JPH0230716A - 円周溶接部の残留応力改善方法 - Google Patents
円周溶接部の残留応力改善方法Info
- Publication number
- JPH0230716A JPH0230716A JP63180393A JP18039388A JPH0230716A JP H0230716 A JPH0230716 A JP H0230716A JP 63180393 A JP63180393 A JP 63180393A JP 18039388 A JP18039388 A JP 18039388A JP H0230716 A JPH0230716 A JP H0230716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- residual stress
- deltat
- pipe
- sigmay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 39
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 36
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 28
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 235000010582 Pisum sativum Nutrition 0.000 description 1
- 240000004713 Pisum sativum Species 0.000 description 1
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、管又は管状容器などの突合せ周溶接継手にお
ける残留応力を改善する方法に関し特にPWRのオース
テナイト系ステンレス鋼配管の突合せ溶接継手部に存在
する内面引張残留応力を圧縮状態に改善する方法に関す
る。
ける残留応力を改善する方法に関し特にPWRのオース
テナイト系ステンレス鋼配管の突合せ溶接継手部に存在
する内面引張残留応力を圧縮状態に改善する方法に関す
る。
管又は管状容器などの突合せ周溶接部には、内面では周
方向、軸方向とも引張残留応力が存在しておυ、この内
面の引張残留応力の存在は疲労強度や耐応力腐食割れ性
能の低下を招くため、引張残留応力の程度を軽減ないし
は圧縮状態とすることが望まれている。
方向、軸方向とも引張残留応力が存在しておυ、この内
面の引張残留応力の存在は疲労強度や耐応力腐食割れ性
能の低下を招くため、引張残留応力の程度を軽減ないし
は圧縮状態とすることが望まれている。
この目的を達するため種々の残留応力改善法が提案され
ておシ、外面加熱・内面冷却法は、外面を加熱すると同
時に内面を水などで冷却すること、により内外面の温度
差を生ぜしめ、その時の熱応力によって内面の残留応力
状態を圧縮状態としようとするものであるが、この方法
は、内面を冷却する必要があるので冷却が難しい場所で
は適用不可能であること、冷却するだめ加熱装置の容量
に大きなものが必要であることなどの欠点がある。
ておシ、外面加熱・内面冷却法は、外面を加熱すると同
時に内面を水などで冷却すること、により内外面の温度
差を生ぜしめ、その時の熱応力によって内面の残留応力
状態を圧縮状態としようとするものであるが、この方法
は、内面を冷却する必要があるので冷却が難しい場所で
は適用不可能であること、冷却するだめ加熱装置の容量
に大きなものが必要であることなどの欠点がある。
またリング法は、溶接線の両側を加熱しそのすぐあとを
冷却しながら、順次溶接線に沼って処理していくもので
あるが、この方法も、やはシ冷却の必要があるという欠
点がある上に、溶接線方向に順に加熱冷却してゆくため
効果が不確実である。
冷却しながら、順次溶接線に沼って処理していくもので
あるが、この方法も、やはシ冷却の必要があるという欠
点がある上に、溶接線方向に順に加熱冷却してゆくため
効果が不確実である。
これらの方法はすべて加熱と同時に冷却が必要であるが
、従来提案されている方法のうち冷却が不要の方法とし
て、溶接線の両側に溶接ピードを置き、それによる残留
応力分布を利用して所期の部分の残留応力分布を改善し
ようとする方法がある。しかしこの方法は、溶接による
材質変化が生じるし、又リング法と同じく一度に加熱し
ないため信頼性に欠けるという欠点がアシ、更に軸方向
の残留応力が改善しにくいという原理的欠陥がある。
、従来提案されている方法のうち冷却が不要の方法とし
て、溶接線の両側に溶接ピードを置き、それによる残留
応力分布を利用して所期の部分の残留応力分布を改善し
ようとする方法がある。しかしこの方法は、溶接による
材質変化が生じるし、又リング法と同じく一度に加熱し
ないため信頼性に欠けるという欠点がアシ、更に軸方向
の残留応力が改善しにくいという原理的欠陥がある。
