JPH02303347A - 直流機のフラツシオーバ防止方法 - Google Patents

直流機のフラツシオーバ防止方法

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JPH02303347A
JPH02303347A JP1125168A JP12516889A JPH02303347A JP H02303347 A JPH02303347 A JP H02303347A JP 1125168 A JP1125168 A JP 1125168A JP 12516889 A JP12516889 A JP 12516889A JP H02303347 A JPH02303347 A JP H02303347A
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JP
Japan
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brush
motor
current
temperature
flashover
Prior art date
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Pending
Application number
JP1125168A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kawashima
川島 美典
Kunio Tabei
邦夫 田部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH02303347A publication Critical patent/JPH02303347A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、一般産業に広く用いられる直流電動機のフラ
ツシオーバを防止するのに好適な直流機のフラツシオー
バ防止方法に関する。
【従来の技術】
直流電動機や直流発電機等の直流機は、主に、それぞれ
に巻線を有する固定子と、回転子とから構成されている
。直流電動機においては、固定子の巻線(界磁巻線)に
界磁電流が流れて生しる界磁磁束と、回転子の巻線(電
機子巻線)に流れる直流電流(以下、電動機電流)との
間に作用する電磁力により、該回転子にトルクが発生し
、回転する。このトルクは、前記界磁電流と電動機電流
との積に比例したものとなる。 前記電動vi;流は、第2図に示すように、回転しない
ブラシホルダ10に固定したカーボンブラシ12を、回
転子の軸方向端部に設けられた整流子14に接触させ、
該ブラシ12及び整流子14を介して供給する0通常、
ブラシホルダ10は、電!!1機の極(ボール)数に応
じて配置され、1つのブラシホルダ10には、複数個の
カーボンブラシ12が設置される。カーボンブラシ12
の数は、当該ブラシ12の許容電流と主回pIt流によ
って決まる。なお、第2図においてはブラシホルダ10
が1(11Lか示されていないが、必要なカーボンブラ
シ12の個数に応じた個数のブラシホルダが、同じ極に
設けられている。 回転子が回転する際には、カーボンブラシ12と整流子
14が接触した状態で回転するが、その際、カーボンブ
ラシ12はある一定の圧力で整流子14に押付けられて
、回転子への給電を安定して行えるようにされている。 なお、第2図において、符号16は回転子巻線の終端部
、18は補償コイル、20はブラシホルダ10の保持部
材、22は回転子細である。又、カーボンブラシ12は
、詳細には第3図に示す構成を有しており、符号12A
はリード線である。 前記のような構成を有する直流x1#jJviζj、速
度等の制御性がよいため、広〈産業用に用いられている
。ここで、直流電動機を速度制御する回路の一例を第4
図に示す、第4図において、符号24は直流電動機、2
4Aは該電動I!24の固定子巻線、24Bは回転子で
ある。 第4図の制御回路においては、直流電動6m24に、サ
イリスタ電源部26から直流電圧、電流の電源を供給し
て回転させる。該制御回路は、速度指令に従った速度で
前記直流電動機24を回転させるために、速度制御(A
’SR)アンプ28及び電流制@(ACR)アンプ30
により速度及び電動機電流を制御する。 即ち、例えばパルスジェネレータ(PG)からなる速度
検出器32により回転子24Bの実速度を検出し、該実
速度をフィードバックして速度指令に突合わせて、前記
ASRアンプ28に入力する。当該ASRアンプ28は
この実速度が突合わされた速度指令から電流指令を出力
する0例えば、直流電動a!24の速度が低下した場合
には、電動機電流を増加させる電流指令を出力する。し
かしながら、その電流指令もあまり大きくすると、直流
電動機24の焼損を発生させる恐れがあるため、通常は
、電動8144流が定格値の200%までしか上がらな
いように、電流制限回路34で電流指令を制限している
。 又、電動機電流は、例えば変流器36で検出されており
、検出t4流は、前記電流制限回路34から出力される
g:h流指令にフィードバックし、検出電流が電流指令
に等しくなるように、ACRアンプ30によりサイリス
タ変換部26の出力電圧を制御する。
【発明が達成しようとする課題】
しかるに、直流機においては、ブラシと整流子との間に
接触不良が生じると、ブラシホルダ間に異常な電圧が生
じ、整流子上に放電現象が発生する場合がある。このよ
うな放電現象がフラツシオーバと呼ばれる。このフラツ
シオーバが生じた場合には、整流子の破損や回転子巻線
の絶縁破壊が発生し、直流機に多大な損害を及ぼす恐れ
