JPH0230548Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230548Y2 JPH0230548Y2 JP11638384U JP11638384U JPH0230548Y2 JP H0230548 Y2 JPH0230548 Y2 JP H0230548Y2 JP 11638384 U JP11638384 U JP 11638384U JP 11638384 U JP11638384 U JP 11638384U JP H0230548 Y2 JPH0230548 Y2 JP H0230548Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drilling
- prime mover
- submarine
- test
- propeller
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- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 30
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は海底を試掘等する海底掘削装置の改良
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
海底を海底試掘装置により試掘する際、海底試
掘装置に試掘チユーブの回転モーメントの反力が
働くが、海上から投下する懸垂型試掘装置や着底
への揚収を操返す着座式試掘装置では、上記反力
に抗する着底時の負浮力を大きくすると揚収装置
が大型になるので、着底時の負浮力をあまり大き
くできない。そのため、前記反力により試掘装置
全体が振り回されて、移動する惧れがある。この
問題を防止するために、第3,4図に示すように
母船bからガイドラインcに沿い下降する海底掘
削装置a(必要ならば特公昭51−921号公報を参照
されたい)では、ガイドラインcの下端にドーナ
ツ状の部材dを設け、同ドーナツ状部材dの中で
回転するコアバーレルlの上方に同コアバーレル
lの回転方向と逆方向に回転する羽根車hを遊星
歯車iを介し設けて(なおeはチエーン、fは送
電ケーブル、gは海底掘削装置aへの圧力水供給
ホース)、反力を相殺するようにしている。
掘装置に試掘チユーブの回転モーメントの反力が
働くが、海上から投下する懸垂型試掘装置や着底
への揚収を操返す着座式試掘装置では、上記反力
に抗する着底時の負浮力を大きくすると揚収装置
が大型になるので、着底時の負浮力をあまり大き
くできない。そのため、前記反力により試掘装置
全体が振り回されて、移動する惧れがある。この
問題を防止するために、第3,4図に示すように
母船bからガイドラインcに沿い下降する海底掘
削装置a(必要ならば特公昭51−921号公報を参照
されたい)では、ガイドラインcの下端にドーナ
ツ状の部材dを設け、同ドーナツ状部材dの中で
回転するコアバーレルlの上方に同コアバーレル
lの回転方向と逆方向に回転する羽根車hを遊星
歯車iを介し設けて(なおeはチエーン、fは送
電ケーブル、gは海底掘削装置aへの圧力水供給
ホース)、反力を相殺するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしドーナツ状部材dの中で回転するコアバ
ーレルlの上方に同コアバーレルlの回転方向と
逆方向に回転する羽根車hを設けて、反力を相殺
するのでは、装置が大型化する上に、羽根車hの
動力損失が大きくて、掘削費がかさむという問題
があつた。
ーレルlの上方に同コアバーレルlの回転方向と
逆方向に回転する羽根車hを設けて、反力を相殺
するのでは、装置が大型化する上に、羽根車hの
動力損失が大きくて、掘削費がかさむという問題
があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記の問題点に対処するもので、海底
掘削具を原動機の一端部側に、同海底掘削具と反
対方向に回転するプロペラを同原動機の他端部側
に、それぞれ取付けるとともに、同プロペラと同
原動機と同海底掘削具とをほぼ同一軸線上に配設
したことを特徴とする海底掘削装置に係り、その
目的とする処は、装置を小型化できる上に、動力
費を節減できる改良された海底掘削装置を供する
点にある。
掘削具を原動機の一端部側に、同海底掘削具と反
対方向に回転するプロペラを同原動機の他端部側
に、それぞれ取付けるとともに、同プロペラと同
原動機と同海底掘削具とをほぼ同一軸線上に配設
したことを特徴とする海底掘削装置に係り、その
目的とする処は、装置を小型化できる上に、動力
費を節減できる改良された海底掘削装置を供する
点にある。
(実施例)
次に本考案の海底掘削装置を第1,2図に示す
一実施例により説明すると、第1図は、母船1か
らクレーン2とアンビリカルケーブル3とを介し
て試掘装置4を海底5に吊り降した状態を示し、
第2図は、本考案に係る掘削装置(試掘装置)4
の具体例を示している。これらの図面に示すアン
ビリカルケーブル3は、内部にテンシヨンメンバ
と母船1から試掘装置4への電力供給や信号の授
受を行なう電路とを設けた複合ケーブルで、その
末端に設けた電線接続箱6から複数のワイヤ7が
架台8へ延びて、これをかるく懸垂状態に支持し
ている。また上記電線接続箱6内で分岐した耐水
圧ケーブル9は、原動機10その他に電力を供給
したり図示されていない各機器との間で信号授受
を行うために、これらの機器へ延びている。また
原動機10の回転は、反転歯車装置11により反
転し、所望の回転数に調速されて、試掘チユーブ
12に伝達される。同原動機10の出力軸の他端
部は反転歯車装置13を介してプロペラ14に連
結されていて、これを回転させる。即ち、試掘チ
ユーブ12とプロペラ14とが互に正逆転するよ
うになつている。また原動機10から張り出した
腕15の先端のガイド環16は、ガイド棒17に
嵌挿され、これをガイドとして昇降するようにな
つている。
一実施例により説明すると、第1図は、母船1か
らクレーン2とアンビリカルケーブル3とを介し
て試掘装置4を海底5に吊り降した状態を示し、
第2図は、本考案に係る掘削装置(試掘装置)4
の具体例を示している。これらの図面に示すアン
ビリカルケーブル3は、内部にテンシヨンメンバ
と母船1から試掘装置4への電力供給や信号の授
