JPH022952A - ガス絶縁機器の部分放電検出装置 - Google Patents

ガス絶縁機器の部分放電検出装置

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JPH022952A
JPH022952A JP63148258A JP14825888A JPH022952A JP H022952 A JPH022952 A JP H022952A JP 63148258 A JP63148258 A JP 63148258A JP 14825888 A JP14825888 A JP 14825888A JP H022952 A JPH022952 A JP H022952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partial discharge
metal
case
gas
bushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63148258A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takahashi
茂 高橋
Mitsutoshi Koyama
光敏 小山
Hitoshi Okubo
仁 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH022952A publication Critical patent/JPH022952A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はSF6ガス等!絶縁媒体により高電圧導体を絶
縁するようにしたガス絶縁機器の部分放電検出装置に関
する。
(従来の技術) 近年、変電所等においては接地電位にある金属容器内に
高電圧導体を配設すると共に絶縁性能の優れたガス、例
えばSFt、ガスを圧縮充填して高電圧導体を絶縁する
構成のガス絶縁開閉装置が採用されている。このガス絶
縁開閉装置に使用されているSF6ガスは、平等電界の
もとでは非常に優れた絶縁特性を示すが、不平等電界の
もとでは極端に絶縁性能が低下する性質がある。
ところで、ガス絶縁機器内の電界分布を乱す要因として
は種々考えられるが、主なものとして高電圧導体表面の
打痕等の欠陥及び組立時あるいは輸送時に内部に混入す
る金属異物が挙げられる。
勿論この他にも組立ミスによる高電圧部の接触不良、更
にはボイド等の絶縁スペーサの欠陥等も考えられる。
このような欠陥によりガス絶縁機器内に不平等電界が形
成されると、運転状態において部分放電が発生し、つい
には全路破壊という重大事態に至る可能性がある。した
がって、全路破壊に至る前の部分放電を確実に検出し、
絶縁破壊を未然に防ぐ必要がある。このため、ガス絶縁
機器は通常工場試験で倉入すな部分放電試験を行ない、
内部の欠陥を予め検出できるように工夫されている。
一般にかかる工場試験はユニット毎に行なわれるため、
当該ユニットの欠陥については工場での部分放電試験に
より確実に検出することができる。
しかしながら、ガス絶縁機器は工場試験合格後されてユ
ニット毎に現地に輸送され、そこで多数のユニットの組
立が行なわれるため、工場試験合格後のこのような過程
、すなわち輸送時あるいは現地組立中に当該ユニットに
欠陥が生じる可能性がある。したがって、ガス絶縁機器
の信頼性を向上させるためには、このような欠陥を現地
にて運転開始前に事前に見つける必要があることから、
通常は現地組立後に部分放電試験が実施されている。
しかし、現地では工場内とは異なり、様々な電気的およ
び機械的雑音(ノイズ)があるため、感度の高い部分放
電試験は難しい。
そこで、従来ではこのような問題点に対処するため、種
々の部分放電測定手段が提案されており、その−例を第
2図に基いて説明する。即ち、第2図に示すように接地
電位にある金属容器1内には高電圧導体2が配設される
とともにSF6ガスのような絶縁性能の優れた絶縁媒体
3が所定のガス圧力で圧縮充填されている。また、金属
容器1は接地線4を介して接地電位に保持されると共に
、この接地線4を内部に貫通させて高周波変流器(CT
)5が取付けられている。更に、CT5の二次側にはそ
の出力を検出し、表示するための測定装置6がケーブル
7を介して接続されている。
したがって、このような部分放電測定装置においては、
金属容器1の内部、例えば高電圧導体2の表面で発生し
た部分放電に起因してパルス電流が接地線4を介して流
れると、このパルス電流はCT5により検出されて測定
回路6にケーブル7を介して入力されることになり、部
分放電の発生が検知される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、ガス絶縁開閉装置において、SF6ガス中の部
分放電パルスの周波数は著しく高く、例えばその立上り
時間は通常nSであり、このような周波数領域のパルス
電流は表皮効果のため、金属容器1の内側表面を伝わっ
て両方向に伝搬してしまう。したがって、第2図に示す
ように接地線4を通して流れるパルス電流をCTにより
検出する部分放電検出装置では、検出感度が低く、自ず
とその検出に限度があるため、実用上十分な精度で部分
放電の測定を行なうことができないのが現状である。
本発明はガス絶縁機器内で発生する部分放電を高感度で
検出することができる構成簡単且つ安価なガス絶縁機器
の部分放電検出装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、絶縁ガスが圧縮封入
された接地電位の金属容器内に高電圧導体を配設し、且
つ金属容器の適宜箇所に容器内部に連通する小ケースを
有するガス絶縁機器の部分放電検出装置において、前記
小ケース内に前記ガス絶縁機器内の部分放電に起因して
放射される電磁波を検出するセンサを設ける構成とした
ちのである。
(作用) したがって、このような構成のガス絶縁機器の部分放電
検出装置あっては、金属容器に付属する小ケース内に電
磁波を検出するセンサを設けることにより、金属ケース
内で発生する部分放電に起因して放射される電磁波を感
度よく確実に検出することが可能となり、また外部ノイ
ズを完全に遮蔽することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるガス絶縁機器の部分放電検出装置
の構成例を示すものである。
第1図において、11は地面上に水平に配置され、nつ
図示しない支持部材により適宜の間隔を存して支持され
た金属容器で、この金属容器11内部には −   ゛
 8電圧導体12が配設されると共に、絶縁性能の優れ
た例えばSFe、ガスが所定の圧力で圧縮充填されてい
る。また、金属容器11の適宜箇所には容器外方に突出
する小ケース13が容器内に連通させて設けられている
この小ケース13内には金属容器11内の雰囲気中に存
在する水分や分解ガスを除去するための吸着剤14が収
納されている。なお、吸着剤14としては例えば合成ゼ
オライト等が用いられ、通常はガス区分されている金属
容器毎に付属する小ケース内に収納されている。
このような構成のガス絶縁開閉装置において、本実施例
では金属容器11に付属する小ケース13の開口部を閉
塞する金属蓋15の略中央部を貫通させてブッシング1
6を回前し、このブッシング16のケース内端側に適宜
長さの金属棒17を取付けると共にその先端にループア
ンテナ18を取付けるようにしたものである。この場合
、ケース13と金属蓋15との間にはパツキン19が挿
入されており、この間の気密が保持されている。
また、ループアンテナ18は金属容器11内で発生する
部分放電に起因して放射される電磁波を検出するもので
ある。一方、ブッシング16のケース外端側にはケーブ
ル2oが接続され、ループアンテナ18で電磁波が検出
されるとその誘起電圧は金属棒17.ブッシング16お
よびケーブル20を介して測定装置21に伝送され、こ
こで表示・記録が行なわれるようになっている。
このような構成のガス絶縁開閉装置の部分放電検出装置
において、いま金属容器11内に部分放電が発生すると
、立上り時間が数nSという極めて高い周波数の電流パ
ルスが生じ、金属容器11の内壁あるいは高電圧導体1
2の外表面等で慢雑な反射を繰返しながら金属容器11
の内部を進行する。そして、その電磁波の一部がループ
アンテナ18により検出されると、このループアンテナ
18に誘起電圧を生じる。この電圧信号は金属棒17、
ブッシング16を介して金属容器11の外部に取出され
、さらにケーブル2oを介して測定装置21に伝送され
る。
したがって、この測定装置21によりループアンテナ1
6で検出された検出信号を表示させることにより、高感
度で部分放電の検出を現地にて容易に行なうことができ
る。
このように本実施例では、金属容器11に連通ずる小ケ
ース13内にループアンテナ18を金属棒17に支持さ
せて設けるようにしているので、このループアンテナ1
8により外部ノイズが完全に遮蔽された状態で金属容器
11内部の部分放電に起因して生じる電磁波を高感度で
検出することができ、従来のように接地線による減衰等
を考慮することなく、現地にて運転状態で格段に高い測
定を容易に実施することができる。また、金属棒17を
小ケース13の開口部を閉塞する金属蓋15を貫通させ
て設けられたブッシング16のケース内端側にループア
ンテナ18を支持する金属棒17を取付けるだけの簡単
な構成としであるので、予めこれらループアンテナ18
.金属棒17およびブッシング16に取付けた小ケース
13の金属蓋15を交換するだけでよく、既設のガス絶
縁機器に対しても容易に適用することができる。
なお、上記実施例では金属容器11内に高電圧導体を配
設したガス絶縁開閉装置の場合について述べたが、その
他のa7M、例えばガス絶縁変圧器であっても前述同様
に実施することにより、同様の作用効果を得ることがで
きる。
また、ループアンテナ18は吸着剤を収納する小ケース
13内に配設する場合について述べたが、これ以外に金
属容811に別の小ケースが付属している場合にはその
小ケース内にループアンテナ18を配設するようにして
も、前述同様の作用効果が得られることは勿論である。
[発明の効果] 以−L述べたように本発明によれば、ガス絶脣機器内で
発生する部分放電を高感度で検出する。′とができる構
成部II且つ安価なガス絶縁機器の部分放電検出装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガス絶縁機器の部分放電検出装置
の一実施例を要部を断面して示す構成図、第2図は従来
の部分放電検出装置を説明するための構成図である。 11・・・金属容器、12・・・高電圧導体、13・・
・小ケース、14・・・吸着剤、15・・・金属蓋、1
6・・・ブッシング、17・・・金属棒、18・・・ル
ープアンテナ、19・・・バッキング、20・・・ケー
ブル、21・・・測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁ガスが圧縮封入された接地電位の金属容器内に高電
    圧導体を配設し、且つ金属容器の適宜箇所に容器内部に
    連通する小ケースを有するガス絶縁機器の部分放電検出
    装置において、前記小ケース内に前記ガス絶縁機器内の
    部分放電に起因して放射される電磁波を検出するセンサ
    を設けたことを特徴とするガス絶縁機器の部分放電検出
    装置。
JP63148258A 1988-06-17 1988-06-17 ガス絶縁機器の部分放電検出装置 Pending JPH022952A (ja)

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JP63148258A JPH022952A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ガス絶縁機器の部分放電検出装置

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JP63148258A JPH022952A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ガス絶縁機器の部分放電検出装置

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JPH022952A true JPH022952A (ja) 1990-01-08

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ID=15448758

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JP63148258A Pending JPH022952A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ガス絶縁機器の部分放電検出装置

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