JPH02306910A - 口紅用下地化粧料 - Google Patents

口紅用下地化粧料

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JPH02306910A
JPH02306910A JP12839189A JP12839189A JPH02306910A JP H02306910 A JPH02306910 A JP H02306910A JP 12839189 A JP12839189 A JP 12839189A JP 12839189 A JP12839189 A JP 12839189A JP H02306910 A JPH02306910 A JP H02306910A
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JP
Japan
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lipstick
oil
lips
cosmetic
ingredient
Prior art date
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Pending
Application number
JP12839189A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tsuchiko
土子 利明
Jiyunki Sugimoto
杉本 淳樹
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Kobayashi Kose Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kose Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、口紅用下地化粧料に関し、更に詳細には、盤
上で口紅自身の色を忠実に再現し、且つ人による発色の
バラツキをなくす働きをし、しかも唇の乾煙防止に溌れ
た効果を示す口紅用下地化粧料に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
口紅は唇に塗布し、これを魅力的に見せるために使用さ
れるが、唇は人によってその色に差異があるため、好み
の色の口紅を塗布しても、必ずしも口紅自身の色が盤上
で忠実に再現されるとは限らない。従って、人によって
発色にバラツキが生じてしまう。しかしながら、従来こ
のような欠点を改善する方法や製品は存在しなかった。
また、唇は人体の中でも特に乾煙しがちな部位として知
られており、これを防ぐため、従来リップクリームが使
用されていた。しかしながら、す1ブクリームは油性基
材を主体として構成されているため、水分及び/又は水
溶性成分等の水分保給成分を安定に且つ効果が得られる
量配合することは困難であり、しかもべたつくという欠
点があった。また、口紅にグリセリン、ソルビトール等
の多価アルコールやムコ多糖などの保?fi成分を配合
する試みもなされているが、これらも充分、満足できる
効果は得られず、べたつくという欠点があった。
このため、盤上で口紅自身の色を忠実に再現し、且つ人
による発色のバラツキをなくす働きをし、しかも唇の乾
燥防止に優れた効果を有する化粧料が望まれていた。
〔課題を解決するだめの手段〕
斯かる実情において、本発明者らは鋭意研究を行なった
結果、水を含有し、特定の幅のマンセル値を有する乳化
化粧料を用いれば、これを唇に塗って乾爆した後、口紅
を塗ると、唇で口紅自身の色を忠実に再現し、且つ人に
よる発色のバラツキをなくすこともでき、しかも唇の乾
煙を効果的に防止できることを見出し、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、無機及び/又は有機粉体、油剤、
乳化剤、色材及び水からなる水中油型乳化化粧料で、マ
ンセル値がヒユーIYR〜9YR、パリ:L−4〜8、
クロマ2〜5の範囲であることを特徴とする口紅用下地
化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる無機粉体としては、例えばタルク、
マイカ、カオリン、焼セッコウ、ベントナイト、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸等が挙げられ
る。また1、有機粉体としては、ナイロン粉末、ポリエ
チレン粉末、テフロン粉末、シルク粉末、結晶化セルロ
ース粉末、デンプン、N−アシルリジン等が挙げられる
。これら無機及び有機粉体は、単独又は二種以上を組合
わせて用いることができ、好ましくは、全組成中に1〜
30重量%配合される。
本発明に用いられる油剤としては、通常の化粧料に使用
されるものであれば特に限定されず、半固体、液状、固
体のいずれでも使用できる。これらのうち、半固体又は
液状の油剤としては、鉱物油、動物油、植物油、高級脂
肪酸、高級脂肪酸エステル、高級アルコール等が好まし
く、例えば流動パラフィン、スクワラン、ヒマシ油、ミ
リスチン酸イソプロピル、ラノリン、ワセリン、メリー
ブ油、ホホバ油、マカデミアンナッツ油、ミンク油、タ
ードル油、アーモンド油、サフラワー油、アボガド油、
