JPH02299830A - 加熱ローラの製造方法 - Google Patents
加熱ローラの製造方法Info
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- JPH02299830A JPH02299830A JP1122086A JP12208689A JPH02299830A JP H02299830 A JPH02299830 A JP H02299830A JP 1122086 A JP1122086 A JP 1122086A JP 12208689 A JP12208689 A JP 12208689A JP H02299830 A JPH02299830 A JP H02299830A
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Landscapes
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は加熱ローラの製造方法、例えば、電子複写機に
おいて、トナーを加熱溶融して用紙に固着させるのに用
いる加熱ローラの製造方法に関し、特に、加熱ローラの
品質、寿命および生産能率の改良に関する。
おいて、トナーを加熱溶融して用紙に固着させるのに用
いる加熱ローラの製造方法に関し、特に、加熱ローラの
品質、寿命および生産能率の改良に関する。
(従来の技術)
従来の電子複写機用の加熱ローラの製造法としては、例
えば、加熱ローラの芯金である円管状のローラコアを1
個準備し、ローラコアの外周表面を清浄に表面処理した
後、ローラコアの外周表面に接着を良くするため、接着
剤をスプレー等で吹き付けて塗布し接着層を形成し、さ
らに、その上にポリテトラフルオロエチレン(以下、単
にPTFEと表す)、または、ポリテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(
以下、単にPFAと表す)からなるフッ素樹脂をスプレ
ー等で吹き付けて塗布しフン素樹脂塗布層を形成する製
造方法がある。
えば、加熱ローラの芯金である円管状のローラコアを1
個準備し、ローラコアの外周表面を清浄に表面処理した
後、ローラコアの外周表面に接着を良くするため、接着
剤をスプレー等で吹き付けて塗布し接着層を形成し、さ
らに、その上にポリテトラフルオロエチレン(以下、単
にPTFEと表す)、または、ポリテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(
以下、単にPFAと表す)からなるフッ素樹脂をスプレ
ー等で吹き付けて塗布しフン素樹脂塗布層を形成する製
造方法がある。
また、表面処理したローラコアの外周表面にPFAから
なる熱収縮チューブを適当な接着剤を介して熱収縮させ
ながら接着させる製造方法がある。
なる熱収縮チューブを適当な接着剤を介して熱収縮させ
ながら接着させる製造方法がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前者は製造工程において、接着剤および
フッ素樹脂を吹き付けて塗布するので、作業中に接着剤
中の有機溶剤および界面活性剤等の有害物が飛散すると
いう問題点がある。さらに、フッ素樹脂塗布層の皮膜は
塗布したフィルム状であるので、皮膜の物理特性が劣る
という問題点もある。
フッ素樹脂を吹き付けて塗布するので、作業中に接着剤
中の有機溶剤および界面活性剤等の有害物が飛散すると
いう問題点がある。さらに、フッ素樹脂塗布層の皮膜は
塗布したフィルム状であるので、皮膜の物理特性が劣る
という問題点もある。
また、後者は収縮チューブを用いるため、皮膜の物理特
性は向上するが、チューブが高価であるのでコストが増
加するとともに、チューブと芯金との接着が物理的な熱
収縮によるものであるので、長期間使用すると剥離故障
を起こすという問題点がある。
性は向上するが、チューブが高価であるのでコストが増
加するとともに、チューブと芯金との接着が物理的な熱
収縮によるものであるので、長期間使用すると剥離故障
を起こすという問題点がある。
そこで本発明は、製造工程において、を書物の発生およ
び飛散がなく、皮膜の物理特性および耐久性能が優れ、
低コストで生産能率が向上する加熱ローラの製造方法を
提供することを目的とする。
び飛散がなく、皮膜の物理特性および耐久性能が優れ、
低コストで生産能率が向上する加熱ローラの製造方法を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る加熱ローラの製造方法は、ローラコアの外
周表面上に、フッ素樹脂を押出成形することを特徴とし
ている。
周表面上に、フッ素樹脂を押出成形することを特徴とし
ている。
ここに、ローラコアとしては、円管形状で材質はアルミ
ニウム、鉄、ステンレス等の金属およびセラミックスが
挙げられる。
ニウム、鉄、ステンレス等の金属およびセラミックスが
挙げられる。
