JPH023008B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH023008B2 JPH023008B2 JP59196489A JP19648984A JPH023008B2 JP H023008 B2 JPH023008 B2 JP H023008B2 JP 59196489 A JP59196489 A JP 59196489A JP 19648984 A JP19648984 A JP 19648984A JP H023008 B2 JPH023008 B2 JP H023008B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner ring
- turbine
- end surfaces
- members
- divided members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 43
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 20
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/08—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
- F01D11/12—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator using a rubstrip, e.g. erodible. deformable or resiliently-biased part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/22—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
- F01D5/225—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はタービンの静翼の内側環に関する。
従来、タービンの静翼の列は外側ケーシングと
内側環との間に配置された複数の静翼を有する。
各静翼の根元部は外側ケーシングの内周側に固着
され、且つ各静翼の先端部はロータデイスクを包
囲するべく配置された内側環の外周側に固着され
ることにより、各静翼は所定の位置に保たれる。
内側環との間に配置された複数の静翼を有する。
各静翼の根元部は外側ケーシングの内周側に固着
され、且つ各静翼の先端部はロータデイスクを包
囲するべく配置された内側環の外周側に固着され
ることにより、各静翼は所定の位置に保たれる。
内側環はロータ・デイスクを包囲するが内側環
の内周面とロータ・デイスクの外周の回転面との
間の密封性を向上させるために内側環にはロー
タ・デイスクの回転面との間にラビリンスシール
を構成する密封手段などが設けられる。
の内周面とロータ・デイスクの外周の回転面との
間の密封性を向上させるために内側環にはロー
タ・デイスクの回転面との間にラビリンスシール
を構成する密封手段などが設けられる。
又、内側環は同時にタービンの作動中における
熱による各部の熱膨張を許容し、過度の応力が発
生しないように、複数の分割部材により周方向に
分割されてなる構造などを有する場合がある。
熱による各部の熱膨張を許容し、過度の応力が発
生しないように、複数の分割部材により周方向に
分割されてなる構造などを有する場合がある。
仏国特許第1331030号の明細書の中では、複数
の静翼が、内側環と外側ケーシングの内周側に設
けられた外側環との間に固定されたものが開示さ
れている。この場合は外側環は、互いに重なり合
つて溶着接合され、周面において折曲状の輪郭線
を規定する端面をもつ複数の分割部材により環状
に構成され、重なり合う接合部分は補強リブの役
割を果たす。
の静翼が、内側環と外側ケーシングの内周側に設
けられた外側環との間に固定されたものが開示さ
れている。この場合は外側環は、互いに重なり合
つて溶着接合され、周面において折曲状の輪郭線
を規定する端面をもつ複数の分割部材により環状
に構成され、重なり合う接合部分は補強リブの役
割を果たす。
仏国特許第1519898号の明細書の中では、外側
ケーシングの内周側に設けられた外側環が複数の
動翼の先端に連結された複数の分割部材により環
状に構成された動翼の列の一例が開示されてい
る。この場合は、隣接する分割部材の協働端面
は、外側環の周面においてZ形の輪郭を有し、隣
接する分割部材は、Z形の中央の端面において互
いに当接し、対面するZ形の両側の端面の間には
所定の間隙が残される。この場合、タービンの作
動中における動翼にかかる力によるねじれ現象を
利用して動翼の列における全ての分割部材を確実
に接続させておく。
ケーシングの内周側に設けられた外側環が複数の
動翼の先端に連結された複数の分割部材により環
状に構成された動翼の列の一例が開示されてい
る。この場合は、隣接する分割部材の協働端面
は、外側環の周面においてZ形の輪郭を有し、隣
接する分割部材は、Z形の中央の端面において互
いに当接し、対面するZ形の両側の端面の間には
所定の間隙が残される。この場合、タービンの作
動中における動翼にかかる力によるねじれ現象を
利用して動翼の列における全ての分割部材を確実
に接続させておく。
仏国特許第2514409号の明細書の中では、夫々
6つの動翼が接続される分割部材の複数により構
成された内側環を有する動翼の列の一列が開示さ
れている。この場合、内側環の内周部はロータ・
デイスクの溝と係合し、内側環の外周部は動翼の
根元部と連結し、隣接する分割部材が互いに嵌合
して複数の分割部材を環状に組合せられるように
各分割部材の嵌合する端面はZ形の輪郭を有して
いる。また、この場合、嵌合する端面の輪郭を直
線状にする場合には、端面に溝を設け、溝内に金
属板を配置して、隣接する分割部材の間の密封性
を確保する。
6つの動翼が接続される分割部材の複数により構
成された内側環を有する動翼の列の一列が開示さ
れている。この場合、内側環の内周部はロータ・
デイスクの溝と係合し、内側環の外周部は動翼の
根元部と連結し、隣接する分割部材が互いに嵌合
して複数の分割部材を環状に組合せられるように
各分割部材の嵌合する端面はZ形の輪郭を有して
いる。また、この場合、嵌合する端面の輪郭を直
線状にする場合には、端面に溝を設け、溝内に金
属板を配置して、隣接する分割部材の間の密封性
を確保する。
これらの関連技術に見られるように、動翼の列
における内側環又は外側環を構成する分割部材の
嵌合する端面の輪郭をZ形にするのは、動翼に遠
心力が加わつた時に動翼相互間又は動翼の接続さ
れた分割部材相互間の接続を持続的に且つ確実に
維持するためである。これらの特許明細書の中で
は、前記分割部材の嵌合する端面間における径方
向のガスの漏洩について言及しているのは、前述
の仏国特許第2514409号の明細書の中における分
割部材の嵌合する端面の輪郭を直線状にする場合
に関する記述のみである。
における内側環又は外側環を構成する分割部材の
嵌合する端面の輪郭をZ形にするのは、動翼に遠
心力が加わつた時に動翼相互間又は動翼の接続さ
れた分割部材相互間の接続を持続的に且つ確実に
維持するためである。これらの特許明細書の中で
は、前記分割部材の嵌合する端面間における径方
向のガスの漏洩について言及しているのは、前述
の仏国特許第2514409号の明細書の中における分
割部材の嵌合する端面の輪郭を直線状にする場合
に関する記述のみである。
又、従来の内側環の内周面とロータ・デイスク
の回転面との間の密封性を向上させる密封手段と
して、ロータ・デイスクの回転面上に配置された
環状の突起部材と協働してラビリンスシールを構
成する内側環の内周面を構成する密封部材であつ
て、六角セルのハニカム構造を有するものが知ら
れている。この種の六角セルのハニカム構造は、
公知の如くステンレス鋼又は耐熱性合金の薄板を
成形してこれらの成形体を折曲の頂点を合わせて
互いに溶着することにより形成するので、夫々の
六角セルは溶着により補強された互いに対向する
2辺を有することになる。従来の密封部材は、こ
の補強された2辺が、突起部材の回転方向と平行
になるように加工したもので構成されていた。
の回転面との間の密封性を向上させる密封手段と
して、ロータ・デイスクの回転面上に配置された
環状の突起部材と協働してラビリンスシールを構
成する内側環の内周面を構成する密封部材であつ
て、六角セルのハニカム構造を有するものが知ら
れている。この種の六角セルのハニカム構造は、
公知の如くステンレス鋼又は耐熱性合金の薄板を
成形してこれらの成形体を折曲の頂点を合わせて
互いに溶着することにより形成するので、夫々の
六角セルは溶着により補強された互いに対向する
2辺を有することになる。従来の密封部材は、こ
の補強された2辺が、突起部材の回転方向と平行
になるように加工したもので構成されていた。
しかしながら、内側環を含めた内側環とロー
タ・デイスクの回転面との間の空間におけるより
高い密封性を有すると同時に、タービンの作動中
における熱による熱膨張を許容しうる内側環が望
まれている。
タ・デイスクの回転面との間の空間におけるより
高い密封性を有すると同時に、タービンの作動中
における熱による熱膨張を許容しうる内側環が望
まれている。
本発明の目的は、内側環を含めた内側環とロー
タ・デイスクの回転面との間の空間における高い
密封性を有すると同時にタービンの作動中におけ
る熱による熱膨張が可能であるタービンの静翼の
内側環を提供することである。
タ・デイスクの回転面との間の空間における高い
密封性を有すると同時にタービンの作動中におけ
る熱による熱膨張が可能であるタービンの静翼の
内側環を提供することである。
本発明によれば、前記の目的は、タービンの静
翼の列を構成する各静翼の先端部に連結してお
り、前記タービンの回転軸と同軸的に配置された
タービンの静翼の内側環であつて、 前記タービンの周方向に沿つて環状に配列され
た複数の分割部材と、 前記複数の分割部材の内周面に付着されてお
り、前記タービンのロータ・デイスクの外周部に
前記回転軸と同軸的に配置された少なくとも一つ
の環状の突起部材と協働して前記ロータ・デイス
クと前記複数の分割部材との間を密封するべくラ
ビリンスシールを構成する環状の密封部材とから
なり、 前記分割部材は、隣接する前記分割部材と互い
にかみ合う協働端面を両端部に有しており、前記
協働端面の夫々は、前記内側環の外周面において
Z型の輪郭線を規定する二つの側方端面と一つの
中央端面とからなり、互いに隣接する前記分割部
材は、互いに対面する前記側方端面の対の夫々が
前記タービンの作動中における前記静翼と前記分
割部材との熱膨張を許容するべく前記側方端面の
対の夫々の間に間隙を有し、且つ互いに対面する
一対の前記中央端面が互いに当接するように配列
されており、 前記密封部材は六角セルのハニカム構造を有し
ており、前記セルの夫々は所定の厚さをもつ第1
の一対の対辺と前記所定の厚さよりも薄い厚さを
もつ第2の二対の対辺とを有しており、前記第1
の対辺は前記タービンの回転軸に垂直な面に対し
て約30゜の角度をなすことを特徴とする内側環に
よつて達成される。
翼の列を構成する各静翼の先端部に連結してお
り、前記タービンの回転軸と同軸的に配置された
タービンの静翼の内側環であつて、 前記タービンの周方向に沿つて環状に配列され
た複数の分割部材と、 前記複数の分割部材の内周面に付着されてお
り、前記タービンのロータ・デイスクの外周部に
前記回転軸と同軸的に配置された少なくとも一つ
の環状の突起部材と協働して前記ロータ・デイス
クと前記複数の分割部材との間を密封するべくラ
ビリンスシールを構成する環状の密封部材とから
なり、 前記分割部材は、隣接する前記分割部材と互い
にかみ合う協働端面を両端部に有しており、前記
協働端面の夫々は、前記内側環の外周面において
Z型の輪郭線を規定する二つの側方端面と一つの
中央端面とからなり、互いに隣接する前記分割部
材は、互いに対面する前記側方端面の対の夫々が
前記タービンの作動中における前記静翼と前記分
割部材との熱膨張を許容するべく前記側方端面の
対の夫々の間に間隙を有し、且つ互いに対面する
一対の前記中央端面が互いに当接するように配列
されており、 前記密封部材は六角セルのハニカム構造を有し
ており、前記セルの夫々は所定の厚さをもつ第1
の一対の対辺と前記所定の厚さよりも薄い厚さを
もつ第2の二対の対辺とを有しており、前記第1
の対辺は前記タービンの回転軸に垂直な面に対し
て約30゜の角度をなすことを特徴とする内側環に
よつて達成される。
〔作用〕
本発明の内側環によれば、環状に配列された複
数の分割部材の夫々は、隣接する分割部材と互い
にかみ合うと共に内側環の外周面においてZ形の
輪郭線を規定する協働端面を有しており、互いに
対面する側方端面の対の夫々の間にタービンの作
動中における静翼と分割部材との熱膨張を許容す
るべく間隙を有し、且つ互いに対面する中央端面
は互いに当接するべく分割部材が配列されている
が故に、タービンの作動中に、分割部材にタービ
ンの周方向の熱膨張による過度の応力が生ずるの
を阻止し得ると同時に動翼の回転や燃焼ガスの流
れなどの起因するタービンの軸方向の振動による
分割部材の相互間の軸方向の変位を阻止し得、分
割部材が環状に良好に維持され得、さらに内側環
自体の協働端面における密封性を中央端面により
向上させ得、同時に分割部材の内周面に付着され
た密封部材が六角セルのハニカム構造を有してお
り、六角セルの夫々は所定の厚さをもつ第1の一
対の対辺と第1の対辺よりも薄い厚さをもつ第2
の二対の対辺とを有しており、第1の対辺はター
ビンの回転軸に垂直な面に対して約30゜の角度を
なすが故に、ハニカム構造の最も小さい機械的抵
抗をもつ方向と突起部材の回転方向とが一致し
得、突起部材により作られる密封部材の溝の大き
さが最小限となると共に密封部材と突起部材との
間に生ずる応力は減少し得、従つてラビリンスシ
ールの効率を向上させ得る。
数の分割部材の夫々は、隣接する分割部材と互い
にかみ合うと共に内側環の外周面においてZ形の
輪郭線を規定する協働端面を有しており、互いに
対面する側方端面の対の夫々の間にタービンの作
動中における静翼と分割部材との熱膨張を許容す
るべく間隙を有し、且つ互いに対面する中央端面
は互いに当接するべく分割部材が配列されている
が故に、タービンの作動中に、分割部材にタービ
ンの周方向の熱膨張による過度の応力が生ずるの
を阻止し得ると同時に動翼の回転や燃焼ガスの流
れなどの起因するタービンの軸方向の振動による
分割部材の相互間の軸方向の変位を阻止し得、分
割部材が環状に良好に維持され得、さらに内側環
自体の協働端面における密封性を中央端面により
向上させ得、同時に分割部材の内周面に付着され
た密封部材が六角セルのハニカム構造を有してお
り、六角セルの夫々は所定の厚さをもつ第1の一
対の対辺と第1の対辺よりも薄い厚さをもつ第2
