JPH0230378A - ホットワイヤtig溶接装置 - Google Patents

ホットワイヤtig溶接装置

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JPH0230378A
JPH0230378A JP29278687A JP29278687A JPH0230378A JP H0230378 A JPH0230378 A JP H0230378A JP 29278687 A JP29278687 A JP 29278687A JP 29278687 A JP29278687 A JP 29278687A JP H0230378 A JPH0230378 A JP H0230378A
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JP
Japan
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tig
current
welding
wire
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP29278687A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takuwa
田桑 俊明
Masahiro Tsunoda
雅弘 角田
Noriyuki Ishikawa
敬之 石川
Yukio Hosono
幸男 細野
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホットワイヤTIG溶接装置に係り、特にパル
ス通電式アーク電源を用いて高速又は大溶着量の溶接を
行うのに好適なホットワイヤTIG′fJ接装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のホットワイヤT I G (Tungusten
 InertGas )溶接装置として、例えば、第4
図に示すものがある。
第4図において、1は溶接対象の母材、2はパルス通電
式アーク電源、3はTICトーチ、4はTIGトーチ3
に支持されたタングステン電極、5は溶接中タングステ
ン電極4と母材1との間に発生するアーク、6はアーク
電流を制御するアーク電流信号制御回路である。7はア
ーク5の発生部に送られるワイヤ#8はワイヤ7のコン
タクトチップ、9はワイヤ7を巻いたリール、10はリ
ール9からワイヤ7を送りだすワイヤ供給装置、11は
ワイヤ加熱電源、12はトランスである。
13は交流電源15とトランス12との間に接続さた双
方向性三端子サイリスタ(以下、双方向サイリスタと略
す)、14は双方向サイリスタ13のゲートを制御する
ゲート制御回路である。15は100V、200V等の
交流電導、16はワイヤ加熱電源11の出力端子、17
はトランス12の二次側の両端に接続された整流用のダ
イオード、18はコンジットケーブルである。
以上の構成において、溶接に際してはゲート制御回路I
4によってゲート信号を双方向サイリスタ13に与え、
双方向サイリスタ13の通電量を制御し、出力端子16
の出力電流を可変する。ゲート制御回路14は、位相角
φ1とφ2のゲート信号を発生し、これに応じて双方向
サイリスタ13は位相角φ、〜π、φ2〜2πの期間で
導通し、他の期間では遮断される。
このような制御により、ワイヤ7と母材1間には、双方
向サイリスタ13の導通期間すなわち半周期毎(π〜φ
1)の期間のみ電流が供給される。
一方、TIGトーチ3にはアーク電源2によってTIC
電流が供給され、タングステン電極4と母材1間にアー
ク5が形成される。同時にアーク5の形成部に不活性ガ
スが供給され、溶接対象部が外気に触れるのを防止する
ゲート制御回路14に対しては、アーク電流信号制御回
路6から制御信号が与えられる。この制御信号はアーク
電流がピーク電流にある期間はワイヤ加熱電源11の出
力を阻止し、アーク電流がベース電流にある期間は、ワ
イヤ加熱電源11から所定の電力が出力されるように制
御する。
第5図(a)はタングステン電極4に流れるTIG電流
波形を示し、第5図(b)はワイヤ7におけるワイヤ加
熱電力を示している。TIG電流はピーク期間とベース
期間を有するパルス波形を持ち、このベース期間におい
てのみワイヤ電流が流れるようにされている。
第4図に示す構成のホットワイヤTIG溶接装置を第6
図に示すようなテストピース回転装置に装着して溶接を
行った結果を示したのが第1表である。テストピース回
転装置は、ポジショナ20と、このポジショナ20に装
着されてテストピース19を把持しながら回転ぎせる回
転部21とより構成されている。なお、18はワイヤ送
給ケーブルである。また、テストピース19として、1
01.6mmφX15mmtで5US304の材質のも
のを用いている。このデータによるテストピース19を
5US30B系の1.2mm−のワイヤで溶接し、その
溶着量を5g/min〜40g/minまで5g/mi
nごとに変化させながら最適溶接条件で突合わせ溶接し
、溶接部をX線撮影して得た結果が後記する第1表であ
る。
第1表より明らかなように、溶着量に比例してTIG電
流及びワイヤ加熱電力が増大する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のホットワイヤTIG溶接装置にあっては
、第1表より明らかなように、25g/min以上の溶
着量ではワイヤ7に通電する電力も大となり、又アーク
5のベース、ピークも大となるため、アーク電流のベー
ス時とピーク時でアークの引かれる方向が変化する。つ
まりアーク状態がベース時とピーク時で大幅に変化する
第7図に示すように、TIC電流(A)/ワイヤ電力(
KW)500を超える時(溶着量20g/ m i n
以下の時)ワイヤ電力0(TIGアーク電流ピーク時)
となっても、溶接に影響を及ぼさないが、500以下で
は(TIGアーク電流ベース時)と、ワイヤ電力0(T
IGアーク電流ピーク時)とで溶接に影響を及ぼす磁場
状態となる。
従・うて第1表のように溶接金属中に欠陥が生じるもの
と考えられる。また、20g/min以下に、おいても
アーク長の許容安定範囲が2〜3mmと狭くなり、溶接
中の監視に神経を費やさねばならない不都合があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、
溶着量を大きくしても溶接金属中に欠陥を生じないよう
にすることができるホットワイヤTIG溶接装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、TfGアーク電流
のピーク期間にベース期間時の数分の1の電流を通電す
るようにしたものである。
〔作用〕
ワイ亨電力をTIGアーク電流ピーク時に、TIGアー
ク電流ベース時より減じて供給することにより、TIG
アーク電流のベース期間とピーク期間で磁場の状態が大
幅に変化することがないため、アークの振らつきも少な
く、欠陥なくローパルスTIG溶接とワイヤ加熱方式を
組み合わせた溶接が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
第1図においては、第4図と同一であるものには同一引
用数字を用いたので重複する説明を省略する。
第1図に示すように、本発明は、アーク電源2より出力
されるTIG電流(即ち、アーク電流)を検出するアー
ク電流検出センサ22、出力端子16におけるワイヤ電
圧検出信号27及びワイヤ電流検出信号2日に基づいて
ワイヤ加熱電力を算出するワイヤ加熱電力検出器24、
センサ22の検出信号に基づいてベース期間かピーク期
間かを判定する期間判定回路26、ピーク時出力調整器
29、期間判定回路26より出力される開閉指令に基づ
いてオン・オフ動作をし、オン時にピーク時出力調整器
29の出力信号をゲート制御回路14へ通過させるスイ
ッチ31の各々を付加すると共に、電流信号制御回路6
を除去して構成される。
なお、ゲート制御回路14にはワイヤ加熱電力検出器2
4及びスイッチ31の各出力信号のほか、ワイヤ送給装
置10より送り出されるワイヤ7の送給速度の指示電圧
25が印加され、これらに基づいてゲート制御回路14
は双方向サイリスタ13の位相角を制御する。
次に、以上の構成による実施例の動作について説明する
第2図(a)のようなTIG溶接中のアーク電流はアー
ク電流検出センサ22によって常時監視され、その検出
信号によって期間判定回路264Lその検出レベルから
ピーク期間にあるかベース期間にあるかを判定する。検
出レベルが成る値以上であることをもってピーク期間の
判定し、それ以下のレベルであるときにはベース期間で
あると判定する。ベース期間であると判定されたときに
はスイッチ31オフにするような指令30をスイッチ3
1へ送出し、また、ピーク期間であることが判定さたと
きにはスイッチ31をオンにする指令30を期間判定回
路26よ出力する。
ゲート制御回路14はスイッチ31のオン時にセンサ2
2の検出信号をピーク時電力調整器29で調整したピー
ク時電力調整信号に基づいたTIG電流がワイヤ7に流
れるように双方向サイリスタ13を制御する。
一方、ベース期間が判定された場合、指令30はゲート
制御回路14には与えられず、ワイヤ送給速度支持電圧
25とワイヤ加熱電力検出信号33とに基づいてゲート
制御回路14は双方向サイリスタ13を制御する。ゲー
ト制御回路14は検出信号33(電圧値Va)と指示電
圧25(電圧値vb)とがVa−V bとなるように演
算し、更にVa−Vc−Vd(但し、Vcはスイッチ3
1の出力電圧)に対応した第2図(b)のような電力が
