JPH0230320A - 多重管製造用ビレット - Google Patents
多重管製造用ビレットInfo
- Publication number
- JPH0230320A JPH0230320A JP18125888A JP18125888A JPH0230320A JP H0230320 A JPH0230320 A JP H0230320A JP 18125888 A JP18125888 A JP 18125888A JP 18125888 A JP18125888 A JP 18125888A JP H0230320 A JPH0230320 A JP H0230320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- billet
- gap
- lid
- multiple pipe
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 48
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims description 28
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 18
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 8
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 7
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000001192 hot extrusion Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、押出しにより多重管を製造する際の素材であ
るビレットに関する。
るビレットに関する。
従来、長尺の多重管の製造方法として、熱間押出し法に
よる製造法がある。この方法では管素材同志の合わせ面
を密着させるために、その合わせ面間に間隙を設けて嵌
め合わせる方法が一般的に採られている。この合わせ面
は、熱間押出し製管前の加熱時および押出し製管時にお
ける酸化を防止するために両端を溶接シールし、さらに
合わせ面に存在する空気を抜くかあるいはアルゴンパー
ジを実施するなどの処理を行っている。
よる製造法がある。この方法では管素材同志の合わせ面
を密着させるために、その合わせ面間に間隙を設けて嵌
め合わせる方法が一般的に採られている。この合わせ面
は、熱間押出し製管前の加熱時および押出し製管時にお
ける酸化を防止するために両端を溶接シールし、さらに
合わせ面に存在する空気を抜くかあるいはアルゴンパー
ジを実施するなどの処理を行っている。
他方、この種の多重管は、異種の材質のものをクラッド
させることによって、内外において所要の特性を発揮せ
んとするものである。したがって、内外管素材には線膨
張率の相異が常につきまとう。
させることによって、内外において所要の特性を発揮せ
んとするものである。したがって、内外管素材には線膨
張率の相異が常につきまとう。
かかる条件の下で、内外管素材をその両端部においてシ
ール溶接すると、素材を加熱したとき、線膨張率の差に
よってそのシール溶接部が破断し、合わせ面が酸化され
、製管後、強固に画素材が冶金的に接合されない事態を
招く。
ール溶接すると、素材を加熱したとき、線膨張率の差に
よってそのシール溶接部が破断し、合わせ面が酸化され
、製管後、強固に画素材が冶金的に接合されない事態を
招く。
そこで本発明者は、特願昭63−70710号の明細書
において、多重管製造用のビレットにおいて、ビレット
の後端面等に内外管素材の合わせ面間の間隙を気密にす
るため、可撓性金属キャップを被せてその周囲をシール
溶接接合するとともに、後端面において内外管素材の少
くとも一つに可撓性金属キャップより突出長が長い保護
材を接合したものを開示した(以下、先行法という)。
において、多重管製造用のビレットにおいて、ビレット
の後端面等に内外管素材の合わせ面間の間隙を気密にす
るため、可撓性金属キャップを被せてその周囲をシール
溶接接合するとともに、後端面において内外管素材の少
くとも一つに可撓性金属キャップより突出長が長い保護
材を接合したものを開示した(以下、先行法という)。
上記キャップが可撓性を必要とするのは、ビレット加熱
中の熱膨張差を吸収して内外管素材間の間隙の気密状態
を維持確保するためである。また上記保護材は、キャン
プを破壊から保護するとともに、主として製管時におけ
る押滓量を低減するためにある。
中の熱膨張差を吸収して内外管素材間の間隙の気密状態
を維持確保するためである。また上記保護材は、キャン
プを破壊から保護するとともに、主として製管時におけ
る押滓量を低減するためにある。
しかしながら、上記先行法においては、保護材を可撓性
金属キャップの外側に取付けるものであるから、溶接個
所が、キャンプの内周縁と外周縁、保護材の内周縁ある
いは外周縁の少くとも一方の最低3個所必要となり面倒