の二対の対辺とを有しており、第1の対辺はター
ビンの回転軸に垂直な面に対して約30゜の角度を
なすが故に、ハニカム構造の最も小さい機械的抵
抗をもつ方向と突起部材の回転方向とが一致し
得、突起部材により作られる密封部材の溝の大き
さが最小限となると共に密封部材と突起部材との
間に生ずる応力は減少し得、従つてラビリンスシ
ールの効率を向上させ得る。
本発明の内側環に係る協働端面としては、一方
の側方端面が内側環の外周面上において、他方の
側方端面の規定する輪郭線よりも長い輪郭線を規
定るように、しかも前記一方の側方端面は密封部
材の上流端から下流端まで伸長するように構成さ
れるのが好ましい。これにより、前記一方の側方
端面の間に密封手段を入れるだけで、協働端面の
ほぼ全体に渡る径方向の密封性を容易に向上させ
得る。
の側方端面が内側環の外周面上において、他方の
側方端面の規定する輪郭線よりも長い輪郭線を規
定るように、しかも前記一方の側方端面は密封部
材の上流端から下流端まで伸長するように構成さ
れるのが好ましい。これにより、前記一方の側方
端面の間に密封手段を入れるだけで、協働端面の
ほぼ全体に渡る径方向の密封性を容易に向上させ
得る。
本発明の内側環に係る協働端面としては、中央
端面が周方向に平行になるように構成されるのが
好ましい。
端面が周方向に平行になるように構成されるのが
好ましい。
本発明の内側環に係る中央端面は、耐摩耗性の
材料により被覆されるのが好ましく、この材料と
しては、コバルトをベースとする合金が好まし
い。
材料により被覆されるのが好ましく、この材料と
しては、コバルトをベースとする合金が好まし
い。
〔具体例〕
以下添付図面に基づき非限定的具体例を挙げて
本発明をより詳細に説明する。
本発明をより詳細に説明する。
第1図は2つの動翼の列2及び3の間に配置さ
れた静翼の列1を含むタービンの一部分を示して
いる。列2及び3は動翼6を支持するロータ・デ
イスク4及び5に接続されており、夫々の動翼6
の根元部はデイスク4及び5のリムに設けられた
軸方向の溝と係合すべく形成されている。デイス
ク4及び5はボルト7によつて互いに固定され、
ボルト7はラビリンス形の段間継手9を支持する
デイスク8をも固定する。継手9はそれ自体公知
であり、密封部材としてのハニカム構造の環状パ
ツキン11と協働してラビリンスシールを構成す
る2つ以上の半径方向に突起している環状の突起
部材10を備えている。
れた静翼の列1を含むタービンの一部分を示して
いる。列2及び3は動翼6を支持するロータ・デ
イスク4及び5に接続されており、夫々の動翼6
の根元部はデイスク4及び5のリムに設けられた
軸方向の溝と係合すべく形成されている。デイス
ク4及び5はボルト7によつて互いに固定され、
ボルト7はラビリンス形の段間継手9を支持する
デイスク8をも固定する。継手9はそれ自体公知
であり、密封部材としてのハニカム構造の環状パ
ツキン11と協働してラビリンスシールを構成す
る2つ以上の半径方向に突起している環状の突起
部材10を備えている。
本発明の具体例である内側環15は、タービン
の周方向に沿つて環状に配列された複数の分割部
材12及び13と、分割部材12及び13の内周
面に付着されたパツキン11とからなる(第2図
参照)。夫々の分割部材12及び13は少なくと
も1つの静翼14の先端部に固定される。本具体
例では夫々の静翼14の根元部は、外側ケーシン
グの内周側に固定された外側環に固定される。隣
接する分割部材12及び13が互いにかみ合う協
働端面は、内側環15の外周面においてほぼZ形
の輪郭線を規定する3つの端面からなる。
の周方向に沿つて環状に配列された複数の分割部
材12及び13と、分割部材12及び13の内周
面に付着されたパツキン11とからなる(第2図
参照)。夫々の分割部材12及び13は少なくと
も1つの静翼14の先端部に固定される。本具体
例では夫々の静翼14の根元部は、外側ケーシン
グの内周側に固定された外側環に固定される。隣
接する分割部材12及び13が互いにかみ合う協
働端面は、内側環15の外周面においてほぼZ形
の輪郭線を規定する3つの端面からなる。
第2図に示されている本発明の好ましい具体例
では隣接する分割部材12及び13の協働端面
は、側方端面161及び162、側方端面171
及び172、並びに中央端面181及び182か
らなり、端面161及び162の間と、端面17
1及び172の間とには間隙16及び17が設け
られているためタービンの作動中における分割部
材12及び13並びに静翼14の熱膨張は許容さ
れ、分割部材12及び13並びに静翼14に過度
な応力が生じることはない。
では隣接する分割部材12及び13の協働端面
は、側方端面161及び162、側方端面171
及び172、並びに中央端面181及び182か
らなり、端面161及び162の間と、端面17
1及び172の間とには間隙16及び17が設け
られているためタービンの作動中における分割部
材12及び13並びに静翼14の熱膨張は許容さ
れ、分割部材12及び13並びに静翼14に過度
な応力が生じることはない。
端面181及び182相互間の間隙は極めて小
さく実質的に当接しておりタービンの回転面と平
行な接触面18として表わされる。このような構
造にすると隣接する分割部材12及び13相互間
における動翼の回転やガスの流れなどに起因する
振動などによる軸方向の相対変位を制限し得、一
方では熱膨張による周方向の変位を許容し得る。
さく実質的に当接しておりタービンの回転面と平
行な接触面18として表わされる。このような構
造にすると隣接する分割部材12及び13相互間
における動翼の回転やガスの流れなどに起因する
振動などによる軸方向の相対変位を制限し得、一
方では熱膨張による周方向の変位を許容し得る。
タービンの作動中において端面181及び18
2は動翼の回転やガスの流れに起因する振動によ
つて互いにぶつかり合い摩滅する危険があり、そ
うなると端面181及び182の間の間隙が拡大
されてこの部分の密封性が低下することが考えら
れる。このような密封性の低下を回避すべく本発
明の好ましい具体例では、端面181及び182
を耐摩耗性且つ耐摩滅性の材料、例えばコバルト
をベースとする合金で被覆する。このような材料
は小板183及び184の形にして溶着するのが
好ましい。
2は動翼の回転やガスの流れに起因する振動によ
つて互いにぶつかり合い摩滅する危険があり、そ
うなると端面181及び182の間の間隙が拡大
されてこの部分の密封性が低下することが考えら
れる。このような密封性の低下を回避すべく本発
明の好ましい具体例では、端面181及び182
を耐摩耗性且つ耐摩滅性の材料、例えばコバルト
をベースとする合金で被覆する。このような材料
は小板183及び184の形にして溶着するのが
好ましい。
動翼の列2及び3の間の静翼の列1の径方向の
密封性は、内側環15自体の密封性と、突起部材
10と協働するパツキン11によるラビリンスシ
ールによる密封性とによる。
密封性は、内側環15自体の密封性と、突起部材
10と協働するパツキン11によるラビリンスシ
ールによる密封性とによる。
内側環15自体の密封性を隣接する分割部材1
2及び13の協働端面において得られる密封性の
結果として生じる。本具体例によれば、端面18
1及び182の密封性は面同士の接触又は小板1
83及び184の表面相互間の接触によつて得ら
れる。
2及び13の協働端面において得られる密封性の
結果として生じる。本具体例によれば、端面18
1及び182の密封性は面同士の接触又は小板1
83及び184の表面相互間の接触によつて得ら
れる。
協働端面において得られる密封性をより高める
ために、特に側方端面に密封手段を設けることが
望ましいが、本具体例では、使用される密封手段
の個数を制限し且つこれら密封手段の構造を簡単
にすべく、一方の側方端面161及び162を他
方の側方端面171及び172より大きくした。
端面161及び162は、パツキン11の上流側
の縁から分割部材12及び13の下流側の縁まで
伸長し、この伸長方向に沿つて端面161及び1
62には夫々溝が設けられ、これらの溝に密封板
19が摺動自在に配置される。従つて、密封手段
は、熱膨張を許容する構造となり、又密封板19
は、ほぼ分割部材12及び13の下流の端まで伸
長し、静翼Cの空気力学的スロートの下流まで延
在しているので、端面161及び162の間の間
隙の密封性は十分に高まり、一方で内側環15の
非密封部分は上流側の極めて短い端面171及び
172に限定され、ガスの流れに大きな擾乱が生
じることはない。
ために、特に側方端面に密封手段を設けることが
望ましいが、本具体例では、使用される密封手段
の個数を制限し且つこれら密封手段の構造を簡単
にすべく、一方の側方端面161及び162を他
方の側方端面171及び172より大きくした。
端面161及び162は、パツキン11の上流側
の縁から分割部材12及び13の下流側の縁まで
伸長し、この伸長方向に沿つて端面161及び1
62には夫々溝が設けられ、これらの溝に密封板
19が摺動自在に配置される。従つて、密封手段
は、熱膨張を許容する構造となり、又密封板19
は、ほぼ分割部材12及び13の下流の端まで伸
長し、静翼Cの空気力学的スロートの下流まで延
在しているので、端面161及び162の間の間
隙の密封性は十分に高まり、一方で内側環15の
非密封部分は上流側の極めて短い端面171及び
172に限定され、ガスの流れに大きな擾乱が生
じることはない。
突起部材10と協働するパツキン11によるラ
ビリンスシールによる密封性を高めるための本具
体例によるパツキン11を以下に示す。
ビリンスシールによる密封性を高めるための本具
体例によるパツキン11を以下に示す。
六角セルのハニカム構造をもつパツキン11を
環状に配列された複数の分割部材12及び13の
内周面に溶着、ハンダ付け、ボルト締め、接着な
どにより付着する。突起部材10は、このハニカ
ム構造体の周縁部にくい込むためロータデイスク
4と内側環15との間の間隙は極めて小さくな
る。六角セルのハニカム構造はステンレス鋼又は
耐熱性合金の薄板を成形し、これら成形体を折曲
の頂点を合わせて互いに溶着することにより形成
する。従つて、六角セルの夫々は所定の厚さをも
つ溶着により補強された第1の一対の対辺と、第
1の対辺よりも薄い厚さをもつ第2の二対の対辺
とを有する。このようなハニカム構造をもつパツ
キン11を第4図の如く、第1の対辺がタービン
の回転軸に垂直な面に対して約30゜の角をなすよ
うに配置する。このようにするとハニカム構造の
最も小さい機械的抵抗をもつ方向21と突起部材
10の回転方向22とは一致し、突起部材10の
接触する対辺、すなわち薄板の数はより少なくな
り、従つて突起部材10により作られるパツキン
11の溝の大きさが最小限となると共に、パツキ
ン11と突起部材10との間の応力は減少し、従
つてラビリンスシールの効率をより高めることが
出来る。
環状に配列された複数の分割部材12及び13の
内周面に溶着、ハンダ付け、ボルト締め、接着な
どにより付着する。突起部材10は、このハニカ
ム構造体の周縁部にくい込むためロータデイスク
4と内側環15との間の間隙は極めて小さくな
る。六角セルのハニカム構造はステンレス鋼又は
耐熱性合金の薄板を成形し、これら成形体を折曲
の頂点を合わせて互いに溶着することにより形成
する。従つて、六角セルの夫々は所定の厚さをも
つ溶着により補強された第1の一対の対辺と、第
1の対辺よりも薄い厚さをもつ第2の二対の対辺
とを有する。このようなハニカム構造をもつパツ
キン11を第4図の如く、第1の対辺がタービン
の回転軸に垂直な面に対して約30゜の角をなすよ
うに配置する。このようにするとハニカム構造の
最も小さい機械的抵抗をもつ方向21と突起部材
10の回転方向22とは一致し、突起部材10の
接触する対辺、すなわち薄板の数はより少なくな
り、従つて突起部材10により作られるパツキン
11の溝の大きさが最小限となると共に、パツキ
ン11と突起部材10との間の応力は減少し、従
つてラビリンスシールの効率をより高めることが
出来る。
第3図に示した従来のパツキンにおける六角セ
ルのハニカム構造体の配置の仕方によれば、ハニ
カム構造の最も小さい機械的抵抗をもつ方向21
が突起部材の回転する方向に対して約30゜の角を
なし、従つて突起部材10がハニカム構造体で溶
着部である第1の対辺20の間を前記の最も小さ
い機械的抵抗をもつ方向21に動いて突起部材1
0の厚みに相当する幅より広い溝を形成する傾向
を示し、この際、パツキンと突起部材10との間
に発生する応力は増大し、密封性が低下する現象
が見られる。
ルのハニカム構造体の配置の仕方によれば、ハニ
カム構造の最も小さい機械的抵抗をもつ方向21
が突起部材の回転する方向に対して約30゜の角を
なし、従つて突起部材10がハニカム構造体で溶
着部である第1の対辺20の間を前記の最も小さ
い機械的抵抗をもつ方向21に動いて突起部材1
0の厚みに相当する幅より広い溝を形成する傾向
を示し、この際、パツキンと突起部材10との間
に発生する応力は増大し、密封性が低下する現象
が見られる。
本発明によるパツキン11におけるハニカム構
造体の配置の仕方は動翼2及び3の先端の外側パ
ツキン23及び24を配置する時にも利用し得、
第1図に示す如く、パツキン11と同様に六角セ
ルのハニカム構造をもつ外側パツキン23及び2
4を外側ケーシングの内周側に配置し、環状の突
起部材25及び26と共にラビリンスシールを構
成してもパツキン11と同様の効果が得られる。
造体の配置の仕方は動翼2及び3の先端の外側パ
ツキン23及び24を配置する時にも利用し得、
第1図に示す如く、パツキン11と同様に六角セ
ルのハニカム構造をもつ外側パツキン23及び2
4を外側ケーシングの内周側に配置し、環状の突
起部材25及び26と共にラビリンスシールを構
成してもパツキン11と同様の効果が得られる。
第5図に示す従来の動翼3のパツキン24で
は、ハニカム構造体に突起部材25,26がくい
込むと機械的抵抗の最も小さい方向21に向つて
動翼3を動かす力が発生し、その結果パツキン2
4が破壊され且つ動翼3の先端部分が破損する危
険が生じる。
は、ハニカム構造体に突起部材25,26がくい
込むと機械的抵抗の最も小さい方向21に向つて
動翼3を動かす力が発生し、その結果パツキン2
4が破壊され且つ動翼3の先端部分が破損する危
険が生じる。
第6図に示す本発明のパツキンのハニカム構造
体の配置の仕方を応用した参考例による動翼3の
パツキン24では、機械的抵抗の最も小さい方向
21が動翼3の回転方向と一致しているので前述
の従来例のようにパツキン24が破壊され又動翼
3の先端部分が破損する危険がなく、ラビリンス
シールの効果を高めることが出来る。
体の配置の仕方を応用した参考例による動翼3の
パツキン24では、機械的抵抗の最も小さい方向
21が動翼3の回転方向と一致しているので前述
の従来例のようにパツキン24が破壊され又動翼
3の先端部分が破損する危険がなく、ラビリンス
シールの効果を高めることが出来る。
