JPH02302962A - ディスクの回転制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ　産業上の利用分野 本発明は、ディスクの回転制御装置に関し、例えば光磁
気ディスクを記録媒体として用いるディスクレコーダ等
に適用される。

Ｂ　発明の概要 本発明は、例えば光磁気ディスクを記録媒体として用い
るディスクレコーダ等に適用されるディスクの回転制御
装置において、記録データに同期したクロックをカウン
トしてアドレスデータを形成するアドレスカウンタに、
ディスクのトラックに沿って予め記録されているアドレ
スデータを再生した再生アドレスデータを記録開始時に
初期値としてロードし、上記アドレスカウンタにて形成
されるアドレスデータと上記ディスクから再生される再
生アドレスデータとを比較し、その比較結果に応じて、
上記ディスクを回転させるスピンドルモータの回転を制
御することによって、ディスク上に予め記録されている
アドレス情報と記録データのアドレス情報とを差を小さ
くして、ディスクの管理を容易するようにしたものであ
る。

Ｃ従来の技術 従来より、例えばディジタルオーディオ用のコンパクト
ディスクのｙ−タフオーマットに従ったデータを光磁気
ディスクに記録ずろ光磁気ディスクレコーダでは、絶対
アドレス情報に対応さ−ｌて周波数変調したウォブル信
号として、上記光ｃ〃気気ディスク上トラックのトラン
ク中心を絶対７１−レス情報に対応させて周波数変調し
た正弦波状Ｑコ変位させたトラックパターンをプリフォ
ーマットしておくようにした所謂ＡＴ　Ｉ　Ｐ（八ｂｓ
ｏｌｕｔｅ　ＴｉｍｅＩｎ　Ｐｒｅｇｒｏｖｅ）フォー
マントが採用されている。

上記ＡＴＩＰフォーマットでは、コンバク１〜デイスク
と同様に７５（＋１２）のフレームに区切られ、各フレ
ームの記録データに対応する螺旋状記録Ｉ・ランクの先
頭からの絶対時間が４２ヒツト−どなる絶対アドレスデ
ータとして表されている。

この絶対アドレステークは、４ヒツトの同！！ＪＩコー
ド、それぞれ８ヒツ［・のＢ　ＣＤ　（ｂｉｎａｒｙ　
ｃｏｄｅｄｅｃｉｍａｌ）でなる分データ、秒データ、
フレームデータ及び所定のＣＲＣ（ｃｙｃｌｉｃ　ｒｅ
ｄｕｎｄａｎｃｙｃｈｅｃｋ）生成多項式で算出される
１４ビツトのＣＲＣデータで構成されている。

上記絶対アドレスデータば、 ４２ビット×７５フレーム−３１５０（ｂｐｓ）すなわ
ち３．１．５　［：ｋｂｐｓｌのヒツトレートを有する
Ｎ　ＲＺ　（ｎｏｎ　ｒｅｔｕｒｎ　ｔｏ　ｚｅｒｏ）
符号でなり、この絶対アドレステークＤＡＴを６．３　
（ｋＨｚ）　　のビットクロックでハイフェースマーク
変調するとともに、この変調されたハイフェーズマーク
信号をさらに周波数変調することにより、サブキャリア
周波数２２、０５　［ｋｌｌｚ］　　のＦＭ信号でなる
ウォブル信号として与えられる。

そして、ＡＴＩＰフォーマットを採用した光磁気ディス
クには、その原盤作成時に、上記ウォブル信号に対応さ
せてトラック中心を正弦波状に変位させたプリグループ
を形成することにより、絶対アドレスデータが予め記録
される。

このようなＡＴＩＰフォーマットを採用した光磁気ディ
スクを記録媒体として用いる光磁気ディスクレコーダの
一般的な構成を第２図に示しである。

第２図に示す光磁気ディスク装置において、光磁気ディ
スク（１）は、スピンドルモータ（２）により所定の方
向に回転駆動され、そのプリグループに光ヘッド（３）
によるレーザ光が照射されるとともに、磁気ヘット（４
）によって所定の変調磁界が印加されるようになってい
る。

上記光ヘット（３）は、上記光磁気ディスク（１）プリ
グループに照射したレーザ光の反射光を検出して、その
検出出力をローパスフィルタ（６）を介して、ＡＴｒＰ
復調処理部（６）に供給している。

