JPH02310447A - 液体の混合比検出センサ - Google Patents

液体の混合比検出センサ

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JPH02310447A
JPH02310447A JP13309489A JP13309489A JPH02310447A JP H02310447 A JPH02310447 A JP H02310447A JP 13309489 A JP13309489 A JP 13309489A JP 13309489 A JP13309489 A JP 13309489A JP H02310447 A JPH02310447 A JP H02310447A
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Japan
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light
boundary surface
refractive index
liquid
measured
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JP13309489A
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Shigeru Miyata
繁 宮田
Yoshitaka Yamada
山田 吉孝
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バッテリーの充電状態検出センサ、ガソリン
の重質度検出センサ、ガソリンとアルコール液体の混合
比検出センサとして利用でき、2種以上の液体の混合割
合を光学的に検出する液体の混合比検出センサに関する
[従来の技術] バッテリ・−は、充電された状態では電解液の比重が大
きく、放電が進む程小さくなっていく、比重と屈折率と
は比例しているので電解液の屈折率を測定すればバッテ
リーの充電状態が検出できる。
従来よりこの混合比(屈折率)を測定する検出センサと
して次にあげるものがある。
(ア)第4図に示す如く、光源100と、感光素子11
0と、前記光源100から感光素子110に至る入射光
120、反射光130の形成する光軸の界面への入射角
度を、透明合成樹脂140とガラス150とからなる光
透過性物質160より流体への臨界角以下の一定角度に
設定するとともに、光路を反対方向でほぼ平行にする光
反射鏡170を備える検出センサがある(特公昭56−
37498号)。
(イ)第5図に示す如く、被測定液体200中に配され
た三角プリズム210(ガラス)および台形プリズム2
20(ポリスチレン)と第1光源230、第2光源24
0および第1光電変換器250、第2光電変換器260
と、各々を接続する光導体と、第1、第2光電変換器2
50.260に接続される減算器270と、表示手段2
80とを備える検出センサがある(特開昭57−843
37号)。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、従来の検出センサでは、次のような欠点があ
る。
上記(ア)では、光透過性物質(固体)の屈折率の温度
係数が−I X 10−’/”Cに対し、被測定液の屈
折率の温度係数が一2X10−’/”C〜−6X 10
−’/”Cであるので、温度が変化すると界面での臨界
角が変わり測定誤差が生じる。
上記(イ)では、温度による誤差は補正できるが、プリ
ズムを2個使うので検出センサの大型化を招き、かつ、
温度補正をするための複雑な計算を行う必要があり、製
造するための手間やコストがかかる。
本発明の目的は、上記課題を解決し、2種以上の液体を
混合してなる被測定液体の混合比の検出にあたり、 小型かつシンプル、低価格であり、液体混合比の変化を
高精度に検出でき、 被測定混合液体の温度変化に対し、混合比の検出誤差が
