JPH02300630A - 光学式変位計 - Google Patents

光学式変位計

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Publication number
JPH02300630A
JPH02300630A JP12261089A JP12261089A JPH02300630A JP H02300630 A JPH02300630 A JP H02300630A JP 12261089 A JP12261089 A JP 12261089A JP 12261089 A JP12261089 A JP 12261089A JP H02300630 A JPH02300630 A JP H02300630A
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JP
Japan
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light
diffraction grating
reflected
fixed
movable
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Pending
Application number
JP12261089A
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English (en)
Inventor
Takahide Iida
隆英 飯田
Hiroshi Miyake
三宅 洋
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02300630A publication Critical patent/JPH02300630A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は基準となる物体と検出対象物との間の距離の
変化を計測する光学式変位計に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の光学式変位計として、対向配置された2
枚の回折格子を備え、それら2枚の回折格子を通過させ
て合成干渉させた回折光(干渉縞)の変化を検出するこ
とにより、2枚の回折格子の平行方向への相対的な変位
を言4測するようにし7たものが知られている。このよ
うな干渉光の変化を利用した変位計は、原理的&、、”
高分解能を実現できるため、光学式リニアXIニンニl
−夕として半3.11体製造分野等で既に実用化されて
いる。例スば、1′I開昭59−132311−号公幸
ドでは、光学式りJ、アニン」−ダの−・例が開ボされ
ている。
又、同様の原理を用いた光学式変位計として、第3図に
示すように反射光を合成−「渉さ−lる変位計も考えら
れている。即ら、この変位計゛Cは、光源21から発射
されたレーザ光をその進行方向F・\向かっζ゛」3透
明鏡22を透過さ−せた後、2枚の回折格子23.24
に入ル1さ」するようになっている。2枚の回折格7!
−23,24のう(し半透明鏡22に近い方の回折格子
23Lよ定イ;11在1ニーて固定され、他方の凹扛1
格子24は1j11記−・方の回1ji格r23に沿っ
た方向(平行方向)Xへ移動可能に設けられている。こ
の回折格子24ば図示し7ない所定の液加−丁ワークを
支持するためのフレーJ、25に固着され、そのフレー
ム25の移動度()旨こ追従して!■7−行[h向)ζ
・・、往復動可能4.Zな、っている。
そして、半透明鏡22及び回折格子23を通過し7て回
折格子24にて反射された反射回折光は、回折格子23
を再び通過する間に合成干渉され、半透明鏡22によっ
て反射され、観測点Q、−位置するフAl・デテクタ2
6に入射して電気信号に変換される。このとき、固定側
の回折格子23に対して可動側の回折格子24が平行方
向Xへ移動度(☆すると、その移動変位に追従してフメ
トデラークタ26 L:”入射する回折光が変化する。
従って、その回折光の変化量を検知ずろことにより、ワ
ークの変位知Gコ和当する可動側の回折格子24の変位
量が計測される。
1発明が解決し2ようとする課題1 ところが、前記従来の光学式変位計では、フレーJ、2
5に固定された回折格子24が平行方向Xに交差する方
向(対向方向’)Z−・変位すると、回折格子23.2
4が平行に設置されていることに起因する1−渉光の影
響により、平行方向Xへの移動変位とは無関係にフメト
デテクタ26に入射する干渉光が変化してしま・うこと
Gこなる。ぞの結果、正規の回折光に誤差か生じて計測
誤差が発生ずる。
そこで、ト、記のような正規の回折光に生し7る。i1
!N差を排除するために、その回折光と同時に誤差↑J
1除のための信号検出を行うことが可能な変位8(が要
望されている。
この発明は前述した事情に鑑み−でなされたものであっ
て1、そのI」的は1.互いに対向配置された2枚の回
折格子の対向方向への相対変位に起因する正規の回折光
の誤差要因検出を同時に行・)ことか可能で、その誤差
要因検出によって2枚の回折格子による正規の回折光の
検出精度同士を実現し得る光学式変位計を提供すること
にある。
[課題を解決するだめのT段] に記の目的を達成するためにこの発明においては、光源
から発射された光を通過さ・(まるためにHいに対向配
置された−・対をなす固定回折格子及び可動回折格子と
、固定回折格子とiiJ動凹↑j1格−rとの平行方向
への相対変位を検出するために、両回折格子を通過1.
