JP4822138B2 - 発電システムおよびその運転方法 - Google Patents
発電システムおよびその運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4822138B2 JP4822138B2 JP2008155364A JP2008155364A JP4822138B2 JP 4822138 B2 JP4822138 B2 JP 4822138B2 JP 2008155364 A JP2008155364 A JP 2008155364A JP 2008155364 A JP2008155364 A JP 2008155364A JP 4822138 B2 JP4822138 B2 JP 4822138B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- permanent magnet
- command value
- upper limit
- magnet synchronous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
図7において、1は永久磁石で回転界磁極を構成した永久磁石同期発電機(PMG)であり、回転子(回転界磁極)はガスタービンエンジン等の原動機2の出力軸に結合されて駆動されるようになっており、また、固定子(電機子巻線)は静止型電力変換器3の入力端子に接続されている。
なお、前述した例は回転数低下時の作用であるが、永久磁石同期発電機1の磁石温度が上昇し、磁石が減磁した場合でも同様の課題が生じる。
この擾乱は、商用電源系統母線6に接続される他の電源の総容量に対して、インバータ3が供給する電力の割合が大きいほど大きくなる。
前記永久磁石同期発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の回転数と前記電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記回転数検出手段から入力した回転数信号の増減に対応して増減する電力指令値上限信号を出力する特性を有する第1の関数発生器と、
前記第1の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて電力指令値の上限を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記電力指令値上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、
を備えたことを特徴とする。
前記永久磁石同期発電機の永久磁石の温度を検出する磁石温度検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の永久磁石の温度と前記電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記磁石温度検出手段から入力した温度信号の増減に対応して減増する電力指令値上限信号を出力する特性を有する第2の関数発生器と、
前記第2の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて前記電力指令値の上限値を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記電力指令値上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、
を備えたことを特徴とする。
前記永久磁石同期発電機の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の出力電圧と電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記電圧検出手段から入力した電圧信号が所定の大きさ以下の場合定常運転時の電力指令値上限値よりも小さい電力指令値上限値信号を出力する第3の関数発生器と、
前記第3の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて電力指令値の上限値を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、を備えたことを特徴とする。
前記永久磁石同期発電機の回転数を検出し、回転数の増減に対応してインバータへ与える電力指令値の上限値を増減させることによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする。
前記永久磁石の温度を検出し、永久磁石の温度の増減に対応してインバータへ与える電力指令値の上限値を減増させることによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする。
前記永久磁石同期発電機の出力電圧が設定した電圧よりも低下した場合にインバータへ与える電力指令値の上限値を永久磁石同期発電機の出力電圧の低下が進行しない電力まで下げて保持することによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする。
図1は本発明の第1の実施形態を示す発電システムの構成図である。
図1において、永久磁石同期発電機1、原動機2、インバータ3、・・・、遮断器10については、図7で示したものと同じ部品のため、重複する説明は省略し、異なる点について重点的に説明する。
図3は本発明の第2の実施形態を示す発電システムの構成図である。
図3において、永久磁石同期発電機1、原動機2、インバータ3、・・・遮断器10、リミッタ22については図1で示したものと同じ部品のため、重複する説明は省略する。
図5は本発明の第3の実施形態を示す発電システムの構成図である。
図5において、永久磁石同期発電機1、原動機2、インバータ3、・・・遮断器10、リミッタ22については図1で示したものと同じ部品のため、重複する説明は省略する。
よりも大きいときは電力指令値の上限値Amaxの初期値Amax1を出力し、電圧検出値Vが低下していき、所定値Vminに達すると電力指令値の上限値をAmax1からAmax2に切替えて出力する。
Claims (7)
- 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムにおいて、
前記永久磁石同期発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の回転数と前記電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記回転数検出手段から入力した回転数信号の増減に対応して増減する電力指令値上限信号を出力する特性を有する第1の関数発生器と、
前記第1の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて電力指令値の上限を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記電力指令値上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、
を備えたことを特徴とする発電システム。 - 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムにおいて、
前記永久磁石同期発電機の永久磁石の温度を検出する磁石温度検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の永久磁石の温度と前記電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記磁石温度検出手段から入力した温度信号の増減に対応して減増する電力指令値上限信号を出力する特性を有する第2の関数発生器と、
前記第2の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて前記電力指令値の上限値を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記電力指令値上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、
を備えたことを特徴とする発電システム。 - 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムにおいて、
前記永久磁石同期発電機の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
前記永久磁石同期発電機の出力電圧と電力指令値の上限値との対応関係を予め設定しておき、前記電圧検出手段から入力した電圧信号が所定の大きさ以下の場合、定常運転時の電力指令値上限値よりも小さい電力指令値上限値信号を出力する第3の関数発生器と、