ワイヤ7に供給されるように双方向サイリスタ13を制
御する。ピーク時電力調整器29によるVcの可変範囲
は、実用上、ベース期間に供給されるアーク電力の約1
/3〜2/3に設定するのが望ましい、1/3以下では
、TIGアーク電流ベース期間とピーク期間との間で磁
気状態の差が大となり・、従来例と同様に欠陥発生の原
因となる。また2/3以上では磁気吹きの影響が大とな
り、溶接中に欠陥を生じ易くなる。この方式の回路で溶
接した場合の溶接条件、および第3図に示す如きテスト
ピースに対する溶接後のX線撮影結果を第2表に示す。
第2表より明らかなように溶着量40g/minまで欠
陥なく溶接でき、アーク長の変動に対しても5〜6mm
の許容範囲があり従来の約2倍の許容度が得られた。
以上示した実施例によれば、従来構成の装置においては
、溶着量25g/min以上では欠陥なしの溶接ができ
なかったものが、本発明においては40g/minにお
いても磁気の影響なくホットワイヤTIG溶接でき、裏
波溶接やビード整形に大きな威力を発揮し、ローパルス
TIG溶接の能率向上を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ピーク期間においても所
定のアーク電力を供給するようにしたので、溶着量を大
きくしても溶接に欠陥を生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図(a)
、(b)は第1図の実施例におけるTIG電流およびア
ーク電力の波形図、第3図(a)、(b)は本発明の実
施例の試験のために用いたテストピースの平面図及び断
面図、第4図は従来のホットワイヤTIG溶接装置を示
す回路図、第5図(a)、(b)は第4図の装置におけ
るTIG電流およびアーク電力の波形図、第6図はテス
トピースを回転させるためのテストピース回転装置の一
例を示す斜視図、第7図はアーク発生特性図である。 1・・・・・・母材、2・・・・・・アーク電源、3・
・・・・・TIGトーチ、4・・・・・・タングステン
電極、5・・・・・・アーク、7・・・・・・ワイヤ、
13・・・・・・双方向性3端子サイリスタ(双方向サ
イリスタ)、14・・・・・・ゲート制御回路、17・
・・・・・ダイオード、22・・・・・・アーク電流検
出センサ、24・・・・・・ワイヤ加熱電力検出器、2
6・・・・・・期間判定回路、29・・・・・・ピーク
時電力調整法31・・・・・・スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピーク期間とベース期間を有するパルス電流をT
    IGトーチの電極と母材間に供給すると共に、前記母材
    とワイヤ間にTIG電流を前記ベース期間中に通電させ
    てTIG溶接を行うホットワイヤTIG溶接装置におい
    て、前記TIG電流の数分の1のTIG電流を前記ピー
    ク期間中に通電させるアーク電力供給手段を設けたこと
    を特徴とするホットワイヤTIG溶接装置。
  2. (2)前記ピーク期間中のTIG電流を、前記ベース期
    間中のTIG電流に対し1/3〜2/3に設定したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載ホットワイ
    ヤTIG溶接装置。
JP29278687A 1987-11-19 1987-11-19 ホットワイヤtig溶接装置 Pending JPH0230378A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2380691A3 (en) * 2010-04-26 2011-11-09 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Method of and system for pulsed consumable-electrode gas-shield arc welding
WO2014140745A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Lincoln Global, Inc. Tandem hot-wire systems

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US9018563B2 (en) 2010-04-26 2015-04-28 Kobe Steel, Ltd. Consumable-electrode gas-shield arc welding method and consumable-electrode gas-shield arc welding system
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