である。
金属キャップの外側に取付けるものであるから、溶接個
所が、キャンプの内周縁と外周縁、保護材の内周縁ある
いは外周縁の少くとも一方の最低3個所必要となり面倒
である。
また押出し製管時に保護材が圧潰して、押出し用のコン
テナとビレットとの間の隙間に保護材の一部が流入する
恐れがあり、流入した場合は押滓量が増すこととなって
、歩留りが低下する。
テナとビレットとの間の隙間に保護材の一部が流入する
恐れがあり、流入した場合は押滓量が増すこととなって
、歩留りが低下する。
そこで本発明の主たる目的は、溶接個所が少く、手間の
かからない前記ビレットを歩留りよく製造する方法を提
供することにある。
かからない前記ビレットを歩留りよく製造する方法を提
供することにある。
上記課題を解決するための零発・明は、押出しによる多
重管製造用ビレットであって、多重管を構成する各管素
材の各隙間の前端部がシールされているとともに、後端
部において前記隙間を密閉する蓋が管素材の後端面に溶
接されており、その蓋内部に環状の添加片が収納されて
いることを特徴とするものである。
重管製造用ビレットであって、多重管を構成する各管素
材の各隙間の前端部がシールされているとともに、後端
部において前記隙間を密閉する蓋が管素材の後端面に溶
接されており、その蓋内部に環状の添加片が収納されて
いることを特徴とするものである。
本発明では、ビレット後端面の環状の蓋の内部に環状の
添加片を収納させるものであるから、先行法における保
護材の場合のように、蓋の外部に溶接する必要がない。
添加片を収納させるものであるから、先行法における保
護材の場合のように、蓋の外部に溶接する必要がない。
したがって、ビレット製作時の溶接個所としては蓋の溶
接個所、すなわち蓋の内周縁、外周縁の2個所のみで足
り、それだけ溶接作業が単純化することになる。
接個所、すなわち蓋の内周縁、外周縁の2個所のみで足
り、それだけ溶接作業が単純化することになる。
また蓋内部に添加片が人、ることにより、添加片の固定
が自動的にできる。しかも添加片の外径〈ビレットの外
径となるから、製管時に添加片が圧潰してビレットとコ
ンテナとの間の隙間に流入するようなことが全くなく、
押出し歩留りを安定した形で向上することができる。
が自動的にできる。しかも添加片の外径〈ビレットの外
径となるから、製管時に添加片が圧潰してビレットとコ
ンテナとの間の隙間に流入するようなことが全くなく、
押出し歩留りを安定した形で向上することができる。
以下本発明を図面を参照しつつさらに具体的に説明する
。なお、以下の説明においては、二重管のビレットを代
表例として示すが、二重管以上の多重管であってもよい
。
。なお、以下の説明においては、二重管のビレットを代
表例として示すが、二重管以上の多重管であってもよい
。
第1図および第2図は本発明に係る二重管ビレットの例
で、各管素材1に内管素材2が隙間Gをもって挿嵌され
ており、その一端の隙間G部分は予めV字状に開先加工
された後、シール溶接3されている。他端においては、
リング状の可撓性のM4が、隙間Gを覆うべく外管素材
1と内管素材2とに跨って設けられ、その蓋4の外周縁
および内周縁がシール溶接5A、5Bされている。また
、図示例では、押出し製管法によるビレットであるため
、先端の外周縁にアールが形成されている。
で、各管素材1に内管素材2が隙間Gをもって挿嵌され
ており、その一端の隙間G部分は予めV字状に開先加工
された後、シール溶接3されている。他端においては、
リング状の可撓性のM4が、隙間Gを覆うべく外管素材
1と内管素材2とに跨って設けられ、その蓋4の外周縁
および内周縁がシール溶接5A、5Bされている。また
、図示例では、押出し製管法によるビレットであるため
、先端の外周縁にアールが形成されている。
本発明では、この蓋4の内部に添加片6が収納されてい
る点に特徴がある。この添加片の役割を第3図および第
4図に基づいて説明すると、製管時に、第3図の白抜矢
符方向にビレットに対し押出力が加えられていくとき、
添加片6は圧潰されダミーブロック7のビレット側の面
全体に引き伸ばされることになる。そして押出しの最終
時には、第4図に示すように、外内管素材1,2を押出
した後に、圧潰されたM4と添加片6が押出しコンテナ
8内に残ることになり、内外管素材1,2は殆んど全て
有効に押出しでき、歩留りが向上する。
る点に特徴がある。この添加片の役割を第3図および第
4図に基づいて説明すると、製管時に、第3図の白抜矢
符方向にビレットに対し押出力が加えられていくとき、
添加片6は圧潰されダミーブロック7のビレット側の面
全体に引き伸ばされることになる。そして押出しの最終
時には、第4図に示すように、外内管素材1,2を押出
した後に、圧潰されたM4と添加片6が押出しコンテナ
8内に残ることになり、内外管素材1,2は殆んど全て
有効に押出しでき、歩留りが向上する。
押出製管後、矢印イ位置で切断し、添加片6は押滓とし
て回収すればよい。9は潤滑材としてのガラスディスク
、10はダイス、11はマンドレルである。
て回収すればよい。9は潤滑材としてのガラスディスク
