JPH0229403A - 高1,4―ジエン構造をもった液体テレチェリック重合体類 - Google Patents

高1,4―ジエン構造をもった液体テレチェリック重合体類

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JPH0229403A
JPH0229403A JP13484089A JP13484089A JPH0229403A JP H0229403 A JPH0229403 A JP H0229403A JP 13484089 A JP13484089 A JP 13484089A JP 13484089 A JP13484089 A JP 13484089A JP H0229403 A JPH0229403 A JP H0229403A
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vinyl
organic
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barium
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JP13484089A
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English (en)
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Hubert J Fabris
ハバート ジェー.ファブリス
I Glen Hargis
アイ.グレン ハーギス
Russell A Livigni
ラッセル エー.リビニー
John A Wilson
ジョン エー.ウィルソン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は共役ジエンからつくられる1α体テレチェリッ
ク重合体類に間する。重合体類は高トランス及び低ビニ
ル不飽和と、低バルク粘度をもつことを特徴としている
。重合体類は連鎖長とは独立にこのような特徴をもち、
有機アルコールのバリウム塩と二指肪族置換アルミニウ
ム化合物とからつくられる錯体と、有機ポリリチウム化
合物とからなる三金属性開始剤を利用してつくられる。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]これまで
、ジエン類からつくられるテレチェリック重合体類は、
重合法から生ずる種々の欠点や限界をもっていた。これ
らは例えば、高iW ?a粘度、高バルク粘度、高ビニ
ル含有量であり、テレチエノック重合体の分子量が低く
なるにつれて高くなった。ゲル化を生ずることもしばし
ばあった。このようなテレチェリック重合体類は、一般
に有機ポリリチウム間始剤と、溶解しやすくするための
極性溶媒のみを利用してつくられた。
カーレ(にahle)らへの合衆国特許第3,278,
508号は、高分子!重合体をつくるために有機アルミ
ニウム化合物と組合わせた有機リチウム開始剤を利用し
て、!、3−イソプレンのような共役ジエン類を重合さ
せ、高率のシス−1,4−付加生成物と低下した溶液粘
度をもったコム状重合体類を生成することに間する。
ペトロフ(Petrov)らへの合衆国特許第3.66
4,989号は、単独重合体、又は共役ジエンからの末
端官能基をもった共重合体、又は任意に所定の分子量を
もったスチしン型単量体との共重合体の製法に関してお
り、重合はリチウムのようなアルカリ金属触媒、及びア
ルカリ金属を兵役炭化水素及び有機アルミニウム化合物
に反応させて得られる改質剤の存在下に実施される。
リチャート(Richards)らへの合衆国特許第4
,518 、753号は、RLiとヒンダードトリアリ
ールホウ素又はアルミニウム誘導体の存在下での共役ジ
エンの陰イオン性重合法に間する。
ベトロフらへの英国特許第1,294.890号は、遷
移金属を除く周間1表の第■族又は第■族の金族の有機
金属基を鎖端に含んだ共役ジエン重合体を、アルキレン
オキシド、二酸化炭素、酸素、硫黄及びエビクロロヒド
リンから選ばれる試薬で処理することによる、官能性末
端基を含有する炭化水素重合体類の製造に関する。
Die  An3ewandte  Makromol
ekulare  Chemie  70巻(1978
年)9−30頁(第1032号)の記事「実用化を意図
した官能性ジエンオリゴマー類の合成と特性化」は、ブ
タンエンオリゴマー化用の種々の開始剤の利用に関して
いる。
記事「陰イオン法による官能性末端重合体類」[シュル
ツ(Schulz)、サンプ(Sanda)、及びライ
ロビー(IJi l lougl+by)、第27章、
〈陰イオン性重合、動力学、機構、及び合成〉シンポジ
ウムシリーズ第166号、アメ+7カ化学会、ワシント
ン0C11981年コは、モノアセタールポリブタジェ
ニルリチウムをエチレンオキシド又は二酸化炭素と反応
させることに関する。ジヒドロキシ又はヒドロキシ−カ
ルボキシ末端重合体類がつくられる。
[課題を解決する手段] ジエン類からつくられ、低ビニル含有量と低バルク粘度
をもった低分子m液体テレチェリック重合体類は、三金
属性開始剤を利用してつくられる。
金属性開始剤は有機ポリリチウム化合物を含有し、その
有機の基は脂肪族、芳香族、又はアルキル置換芳香族で
あり、望ましくは2個のリチウム基をもっている。有機
アルコールのバリウム塩と三育機置換アルミニウムとの
事前形成錯体が、有機ポリリチウム化合物に配合される
。バリウムとアルミニウムのウィティヒエート錯体[ジ
ー・ウィティヒ(+;、Wit、tig)、Angew
andte C1+emie 70巻65頁(1958
年)]をつくるためには、アルミニウム金属とバリウム
金属とのモル比は約3.5ないし約4.5であるが、バ
リウム金属とリチウム金属とのモル比は約0.1ないし
約0.5である。開始剤は一般に、種々の有機溶媒中に
分散されるようにそれらの中に含有される。ジエン類は
一般に4ないし約8WAの炭素原子をもつ共役ジエン類
か、又は任意に共単量体がスチレンのような8−12個
の炭素原子の異なる共役ジエン及び/又はビニル置換芳
香族である場合の共重合体類である。15,000以下
の数平均分子量をもつ低分子量の重合体類がつくられる
が、重合体又は共重合体のビニル含有量は、ジエン単量
体類から誘導されるシス、トランス、及びビニル構造基
の全量・に基づいて、一般に15%未満であるが12よ
り大きい。テレチェリック重合体の有機官能基はジエン
及び任意のビニル置換芳香族単量体類の東金後に添加さ
れ、このような官能基は酸基、メルカプト基、アミノ基
、ヒドロキシル基、ハロゲン基等でありうる。
本発明の4α体テレチェリック重合体類は、ジエン単量
体類及び望ましくは4−12個の炭素原子、及び好まし
くは4−8四の炭素原子の共役ジエン類からつくられ、
特定的な例はイソプレンン、ブタジェン、1.3−ヘキ
サジエン、ピペリレン等を包含し、ブタジェンが好まし
い。このようなジエン類はこの技術と文献に周知であり
、2.3−ジメチル−1,3−ブタジェン、3−メチル
−1,3−へブタジェン等のような挿々の分枝ジエン単
量体類を包含する。単独司合体が奸才しいが、ランダム
及びブロック共重合体も利用できる。共単量体は、4−
8個の炭・素原子をもつ一つ以りの異なる共役ジエン、
及び/叉はスチレン、アルファーメチル−スチレン、ρ
−第三ブチルスチレン等のような8−12個の炭素原子
をもつ一つ以上のビニルi++芳香族であり、スチレン
が好ましい。ビニル置換芳香族共単量体の使用亀は、共
単量体とジエン単量体全潰に基づいて、約0ないし約5
0重#工、及び好ましくは約5ないし約25111であ
る。本発明のl夜体子しチェリソクシエン重合体の分子
酸は一般に低く、1尾って単独頃合体や共重合1本は概
して15,000未満、望ましくは5.000来満、及
び好ましくは3,500未満の分子量をもつが、少なく
とも500の最少分子型をもつものである。約1,00
0ないし4’32,000の分子量がしはしは利用され
る。
本発明の暇合体類は、陰イオン性開始剤系の存在下に上
記ジエン単量体類を重合させてつくられろ。開始剤系は
一般に三つの令属化合物類を含有する二成分配合物であ
り、配合成分の一つは有機ポリリチウム化合物である。
リチウム成分は3個或いは4gといった複数のリチウム
原子を含有できるが、2個のリチウム原子が好ましい。
有機の基は一般に2−12個の炭素原子及び好ましくは
2−8個の炭素原子をもった脂環式を含めた脂肪族、よ
り望ましくはアルキル、(i −40114の炭素原子
をもつ芳香族、又は脂肪族望ましくはアルキルで置換さ
れた芳香族であり、6−30個の炭素原子が好ましい。
Jチウム開始剤成分の特定的な有機部分又は基の例は、
ンビニルヘンセン、ジイソプロペニル・−ンゼン、1,
1,4.4−テトラフェニルブタン、1.2−ジフェニ
ルエテン、l、3−ヒス(フェニルエチニル)ヘンセン
、1.2−ジブデル−1,2−シフェニルエテン、イソ