本発明のタービンの静翼の内側環によれば、内
側環を含めた内側環とロータ・デイスクの回転面
との間の空間における密封性を向上し得、タービ
ンの作動中における熱による熱膨張による過度の
応力の発生することなく製翼を所定の位置に固定
し得る。
側環を含めた内側環とロータ・デイスクの回転面
との間の空間における密封性を向上し得、タービ
ンの作動中における熱による熱膨張による過度の
応力の発生することなく製翼を所定の位置に固定
し得る。
第1図は本発明の具体例による内側環を含むタ
ービンの一部分を示す軸方向断面図、第2図は第
1図をの方向から視た説明図、第3図は従来の
パツキンにおけるハニカム構造の配置方向を示す
第1図をの方向から視た部分説明図、第4図は
本発明の具体例によるパツキンにおけるハニカム
構造の配置方向を示す第1図をの方向から視た
部分説明図、第5図は従来の動翼のパツキンにお
けるハニカム構造の配置方向を示す部分説明図、
第6図は本発明を応用した参考例の動翼のパツキ
ンにおけるハニカム構造の配置方向を示す部分説
明図である。 1…静翼の列、2,3…動翼の列、4,5,8
…ロータ・デイスク、6…動翼、7…ボルト、9
…継手、10…突起部材、11…パツキン、1
2,13…分割部材、14…静翼、183,18
4…密封用小板。
ービンの一部分を示す軸方向断面図、第2図は第
1図をの方向から視た説明図、第3図は従来の
パツキンにおけるハニカム構造の配置方向を示す
第1図をの方向から視た部分説明図、第4図は
本発明の具体例によるパツキンにおけるハニカム
構造の配置方向を示す第1図をの方向から視た
部分説明図、第5図は従来の動翼のパツキンにお
けるハニカム構造の配置方向を示す部分説明図、
第6図は本発明を応用した参考例の動翼のパツキ
ンにおけるハニカム構造の配置方向を示す部分説
明図である。 1…静翼の列、2,3…動翼の列、4,5,8
…ロータ・デイスク、6…動翼、7…ボルト、9
…継手、10…突起部材、11…パツキン、1
2,13…分割部材、14…静翼、183,18
4…密封用小板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タービンの静翼の列を構成する各静翼の先端
部に連結しており、前記タービンの回転軸と同軸
的に配置されたタービンの静翼の内側環であつ
て、 前記タービンの周方向に沿つて環状に配列され
た複数の分割部材と、 前記複数の分割部材の内周面に付着されてお
り、前記タービンのロータ・デイスクの外周部に
前記回転軸と同軸的に配置された少なくとも一つ
の環状の突起部材と協働して前記ロータ・デイス
クと前記複数の分割部材との間を密封するべくラ
ビリンスシールを構成する環状の密封部材とから
なり、 前記分割部材は、隣接する前記分割部材と互い
にかみ合う協働端面を両端部に有しており、前記
協働端面の夫々は、前記内側環の外周面において
Z型の輪郭線を規定する二つの側方端面と一つの
中央端面とからなり、互いに隣接する前記分割部
材は、互いに対面する前記側方端面の対の夫々が
前記タービンの作動中における前記静翼と前記分
割部材との熱膨張を許容するべく前記側方端面の
対の夫々の間に間隙を有し、且つ互いに対面する
一対の前記中央端面が互いに当接するように配列
されており、 前記密封部材は六角セルのハニカム構造を有し
ており、前記セルの夫々は所定の厚さをもつ第1
の一対の対辺と前記所定の厚さよりも薄い厚さを
もつ第2の二対の対辺とを有しており、前記第1
の対辺は前記タービンの回転軸に垂直な面に対し
て約30゜の角度をなすことを特徴とする内側環。 2 前記二つの側方端面の一方は、前記二つの側
方端面の他方が前記内側環の外周面上で規定する
輪郭線よりも長い輪郭線を規定し、前記二つの側
方端面の一方が実質的に前記密封部材の上流端か
ら下流端まで伸長していることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の内側環。 3 前記中央端面が前記周方向に平行に配向して
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の内側環。 4 前記中央端面が、耐摩耗性の材料で被覆され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に
記載の内側環。 5 前記材料がコバルトをベースとする合金であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載
の内側環。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8314974 | 1983-09-21 | ||
FR8314974A FR2552159B1 (fr) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | Dispositif de liaison et d'etancheite de secteurs d'aubes de stator de turbine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145403A JPS60145403A (ja) | 1985-07-31 |
JPH023008B2 true JPH023008B2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=9292384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59196489A Granted JPS60145403A (ja) | 1983-09-21 | 1984-09-19 | タービンの静翼の内側環 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4623298A (ja) |
EP (1) | EP0140736B1 (ja) |
JP (1) | JPS60145403A (ja) |
DE (1) | DE3461945D1 (ja) |
FR (1) | FR2552159B1 (ja) |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0660563B2 (ja) * | 1984-08-02 | 1994-08-10 | 株式会社東芝 | 動翼カバ− |
FR2635562B1 (fr) * | 1988-08-18 | 1993-12-24 | Snecma | Anneau de stator de turbine associe a un support de liaison au carter de turbine |
US5197281A (en) * | 1990-04-03 | 1993-03-30 | General Electric Company | Interstage seal arrangement for airfoil stages of turbine engine counterrotating rotors |
FR2661345B1 (fr) * | 1990-04-25 | 1992-07-03 | Snecma | Dispositif de pointage automatise de plaquettes sur aubes de turbomachine et procede correspondant. |