、10はダイス、11はマンドレルである。
前述のように、本発明における添加片6はM4の内部に
収納するものであるから、その添加片6はビレット後端
面に直接溶接する必要はなく、溶接個所としては、蓋の
内周縁5B、外周縁5Aの2個所のみで足り、作業力、
<単純化する。
収納するものであるから、その添加片6はビレット後端
面に直接溶接する必要はなく、溶接個所としては、蓋の
内周縁5B、外周縁5Aの2個所のみで足り、作業力、
<単純化する。
また、この添加片6は、後述する脱気過程において、隙
間Gを塞ぎ脱気の障害になるのではないかという懸念が
ありうる。しかし、添加片6は蓋4の内部に隙間をもっ
て封入せざるを得ないので、脱気はこの隙間を通じて後
述の通り支障なく行うことができる。
間Gを塞ぎ脱気の障害になるのではないかという懸念が
ありうる。しかし、添加片6は蓋4の内部に隙間をもっ
て封入せざるを得ないので、脱気はこの隙間を通じて後
述の通り支障なく行うことができる。
蓋4の内部に入れる添加片60寸法は、原則として、蓋
4の内部に入るものであればよいが、添加片6のリング
の中心がビレットの後端面の中心からずれて設定される
ことは次の理由から好ましくない。すなわち、もしずれ
が生した場合には、添加片6の配置がビレットの中心軸
に対して軸対称でなくなり、ビレットが非軸対称変形を
受け、製品に偏肉を生じることになる。したがって、添
加片6のかかる偏芯配置は避けた方がよい。この偏芯を
防止するためには、添加片6の外径とM4の外周縁内径
または添加片6の内径と蓋4の内周縁内径との差が5m
程度以内、好ましくは111程度とするのがよい。
4の内部に入るものであればよいが、添加片6のリング
の中心がビレットの後端面の中心からずれて設定される
ことは次の理由から好ましくない。すなわち、もしずれ
が生した場合には、添加片6の配置がビレットの中心軸
に対して軸対称でなくなり、ビレットが非軸対称変形を
受け、製品に偏肉を生じることになる。したがって、添
加片6のかかる偏芯配置は避けた方がよい。この偏芯を
防止するためには、添加片6の外径とM4の外周縁内径
または添加片6の内径と蓋4の内周縁内径との差が5m
程度以内、好ましくは111程度とするのがよい。
二重管ビレットとしては第5図および第6図のものであ
ってもよいが、蓋4の形状および添加片6の、ビレット
後端における位置は、第1図または第2図に示したもの
が好ましい。かかる場合であれば、押出し時に、添加片
6は内外管素材12を均等に押すことができるし、押さ
れて隙間Gをちょうど閉塞する形となるので、M4が破
れた場合でも、隙間Gの密閉効果を維持できる。他方、
第5図、第6図のものでは、内管素材2のみが添加片6
により強く押圧されることになり、また蓋4が破損等し
た時は、隙間Gの気密性を保持できないなどの不利があ
り、あまり好ましいものではない。
ってもよいが、蓋4の形状および添加片6の、ビレット
後端における位置は、第1図または第2図に示したもの
が好ましい。かかる場合であれば、押出し時に、添加片
6は内外管素材12を均等に押すことができるし、押さ
れて隙間Gをちょうど閉塞する形となるので、M4が破
れた場合でも、隙間Gの密閉効果を維持できる。他方、
第5図、第6図のものでは、内管素材2のみが添加片6
により強く押圧されることになり、また蓋4が破損等し
た時は、隙間Gの気密性を保持できないなどの不利があ
り、あまり好ましいものではない。
他方、上記隙間Gは減圧もしくは真空に保持する必要が
あるので、第7図に示すように、好ましくは、蓋4の一
部に脱気管12を形成しておき、その口元に栓体13を
設けておくのがよい。
あるので、第7図に示すように、好ましくは、蓋4の一
部に脱気管12を形成しておき、その口元に栓体13を
設けておくのがよい。
かかるビレットは次のようにして製造される。
第1図において、まず外管素材1および内管素材2の先
端の合わせ面部分に開先加工を行う。次いで、外管素材
1内に内管素材2を挿嵌し、先端をシール溶接するとと
もに、添加片6を収納した蓋4を後端に配置し、シール
溶接4A、5Bを行う。
端の合わせ面部分に開先加工を行う。次いで、外管素材
1内に内管素材2を挿嵌し、先端をシール溶接するとと
もに、添加片6を収納した蓋4を後端に配置し、シール
溶接4A、5Bを行う。
その後、脱気管12を介して真空ポンプ(図示せず)に
より脱気したならば、その口元を栓体13により閉塞す
る。かかる作業が終了したビレットは、加熱後、熱間押
出し製管することによって多重管を製造できる。
より脱気したならば、その口元を栓体13により閉塞す
る。かかる作業が終了したビレットは、加熱後、熱間押
出し製管することによって多重管を製造できる。
上記蓋4の材質は、可撓性を有するものが好ましい。製
管時でのビレットの加熱によって、外管素材lと内管素
材2との線膨張率の相異に伴って、第8図または第9図
のように、長さの相異や径の相異を生じた場合、蓋4は
、各図のように追従変形し、気密状態を維持する必要が
あるからである。
管時でのビレットの加熱によって、外管素材lと内管素
