JPH02307835A - ガラス製品の加飾方法及び加飾ガラス製品 - Google Patents
ガラス製品の加飾方法及び加飾ガラス製品Info
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- JPH02307835A JPH02307835A JP12533789A JP12533789A JPH02307835A JP H02307835 A JPH02307835 A JP H02307835A JP 12533789 A JP12533789 A JP 12533789A JP 12533789 A JP12533789 A JP 12533789A JP H02307835 A JPH02307835 A JP H02307835A
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Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明は、ガラス瓶やその他の適宜ガラス製品の表面に
、適宜色彩に着色された適宜形状の加飾用ガラス片を綺
麗に融着できるようにしたガラス製品の加飾方法及びこ
の方法によって形成される加飾ガラス製品に関する。
、適宜色彩に着色された適宜形状の加飾用ガラス片を綺
麗に融着できるようにしたガラス製品の加飾方法及びこ
の方法によって形成される加飾ガラス製品に関する。
（従来の技術）
従来、適宜ガラス製品の表面を加飾する方法としては、
例えば、ガラス製品の表面にガラスインクを焼付は印刷
する手段が多く採用されており、また、この手段によっ
て製造された加飾ガラス製品が数多く提供されている。
例えば、ガラス製品の表面にガラスインクを焼付は印刷
する手段が多く採用されており、また、この手段によっ
て製造された加飾ガラス製品が数多く提供されている。
（発明が解決しようとする課Ｍｌｌｉ）ところが、前述
の如き方法は、作業工程数が多（なり、製造コストも高
くなる等の難点があった。
の如き方法は、作業工程数が多（なり、製造コストも高
くなる等の難点があった。
しかも、前述の如き方法によって製造されたガラス製品
は、その印刷部分が不透明となり、ガラス製品特有の透
明感が損われる難点や、加飾部分となる印刷部分がガラ
ス製品の表面より若干隆起し、手触りが悪くなる難点や
、外観状の体裁も悪くなる等の難点があった。
は、その印刷部分が不透明となり、ガラス製品特有の透
明感が損われる難点や、加飾部分となる印刷部分がガラ
ス製品の表面より若干隆起し、手触りが悪くなる難点や
、外観状の体裁も悪くなる等の難点があった。
このため、作業工程数が少く、製造コストを抑制でき、
ガラス製品特有の透明感が損われず、加飾部分が鮮明と
なり、加飾部分がガラス製品の表面と面一となり、手触
りを良好とし、外観上の体裁も良好とする必要があった
。
ガラス製品特有の透明感が損われず、加飾部分が鮮明と
なり、加飾部分がガラス製品の表面と面一となり、手触
りを良好とし、外観上の体裁も良好とする必要があった
。
（課題を解決するための手段）
そこで、本発明のガラス製品の加飾方法は、適宜色彩に
予め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレ
ード状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード
切断体の往復動と、このときブレード状切断刃１０と加
飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによ
って切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成する。そ
して、この加飾用ガラス片２を適宜加熱した後、溶融ガ
ラスコブ１表面に付着せしめ、加飾用ガラス片２表面が
ガラスコブ１表面に対して面一となるように融着せしめ
てガラス製品Ａを形成する手段を採用した。
予め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレ
ード状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード
切断体の往復動と、このときブレード状切断刃１０と加
飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによ
って切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成する。そ
して、この加飾用ガラス片２を適宜加熱した後、溶融ガ
ラスコブ１表面に付着せしめ、加飾用ガラス片２表面が
ガラスコブ１表面に対して面一となるように融着せしめ
てガラス製品Ａを形成する手段を採用した。
また、他のガラス製品の加飾方法として、適宜色彩に予
め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレー
ド状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切
断体の往復動と、このときブレード状切断刃１０と加飾
用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによっ
て切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成する。そし
て、この加飾用ガラス片２夫々を適宜加熱すると共に、
その厚さ方向に於いて適宜湾曲せしめる。それから、こ
の加飾用ガラス片２を上方に向って演出するよう配置し
、溶融ガラスコブ１表面に、加飾用ガラス片２をその頂
部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次付着せしめ、加飾用
ガラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となる
ように融着せしめてガラス製品Ａを形成する手段を採用
した。
め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレー
ド状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切
断体の往復動と、このときブレード状切断刃１０と加飾
用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによっ
て切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成する。そし
て、この加飾用ガラス片２夫々を適宜加熱すると共に、
その厚さ方向に於いて適宜湾曲せしめる。それから、こ
の加飾用ガラス片２を上方に向って演出するよう配置し
、溶融ガラスコブ１表面に、加飾用ガラス片２をその頂
部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次付着せしめ、加飾用
ガラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となる
ように融着せしめてガラス製品Ａを形成する手段を採用
した。
更に、綺麗で、手触りが良好となるガラス製品Ａを提供
できるように、本発明の加飾ガラス製品は、ガラス製品
基体の外表面に、適宜色彩に着色された加飾用ガラス片
２を融着すると共に、加飾用ガラス片２表面がガラス製
品基体表面に対して面一となるよう構成する手段を採用
した。
できるように、本発明の加飾ガラス製品は、ガラス製品
基体の外表面に、適宜色彩に着色された加飾用ガラス片
２を融着すると共に、加飾用ガラス片２表面がガラス製
品基体表面に対して面一となるよう構成する手段を採用
した。
（作用）
しかして、加飾用ガラス片２は、適宜色彩に予め着色さ
れている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレード状切断
刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切断体の往
復動と、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの
間に介在される適宜遊離砥粒とによって切断することに
より多数形成される。そして、この加飾用ガラス片２は
、適宜加熱されてから、溶融ガラスコブ１表面に付着さ
れ、加飾用ガラス片２とガラスコブ１表面との間に空気
が残留することなく、加飾用ガラス片２全体がガラスコ
ブ１に融着されると共に、ガラスコブ１からの熱の伝達
によって加飾用ガラス片２が溶融状態となり、加飾用ガ
ラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となるよ
う馴染みながら融着される。
れている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレード状切断
刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切断体の往
復動と、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの
間に介在される適宜遊離砥粒とによって切断することに
より多数形成される。そして、この加飾用ガラス片２は
、適宜加熱されてから、溶融ガラスコブ１表面に付着さ
れ、加飾用ガラス片２とガラスコブ１表面との間に空気
が残留することなく、加飾用ガラス片２全体がガラスコ
ブ１に融着されると共に、ガラスコブ１からの熱の伝達
によって加飾用ガラス片２が溶融状態となり、加飾用ガ
ラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となるよ
う馴染みながら融着される。
また、他の加飾方法にあっては、複数のブレード状切断
刃１０と適宜遊離砥粒を介して適宜色彩に予め着色され
ている加飾用ガラス塊体Ｂを切断することにより多数形
