JPH02298423A - 歯車仕上カッター及びこれを用いた歯車の仕上加工方法 - Google Patents
歯車仕上カッター及びこれを用いた歯車の仕上加工方法Info
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- JPH02298423A JPH02298423A JP11513189A JP11513189A JPH02298423A JP H02298423 A JPH02298423 A JP H02298423A JP 11513189 A JP11513189 A JP 11513189A JP 11513189 A JP11513189 A JP 11513189A JP H02298423 A JPH02298423 A JP H02298423A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F21/00—Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
- B23F21/03—Honing tools
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、主として浸炭焼入や高周波焼入等の熱処理を
旋した歯車の歯山部を研削する歯車仕上カッター及びこ
れを用いた仕上加工方法に関する。
旋した歯車の歯山部を研削する歯車仕上カッター及びこ
れを用いた仕上加工方法に関する。
（従来の技術）
従来は、外周の歯山部に歯丈方向にのびるセレーション
を多数刻設して成る実開昭６１−１８４１１１２３号公
報で知られるようなカッターを用いて、熱処理前の歯車
を仕上加工するようにしている。
を多数刻設して成る実開昭６１−１８４１１１２３号公
報で知られるようなカッターを用いて、熱処理前の歯車
を仕上加工するようにしている。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、歯車は熱処理により多少とも歪を生じる。最
近は、立方窒化硼素（ＣＢＮ）等の超硬の砥粒が開発さ
れており、この砥粒を外周の歯山部に被着したカッター
を用いて、熱処理後の歯車を仕上加工し、歯車の加工精
度を高めることが考えられ、この場合、仕上加工時間を
短縮できるように、比較的荒い砥粒を被着して成る荒研
削用のカッターにより荒研削を行ない、次いで比較的細
かい砥粒を被着して成る仕上用のカッターにより仕上研
削を行なうことが望まれる。
近は、立方窒化硼素（ＣＢＮ）等の超硬の砥粒が開発さ
れており、この砥粒を外周の歯山部に被着したカッター
を用いて、熱処理後の歯車を仕上加工し、歯車の加工精
度を高めることが考えられ、この場合、仕上加工時間を
短縮できるように、比較的荒い砥粒を被着して成る荒研
削用のカッターにより荒研削を行ない、次いで比較的細
かい砥粒を被着して成る仕上用のカッターにより仕上研
削を行なうことが望まれる。
この場合、荒研削用と仕上研削用の２台の歯車仕上盤を
用いて歯車の仕上加工を行なうのでは、歯車の脱着を２
回行なう必要があって、この脱着作業に時間が長くかか
るため生産性の向上はあまり望めなくなる。
用いて歯車の仕上加工を行なうのでは、歯車の脱着を２
回行なう必要があって、この脱着作業に時間が長くかか
るため生産性の向上はあまり望めなくなる。
本発明は、上記要望に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、歯車の荒研削と仕上研削とを連続
して行なえるようにすることにある。
目的とするところは、歯車の荒研削と仕上研削とを連続
して行なえるようにすることにある。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成すべく、本発明では、カッター本体の外
周の歯山部に砥粒を被着して成る歯車仕上カッターにお
いて、カッター本体の歯幅をワークたる歯車の歯幅の２
倍以上に形成し、該カッター本体の歯幅方向一側の半部
歯山部に比較的粒子の荒い砥粒と、他側の半部歯山部に
比較的粒子の細かい砥粒とを被着した。
周の歯山部に砥粒を被着して成る歯車仕上カッターにお
いて、カッター本体の歯幅をワークたる歯車の歯幅の２
倍以上に形成し、該カッター本体の歯幅方向一側の半部
歯山部に比較的粒子の荒い砥粒と、他側の半部歯山部に
比較的粒子の細かい砥粒とを被着した。
（作 用）
先ず、荒い砥粒を被着した歯車仕上カッターの一側の半
部歯山部に歯車を噛合させ、該カッターを回転して荒研
削を行ない、次いで歯車仕上カッターを歯車ワークに対
し噛合状態のまま軸線方向に移動し、細かい砥粒を被着
した該カッターの他側の半部歯山部に歯車を噛合させて
仕上研削を行なう。
部歯山部に歯車を噛合させ、該カッターを回転して荒研
削を行ない、次いで歯車仕上カッターを歯車ワークに対
し噛合状態のまま軸線方向に移動し、細かい砥粒を被着
した該カッターの他側の半部歯山部に歯車を噛合させて
仕上研削を行なう。
（実施例）
図面を参照して、（１）は歯車仕上盤のスピンドルに取
付けた歯車仕上カッターを示し、該カッター（１）は、
金属製のカッター本体（２）の外周の歯山部に立方窒化
硼素（ＣＢＮ）等の砥粒をニッケル等の金属を結合材と
して電気メッキ成るいは化学メッキにより被着して成り
、歯車仕上盤の支軸（３）にワークたる歯車Ａをセット
し、カッター（１）の歯山部に歯車Ａを噛合すると共に
、スピンドルを該支軸（３）に対し所定の交差角で交差
させた状態で該カッター（１）を回転し、歯車Ａの歯山
部を研削するようにした。
付けた歯車仕上カッターを示し、該カッター（１）は、
金属製のカッター本体（２）の外周の歯山部に立方窒化
硼素（ＣＢＮ）等の砥粒をニッケル等の金属を結合材と
して電気メッキ成るいは化学メッキにより被着して成り
、歯車仕上盤の支軸（３）にワークたる歯車Ａをセット
し、カッター（１）の歯山部に歯車Ａを噛合すると共に
、スピンドルを該支軸（３）に対し所定の交差角で交差
させた状態で該カッター（１）を回転し、歯車Ａの歯山
部を研削するようにした。
カッター本体（２）は、歯幅が歯車Ａの歯幅の２倍以上
に形成されており、第１図に明示する如く該カッター本
体（２）の歯幅方向左側の半部歯山部（２ａ）に比較的
粒子の荒い砥粒（４）と、右側の半部歯山部（２ｂ〉に
比較的粒子の細かい砥粒（５）とを夫々被着した。
に形成されており、第１図に明示する如く該カッター本
体（２）の歯幅方向左側の半部歯山部（２ａ）に比較的
粒子の荒い砥粒（４）と、右側の半部歯山部（２ｂ〉に
比較的粒子の細かい砥粒（５）とを夫々被着した。
モジュール２のインボリュート歯形で圧力角１７．５’
、歯数１０３、捩れ角２４°、歯幅４０ｍｍ、左側半
部の歯山部に粒度８０メツシユのＣＢＮ砥粒と、右側半
部の歯山部に粒度４００メツシユのＣＢＮ砥粒とを電気
メッキにより被着した歯車仕上カッター（１）を用いて
、歯数２７、捩れ角３６°、歯幅１２ＩＩＩＩＩの歯車
Ａを以下の如き方法により研削した。
、歯数１０３、捩れ角２４°、歯幅４０ｍｍ、左側半
部の歯山部に粒度８０メツシユのＣＢＮ砥粒と、右側半
部の歯山部に粒度４００メツシユのＣＢＮ砥粒とを電気
メッキにより被着した歯車仕上カッター（１）を用いて
、歯数２７、捩れ角３６°、歯幅１２ＩＩＩＩＩの歯車
Ａを以下の如き方法により研削した。
先ず、歯車仕上カッター（１）の左側の半部歯山部（２
ａ）に歯車Ａを噛合させ、スピンドルと支軸（３）とを
交差角１り°で交差させてカッター（１）を回転し、１
５００ｒ、ｐ、ｍに達したところでカッター（１）を歯
車Ａに対し軸向距離が狭くなる側にＯ，１２ｍ移動し、
歯車Ａの荒研削を行ない（第１図示の状態）、次いでカ
ッター（１）を歯車Ａに対し噛合状態のまま軸線方向に
移動し、カッター（１）の右側の半部歯山部（２ｂ）に
歯車Ａを噛合すると共に、カッター（１）を歯車Ａに対
し軸間距離が狭くなる側に０．０２ｍｍ移動し、仕上研
削を行なった。（第２図示の状態）。
ａ）に歯車Ａを噛合させ、スピンドルと支軸（３）とを
交差角１り°で交差させてカッター（１）を回転し、１
５００ｒ、ｐ、ｍに達したところでカッター（１）を歯
車Ａに対し軸向距離が狭くなる側にＯ，１２ｍ移動し、
歯車Ａの荒研削を行ない（第１図示の状態）、次いでカ
ッター（１）を歯車Ａに対し噛合状態のまま軸線方向に
移動し、カッター（１）の右側の半部歯山部（２ｂ）に
歯車Ａを噛合すると共に、カッター（１）を歯車Ａに対
し軸間距離が狭くなる側に０．０２ｍｍ移動し、仕上研
削を行なった。（第２図示の状態）。
尚、上記方法による歯車１個当りの仕上加工時間は約５
５秒であり、また歯車Ａの歯面の面粗度も歯筋方向で３
．４〜４．８μ、インボリュート方向で３．９〜５．４
μであり良好であった。
５秒であり、また歯車Ａの歯面の面粗度も歯筋方向で３
．４〜４．８μ、インボリュート方向で３．９〜５．４
μであり良好であった。
（発明の効果）
以上の結果から明らかなように本発明によるときは、１
個の歯車仕上カッターで歯車の荒研削と仕上研削とを連
続して行なうことができるため、仕上加工時間を短縮し
て生産性を向上できると共に、１台の歯車仕上盤で荒研
削と仕上研削とを行なえるため設備費も低減できる効果
゛を有する。
個の歯車仕上カッターで歯車の荒研削と仕上研削とを連
続して行なうことができるため、仕上加工時間を短縮し
て生産性を向上できると共に、１台の歯車仕上盤で荒研