材2との線膨張率の相異に伴って、第8図または第9図
のように、長さの相異や径の相異を生じた場合、蓋4は
、各図のように追従変形し、気密状態を維持する必要が
あるからである。
かかる要求を満足する蓋4の材質例としては、薄鋼板を
打抜きおよびプレス加工したものが好適であるが、他の
材質であってもよい。肉厚は2〜9龍程度が変形性およ
び破断防止性の点で好ましい。
打抜きおよびプレス加工したものが好適であるが、他の
材質であってもよい。肉厚は2〜9龍程度が変形性およ
び破断防止性の点で好ましい。
蓋4の縦断面形状は、第1O図fan、 (bl、 (
C)のように適宜の形状を採り得る。
C)のように適宜の形状を採り得る。
本発明における添加片6の材質については、押滓として
廃棄されるものであるから安価なものでよく、しかも押
出し時に充分変形して内外管素材1.2を有効に押出し
できるものであればよい。
廃棄されるものであるから安価なものでよく、しかも押
出し時に充分変形して内外管素材1.2を有効に押出し
できるものであればよい。
その好適な例としては、炭素鋼を挙げることができる。
〔実施伊は
次に実施例を説明する。
外管素材として、
SOS 304 、 207φ。×177φi X
10001内管素材として 炭素鋼 ;176φ。×60φi X 1000 j2
を使用して、切削−説脂一組立一先端周溶接一後端蓋溶
接 の工程でビレットを製造した。ここで、添加片は、 190φ。×130φ、x3Qh、炭素鋼、重量=3.
5kgであり、蓋は、 肉 厚 ;5M@ 外周縁内径 ;191m1+ 内周縁内径 ; 129重l 深 さ 、 31 鰭材
質 ; 炭素 鋼 であり、脱気管は、lQ+u内径Xi、5m肉厚のSO
S 304を使用した。
10001内管素材として 炭素鋼 ;176φ。×60φi X 1000 j2
を使用して、切削−説脂一組立一先端周溶接一後端蓋溶
接 の工程でビレットを製造した。ここで、添加片は、 190φ。×130φ、x3Qh、炭素鋼、重量=3.
5kgであり、蓋は、 肉 厚 ;5M@ 外周縁内径 ;191m1+ 内周縁内径 ; 129重l 深 さ 、 31 鰭材
質 ; 炭素 鋼 であり、脱気管は、lQ+u内径Xi、5m肉厚のSO
S 304を使用した。
上記ビレット組立て後、10−’torrに脱気し、脱
気管を加熱し、圧着し、密封した後、1200℃に加熱
し、押出し製管した。その際、押出寸法;65φ。×5
5φi 零 数:30本 とした。
気管を加熱し、圧着し、密封した後、1200℃に加熱
し、押出し製管した。その際、押出寸法;65φ。×5
5φi 零 数:30本 とした。
比較例として、添加片を入れないビレット(それ以外は
同一)30本を製造し、押し出して、押滓重量を比較し
た。押し切り位置が多少狂うため、押滓重量にばらつき
はあるが添加片有りのものは平均6.3 kg、なしの
ものは6.2 kgあった。したがって、添加片を除い
た押滓重量は、2.8 kgと6.2に、である。偏肉
のレベルは両者ともに有意差なく、また、内外管の押出
後の密着状況も非常に良好であった。また、添加片の流
れ込み(第4図において切断位置を示す矢印イ位置より
も押出方向へ添加片6の一部が押し出される現象)が心
配されたが、それも全く発生しなかった。
同一)30本を製造し、押し出して、押滓重量を比較し
た。押し切り位置が多少狂うため、押滓重量にばらつき
はあるが添加片有りのものは平均6.3 kg、なしの
ものは6.2 kgあった。したがって、添加片を除い
た押滓重量は、2.8 kgと6.2に、である。偏肉
のレベルは両者ともに有意差なく、また、内外管の押出
後の密着状況も非常に良好であった。また、添加片の流
れ込み(第4図において切断位置を示す矢印イ位置より
も押出方向へ添加片6の一部が押し出される現象)が心
配されたが、それも全く発生しなかった。
以上の通り、本発明によれば、溶接作業が単純化し、し
かも歩留りも向上する。
かも歩留りも向上する。
第1図、第2図は本発明に係るビレットの断面図、第3
図は添加片の変形状態の説明図、第4図は押出しの最終
状態の説明図、第5図、第6図は本発明のビレットの他
の例を示す図、第7図は脱気管付蓋を示すもので、(a
)図は縦断面図、(b1図は右側面図、第8図、第9図
はビレットの加熱時の蓋の変形状態を説明する図であり
、第8図は内管素材より外管素材の線膨張率が大きい場
合、第9図はその逆の場合を示す図、第10図(a)、
(b)、 (C)は蓋の他の例を示す縦断面図である
。 1・・・外管素材、2・・・内管素材、4・・・蓋、6
・・・添加片、7・・・ダミーブロック、11・・・マ
ンドレル。 第1図 第3図 第4図 第 図 第 図 第 図 (b) 第 図 第 図 (α) (b) (C)
図は添加片の変形状態の説明図、第4図は押出しの最終
状態の説明図、第5図、第6図は本発明のビレットの他
の例を示す図、第7図は脱気管付蓋を示すもので、(a
)図は縦断面図、(b1図は右側面図、第8図、第9図
はビレットの加熱時の蓋の変形状態を説明する図であり
、第8図は内管素材より外管素材の線膨張率が大きい場