更に、上記の諸方法の欠点を持たない、即ち処理後又は
処理中の冷却が不要でそのため加熱装置の容量が少さく
て済み、かつ残留応力改善効果が確実で信頼性に富む方
法として、管又は管状容器などの突合せ周溶接継手の溶
接線両側における管又は管状容器寸法に応じた適切な領
域に、環状に均一な加熱を施し、軸方向に温度分布を生
ぜしめたのち加熱を停止し放冷する管又は管状容器−の
残留応力改善方法が知られている。しかしながら、この
方法も、それによシ引張シ残留応力は軽減されるが、必
ずしも溶接線近傍が圧縮状態になるとは限らないという
問題点があった。
処理中の冷却が不要でそのため加熱装置の容量が少さく
て済み、かつ残留応力改善効果が確実で信頼性に富む方
法として、管又は管状容器などの突合せ周溶接継手の溶
接線両側における管又は管状容器寸法に応じた適切な領
域に、環状に均一な加熱を施し、軸方向に温度分布を生
ぜしめたのち加熱を停止し放冷する管又は管状容器−の
残留応力改善方法が知られている。しかしながら、この
方法も、それによシ引張シ残留応力は軽減されるが、必
ずしも溶接線近傍が圧縮状態になるとは限らないという
問題点があった。
本発明者らは、先に応力腐食割れを完全に防止するため
には、応力状態を圧縮にする必要があるところから、上
記の方法を更に改善して、管又は管状容器などの中空体
内面溶接線近傍の応力状態を完全に圧縮状態にする方法
として、中空体の突合せ周溶接継手の溶接線両側に、下
記式を満足するよう溶接中心からの距離l及び加熱幅W
の領域で、環状に均一な加熱を施して均一な高温部を形
成した後、ナ゛ 専礫ヰ繊四桝放冷することを特徴とする中空体の残留応
力改善法 を提案した。(特願昭60〜93600)ところが、こ
の提案方法では、加熱領域がβj = 1.4 、βW
≧1.4と規定されているのみで、生じさせる軸方向温
度差には明確な規定はなされていなかった。このため、
実際に施工すると、対象の降伏点が高く、初期の引張残
留応力が大きい場合には、施工によって、内面の引張残
留応力は大きく除去されるものの、圧縮状態にまでは改
善纏れないことがあった。又、β/=1.4と加熱位置
が一点で規定されているため、施工条件の余裕度がなく
、施工に困難があるとともに、施工対象によっては、寸
法制約上の問題から、β/ = 1.4 を満足でき
ず、施工できない場合があった。
には、応力状態を圧縮にする必要があるところから、上
記の方法を更に改善して、管又は管状容器などの中空体
内面溶接線近傍の応力状態を完全に圧縮状態にする方法
として、中空体の突合せ周溶接継手の溶接線両側に、下
記式を満足するよう溶接中心からの距離l及び加熱幅W
の領域で、環状に均一な加熱を施して均一な高温部を形
成した後、ナ゛ 専礫ヰ繊四桝放冷することを特徴とする中空体の残留応
力改善法 を提案した。(特願昭60〜93600)ところが、こ
の提案方法では、加熱領域がβj = 1.4 、βW
≧1.4と規定されているのみで、生じさせる軸方向温
度差には明確な規定はなされていなかった。このため、
実際に施工すると、対象の降伏点が高く、初期の引張残
留応力が大きい場合には、施工によって、内面の引張残
留応力は大きく除去されるものの、圧縮状態にまでは改
善纏れないことがあった。又、β/=1.4と加熱位置
が一点で規定されているため、施工条件の余裕度がなく
、施工に困難があるとともに、施工対象によっては、寸
法制約上の問題から、β/ = 1.4 を満足でき
ず、施工できない場合があった。
本発明は、前記の提案方法の問題点を解決するために、
詳細な熱応力解析を実施し、対象の物性値(ヤング率、
熱膨張率、降伏点)及び加熱位置;βl、加熱幅;βW
に応じた必要温度差ΔTを明らかにした。又、必要に応
じて、加熱位置が選べるように、充分な残留応力除去効
果の得られるβl、βW、ΔTの組合せを明らかにした
。その結果、本発明を完成した。
詳細な熱応力解析を実施し、対象の物性値(ヤング率、
熱膨張率、降伏点)及び加熱位置;βl、加熱幅;βW
に応じた必要温度差ΔTを明らかにした。又、必要に応
じて、加熱位置が選べるように、充分な残留応力除去効
果の得られるβl、βW、ΔTの組合せを明らかにした
。その結果、本発明を完成した。
本発明は管又は管状容器の突合せ周溶接継手の溶接線両
側において、加熱部位の溶接中心からの距離;11加熱
幅;W及び軸方向温度差;△Tの各パラメータを、下記
(1)又は(2)又は(31式を満足するように設定し
、環状加熱した後放冷することを特徴とする残留応力改
善方法。
側において、加熱部位の溶接中心からの距離;11加熱
幅;W及び軸方向温度差;△Tの各パラメータを、下記
(1)又は(2)又は(31式を満足するように設定し
、環状加熱した後放冷することを特徴とする残留応力改
善方法。
(1)式i1.0くβJ < 1.4 、βW≧1.0
.△T≧σ。
.△T≧σ。
10.2E・α
(2)式; 0.9 <βl≦1.2.βW〉1.4.