て合成1−渉された1!10月光を入射し−r電気信号
に変換する光電変換手段とからなる光学式変位a1にお
いて、光源から発射された光を入射して、その入射光を
目先の進行方向とは異なるツノ向へ向か−って反射する
反射光と進行方向へ向かって透過する透過光とに分離さ
せる光学系手段と、その光学系手段の一側面側に設けら
れ、反射光及び透過光の・)もの−・方を反射するため
の基準面を有する固定鏡と、光学系手段から離れた位置
1=配)ηされた可動回折格子と一体移動可能に設けら
れ、反射光及び透過光のうちの他方を反射するだめの参
照面を有する可動鏡と、固定回折格子と可動回折格子と
の対向方向・\の相対変位を検出するためるこ、可動鏡
の参照面にて反射された反射光と固定鏡の基準面にて反
射された反射光との2光束が光学系手段にて合成干渉さ
れた後、その干渉光を入1・1シて電気他月に変換する
別の光電変換手段とを備えている。
[作用1 従って、互いに対向配置された固定回折格子と可動回折
格子との平行方向への相対変位を検出するために、光源
から発射された光はそれら両回折格子を通過して合成干
渉され、その回折光ば光電変換手段に入射されて電気信
号に変換される。
これと同時に、光源から発射された光は光学系手段に入
射され、同光の進行方向とは異なる方向へ向かって反射
する反射光と進行方向へ向かって透過する透過光とに分
離される。反射光及び透過光のうちの一方は、光学系手
段の一側面側の固定鏡にて反射される。又、反射光及び
透過光のうちの他方は、光学系手段を通過して可動鏡の
参照面(回折格子の場合も含む)にて反射される。
そして、可動鏡の参照面にて反則された反射光と固定鏡
の基準面にて反射された反射光との2光束は光学系手段
にて合成干渉された後、別の光電変換手段に入射されて
電気信号に変換される。
従って、別の光電変換手段にて変換された電気信号を利
用して、その電気信号が一定の値で変動しないように可
動回折格子の移動変位を補正したり、その電気信号に基
き、両回折格子の平行方向への相対変位に相当する電気
信号を補正したりすることにより、可動回折格子と固定
回折格子との間で生じる回折光の検出をより正確なもの
にすることが可能となる(回折光の誤差要因を除去する
ことが可能となる)。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。
第1図は光学式変位計の概略構成を示している。
この実施例の光学式変位計は光源としての半導体レーザ
1を備え、その半導体レーザ1から発射された光は半導
体レーザ1から微小距離だけ離れて固定された光学系手
段としてのビームスプリッタ2に入射される。ビームス
プリッタ2は半導体レーザ1からの入射光L Oをその
進行方向Fとは異なる方向、即ち進行方向Fに対して9
0°変位する上方へ向かって反射する反射光L1と、進
行方向Fへ向かって透過する透過光L2.L3とに分離
させる反射面2aを有している。
又、この実施例において、ビームスプリッタ2の一側面
側、即ち上側面2b上の一部分には、前記反射光L 1
の一部分を反射するだめの基準面3aを有する固定鏡3
が固着されている。この固定鏡3はビームスプリッタ2
の上側面2b上にてスパッタリングによって形成された
ものである。
そして、このように固定鏡3をビームスプリッタ2の上
側面2b上に固着することによって、ビームスプリッタ
2内にて反射される前記反射光L 1が空気に曝される