また、フッ素樹脂としては、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合(FEP樹脂)、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体(P F A W脂)、エチレン−テトラ
フルオロエチレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE樹脂)などを挙げること
ができる。
ヘキサフルオロプロピレン共重合(FEP樹脂)、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体(P F A W脂)、エチレン−テトラ
フルオロエチレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE樹脂)などを挙げること
ができる。
これらのフッ素樹脂に、必要であれば適量の押出助剤を
混合して特定の押出機により押出し加工する。
混合して特定の押出機により押出し加工する。
また、フッ素樹脂はローラコアの外周表面にブライマー
と称される下塗りの接着剤からなる接着層を介して押出
し成形するのが好ましい。ブライマーの接着剤としては
、熱溶融型フッ素樹脂系のブライマーである三井・デュ
ポン・フロロケミカル■製MP−902シリーズ等が挙
げられる。
と称される下塗りの接着剤からなる接着層を介して押出
し成形するのが好ましい。ブライマーの接着剤としては
、熱溶融型フッ素樹脂系のブライマーである三井・デュ
ポン・フロロケミカル■製MP−902シリーズ等が挙
げられる。
(作用)
本発明に係る加熱ローラの製造方法においては、フッ素
樹脂をローラコアの外周表面上に押出し機等で加圧して
押出して成形するので、成形されたフッ素樹脂は緻密で
強靭な皮膜を形成するとともにローラコアに接着層等を
介して熱融着し強固に接着する。また、有害物の発生お
よび飛散等もない。
樹脂をローラコアの外周表面上に押出し機等で加圧して
押出して成形するので、成形されたフッ素樹脂は緻密で
強靭な皮膜を形成するとともにローラコアに接着層等を
介して熱融着し強固に接着する。また、有害物の発生お
よび飛散等もない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2図は本発明に係る加熱ローラの製造方法を実施
するための装置の一実施例を示す図である。第1図にお
いて、1は加熱ローラ製造装置であり、加熱ローラ製造
装置lは加熱炉2と加熱炉2に隣り合う押出機3から構
成されている。4は加熱ローラであり、第2図に示すよ
うに、円管状のアルミニウム製のローラコア5と、その
外周表面上に下塗りの接着剤として塗布したフッ素樹脂
系ブライマー接着層6と、更に、その外周表面に溶融押
出成形したフッ素樹脂層7とを有している。
するための装置の一実施例を示す図である。第1図にお
いて、1は加熱ローラ製造装置であり、加熱ローラ製造
装置lは加熱炉2と加熱炉2に隣り合う押出機3から構
成されている。4は加熱ローラであり、第2図に示すよ
うに、円管状のアルミニウム製のローラコア5と、その
外周表面上に下塗りの接着剤として塗布したフッ素樹脂
系ブライマー接着層6と、更に、その外周表面に溶融押
出成形したフッ素樹脂層7とを有している。
4aは加熱ローラ4の両端部に設けられたフッ素樹脂層
7の形成をさけるマスキング部である。8はステンレス
製の芯金具であり、芯金具8はローラコア5の内孔5a
に嵌合し、第1図に示すように、複数のローラコア5を
軸方向に一定の間隔で連結可能とし、加熱ローラ4が連
続的に生産できるようにしている。
7の形成をさけるマスキング部である。8はステンレス
製の芯金具であり、芯金具8はローラコア5の内孔5a
に嵌合し、第1図に示すように、複数のローラコア5を
軸方向に一定の間隔で連結可能とし、加熱ローラ4が連
続的に生産できるようにしている。
加熱炉2はローラコア5の外周7表面上の接着層6のフ
ッ素樹脂を融点以上に加熱するものである。
ッ素樹脂を融点以上に加熱するものである。
押出機3は、供給されるフッ素樹脂を加熱溶融してロー
ラコア5の接着層6の外周表面上に押出成形し、所定の
ほぼ均一な厚さのフッ素樹脂N7を形成する。
ラコア5の接着層6の外周表面上に押出成形し、所定の
ほぼ均一な厚さのフッ素樹脂N7を形成する。
この装置を用いて本発明に係る加熱ローラの製造方法を
実施するに際しては、ローラコア5の外周表面を清浄に
し、かつ表面処理した後、その外周表面上に下塗り接着
剤としてのフッ素樹脂系ブライマーをスプレー等により
塗布する。次いで、80℃で30分間乾燥して接着剤中
の水分または溶剤等を蒸発除去した後1.390℃で3
0分間焼成して、冷却し、厚さ10μmの接着層6を形
成する。
実施するに際しては、ローラコア5の外周表面を清浄に
し、かつ表面処理した後、その外周表面上に下塗り接着
剤としてのフッ素樹脂系ブライマーをスプレー等により
塗布する。次いで、80℃で30分間乾燥して接着剤中
の水分または溶剤等を蒸発除去した後1.390℃で3
0分間焼成して、冷却し、厚さ10μmの接着層6を形
成する。
次いで、接着層6を形成した複数のローラコア5を芯金