DE4015206C1 (ja) * | 1990-05-11 | 1991-10-17 | Mtu Muenchen Gmbh | |
DE4017861A1 (de) * | 1990-06-02 | 1991-12-05 | Mtu Muenchen Gmbh | Leitkranz fuer eine gasturbine |
DE59202211D1 (de) * | 1991-08-08 | 1995-06-22 | Asea Brown Boveri | Deckblatt für axialdurchströmte Turbine. |
DE59201833D1 (de) * | 1991-10-08 | 1995-05-11 | Asea Brown Boveri | Deckband für axialdurchströmte Turbine. |
SE500743C2 (sv) * | 1992-04-01 | 1994-08-22 | Abb Carbon Ab | Sätt och anordning för montering av axialströmningsmaskin |
US5702050A (en) * | 1995-04-28 | 1997-12-30 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Method of brazing a honeycomb |
JP3327814B2 (ja) * | 1997-06-18 | 2002-09-24 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービンのシール装置 |
DE19828817C2 (de) * | 1998-06-27 | 2000-07-13 | Mtu Muenchen Gmbh | Rotor für eine Turbomaschine |
RU2150627C1 (ru) * | 1999-03-31 | 2000-06-10 | Государственное научно-производственное предприятие "Мотор" | Сотовое уплотнение, преимущественно для паровой турбины |
US6290459B1 (en) * | 1999-11-01 | 2001-09-18 | General Electric Company | Stationary flowpath components for gas turbine engines |
ATE420272T1 (de) * | 1999-12-20 | 2009-01-15 | Sulzer Metco Ag | Profilierte, als anstreifschicht verwendete oberfläche in strömungsmaschinen |
DE10038452B4 (de) * | 2000-08-07 | 2011-05-26 | Alstom Technology Ltd. | Abdichtung einer thermischen Turbomaschine |
JP2002201913A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービンの分割壁およびシュラウド |
JP4494658B2 (ja) * | 2001-02-06 | 2010-06-30 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービンの静翼シュラウド |
ITMI20021219A1 (it) * | 2002-06-05 | 2003-12-05 | Nuovo Pignone Spa | Dispositivo di supporto semplificato per ugelli di uno stadio di una turbina a gas |
US6910854B2 (en) * | 2002-10-08 | 2005-06-28 | United Technologies Corporation | Leak resistant vane cluster |
US7059821B2 (en) * | 2003-05-07 | 2006-06-13 | General Electric Company | Method and apparatus to facilitate sealing within turbines |
GB0505978D0 (en) * | 2005-03-24 | 2005-04-27 | Alstom Technology Ltd | Interlocking turbine blades |
ES2548441T3 (es) * | 2007-04-05 | 2015-10-16 | Alstom Technology Ltd | Disposición de junta de solape a haces |
EP1995413B1 (de) * | 2007-04-05 | 2010-04-28 | ALSTOM Technology Ltd | Spaltdichtung für Schaufeln einer Turbomaschine |
US20090097979A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-04-16 | Omer Duane Erdmann | Rotor blade |
US8534993B2 (en) * | 2008-02-13 | 2013-09-17 | United Technologies Corp. | Gas turbine engines and related systems involving blade outer air seals |
FR2928963B1 (fr) * | 2008-03-19 | 2017-12-08 | Snecma | Distributeur de turbine pour une turbomachine. |
FR2930592B1 (fr) * | 2008-04-24 | 2010-04-30 | Snecma | Distributeur de turbine pour une turbomachine |
US8608424B2 (en) * | 2009-10-09 | 2013-12-17 | General Electric Company | Contoured honeycomb seal for a turbomachine |
US8939715B2 (en) * | 2010-03-22 | 2015-01-27 | General Electric Company | Active tip clearance control for shrouded gas turbine blades and related method |
US8444371B2 (en) | 2010-04-09 | 2013-05-21 | General Electric Company | Axially-oriented cellular seal structure for turbine shrouds and related method |
US8961135B2 (en) | 2011-06-29 | 2015-02-24 | Siemens Energy, Inc. | Mateface gap configuration for gas turbine engine |
