JPH02296828A - 重合体連鎖中にエーテルブリッジを有する線状ポリアミドの連続製造方法 - Google Patents

重合体連鎖中にエーテルブリッジを有する線状ポリアミドの連続製造方法

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JPH02296828A
JPH02296828A JP2092367A JP9236790A JPH02296828A JP H02296828 A JPH02296828 A JP H02296828A JP 2092367 A JP2092367 A JP 2092367A JP 9236790 A JP9236790 A JP 9236790A JP H02296828 A JPH02296828 A JP H02296828A
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    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分骨) 本発明は、ジアミン及び当モル量のジカルボン酸から形
成され、場合によりさらにラクタム或は相当するアミノ
カルボン酸を含有し得る塩の水溶液を加熱し、水分を除
去することにより、重合体連鎖中にエーテルブリッジを
有する線状ポリアミドを連続的に製造する方法に関する
ものである。
(従来技術) 西独特許出願公開2454120号公報は、ジオキサア
ルカンジアミン及びアジピン酸の塩を、AH塩と共に自
生圧力下、250℃の温度において6時間バッチ式処理
で縮合させ、放圧して共重合体を製造する方法を開示し
ている。
また米国特許3509106号明細書に開示されている
他の方法では、アジピン酸とエチレン−ビス(3−7ミ
ノブロビル)−エーテルの塩及びナイロン−6,6塩か
ら、これら化合物を第1工程において加圧下250℃以
下の温度に加熱し、次いで減圧下、lOから60℃高い
温度で3時間或はそれ以上の長時間にわたり縮合させて
、ポリアミドが得られる。しかしながら、これら従来方
法では、得られるポリアミドが縮合の間に障害を受け、
変色する欠点がある。
また西独特許出願公開2658714号公報から、カル
ボキシル末端基を有するポリテトラヒドロフランを、ヘ
キサメチレンジアミン及びカプロラクタム或は他のポリ
アミド形成化合物と、加圧下、230℃の温度で縮合さ
せ、次いで減圧下に数時間縮合を続行することによりポ
リアミドを製造することが知られている。この方法もま
た上述した欠点を有する。ポリテトラヒドロフランを主
体とするポリアミド単位は、また分解してテトラヒドロ
フランを形成する傾向がある。さらに高分子量をもたら
すためには長い反応時間を必要とする。なおこのような
ポリアミドは崩壊傾向を有する。
そこで本発明の目的は、重合体連鎖中にエーテルブリッ
ジを有し、ポリアミドの障害及び変色を回避し、高分子
量が達成され、エーテルブリッジの分裂が回避されるポ
リアミドを連続的に製造し得る方法を提供することであ
る。
(発明の要約) しかるにこの目的は追加的にラクタム或は相当れる塩で
あって、ポリアミド形成単位全体の1から80%がジア
ミン及び/或はジカルボン酸単位であり、これがアミ4
基もしくはカルボキシル基の除去後において以下の式(
1) (式中RI  R2及びR3は相互に同じでも異なって
もよ(、それぞれ炭素原子lから3個のアルキルな置換
基として有することができる、炭素原子2から6個のア
ルキレン基を意味し、nは1から60の整数である)で
表わされる基を有する塩の水溶液を高圧下においてポリ
アミド形成に適当な温度に加熱して水分を蒸発させ、蒸
気相を溶融重合体から分離することにより、重合体連鎖
中にエーテルブリッジを有する線状ポリアミドを連続的
に製造する方法において、 (a)出発材料水溶液を、邪魔板を備えた筒状予備縮合
間中において1分から10分の間にわたり通過させ、こ
の予備縮合圏の最初の3分の1の部分で1からlOパー
ルの圧力下に250から290℃の温度に加熱して水分
を蒸発させ、実質的に蒸気相と溶融重合体から成る混合
物をもたらし、予備縮合圏の後続3分の2部分において
この蒸気相及びプリポリマーを緊密な相互接触状態にも
たらし、(b)分離圏において溶融プリポリマーを蒸気
相から分離し、 (C)このプリポリマーを縮合圏において1から10バ
ールの圧力下、250から290℃の温度で5から30
分間の滞留時間にわたり縮合させて重合体となし、 (d)この重合体を縮合圏から取出し、排出間中に導入
し、残存水分を除去して顆粒形成可能の重合体となし、 (e)この固相重合体を不活性雰囲気下、高温において
さらに所望粘度となるまで縮合させ、(f)上記工程(
b) において得られる蒸気相をカラム中で水蒸気とジ
アミン含有水溶液に分離し、このジアミン水溶液を工程
(a)に返還することを特徴とする方法 により達成され得ることが本発明者らにより見出された
この新規方法は、容易に連続的に実施することができ、
遊離アミンを循環使用し得る利点を有する。本方法はさ
らに溶融状態における重合体の障害を回避し、重合体に
秀れた白色性をもたらす。
またこの共重合体の分解が回避される利点を有する。
(発明の構成) 本発明方法の出発材料は、ジアミン及び当量ジカルボン
酸から形成される塩であって、これは追加的にラクタム
或は相当するアミノカルボン酸を含有してもよく、ポリ
アミド形成単位全体に対して1乃至80%のポリアミド
形成単位がジアミン及び/或はジカルボン酸単位であり
、これがアミ7基もしくはカルボキシル基の除去後にお
いて以下の式(1) (式中RI  R2及びR3は相互に同じでも異なって
もよく、それぞれ炭素原子lから3個のアルキルを置換
基として有することができる、炭素原子2から6個のア
ルキレフ基を意味し、nは1から60の整数である)で
表わされる基を有する塩の水溶液である。
好ましいジカルボン酸は以下の式で表わされるものであ
る。
HOOC−R’ −C0OH(環 式中Rは炭素原子2から16個を有するアルキk、或ハ
1 、3−1!>しくは1.4−7エニレンを、或は式
(υの基(RI  R2及びR3ならびにnは上述した
意味を有する)を意味する。ことに好ましいのは、式値
)中R4が4から8個の炭素原子を有するアルキレン、
1 、3−4.しくは1.4−フェニレン、或は式(す
のR’  R2及び妃が相互に同じであっても異なって
もよく、それぞれ2がら4個の炭素原子を有するアルキ
レン、nが1から20の整数を意味する場合の基(1)
を意味するときのジカルボン酸である。好ましいジカル
ボン酸の具体例は、アジピン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸及びドデカンジ酸、ことにアジピン酸である。式(
I)の基を有する適当なジカルボン酸は、例えば前述し
た重合度nを示し、末端カルボキシル基を有するポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリフール、ポリエ
チレンプロピレングリコール及ヒポリテトラヒドロフラ
ンである。
また好ましいジアミンは以下の式(7)で表わされるも
のである。
H2N−R−NH2(I+) 式中R5は4から16個の炭素原子を有するアルキレン
、1.3−もしくは1,4−フェニレン、或は式(1)
の基< nl  R2及びR3ならびにnは上述した意
味を有する)である。ことに式(2)のR5が炭素原子
4から8個のアルキレン或は式(1)の可変符号がR4
について述べた意味ある場合の基を意味するときのジア
ミンが好ましい。適当なジアミンの具体例は、テトラメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチ
レンジアミン或はエチレン−ビス(3−アミノプロピル
)−ニーフル、1 * 3−プロピレン−ビス(2−ア
ミノエチル)−エーテル及び前述した重合度nを示し末
端アミノ基を有するポリエチレングリコール、ボl77
CIピレングリコール及びポリテトラヒドロフランであ
る。
水溶液はまたラクタム、好ましくは炭素原子6から12
個のラクタム、ことにカプロラクタム或はラクタムに相
当して6から12個の炭素原子を有するω−アミノアル
カン酸、ことにω−アミンカプロン酸を含有してもよい
。添加されるカプロラクタムの量は例えばポリアミド形
成化合物の90%w/wまでである。
本発明方法において、ポリアミド形成単位全体(ジアミ
ン、ジカルボン酸及びラクタムもしくはアミノカルボン
酸)の1から80%、ことに5から60%のポリアミド
形成単位は、アミン基もしくはカルボキシル基除去後に
おいて、式(1)の基、ことに式(11)或は(5)(
これら式中のR4R5が式(1)の基を意味する)を有
するジアミン及び/或はジカルボン酸単位である。
形成されるポリアミドの構造は、もちろん使用される出
発材料の構造に対応する。出発材料水溶液は、カプロラ
クタムのようなラクタムを添加し或は添加することなく
、当モル量の上記ジアミン及びジカルボン酸を反応させ
て得られる。この溶液は20℃において7.5から8,
0のpH値を有するのが好ましい。80から100℃の
温度を有する40−70%、ことに50−65%w/w
水溶液から出発するのが有利である。
工程(a)において、出発材料水溶液は邪魔板を設けた
筒状予備縮合圏を通過せしめられるが、この滞留時間は
1分から10分の間である。この予備縮合圏の始めの3
分の1長さ部分において、溶液は1から10バールの圧
力下において250から290℃の温度に加熱され、水
分の蒸発により実質的に蒸気相と溶融プリポリマーから
成る混合物をもたらす。予備縮合圏の残り3分の2部分
において、蒸気相と溶融プリポリマーとの緊密な接触が
もたらされる。ここでの温度及び圧力条件は、当初3分
の1部分と同様に維持される。予備縮合圏滞留時間は6
0から180秒とするのが好ましい。
なお転化率を少くとも94係とするのが有利である。
予備縮合圏は表面積を太き(するための邪魔板を設けた
パイプの束として構成されるのが有利である。例えばラ
シッヒリング、メタルリング、ことに金網構造素子のよ
うな充填素子を装填したパイプが使用される。接触表面
積は、反応容積11当たり0.7から1,5イとなるよ
うにするのが好ましい。
プリポリマー及び蒸気の混合物は、分離層(b)におい
て溶融プリポリマーと蒸気相に分離されるが、ここでの
圧力及び温度条件は(a)におけると同様になされるの
が好ましい。この分離は一般的に物性の差違により自動
的にもたらされ、底部が縮合圏として構成された容器内
で行なわれる。このようにして分離された蒸気相は、水
蒸気と水の蒸発の際に捕捉されたジアミンから成り、ラ
クタムが使用された場合にはこれに少量のラクタムが混
在する。
生成プリポリマーは、低分子量ポリアミドと、転化率の
程度に対応する量の残留未反応出発材料を含有し、一般
に1.20から1.32の相対粘度を有する。このプリ
ポリマーは、次いで縮合圏(c)を通過せしめられる。
溶融体はこの縮合圏において1がら10バールの圧力下
、250から290℃の温度で重縮合せしめられる。こ
の縮合圏で遊離した蒸気は、前述の蒸気相と共に分離さ
れるのが好ましい。
本縮合圏における滞留時間は、5がら30分、ことに7
から20分とするのが好ましい。
上記縮合圏で得られた重合体は、溶融体として平滑な連
続表面を形成して排出圏を通過せしめられ、溶融体中の
水分が除去される。適当な排出圏は、例えば脱気押出機
である。排出筒滞留時間は2分を超えないように1例え
ば40から90秒とするのが好ましく、温度は260か
ら290℃とする。
生成重合体は一般に1=1の0−ジクロルベンゼン及び
フェノール混合溶媒中における0、5%溶液で測定して
1.39から1.53の相対粘度を有する。得られた脱
水溶融体は押出され、顆粒化される。
工程(e)において、重合体は固相、例えば顆粒状で、
窒素のような不活性ガスもしくは水蒸気、ことに過熱蒸
気の雰囲気下、ことにその対向流下において、重合体の
融点以下、例えば160から190℃の温度に加熱して
、所望の粘度となるまで縮合せしめられる。この蒸気と
して、次段(f)で使用されるカラム塔頂から排出され
る蒸気を使用するのが好ましい。
工程(f)において、分離W(b)からの蒸気相は水蒸
気とジアミン水溶液に分離され、後者は工程(a)に返
還され再使用される。この蒸気相分離は精留塔中におい
て行なわれるのが好ましい。ことに充填塔、泡鐘塔、5
から15の理論棚段を有する網目板塔を使用するのが有
利である。分離効率を改善するために蒸気1 kgに対
して0.15から0.31の水を塔頂から導入する。塔
底では揮発ジアミンの水溶液が得られ、これは工程(a
)に返還され再使用され、その塔頂の精留蒸気は固相縮
合工程に使用されるのが好ましい。
本発明方法は、ことに以下の出発材料を使用して重合体
連鎖中にエーテルブリッジを有するポリアミドを連続的
に製造するのに適当である。
囚 以下の式(財) (式中x、y及び2は相互に同じでも異ってもよく、そ
れぞれ2から6の整数値を R6からR9は相互に同じ
でも異なってもよく、それぞれ水素或は炭素原子lから
3個を有するアルキル、ことに水素を意味する)で表わ
されるジアミンと、式(I)(ただしR4が炭素原子2
から16個を有するアルキル或は1.3−もしくは1.
4−フェニレンを意味する場合)の当モル量ジカルボン
酸との塩、ことに以下の式閏 H2N−(CH2)3−0−(CH2)2−0−(CH
2)3−Nl2(V)で表わされるジアミンと、アジピ
ン酸、テレフタル酸或はイソフタル酸との塩を5から1
00%w/wと、 ■ 式(…)(ただしR4が炭素原子2から16個を有
するアルキレン或は1,3−もしくは1,4−フェニレ
ンを意味する場合)のジカルボン酸と、式(13(ただ
しR5が炭素原子4から16個を有するアルキレンを意
味する場合)の当モル量ジアミンとの塩、ことにヘキサ
メチレンジアミンとアジピン酸、テレフタル酸或はイン
フタル酸との塩を5から50%w/wと、 0 炭素原子6から12個を環中に有するラクタム、こ
とにカプロラクタム或は炭素原子6から12個を有する
対応するω−アミノアルカンカルボン酸、ことにω−ア
ミノカプロン酸を0から90%ψとから成る材料である
上述した出発材料からポリアミドを製造する場合には、
工程(a)から(C)までにおいて250から270℃
、工程(d)において260から270℃の温度を維持
するのが有利である。
その他の好ましいポリアミドは、ポリエーテル部分を有
するコポリアミドである。この場合には、上記の好まし
い出発材料において、ポリアミド形成単位全体に対して
2から80%のポリアミド形成単位がジアミン或はジカ
ルボン酸単位であり、これがアミノ基もしくはカルボキ
シル基の除去後において、式!(ただしul  rt2
及びR3が相互に同じでも異なってもよく、それぞれ炭
素原子2から6個を有するアルキレンを意味し、nが2
から60の整数である場合)の基を有するものを使用す
るのが好ましい。ことに式値)のジカルボン酸及び式(
!l)のジアミンを使用するのが好ましい。式(1)中
のR1及びR3は炭素原子2がら4個のアルキレン、こ
とにエチレン或はプロピレンを、Rは炭素原子2から6
個のアルキレン、ことにテトラメチレンを、nは5から
20の整数をそれぞれ意味するものが好ましい。このよ
うな好ましい共重合体において、ポリアミド形成単位全
量に対して10から50%のポリアミド形成単位は、ジ
アミン及び/或はジカルボン酸単位であり、これはアミ
ノ基もしくはカルボキシル基の除去後において式(I)
の基を有する。このような共重合体を製造する場合、工
程(a)、(b)及び(c)において270から290
℃の温度を維持するのが好ましい。
重合体連鎖中にエーテルブリッジを有する、本発明方法
により製造されたポリアミドは、射出酸形成は押出成形
による成形品、フィラメントもしくは繊維の製造に適当
である。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1−4 下表1に示されるジアミン及びジカルボン酸を純粋なモ
ノマーの形態で理論量において水中で混和する。この理
論量割合はpH値測測定チエツクされる。得られる50
%w/w水溶液は7.7のpH値を有する。この水溶液
を、5.0 kihのポリアミド形成に対応する速度で
、高さ3mの竪型筒体(蒸発反応器)の上方から給送す
る。この筒体にはラシッヒリングが装填されており、z
om″の接触表面積を有する。この筒体の上方3分の1
部分は255から260℃に加熱されており、溶液水分
及び反応水の大部分は5バールの圧力下に蒸発せしめら
れる。この処理圏において達成される転化率は294.
0%である。筒体の下方3分の2は同じ温度に加熱され
ており、ここで部分的に蒸発せしめられた揮発性アミン
分(表1参照)、蒸気及び徐々に重縮合せしめられる溶
融プリポリマー間の緊密な接触がもたらされる。反応混
合物の温度は256℃である。この予備縮金回を去る2
相混合物は、次いで分離器において溶融体と蒸気に分離
される。
ここでの重合度は表1に示される。重縮金回としても使
用されるこの分離器中の溶融重合体は5バールの圧力下
で255から260℃に15分間加熱され、次いで蒸気
排出屋を有する押出機排出螺杵に連続的に給送され、こ
こで放圧により脱気され、押出される。押出された重合
体は水浴中で固化され、顆粒化される。脱気中の温度は
265℃であり、脱気押出機中の滞留時間は1分とする
。顆粒状プリポリマーの重縮合度は表1に示される。
アミン含有蒸気は10理論棚段に相当する精留圏のカラ
ムに給送され、ここで表工に描記されている組成分に分
離される。全重縮合体流はカラム底部に向けて加圧手段
によりもたらされる圧力下に置かれる。分離効率を高め
るため、152℃の塔頂から水が約I J/hの割合で
噴霧給送される。精留後、揮発アミン組成分はカラム底
部属捕集され、ここから計量ポンプを経て蒸発反応圏に
連続循環的に給送され、ここでモノマー水溶液と混合さ
れる0 顆粒状グリポリマーは、伝達媒体としてのカラムからの
過熱水蒸気により固相でさらに縮合せしめられ所望の分
子量になされる。
後処理縮合のための諸条件及び最終目的物の諸特性は表
1に描記されている。全実施例において高純度の無色の
重合体顆粒が得られた。
表1 組成(重量%)l A 100  A 50 A25  AIZ5 B 75   B 87.5 NH2 重縮合度   1re1  1.20 末端基モル当量/ky −COOH 1,321,281,30 分離器後0重縮合度ηre121.39末端基モル当量
/kt−α)OH90 //      −NH2116 1,521,501,53 アミン組成分 蒸  気     (%)3 塔底分   (%)3 カラム下流 (%)3 固相縮合条件 温度 (℃) 滞留時間  (h) 0.8 6.1 <0.001 1.5 <0.001 2.8   3.1 17.0  21.0 <0.001  <0.001 最終目的物の 重縮合度   ηrel   1.62 1.75 1
.78 1.82末端基モル当量/k)−COOH26
575558//     −NH239558769
融点 (DSC,℃)    172  188  2
41 249註1 組成分A:4,7−シオキサデカン
ジアミンー1.12とアジピン酸の塩 組成分B : AH塩 註2 η :1:lのo−ジクロルベンゼン/フェel ノール混合溶媒中0.5%溶液で測定 計3 ポリアミドに対する係 実施例5−7 下表2に描記されているジアミン及びジカルボン酸或は
カプロラクタムを、はぼ理論量割合の純粋モノマーとし
て水中において混和する。理論量割合はpH値でチエツ
クされるが、生成50%W/W水溶液はpH7,7であ
る。これを95℃に加熱し、3m高さの竪型筒体(蒸発
反応器)にポリアミド生成量5.0 ks/h K相当
する割合で下降給送する。
この筒体には接触表面積2.0 m’となるようにラシ
ッヒリングを装填する。281から285℃に加熱され
た筒体の上方3分の1部分において溶液中水分及び反応
水の大部分が蒸発せしめられる。同温度に加熱された筒
体下方3分の2部分において、部分的に蒸発せしめられ
た揮発性アミン組成分(表2参照)、蒸気及び徐々に重
縮合せしめられるプリポリマー溶融体間の緊密な接触が
行なわれる。
反応混合物の温度は281から285℃、圧力は5バー
ルである。この予備縮金回を夫る2相混合物は分離器中
で溶融体と蒸気に分離される。
達成された重縮合度は下表2に示される。重合体溶融体
は、重縮合間としても作用する分離器内に281℃から
285℃の温度、5バールの圧力下に15分滞留してか
ら、蒸気排出口を有する押出機螺杵に給送され、放圧に
より脱気され、押出される。押出された重合体は水浴中
で固化され、顆粒化される。脱気の際の温度は275℃
であり、脱気押出機中の滞留時間は2分間超えない。形
成された顆粒状プリポリマーの重縮合度は表2に示され
る。
アミン含有蒸気はlO理論棚段に相当する精留圏カラム
に給送され、ここで蒸気は表2に描記される組成分に分
離される。全重縮合体流はカラム下方に向けて加圧手段
によりもたらされる圧力下に服せしめられる。分離効率
を改善するため、152℃の塔頂において、水が約11
/hの割合で噴霧給送される。精留後、揮発性アミンは
ほぼ定量的に塔底において水溶液の形態で捕集され、こ
れは計量ポンプを経て蒸発反応器上流の重縮合間に循環
給送され、ここで出発材料水溶液と混合される。
顆粒状プリポリマーは、次いで伝達媒体として作用する
過熱水蒸気を使用して固相重縮合に附され、所望の分子
量になされる。
この後処理重縮合の諸条件及び最終目的物の緒特性は表
2に示される。全実施例を通じて高純度の無色重合体顆
粒が得られる。
表2 組成(重量%)1 蒸発反応器後の 重縮合度   ”re12 末端基モル当量/kt−α獲H //      −NH2 分離器後の 重縮合度   ηrel 2 末端基モル当量/kt −COOH n      −NH2 1,29 1,22 1,52 1,41 1,23 1,39 揮発性組成分 蒸気 塔  底 カラム下流 (%)3 (%)3 (%)3 固相縮合条件 温度 (℃) 滞留時間  (h) MD 2.1 < O,OS カフ−ラクタム 3.4 <0.001 MD 1.8 <0.001 最終目的物の 重縮合度   η、el    Z 34  1.94
  1.73末端基モル当量/kt−αηH51383
6//−NH2463654 註1 組成分A:ビスーアミノプロピルーポリテトラヒ
ドロフラン750とアジピ ン酸の塩の濃水溶液(%は対画 体分) 組成分B:AH塩 組成分C:カグロラクタム 註2 ηrel : ” lの0−ジクロルベンゼン/
フェノール混合溶媒中0.5%溶液で測 定 註3 ポリアミドに対する係 代理人 弁理士  1)代 熟 治

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)追加的にラクタム或は相当するアミノカルボン酸
    を含有し得る、ジアミン及びこれに対し等モル量のジカ
    ルボン酸から形成される塩であって、ポリアミド形成単
    位全体の1から80%がジアミン及び/或はジカルボン
    酸単位であり、これがアミノ基もしくはカルボキシル基
    の除去後において以下の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1、R^2及びR^3は相互に同じでも異な
    ってもよく、それぞれ炭素原子1から3個のアルキルを
    置換基として有することができる、炭素原子2から6個
    のアルキレン基を意味し、nは1から60の整数である
    )で表わされる基を有する塩の水溶液を高圧下において
    ポリアミド形成に適当な温度に加熱して水分を蒸発させ
    、蒸気相を溶融重合体から分離することにより、重合体
    連鎖中にエーテルブリッジを有する線状ポリアミドを連
    続的に製造する方法において、 (a)出発材料水溶液を、邪魔板を備えた筒状予備縮合
    圏中において1分から10分の間にわたり通過させ、こ
    の予備縮合圏の最初の3分の1の部分で1から10バー
    ルの圧力下に250から290℃の温度に加熱して水分
    を蒸発させ、実質的に蒸気相と溶融重合体から成る混合
    物をもたらし、予備縮合圏の後続3分の2部分において
    この蒸気相及びプリポリマーを緊密な相互接触状態にも
    たらし、(b)分離圏において溶融プリポリマーを蒸気
    相から分離し、 (c)このプリポリマーを縮合圏において1から10バ
    ールの圧力下、250から290℃の温度で5から30
    分間の滞留時間にわたり縮合させて重合体となし、 (d)この重合体を縮合圏から取出し、排出圏中に導入
    し、残存水分を除去して顆粒形成可能の重合体となし、 (e)この固相重合体を不活性雰囲気下、高温において
    さらに所望粘度となるまで縮合させ、 (f)上記工程(b)において得られる蒸気相をカラム
    中で水蒸気とジアミン含有水溶液に分離し、このジアミ
    ン水溶液を工程(a)に返還することを特徴とする方法
  2. (2)請求項(1)による方法において、工程(f)に
    おける蒸気相の蒸留が工程(a)で使用された圧力下に
    行なわれることを特徴とする方法。
  3. (3)請求項(1)或は(2)による方法において、工
    程(e)で固相重合体が工程(1)で得られた水蒸気と
    共にさらに縮合せしめられることを特徴とする方法。
  4. (4)請求項(1)から(3)の何れかによる方法にお
    いて、以下の式(II) HOOC−R^4−COOH(II) (式中R^4は炭素原子2から16個のアルキレン基或
    は1,3−もしくは1,4−フェニレンを、或は式(
    I )の基を意味する)で表わされるジカルボン酸と、以
    下の式(III) H_2N−R^5−NH_2(III) (式中R^5は炭素原子4から16個のアルキレン基或
    は1,3−もしくは1,4−フェニレン基を、或は式(
    I )の基を意味する)で表わされる)モル量のジアミ
    ン、ならびに場合により炭素原子6から12個のラクタ
    ムもしくは相当するω−アミノカルボン酸とから形成さ
    れる塩であって、ポリアミド形成単位全体の2から80
    %のポリアミド形成単位が式( I )の基を有するジア
    ミン及び/或はジカルボン酸である塩が使用されること
    を特徴とする方法。
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