JPH0230604Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0230604Y2
JPH0230604Y2 JP1982123515U JP12351582U JPH0230604Y2 JP H0230604 Y2 JPH0230604 Y2 JP H0230604Y2 JP 1982123515 U JP1982123515 U JP 1982123515U JP 12351582 U JP12351582 U JP 12351582U JP H0230604 Y2 JPH0230604 Y2 JP H0230604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vertical shaft
locked
fixing seat
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982123515U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5928169U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12351582U priority Critical patent/JPS5928169U/ja
Publication of JPS5928169U publication Critical patent/JPS5928169U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0230604Y2 publication Critical patent/JPH0230604Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は収納家具等の扉のロツク構造に関す
る。
従来より、この種のロツク構造としては、第7
図乃至第9図に示すように(実開昭54−29830号)
扉2の背面に軸固定座4′を取付け、扉2の背面
に回転縦軸3を配置して軸受け部材6′の係止片
8を軸固定座4′に係止させて回転縦軸3を軸受
け部材6′に回転自在に枢支させた構造が提案さ
れている。
この従来例にあつては、回転縦軸3を回転させ
て上下両端のフツク部材10が係合溝12′に係
止されて扉2がロツクされるのであるが、扉2の
蝶番を調整することによりフツク部材10と係合
溝12′の位置関係が変動してフツク部材10を
係合溝12′に係合させにくくなつた場合におい
ては、全体を分解させて調整しなければならな
く、補修、保全に手間を要するものであつた。
本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、回転縦軸を取り外
して補修することができるのはもちろん、フツク
部材とロツクピンの位置ずれも調整でき、補修、
保全が容易な扉のロツク構造を提供することにあ
る。
本考案の扉のロツク構造は、開口枠1に開閉自
在に枢支した扉2の背面に沿つて回転縦軸3を配
置し、扉2の背面に軸固定座4を取付け、この軸
固定座4の両側に被係止部5を設け、略U字状部
7の両側に係止片8を延出した軸受け部材6の係
止片8を軸固定座4の被係止部5に着脱自在且つ
側方に移動自在に係止させると共に軸受け部材6
に回転縦軸3を回転自在に枢支し、回転縦軸3を
扉2の背面に固着した固定具14に回転自在に固
定し、回転縦軸3を扉2の前面に設けた回転操作
部9により回転自在とし、フツク部材10を回転
縦軸3の上下両端に取付け、開口枠1の上下両面
に突設したロツクピン12にフツク部材10を着
脱自在に係止して成るものであり、この構成によ
り上記目的が達成されたものである。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。
収納家具の開口枠1に開閉自在に枢支された扉
2の背面に沿つて回転縦軸3が配置されている。
又、扉2の背面には軸固定座4が取付けられてお
り、軸固定座4の両側には縦溝である被係止部5
が設けられている。軸受け部材6は略U字状部7
の両端から内方に係止片8を延出させたものであ
り、軸受け部材6の係止片8が軸固定座4の被係
止部5に着脱自在に係止されて軸受け部材6の略
C字状の本体13に回転縦軸3が回転自在に枢支
されている。軸受け部材6を上下方向に摺動させ
て軸固定座4から取り外して回転縦軸3を簡単に
取り外すことができる。又、軸固定座4の被係止
部5の深さhは軸受け部材6の係止片8の長さl
よりも大きくしており、従つて、第3図に示すよ
うに係止状態で軸固定座4の被係止部5の底面と
軸受け部材6の係止片8の先端とは一定の間隙t
が形成され、第4図に示すように軸受け部材6は
側方に移動自在となつている。回転縦軸3の抜け
落ちを防止するために扉2の背面に固着した固定
具14内に回転縦軸3が挿通され、回転縦軸3に
設けられた係止突起15が固定具14の孔16に
係止されている。回転縦軸3は扉2の前面に設け
た回転操作部9により回転される。
回転縦軸3の上下両端には先端が略C字状部1
1となつたフツク部材10が着脱自在に取付けら
れている。即ち、第6図に示すようにフツク部材
10の嵌め込み孔17の雌ねじ部18に内面がD
字状となつた連結管19の一端が取付けねじ20
により取付けられ、この連結管19の他端が回転
縦軸3の上下両端に着脱自在に取付けられてい
る。連結管19の両端には外フランジ21が設け
られており、従つて、連結管19に後方に扉2部
分に軸固定座4を取付け、連結管19の外フラン
ジ21間に軸受け部材6の略U字状部7を嵌め込
んで回転縦軸3を回転自在に枢支すると共に回転
縦軸3の抜け落ちを防止するようにしてもよい。
開口枠1の上下両面にはロツクピン12が突設さ
れており、このロツクピン12にフツク部材10
の略C字状部11が着脱自在に係止される。而し
て、第5図に示すように扉2の蝶番を調整した場
合にフツク部材10とロツクピン12との位置関
係が変動してフツク部材10がロツクピン12に
係止しにくくなつた場合においても、軸受け部材
6の係止片8を軸固定座4の被係止部5に側方に
移動自在に係止させているので、軸受け部材6を
側方に移動させて回転縦軸3を移動させることに
よりフツク部材10とロツクピン12との位置関
係を正してフツク部材10の略C字状部11をロ
ツクピン12に円滑に係止できるように調整でき
るものである。
叙述の如く、本件考案にあつては、扉の背面に
軸固定座を取付け、この軸固定座の両側に被係止
部を設け、略U字状部の両側に係止片を延出した
軸受け部材の係止片を軸固定座の被係止部に着脱
自在且つ側方に移動自在に係止させると共に軸受
け部材に回転縦軸を回転自在に枢支し、回転縦軸
3を扉2の背面に固着した固定具14に回転自在
に固定しているので、軸受け部材を軸固定座から
離脱させることにより回転縦軸を取り外して補
修、保全ができるのはもちろんのこと、例えば、
扉の蝶番を調整した場合にフツク部材とロツクピ
ンとの位置関係が変動してフツク部材がロツクピ
ンに係止しにくくなつた場合においても、全体を
分解させなくても、固定具を取り外して軸受け部
材を軸固定座をガイドにして側方に移動させて回
転縦軸を移動させることによりフツク部材とロツ
クピンとの位置関係を正してフツク部材とロツク
ピンに円滑に係止できるように調整できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略斜視
図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2
図のX−X断面図、第4図及び第5図は同上の作
用を示す断面図及び説明図、第6図はフツク部材
の取付けを示す分解斜視図、第7図は従来例を示
す正面図、第8図は同上の拡大断面図、第9図は
第7図のY−Y断面図であつて、1は開口枠、2
は扉、3は回転縦軸、4は軸固定座、5は被係止
部、6は軸受け部材、7は略U字状部、8は係止
片、9は回転操作部、10はフツク部材、12は
ロツクピン、14は固定具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口枠に開閉自在に枢支した扉の背面に沿つて
    回転縦軸を配置し、扉の背面に軸固定座を取付
    け、この軸固定座の両側に被係止部を設け、略U
    字状部の両側に係止片を延出した軸受け部材の係
    止片を軸固定座の被係止部に着脱自在且つ側方に
    移動自在に係止させると共に軸受け部材に回転縦
    軸を回転自在に枢支し、回転縦軸を扉の背面に固
    着した固定具に回転自在に固定し、回転縦軸を扉
    の前面に設けた回転操作部により回転自在とし、
    フツク部材を回転縦軸の上下両端に取付け、開口
    枠の上下両面に突設したロツクピンにフツク部材
    を着脱自在に係止して成る扉のロツク構造。
JP12351582U 1982-08-14 1982-08-14 扉のロツク構造 Granted JPS5928169U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351582U JPS5928169U (ja) 1982-08-14 1982-08-14 扉のロツク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351582U JPS5928169U (ja) 1982-08-14 1982-08-14 扉のロツク構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928169U JPS5928169U (ja) 1984-02-21
JPH0230604Y2 true JPH0230604Y2 (ja) 1990-08-17

Family

ID=30281917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12351582U Granted JPS5928169U (ja) 1982-08-14 1982-08-14 扉のロツク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5928169U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3057598B3 (fr) * 2016-10-19 2018-11-16 Tordo Belgrano Sa Lacet d'espagnolette a vis cachee

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429830B2 (ja) * 1972-05-31 1979-09-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729011Y2 (ja) * 1977-07-29 1982-06-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429830B2 (ja) * 1972-05-31 1979-09-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5928169U (ja) 1984-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950005087B1 (ko) 접는문 장치
JPH0230604Y2 (ja)
JPS6343824A (ja) モジュ−ルドア構造
JPH063088B2 (ja) ヒンジ
GB2184483A (en) Turnable window arrangements
JPH0442458Y2 (ja)
JPH0116855Y2 (ja)
JP4035186B2 (ja) 共用ストライク
JP3057306B2 (ja) 連動折り戸用の走行体とヒンジの着脱装置
JP2795813B2 (ja) 扉装置及び扉の取付方法
JP3029096U (ja) ヒンジ具
JPH0732849Y2 (ja) 召合せ部材取付け用ヒンジ
JP2736488B2 (ja) フラップ扉等に用い得るヒンジ
JP3774140B2 (ja) 折戸用ピボット受具
JPH08326399A (ja) スライドヒンジ
JP3311585B2 (ja) 点検口
JP2510661Y2 (ja) 把手の取付け構造
JP3064941B2 (ja) 折戸用ハンドル
KR200325021Y1 (ko) 텐션롤러
JP2536373Y2 (ja) 開閉扉
JP3590691B2 (ja) 扉開閉装置
KR100265879B1 (ko) 도어용 경첩
JP3041566B2 (ja) 全開放型ドア
JPS5912360Y2 (ja) 門扉用ハンドル錠
JP2647803B2 (ja) 召合せ部材取付け用ヒンジ