JPH02304072A - α,β―エポキシアミドの製法 - Google Patents

α,β―エポキシアミドの製法

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JPH02304072A
JPH02304072A JP1121690A JP12169089A JPH02304072A JP H02304072 A JPH02304072 A JP H02304072A JP 1121690 A JP1121690 A JP 1121690A JP 12169089 A JP12169089 A JP 12169089A JP H02304072 A JPH02304072 A JP H02304072A
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JP
Japan
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compound
formula
group
substituent
substituted group
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JP1121690A
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Katsuhiko Fujimoto
克彦 藤本
Hiroshi Maruyama
洋 丸山
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目的〕 本発明は、カルバペネム誘導体合成の中間体(1)の製
法である。
カルバペネム誘導体に゛ずぐれた活性を示す抗菌剤であ
るが、醗酵法では低収率でしか得られず合成法により製
造されて因るものである。その合成法の一つとして次式
で示される製法があすなわちα、β−エポキシアミド誘
導体(1)を塩基で処理して得られるアゼチジノン誘導
体(4)を過酸と反応させるとアシルオキシアゼチジノ
ン誘導体(5)が得られる(特開昭56−142259
号公報)。化合物(51からカルバペネム誘導体(6)
は既知の方法(特開昭59−51286号公報)で合成
される。
一方、化合物(11の合成法として、混合酸無水物法(
S、 Hanessian et、 al、、 J、A
l7T、 Ohpm、 Soc 1071438(19
85))あるいけ酸クロライド法(特開昭fi3−25
3064号公報)が知られている。これらの製法は、化
合物(1)の工業的な製法とR7て次のような間観点が
ある。
すなわち混合酸加水法でに、エポキシカルボン酸(7)
とインブチルクロロホルメート(8) トラ反応させ、
酸知水物(9)とし、これにN−フェナシル−N−(T
)−メトキシフェニル)アミン00)全反応させると化
合物(1)が得られる。
この方法ではイソブチルクロロホルメートが高価であ一
す、化合物(11の製法として象用件が乏し−2い。
また酸クロライド法に、エフ政ギシカルボン酸(7)と
塩化オキサリルまたld、It化チオニル(1υとを反
応させ、酸塩化物α2とし、これに化合物Q13Jを反
応させるとエポキシアミド体(′7)が得られる。
(10,(11 この方法では酸塩化物Qつを製造し、この溶液を化合物
00)の溶液に加え反応させるという二段階の反応にな
り、化合物(1)の工業的な製法として問題がある。
発明者等は、エポキシカルボン酸(2)と化合物(3)
の混合溶液に、安価なオキシ増化リンを加える一段階反
応により好収率で化合物(1)f得る1榮的製法をkい
出し本発明を完成した。
本発明は 式 を有する化合物と、 式 を有する化合物またはその堪とをオギシ地化リンと塩基
の存在下、反応させることを特沸とする 式 を有する化合物の製法である。
上記式中、Mはアルカリ金属または有機アンモニウムイ
オンを示し、R1は置換基を有してもよいアルキル基ま
たは置換基を有し7てもよいフェニル基を示し、R2は
置換基を有しても↓いアリール基、置換基を有してもよ
いアラルキル基、アリル基またはトリ置換シリル基を示
す。
Mのアルカリ金属は、たとえばリチウム、ナトリウムま
たはカリウムがあげられ、M(2)′有機アンモニウム
イオシは、たとえばジシクロヘキシルアンモニウムイオ
ンまたはシクロヘキシルイソプロピルアンモニウムイオ
ンなどがあげられる。
R1のアルキル基は、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルまたはt−ブチルがあげられ
、 R1のアルキル基の置換基は、たとえばメトキシもしく
はエトキシのようなアルコキシ基または弗素、塩素もし
くは臭素のようなハロ□ゲン原子があげられる。
R1のフェニル基の満゛挨基は、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチルもしくはS−
ブチルのようなアルキル基、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシもしくはインプロポキシのようなアルコキシ基、
弗素、塩素もしくは臭素原子のようなノ・ロゲン原子ま
たはメトキシカルブニル、エトキシカルボニル、フロホ
キシカルーニル、イソゾロポキシカルポニルも1、(F
it、−ブトキシカル?ニルのようなアルコキシカル?
ニルが□あげられる。
R2のアリール基i、たとえばフェニル基があげられる
R2(7)アラルキル基は、たとえばベンジル、7エネ
チルまたはジフェニルメチルがあげられる。
R2のアリ□−ル基およびアラルキル基のアリール部分
の置換基は、たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ
、ジメトキシ、ジェトキシまたはジゾロポキシのような
アルコキシもしくはジアルコキシがあげられる。
R2のトリ置換シリル基の置換基はアルキル基   □
または/およびフェニル基があげられ、そのアルキル基
は、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソゾロビル
、ブチル、S−ブチルまたは/およびt−ブチルがあけ
られる。
化合物(3)の塩としては、たとえば塩酸塩、臭化水素
酸塩または硫酸塩があげられる。
本発明の製法は、化合物(2)を溶媒に懸墳し、化合物
(3)を加え、ついでオキシ塩イヒリンと塩基の混合溶
液を加え、−70°〜50℃で、1〜5時間反応させ、
反応液を常法に従って処理すると目的化合物(1)が得
られる。
本反応に使用する溶媒は、たとえば塩イヒメチレン、ク
ロロホルム、アセトニトリルまたはテトラヒドロフラン
があげら、れる。
本反応に使用する塩基は、たとえばピリジン、トリエチ
ルアミン、ツインゾロビルエチルアミンもしくはN−メ
チルモルホリンのような有機塩基または水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリ
ウムのような無機塩基があけられる。
〔効果〕
本方法による製法は、化合物(1)の工業的な製法とし
てすぐれた方法である。また化合物(1)ハカルバベネ
ム誘導体の中間体として有用である。
以下に本発明の実施例を示す。
ミ  ド a)β−メチルグリシP酸カリウム47.Q 43.3
 OS’を塩化メチレン60m1に懸濁し、N−フェナ
シル−N−(1)−メトキシフェニル)アミン塩酸塩5
.94Fを添加する。この懸濁&れ二別途調製したオキ
シ塩化りん2.19 all、ビリノン6.9211A
’、塩化メチレン30祷の混合液を−27〜−15℃で
滴下する。−25〜−10℃で2時間指拌した後、水6
0m1%塩化メチレン60−を加える。塩化メチレン層
は、水、飽オ日食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を温圧留去し、目的物6967を得た。
NMR(C!DOI3)δ: 1.45(3H,d、J
=6F7.)、2.83〜3.43 (2H、m )、
3.75(3H,s)、4.79(IH,d、J=17
.6Hz)、5.37(IH。
d、J=17.6Hz)、6.45〜8.01 (9H
、m )b)  aと同様にして、β−メチルグリシド
酸カリウム地17、N−フェナシル〜N−(p−メトキ
シ)フェニルアミン塩酸塩1.98 ?、オキシ塩化り
ん0.731nl、トリエチルアミン2.2縦、塩化メ
チレン30m1より目的物2.257を得た。
ミ  ド 実施例1−a同様にして、β−メチルグリシド酸カリウ
ムi’o、53f、N−フェナシル−N−(p−メトギ
シペンジル)アミン塩酸塩1.0Or、オキシ塩化りん
0.35m1.ビリノン1.22mA’。
塩化メチレン15m1より目的物103グを得た。
NMR,(CDol s )δ:L17〜1.47(3
H,m)、292〜3.56(2H,m)、3.63〜
3.82(3H,m)、4.22〜5.17(4I(、
m)、6.61〜7.96 (9H、m )実施例3 
 (2R,3R)−N−7エナシルーN−ジアニシルメ
チル〜β−メチルグリシドアミF実施例1−aとI’m
l&にして、β−メチルグリシド酸カリウム地0.58
F、N−7エナシルーN−ジアニシルメチルアミンm 
Rm 1. s y、オキシ塩化りん0.39m1、ピ
リジン134廐、塩化メチレン15m7!より目的物1
567を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) を有する化合物と、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) を有する化合物またはその塩とをオキシ塩化リンと塩基
    の存在下、反応させることを特徴とする 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) を有する化合物の製法。 上記式中、Mはアルカリ金属または有機アンモニウムイ
    オンを示し、R1は置換基を有してもよいアルキル基ま
    たは置換基を有してもよいフェニル基を示し、R^2は
    置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよ
    いアラルキル基、アリル基またはトリ置換シリル基を示
    す。
JP1121690A 1989-05-16 1989-05-16 α,β―エポキシアミドの製法 Pending JPH02304072A (ja)

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