成される加飾用ガラス片２は、適宜加熱されながら、そ
の厚さ方向に於いて適宜湾曲状態となる。そして、この
加飾用ガラス片２は、上方に向って湾出するよう配置さ
れ、溶融ガラスコブ１表面に、その頂部２ａから周縁部
２ｂにかけて漸次溶融ガラスコブ１表面に付着され、加
飾用ガラス片２とガラスコブ１表面との間の空気を側方
に押出しながら、加飾用ガラス片２全体がガラスコブ１
に融着されると共に、ガラスコブ１からの熱の伝達によ
って加飾用ガラス片２が溶融状態となり、加飾用ガラス
片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となるよう馴
染みながら融着される。
刃１０と適宜遊離砥粒を介して適宜色彩に予め着色され
ている加飾用ガラス塊体Ｂを切断することにより多数形
成される加飾用ガラス片２は、適宜加熱されながら、そ
の厚さ方向に於いて適宜湾曲状態となる。そして、この
加飾用ガラス片２は、上方に向って湾出するよう配置さ
れ、溶融ガラスコブ１表面に、その頂部２ａから周縁部
２ｂにかけて漸次溶融ガラスコブ１表面に付着され、加
飾用ガラス片２とガラスコブ１表面との間の空気を側方
に押出しながら、加飾用ガラス片２全体がガラスコブ１
に融着されると共に、ガラスコブ１からの熱の伝達によ
って加飾用ガラス片２が溶融状態となり、加飾用ガラス
片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となるよう馴
染みながら融着される。
更に、本発明のガラス製品Ａは、加飾用ガラス片２が着
色模様となって現出し、しかも、加飾用ガラ−ス片２表
面とガラス製品基体表面とが面一となり、ガラス製品Ａ
外表面が滑かとなる。
色模様となって現出し、しかも、加飾用ガラ−ス片２表
面とガラス製品基体表面とが面一となり、ガラス製品Ａ
外表面が滑かとなる。
（実施例）
以下、本発明を図示例について説明する。
本発明のガラス製品の加飾方法は、先ず、適宜色彩に予
め着色せしめである適宜形状の加飾用ガラス塊体Ｂを、
複数のブレード状切断刃１０を平行に配置してなるマル
チブレード切断体の往復動と、このときブレード状切断
刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離
砥粒を含む切削油とによって切断して多数の薄板状の加
飾用ガラス片２を形成する。
め着色せしめである適宜形状の加飾用ガラス塊体Ｂを、
複数のブレード状切断刃１０を平行に配置してなるマル
チブレード切断体の往復動と、このときブレード状切断
刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離
砥粒を含む切削油とによって切断して多数の薄板状の加
飾用ガラス片２を形成する。
そして、この加飾用ガラス片２を適宜加熱する（例えば
、約２００〜３００度）と共に、適宜平板プレート３上
に配置し、平板プレート３上を転勤せしめるようにして
溶融ガラスコブ１表面に加飾用ガラス片２を付着せしめ
（第１図参照）、加飾用ガラス片２表面がガラスコブ１
表面に対して面一となるよう馴染ませながら融着せしめ
て（第５図参照）、ガラス製品Ａを形成する（第６図参
照）。
、約２００〜３００度）と共に、適宜平板プレート３上
に配置し、平板プレート３上を転勤せしめるようにして
溶融ガラスコブ１表面に加飾用ガラス片２を付着せしめ
（第１図参照）、加飾用ガラス片２表面がガラスコブ１
表面に対して面一となるよう馴染ませながら融着せしめ
て（第５図参照）、ガラス製品Ａを形成する（第６図参
照）。
また、他の加飾方法としては、先ず、前述の如く形成さ
れた複数の加飾用ガラス片２夫々を、適宜加熱すると共
に、その厚さ方向に於いて適宜湾曲状態となるように形
成してお（。そして、この加飾用ガラス片２を上方に向
って湾出するように適宜平板プレート３上に配置する。
れた複数の加飾用ガラス片２夫々を、適宜加熱すると共
に、その厚さ方向に於いて適宜湾曲状態となるように形
成してお（。そして、この加飾用ガラス片２を上方に向
って湾出するように適宜平板プレート３上に配置する。
それから、平板プレート３上を転勤せしめるようにして
溶融ガラスコブ１表面に加飾用ガラス片２を付着せしめ
る（第３図参照）。このとき、加飾用ガラス片２は、そ
の頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次溶融ガラスコブ
１表面に付着せしめられ（第４図参照）、加飾用ガラス
片２とガラスコブ１表面との間に空気が残留することな
く、加飾用ガラス片２全体がガラスコブ１に融着される
ようになる。更に、ガラスコブ１からの熱の伝達によっ
て加飾用ガラス片２を溶融状態とし、加飾用ガラス片２
表面がガラスコブ１表面に対して而−となるように馴染
ませながら融着せしめて（第５図参照）、ガラス製品Ａ
を形成する（第６図参照）。
溶融ガラスコブ１表面に加飾用ガラス片２を付着せしめ
る（第３図参照）。このとき、加飾用ガラス片２は、そ
の頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次溶融ガラスコブ
１表面に付着せしめられ（第４図参照）、加飾用ガラス
片２とガラスコブ１表面との間に空気が残留することな
く、加飾用ガラス片２全体がガラスコブ１に融着される
ようになる。更に、ガラスコブ１からの熱の伝達によっ
て加飾用ガラス片２を溶融状態とし、加飾用ガラス片２
表面がガラスコブ１表面に対して而−となるように馴染
ませながら融着せしめて（第５図参照）、ガラス製品Ａ
を形成する（第６図参照）。
ところで、多数の薄板状の加飾用ガラス片２を形成する
には、例えば、略直方体状の加飾用ガラス塊体Ｂを、複
数のブレード状切断刃１０によって切断して多数のガラ
ススライス片を形成し、この多数のガラススライス片を
槓重ね状に接着してから、これをブレード状切断刃１０
によって縦横に切断した後、前述の接着状態を解除して
偏平で同一形状（同一形状でなくとも良い）となる多数
の加飾用ガラス片２を形成する。
には、例えば、略直方体状の加飾用ガラス塊体Ｂを、複
数のブレード状切断刃１０によって切断して多数のガラ
ススライス片を形成し、この多数のガラススライス片を
槓重ね状に接着してから、これをブレード状切断刃１０
によって縦横に切断した後、前述の接着状態を解除して
偏平で同一形状（同一形状でなくとも良い）となる多数
の加飾用ガラス片２を形成する。
また、複数の加飾用ガラス片２夫々を、その厚さ方向に
於いて適宜湾曲状態となるように形成するには、前述の
如く形成された加飾用ガラス片２を、湾曲用プレート５
の窪部６に夫々セットすると共に、湾曲用プレート５を
加熱することにより、加飾用ガラス片２が加熱変形して
窪部６の底部形状に沿って湾曲した状態となって（第７
図参照）形成される。尚、加飾用ガラス片２は、前述の
如き手段以外によって形成しても良い。しかも、加飾用
ガラス片２の具体的形状は、図示例の如き矩形状に限定
されるものではなく、例えば、丸形、三角形、菱形、星
形、リング形状、その他適宜自由な形状とすることがで
きる。また、その寸法も適宜自由に設定できる。
於いて適宜湾曲状態となるように形成するには、前述の
如く形成された加飾用ガラス片２を、湾曲用プレート５
の窪部６に夫々セットすると共に、湾曲用プレート５を
加熱することにより、加飾用ガラス片２が加熱変形して
窪部６の底部形状に沿って湾曲した状態となって（第７
図参照）形成される。尚、加飾用ガラス片２は、前述の
如き手段以外によって形成しても良い。しかも、加飾用
ガラス片２の具体的形状は、図示例の如き矩形状に限定
されるものではなく、例えば、丸形、三角形、菱形、星
形、リング形状、その他適宜自由な形状とすることがで
きる。また、その寸法も適宜自由に設定できる。
更に、前述の如き方法によって形成される本発明の加飾
ガラス製品Ａは、透明に形成したガラス製品基体の外表
面に、適宜色彩に予め着色された複数種類の加飾用ガラ
ス片２を夫々融着すると共に、加飾用ガラス片２夫々の
表面がガラス製品基体表面に対して面一で滑らかとなる
よう構成されている（第５図及び第６図参照）。ところ
で、ガラス製品基体を適宜着色して構成し、これに無色
透明に形成された加飾用ガラス片２或いはガラス製品基
体と異なる色に着色された加飾用ガラス片２を融着せし
めても良い。
ガラス製品Ａは、透明に形成したガラス製品基体の外表
面に、適宜色彩に予め着色された複数種類の加飾用ガラ
ス片２を夫々融着すると共に、加飾用ガラス片２夫々の
表面がガラス製品基体表面に対して面一で滑らかとなる
よう構成されている（第５図及び第６図参照）。ところ
で、ガラス製品基体を適宜着色して構成し、これに無色
透明に形成された加飾用ガラス片２或いはガラス製品基
体と異なる色に着色された加飾用ガラス片２を融着せし
めても良い。
尚、ガラス製品基体の具体的製造手段、形状、寸法、色
彩、透過性、加飾用ガラス片２の具体的製造手段、形状
、寸法、色彩、透過性等は適宜自由に設定できるもので
ある。
彩、透過性、加飾用ガラス片２の具体的製造手段、形状
、寸法、色彩、透過性等は適宜自由に設定できるもので
ある。
（発明の効果）
従って、本発明の方法は、適宜色彩に予め着色されてい
る加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレード状切断刃１０
を平行に配置してなるマルチブレード切断体の往復動と
、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介
在される適宜遊離砥粒とによって切断して、多数の加飾
用ガラス片２を形成し、この加飾用ガラス片２を適宜加
熱した後、溶融ガラスコブ１表面に付着せしめ、加飾用
ガラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となる
ように融着せしめてガラス製品Ａを形成するので、加飾
するための作業工程数を減少できるようになると共に、