ミリスチン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸
七チル、2−エチルヘキサン酸トリグリセライド、ジグ
リセリルイソステアレート、シカプリン酸プロピレング
リコール、Aレイルアルコール、シリコーン油等が挙げ
られる。
また、固体油としては、融点40℃以上のものであれば
特に限定されず、特に炭化水素、ロウ、硬化油、高級脂
肪酸、高級アルコール等が好ましく、例えば固形パラフ
ィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、カルナウバワックス、キャンデリラワック
ス、ピースワックス、モクロウ、ゲイロウ、ポリエチレ
ンワックス、硬化ヒマシ油、ロジン酸ペンタエリドリフ
トエステル、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、ベヘニン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ラウリルアルコール、金属石ケン等が挙げられる。
これら油剤は、単独又は二種以上を組合わせて用いるこ
とができ、全組織中に1〜20重量%配合するのが好ま
しい。
本発明に用いられる乳化剤としては、通常の化粧料に使
用されるものであれば特に制限されず、例えば、ソルビ
タン高級脂肪酸エステル、グリセリン高級脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン高級脂肪酸エステル、シBi!脂肪酸
エステル、脂肪酸塩等が挙げられる。これら乳化剤は、
単独又は二種以上を組合わせて用いるこまができ、全組
成中に0.1〜5重量%配合するのが好ましい。
本発明に用いられる色材としては、通常化粧料に使用さ
れるマンセル値がヒユーIYR〜9YR。
バリュー4〜8、クロマ2〜8の範囲のものであれば特
に限定されず、無機顔料、有機顔料、染料、レーキ、天
然色素等を単独又は組合わせて使用できる。具体例とし
ては、例えば酸化チタン、亜鉛華、雲母チタン、オキシ
塩化ビスマス、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、ベンガラ、
カーボンブラック、紺青などの無機顔料;黄色4号、緑
色3号、青色1号、赤色227号、緑色201号、赤色
202号、黄色5号、赤色104号などの有既顔料もし
くはこれらをレーキ化したちの;赤色218号、だいだ
い201号などの染料;β−カロチン、カルサミン、ク
ロロフィルなどの天然色素等が挙げられる。これら色材
は、単独又は二種以上を組合わせて用いることができ、
これら色材を配合して製造した本発明下地化粧料の色が
当該マンセル値になるようなものであれば、その組合せ
や配合比率は特に制限されない。色材は、全組成中に1
〜20重量%配合するのが好ましい。
また、水は全組成中に40〜90重量%配合するのが好
ましい。
本発明の口紅用下地化粧料には、上記必須成分の他、通
常化粧料に用いられる水溶性高分子、保湿剤、香料、酸
化防止剤、美肌用成分、紫外線吸収剤、ゲル化剤、防腐
剤等を、本発明の効果を損わない範囲で適宜配合するこ
とができる。
本発明の口紅用下地化粧料は、上記必須成分及び任意成
分から選択した成分を用い、通常の方法に従って水中油
型乳化化粧料とすることにより製造される。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 (成 分) (1)  ステアリン酸         2.0(重
量%)(2)  モノステアリン酸プロビレ   2.
0ングリコール (3)  液状ラノリン         2.0(4
)流動パラフィン       3.0(5)  ミリ
スチン酸イソプロピル   9.0(6)  バラオキ
シ安息香酸プロピル 0.1(7)   水     
               66.56(8)  
カルボキシメチルセルロース  0.3ナトリウム (9)  プロピレングリコール    4.0α1 
トリエタノールアミン     1.000  バラオ
キシ安息香酸メチル  0.■0 タルク      
      4.4■ 酸化チタン         
5.00Q  ベンガラ           0.1
(へ)黄酸化鉄          0.4Qe  黒
酸化鉄           0.04(製 法) A、成分θり〜Oeを混合後、粉砕機を通して粉砕する
B、成分(9)に(8)、 (IG、 Qυを分散させ
、これを70℃に加熱した(7)に加えて溶解する。
C1成分(1)〜(6)を混合し、80℃で加熱溶解す
る。
D、AをBに攪拌しながら加えた後、コロイドミルに通
す。
E、80℃に加熱したCを、75℃に加熱したDに攪拌
しながら加えて乳化し、その後冷却する。
以上の如くして得られた口紅用下地化粧料は、マンセル
値がヒ3−6.3 Y R、バリュー6.2、クロマ3
.5であった。
比較例1 (成 分) (1)  ステアリン酸         2.0(重
量%)(2)モノステアリン酸プロビレ  2.0ング
リコール (3)  液状ラノリン         2.0(4
)流動パラフィン        3.0(5)  ミ
リスチン酸イソプロピル   9.0(6)  バラオ
キシ安息香酸プロピル 0.1(7)  水     