FR2979662B1 (fr) * | 2011-09-07 | 2013-09-27 | Snecma | Procede de fabrication d'un secteur de distributeur de turbine ou redresseur de compresseur en materiau composite pour turbomachine et turbine ou compresseur incorporant un distributeur ou un redresseur forme de tels secteurs |
US9840917B2 (en) | 2011-12-13 | 2017-12-12 | United Technologies Corporation | Stator vane shroud having an offset |
ITCO20110068A1 (it) * | 2011-12-20 | 2013-06-21 | Nuovo Pignone Spa | Metodo e tenuta a nido d'ape |
US20140037438A1 (en) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | General Electric Company | Turbine shroud for a turbomachine |
US20140140807A1 (en) * | 2012-11-19 | 2014-05-22 | General Electric Company | Turbine shroud arrangement for a turbine system and method of controlling a turbine shroud arrangement |
US9039357B2 (en) * | 2013-01-23 | 2015-05-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Seal assembly including grooves in a radially outwardly facing side of a platform in a gas turbine engine |
JP6184173B2 (ja) * | 2013-05-29 | 2017-08-23 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービン |
EP2808491A1 (en) * | 2013-05-29 | 2014-12-03 | Alstom Technology Ltd | Stator vane and corresponding assembly |
US9844826B2 (en) | 2014-07-25 | 2017-12-19 | Honeywell International Inc. | Methods for manufacturing a turbine nozzle with single crystal alloy nozzle segments |
US10443736B2 (en) * | 2015-10-01 | 2019-10-15 | United Technologies Corporation | Expansion seal |
US10690251B2 (en) | 2016-09-23 | 2020-06-23 | General Electric Company | Labyrinth seal system and an associated method thereof |
FR3058756B1 (fr) | 2016-11-15 | 2020-10-16 | Safran Aircraft Engines | Turbine pour turbomachine |
FR3064669B1 (fr) * | 2017-03-31 | 2020-11-13 | Safran Aircraft Engines | Dispositif d'etancheite d'une turbomachine a revetement abradable |
FR3081499B1 (fr) * | 2018-05-23 | 2021-05-28 | Safran Aircraft Engines | Secteur angulaire d'aubage de turbomachine a etancheite perfectionnee |
FR3081500B1 (fr) | 2018-05-23 | 2020-05-22 | Safran Aircraft Engines | Secteur angulaire d'aubage de turbomachine a etancheite perfectionnee |
IT201900014736A1 (it) | 2019-08-13 | 2021-02-13 | Ge Avio Srl | Elementi di tenuta integrali per pale trattenute in un rotore a tamburo esterno anulare girevole in una turbomacchina. |
IT201900014724A1 (it) | 2019-08-13 | 2021-02-13 | Ge Avio Srl | Elementi di trattenimento delle pale per turbomacchine. |
IT201900014739A1 (it) | 2019-08-13 | 2021-02-13 | Ge Avio Srl | Elementi di trattenimento delle pale per turbomacchine. |
JP2021110291A (ja) * | 2020-01-10 | 2021-08-02 | 三菱重工業株式会社 | 動翼、及び軸流回転機械 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH91210A (fr) * | 1920-01-10 | 1921-10-17 | Schneider & Cie | Roue de turbine à vapeur ou à gaz, dont les aubes sont reliées par un ruban de cerclage segmenté. |
US2510734A (en) * | 1946-04-06 | 1950-06-06 | United Aircraft Corp | Turbine or compressor rotor |
US2997275A (en) * | 1959-03-23 | 1961-08-22 | Westinghouse Electric Corp | Stator structure for axial-flow fluid machine |
FR1331030A (fr) * | 1961-08-24 | 1963-06-28 | Gen Electric | Montage d'aubage distributeur |