加飾作業自体が熟練を要することなく誰にでも容易に行
えるようになり、加飾作業設備の簡素化も図れ、加飾の
ための製造コストを大幅に低減できるようになる。しか
も、ガラス（ガラスコブ１）とガラス（加飾用ガラス片
２）とが一体化したものであり、ガラス製品Ａ特有の透
明感が損われる虞れがなく、綺麗な加飾が施された加飾
ガラス製品Ａを容易且つ安価に製造できるようになる。
る加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレード状切断刃１０
を平行に配置してなるマルチブレード切断体の往復動と
、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介
在される適宜遊離砥粒とによって切断して、多数の加飾
用ガラス片２を形成し、この加飾用ガラス片２を適宜加
熱した後、溶融ガラスコブ１表面に付着せしめ、加飾用
ガラス片２表面がガラスコブ１表面に対して面一となる
ように融着せしめてガラス製品Ａを形成するので、加飾
するための作業工程数を減少できるようになると共に、
加飾作業自体が熟練を要することなく誰にでも容易に行
えるようになり、加飾作業設備の簡素化も図れ、加飾の
ための製造コストを大幅に低減できるようになる。しか
も、ガラス（ガラスコブ１）とガラス（加飾用ガラス片
２）とが一体化したものであり、ガラス製品Ａ特有の透
明感が損われる虞れがなく、綺麗な加飾が施された加飾
ガラス製品Ａを容易且つ安価に製造できるようになる。
そして、ガラスコブ１の所望位置に、模様となる加飾用
ガラス片２を容易に配置でき、しかも、所望の模様を得
るには、平板プレート３上に於ける加飾用ガラス片２の
配置状態を換えるだけで良く、種々のパターンの加飾を
容易に施せるようになる。
ガラス片２を容易に配置でき、しかも、所望の模様を得
るには、平板プレート３上に於ける加飾用ガラス片２の
配置状態を換えるだけで良く、種々のパターンの加飾を
容易に施せるようになる。
更に、適宜色彩に予め着色されている加飾用ガラス塊体
Ｂを、複数のブレード状切断刃１０を平行に配置してな
るマルチブレード切断体の往復動と、ブレード状切断刃
１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥
粒とによって切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成
するので、比較的薄く、均一寸法の加飾用ガラス片２を
多量に且つ簡単に形成できるようになる。
Ｂを、複数のブレード状切断刃１０を平行に配置してな
るマルチブレード切断体の往復動と、ブレード状切断刃
１０と加飾用ガラス塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥
粒とによって切断して、多数の加飾用ガラス片２を形成
するので、比較的薄く、均一寸法の加飾用ガラス片２を
多量に且つ簡単に形成できるようになる。
また、本発明の他の加飾方法にあっては、適宜色彩に予
め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレー
ド状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切
断体の往復動と、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス
塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによって切断し
て、多数の加飾用ガラス片２を形成し、この加飾用ガラ
ス片２夫々を適宜加熱すると共に、その厚さ方向に於い
て適宜湾曲せしめ、この加飾用ガラス片２を上方に向っ
て溝山するよう配置し、溶融ガラスコブ１表面に、加飾
用ガラス片２をその頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸
次付着せしめ、加飾用ガラス片２表面がガラスコブ１表
面に対して面一となるように融着せしめてガラス製品Ａ
を形成するので、前述の加飾方法と同様に、作業工程数
の減少、加飾作・業の容易化、作業設備の簡素化、製造
コストの低減、仕上り状態の美しさの維持等が確実に図
れ、綺麗な加飾ガラス製品Ａを容易且つ安価に製造でき
るようになる。
め着色されている加飾用ガラス塊体Ｂを、複数のブレー
ド状切断刃１０を平行に配置してなるマルチブレード切
断体の往復動と、ブレード状切断刃１０と加飾用ガラス
塊体Ｂの間に介在される適宜遊離砥粒とによって切断し
て、多数の加飾用ガラス片２を形成し、この加飾用ガラ
ス片２夫々を適宜加熱すると共に、その厚さ方向に於い
て適宜湾曲せしめ、この加飾用ガラス片２を上方に向っ
て溝山するよう配置し、溶融ガラスコブ１表面に、加飾
用ガラス片２をその頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸
次付着せしめ、加飾用ガラス片２表面がガラスコブ１表
面に対して面一となるように融着せしめてガラス製品Ａ
を形成するので、前述の加飾方法と同様に、作業工程数
の減少、加飾作・業の容易化、作業設備の簡素化、製造
コストの低減、仕上り状態の美しさの維持等が確実に図
れ、綺麗な加飾ガラス製品Ａを容易且つ安価に製造でき
るようになる。
特に、溶融ガラスコブ１表面に、加飾用ガラス片２をそ
の頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次付層せしめるの
で、加飾用ガラス片２とがラスコブ１表面との間に空気
が残留することなく、加飾用ガラス片２全体をガラスコ
ブ１に確実に融着できるようになり、加飾用ガラス片２
がガラスコブ１に良く馴染んで耐久性も良好となる。
の頂部２ａから周縁部２ｂにかけて漸次付層せしめるの
で、加飾用ガラス片２とがラスコブ１表面との間に空気
が残留することなく、加飾用ガラス片２全体をガラスコ
ブ１に確実に融着できるようになり、加飾用ガラス片２
がガラスコブ１に良く馴染んで耐久性も良好となる。
そして、加飾用ガラス片２表面がガラスコブ１表面に対
して面一となるように融着したので、外観上の体裁が良
好となると共に、その手触りも良好となる。
して面一となるように融着したので、外観上の体裁が良
好となると共に、その手触りも良好となる。
尚、加飾用ガラス片２を適宜平板プレート３上に配置し
、平板プレート３上を転勤せしめるようにして溶融ガラ
スコブ１表面に加飾用ガラス片２を付むせしめることに
より、複数の加飾用ガラス片２を溶融ガラスコブ１表面
に安定的に付着せしめられるようになる。
、平板プレート３上を転勤せしめるようにして溶融ガラ
スコブ１表面に加飾用ガラス片２を付むせしめることに
より、複数の加飾用ガラス片２を溶融ガラスコブ１表面
に安定的に付着せしめられるようになる。
更に、本発明の加飾ガラス製品Ａにあっては、ガラス製
品基体の外表面に、適宜色彩に予め着色された加飾用ガ
ラス片２を融着すると共に、加飾用ガラス片２の表面が
ガラス製品基体表面に対して面一となるよう構成したの
で、着色された加飾用ガラス片２の部分のみ透明度等が
変化したガラス製品Ａとなり、綺麗な加飾状態が得られ
て、外観上の体裁も良く、しかも、手触りが良好な加飾
ガラス製品Ａとなる。
品基体の外表面に、適宜色彩に予め着色された加飾用ガ
ラス片２を融着すると共に、加飾用ガラス片２の表面が
ガラス製品基体表面に対して面一となるよう構成したの
で、着色された加飾用ガラス片２の部分のみ透明度等が
変化したガラス製品Ａとなり、綺麗な加飾状態が得られ
て、外観上の体裁も良く、しかも、手触りが良好な加飾
ガラス製品Ａとなる。
図面は本発明を例示するもので、第１図は複数の加飾用
ガラス片をガラスコブ表面に付着せしめる状態を示す断
面図、第２図は加飾用ガラス塊体を複数のブレード状切
断刃で切断している状態を示す断面図、第３図は複数の
加飾用ガラス片をガラスコブ表面に付着せしめる状態を
示す断面図、第４図は加飾用ガラス片がガラスコブ表面
に付着する状態を示す部分断面図、第５図は加飾用ガラ
ス片がガラスコブ表面に融着された状態を示す部分断面
図、第６図は加飾ガラス製品の正面図、第７図（１）（
ｎ）は加飾用ガラス片を湾曲状に形成する工程を示す断
面図である。 Ａ・・・ガラス製品、Ｂ・・・加飾用ガラス塊体、１・
・・ガラスコブ、２・・・加飾用ガラス片、２ａ・・・
頂部、２ｂ・・・周縁部、３・・・平板プレート、５・
・・湾曲用プレート、６・・・窪部、１０・・・ブレー
ド状切断刃。 特 許 出 願 人 株式会社堀口硝子ｉ ゝ〜Ｌ− 外１名 山６図 第７図 （Ｉ） ＣＩ［）
ガラス片をガラスコブ表面に付着せしめる状態を示す断
面図、第２図は加飾用ガラス塊体を複数のブレード状切
断刃で切断している状態を示す断面図、第３図は複数の
加飾用ガラス片をガラスコブ表面に付着せしめる状態を
示す断面図、第４図は加飾用ガラス片がガラスコブ表面
に付着する状態を示す部分断面図、第５図は加飾用ガラ
ス片がガラスコブ表面に融着された状態を示す部分断面
図、第６図は加飾ガラス製品の正面図、第７図（１）（
ｎ）は加飾用ガラス片を湾曲状に形成する工程を示す断
面図である。 Ａ・・・ガラス製品、Ｂ・・・加飾用ガラス塊体、１・
・・ガラスコブ、２・・・加飾用ガラス片、２ａ・・・
頂部、２ｂ・・・周縁部、３・・・平板プレート、５・
・・湾曲用プレート、６・・・窪部、１０・・・ブレー
ド状切断刃。 特 許 出 願 人 株式会社堀口硝子ｉ ゝ〜Ｌ− 外１名 山６図 第７図 （Ｉ） ＣＩ［）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、適宜色彩に予め着色されている加飾用ガラス塊体を
、複数のブレード状切断刃を平行に配置してなるマルチ
ブレード切断体の往復動と、ブレード状切断刃と加飾用
ガラス塊体の間に介在される適宜遊離砥粒とによって切
断して、多数の加飾用ガラス片を形成し、この加飾用ガ
ラス片を適宜加熱した後、溶融ガラスコブ表面に付着せ