△T≧σ。
△T≧σ。
/a、5E・α
(3)式;0.8≦β/<1.0.βW≧2.2.△T
≧σア/a、+E・α 但し、β”” 3 (1−1/2) / r2h2(無
次元化パラメータ) l!;加熱位置(へ、。≦/ < l!0、、 )W;
加熱幅(”min≦W) △T;軸方向温度差 シ;ポアソン比 E;ヤング率 σ、;降伏応力 α;熱膨張率 r;対象管半径 h;対象管肉厚 である。
≧σア/a、+E・α 但し、β”” 3 (1−1/2) / r2h2(無
次元化パラメータ) l!;加熱位置(へ、。≦/ < l!0、、 )W;
加熱幅(”min≦W) △T;軸方向温度差 シ;ポアソン比 E;ヤング率 σ、;降伏応力 α;熱膨張率 r;対象管半径 h;対象管肉厚 である。
本発明方法は加熱によって生じる内面の溶接線近傍の引
張歪により過歪を与え、放冷による除荷に従い、残留応
力が軽減するものである。
張歪により過歪を与え、放冷による除荷に従い、残留応
力が軽減するものである。
以下、本発明方法を第1図、第2図及び第3図によって
説明する。
説明する。
本発明は第1図に示すように、管1外面より突合せ溶接
継手の溶接金属2の両側において高周波加熱、ガス炎な
どの加熱源3(図は加熱コイルをあられす)によって加
熱し、第2図に示したような応力−熱履歴を生じさせる
。第2図において、4は初期の状態、5は加熱によって
引張の過歪を与えられた状態、6は除荷によって残留応
力が圧縮応力に変化した状態を示す。
継手の溶接金属2の両側において高周波加熱、ガス炎な
どの加熱源3(図は加熱コイルをあられす)によって加
熱し、第2図に示したような応力−熱履歴を生じさせる
。第2図において、4は初期の状態、5は加熱によって
引張の過歪を与えられた状態、6は除荷によって残留応
力が圧縮応力に変化した状態を示す。
第3図は本発明方法の施工時に生じさせる温度分布を示
す図表で、図中に本発明方法の施工パラメータである加
熱位置;11加熱幅;W及び軸方向の温度差;ΔTを示
す。
す図表で、図中に本発明方法の施工パラメータである加
熱位置;11加熱幅;W及び軸方向の温度差;ΔTを示
す。
本発明で規定した、施工パラメータ(p 、 w。
△T)範囲の妥当性を証明するため実施した多くの熱弾
塑性有限要素解析による数値実験結果及び、実際の溶接
継手に対して施工した結果について以下に示す。
塑性有限要素解析による数値実験結果及び、実際の溶接
継手に対して施工した結果について以下に示す。
表1は、施工パラメータのうち、K(無次元化温度)、
すなわちσy/E・α・△T1について、これを変化さ
せて設定したパラメータの正当性を確認したものである
。(供試体;外径114.3朋、板厚;15.5mmの
SO3304)表1に示すように、βA’=1.4.β
W=1.0の加熱領域としているため、K≦0.2の条
件が、施工パラメータを満足している事になる。これに
対して施工後の内面残留応力は、K=0.24において
も圧縮状態となっておシ、設定した施工パラメータの妥
当性が証明されている。
すなわちσy/E・α・△T1について、これを変化さ
せて設定したパラメータの正当性を確認したものである
。(供試体;外径114.3朋、板厚;15.5mmの
SO3304)表1に示すように、βA’=1.4.β
W=1.0の加熱領域としているため、K≦0.2の条
件が、施工パラメータを満足している事になる。これに
対して施工後の内面残留応力は、K=0.24において
も圧縮状態となっておシ、設定した施工パラメータの妥
当性が証明されている。
表2は、表1と同一の供試体において、l。
W、にのすべてのパラメータを変化した場合のもので、
ケースNを除いて、すべて本発明で設定した施工パラメ
ータと満足している。(ケースNはWが施工パラメータ
よシ小さくなっている) 数値実験の結果は、表2に示す如く、予測どうυ、ケー
スNを除いて、内面溶接残留応力はほぼ圧縮側に改善さ
れておシ、本発明で設定した施工パラメータ範囲が妥当
なものである事が示されている。
ケースNを除いて、すべて本発明で設定した施工パラメ
ータと満足している。(ケースNはWが施工パラメータ
よシ小さくなっている) 数値実験の結果は、表2に示す如く、予測どうυ、ケー
スNを除いて、内面溶接残留応力はほぼ圧縮側に改善さ
れておシ、本発明で設定した施工パラメータ範囲が妥当
なものである事が示されている。
表3は、表1、表2が外径114.3朋、板厚13.5
1111と、比較的、小径管を対象としたものであった
のに対し、厚肉の場合、大径の場合について設定した施
工パラメータの妥当性を確認するために実施しだもので
ある。表中に示すように、対象管が、厚肉管の場合でも
、大径管である場合でも、本発明で設定した施工パラメ
ータに基づき、本方法を施工すれば、充分な残留応力除
去効果が得られ、内面残留応力を圧縮状態に改善できる
事が示された。
1111と、比較的、小径管を対象としたものであった
のに対し、厚肉の場合、大径の場合について設定した施
工パラメータの妥当性を確認するために実施しだもので
ある。表中に示すように、対象管が、厚肉管の場合でも
、大径管である場合でも、本発明で設定した施工パラメ
ータに基づき、本方法を施工すれば、充分な残留応力除
去効果が得られ、内面残留応力を圧縮状態に改善できる
事が示された。
第4図、第5図は、実際に設定した施工パラメータに従
って、実溶接継手に対して、本発明方法を施工した場合
の施工後残留応力分布を示す。供試管は外径114.3
mm、板厚15.5yのSUS 304製のものであシ
、施工パラメータは、として施工した。図に示すように
、施工によって管内面溶接線近傍は、はぼ圧縮応力状態
に改善されておシ、本発明で示した施工パラメータ範囲
が妥当である事がわかる。
って、実溶接継手に対して、本発明方法を施工した場合
の施工後残留応力分布を示す。供試管は外径114.3
mm、板厚15.5yのSUS 304製のものであシ
、施工パラメータは、として施工した。図に示すように
、施工によって管内面溶接線近傍は、はぼ圧縮応力状態
に改善されておシ、本発明で示した施工パラメータ範囲
が妥当である事がわかる。
本発明により、施工対象の物性値(ヤング本熱膨張率、
降伏応力)に応じた、本残留応力改善方法の適正な施工
パラメータが設定でき、どのような場合にも安定した効
果が得られるようになった。
降伏応力)に応じた、本残留応力改善方法の適正な施工
パラメータが設定でき、どのような場合にも安定した効
果が得られるようになった。
先に提案した方法では、加熱位置が限定されていたため
、本発明方法を適用できない場合があったが、本発明に
よυ、加熱位置に応じた加熱幅(Wl、軸方向温度差(
△T)が設定・施工できるようになったので、施工可能
な対象の範囲が第6図に示すように拡大した。
、本発明方法を適用できない場合があったが、本発明に
よυ、加熱位置に応じた加熱幅(Wl、軸方向温度差(
△T)が設定・施工できるようになったので、施工可能
な対象の範囲が第6図に示すように拡大した。
第1図は本発明方法の適用例を説明するための図、第2
図は本発明方法施工時の応力−歪履歴を示す図表、第3
図は施工時に生じさせる温度分布を示す図表、第4図、
第5図は本発明方法を適用し、施工した後の残留応力分
布を示す図表、第6図は本発明方法において円周溶接部
の残留応力が改善できる範囲を示した図表である。
図は本発明方法施工時の応力−歪履歴を示す図表、第3
図は施工時に生じさせる温度分布を示す図表、第4図、
第5図は本発明方法を適用し、施工した後の残留応力分
布を示す図表、第6図は本発明方法において円周溶接部
の残留応力が改善できる範囲を示した図表である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 管又は管状容器の突合せ周溶接継手の溶接線両側におい
て、加熱部位の溶接中心からの距離;l、加熱幅W及び
軸方向温度差;△Tの各パラメータを、下記(1)又は
(2)又は(3)式を満足するように設定し、環状加熱
した後放冷することを特徴とする残留応力改善方法。 (1)式;1.0≦βl≦1.4、βW≧1.0、△T
≧σ_y/0.2E・α (2)式;0.9≦βl≦1.2、βW≧1.4、△T
≧σ_y/0.3E・α (3)式;0.8≦βl≦1.0、βW≧2.2、△T
≧σ_y/0.4E・α 但し、β^4=3(1−ν^2)/r^2h^2(無次
元化パラメータ) l;加熱位置(l_m_i_n≦l≦l_m_a_x)
W;加熱幅(W_m_i_n≦W) △T;軸方向温度差 ν;ポアソン比 E;ヤング率 σ_y;降伏応力 α;熱膨張率 r;対象管半径 h;対象管肉厚
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180393A JPH0230716A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 円周溶接部の残留応力改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180393A JPH0230716A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 円周溶接部の残留応力改善方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230716A true JPH0230716A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16082452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63180393A Pending JPH0230716A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 円周溶接部の残留応力改善方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230716A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084855A1 (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 管体の残留応力改善方法 |
WO2009096004A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 劣化部の再生方法、劣化部の再生装置 |
EP2193872A1 (de) | 2008-12-04 | 2010-06-09 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co KG | Verfahren zur Herstellung eines geschweißten Rotors für ein Gasturbinentriebwerk mit Wärmbehandlung der Schweissnaht und ihrer angrenzenden Wärmeeinflusszone mit unterschiedlichen Temperaturen |
US8362393B2 (en) | 2007-04-20 | 2013-01-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method for improving residual stress in tubular body and apparatus for improving residual stress in tubular body |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941425A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 中空体の残留応力改善方法 |
