電性材料
を気化して飛散させるときの同飛散物質の飛散方向に対
して前記スルーホール用孔の軸中心を傾斜させて配置す
るとともに、同回路基板を回転させることで、前記飛散
物質を、前記回路基板の表面とスルーホール用孔内周面
に同時に付着させるようにすると、飛散物質が、スルー
ホール用孔の内周面に対して一定の角度をもって入射す
るよう、になり、飛散する物質が、スルーホール用孔内
周面に多(しかも全体にわたるように付着するようにな
るとともに緻密に付着するようになる上記のようにする
ものにおいて、回路基板として、スルーホール用孔が少
なくとも基板−側に向けて次第に拡がるように開口され
ているものを用いると、飛散物質が″、スルーホール用
孔の内周面に対して一定の角度をもって入射するように
なり、飛散する物質が、スルーホール用孔内周面に多(
しかも全体にわたるように付着するようになるとともに
緻密に付着するようになる。
スルーホール用孔の明けられた回路基板を、導電性材料
を気化して飛散させる部分に対向状に配置して回転させ
るとともに、前記スルーホール用孔内におよぶように磁
場をかけることで、前記飛散物質を、前記回路基板の表
面とスルーホール用孔内周面に同時に付着させるように
すると、飛散物質が、磁場効果によりスルーホール用孔
内で曲げられて開孔の内周面に付着するようになり、飛
散する物質が、スルーホール用孔内周面に多くしかも全
体にわたるように付着するようになる。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる回路板のスルーホール形成
方法の一実施例を装置としてあられしている。同装置は
、真空蒸着法によりアルミナ回路基板20の表面に導体
膜を形成するもので、真空容器21を備え、同容器21
には一側に排気口22が開口し、同排気口22にはクラ
イオポンプ等の真空ポンプ23が接続されている。前記
真空容器21内の下部には、蒸発源(飛散させる部分)
24が設けられている。この蒸発源24は、電子ビーム
(あるいは抵抗)により加熱されるるつぼであったり、
カソードとターゲットの組み合わせであったりする。同
真空容器21の上部−側は斜め壁21aになっていると
ともに、同斜め壁21aに垂直で水平面に対して傾斜す
るように回転受筒25が設けられている。同受筒25に
は、垂直軸線■に対してθ程傾斜する軸心をもつように
傾斜軸26が回転自在に設けられている。同傾斜軸26
の真空容器21内の先端にはホルダー27が設けられ、
同ホルダー27により前記回路基板20が支持されてい
る。同回路基板20は、基板面に垂直になるように複数
のスルーホール用孔28・・・が貫通しているとともに
、同スルーホール用孔28は、それぞれストレートにな
っている。前記回路基板20は、蒸発源24の上方に位
置して同蒸発源24から垂直上方へ飛散してくる銅原子
あるいは銅イオン等の飛散物質(矢印)29・・・に対
して傾斜している。
前記回路基板20は傾斜軸26を中心にしてホルダー2
7で毎分数回転〜数十回の割で回転させられる。蒸発源
24からの飛散物質29・・・は、第2図にみるように
、はぼ垂直に上昇(厳密には第3図に傾斜しない回路基
板30とともにあられすように垂直線に対してαの角度
をもって上昇)する。飛散物質29・・・は回路基板2
0の一側面に付着して導体膜32になるとともに、スル
ーホール用孔28・・・の内周面にも付着するようにな
る。スルーホール用孔28は、θがd / t < t
 a nθく2a、”t (tは回路基板20の厚さ、
dはスルーホール用孔28の内径)の条件を満足するよ
うに設定されるので、飛散物質29・・・は、貫通せず
にスルーホール用孔28の内周面の軸方向全体にわたる