しめ、加飾用ガラス片表面がガラスコブ表面に対して面
一となるように融着せしめてガラス製品を形成すること
を特徴としたガラス製品の加飾方法。 ２、適宜色彩に予め着色されている加飾用ガラス塊体を
、複数のブレード状切断刃を平行に配置してなるマルチ
ブレード切断体の往復動と、ブレード状切断刃と加飾用
ガラス塊体の間に介在される適宜遊離砥粒とによって切
断して、多数の加飾用ガラス片を形成し、この加飾用ガ
ラス片夫々を適宜加熱すると共に、その厚さ方向に於い
て適宜湾曲せしめ、この加飾用ガラス片を上方に向って
湾出するよう配置し、溶融ガラスコブ表面に、加飾用ガ
ラス片をその頂部から周縁部にかけて漸次付着せしめ、
加飾用ガラス片表面がガラスコブ表面に対して面一とな
るように融着せしめてガラス製品を形成することを特徴
としたガラス製品の加飾方法。 ３、ガラス製品基体の外表面に、適宜色彩に着色された
加飾用ガラス片を融着すると共に、加飾用ガラス片表面
がガラス製品基体表面に対して面一となるよう構成した
ことを特徴とする加飾ガラス製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12533789A JPH02307835A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス製品の加飾方法及び加飾ガラス製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12533789A JPH02307835A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス製品の加飾方法及び加飾ガラス製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307835A true JPH02307835A (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=14907618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12533789A Pending JPH02307835A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス製品の加飾方法及び加飾ガラス製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02307835A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005028383A1 (ja) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Fujita, Kouhei | 装飾ガラスとその製造法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147518A (en) * | 1975-06-14 | 1976-12-17 | Jiyouetsu Kurisutaru Garasu Kk | Production of ornamental glass plate |
| JPS55144426A (en) * | 1979-04-25 | 1980-11-11 | Koji Shimizu | Adhesion of color glass pattern on surface or inner surface of glass illuminator and glass vase |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP12533789A patent/JPH02307835A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147518A (en) * | 1975-06-14 | 1976-12-17 | Jiyouetsu Kurisutaru Garasu Kk | Production of ornamental glass plate |
| JPS55144426A (en) * | 1979-04-25 | 1980-11-11 | Koji Shimizu | Adhesion of color glass pattern on surface or inner surface of glass illuminator and glass vase |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005028383A1 (ja) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Fujita, Kouhei | 装飾ガラスとその製造法 |
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