前記第3の関数発生器から入力した電力指令値上限値信号に基づいて電力指令値の上限値を設定することにより、外部から与えられた電力指令値の大きさが前記上限値を超える場合、上限値に制限して前記インバータへ出力するように構成したリミッタと、を備えたことを特徴とする発電システム。 - 前記第3の関数発生器は、前記電圧検出手段から入力した電圧信号が所定の大きさを超える場合、第1の電力指令値上限値信号を出力し、電圧信号が所定の大きさ以下の場合前記第1の電力指令値上限値よりも小さい第2の電力指令値上限値信号を出力する特性を有することを特徴とする請求項3記載の発電システム。
- 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムの運転方法において、
前記永久磁石同期発電機の回転数を検出し、回転数の増減に対応してインバータへ与える電力指令値の上限値を増減させることによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする発電システムの運転方法。 - 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムの運転方法において、
前記永久磁石の温度を検出し、永久磁石の温度の増減に対応してインバータへ与える電力指令値の上限値を減増させることによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする発電システムの運転方法。 - 原動機によって駆動される永久磁石同期発電機と、前記永久磁石同期発電機が出力する電力を電力指令値に基づいて商用電力に変換し、商用電源系統母線に供給するインバータとを備えた発電システムの運転方法において、
前記永久磁石同期発電機の出力電圧が設定した電圧よりも低下した場合にインバータへ与える電力指令値の上限値を永久磁石同期発電機の出力電圧の低下が進行しない電力まで下げて保持することによりインバータへの入力電流を制限することを特徴とする発電システムの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155364A JP4822138B2 (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 発電システムおよびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155364A JP4822138B2 (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 発電システムおよびその運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009303392A JP2009303392A (ja) | 2009-12-24 |
JP4822138B2 true JP4822138B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=41549687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008155364A Active JP4822138B2 (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 発電システムおよびその運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4822138B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6783101B2 (ja) * | 2016-09-09 | 2020-11-11 | 株式会社日立産機システム | 発電機コントローラおよびそれを用いた発電機システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515198A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 磁石発電装置 |
JP3978126B2 (ja) * | 2002-12-05 | 2007-09-19 | 株式会社日立製作所 | 二次電池を備えた風力発電システム |
-
2008
- 2008-06-13 JP JP2008155364A patent/JP4822138B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009303392A (ja) | 2009-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10042011B2 (en) | Method to detect or monitor the demagnetization of a magnet | |
JP5014437B2 (ja) | 励磁機と、送電系統に接続されない電力変換器とを有する可変速風力タービンのための電圧低下対応ライドスルーシステム | |
US8427116B2 (en) | Starting/generating system with multi-functional circuit breaker | |
EP2405134A1 (en) | Generator torque control methods | |
US9548605B2 (en) | Protection circuits and methods for electrical machines | |
US10418926B2 (en) | Counter-field winding in electrical generator | |
EP2808996B1 (en) | Voltage-controlled DC link for variable frequency generator excitation | |
KR20100002118A (ko) | 레귤레이티드 하이브리드 영구 자석 발전기 | |
EP3270507B1 (en) | Exciter drive circuit including configurable flyback unit with fast energy field collapse | |
EP3506490B1 (en) | Brushless synchronous power generation device | |
WO2008145191A1 (en) | Method and arrangement for performing voltage ride through in case of power grid failures | |
JP4822138B2 (ja) | 発電システムおよびその運転方法 | |
KR102224902B1 (ko) | 전동기 | |
CN104779846B (zh) | 开关磁阻电机调速装置、开关磁阻电机及调速方法 | |
JP2005318703A (ja) | インバータ発電装置 | |
US8884590B2 (en) | Electricity generation device and permanent-magnet electric generator | |
JP2011239553A (ja) | 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム | |
US20130234679A1 (en) | Aircraft power supply circuit including an asynchronous machine | |
US20240007039A1 (en) | A converter and a method for driving an electric machine | |
US10044305B2 (en) | Controlling aircraft VFG over voltage under fault or load-shed | |
JP6695246B2 (ja) | 界磁巻線型同期電動機 | |
JP6695250B2 (ja) | 界磁巻線型同期電動機 | |
JPH06284657A (ja) | 誘導発電機 | |
JP4017933B2 (ja) | 交流励磁形発電電動装置 | |
KR20200095952A (ko) | 자여자식 영구자석 동기발전기의 전압조절장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110802 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4822138 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |