JPH02304234A - ワイヤ付きチェーン - Google Patents

ワイヤ付きチェーン

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JPH02304234A
JPH02304234A JP12454089A JP12454089A JPH02304234A JP H02304234 A JPH02304234 A JP H02304234A JP 12454089 A JP12454089 A JP 12454089A JP 12454089 A JP12454089 A JP 12454089A JP H02304234 A JPH02304234 A JP H02304234A
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JP
Japan
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chain
wire
guide
anchor
release lever
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Pending
Application number
JP12454089A
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English (en)
Inventor
Satoru Kobayashi
悟 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、チェーンとワイヤとを一体化して両者が絡み
合うことがなく、またチェーンの一端がら他端にワイヤ
による操作力を円滑に伝えることを可能にしたワイヤ付
きチェーンに関するものである。
(発明の背景) チェーンの一端から他端に操作力を伝える必要が生じる
ことがあり、従来はチェーンとは別な操作用のワイヤを
用いていた。このためチェーンとワイヤとが絡み合って
ワイヤの操作が不可能になることがあった。
例えば、船舶のアンカーが水底の根や岩に喰い込んで引
き上げられなくなった場合に、船上から操作して根掛り
から解放するために、チェーンとは別にアンカーをその
クラウン側から引き上げるワイヤを設けることがあるが
、この場合にチェーンとワイヤとが絡み合うことがあっ
た。
また本願出願人は、船上から主索に導いて重錘を落下し
、この重錘を利用してアンカーを根などから解放する装
置を提案した(特願昭61−173924号、特願昭6
2−153368号)、この既提案のものは、船体から
導かれる主索に連結した掛止装置に重錘の打撃により開
かれるフックあるいは着脱片を設け、このフックあるい
は着脱片にアンカーのシャンクの反クラウン側をチェー
ンで連結すると共に、シャンクのクラウン側を回収用の
補助索(ワイヤ)によって掛止装置の本体に連結したも
のである。そして常にはフックあるいは着脱片に連結し
たチェーンによってシャンクの反クラウン側を引く一方
、根がかり時には重錘によってフックあるいは着脱片を
解放してチェーンを解放し補助索(ワイヤ)によりクラ
ウン側からアンカーを引き揚げるものであった。
このようにチェーンの一端から他端を操作する場合に、
従来はチェーンと操作用の補助索(ワイヤ)を独立に配
置していたため、投錨時にアンカーが回転するとチェー
ンと補助索(ワイヤ)とが絡み合い、補助索(ワイヤ)
の円滑な使用ができなくなったり、使用不能になること
があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、チ
ェーンの一端から他端をワイヤで操作する場合に、チェ
ーンとワイヤとが絡み合わず、常に円滑にワイヤを操作
することが可能になるワイヤ付きチェーンを提供するこ
とを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、略楕円型の環を連ねたチェ
ーンと、このチェーンの長さ方向から見て多環が挟む共
通の角度内に位置するように多環に突設されたワイヤガ
イドと1、このワイヤガイドに挿通された可撓性のワイ
ヤとを備えることを特徴とするワイヤ付きチェーンによ
り達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はその長さ
方向に直交する面での断面図、第3図はその使用例を示
す図、第4A図はその第1の掛止装置を一部断面した側
面図、第4B図はその解放時の動作を示す図1、第5図
は第2のt針止装置を示す側面図である。
まず第1.2図に基いてワイヤ付きチェーン100を説
明する。このチェーン100は楕円形の環102を互い
に連結したものである。多環102は互いに90@の角
度をもって連結され、長さ方向からみて各fl l O
2が挾む同一の90゜の角度内に位置するように多環1
02には環状のガイド104が固着されている。これら
のガイド104には1本のワイヤ106が挿通されてい
る。これらの環102、ガイド104、ワイヤ106は
ステンレススチールなどの錆びない材料で作るのが望ま
しい、ワイヤ106は適度な弾性を有し、チェーン10
0のねじれを防きチェーン100の取回しを容易にする
作用も持つ。
このチェーン100は、例えば第3図に示すアンカーの
根掛り解放装置に用いられる。まず第4A、4B図に基
き第1の掛止装置10を説明する。
この掛止装置10の本体は中板12(第3図)と、この
中板12を挾んで中板12と一体的にリベット14など
により固着された左右一対の側板16.18と、両側板
16.18に設けた上下方向の長孔20.20に案内さ