少なく、温度補償手段の付加を必要としない、液体の混
合比検出センサの提供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明の液体の混合比検出センサは、」二記目的を達成
するために、 (1)板状透光体の一端面を被測定液体に接触させて境
界面とし、発光素子、受光素子を用いて、境界面での光
の反射の変化から、2種以」二の物質を混合してなる被
測定液体の混合比を検出する液体の混合比検出センサに
おいて、 (あ)前記板状透光体は、板状透光体の前記一端面に平
行な他端面を、前記被測定液体の検出したい混合比のと
きの屈折率に等しいか、または近似した屈折率をもつシ
リコンオイル、シリコンゲルなど液体またはゲル状の透
光基準物質に接触させて基準境界面となし、 (い)前記発光素子と反射面とは、前記透光基準物質中
に設けた板状透光体の前記一端面および前記他端面に垂
直な壁面に対向して配し、該反射面は、発光素子から出
射し、前記境界面で反射した光をさらに前記基準境界面
に向けて反射する位置に設定し、 くう)光の遮蔽物は、前記発光素子から出射した光のう
ち境界面で反射しなかった光が直接前記反射面に入射す
るのを阻止する為に、発光素子および反射面の配置に対
応する前記板状透光体の所定位置に設けられ、 (え)前記受光素子は、板状透光体の前記基準境界面の
外側に、前記反射面に対向して設けられ、発光素子から
出射した光が、被測定液体の屈折)Vが透光基準物質の
屈折率以下のときに境界面で反射し、さらに反射面で反
射し、さらに基準境界面から屈折して出射し、受光素子
に入射する、反射面の対向位置に配されることを技術的
手段とする。
さらに、(2)前記基準境界面から屈折して出射した光
に対応する前記受光素子と共に、基準境界面で反射した
光に対応する第2受光素子を設けたことを技術的手段と
する。
さらに、(3)前記板状透光体を前記光の遮蔽物でもっ
て、基準境界面側透光体と境界面側透光体との2体に分
割し、該境界面側透光体と被測定液体の検出値とで決ま
る臨界角と該基準境界面側透光体と透光基準物質とで決
まる臨界角とが等しくなるようにしたことを技術的手段
とする。
[作用および発明の効果] 上記構成の技術的手段(1)により、本発明の液体の混
合比検出センサは、 境界面に被測定液体を接触させて、被測定液体の液体混
合比を検出する場合、 発光素子から出射した光は、透光体の側面から入射し、
境界面(透光体一端面と被測定液体との境界面)で反射
し、さらに反射面で反射し、透光体の側面から入射し、
さらに境界面に平行な基準境界面(透光体他端面と透光
基準物質との境界面)に入射する。
このとき、基準境界面での臨界角(透光体と透光基準物
質の屈折率から決まる)以」−の入射角の光は、基準境
界面で全反射し、基準境界面での臨界角以下の入射角の
光は、基準境界面から屈折して出射する。
被測定液体の屈折率が透光基準物質の屈折率より小さい
場合、境界面での臨界角も小さくなるので、基準境界面
へ入射する光の中には、基準境界面での臨界角より小さ
い入射角の光が存在し、その光は基準境界面から屈折し
て出射し、受光素子に入射する。
被測定液体の屈折率が透光基準物質の屈折率より大きい
場合、境界面での臨界角も大きくなるので、基準境界面
へ入射する光の入射角は、臨界角以上となり基準境界面
で全反射するので、受光素子へ入射する光はなくなる。
上記の作用により下記の効果を表す。
(か)混合比(すなわち屈折率)が可変である被測定液
体の屈折率を検出する場合、検出したい屈折率である透
光基準物質を選択して用いれば、被測定液体の屈折率が
透光基準物質の屈折率以上か以下かの変化(すなわち混
合比の変化)を高精度に検出できる。
(き)屈折率の温度変化が、被測定液体と同等である透
光基準物質を用いれば、被測定液体の温度変化に対応し
て混合比の変化を高精度に検出でき、温度補償手段を付
加する必要がなくなる。これにより高精度で小型かつシ
ンプルにできる。
上記構成の技術的手段(2)を付加することににより、 基準境界面から屈折して出射した光は、受光素子に入射