上記ＡＴＩＰ復調処理部（６）は、上記光へソト（３）
による検出出力に含まれているウォブル信号を抽出して
ＦＭ復調し、そのＦＭ復調出力からＰＬ　Ｌ　（Ｐｈａ
ｓｅ　Ｌｏｃｋｅｄ　Ｌｏｏｐ）にて周波数が６．３［
：ｋｌ＋２〕　のピットクロックＣＫＡＴＩＦを再生し
て、このヒツトクロックＣＫＡＴＩＰを速度サーボ回路
（７）ζこ供給している。さらに、ト記△Ｔ　］’　Ｐ
復調処Ｔ！Ｉ！部（６）は、上記ビットクロックＣＫＡ
ＴＩＦに基づいて、上記ＦＭ復調出力についてハイフェ
ースマーク変調の復調を行い絶対アドレスデータＤＡＴ
ＡＩＩＴＩＰと同期コードを復調して、同期信号５ＹＮ
ＣＡＴＩＦを位相サーボ回路（８）に供給するとともに
、上記絶対アドレスデータＤＡＴＡＡＴＩＰと同期信号
５ＹＮＣＡＴＩＰをシステムコントローラ（９）に供給
している。

上記スピンドルモータ（２）には、上記速度サーボ回路
（７）による速度サーボ信号と上記位相サーボ回路（７
）による位相サーボ信号が信号加算器（１０）にて加算
して供給されている。

上記速度サーボ回路（７）は、上記ＡＴＩＰ復調処理部
（６）にて得られる周波数が６．３（ｋＨｚ）　　のピ
ントクロックｆＪＡＴＩＰに基づいて、上記光磁気ディ
スク（１）から検出されるウォブル信号の波長が一定に
なるように速度サーボを行う。また、上記位相サーボ回
路（７）は、上記ＡＴＩＰ復調処理部（６）にて得られ
る周波数が７５［Ｈｚ）の再生同期信号５ＶＮＣｎｔ＋
ｐとデータ記録用のエンコーダ（１２）の同期信号５Ｙ
ＮＣとの位相を比較して、上記再生同期信号５ＹＮＣＡ
ＴＩＦが一定位相よなるように位相サーボを行う。

このように、上記光磁気ディスク（１）に予め記録され
ているつ・オブル信号に基づいて、上記スピンドルモー
タ（２）に速度り′−ボと位相サーボを掛けることによ
り、上記光磁気ディスク（１）が線速度一定で回転され
る。

さらに、上記システムコントローラ（９）は、上記ＡＴ
ＩＰ復調処理部（６）から供給される上記絶対アドレス
データＤＡ１’ＡＡＴＩＰと同期信号５ＹＮＣ／、ＴＩ
Ｐに基づいて、上記光磁気ディスク（１）に対するデー
タの記録開始位置や終了位置等を管理する。

そして、記録時には、入力信号ＳＩＮをアナログディジ
タル変換回路（１１）にてディジタル化したディジタル
データＤＡＴＡ　Ｉ　Ｎや上記システムコントローラ（
９）にて与えられるザブコードデータ等をエンコーダ（
１２）にてＥ　Ｆ　Ｍ　（ｅｉｇｈｔ　ｔｏ　ｆｏｕｒ
ｔｅｅｎ　ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）変調した記録データ
を磁界変調信号として上記磁気ヘッド（４）に供給し、
上記光磁気ディスク（１）に変調磁界を印加するととも
に、上記光磁気ディスク１に上記光学ヘッド（３）によ
ってレーザ光を照射することによって、上記磁界変調信
号ＤＧＥＦＭに応じた磁化方向パターンを上記光磁気デ
ィスク（１）のトラック上に記録する。

Ｄ　発明が解決しようとする課題 ところで、上述の如き従来の光磁気ディスクレコーダに
おける上記光磁気ディスク（１）の回転制御装置では、
上記光磁気ディスク（１）上の塵埃や損傷等によるノイ
ズや外部からの機械的振動等の影響を受けて、位相ロッ
ク状態から外れて自走することが有る。この状態でも、
速度サーボがはずれていなければ、上記光学ヘッド（３
）にて検出されるＲＦ信号自体は支障の無いことがある
。このような場合には、上記ＡＴＩＰ復調処理部（６）
にて得られる上記絶対アドレスデータＤＴＡ？で与えら
れるアドレスとＲＦ倍信号アドレス（システム上のアド
レス）とがずれてしまい、その後、正常な状態に復帰し
てもアドレスがずれた状態で位相サーボがロックされる
だけで、上記アドレスのずれは元に戻らない。このよう
な状態が発生すると、ディスクの管理上、特につなぎ記
録を行う場合に、上記アドレスのずれにより、誤って前
の記録内容を消してしまう危険がある。

そこで、本発明は、上述の如き従来の光磁気ディスクレ
コーダにおける問題点に鑑み、ディスク上に予め記録さ
れているアドレス情報と記録データのアドレス情報とを
差を小さくして、ディスクの管理を容易にすることがで
きるようにすることを目的とし、ディスク上に予め記録
されているアドレス情報と記録データのアドレス情報と
を比較して、その比較出力にてスピンドルモータを制御
゛　するようにした新規な構成のディスクの回転制御装
置を提供するものである。

Ｅｙｌ、題を解決するための手段 本発明に係るディスクの回転制御η［装置は、上述の目
的を達成するために、ディスクのトラックに沿って予め
記録されζいるアドレスデータを再生するアドレス再生
手段と、上記アドレス再生手段にて得られる再生アドレ
スデータが記録開始時に初期値としてロードされ、記録
データに同期したクロックをカウントしてアドレスデー
タを形成するアドレスカウンタと、上記アドレス再生手
段にて得られる再生アドレスデータと上記アドレスカウ
ンタにて形成されるアドレスデータとを比較する比較手
段とを備え、上記ディスクを回転させるスピンドルモー
タの回転を上記比較手段による比較結果に応じて制御す
ることを特徴としている。

Ｆ　作用 本発明に係るディスクの回転制御装置において、アドレ
ス再生手段は、ディスクのトラックに沿って予め記録さ
れているアドレスデータを再生する。

また、アドレスカウンタは、上記アドレス再生手段にて
得られる再生アドレスデータが記録開始時に初期値とし
てロートされ、記録データに同期したクロックをカラン
ｌ〜することにより、上記記録データのアドレスデータ
を形成する。そして、比較手段は、上記アドレス再生手
段にて得られる再生アドレスデータと上記アドレスカウ
ンタにて形成されるアドレスデータとを比較して、再生
アドレスデータと」−記アトレスカウンタにて形成され
るアドレスデータとの差が小さくなるよ・うに、上記デ
ィスクを回転させるスピンドルモータの回転、を制御す
る。

Ｇ　実施例 以下、本発明に係るディスクの回転制御装置の一実施例
について、図面に従い詳細に説明する。

第１図のブロック図に示す実施例は、１−述の第２図に
示した光磁気ディスクレコーダに本発明を適用したもの
である。なお、共通構成要素については、共通番号を図
面に付して、その詳細な説明を省略する。

この実施例の光磁気ディスクレコーダは、ＡＴＩＰ復調
処理部（６）にて再生される絶対アドレスデータＤＡＴ
ＡＡＴＩＰをラッチする８ヒツトのレジスタ（２１）を
備え、このレジスタ（２］）によるランチ出力がデータ
コンパレータ（２２）に供給されるとともに上記レジス
タ（２１）によるランチ出力が下位４ヒノ１−データと
上位ヒツトデータに分けてプリセラ［・カウンタ（２３
）　、　（２４）のデータ入力端子に供給されている。

上記プリセットカウンタ（２３）　、　（２，１）　　
は、データ記録用のエンコーダ（１２）から記録データ
の同期信号５ＹＮＣがクロックとして供給されていると
もに、システムコントローラ（９）から記録動作の開始
時にロード信号が供給されるようになっており、記録動
作の開始時に上記ロート信号によって上記レジスタ（２
１）によるラッチ出力すなわち、その時点での絶対アド
レスデータＤＡＴＡＡＴＩＰが初期値としてロードされ
、上記記録データの同期信号５ＹＮＣをカウントアツプ
する。

上記レジスタ（２１）による下位４ビツトのランチ出力
がロードされる上記プリセットカウンタ（２３）は、そ
のカンラント出力を上記データコンパレータ（２２）に
供給するとともに、１６進数で”４Ｈ”を検出する４１
＋検出器（２５）と１６進数で９Ｈ゛′を検出する９Ｈ
検出器（２６）に供給している。また、」−記しジスク
（２１）による上位４ビツトのラッチ出力がロードされ
る上記プリセットカウンタ（２４）は、そのカンラント
出力を」二ａ己データコンパレータ（２２）に供給する
とともに、１６進数でｌ　７　、、１１　を検出する７
Ｈ検出器（２７）に供給している。

上記４１１検出器（２５）と７１１検出器（２７）の各
検出出力は、ＡＮＤゲー１−　（２８）に供給され、そ
のＡＮＤ出力が上記プリセットカウンタ（２３）　、　
（２４）のクリア端子に供給されている。また、上記９
１．検出器（２６）の検出出力は、上記上記プリセン［
・カウンタ（２４）のカウント制御端子に供給されてい
るとともに、ＯＲゲート（２９）を介して」二記ブリセ
ンＩ・カウンタ（２３）のクリア端子に供給されている
。

