JPH0230028Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230028Y2 JPH0230028Y2 JP2647687U JP2647687U JPH0230028Y2 JP H0230028 Y2 JPH0230028 Y2 JP H0230028Y2 JP 2647687 U JP2647687 U JP 2647687U JP 2647687 U JP2647687 U JP 2647687U JP H0230028 Y2 JPH0230028 Y2 JP H0230028Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- tapered
- rolls
- roll
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 3
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は印刷インキ、塗料等、顔料と溶剤の
如き微粒子と液体を均質に混練して製品を製造す
るためのロールミルに関する。
如き微粒子と液体を均質に混練して製品を製造す
るためのロールミルに関する。
〈従来の技術〉
ロールミルとして円錐角が等しい複数のテーパ
ロールを、テーパの向きを交互に反対にして外接
させ、その全ロールを材料送り方向に連動回転さ
せるものは本出願人が実公昭35−1662号、同1663
号公報で公知である。
ロールを、テーパの向きを交互に反対にして外接
させ、その全ロールを材料送り方向に連動回転さ
せるものは本出願人が実公昭35−1662号、同1663
号公報で公知である。
〈考案が解決しようとする問題点〉
このテーパロールを使用したロールミルは、材
料がロールの周面に付着してロール間の外接間隙
を通過する際、材料はロールのテーパによつて軸
方向に移動するため、同数の円筒ロールを使用し
たロールミルに較べ混練効果は格段に優れている
が、材料が相互に外接したテーパロールの間の谷
間から各テーパロールの端部を越えて横溢するの
を防ぐシールが困難であつた。
料がロールの周面に付着してロール間の外接間隙
を通過する際、材料はロールのテーパによつて軸
方向に移動するため、同数の円筒ロールを使用し
たロールミルに較べ混練効果は格段に優れている
が、材料が相互に外接したテーパロールの間の谷
間から各テーパロールの端部を越えて横溢するの
を防ぐシールが困難であつた。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案は、各テーパロールの大径端には
大径端と同径の大径円筒部、小径端にはこの小径
端と同径の小径円筒部を夫々延設し、この全テー
パロールを支持する機枠には相互に外接した対の
テーパロールの谷間の各端部上に位置して各テー
パロールの前記大径円筒部と小径円筒部に密接す
る凹円弧面を備えたせき板を対向して設けたこと
を特徴とする。
大径端と同径の大径円筒部、小径端にはこの小径
端と同径の小径円筒部を夫々延設し、この全テー
パロールを支持する機枠には相互に外接した対の
テーパロールの谷間の各端部上に位置して各テー
パロールの前記大径円筒部と小径円筒部に密接す
る凹円弧面を備えたせき板を対向して設けたこと
を特徴とする。
〈作用〉
これによりせき板は、外接した対のテーパロー
ルの谷間の各端部上に位置して各テーパロールの
大径円筒部と小径円筒部に上から、その凹円弧面
を接続させてシールを行う。
ルの谷間の各端部上に位置して各テーパロールの
大径円筒部と小径円筒部に上から、その凹円弧面
を接続させてシールを行う。
〈実施例〉
図面において、1は円錐角が等しい截頭円錐形
のテーパロールで、この実施例では三本のテーパ
ロールがテーパ向きを交互に反対にして左右の機
枠2,2の間に水平に外接して配列してあり、混
練する材料は第5図のように第1テーパロール1
−と第2テーパロール1−が隣接する谷間に
上から供給する。
のテーパロールで、この実施例では三本のテーパ
ロールがテーパ向きを交互に反対にして左右の機
枠2,2の間に水平に外接して配列してあり、混
練する材料は第5図のように第1テーパロール1
−と第2テーパロール1−が隣接する谷間に
上から供給する。
外接したテーパロール間の面圧は通常30〜50
Kg/cm2であつて、この面圧の調整は図示を省略し
たが、テーパロールの両端の軸を機枠2,2に対
し平行移動させて行う。又、第1、第2テーパロ
ールの速度比、第2、第3ロールの速度比は例え
ば1:3にする等、後段のロールほど回転速度を
高くする。この実施例では第2テーパロール1−