し、基準境界面で反射した光は、第2受光素子に入射す
るので、受光素子と第2受光素子の出力比較から屈折率
の変化を判定できる。
この作用により、次の効果を表す。
(<)発光素子、受光素子の効率が低下した場合にも、
比較判定により検出値が安定するので耐久性が向上する
(け)乱反射により周囲から光線が受光素子に入射する
場合にも、比較判定により検出値が安定する。
上記構成の技術的手段(3)を付加することににより、 被測定液体の検出したい屈折率に透光基準物質の屈折率
を合致させることが困難な場合でも、基準境界面側透光
体の屈折率を選択することにより、選択可能な透光基準
物質の屈折率と基準境界面側透光体の屈折率とから決ま
る臨界角を、被測定液体の検出したい屈折率と境界面側
透光体の屈折率とから決まる臨界角に合わせることがで
きる。
この作用により、次の効果を表す。
(こ)透光基準物質と2種の透光体との組合せを選択し
て用いれば、被測定液体の検知したい値を設定する自由
度が大幅に増加する。
以上述べた如く本発明によれば、小型かつシンプルで、
液体混合比の変化を高精度に検出でき、また温度補償手
段を付加しなくても被測定混合液体の温度変化による検
出誤差が少ない、すなわち高精度で小型かつシンプルで
あり耐久性にも優れる液体の混合比検出センサを提供で
きるという効果を表す。
これらの効果を有するので、バッテリーの充電状態検出
センサ、ガソリンの重質度検出センサ、ガソリンとアル
コール液体の混合比検出センサとして広範囲に利用でき
る。
[実施例] 次に、本発明にかかる液体の混合比検出センサ(バッテ
リーの充電状態検出センサ)の第1実施例を第1図に基
づき説明する。
液体の混合比検出センサ(バッテリーの充電状態検出セ
ンサ)Aは、バッテリーの注入口に挿入する円筒状ホル
ダ1(直径φ4 m )と、該円筒状ホルダ1内のそれ
ぞれ所定位置に保持される発光素子(発光ダイオ−ド)
2、反射面3、受光素子(ホトダイオード)4、遮蔽物
6を挟んだ板状透光体5と、円筒状ホルダ1内に内封さ
れる透光基準物質(本実施例ではシリコンオイル)7と
からなる。
円筒状ホルダ1には、被測定液体く希硫酸)9に当接さ
ぜる端面11に穴12が設けられている。
本実施例の板状透光体5は、下側ガラス円板51と上側
ガラス円板52の中間に肉厚円板状の光の遮蔽物6を挟
んでなり、該下上側ガラス円板51.52は光学用の鉛
ガラス(屈折率1.64)製である。また、下側ガラス
円板51の下側端面(板状透光体5の一端面)53が、
被測定液体(希硫酸)9に接して境界面Hを形成する。
上側ガラス円板52の上側端面(板状透光体5の他端面
)54が、シリコンオイル7に接して基準境界面Gを形
成する。一端面53と他端面54は平行である。また板
状透光体5は、被測定液体(希硫酸)9に接する一端面
53を前記穴12から露呈して、該穴12に封着ガラス
10を介して固定される。封着ガラス10によりシリコ
ンオイル7の液密を保持している。
板状透光体5の前記一端面53に垂直な側面55と、円
筒状ホルダ1の内周面13との間には、環状の隙間が形
成されている。この環状の隙間には、基板8に取付けら
れた発光素子2および受光素子4と、反射面3とが相対
向して配されている。
円筒状ホルダ1内の余剰の空間は、透光基準物質(シリ
コンオイル)7が封入されている。
発光素子2は、基板8上の前記光の遮蔽物6に対面する
位置に取付けられ、発光素子2から出射した光のうち境
界面Hで反射しなかった光が反射面3に入射するのを防
止している。
受光素子4は、上側ガラス円板52の」一方に対応する
基板8上に取付けられ、発光素子から出射し、境界面I
(で反射し、反射面3で反射し、基準境界面Gで屈折し
て出射する光に対応する。
また、反射面3および受光素子4は、境界面Hおよび基
準境界面Gに直角に配設されている。
透光基準物質(シリコンオイル)7は、屈折率を被測定
液体(希硫酸)9が放電状態となったときの屈折率1.