ことなく固定鏡3にて反射されるようになっている。
更に、この実施例において、ビームスプリ、り2の他側
面側、即ち右側面2C上の一部分には、前記透過光L3
を通過させる固定回折格子4が固着されている。この固
定回折格子4は、ビームスプリッタ2の右側面2Cに沿
って一定のピッチで並列する多数のスリットを有したも
のである。
一方、固定回折格子4から微小距離だけ離れた位置には
、同固定回折格子4に対して平行移動可能かつ対向移動
可能な可動鏡5が配設されている。
即ち、この可動鏡5は図示しない所定の被加工ワークを
支持するためのフレーム6に固着されたちのであり、そ
のフレーム6の移動変位に追従して、固定回折格子4と
平行な方向く平行方向)Xへ、かつ固定回折格子4に対
向する方向(対向方向)Zへそれぞれ往復動可能になっ
ている。
又、可動鏡5の表面、即ち固定回折格子4との対向面が
参照面Sとなっており、その参照面Sにてビームスプリ
ンタ2を透過した透過光L2.L3等が反射される。つ
まり、可動鏡5の参照面Sは、前記固定回折格子4を通
過する格子通過光である透過光L3と、その透過光I、
3と平行で固定回折格子4を通過しない非格子通過光で
ある透過光L2とが共に反射される。
更に、可動鏡5の参照面S上にて、固定回折格子4を通
過した透過光L3を反射し得る位置には、可動回折格子
7が固着されている。この可動回折格子7は、可動鏡5
の参照面Sに沿って一定のピンチで並列する多数のスリ
ットを有したものである。そして、この実施例の光学式
変位計では、可動鏡5と一体的に移動する可動回折格子
7の平行方向Xへの移動変位を計測することによって、
前記リークの移動度イ)5 (イ装置スレ)り1i−1
測−J゛、i:、9[、]C1rな−っでいる。
前記人種光I、0の進行ノJli+I l・?こえl 
L(90’ ;、′イ☆する下方位置(、;71.J、
ヒ 〕、スズブ7・夕2がら所定の微小距離だけ離れて
光′1(−4変挨叫l′だ“及び別の光電変換1段とU
2てのマイ1ダイ」−1−及びソメト1ランシスタ等4
也む光導電・j!ルよりなる一個の)第1−デテクタ8
.9が固定さ)l”1.、、−(いる。
一方のソ号I・デテクタ8ば、iiJ動鏡5の参tl<
(1liiS(この場合、可動回折格子′l)(、て反
射回折3\れた透過光1.3が固定回11[格子4を再
ひ通過j7−(合成干渉された後、ぞの凹I〕を光■−
24を入射1−.. ’−i’−電気信号(,5′変換
するためのもの一ζ;F)す、−1中仙回折格イアの平
行方向X・・・の位置ズL−’、H検出する人二めのも
のである。
イ(−2て1、τのフィトう一゛−j・タタE(乙こ−
c二珍・換さ(′1人・電気伯冒は、可a1回折格了7
の位15′”々し、苓−検出−づ−る]、二めのイ計号
処理回路1 (j ll、人ツノさ+1、イjj、−’
J処理回路10ではl’lJ動凹1JI格1′7の(〜
”4: +5 ′7.’ l眉、、二([F’−1・i
−る回折光I−4のイ\)相スj/を信冒列理にょ+ 
−(T :’f’ド0出1− J、?1にな−、ている
又、(tli 、Jj 〕7 A−1−)−1り99 
Li、可iJ+ Nl 5 ノ参照1fos((の場合
、i1■重回折格了7 ) rr=、 c反射された透
過光l−12と、固定鏡3の基+9曲3a(2こて反則
された反射光I、1の−・部分との2光束かヒーノ、ズ
ブリッタ2G5′で自戒干渉された後、その二「渉光l
、5を入射(−7で電気信号乙こ変換するためのもので
あり、可IJr回+Jr格Y−7の固定回折格子4に対
する対向方向Zへの変(9(ギヤノブ変位)を検出する
人二めのものてル)る。
イーして1、二のフィートデう−クラ0に電′変換され
た電気イご一シ)は、1−11動回折梠イア、用古1定
凹(ハJB−”l′4とのギヤ・ツブ変(Δ7を検出す
るだめの信号処理回(?;)11 i、、′入力され、
他−号処、理回路11では可動回tJi格了′7のギヤ
、・ブ変イ☆に相当する干浚、光1.Eiのイ☆相ズレ
を1菖シシ−処理乙、篤1ミ、−1てJlりり出すよ・
)(5、′な−1−c−い イ、。
Y、)L・−71〔)乙こは、同フ[・−7、に夕・対
向)I’ fi+12・、移動、\−11て位置調節′
・1”るための複数(、二の場合11個)のj′ツク−
−1,:l−夕12.13が設ニレ−)才1ている。そ
して、iii+ ii己ギヤ2.・ブ囁J’2が・1[
(、・人i’j、′+ 、51=hよ、〈の変荀苓補1
F1トる人rめ(,1丁、III l)前fi1.”i
、r、・ゾ変位を予め定めC二)4′已一間隔に保↑、
l、 、、lイ:+ /:蔓:+(、、−1(M月処理
回路11が名−しクラ・レーア 12 、 .1 :i
に駆4す](3閃を出力1.−(−:) L  人((
でλ−に、I向〕i’ lu、l Z、、微り1さ−b
l、可動回lJr ’tB 1’ 7 a)′11向j
)’ jil Z □□□=、ノ(i’、r ’(Mi
ilWI f!ffを#−■”)よう(、:17.、L
 −+ −(イ21、、−、、) J: I’l、I菖
’+li々n、 1g+回路l 1は一ノイ l−)−
)−′ノ:y g (乙−(′(☆(I旨\(已: =
V −tノブ変位の1言υり8、・5のギヤ・ブ′λ・
(〜′1: k 1iti−t[・+・、:。
人二 め の −) 4 −−−  )   ・\ 2
  勺 イトj、  +a、  、、(−(−(、、:
+\ 、リ (−、、,12I、す! l甲 −・; る、−1ン)(、′な一5\・−い1.:14、次乙5
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−) +1 +:人11・1(−5八入、1′1・D〜
′、1.01八一部分は、ハノ9・l1lTIY″、+
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1\れるJ’M =Q’1)YL、 I <l−7,;
 lj)、Ii:i I>rl !l−1)Y、 +−
,l 61)  −(’JI@、、:、> は固定iQ 3のりit’ +fii :+ )1 r
、:、−1−八、百1・1さ(1く・反1(・1)旨)
、し−j、スブリ ・41 f)を1−/Iぺ’)、’
A 、i7.’、し、(−廿]、)’t’、 、!仁な
る。
■2、入射)1□’、 L Oの他の−じjB 4′f
は、ヒームスブリタ12イI戸)1彦IAる鵡jβ)光
1−.2 、  L、 3となく1、・θ1−−に、「
1.人ブリ、ノ・!17″I)茫ス、ち過−づ−、る透
過光[シ)。
「、3のパ)も)、固定回JJi格子4を通16X1す
る((1イ沃過光; −0%−4冒チ5過光■3は可動
鏡5の参照面S(、”−の1易W’r + −1’1目
すj回↑y1梠了’J )に−Cル、対間)!1.\オ
1、固定量+R惰イ43−再び通過(−ど−合成−目!
