JPH0230835A - 耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法 - Google Patents

耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法

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Publication number
JPH0230835A
JPH0230835A JP17944388A JP17944388A JPH0230835A JP H0230835 A JPH0230835 A JP H0230835A JP 17944388 A JP17944388 A JP 17944388A JP 17944388 A JP17944388 A JP 17944388A JP H0230835 A JPH0230835 A JP H0230835A
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JP
Japan
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fire
steel frame
fireproof
proof
felt material
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Pending
Application number
JP17944388A
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English (en)
Inventor
Shiro Kawatani
史郎 河谷
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、柱や梁などの構造材に用いられる耐火被覆鉄
骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法に関する。
(b)、従来の技術 従来、鉄骨に対する耐火被覆は、耐火材料を吹付けるも
のや、耐火成形板を張り付けるものが知られていた。
(C)1発明が解決しようとする問題点しかし、吹付け
る方式では、粉塵の発生により作業環境が悪化する不都
合があり、耐火成形板を張り付ける形のものは、切断等
の手間が掛かる上、歩止りが悪いという欠点がある。
本発明は、上記の問題点を解消すべく、粉塵が発生する
ことがなく、しかも、切断等の手間が掛からず、歩止り
の良い耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法を提
供することを目的とする。
と該耐火フェルト材(5)との間に空気層(6)を形成
する形で螺旋状に連続的に巻設して構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って。
本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
以下のr (e)、作用」の欄についても同様である。
(e)1作用 上記した構成により1本発明は、鉄骨(3,10)の外
側に空気層(6)を介して耐火フェルト材(5)を連続
的に巻設するように作用する。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、鉄骨(3,10)を有し、該鉄骨(3
,10)の隅角部(3a、10a)に、耐火材料から成
るスペーサー(5a)を付設し、該スペーサー(5a)
の外側に、帯状に形成された耐火フェルト材(5)を、
前記鉄骨(3,10)(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例が適用された耐火被覆鉄骨構
造物を示す正面図、 第2図は第1図の平断面図、 第3図は本発明の別の実施例を示す平断面図、第4図は
本発明の更に別の実施例を示す平断面図である。
耐火被覆鉄骨構造物1は、第1図に示すように、上層及
び下層のスラブ2.7間を接続する柱4として構築され
ており、耐火被覆鉄骨構造物1は、第2図に示すように
、矩形断面の鋼管3を有している。鋼管3の隅角部3a
には、ロックウール、グラスファイバ、石綿等の無機繊
維からL字型断面の板状に形成されたスペーサー58が
、第1図上下方向に上層のスラブ2と下層のスラブ7を
接続する形で付設されており、更に、その外周部には、
ロックウール、グラスファイバ、石綿等の無機繊維から
帯状に形成された耐火フェルト材5が、螺旋状に上層の
スラブ2と下層のスラブ7を接続する形で連続的に巻設
されている。また。
鋼管3とその外周に巻設された前記耐火フェルト材5と
の間に形成される空気層6には、各種の用途に用いる管
9が第1図上下方向に敷設されている。なお、耐火フェ
ルト材5は、単独で1時間耐火性能を有する厚さに形成
されている。
耐火被覆鉄骨構造物1は、以上のような構成を有するの
で、鋼管3に耐火被覆を施す場合には、まず、鋼管3の
高さHlに等しい長さに切断されたL字型断面のスペー
サー58.4本を、構築された状態の鋼管3の4箇所の
隅角部3aに1本ずつ上層及び下層のスラブ2.7間を
接続する形で接着剤で貼付する。次に、鋼管3の外周に
管9を配設し、前記耐火フェルト材5を、スペーサー5
8及び管9を包込むように包帯を巻く要領で、第1図上
方かへ下方、又は下方から上方に向けて連続的に巻き付
けていく。
このとき、スペーサー5aにより鋼管3の外周面と耐火
フェルト材5の内周面との間に厚さtなる空気層6が形
成されるが、配設する管9の外径や本数に応じて、スペ
ーサー5aを厚くすることにより空気層6の厚さt、即
ち、鋼管3の外周面から耐火フェルト材5の内周面まで
の距離を任意に決めることが出来る。これにより、空気
層6内に任意の厚さの配管スペースを確保することが可
能となる。また、空気層6を構成する空気は、鋼管3と
耐火フェルト材5の間に静止した状態を維持するので、
空気層6の厚さLの分だけ外部からの熱を内部に伝えに
<<シて、断熱層としての役割も果たす。なお、1種類
の耐火フェルト材5を用意すれば、鋼管3の断面の大き
さに関係なく巻設出来るので、施工前に鋼管3の断面の