の軸に動力を与え、第2テーパロール1−は
第1と第3のテーパロールを、第1テーパロール
1−に対しては減速歯車列3a、第3テーパロ
ール1−に対しては増速歯車列3bを介して連
動回転させる。
Kg/cm2であつて、この面圧の調整は図示を省略し
たが、テーパロールの両端の軸を機枠2,2に対
し平行移動させて行う。又、第1、第2テーパロ
ールの速度比、第2、第3ロールの速度比は例え
ば1:3にする等、後段のロールほど回転速度を
高くする。この実施例では第2テーパロール1−
の軸に動力を与え、第2テーパロール1−は
第1と第3のテーパロールを、第1テーパロール
1−に対しては減速歯車列3a、第3テーパロ
ール1−に対しては増速歯車列3bを介して連
動回転させる。
従つて、前述の様に第1と第2のテーパロール
1−,の間の谷間に容器4の材料Mを注ぎ入
れると、各ロール1−,,の矢印方向の回
転により、材料Mは両ロール間を下方へ通過し、
一部はロール1−に付着して一回りした後、再
び谷間に戻り、他部はロール1−に付着して下
側を半回り後、第2と第3のテーパロール1.
、の間を下から上へ通過し、一部は第2テー
パロール1−側に付着して第1,第2テーパロ
ールの谷間へ戻り、他部は第3テーパロール1−
側に付着してドクターナイフ5により表面から
剥がされ容器6内に落ちる。
1−,の間の谷間に容器4の材料Mを注ぎ入
れると、各ロール1−,,の矢印方向の回
転により、材料Mは両ロール間を下方へ通過し、
一部はロール1−に付着して一回りした後、再
び谷間に戻り、他部はロール1−に付着して下
側を半回り後、第2と第3のテーパロール1.
、の間を下から上へ通過し、一部は第2テー
パロール1−側に付着して第1,第2テーパロ
ールの谷間へ戻り、他部は第3テーパロール1−
側に付着してドクターナイフ5により表面から
剥がされ容器6内に落ちる。
そして、第1と第2のテーパロール間では第1
に較べて高速な第2テーパロールの周速が早い大
径側に向かつて、又、第2と第3のテーパロール
間では第2に較べて高速な第3テーパロールの周
速が早い大径側に向かつて夫々第4図に矢印で示
したように、材料Mを軸方向に移動させつゝ混練
を行うので、優れた混練効果を生ずる。
に較べて高速な第2テーパロールの周速が早い大
径側に向かつて、又、第2と第3のテーパロール
間では第2に較べて高速な第3テーパロールの周
速が早い大径側に向かつて夫々第4図に矢印で示
したように、材料Mを軸方向に移動させつゝ混練
を行うので、優れた混練効果を生ずる。
さて、本考案に則り各テーパロールは大径端
に、この大径端と同径の大径円筒部1a、小径端
に、この小径端と同径の小径円筒部1bを延長状
に有し、第1と第2のテーパロール間の谷間の各
端部と、第2と第3のテーパロール間の谷間の各
端部には夫々外接した一方のテーパロールの大径
円筒部1aと、他方のテーパロールの小径円筒部
1bに上から密接する凹円弧面を備えたせき板7
を、左右の機枠2,2間に渡設した支持杆8で取
付け、対向させてある。勿論、せき板の上記凹円
弧面はテーパロールの大径円筒部1aと、小径円
筒部1bとに合致した曲率を有する。
に、この大径端と同径の大径円筒部1a、小径端
に、この小径端と同径の小径円筒部1bを延長状
に有し、第1と第2のテーパロール間の谷間の各
端部と、第2と第3のテーパロール間の谷間の各
端部には夫々外接した一方のテーパロールの大径
円筒部1aと、他方のテーパロールの小径円筒部
1bに上から密接する凹円弧面を備えたせき板7
を、左右の機枠2,2間に渡設した支持杆8で取
付け、対向させてある。勿論、せき板の上記凹円
弧面はテーパロールの大径円筒部1aと、小径円
筒部1bとに合致した曲率を有する。
従つて、前述した様に第1、第2テーパロール
間の谷間に注ぎ入れた材料及び第2、第3テーパ
ロール間の谷間に移行した材料は各テーパロール
の端部を越えて横溢しようにも、各テーパロール
の端部の大径円筒部1a及び小径円筒部1bに上
からせき板7が凹円弧面7a,7bを接触させ、
シールを行つているため横溢することはできな
い。
間の谷間に注ぎ入れた材料及び第2、第3テーパ
ロール間の谷間に移行した材料は各テーパロール
の端部を越えて横溢しようにも、各テーパロール
の端部の大径円筒部1a及び小径円筒部1bに上
からせき板7が凹円弧面7a,7bを接触させ、
シールを行つているため横溢することはできな
い。
この実施例では第1、第2テーパロールの谷間
をシールするせき板と、第2、第3テーパロール
の谷間をシールするせき板は別々に作り、個々に
機枠に取付けたが、一連にしてもよい。
をシールするせき板と、第2、第3テーパロール