34と同じにしである。
発光素子(発光ダイオード)2はガリウム砒素タイプで
、赤外光21を発光させている。
被測定液体く希硫酸)9はバッテリーの電解液であり、
車載されている起電力12Vの鉛蓄電池の各電槽中に入
れられている。
次に、希硫酸9の屈折率を測定する場合、バッテリーの
充電状態検出センサAにおける発光ダイオード2から発
光する赤外光21の光路について説明する。
発光ダイオード2から発光した赤外光21は、まず前記
シリコンオイル7中を進み、下側ガラス円板51に侵入
し、下側ガラス円板51中を進み、下側ガラス円板51
と希硫酸9との前記境界面Hで反射し、↑側ガラス円板
51中を進み、シリコンオイル7中を進み、反射面3で
全反射し、シリコンオイル7中を進み、上側ガラス円板
52に侵入し、上側ガラス円板52中を進み、上側ガラ
ス円板52とシリコンオイル7との前記基準境界面Gに
入射する。
このとき、板状透光体5の屈折率と透光基準物質(シリ
コンオイル)7の屈折率から決まる基準境界面Gでの臨
界角1以上の光21bは、基準境界面Gで全反射し、臨
界角i以下の光21aは、屈折して出射する。
バッテリーが放電状態で、希硫酸9の屈折率が1.34
以下の場合、シリコンオイル7の屈折率(1,34)よ
り小さくなるので、境界面Hでの臨界角りも小さくなる
。基準境界面Gへ入射する赤外光21の中には、基準境
界面Gでの臨界角iより小さい入射角の光21aが存在
し、該光21aは基準境界面Gから屈折して出射し、受
光素子4に入射する。受光素子4に入射する光21aの
量は、希硫酸9の屈折率が小さくなるほど増加する。な
お、希硫酸9が蒸発により減少して空気に置き換わった
場合も同様である。
また、バッテリーが十分充電されており、希硫酸9の屈
折率が1.34以上の場合、シリコンオイル7の屈折率
(1,34)より大きくなるので、境界面Hでの臨界角
りも大きくなる。基準境界面Gへ入射する赤外光21の
入射角は、基準境界面Gでの臨界角iより大きくなり全
反射するので、受光素子4に入射する光21aはなくな
る。
上記実施例における透光基準物質(シリコンオイル)7
の屈折率に対し、被測定液体(希@酸)9の屈折率と受
光素子(ホトダイオード)4からの出力の対応する変化
を、第2図のグラフに示す。
本発明にかかるバッテリーの充電状態検出センサAは、
次の作用および効果を奏する。
(さ)希硫酸9の量および電気量(比重、屈折率)を光
の臨界角を使って検出している。このため、これらを、
バッテリーの実例状態で常時監視が可能である。
(シ)温度変化により同じ充電状態であっても、希硫酸
9の屈折率は変化する。しかし、シリコンオイル7も同
じように温度変化を受け、シリコンオイル7の屈折率も
ほぼ同様に変化する。このため温度変化に対応して常に
、上側ガラス円板52とシリコンオイル7との基型境界
面Gで屈折して出射する赤外光21の入射角を、はぼ過
放電時の希硫酸9(屈折率1.34)と1側ガラス円板
51とから決まる臨界角以下となるように制限させるこ
とができる。よって、温度変化に対し誤差が少ない、ま
た特別な温度補正が不要なため、バッテリーの充電状態
検出センサAは、小型で製造が容易であり、低コストと
なる。
次に、士、記第1実施例の変形例を説明する。
上記第1実施例では、下側ガラス円板51と上側ガラス
円板52とは、同じ屈折率(1,64>である光学用の
鉛ガラスが用いられている。
変形例では、下側ガラス円板51と上側ガラス円板52
とは、異なる屈折率の透光体を選択して用いる。
透光体の選択は、次のようにする。
下側ガラス円板51の屈折率と被測定液体の検出したい
屈折率とで決まる臨界角が、上側ガラス円板52の屈折
率と透光基準物質の屈折率とで決まる臨界角と等しくな
るような屈折率の透光体を用いる。
変形例特有の作用および効果を説明する。
披個定液体の検出したい屈折率に透光基準物質の屈折率
を合致させることが困難な場合でも、上側ガラス円板(
基準境界面側透光体)52の屈折率を選択することによ
り、選択可能な透光基準物質の屈折率と上側ガラス円板
52の屈折率とから決まる臨界角を、被測定液体の検出
したい屈折率と下側ガラス円板(境界面側透光体)51
の屈折率とから決まる臨界角に合わせることができる。