がある。 このフラツシオーバの原因については種々の要因がある
が、一般に、あるブラシが接触不良になり、それに起因
して他のブラシに電流が局部的に集中して流れ、その結
果、整流子面が荒れてしまい、全体的に接触不良が増加
してフラツシオーバに至るといわれている。 従来は、前記のような接触不良を防止するべく整流子面
の凹凸や信心をなくするため、直流機の所定期間の運転
毎にバイトで整流子面を研削し、あるいは、ブラシの躍
りやブラシ火花を見て、それが大きいとバイトで整流子
面を研削したりしている。又、整流子面の偏心、凹凸を
検出し、当該偏心、凹凸が所定値を超えたときに整流子
面を研摩するようにしている(特公昭63−61867
に開示)。 しかしながら、これら技術では、整流子面の接触不良を
防止することのみ対象としているため、接触不良により
生じるブラシ個々に流れる電流の局部的な集中を防止で
きず、従って、フラツシオーバを確実、且つ、未然に防
止し得ないという問題点がある。 本発明は、前記従来の問題点に勇みてなされたもので、
直流機にフラツシオーバが生じるのを未然、且つ、確実
に防止できる直流機のフラツシオーバ防止方法を提供す
ることを課題とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、直流機を運転するに際して、該直流機のブラ
シの温度を検出し、検出温度に基づき、ブラシに流れる
ts流を制御して、直流機のフラツシオーバを防止する
ことにより、前記課題を達成したものである。
【作用】
発明者等の種々の調査によれば、直流機を運転するに際
して、あるブラシと整流子面との間に接触不良が生じた
場合には、局部的に他のブラシに流れる電流が増加する
。この際、当該他のブラシは、そあ抵抗損により発熱し
、温度上昇を生じる。 従って、ブラシの温度からブラシに流れる電流を知るこ
とができる。 一方、ブラシの接触不良によるフラツシオーバを防止す
るためには、ブラシに流れる電流をフラツシオーバの生
じない範囲に制御すればよい。 以上のことから発明者等は、ブラシの温度に基づき、ブ
ラシに流れる電流を制御すれば、フラツシオーバを防止
できるという知見を得て、本発明を創案したものである
。 本発明により、ブラシに流れる電流をフラツシオーバの
生じないように制御できるため、直流機のフラツシオー
バを未然に防止することができる。 これにより、ブラシの接触不良に起因する直流機の整流
子の破損や回転子巻線の焼損等を未然に防止できる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示すような、直流電動機24に
フラツシオーバが生じないように速度制御する制御回路
である。 この実施例に係る制御回路の基本的な構成は、前出第4
図に示した制御回路と略同様であるが、電流制限回路3
7の制限値は、ブラシ温度異常判定部38より出力され
る制限値で変更される。 即ち、直流電動機24のブラシホルダ10にはブラシ1
2の温度を検出する温度計40が、例えば各ブラシホル
ダ10毎に設けられており、当該検出温度Tは全て前記
温度異常判定部38に入力される。当該温度異常判定部
38は、入力されたそれぞれのブラシ温度Tを各設定温
度α1、α2、α3、α4とそれぞれ比較し、この比較
の結果により前記電流制限回路37の制限値β1、β2
、β3、β4、β5(この制限値β1〜β5は、定格の
何%以上の電流指令を制限するかを示す)を変更するよ
うになっている。又、この温度異常判定部38は前記各
設定温度α1〜α4、制限値β1〜β5の値を電動機に
応じて各部から設定できると共に、電流制限値低下の警
報を出力するようになっている。 なお、その他の構成は前記第2図乃至第4図に示した直
流電動機、制御回路と同様であるため、同様の部分に同
一の番号を付してその説明は略する。 以下、実施例の作用を説明する。 第1図に示す直流電動機24を運転している際には、制
御回路により、速度指令に従って、直流な動ti!24
の速度を制御し、それと共に、各温度計40は時々刻々
と各ブラシ12の温度を検出し、検出温度をブラシ温度
異常判定部38に入力する。 該異常判定部38においては、入力された各ブラシ温度
T全てと設定温度α1、α2、α3、α4とを比較し、
その温度Tに応じた電流制限値β1、β2、β3、β4
、β5を選択して電流制限回路37の制限値を変更する
。これにより、直流電動8124へ流入する全電流が制
限される。又、電流制限値が変更された場合には、その
変更を知らせる警報を出力する。 例えば、複数のブラシ12に接触不良が発生したときに
は、他のブラシ12に流れる電流が増加するため、当該
他のブラシ12の温度は増加する。 全部のブラシ12の温度が低く、Tくα1のときには、
電流制限値はβ1であるが、使用されているブラシ12
の温度Tが1つでもα1≦Tくα2となった場合には、
電流制限値はβ2となる。ここで、電流制限値β1、β
2間にはβ1〉β2の関係がある。 更に、順次ブラシの温度が高くなるにつれて電流制限値
を低下させていく、即ち、第1図のブラシ温度異常判定
部38中に記載したフローチャートに従って電流制限値
を漸次低下させていく。 このフローチャートにおいては全ブラシの温度がα1未
満であれば前記のように電流制限値はβ1であり、ブラ
シ12のう゛ち温度Tが1つでもα1くTくα2であれ
ば電流制限値をβ2とする。 更に、ブラシ温度が上がりα2≦Tくα3であれば電流
制限値をβ3とし、α3≦Tくα4となれば制限値をβ
4とし、α4≦Tであれば制限値をβ5とする。 なお、これら設定温度α1、α2、α3、α4の間には
α1くα2くα3くα4の関係があり、電流制限値β1