                 72.76(8)
  カルボキシメチルセルロース  O13ナトリウム (9)  プロピレングリコール     4.0QG
  )リエタノールアミン     1.00D  バ
ラオキシ安息香酸メチル  0.10 タルク    
        3.30 酸化チタン       
  0.40◇ 黄酸化鉄          0.0
2υ 青色1号          、0.02(gI
  法) A、成分Oの〜0!ilを混合後、粉砕機を通して粉砕
する。
B、 ft、分(9)に(8)、C1,θ0を分散させ
、これを70℃に加熱した(7)に加えて溶解する。
C0成分(1)〜(6)を混合し、80℃で加熱溶解す
る。
D、AをBに攪拌しながら加えた後、コロイドミルに通
す。
E、80℃に加熱したCを、75℃に加熱したDに攪拌
しながら加えて乳化し、その後冷却する。
以上の如くして得られた口紅用下地化粧料は、マンセル
値がヒユー100Y、バリュー9、クロマ1であった。
試験例 実施例1及び比較例1の下地化粧料を唇に塗布し、乾い
た後に口紅を塗った場合と、−切下地化粧料を用いず通
常通り口紅を塗った場合(比較例2)、各々について口
紅の再現色の忠実度および唇のしっとり感(乾燥防止効
果)について女性20名による官能検査を行ない評価し
た。結果を第1表に示す。なお、官能検査に使用した口
紅は、コスメデコルテ・デユーモールリップスティック
242である。
(評価方法) 口紅の再現色の忠実度: 口紅用下地化粧料を唇の色が隠れる程度に塗り、乾燥後
口紅を塗る。その後、各人が本人以外の19名の塗布時
の口紅の色(再現色)を観察し、製品としての口紅と塁
上での塗布時の8色との差及び塗布時の個人間における
バラツキをふまえて評価した。
しっとり感: 口紅用下地化粧料を唇の色が隠れる程度に塗り、乾燥後
口紅を塗る。1時間後各人が唇のしっとり感を官能評価
した。
(評価基皐) 再現色の忠実度 忠実度悪い       1点 やや忠実度悪い     2点 どちらとも言えない   3点 やや忠実度良い     4点 忠実度良い       5点 しっとり感 効果なし        1点 やや効果なし      2点 どちらとも言えない   3点 やや効果あり      4点 効果あり        5点 (判 定) 平均点  4点〜5点    0 〃2.1点〜3.9点   △ 〃   1点〜2点    X 第  1  表 第1表から明らかな如く、本発明の口紅用下地化粧料を
口紅を塗る前に使用することにより、塁上で口紅自身の
色が忠実に再現され、しかも唇の乾燥防止にも効果があ
った。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明の口紅用下地化粧料は、特定
の幅のマンセル値を有することから、これを唇に塗って
乾燥した後に口紅を塗ると、°唇で口紅自身の色を忠実
に再現し、且つ人による発色のバラツキをなくすことが
でき、しかも唇の乾燥防止に優れた効果を示すため、従
来多くの口紅使用者が抱えていた悩みを解消することが
可能となった。
以  上 手続補正書(自発) 1、事件の表示 名 称  株式会社 小林コーセー 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (i)  明細書中、第5頁、第12行「全組織中」と
あるを 「全組成中」と訂正する。
(2)同第6頁、第3〜6行 「通常化粧料・・・・・・無機顔料、」とあるを「通常
化粧料に使用される無機顔料、」と訂正する。
(3)同第6頁、第19〜20行 [本発明・・・・・・ものであれば、」とあるを「本発
明下地化粧料のマンセル値がヒユーIYR〜9YR、バ
リュー4〜8、クロマ2〜5の範囲になるようなもので
、あれば、」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、無機及び/又は有機粉体、油剤、乳化剤、色材及び
    水からなる水中油型乳化化粧料で、マンセル値がヒュー
    1YR〜9YR、バリュー4〜8、クロマ2〜5の範囲
    であることを特徴とする口紅用下地化粧料。
JP12839189A 1989-05-22 1989-05-22 口紅用下地化粧料 Pending JPH02306910A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10158123A (ja) * 1996-11-26 1998-06-16 Kao Corp 化粧料
US6325995B1 (en) 1992-09-21 2001-12-04 The Procter & Gamble Company Lipsticks compositions containing association structures
JP2007284376A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Shiseido Co Ltd 水中油型唇用下地化粧料、それを用いた化粧方法および化粧製品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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