具8を通して連結し、連続的生産が可能にする。この連
結された複数のローラコア5を、第1図に示すように、
加熱ローラ製造装置1の川下側から加熱炉2および押出
機3内を川下側に連続的に所定の速度で移動させる。加
熱炉2内において、ローラコア5上に形成された接着層
6のフソ素樹脂は加熱され溶融し、押出機3内に送入さ
れる。一方、押出機3内においては、押出機3へ供給さ
れて溶融したフッ素樹脂が加圧され、接着層6の外周表
面に押し出された後、冷却され、接着層6の外周表面に
均一で緻密な厚さ30μmのフッ素樹脂層7を形成する
。加熱ローラ4は芯金具8で連結されており、連続的に
生産される。また、加熱ローラ製造装置にはスプレー等
を用いないので、製造時に有害物の飛散はない。
具8を通して連結し、連続的生産が可能にする。この連
結された複数のローラコア5を、第1図に示すように、
加熱ローラ製造装置1の川下側から加熱炉2および押出
機3内を川下側に連続的に所定の速度で移動させる。加
熱炉2内において、ローラコア5上に形成された接着層
6のフソ素樹脂は加熱され溶融し、押出機3内に送入さ
れる。一方、押出機3内においては、押出機3へ供給さ
れて溶融したフッ素樹脂が加圧され、接着層6の外周表
面に押し出された後、冷却され、接着層6の外周表面に
均一で緻密な厚さ30μmのフッ素樹脂層7を形成する
。加熱ローラ4は芯金具8で連結されており、連続的に
生産される。また、加熱ローラ製造装置にはスプレー等
を用いないので、製造時に有害物の飛散はない。
次に作用について説明する。
本発明に係る加熱ローラの製造方法においては、加熱ロ
ーラ4の接着層6の外周表面にフッ素樹脂を溶融、加圧
、゛押出してフッ素樹脂層7を成形しているので、フッ
素樹脂層7のフッ素樹脂は緻密で強靭な皮膜を形成する
とともに、接着層6とも熱融着し強固に接着している。
ーラ4の接着層6の外周表面にフッ素樹脂を溶融、加圧
、゛押出してフッ素樹脂層7を成形しているので、フッ
素樹脂層7のフッ素樹脂は緻密で強靭な皮膜を形成する
とともに、接着層6とも熱融着し強固に接着している。
このため、電子複写機に使用時、剥離故障の発生もなく
、寿命が大幅に増大する。また、フッ素樹脂層7は薄い
皮膜であり、従来の収縮チューブに比較してコストも安
価である。また連続的に加熱ロールの生産ができ生産能
率が大幅に向上する。
、寿命が大幅に増大する。また、フッ素樹脂層7は薄い
皮膜であり、従来の収縮チューブに比較してコストも安
価である。また連続的に加熱ロールの生産ができ生産能
率が大幅に向上する。
次に、加熱ローラを3種類(実施例、比較例1.2)を
準備して本発明の効果を確認したので説明する。
準備して本発明の効果を確認したので説明する。
実施例は、第1.2図に示す装置を用いて、本発明に係
る加熱ローラの製造方法により製造したものである。比
較例1は、前述の従来技術にて説明したフッ素樹脂を塗
布してフッ素樹脂塗布層を形成する方法によるものであ
る。また、比較例2は、前述の従来技術にて説明した熱
収縮チューブを接着させる方法によるものである。
る加熱ローラの製造方法により製造したものである。比
較例1は、前述の従来技術にて説明したフッ素樹脂を塗
布してフッ素樹脂塗布層を形成する方法によるものであ
る。また、比較例2は、前述の従来技術にて説明した熱
収縮チューブを接着させる方法によるものである。
試験はフッ素樹脂層のフン素樹脂の皮膜の物理特性であ
る引張り強さおよび伸び率並びに皮膜の接着強度につき
試験した。引張り強さおよび伸び率は加熱ローラのフッ
素樹脂の皮膜から所定の大きさの試料を切り取り、通常
の引張り試験機により試験した。接着強度は加熱ローラ
のフン素樹脂の皮膜の一部を、一定速度で剥離させ接着
強度を比較した。耐久性能(寿命)は剥離故障の発生ま
での時間で比較した。試験結果は次表に示す。表では比
較例1のものを基準(△印にて示す)にして、O印はや
や良好、■印は良好、×印はやや不良、×X印は不良で
あることを示す。
る引張り強さおよび伸び率並びに皮膜の接着強度につき
試験した。引張り強さおよび伸び率は加熱ローラのフッ
素樹脂の皮膜から所定の大きさの試料を切り取り、通常
の引張り試験機により試験した。接着強度は加熱ローラ
のフン素樹脂の皮膜の一部を、一定速度で剥離させ接着
強度を比較した。耐久性能(寿命)は剥離故障の発生ま
での時間で比較した。試験結果は次表に示す。表では比
較例1のものを基準(△印にて示す)にして、O印はや
や良好、■印は良好、×印はやや不良、×X印は不良で
あることを示す。
前表の試験結果に示すように、本発明に係る製造方法に
よる加熱ロールは従来の製造方法による比較例1.2に
対し、皮膜の物理特性である引張り強度、伸び率が大幅
に向上し、接着強度が大幅に増加した。
よる加熱ロールは従来の製造方法による比較例1.2に
対し、皮膜の物理特性である引張り強度、伸び率が大幅
に向上し、接着強度が大幅に増加した。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、加熱ロールの製
造工程において、有害物の発生および飛散がなく、皮膜