削と仕上研削とを行なえるため設備費も低減できる効果
゛を有する。
第１図は本発明歯車仕上カッターの裁断正面図、第２図
はこのカッターを具備する歯車仕上盤の荒研削状態を示
す要部の斜視図、第３図はその仕上研削状態を示す要部
の斜視図である。 （１）・・・歯車仕上カッター （２）・・・カッター本体 （２ａ） （２ｂ）・・・半部歯山部 （４） （５）・・・砥 粒 Ａ・・・歯 車
はこのカッターを具備する歯車仕上盤の荒研削状態を示
す要部の斜視図、第３図はその仕上研削状態を示す要部
の斜視図である。 （１）・・・歯車仕上カッター （２）・・・カッター本体 （２ａ） （２ｂ）・・・半部歯山部 （４） （５）・・・砥 粒 Ａ・・・歯 車
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、カッター本体の外周の歯山部に砥粒を被着して成る
歯車仕上カッターにおいて、カッター本体の歯幅をワー
クたる歯車の歯幅の２倍以上に形成し、該カッター本体
の歯幅方向一側の半部歯山部に比較的粒子の荒い砥粒と
、他側の半部歯山部に比較的粒子の細かい砥粒とを被着
したことを特徴とする歯車仕上カッター。 ２、請求項１に記載の歯車仕上カッターを用いて歯車の
仕上加工を行う方法において、該歯車仕上カッターの前
記一側の歯山部に歯車を噛合させ、該歯車仕上カッター
を回転して荒加工を行ない、次いで該歯車仕上カッター
を歯車に対し噛合状態のまま軸線方向に移動し、該歯車
仕上カッターの前記他側の半部歯山部に歯車を噛合させ
て歯車の仕上加工を行なうことを特徴とする歯車仕上カ
ッターを用いた歯車の仕上加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11513189A JPH02298423A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 歯車仕上カッター及びこれを用いた歯車の仕上加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11513189A JPH02298423A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 歯車仕上カッター及びこれを用いた歯車の仕上加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02298423A true JPH02298423A (ja) | 1990-12-10 |
Family
ID=14655045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11513189A Pending JPH02298423A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 歯車仕上カッター及びこれを用いた歯車の仕上加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02298423A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0732213A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Nachi Fujikoshi Corp | 内歯砥石による歯車の歯面仕上げ装置 |
| US9550942B2 (en) | 2004-07-02 | 2017-01-24 | Merck Patent Gmbh | Liquid crystal medium and electrooptical display containing same |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11513189A patent/JPH02298423A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0732213A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Nachi Fujikoshi Corp | 内歯砥石による歯車の歯面仕上げ装置 |
| US9550942B2 (en) | 2004-07-02 | 2017-01-24 | Merck Patent Gmbh | Liquid crystal medium and electrooptical display containing same |
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