ように付着するとともに、回路基板20が回転させられ
ているので、内周面の全周にわたって一様でかつ均一な
厚さでもって付着する。しかも、内周面には飛散物質2
9・・・が角度θで入射するので、緻密な導体膜31が
得られるようになる。
なお、回路基板20は裏返しにされて他側面にも導体膜
が前記導体膜31とつながるように形成されることがあ
る。
第4図は他の実施例をあられしている。同実施例は、ア
ルミナ回路基板35は水平なままで回転させられるもの
とされるが、同基板35のスルーホール用孔36が一方
向、すなわち、飛散物質(たとえば、銅原子あるいは銅
イオン)37・・・の上昇してくる側に向けてテーパー
状に拡大したものになっている。前記テーパーの角度θ
は、たとえば、1/100〜1/10の勾配が選ばれる
。前記のように、一方向に拡大したスルーホール用孔3
6になっているので、第6図(a)にもみるように、開
孔36の内周壁へは角度θをもって飛散物質37・・・
が入射するようになり、同図(blにみる従来方式によ
る角度θ′よりも大きな角度で入射する。その結果、内
周壁に形成される導体膜38は、回路基板35の一側表
面に形成される導体膜39と同様に、厚みが充分で必要
以上の厚みにならずかつ全体に均一な厚さになるととも
に緻密なものになる。なお、回路基板35には、第5図
にみるように、その裏面側にも導体膜40を付すること
がある。前記スルーホール用孔は、第7図にみるように
、回路基板410両側面に向けて拡がるような孔42で
あってもよい。前記テーパーの角度は、たとえば、1/
100〜1/10の勾配が選ばれる。この場合、開孔4
2の一方と回路基板41の一方の面とに導体膜43が形
成され、開孔42の他方と回路基板41の他方の面とに
別途導体I臭44が形成されるようになる。両面の導体
膜形成は、片面ずつあるいは両面同時に行なうようにし
てもいずれでもよい。前記スルーホール用孔は、第8図
にみるように、竹の子状の孔45であってもよい。この
場合、孔45内は回路基板46の一側面とともに導体膜
47が付され、他面には別途導体膜48が付されるよう
になる。この実施例の場合も上記と同様に、孔45内の
導体膜43゜44が、厚みが充分で必要以上の厚みにな
らずかつ孔全体に均一になるとともに緻密なものになる
。前記導体膜は両面同時あるいは片面ずつ形成されるよ
うにされる。
第9図は他の実施例をあられしている。同実施例は、真
空容器50が吸気口51と排気口52を開口したものと
され、同排気口52に真空ポンプ53を接続して、容器
50内を真空吸引することで、吸気口51からArガス
を吸引してプラズマを発生するようにしである。容器5
0の下部にはカソードとターゲット(マグネトロンスパ
ッタ)54が配置され、同スパッタ54から、たとえば
、銅イオン55・・・が飛散されるようになっている、
ターゲット54の上方には縦軸周りに回転し得るホルダ
ー56に支持された回路基板57が設けられ、同基板5
7に明けられたスルーホール用孔58・・・が軸中心を
垂直に向けられるようにセットされている。なお、前記
ホルダー56には、オーステナイト系ステンレス鋼等の
非磁性材料が用いられる。前記回路基板57とマグネト
ロンスパッタ54間の間隔は、たとえば、60〜80龍
とされる。そして、回路基板57の面方向に平行になる
ように磁場をかけることで、前記銅イオン55・・・を
、前記基板面と同時にスルーホール用孔58の内周面に
も付着させるようにしたものである。
前記磁場をかける方法として、回路基板57の面方向の
両側方には磁石59.59が配され、両磁石59.59
は、回路基板57を挾んでN極とS極とが対向するよう
にされる。両磁石59.59による磁界の強さは、たと