FR1519898A (fr) * | 1967-02-24 | 1968-04-05 | Creusot Forges Ateliers | Perfectionnements aux aubages torses mobiles de turbo-machines |
CH482915A (de) * | 1967-11-03 | 1969-12-15 | Sulzer Ag | Leitvorrichtung für Axialturbine |
GB1186240A (en) * | 1967-12-22 | 1970-04-02 | Rolls Royce | Improvements in Blades for Fluid Flow Machines. |
US3867061A (en) * | 1973-12-26 | 1975-02-18 | Curtiss Wright Corp | Shroud structure for turbine rotor blades and the like |
GB1483532A (en) * | 1974-09-13 | 1977-08-24 | Rolls Royce | Stator structure for a gas turbine engine |
US4076455A (en) * | 1976-06-28 | 1978-02-28 | United Technologies Corporation | Rotor blade system for a gas turbine engine |
FR2435534A1 (fr) * | 1978-07-25 | 1980-04-04 | Snecma | Nouveaux corps poreux metalliques et leur procede de preparation |
FR2452590A1 (fr) * | 1979-03-27 | 1980-10-24 | Snecma | Garniture d'etancheite amovible pour segment de distributeur de turbomachine |
GB2072760A (en) * | 1980-03-29 | 1981-10-07 | Rolls Royce | Shrouded turbine rotor blade |
US4346904A (en) * | 1980-11-26 | 1982-08-31 | Watkins Jr Shelton | Honeycomb structure for use in abradable seals |
FR2514409B1 (fr) * | 1981-10-09 | 1986-03-21 | Snecma | Dispositif d'implantation d'aubes en secteurs sur un disque de rotor de turbomachine |
-
1983
- 1983-09-21 FR FR8314974A patent/FR2552159B1/fr not_active Expired
-
1984
- 1984-09-06 EP EP84401766A patent/EP0140736B1/fr not_active Expired
- 1984-09-06 DE DE8484401766T patent/DE3461945D1/de not_active Expired
- 1984-09-19 JP JP59196489A patent/JPS60145403A/ja active Granted
- 1984-09-20 US US06/652,475 patent/US4623298A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60145403A (ja) | 1985-07-31 |
FR2552159B1 (fr) | 1987-07-10 |
EP0140736A3 (en) | 1985-06-05 |
US4623298A (en) | 1986-11-18 |
EP0140736A2 (fr) | 1985-05-08 |
FR2552159A1 (fr) | 1985-03-22 |
DE3461945D1 (en) | 1987-02-12 |
EP0140736B1 (fr) | 1987-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH023008B2 (ja) | ||
JP5038789B2 (ja) | セグメント間の「l」字形突合せギャップシールを備えるシール組立体及び回転機械 | |
CA2042350C (en) | Shroud band for a rotor wheel | |
US7857582B2 (en) | Abradable labyrinth tooth seal | |
US6471213B1 (en) | Seal structure for gas turbine | |
KR100577546B1 (ko) | 터빈에서의 버킷과 고정 슈라우드 사이의 시일 | |
US6550777B2 (en) | Split packing ring segment for a brush seal insert in a rotary machine | |
US6131911A (en) | Brush seals and combined labyrinth and brush seals for rotary machines | |
US5096376A (en) | Low windage corrugated seal facing strip | |
JP5227114B2 (ja) | ラビリンス圧縮シール及びそれを組込んだタービン | |
JP6072930B2 (ja) | アンダーラップ端部を有するベリーシール | |
US8388310B1 (en) | Turbine disc sealing assembly | |
JP5864836B2 (ja) | シール部材、組立体及び方法 | |
US8147189B2 (en) | Sectorized nozzle for a turbomachine | |
US6669443B2 (en) | Rotor platform modification and methods using brush seals in diaphragm packing area of steam turbines to eliminate rotor bowing | |
EP1510655B1 (en) | Brush seal support | |
US20040239040A1 (en) | Nozzle interstage seal for steam turbines | |
US11585230B2 (en) | Assembly for a turbomachine | |
JPS6315446B2 (ja) | ||
US3142475A (en) | Stator assembly | |
US5823743A (en) | Rotor assembly for use in a turbomachine | |
JPH09242505A (ja) | タービン構造 | |
JP5523109B2 (ja) | ターボ機械のためのダイヤフラム及び製造の方法 | |
JPS58500489A (ja) | 浮動膨脹制御リング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |