JPH0229877A - 粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置 - Google Patents

粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置

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JPH0229877A
JPH0229877A JP63182147A JP18214788A JPH0229877A JP H0229877 A JPH0229877 A JP H0229877A JP 63182147 A JP63182147 A JP 63182147A JP 18214788 A JP18214788 A JP 18214788A JP H0229877 A JPH0229877 A JP H0229877A
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JP
Japan
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image
granular noise
noise
granular
read
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Pending
Application number
JP63182147A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Miyoshi
三好 忠義
Shigeaki Tada
多田 重昭
Hiroshi Nishiyama
寛 西山
Koji Kuriyama
孝司 栗山
Ichiro Shishido
一郎 宍戸
Hiromitsu Kurokawa
黒川 裕光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銀塩フィルムの粒状ノイズを検出・低減して
、粒状ノイズを有する銀塩フィルム上の被読取り画像を
高精度に(SN比や解像度を高く)読み取ることが可能
な粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置に関する
(発明の背景) 銀塩フィルムには粒状ノイズがあり、銀塩フィルムをソ
ース源とする画像(写真フィルムネガなどの銀塩フィル
ム上の画像)は粒状ノイズによって、その画像のSN比
、解像度が決定されてしまう。そこで、本出願人は、こ
の粒状ノイズを検出・低減することにより、被読取り画
像の読取り時の画質の向上を計り、特に高解像度化を計
ったものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)銀塩フィ
ルムの粒状ノイズは銀塩フィルムに常に存在し、画質を
劣化さけている。第6図は粒状ノイズの粒子径分布を示
すもので、その粒子間隔はランダムであり、粒子ノイズ
(粒状ノイズ)の空間周波数成分は粒子径の数倍以上の
周期となっている。
そして、粒状ノイズを有する銀塩フィルムを透過した透
過光により、銀塩フィルム上の被読取り画像の濃淡を電
気信号の強弱に変換する画像読取り装置においても、前
記粒状ノイズ対する抜本的対策は未だなく、例えば、統
計的手法を用いて粒状ノイズの空間周波数を除去したり
、粒状ノイズの彰轡を受けない範囲に画質の解像度を低
下・限定していた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、粒状ノイズを有
する銀塩フィルムを透過、した透過光により、銀塩フィ
ルム上の被読取り画像の濃淡を電気信号の強弱に変換す
る画像読取り装置において、被読取り画像の読み取りに
不要な光波長領域の光を前記銀塩フィルムに照射して、
この時の画像データを粒状ノイズデータとして記憶する
手段と、被読取り画像の読み取りにより変換された被読
取り画像の画像データから前記粒状ノイズデータを減算
する手段とからなる粒状ノイズ低減機能を有する画像読
取り装置を提供するものである。
(実施例) 本発明になる粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装
置の一実施例を以下図面とともに詳細に説明する。
本発明は銀塩フィルムの分光特性と、粒状性ノイズ特性
とを利用して、粒状ノイズを検出・低減しようとするも
のであり、最初にこの点についてカラーネガフィルムを
例に取って説明する。
第2図は、R(赤)、G(緑)、B(青)表色系の三刺
激値を示し、この図から、人聞の目においては、400
ngc〜700n■までの情報(光波長領域の光)があ
ればカラー画像は再現・認識できることがわかる。
一方、カラーネガフィルムは第3図に示す分光感度曲線
を持ち、これを現像した後のカラーフィルム発色色素の
分光吸収曲線を示すと第4図(補色で示している)のよ
うになる。このように、カラー画像の再現には、前述し
た人間の目の特性を考慮した400〜700n−の光波
長領域の光範囲が用いられている。
さらに、第5図は現像後のネガフィルム分光特性を、1
00%露光(光照射部) [特性曲線Aで示す]、50
%露光[特性曲線Bで示す]、0%露光(光遮断部)[
特性曲線Cで示す]の各場合について測定したものであ
る。
この図から、カラー画像に必要な情報である400〜7
00n−までの波長を有する光は露光状態に応じて適宜
なコントラストが得られるが、700nw+以上の長波
長側では露光状態のコントラストの影響が小さくなり、
さらに、波長が900nm以上の赤外領域ではコントラ
ストがほとんど得られなくなることがわかる。
一方、赤外領域での粒状ノイズを観察すると透過率の影
響が少なく(赤外領域では適正露光と0%露光(光遮断
部)との差があまりなく、これが粒状ノイズそのものと
いえる)、はとんど可視光領域と同等レベルで主として
粒状ノイズを測定することができる。
すなわち、カラーネガフィルムを赤外領域だけで検出す
ると画像データのコントラスト(濃淡)(の情報)が小
さくなった上に、粒状ノイズだけは可視領域に近いレベ
ルで検出する事ができる。
そこで、本発明は、カラー画像に必要な情報である40
0〜700n−まで光波長領域以外で、かつ、粒状ノイ
ズだけは可視領域に近いレベルで検出できる750ng
t以上の近赤外又は赤外領域を用いて粒状ノイズを検出
して、カラー画像データから検出された粒状ノイズデー
タを減算して低減するように構成したものである。
第1図は、上記原理に基づく粒状ノイズ低減機能を有す
る画像読取り装置の構成図である。
1は銀塩フィルム上の被読取り画像(例えば、写真フィ
ルムネガ)、2は被読取り画像1の背面に配設された光
源で、可視領域(波長が400〜70001まで)の光
、近赤外又は赤外領域(波長が750 n膳以上)の光
を照射する。3はレンズ系4を介して銀塩フィルムを透
過した透過光により、銀塩フィルム上の被読取り画像1
の濃淡を電気信号の強弱に変換する光電変換部である。
5は粒状ノイズデータを記憶するメモリであり、6は被
読取り画像1の読み取りにより変換された被読取り画1
11の画像データから前記粒状ノイズデータを減粋して
出力する減算器である。7は粒状ノイズ検出時に漏れた
画像データ成分をカットするHlP、F、(バイパスフ
ィルタ)である。
また、8aは粒状ノイズ検出時に、近赤外又は赤外領域
(750nm以上)の光のみを通過させる赤外線透過フ
ィルタであり、8bは画像読み取り時に、近赤外又は赤
外領域(750nm以上)の光の光を遮断して可視領[
(400〜700nmまで)の光を透過させる赤外線カ
ットフィルタである。
これらの赤外線透過フィルタ8aと赤外線カットフィル
タ8bとは、前記光源2と前記光電変換部3との間との
光路内に配設され、光路外に退避自在に構成されている
次に、以上のように構成された画像読取り装置の動作に
ついて説明する。
最初に、粒状ノイズの検出がなされる。粒状ノイズ検出
時は、前記赤外透過フィルタ8aを通して近赤外又は赤
外領域(750nffi以上)の光が照射されて、光電
変換部5に銀塩フィルム(上の被読取り画像1)からの
透過光が結像し、光電変換部5から主として粒状ノイズ
が検出される。この信号には画像データ成分も多少残っ
ているが、HoP、H7により低域の画像データ成分が
除去されてメモリ5に粒状ノイズデータとして記憶され
る。
画像読み取り時には、前記赤外線カットフィルタ8bを
通して可視領VL(400〜700n−まで)の光が照
射されて、光電変換部5に銀塩フィルム上の被読取り画
像1からの透過光かが結像し、光電変換部5から主とし
て画像データが検出される。
しかし、この画像データには粒状ノイズも含まれている
そして、粒状ノイズが含まれた画像データから前記メモ
リ5に記憶された粒状ノイズデータが減算器6により5
amされて、粒状ノイズが低減された画像データが出力
される。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明になる粒状ノイズ低減機能を
有する画像読取り装置は以下の特長を有する。
■銀塩フィルムの粒状ノイズが低減し、読取り画像のS
N比が向上する。
■従来のように、粒状ノイズを低減させるために解像度
を低下させる必要がないので、銀塩フィルム自体の解像
度限界まで利用できる。
■粒状ノイズを低減させるときに、本来の画質(色再現
、解像度)を損なうことが少ない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明になる粒状ノイズ低減機能を有する画像
読取り装置の一実施例を示す構成図、第2図はR(赤)
、G(緑)、B(青)表色系の三刺激値を示す図、第3
図はカラーネガフィルムの分光感度曲線を示す図、第4
図は現像した後のカラーフィルム発色色素の分光吸収曲
線を示す図、第5図は現像後のネガフィルム分光特性を
比較した測定図、第6図は粒状ノイズの粒子径分布を示
す図である。 1・・・銀塩フィルム上の被読取り画像、2・・・光源
、3・・・光電変換部、5・・・メモリ、6・・・減算
器、8a・・・赤外線透過フィルタ、8b・・・赤外線
カットフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 粒状ノイズを有する銀塩フィルムを透過した透過光によ
    り、銀塩フィルム上の被読取り画像の濃淡を電気信号の
    強弱に変換する画像読取り装置において、 被読取り画像の読み取りに不要な光波長領域の光を前記
    銀塩フィルムに照射して、この時の画像データを粒状ノ
    イズデータとして記憶する手段と、被読取り画像の読み
    取りにより変換された被読取り画像の画像データから前
    記粒状ノイズデータを減算する手段とからなることを特
    徴とする粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置。
JP63182147A 1988-07-20 1988-07-20 粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置 Pending JPH0229877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63182147A JPH0229877A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置

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JP63182147A JPH0229877A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0229877A true JPH0229877A (ja) 1990-01-31

Family

ID=16113183

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JP63182147A Pending JPH0229877A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粒状ノイズ低減機能を有する画像読取り装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0229877A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010072091A (ko) * 1998-03-13 2001-07-31 피터 엔. 데트킨 적외선 보정을 행하는 컬러 이미징 시스템
US6659172B1 (en) 1998-04-03 2003-12-09 Alliedsignal Inc. Electro-hydrodynamic heat exchanger

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KR20010072091A (ko) * 1998-03-13 2001-07-31 피터 엔. 데트킨 적외선 보정을 행하는 컬러 이미징 시스템
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