上記プリセットカウンタ（２３）　、　（２，１）は、
記録動作の開始時に、その時点での絶対ア［・レスデー
タＤＡＴＡＡＴＩＰが初期値としてロートされ、記録デ
ータの同期信号をカウントアツプして、７５進のカウン
ト動作を行うことにより、上記絶対アドレスデータＤＡ
ＴＡＡＴＩＰに対応する記録データのアドレスデータを
形成する。

上記コンパレータ（２２）は、上記レジスタ（２Ｉ）に
ラッチされる絶対アドレスデータＤＡＴＡＡＴＩＦと上
記プリセットカウンタ（２３）　、　（２４）にて形成
されるアドレスデータとを比較する。

正常な記録動作状態では、上記プリセットカウンタ（２
３）　、　（２４）にて形成されるアドレスデータと上
記レジスタ（２１）にラッチされる絶対アドレスデータ
ＤＡＴＡＡＴＩＰとは一致しているが、位相ロックのみ
がはずれ、不一致の状態になると、上記コンパレータ（
２２）からそのずれの方向を示す比較出力をオフセット
発生回路（３０）とシステムコントローラ（９）に供給
される。

上記オフセット発生回路（３０）は、上記プリセラ　′
トカウンタ（２３）　、　＜２４　）にて形成されるア
ドレスデータと上記レジスタ（２１）にランチされる絶
対アドレスデータＤＡＴＡＡＴＩＦとが不一致の状態に
なると、上記データコンパレータ（２２）による比較出
力に基づいて、一致状態となる方向にスピンドルモータ
（２）の回転を速度サーボがはずれることのない程度の
変化率で徐々に制御し、上記アドレスデータと絶対アド
レスデータＤＡＴＡＡＴＩＰとが一致した時点−Ｉ、ｉ
− でオフセット出力をゼロにする。

また、上記システムコントローラ（９）は、上記上記デ
ータコンパレーク（２２）による比較出力に基づいて、
上記アドレスデータと絶対アドレスデータＤＡＴＡＡＴ
ＩＦとが一致している状態で記録ｔＪｊ作を終了するよ
うに、記江動作の終了位置を制御するようになっている
。

このようにすることによって、光磁気ディスク（１）に
予め記録され一ζいる絶対アドレスデータＤＡＴＡＡＴ
ＩＦと、上記光磁気ディスク（１）に記録する記録デー
タのアドレスデータとが記録動作中に一旦ずれても、記
録終了時にはアドレスのずれを小さく追い込むことがで
き、ディスクの管理が容易になり、例えば、つなぎ記録
を行う場合に誤って前の記録内容を消してしまうことが
なくなる。

Ｈ発明の効果 本発明に係るディスクの回転制御装置では、ディスクの
トラックに沿って予め記録されているアドレスデータを
アドレス再生手段にて再生し、上記アドレス再生手段に
て得られる再生アドレスデータが記録開始時に初期値と
してロートされるアドレスカウンタにて記録データに同
期したクロックをカウントすることにより、上記記録デ
ータのアドレスデータを形成し、上記アドレス再生手段
にて得られる再生アドレスデータと上記アドレスカウン
タにて形成されるアドレスデータとを比較手段にて比較
して、比較結果に応じて、上記ディスクを回転させるス
ピンドルモータの回転を制御す、ることによって、再生
アドレスデータと上記アドレスカウンタにて形成される
アドレスデータとの差が小さくなるように上記ディスク
の回転制御卸を行うことができる。

従って、本発明によれば、ディスク上に予め記録されて
いるアドレス情報と記録データのアドレス情報とを差を
小さくして、ディスクの管理を容易にすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した光磁気ディスクレコーダの構
成を示すブロック図である。 第２図は光磁気ディスクレコーダの従来の一般的な構成
を示すブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ディスクのトラックに沿って予め記録されているアド
   レスデータを再生するアドレス再生手段と、上記アドレ
   ス再生手段にて得られる再生アドレスデータが記録開始
   時に初期値としてロードされ、記録データに同期したク
   ロックをカウントしてアドレスデータを形成するアドレ
   スカウンタと、上記アドレス再生手段にて得られる再生
   アドレスデータと上記アドレスカウンタにて形成される
   アドレスデータとを比較する比較手段とを備え、上記デ
   ィスクを回転させるスピンドルモータの回転を上記比較
   手段による比較結果に応じて制御することを特徴とする
   ディスクの回転制御装置。