れて上下動する一対のガイドロッド22.22と、これ
らガイドロッ′ド22間の上部に揺動自在に保持された
天秤状レバー24と、この天秤状レバー24の下部に固
着されたロック爪26とを備える。ガイドロッド22.
22にはコイルばね28が巻装され、このばね28の下
面を側板16.18に設けた窓30.30に係止すると
共に、このばね28の上面を天秤状レバー24に下方か
ら当接させたものである。なお天秤状レバー24は両側
板16.18間から突出している。
32は解放レバーであり、前記中板12より僅かに薄い
厚板で略3ケ月状に作られている。この解放レバー32
の下端は、両側板16.18の下部にビン34によって
回動自在に軸支されている。またこの解放レバー32の
上端は、両側板14.16間に入って前記ロック爪26
に係合する爪部32bとなっている。
従って、解放レバー32の上部を両側板14.16間に
押込めば、爪部32bはロック爪26を一度押下げ、そ
してロック爪26かばね28により上方へ復帰すれば両
者は互いに係合する。このため解放レバー32は確実か
つ強固に本体10に装着される。
両側板16.18の上部には円筒36が固着され、さら
に両者を横断するビン38によっては、十分な強度を持
たせている0円筒36の上部には円錐筒状のキャップ4
0が螺着されている。このキャップ40には船上から導
かれた主索42が上方から挿入され、その挿入端を係合
ビン44に結着することにより接続される。ここに係合
ビン44はキャップ40内の段部40aに係合して主索
42が抜けるのを防止する。
第4B図において46は重錘であり、この重錘46は互
いに蝶番により開閉可能に連結された2つの半体を、ロ
ック(図示せず)によって閉位置に固定できるようにし
たものである。この重錘46は船上から主索42に導か
れて落下し、第4B図のように円筒36の外側に落下し
て天秤状レバー24に下向きの衝撃を与久ると、この天
秤状レバー24とともにロック爪26が下方へ移動し解
放レバー32をロック爪26から解放するものである。
チェーン100の上端は前記第1の掛止装置IOの解放
レバー32に連結されている。またワイヤ106の上端
は第1の掛止装置10のビン34に連結されている。
60は第2の掛止装置である。この掛止装置60は第5
図に示すように、本体62に形成した略U字状の切欠き
部64の開口を横断して進退動するロッド66と、この
ロッド66に切欠き部64を閉じる方向に付勢するばね
68とを備える0本体62には、ロッド66の引っ張り
方向の端に係合孔70が形成され、この係合孔70には
前記チェーン50の下端が連結されている。またロッド
66の引っ張り方向の端部はワイヤ106に連結されて
いる。なお切欠き部64は第4図から明らかなように、
そのロッド66の復帰方向側の内面がロッド66先端側
に向って、外側へ広がるように形成され、この切欠き部
64に掛止される後記アンカー80のシャックル86が
ロッド66の脱出により滑らかに脱出できるように作ら
れている。
第3図において80はダンフォース型のアンカーであり
、そのシャンク82のクラウン側にはフルーク84が所
定範囲内で回動自在に取付けられている。シャンク82
の反クラウン側は、前記第2の掛止装置60に切欠き部
64に掛止されてりる。すなわちロッド66をバネ68
の付勢力に反して引っ張り、切欠き部64の開口を開い
てシャンク82の反クラウン側端に取付けたシャックル
86をこの切欠き部64に係合させ、ロッド66を戻せ
ばよい、シャンク82のクラウン側付近のフルーク84
は、補助索88としてのワイヤによって前記本体62の
下部に連結されている。
なお解放レバー32を第1の掛止装置10のロック爪2
6に係合した第2図の状態では、主索42の張力はチェ
ーン100によって第2の掛止装置60の本体62に伝
えられるようにその長さが決められている。また補助索
88はシャンク82よりも長くなっている。
従って解放レバー32を第1の掛止装置10に装着した
第1図の状態では、アンカー80の把駐力は第2の掛止
装置60、チェーン50、第1の掛止装置lOおよび主
索42を介して船体に伝太られ、通常のアンカーとして
使用される。
船を移動させるために主索42を巻き上げる際に、アン
カー80が水底の海藻の根や岩に掛っていわゆる根がか
りを起した時には、第4B図に示すように重錘46を使
って解放レバー32をロック爪26から解放する。すな
わち船上で重錘46を開き主索42を囲むようにして閉
じてロックし、重錘46から手を離して重錘46を主索
42に導いて落下させる0重錘46が第1の掛止装置1
0に達すれば、第4B図に示すように天秤状レバー24
の両端を同時に打撃し、このレバー24およびこれと一
体のガイドロッド22.22、ロック爪26をばね28
に抗して押下げる。このためロック爪26が解放レバー
32の爪部32bから脱出し、解放レバー32はその下
端のビン34を支点にして第4B図で時計方向に回動す
る。なお解放レバー32に設けたチェーン100の係合
孔32cは、第4A図に示すようにビン34と主索42
の連結部とを結ぶ直線よりも解放レバー32の解放方向
側(図上右側)に僅かに偏位している。このためチェー
ン100の張力により解放レバー32はその下端のビン
34を支点にして時計方向に回動し、解放レバー32の
離脱が確実に行なわれる。
このように解放レバー32がロック爪26から解放され
ると、主索42の張力はワイヤ106によって第2の掛
止装置60のロッド66に伝えられ、このロッド66が
引かれる。このためロッド66は切欠き部64を開き、
ここに掛止されていたシャックル86を解放する。この