l1、ト(1人:1多・、そ(i)回(、j)’t、 
L、  4  カ< −、)  :、l’  l  ツ
ー −) り ′ノ εI 65− \’Ft −4ろ
@督 −2(′、リオ 1うテ・′ゲタ8乙、二、l<芽しi
−、に、 l用1片光、1、・1をi’ti:\(ニー
i −;−、、、、iα(免(−8他−5;処哩回路1
0 cニー、、−(’所定rノ)処理をjド〕、号、L
・■Φ)(回1f’J J:’I−,1”iの信置ス[
5<割り出され、籠)。゛)、1万の、2枚の凹+Jr
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(の入(イψ1fii 3 a f、こ−(−ルーη・
1された反射光とがヒームスプリノタ2にて合成干渉さ
れた後、その干渉光l−15がフ第1・デテクタ9に入
射する。従って、フォトデテクタ9に入射する干渉光L
5を電気信号に変換して、信号処理回路11にて所定の
処理を行うと、可動回折格子7と固定回折格子4とのギ
ャップ変位を割り出すことができる。
又、そのギャップ変位に応じた信号に基いて信号処理回
路11が各アクチュエータ12.13を駆動させてフレ
ー116を対向方向Zへ移動させることにより、ギヤツ
ブ変位が予め定められた間隔に補正される。
即ち、この実施例の光学式変位計では、2枚の回折格子
4,7の対向方向Zへの相対変位に起因して生しる回折
光L 4の誤差検出を、同回折光L4の計測と同時に行
うことができる。又、その誤差検出によって2枚の回折
格子4,7の間のギャップ変位を適正に調整することが
でき、正規の回折光L 4の検出精度を向」ニさせるこ
とができる。
又、この実施例の光学式変位計では、前記ギヤノブ変位
の検出を行うための基準光となる固定鏡3での反射光及
びその元となる反射光T、、1が、ヒームスプリソタ2
の内部を通過して空気中に曝されることがない。このた
め、反射光L1及びその反射光が空間的な影響、即ち空
気の揺らぎや気温の影響を受げることを防止することが
でき、基準光となる固定鏡3からの反射光と他の反射光
との干渉光L5が受ける空間的な影響を極力低減するこ
とができ、計測誤差の発生を非常に少ないものにするこ
とができる。よって、ギャップ変位の補正をより安定し
て高精度に行うことができる。
更に、この実施例の光学式変位計では、固定鏡3がビー
ムスプリンタ2と一体化しているので、振動の影響を少
なくすることができ、その固定鏡3における反射光を安
定したものにすることができる。更に、固定鏡3を独立
的に固定調整する必要がなく、組み立てを容易なものに
することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、固定回折格子4及び可動回折格
子7の平行方向Xへの位置ズレを検出するための回折光
L 4と、固定回折格子4及び可り3回折格子7の対向
方向Zへのギャップ変位を検出するだめの干渉光L 5
とを共通のビームスブリック2を介して各フォトデテク
タ8.9へ入射させるように構成したが、第2図に示す
ように、別々の半導体レーザ16.17から発射される
光を入射する別々のビームスプリッタ18.19を設け
、各ビームスプリッタ18.19から導出される干渉光
L5及び回折光り、 4を各フ第1・デテクタ8゜9へ
入射させるように構成してもよい。
尚、第2図において一方のビームスプリッタ18の一側
面上には、前記実施例と同様に基準面3aを有する固定
鏡3が固着され、他方のビームスプリッタ19の一側面
上には、前記実施例と同様に固定回折格子4が固着され
ている。又、可?)J鏡5ば両ビームスプリッタ18.