JPS61253325A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Hokkaido Electric Power Co Inc:The | 中空体の残留応力改善法 |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP63180393A patent/JPH0230716A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941425A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 中空体の残留応力改善方法 |
JPS61253325A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Hokkaido Electric Power Co Inc:The | 中空体の残留応力改善法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084855A1 (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 管体の残留応力改善方法 |
JP2008169444A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 管体の残留応力改善方法 |
US8637784B2 (en) | 2007-01-12 | 2014-01-28 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method for improving residual stress in tubular body |
US8362393B2 (en) | 2007-04-20 | 2013-01-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method for improving residual stress in tubular body and apparatus for improving residual stress in tubular body |
WO2009096004A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 劣化部の再生方法、劣化部の再生装置 |
EP2193872A1 (de) | 2008-12-04 | 2010-06-09 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co KG | Verfahren zur Herstellung eines geschweißten Rotors für ein Gasturbinentriebwerk mit Wärmbehandlung der Schweissnaht und ihrer angrenzenden Wärmeeinflusszone mit unterschiedlichen Temperaturen |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59159294A (ja) | 管外周面肉盛溶接による残留応力の改善方法 | |
US4683014A (en) | Mechanical stress improvement process | |
JPH0230716A (ja) | 円周溶接部の残留応力改善方法 | |
JPH0724577A (ja) | クラッド管の突合せ溶接方法 | |
US4608101A (en) | Method for heat treating pipe with double-pipe section | |
JPS5817807B2 (ja) | 配管の熱処理方法 | |
JP4254817B2 (ja) | 高周波誘導加熱応力緩和法 | |
US4807801A (en) | Method of ameliorating the residual stresses in metallic duplex tubes and the like and apparatus therefor | |
US4588869A (en) | Method for relieving residual stresses by controlling weld heat input | |
US4612071A (en) | Mechanical stress improvement process | |
JPS5941425A (ja) | 中空体の残留応力改善方法 | |
JPS5952689B2 (ja) | 鋼管内外面の残留応力改善方法 | |
JPS61119619A (ja) | 金属管の熱処理方法 | |
JPS5943828A (ja) | 配管の残留応力軽減方法 | |
JPS60131923A (ja) | 二重管溶接部の熱処理方法 | |
Ekvall et al. | T-111 ALLOY CRACKING PROBLEMS DURING PROCESSING AND FABRICATION. | |
JPS59107068A (ja) | ニツケル基合金溶接部の処理法 | |
JPS61253325A (ja) | 中空体の残留応力改善法 | |
JPH04135067A (ja) | 管内面取付溶接部の残留応力低減方法 | |
JPS61227133A (ja) | 熱処理法 | |
JPH01242720A (ja) | クラッド鋼管の製造方法 | |
JP2004346344A (ja) | 2重管の残留応力の改善方法 | |
JPH05169255A (ja) | 管と管の溶接法 | |
JPH048488B2 (ja) | ||
KR20200026058A (ko) | 배기장치 |