受を行なう電路とを設けた複合ケーブルで、その
末端に設けた電線接続箱6から複数のワイヤ7が
架台8へ延びて、これをかるく懸垂状態に支持し
ている。また上記電線接続箱6内で分岐した耐水
圧ケーブル9は、原動機10その他に電力を供給
したり図示されていない各機器との間で信号授受
を行うために、これらの機器へ延びている。また
原動機10の回転は、反転歯車装置11により反
転し、所望の回転数に調速されて、試掘チユーブ
12に伝達される。同原動機10の出力軸の他端
部は反転歯車装置13を介してプロペラ14に連
結されていて、これを回転させる。即ち、試掘チ
ユーブ12とプロペラ14とが互に正逆転するよ
うになつている。また原動機10から張り出した
腕15の先端のガイド環16は、ガイド棒17に
嵌挿され、これをガイドとして昇降するようにな
つている。
(作用)
次に前記海底掘削装置の作用を説明する。試掘
チユーブ12を回転して、海底5を試掘するとき
には、推力を与える必要がある。このとき、回転
力に対して反力が発生し、この反力が腕15ガイ
ド環16ガイド棒17を介して架台8に伝達され
て、架台8を回動させる方向に作用するが、原動
機10に連結された反転歯車装置13により、試
掘チユーブ12の回転方向と反対方向に回転する
プロペラ14を設けているので、試掘チユーブ1
2による試掘時の回転反力とプロペラ14の回転
時の回転反力とが相殺される。またプロペラ14
の回転により得られた推力は、反転歯車装置13
原動機10歯車装置11を介し試掘チユーブ12
に伝達されて、試掘が行われるので、試掘装置4
の全体が極めて効率のよい作業を行うことにな
る。なお試掘チユーブ12とプロペラ14とを同
一軸芯上に配置して、互いを正逆転させるが、そ
のうちの一方を原動機と同じ方向に回転し、他方
を逆転させるかは任意である。
チユーブ12を回転して、海底5を試掘するとき
には、推力を与える必要がある。このとき、回転
力に対して反力が発生し、この反力が腕15ガイ
ド環16ガイド棒17を介して架台8に伝達され
て、架台8を回動させる方向に作用するが、原動
機10に連結された反転歯車装置13により、試
掘チユーブ12の回転方向と反対方向に回転する
プロペラ14を設けているので、試掘チユーブ1
2による試掘時の回転反力とプロペラ14の回転
時の回転反力とが相殺される。またプロペラ14
の回転により得られた推力は、反転歯車装置13
原動機10歯車装置11を介し試掘チユーブ12
に伝達されて、試掘が行われるので、試掘装置4
の全体が極めて効率のよい作業を行うことにな
る。なお試掘チユーブ12とプロペラ14とを同
一軸芯上に配置して、互いを正逆転させるが、そ
のうちの一方を原動機と同じ方向に回転し、他方
を逆転させるかは任意である。
(考案の効果)
本考案は前記のように海底掘削具を原動機の一
端部側に、同海底掘削具と反対方向に回転するプ
ロペラを同原動機の他端部側に、それぞれ取付け
るとともに、同プロペラと同原動機と同海底掘削
具とをほぼ同一軸線上に配設していて、前記の作
用が行われるので、装置を小型化できる上に、動
力費を節減できる効果がある。
端部側に、同海底掘削具と反対方向に回転するプ
ロペラを同原動機の他端部側に、それぞれ取付け
るとともに、同プロペラと同原動機と同海底掘削
具とをほぼ同一軸線上に配設していて、前記の作
用が行われるので、装置を小型化できる上に、動
力費を節減できる効果がある。
第1図は本考案に係る海底掘削装置の一実施例
の概略を示す側面図、第2図はその詳細を示す側
面図、第3図は従来の海底掘削装置の概略を示す
斜視図、第4図はその詳細を示す側面図である。 10……原動機、12……海底掘削具、14…
…プロペラ。
の概略を示す側面図、第2図はその詳細を示す側
面図、第3図は従来の海底掘削装置の概略を示す
斜視図、第4図はその詳細を示す側面図である。 10……原動機、12……海底掘削具、14…
…プロペラ。
Claims (1)
- 海底掘削具を原動機の一端部側に、同海底掘削
具と反対方向に回転するプロペラを同原動機の他
端部側に、それぞれ取付けるとともに、同プロペ
ラと同原動機と同海底掘削具とをほぼ同一軸線上
に配設したことを特徴とする海底掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11638384U JPS6132284U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 海底掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11638384U JPS6132284U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 海底掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132284U JPS6132284U (ja) | 1986-02-26 |
JPH0230548Y2 true JPH0230548Y2 (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=30675328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11638384U Granted JPS6132284U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 海底掘削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132284U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115298088A (zh) * | 2020-01-27 | 2022-11-04 | 奥特尔实验室有限责任公司 | 用于将锚安装在水下基底中的载具 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11638384U patent/JPS6132284U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6132284U (ja) | 1986-02-26 |
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