19に対向するように拡大して設けられている。更に、
各フォトデテクタ8.9からの電気信号はそれぞれ信号
処理回路to、11に入力され、一方の信号処理回路1
1には可動回折格子7の対向方向Zへのギャップ変位を
補正するためのアクチュエータ12゜13が接続されて
いる。
(2)前記実施例では、ビームスブリ・ツタ2に入射し
て反射する反射光L1の一部分をビームスプリッタ2の
上側面2b上に設けた固定鏡3にて反射させ、ビームス
プリッタ2に入射して透過する透過光L2.L3をビー
ムスブリ・ツタ2の右側面2C上に設けた固定回折格子
4を通過させるように構成したが、ビームスプリッタの
上側面側に固定回折格子を設け、右側面側に固定鏡を設
けて反射光の一部分が固定回折格子4を通過し、透過光
の一部分が固定鏡にて反射されるように構成してもよい
(3)前記実施例では、固定鏡3をビームスブリ7タ2
の上側面2b上にスパッタリングにより形成したが、蒸
着により形成してもよい。又、固定鏡をビームスシリツ
タから微小距離だシ」離し7て固定してもよい。
(4)前記実施例では、固定回(11格イ4をヒ−1、
スプリッタ2の右側面2(2F−に固7iシ、て設けた
か、ビームスシリツタから1;!に小距離だit K1
[して設し)てもよい。
(5)前記実施例では、光学系11段と(〜て+−−一
−J・スプリッタ2を設けたが、その代わりに゛1′づ
L明鏡を設けてもよい。
(〔j)前記実施例では、i+J動凹tJi格了7と固
定回折格子4とのギヤツブ変位4補正するためGこ2個
のアクチュエータ12.13をフレーl、〔;るこ設G
またが、2個に限らず1個や3個以−Lの数のアク千ゴ
、エータを設(Jてもよい。
(7)前記実施例で(、l、il勅回折格r7と固定回
折(菌子−4とのギヤノブ変()〉庖補止するためζこ
2イ固のアクチュエータ12.13をフし・−J、6に
設置Jて可動回折格子7を移りJさゼるよα)にし7た
が、4ヤ、プ変位の検出値攻利用して、可動量IJ−i
梠J’ 7の位置スレの検出値を補止するように構成し
て4)よい。
[発明の効果] 以−1−詳述したようにごの発明によれば、互いに対向
配置された2枚の回折格子の対向方向への相対変位に起
因する正規の回折光の誤差検出を同時に行゛うことがで
き、その誤差検出によって2枚の回折格子による正規の
回折光の検出精度向−1−を実現することができるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した−・実施例を示す光学式
変位計の概略構成図、第2図44. Cの発明を具体化
した別の実施例を示す光学式変位計の概略構成図2、第
3し1は従来例の光学式変位計を説明する図である。 図中、1.1.6.1.7は光源とし7ての半導体レー
ザ、2.18.19は光学系手段としてのビームスブリ
、夕、3は固定鏡、3,1は基〈セ血、4は固定回折格
子、5は可動鏡、7は可動回折格子、8は光電変換1段
としてのフォトデデクタ、9は別の光電変換手段として
のフt l−デテクタ、lrは進行方向、L、■は反射
光、l−,2,L3は透過光、Sは参照面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源から発射された光を通過させるために互いに対
    向配置された一対をなす固定回折格子及び可動回折格子
    と、 前記固定回折格子と前記可動回折格子との平行方向への
    相対変位を検出するために、前記両回折格子を通過して
    合成干渉された回折光を入射して電気信号に変換する光
    電変換手段と からなる光学式変位計において、 光源から発射された光を入射して、その入射光を同光の
    進行方向とは異なる方向へ向かって反射する反射光と前
    記進行方向へ向かって透過する透過光とに分離させる光
    学系手段と、 前記光学系手段の一側面側に設けられ、前記反射光及び
    前記透過光のうちの一方を反射するための基準面を有す
    る固定鏡と、 前記光学系手段から離れた位置に配置された前記可動回
    折格子と一体移動可能に設けられ、前記反射光及び前記
    透過光のうちの他方を反射するための参照面を有する可
    動鏡と、 前記固定回折格子と前記可動回折格子との対向方向への
    相対変位を検出するために、前記可動鏡の参照面にて反
    射された反射光と前記固定鏡の基準面にて反射された反
    射光との2光束が前記光学系手段にて合成干渉された後
    、その干渉光を入射して電気信号に変換する別の光電変
    換手段とを備えた光学式変位計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518606A (ja) * 1997-09-29 2001-10-16 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 2つの対象物の位置を検出するための装置
JP2007127625A (ja) * 2005-09-15 2007-05-24 Asml Netherlands Bv 位置測定ユニット、測定システム、および該位置測定ユニットを備えたリソグラフィ装置

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