この作用により、次の効果(す)を表す。
(す)透光基準物質と2種の透光体との組合せを選択し
て用いれば、被測定液体の検知したい値を設定する自由
度が大幅に増加する。
次に、本発明にかかる液体の混合比検出センサ(バッテ
リーの充電状態検出センサ)の第2実施例を第3図に基
づき説明する。
第3図に示す如く、バッテリーの充電状態検出センサB
は、第1実施例のバッテリーの充電状態検出センサAに
第2受光素子(ホトダイオード)4Bを付加するもので
あり、第1実施例と同等物は同一符号で表す。
受光素子(ホトダイオード)4は、第1実施例の受光素
子と同様に、上側ガラス円板52の土、方に対応する基
板8上に取付けられ、発光素子から出射し、境界面Hで
反射し、反射面3で反射し、基準境界面Gで屈折して出
射する光に対応する。
第2受光素子4Bは、上側ガラス円板52の側面に対応
する基板8上に取付けられ、発光素子から出射し、境界
面Hで反射し、反射面3で反射し、基準境界面Gで反射
する光に対応する。
′  次に、希硫酸9の屈折率を測定する場合、バッテ
リーの充電状態検出センサBにおける発光ダイオード2
から発光する赤外光21の光路について説明する。
発光ダイオード2から発光した赤外光21は、第1実施
例と同様の経路で基準境界面Gに入射する。
このとき、板状透光体5の屈折率と透光基準物質(シリ
コンオイル)7の屈折率から決まる基準境界面Gでの臨
界角1以上の光21bは、基準境界面Gで全反射し、臨
界角i以下の光21aは、屈折して出射する。
バッテリーが放電状態で、希硫酸9の屈折率が1.34
以下の場合、シリコンオイル7の屈折率(1,34>よ
り小さくなるので、境界面夏1での臨界角りも小さくな
る。基準境界面Gへ入射する赤外光21の中には、基準
境界面Gでの臨界角iより小さい入射角の光21aが存
在し、該光21aは基準境界面Gから屈折して出射し、
受光素子4に入射する。基準境界面Gでの臨界角iより
大きい入射角の光21bは全反射して、第2受光素子4
Bに入射する。受光素子4に入射する光21aの量は、
希硫酸9の屈折率が小さくなるほど増加し、光21aの
増加に対応して光21bは減少する。なお、希硫酸9が
蒸発により減少して空気に置き換わった場合も同様であ
る。
また、バッテリーが十分充電されており、希硫酸9の屈
折率が1.34以」−の場合、シリコンオイル7の屈折
率(1,34)より大きくなるので、境界面Hでの臨界
角りも大きくなる。基準境界面Gへ入射する赤外光21
の入射角は、基準境界面Gでの臨界角iより大きくなり
全反射するので、受光素7−4に入射する光21aはな
くなり、光21bとなって第2受光素子4Bに入射する
次に、第2実施例特有の効果を説明する。
第2実施例の液体の混合比検出センサ(バッテリーの充
電状態検出センサ)Bは第1実施例の効果(さ)l)(
す)に加え次の効果を奏する。
受光素子4と第2受光素子4Bの出力比較から屈折率の
変化を判定できる。この作用により、次の効果を表す。
(せ)発光素子2、受光素子4、第2受光素子4Bの効
率が低下した場合にも、比較判定により検出値が安定す
るので耐久性が向上する。
(そ)乱反射により周囲から光線が受光素子4、第2受
光素子4Bに入射する場合にも、比較判定により検出値
が安定する。
本発明は、上記実施例以外に次の実施態様を含む。
a、被測定液体は、異なる液体が混合するもの、あるい
は固体が液体に溶けているものであれば良く、静止して
いても流動していても良い。
b、透光体は、被測定液体に侵されないものであれば良
く、ソーダガラス、パイレックスガラス、ホウケイ酸ガ
ラス等を使用しても良い、また、ガラス以外にも透明な
アクリル樹脂などでも良い。
C0透光体は、上記実施例では加工のしやすさがら円板
状のものを使用したが、多角板状のもの、楕円板状のも
のなどを使用しても良い、ただし多角板状のものの場合
、発光素子と受光素子に対面する外側面と反射面に対面
する外側面とは平行であることが条件である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明1こかかる液体の混合比検出センサの第
1実施例を示す断面図で、第2図はその透光基準物質〈