の谷間をシールするせき板は別々に作り、個々に
機枠に取付けたが、一連にしてもよい。
〈考案の効果〉
この様に本考案では相互に隣接した複数本のテ
ーパロールにより材料を効率よく混練するのであ
るが、その大径部と小径部に夫々同径の大径円筒
部と小径円筒部を延設してあるため、この大径円
筒部と小径円筒部とに精密に適合した凹円弧面を
せき板に高精度で、例えば研磨加工で容易に形成
し得、テーパ面でせき止める困難がないから、テ
ーパロールの外装した谷間から軸方向に材料が洩
れるというテーパロール・ミルの致命的難点を解
消した。
ーパロールにより材料を効率よく混練するのであ
るが、その大径部と小径部に夫々同径の大径円筒
部と小径円筒部を延設してあるため、この大径円
筒部と小径円筒部とに精密に適合した凹円弧面を
せき板に高精度で、例えば研磨加工で容易に形成
し得、テーパ面でせき止める困難がないから、テ
ーパロールの外装した谷間から軸方向に材料が洩
れるというテーパロール・ミルの致命的難点を解
消した。
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図
は第1図の立面図、第3図は第1図の−線で
の断面図、第4図は運転状態での材料の動きを示
す平面図、第5図は第4図の−線での断面図
で、図中、1はテーパロール、1aは大径円筒
部、1bは小径円筒部、2は機枠、7はせき板、
7a,7bは凹円弧面を示す。
は第1図の立面図、第3図は第1図の−線で
の断面図、第4図は運転状態での材料の動きを示
す平面図、第5図は第4図の−線での断面図
で、図中、1はテーパロール、1aは大径円筒
部、1bは小径円筒部、2は機枠、7はせき板、
7a,7bは凹円弧面を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 円錐角が等しい複数のテーパロールを、テーパ
の向きを交互に反対にして外接させ、その全ロー
ルを材料送り方向に連動回転させるロールミルに
おいて、 上記各テーパロールの大径端にはこの大径端と
同径の大径円筒部、小径端にはこの小径端と同径
の小径円筒部を夫々延設し、この全テーパロール
を支持する機枠には相互に外接した対のテーパロ
ールの谷間の各端部上に位置して各テーパロール
の前記大径円筒部と小径円筒部に密接する凹円弧
面を備えたせき板を対向して設けたことを特徴と
するロールミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2647687U JPH0230028Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2647687U JPH0230028Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136736U JPS63136736U (ja) | 1988-09-08 |
JPH0230028Y2 true JPH0230028Y2 (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=30827599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2647687U Expired JPH0230028Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230028Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055367A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Asada Tekko Kk | 回転ロール式分散機 |
KR100947263B1 (ko) * | 2009-08-20 | 2010-03-12 | 김영운 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
CN102824935A (zh) * | 2012-09-28 | 2012-12-19 | 南京凯盛国际工程有限公司 | 一种新型辊压机 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP2647687U patent/JPH0230028Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63136736U (ja) | 1988-09-08 |
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