えば、数百ガラスル十キロガウスとされる。
前記装置において、真空容器50内を真空ポンプ53に
より真空状態にして吸気口51を通してArガスを導入
するようにする。同Arガスは、0.2〜0.8 P 
aの圧力になるようにし、ついで、マグネトロンスパッ
タ54のカソードに通電して放電させることで、Arガ
スのプラズマを形成し、同プラズマにより、ターゲット
から導電性(銅)の金属粒子、あるいは、銅原子をスパ
ッタさせるようにする。これらは放電プラズマ中を通過
して回路基板57に到達して導体膜を形成するようにす
るが、放電プラズマ中で金属粒子の一部がイオン化され
て電荷をもつようになる。このイオン化したものが飛散
物質として回路基板57の表面に付着する。回路基板5
7は水平に回転されながらそのスルーホール用孔58内
に水平方向の磁界がかけられた状態にある。飛散物質(
銅イオン)55・・・は、回路基板の底面側の表面に付
着するほかに、スルーホール用孔58・・・内にも導か
れて付着するようになる。この様子をあられしたものが
第10図である。このスルーホール用孔58内において
は、銅イオン55がその軸心方向に流れるようになるが
、その途中で、磁界が作用するので、図示のようにスル
ーホール用孔58の内周面58aの方向に曲がって同内
周面58aへと角度をもって入射し付着するようになる
。このときのイオン55の軌道は円弧を描くものになり
、その回転半径Rは、およそ R−143,6X 4r−T/ B (Cal)となる
、ただし、Mは金属の質量数(銅の場合、63.5)、
Vは金属粒子のエネルギー(マグネトロンスパッタの場
合、数eV〜数+eV)、Bは磁界の強さである。つま
り、金属イオンが銅イオンの場合、回転半径は数組〜1
0w程度になる。
このように、スルーホール用孔58内に入射したイオン
55は円弧を描き、その殆ど全てが、スルーホール用孔
58内を通り抜けてしまうことなく、開孔58の内周面
58aに付着するようになる。これにより、従来に比べ
て内周面58aに形成される導体膜が厚くなる。また、
入射する角度が    ゛大きくなるので、緻密な導体
膜が得られるようになる。なお、イオン55は常に一定
の方向に曲がるようになるが、前記回路基板57の方を
回転させるようにしであるので、たとえイオン55が同
し方向に曲がるだけであっても内周面58aにはその全
周に均一にイオン55が付着するようになる。
第11図は、磁界をスルーホール用孔内に作用させるよ
うにした他の実施例をあられしている。
同実施例は、回路基板60に機械的な回転を与えずに固
定式とするとともに、電磁石61・・・も同様に固定式
にして、専ら電磁石61・・・を電気的に制御すること
で、磁界を回転させるようにしたものである。すなわち
、図示しない真空容器内には、マグネトロンスパッタ6
2と、その上方に対向するように非磁性材料からなるホ
ルダーで支持された回路基板60とが設けられている。
回路基板60にはスルーホール用孔63・・・が開口し
ている。
前記回路基板60の平面延長上には、上からみて基板6
0を挟んで対向し合うポールピース対64.64が合計
3対配置されている。各ポールピース64の外側方には
、鉄心65と励磁コイル66からなる電磁石61がそれ
ぞれ配置されている。
対向する電磁石61.61に通電してポールピース対6
4.64の一方をN極に、また、他方をS極に励磁する
ことができる。
真空容器内を排気により真空にし、Arガスを0、2〜
0.6 P aとなるように導入する。マグネトロンス
パッタ62のカソードに通電して放電させ、カソードに
備えたターゲットから銅金属をスパッタさせる。コイル
66.66の1対に直流を流してポールピース対64.