、β2、β3、β4、β5間にはβ1〉β2〉β3〉β
4〉β5の関係がある。又これら設定温度α1〜α4、
電流制限値βf〜βSは個々の電動機により異なる値で
あるため、その電動機に応じて外部からその値を設定す
る。 以上のようにして、ブラシ温度Tの上昇に伴い制限値が
低下していくため、それに伴い、直流電動11124に
流れる全電流の最大値が制限される。 これにより、個々のブラシ12に流れる電流が過大とな
り、過負荷になることを抑制し、個々のブラシが7ラツ
シオーバに至るのを防止する。よって、ブラシの接触不
良によるフラツシオーバと共に、フラツシオーバによる
整流子面の焼損を未然に防止することができる。 又、接触不良のブラシがあることも前記異常判定部38
から出力される制限値の低下の警報で発見できるため、
保全の不充分による接触不良の早期発見にも役立つ。 なお、前記実施例では、いずれか1つのブラシの温度が
上昇した場合に、全電流の$’J @ mを低下させて
、当該ブラシに流れる電流を制御していた、 が、本発
明によるブラシ電流の制御はこれに限定されない、例え
ば、個々のブラシ毎に電流制御回路を設けて、当該ブラ
シの電流のみを制限してもよい。 又、前記実施例では、ブラシ温度上昇の際の電流の制御
を電流制限値により行っていたが、電流指令に対するt
法文化率を温度上昇に応じて変更し、電流を制御するこ
ともできる。 更に、前記実施例では、直流機として直流電動機を例示
し、その速度制御回路に本発明を実施して、フラツシオ
ーバを防止していたが、本発明を適用可能な直流機は、
直流電動機に制限されるものではない0例えば、直流発
tv1にも適用できる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、ブラシの接触不良
に起因する直流機のフラツシオーバを確実、且つ、未然
に防止でき、整流子面が焼損に至るのを未然に防止でき
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る直流電動機及びその制
御回路の全体的な構成を示す、一部に要部斜視図を含む
ブロック図、 第2図は、従来の直流電動機の整流子近傍の詳細な構成
を示す要部斜視図、 第3図は、前記直流電動機に用いられるブラシの構成例
を示す要部斜視図、 第4図は、従来の直流電動機の制御回路の構成例を示す
ブロック図である。 10・・・ブラシホルダ、 12・・・ブラシ、 14・・・M流子、 24・・・直流電動機、 26・・・サイリスタ変換部、 28・・・速度制御(ASR)アンプ、30・・・電流
制御(ACR)アンプ、32・・・速度検出器、 37・・・電流制限回路、 38・・・ブラシ温度異常判定部、 40・・・温度計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流機を運転するに際して、 直流機のブラシの温度を検出し、 検出温度に基づき、ブラシに流れる電流を制御して、前
    記直流機のフラツシオーバを防止するようにしたことを
    特徴とする直流機のフラツシオーバ防止方法。
JP1125168A 1989-05-18 1989-05-18 直流機のフラツシオーバ防止方法 Pending JPH02303347A (ja)

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JP1125168A JPH02303347A (ja) 1989-05-18 1989-05-18 直流機のフラツシオーバ防止方法

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JP1125168A JPH02303347A (ja) 1989-05-18 1989-05-18 直流機のフラツシオーバ防止方法

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JPH02303347A true JPH02303347A (ja) 1990-12-17

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JP1125168A Pending JPH02303347A (ja) 1989-05-18 1989-05-18 直流機のフラツシオーバ防止方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005019585B4 (de) * 2004-04-28 2007-08-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Elektrische Luftpumpe für ein Sekundärluftzufuhrsystem

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005019585B4 (de) * 2004-04-28 2007-08-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Elektrische Luftpumpe für ein Sekundärluftzufuhrsystem
US7568893B2 (en) 2004-04-28 2009-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric air pump for secondary air supply system

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