JPH0230220Y2 - - Google Patents

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JPH0230220Y2
JPH0230220Y2 JP1985119571U JP11957185U JPH0230220Y2 JP H0230220 Y2 JPH0230220 Y2 JP H0230220Y2 JP 1985119571 U JP1985119571 U JP 1985119571U JP 11957185 U JP11957185 U JP 11957185U JP H0230220 Y2 JPH0230220 Y2 JP H0230220Y2
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JP
Japan
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impeller
cylindrical body
distributor
abrasive material
opening
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JP1985119571U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は遠心投射装置に関し、更に詳しくは該
装置におけるコントロールケージの改良に関す
る。
(従来技術) 線材、鋼材その他の長尺製品を長手方向に移動
させつゝ遠心投射装置で研掃する場合、投射効率
(全投射量の製品に当る割合)を向上させるため、
研掃材を遠心投射するための回転体(以下、イン
ペラと言う)の回転方向を製品の長手方向に平行
させることが行われている(例えば特公昭52−
44674号公報)。
しかし、この方向におけるインペラの投射域
(以下、巾方向投射域と言う)は極めて狭く、そ
の上該投射域における研掃材の投射密度は、中央
部ほど大きく、両側部へ行くほど小さくなるか
ら、帯状製品を研掃する場合に巾寸法が一定限度
以上に広くなると、製品の中央部と両側部では大
きな研掃ムラが生ずる。
また線材製品を研掃する場合に、製品が左右方
向に位置ずれすると研掃効果が悪くなる問題があ
つた。
(考案の目的) 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、遠心投射装置のコントロールケージの機構
を改良することにより、インペラの回転方向を製
品の長手方向に平行させた状態で、長尺製品の巾
寸法の変化や製品の左右方向への位置ずれに対応
せんとするものである。
(考案の構成) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、第1図及び第2図において1は遠心投射装置
のインペラ側板であり、該インペラ側板1は離間
して対向配置され、かつ各々同径の回転中心孔を
有する2枚の円盤2,2と、該円盤2,2の円周
上に等ピツチで配設されて該円盤2,2を一体的
に連結支持するステーボルト3とから成つてい
る。前記円盤2,2の対向内面には放射状の嵌入
凹溝4,4が複数個、対を成して刻設されてい
る。なお該嵌入凹溝4,4の各々の基部は段付溝
部5にされている。前記嵌入凹溝4,4の各々に
は、その両側部にリブ6,6を形成したインペラ
ブレード7が該リブ6,6を介して挿嵌されてい
る。なお該リブ6,6の基部には膨出部8が形成
されており、該膨出部8が前記嵌入凹溝4,4に
おける段付溝部5に係合することにより、前記イ
ンペラ側板1が回転しても前記インペラブレード
7が外部へ飛び出さないようにされている。また
前記インペラ側板1とインペラブレード7との組
合せ体をインペラ9と言う。
前記インペラ側板1は一方の円盤2を介して回
転フランジ11に締結されており、該回転フラン
ジ11のボス部は更に、回転軸12に固着されて
いる。前記インペラ側板1における前記一方の円
盤2の回転中心孔部には、その表面にキー溝13
を刻設したセンタリングプレート14が嵌合さ
れ、回り止めピン15を介して前記回転フランジ
11と共廻り可能にされている。
前記インペラ側板1の回転中心孔部には、その
外周面上に等間隔で複数個の放出窓16を透設す
ると共に、その後端面に前記センタリングプレー
ト14のキー溝13に対応する突起部17を形成
したデイストリビユータ18が遊嵌されており、
該デイストリビユータ18は該突起部17を前記
キー溝13に嵌合させた上、センタボルト19に
より前記センタリングプレート14と共に前記回
転軸12端部に緊締されていて、その結果、該回
転軸12の回転により該デイストリビユータ18
及び前記インペラ9が同期回転する。
前記インペラ側板1の回転中心孔部と前記デイ
ストリビユータ18の外周との隙間には、内筒体
21と外筒体22とから成るコントロールケージ
23が、その基部を図示しないシヨツト導入筒の
側に装着して遊嵌されており、該内筒体21及び
外筒体22は互いに摺動回転可能にされている。
前記内筒体21及び外筒体22の各々の周壁には
開口24,25が設けられており、図示しないシ
ヨツト導入筒及び前記デイストリビユータ18を
介して供給される研掃材は該両開口24,25を
通じて前記インペラ側板1側へ供給可能にされて
いる。前記外筒体22の開口25は、軸方向の長
辺とインペラ9の回転方向の短辺とから成る長方
形であり、前記内筒体21の開口24は、インペ
ラ9の回転方向に沿うM字と逆M字とを合せた鼓
形状を成していて、該両開口24,25を互いに
摺動回転させることにより、コントロールケージ
23を全開(第3図参照)から全閉までの任意の
開口度に調節可能である。
なお前記内筒体開口24の形状は実施例のもの
に限られるものではなく、亀甲型(第7図参照)、
右上り平行四辺形(第8図参照)、左上り平行四
辺形(第9図参照)等でもよく、また上記形状と
近似する楕円形でもよい。要は開口周縁の一部が
軸方向又はインペラ9の回転方向に対して直線的
又は曲線的に斜交するものであればよい。
また、前記外筒体開口25の形状も実施例のも
のに限られるものではない。
(作 用) 上記のように構成された遠心投射装置におい
て、コントロールケージ23の内筒体21と外筒
体22とを摺動回転させて該コントロールケージ
23の開口を全開とした上、回転軸12を介して
インペラ9及びデイストリビユータ18を回転さ
せると共に、図示しないシヨツト導入筒を介して
研掃材を該デイストリビユータ18内へ供給する
と、該研掃材は該デイストリビユータ18、コン
トロールケージ23を経てインペラ9から被処理
対象物へ投射されるが、この時の研掃材の巾方向
投射域における投射密度分布は、第5図の如く、
従来の一重コントロールケージの場合と同じにな
る。すなわち中央部ほど大きく、両側部へ行くほ
ど小さくなる。
次に内筒体開口24により外筒体開口25の中
央下部を遮閉した上(第4図参照)、前記と同様
にして研掃材を前記デイストリビユータ18、コ
ントロールケージ23を経て前記インペラ9から
被処理対象物へ投射すると、該研掃材の巾方向投
射域における投射密度分布は、第6図の如く、中
央部と両側部とがほぼ均一になる。
内筒体開口24が亀甲型の場合、該開口24に
より外筒体開口25の下部両隅を遮閉した上(第
10図参照)、前記と同様にして研掃材を被処理
対象物へ投射すると、該研掃材は巾方向投射域の
中央部により多く集中する。
内筒体開口24が右上り平行四辺形の場合、該
開口24により外筒体開口25の下部右隅を遮閉
した上(第11図参照)、研掃材を被処理対象物
へ投射すると、該研掃材は巾方向投射域の左側に
集中する。
同様にして、内筒体開口24が左上り平行四辺
形の場合、該開口24により外筒体開口25の下
部左側を遮閉した上(第12図参照)、研掃材を
被処理対象物へ投射すると、該研掃材は巾方向投
射域の右側に集中する。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案は遠心
投射装置におけるインペラ側板の回転中心孔部と
デイストリビユータの外周との隙間に、互いに摺
動回転可能な内外二重の筒体から成るコントロー
ルケージを遊嵌し、該筒体の各々に開口を設ける
と共に、一方の開口の周縁の一部が軸方向に対し
て斜交するように成し、前記デイストリビユータ
を通じて供給される研掃材を該両開口を通じてイ
ンペラ側板側に供給するようにしたものである。
このようなコントロールケージによつてその開
口の一部を適宜遮閉することにより、投射材の巾
方向投射域における投射密度分布を自由に変化さ
せることができる。その結果、例えば帯状製品を
研掃する場合に、巾方向投射域の中央部と両側部
の投射密度分布を均一にすることにより、製品の
巾寸法が変化しても研掃ムラが生じないようにす
ることができる。また線材製品を研掃する場合
に、巾方向投射域の中央部の投射密度をより大き
くすることにより研掃効果を上げることもでき
る。更に、線材製品が左右に位置ずれした場合
に、巾方向投射域の周辺部の投射密度を大きくす
ることにより、研掃効果の低下を防ぐこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は遠心投
射装置の縦断正面図、第2図は第1図のA−A線
における断面図、第3図及び第4図はコントロー
ルケージの開口の一形状例を示す平面図、第5図
及び第6図は第3図及び第4図にそれぞれ対応す
る研掃材の投射密度分布図、第7図ないし第12
図はコントロールケージの開口の他の形状例を示
す平面図である。 1……インペラ側板、7……インペラブレー
ド、9……インペラ、11……回転フランジ、1
2……回転軸、14……センタリングプレート、
18……デイストリビユータ、19……センタボ
ルト、21……内筒体、22……外筒体、23…
…コントロールケージ、24,25……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インペラ側板1の回転中心孔部とデイストリビ
    ユータ18の外周との隙間に、互いに摺動回転可
    能な内筒体21と外筒体22とから成るコントロ
    ルケージ23を遊嵌し、該内筒体21及び外筒体
    22の各々に、互いに連通可能であると共に、前
    記インペラ側板1及びデイストリビユータ18と
    も連通可能な開口24,25を設け、該両開口2
    4,25の一方の周縁の一部を軸方向に対して斜
    交させたことを特徴とする遠心投射装置のコント
    ロールケージ。
JP1985119571U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0230220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985119571U JPH0230220Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985119571U JPH0230220Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229254U JPS6229254U (ja) 1987-02-21
JPH0230220Y2 true JPH0230220Y2 (ja) 1990-08-14

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JP1985119571U Expired JPH0230220Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JPS6229254U (ja) 1987-02-21

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