ため、アンカー80は補助索88によって第2の掛止装
置60に連結されることになり、アンカー80はこの補
助索88によりシャンク82のクラウン側から引揚げら
れることになる。従って船上から主索42を巻上げれば
アンカー80はクラウン側から引揚げられ、容易に根が
かりから解放される。
第6図は他の実施例を示す図であり、この実施例はアン
カー80を第2の係止装置60とチェーン100とを介
して船体に連結したものである。
すなわちチェーン100の上端とこのチェーン100に
一体化したワイヤ106とは船上に導かれ、船上からワ
イヤ106を引くことにより第2の掛止装置60のロッ
ド66を引いて第2の掛止装置60をシャンク82の反
クラウン側から解放する。従ってアンカー80は補助索
88によってクラウン側から引き上げられる。
以上の実施例のチェーン100は、隣接する環102に
ガイド104を連続して設けているが、本発明はガイド
104を適宜の間隔をもって数個おきの環104にとび
とびに設けておいてもよい。
以上の各実施例では、アンカーの根掛り解放装置に本願
のチェーンを適用したものであるが、本発明はこれに限
られるものではなく、種種の使用が可能である。
第7図は飛行船200を地面に固定するためのチェーン
にこの発明を適用した例を示す図、第8図はそのチェー
ン下端の固定部を示す図である。
この実施例では前記第1〜6図の実施例で用いたものと
同様なチェーン100を複数本用い、これらチェーン1
00の下端を前記第5図に示したものと同様な掛止装置
60を用いてフック202に掛止する。ここにフック2
02は地面に固定されているのは勿論である。そして、
各チェーン100のワイヤ106を飛行船の操縦室から
同時に引くことにより、全てのチェーン100の下端を
同時にフック202から解放することができる。   
                  4゜第9図はさ
らに他の例を示す図であり、これは浮きクレーン300
に前記第1.2図に示すものと同様なチェーン100を
用いたものである。すなわちチェーン100の下端に前
記第5.8図に示すような掛止装置60を取付け、ここ
にテトラポット302や人工魚床等を掛止して水中に降
下する。そして浮きクレーン300の操縦室からワイヤ
を引いて掛止装置60からテトラポット302などを解
放する。従って水中に作業者が潜ることなく水上からテ
トラポット302などの設置ができ作業性が向上する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、略楕円型の環を連ねたチェーン
のかく環が挟む角度内にワイヤガイドを突設し、このワ
イヤガイドに可撓性のワイヤを挿通したものであるから
、チェーンとワイヤとが絡み合うことがなく、またチェ
ーンが多少ねじれてもワイヤは常に円滑に操作すること
が可能になる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はその長さ
方向に直交する面での断面図、第3図はその使用例を示
す図、第4A図はその第1の掛止装置を一部断面した側
面図、第4B図はその解放す図である。
100・・・チェーン、 102・・・環、 104・・・ワイヤガイド、 106・・・ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略楕円型の環を連ねたチェーンと、このチェーンの長さ
    方向から見て各環が挟む共通の角度内に位置するように
    各環に突設されたワイヤガイドと、このワイヤガイドに
    挿通された可撓性のワイヤとを備えることを特徴とする
    ワイヤ付きチェーン。
JP12454089A 1989-05-19 1989-05-19 ワイヤ付きチェーン Pending JPH02304234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454089A JPH02304234A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 ワイヤ付きチェーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454089A JPH02304234A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 ワイヤ付きチェーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02304234A true JPH02304234A (ja) 1990-12-18

Family

ID=14888008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12454089A Pending JPH02304234A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 ワイヤ付きチェーン

Country Status (1)

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JP (1) JPH02304234A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020164767A1 (de) * 2019-02-11 2020-08-20 Innogy Se Ankerkettensystem

Cited By (1)

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