合、第9図はその逆の場合を示す図、第10図(a)、
(b)、 (C)は蓋の他の例を示す縦断面図である
。 1・・・外管素材、2・・・内管素材、4・・・蓋、6
・・・添加片、7・・・ダミーブロック、11・・・マ
ンドレル。 第1図 第3図 第4図 第 図 第 図 第 図 (b) 第 図 第 図 (α) (b) (C)
Claims (1)
- (1)押出しによる多重管製造用ビレットであって、多
重管を構成する各管素材の各隙間の前端部がシールされ
ているとともに、後端部において前記隙間を密閉する蓋
が管素材の後端面に溶接されており、その蓋内部に環状
の添加片が収納されていることを特徴とする多重管製造
用ビレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18125888A JPH0230320A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 多重管製造用ビレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18125888A JPH0230320A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 多重管製造用ビレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230320A true JPH0230320A (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=16097557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18125888A Pending JPH0230320A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 多重管製造用ビレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230320A (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP18125888A patent/JPH0230320A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005506200A5 (ja) | ||
JP5303564B2 (ja) | 溶接メタルシール | |
JPH063331B2 (ja) | 密封容器 | |
SU1369666A3 (ru) | Капсула дл прессовани труб из порошковых материалов | |
JPH0230320A (ja) | 多重管製造用ビレット | |
US6016948A (en) | Method of forming pipe spigot ridge | |
US4009066A (en) | Method of manufacturing tubular elements | |
JPH01245903A (ja) | 熱間圧延クラッド鋼製造用素材 | |
CN210637273U (zh) | 一种磁力泵的焊接式隔离套安装结构 | |
JPS63238922A (ja) | 二重管熱間押出しビレツトの製造方法 | |
JPS59179212A (ja) | 熱間押出し製管用2層金属片の製造方法 | |
JPH0220614A (ja) | ブリッジ型押出加工用ダイス | |
US3937385A (en) | Method of manufacturing compound billets for hydrostatic extrusion | |
JP2616338B2 (ja) | 押出成形機のダイスシール構造 | |
JPH0360592B2 (ja) | ||
KR840001819B1 (ko) | 고밀도 금속관의 압출에 사용할 블랭크 제조방법 | |
US3584367A (en) | Method for producing corrugated tubes having multiple walls | |
JPS6076291A (ja) | クラツド鋼管の製造方法 | |
JPH029543B2 (ja) | ||
SU984598A1 (ru) | Заготовка дл изготовлени полых цилиндрических изделий | |
JPH08326992A (ja) | 可とう性断熱二重管 | |
JPH067968A (ja) | ビレット同士の接合方法 | |
JPS6261719A (ja) | 内面被覆複合管の静水圧押出し用複合ビレツト | |
JPS6333503A (ja) | 粉末押出しビレツト用カプセルの製造方法 | |
SE441337B (sv) | Kapsel for pressemnen for extrudering av foremal, serskilt ror |