シリコンオイル)の屈折率に対し、被測定液体く希硫酸
)の屈折率と受光素子(ホトダイオード)の対応する変
化を示すグラフである。 第3図は液体の混合比検出センサの第2実施例を示す断
面図である。第4図および第5図は従来の検出センサの
断面図および原理図である。 図中 A、B・・・液体の混合比検出センサ G・・・
基準境界面 H・・・境界面 1・・・円筒状ホルダ 
2・・・発光素子(発光ダイオード) 3・・・反射面
 4.4B・・・受光素子(ホトダイオード) 5・・
・板状透光体 6・・・遮蔽物 7・・・透光基準物質
(シリコンオイル) 8・・・基板 9・・・被測定液
体(希硫酸)10・・・封着ガラス 21・・・赤外光
 51・・・下側ガラス円板(基準境界面側透光体)5
2・・・上側ガラス円板(境界面側透光体)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)板状透光体の一端面を被測定液体に接触させて境界
    面とし、発光素子、受光素子を用いて、境界面での光の
    反射の変化から、2種以上の物質を混合してなる被測定
    液体の混合比を検出する液体の混合比検出センサにおい
    て、 (あ)前記板状透光体は、板状透光体の前記一端面に平
    行な他端面を、前記被測定液体の検出したい混合比のと
    きの屈折率に等しいか、または近似した屈折率をもつシ
    リコンオイル、シリコンゲルなど液体またはゲル状の透
    光基準物質に接触させて基準境界面となし、 (い)前記発光素子と反射面とは、前記透光基準物質中
    に設けた板状透光体の前記一端面および前記他端面に垂
    直な壁面に対向して配し、該反射面は、発光素子から出
    射し、前記境界面で反射した光をさらに前記基準境界面
    に向けて反射する位置に設定し、 (う)光の遮蔽物は、前記発光素子から出射した光のう
    ち境界面で反射しなかった光が直接前記反射面に入射す
    るのを阻止する為に、発光素子および反射面の配置に対
    応する前記板状透光体の所定位置に設けられ、 (え)前記受光素子は、板状透光体の前記基準境界面の
    外側に、前記反射面に対向して設けられ、発光素子から
    出射した光が、被測定液体の屈折率が透光基準物質の屈
    折率以下のときに境界面で反射し、さらに反射面で反射
    し、さらに基準境界面から屈折して出射し、受光素子に
    入射する、反射面の対向位置に配されることを特徴とす
    る液体の混合比検出センサ。 2)前記基準境界面から屈折して出射した光に対応する
    前記受光素子と共に、基準境界面で反射した光に対応す
    る第2受光素子を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の液体の混合比検出センサ。 3)前記板状透光体を前記光の遮蔽物でもって、基準境
    界面側透光体と境界面側透光体との2体に分割し、該境
    界面側透光体と被測定液体の検出値とで決まる臨界角と
    該基準境界面側透光体と透光基準物質とで決まる臨界角
    とが等しくなるようにしたことを特徴とする請求項1お
    よび2記載の液体の混合比検出センサ。
JP13309489A 1989-05-26 1989-05-26 液体の混合比検出センサ Pending JPH02310447A (ja)

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JP13309489A JPH02310447A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 液体の混合比検出センサ

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JP13309489A JPH02310447A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 液体の混合比検出センサ

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