64を励磁することで、回路基板60の空間、すなわち
、スルーホール用孔63・・・には基板面と平行に磁界
がかけられる。この磁界を、第2表に示すように、励磁
するコイル対と励磁方向を順次変化させて6方向に変化
させるようにする。なお、ポールピースには、各対ごと
に、A+  :A、、B+  :Bt 、Ct  :C
□のように区別のための符号を付した。
第2表(励磁の順序) この制御は、磁界を回転させると同じことになる。この
ようにスパッタとともに磁界を回転させるようにするこ
とで、スルーホール用孔63・・・内に導入された金属
イオンは、その殆どが同化を通過してしまうことなく孔
の内周面に付着するようになる。これにより、内周面の
導体膜が従来よりも厚くなるとともに、前記磁界の回転
制御により周方向に均一に形成されるようになる。前記
イオンの内周面への入射角度は大きくなるので、導体膜
は緻密になる。この実施例では、ポールピース1個につ
き、コイルを1個備えるようにしたが、たとえば、同図
にみるように、対向するポールピース64.64(前記
At  : A! 、B+  : Bz 。
C,:C,の各関係にあるもの)を鉄心でそれぞれつな
いで、各磁路67を形成し、1対のポールピース64.
64に対して1個のコイルを備えるようにしてもよい。
前記マグネトロンスパッタに代えて、イオンソースまた
は電子ビーム加熱るつぼと熱電子放出用フィラメントの
組み合わせのように、金属粒子をイオン化して供給でき
る他のものを用いることができる。
〔発明の効果〕
この発明にかかる回路板のスルーホール形成方法は、以
上のようにするため、基板表面への導体膜の形成と同時
に、スルーホール用孔内の内周面に、緻密で比較的厚い
導体膜を孔全体にわたるように形成することができ、こ
れにより、導電抵抗が小さく信頼性の高いスルーホール
用孔を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる回路板のスルーホール形成方
法の一実施例を装置としてあられす模式図、第2図はそ
の要部を拡大してイオンの付着する様子をあられす断面
図、第3図は従来の水平固定型の回路基板と第1図の実
施例のものとの入射角度の違いを比較してあられす模式
図、第4図は一方向にのみテーパー状に拡がったスルー
ホール用孔を有する回路基板の一実施例をあられす断面
図、第5図は同基板の他の面にも導体膜を施した様子を
あられす断面図、第6図(a)は第4図にみる回路基板
においてスルーホール用孔に入射する角度をあられす模
式図、第6図(b)は従来の回路基板においてスルーホ
ール用孔に入射する角度をあられす模式図、第7図およ
び第8図は拡がり状のスルーホール用孔を有する他の実
施例をあられす断面図、第9図は回路基板に磁界をかけ
るようにした一実施例をあられす模式図、第10図はそ
の要部を拡大してイオンの軌道をあられす断面図、第1
1図は磁界を電気的に回転制御する他の実施例をあられ
す斜視図、第12図は従来のスルーホール形成方法を装
置としてあられす模式図、第13図は同スルーホール用
孔内に導体膜が堆積する量を概算により示すための拡大
模式図、第14図は同孔内の入口側に導体膜が堆積した
様子をあられす拡大図である。 20.35.41.46.57.60・・・回路基板 
24,54.62・・・飛散させる部分 28゜36.
42.45.58.63・・・スルーホール用孔 29
.37.55・・・飛散物質 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図 第2図 第9図 第1Q図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スルーホール用孔が明けられた回路基板を、導電性
    材料を気化して飛散させるときの同飛散物質の飛散方向
    に対して前記スルーホール用孔の軸中心を傾斜させて配
    置するとともに、同回路基板を回転させることで、前記
    飛散物質を、前記回路基板の表面とスルーホール用孔内
    周面に同時に付着させるようにする回路板のスルーホー
    ル形成方法。 2 回路基板として、スルーホール用孔が少なくとも基
    板一側に向けて次第に拡がるように開口されているもの
    を用いる請求項1記載の回路板のスルーホール形成方法
    。 3 スルーホール用孔の明けられた回路基板を、導電性
    材料を気化して飛散させる部分に対向状に配置して回転
    させるとともに、前記スルーホール用孔内におよぶよう
    に磁場をかけることで、前記飛散物質を、前記回路基板
    の表面とスルーホール用孔内周面に同時に付着させるよ
    うにする回路板のスルーホール形成方法。
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