大きさを細かく確認する手間が省け、被覆材の損失を少
なくすることが出来ると共に、吹付は方式のように粉塵
を発生することもない。
また、鋼管3が耐火性能として、1時間を要求する場合
には、第2図に示すように、耐火フェルト材5を一重に
巻き、2時間を要求する場合には、第4図に示すように
、二重に耐火フェルト材5を巻設する。更に、要求され
る耐火性能に応じて、耐火フェルト材5を三重以上に巻
設することも可能である。なお、耐火フェルト材5の巻
設作業は、帯状の耐火フェルト材5を包帯のように巻き
付けていくので、耐火フェルト材5を途中で切断するこ
となく行なうことが出来る。
なお、上述の実施例においては1本発明を矩形断面の鋼
管柱に耐火被覆を施す場合について述べたが、本発明は
、鉄骨により構成された鉄骨構造物に対して耐火被覆を
施す限り、鋼管3による柱に限らず、各種の断面形状・
大きさや用途(柱、梁など)を有する構造物に対して同
様の手順で耐火被覆を施すことが出来る0例えば、第3
図に示すように、鉄骨としてH形鋼10を用い、該H形
鋼10の柱或いは梁等に対して、上述の方法と同様にし
て耐火被覆を施すことも可能である。なお、H形鋼1o
に耐火被覆を施す場合には、H形鋼10のフランジ端部
が隅角部10aとなる。
(g)6発明の効果 以上、説明したように本発明は、鋼管3、H形鋼10等
からなる鉄骨を有し、該鉄骨の隅角部3a、10aに、
耐火材料から成るスペーサー58を付設し、該スペーサ
ー58の外側に、帯状に形成された耐火フェルト材5を
、前記鉄骨と該耐火フェルト材5との間に空気層6を形
成する形で螺旋状に連続的に巻設して構成したので、耐
火材料を吹付ける方式による作業環境の悪化を未然に防
止することが出来、また、手間の掛かる成形板等の切断
作業を必要としないので、作業性及び小止りが向上する
更に、耐火フェルト材5と鉄骨との間に設けた空気層6
が断熱層として働くので、耐火性能が向上する。また、
耐火被覆鉄骨構造物1内部に配管出来るので、意匠性に
も優れる。
また、耐火フェルト材5が所定時間の耐火性能を有する
厚さで形成されており、要求される鉄骨の耐火性能に応
じて、前記耐火フェルト材5を一重以上巻設するように
して構成すると、1種類の耐火フェルト材5で各種の耐
火性能を満足する耐火被覆鉄骨構造物1を提供すること
が出来るので、施工の柔軟性に富み、経済的である。
第1図は本発明の一実施例が適用された耐火被覆鉄骨構
造物を示す正面図、 第2図は第1図の平断面図、 第3図は本発明の別の実施例を示す平断面図、第4図は
本発明の更に別の実施例を示す平断面図である。
1・・・・・・耐火被覆鉄骨構造物 3・・・・・・鋼管 3a、10a・・・・・・隅角部 5・・・・・・耐火フェルト材 5a・・・・・・スペーサー 6・・・・・・空気層 10・・・・・・H形鋼 出頴人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、鉄骨に耐火被覆を施した耐火被覆鉄骨構造物に
    おいて、鉄骨を有し、該鉄骨の隅角部に、耐火材料から
    成るスペーサーを付設し、該スペーサーの外側に、帯状
    に形成された耐火フェルト材を、前記鉄骨と該耐火フェ
    ルト材との間に空気層を形成する形で螺旋状に連続的に
    巻設して構成した耐火被覆鉄骨構造物。
  2. (2)、耐火フェルト材が所定時間の耐火性能を有する
    厚さで形成されており、要求される鉄骨の耐火性能に応
    じて、前記耐火フェルト材を一重以上巻設するようにし
    て構成した特許請求の範囲第1項記載の耐火被覆鉄骨構
    造物。
  3. (3)、鉄骨の耐火被覆方法において、鉄骨を有し、該
    鉄骨の隅角部に、耐火材料から成るスペーサーを付設し
    、該スペーサーの外側に、帯状に形成された耐火フェル
    ト材を、前記鉄骨と該耐火フェルト材との間に空気層を
    形成する形で螺旋状に連続的に巻設して構成した鉄骨の
    耐火被覆方法。
  4. (4)、耐火フェルト材が所定時間の耐火性能を有する
    厚さで形成されており、要求される鉄骨の耐火性能に応
    じて、前記耐火フェルト材を一重以上巻設するようにし
    て構成した特許請求の範囲第3項記載の鉄骨の耐火被覆
    方法。
JP17944388A 1988-07-19 1988-07-19 耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法 Pending JPH0230835A (ja)

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JP17944388A JPH0230835A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法

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JPH0230835A true JPH0230835A (ja) 1990-02-01

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ID=16065953

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JP17944388A Pending JPH0230835A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 耐火被覆鉄骨構造物及び鉄骨の耐火被覆方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102021458B1 (ko) * 2019-05-28 2019-09-16 이방섭 공간부를 갖는 이중 내화 클레딩 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102021458B1 (ko) * 2019-05-28 2019-09-16 이방섭 공간부를 갖는 이중 내화 클레딩 조립체

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