の物理特性および耐久性能が優れ、低コストで生産能率
が大幅に向上する。
造工程において、有害物の発生および飛散がなく、皮膜
の物理特性および耐久性能が優れ、低コストで生産能率
が大幅に向上する。
第1.2図は本発明に係る加熱ローラの製造方法を実施
するための装置の一実施例を示す図であり、第1図は加
熱ローラ製造装置の全体概念図、第2図は加熱ローラの
断面図である。 1・・・・・・加熱ローラ製造装置、 2・・・・・・加熱炉、 3・・・・・・押出機、 4・・・・・・加熱ローラ、 6・・・・・・接着層、 7・・・・・・フッ素樹脂層。
するための装置の一実施例を示す図であり、第1図は加
熱ローラ製造装置の全体概念図、第2図は加熱ローラの
断面図である。 1・・・・・・加熱ローラ製造装置、 2・・・・・・加熱炉、 3・・・・・・押出機、 4・・・・・・加熱ローラ、 6・・・・・・接着層、 7・・・・・・フッ素樹脂層。
Claims (1)
- ローラコアの外周表面上に、フッ素樹脂を押出成形する
ことを特徴とする加熱ローラの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122086A JPH02299830A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 加熱ローラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122086A JPH02299830A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 加熱ローラの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299830A true JPH02299830A (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=14827307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1122086A Pending JPH02299830A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 加熱ローラの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02299830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0581858U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-11-05 | 日星電気株式会社 | 導電性加熱定着ロール |
WO2004018201A1 (ja) * | 2002-08-21 | 2004-03-04 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素積層体及び含フッ素積層体製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151676A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Junkosha Co Ltd | ロ−ラ定着装置 |
JPS62189132A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-18 | Gunze Ltd | フツ素系重合体の融着被覆された円柱状物品の製造法 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1122086A patent/JPH02299830A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151676A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Junkosha Co Ltd | ロ−ラ定着装置 |
JPS62189132A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-18 | Gunze Ltd | フツ素系重合体の融着被覆された円柱状物品の製造法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0581858U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-11-05 | 日星電気株式会社 | 導電性加熱定着ロール |
WO2004018201A1 (ja) * | 2002-08-21 | 2004-03-04 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素積層体及び含フッ素積層体製造方法 |
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