プレン等を包含する。一般にオリゴマー又は二量体のり
チウムアダクトが好ましく、その場合オフゴマ−中の繰
り返し単位の数は2ないし約10であり、2ないし約6
が好ましい。リチウムアダクトは一般に4−12WAの
炭素原子をもっ直鎖又は分枝鎖ジエン類、例えば1.3
−ブタジェン、イソプレン、ジアルキル−ブタジェン(
アルキル基は13個の炭素原子を含有するもの)、例え
ば2,4−へキサジエン、2,5−ジメチル−2,4−
へキサジエン、!、3.5−l\キサトリエン、アロジ
ノン、ミルセン等からつくられる。特に好ましい二官能
性リチウム開始剤は次式をもつジリチオイソプレンオリ
ゴマーである。
Cl13RR L i CII。−C=C+1−((12)2−C=C
−C1l。(R1′)。−14式中R=H叉はC+I 
、、 R’ = CI+3叉は1(であるが、+F31.rR
’かRと同してないことを条件としている。
R” = 1.4及び3,4イソブしンアダクト、11
=約4.01 平均分子量=432(ド4.0の時) 開始剤は炭素−リチウム結合のモル当たりジメチルエー
テル1モルのモル当量比で、シクロヘキサンとジメチル
エーテルとの混合物に可溶である。
陰イオン開始剤系の第二成分は、三股肪族置換アルミニ
ウム化合物と有機アルコールバリウム塩との事前形成さ
れる錯体である。アルミニウム化合物の各脂肪族基は独
立に1−20個の炭素原子を含有し、2−4個の炭素原
子が好ましい。脂肪族は望ましくはアルキル基である。
適当なアルミニウム化合物の例は、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリーn−プロピルア
ルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、ペンチル
ジエチルアルミニウム、2−メチルベンチルージエチル
アルミニウム、トリーn−ブチルアルミニウム、トリイ
ソブチルアルミニウム、ジシクロヘキシルエチルアルミ
ニウム、トリーローペンチルアルミニウム、l−11−
n−ヘギシルアルミニウム、トリーn−オクチルアルミ
ニウム、トリ(2−エチルlベキシル)アルミニウム、
トリシクロペンチルアルミニウム、トリシクロヘキシル
アルミニウム、トリ(2,2,4−トリメチルペンチル
)アルミニウム、トリーn−)デシルアルミニウム、及
びトリ(2−メチルペンチル)アルミニウム等を包含し
、トリエチルアルミニウムが非常に好ましい。
バリウム化合物は事実上有機アルコールの塩であり、こ
こで有機の基は1−15個の炭素原子及び好ましくは2
−10個の炭素原子の脂肪族、望ましくはアルキル; 
6−20個の炭素原子及び好ましくは6−10個の炭素
原子の芳香族又はアルキル置換芳香族である。混合アル
コール類も利用できる。適当なアルコール類の例はメタ
ノール、エタノール、プロパツール、イソプロパツール
、+1−ブタノール、シクロペンタノール、シクロへプ
タール、シクロヘキサノール、S−7タノール、t−ブ
タノール、アリルアルコール、ペンタノール、ヘキサノ
ール、オクタツール、デカノール、フェノール、ノニル
フェノール、ジアリルアルコール、ジ第三ブチルアルコ
ール等を包含し、ジアリルアルコールが好ましい。
事前形成されろアルミニウム/バリウム錯体、すなわち
「エート」錯体又は成分は、一般に溶媒中に懸濁又は分
散された二成分を一緒にし、これを約75℃ないし約1
25℃の温度に加熱することによって形成される。アル
ミニウム化合物とバリウム化合物とのモル比は一般に約
3.5ないし約4.5、望ましくは約3.7ないし約4
.3、及び好ましくは約3゜95ないし約4.05であ
る。錯化温度は一般に約50℃ないし約125℃であり
、約80°Cが最適である。
本発明の三金属性陰イオン開始剤系は、アルミニウム化
合物とバリウム化合物との事前形成錯体成分に有機ポリ
リチウム成分を混合することによって形成される。2成
分の量は、開始剤中のバリウム金属とリチウム金属との
モル比が約0.10ないし約0.50、望ましくは約0
.20ないし約0.40、及び好ましくは0.22ない
し約0.30であるように選ばれる。得られる開始剤系
は、生ずるジエン重合体中に低ビニル構造を生ずる。
陰イオン開始剤系のリチウム成分と事前形成錯体成分は
、一般に種々の非芳香族炭化水素又は非極性溶媒中に分
散される。適当な溶媒はペンタン、ヘキサン、ヘプタン
、デカン等のような約5個ないし約20個の炭素原子、
望ましくは5ないし約10個の炭素原子、及び好ましく
は6個の炭素原子をもったアルカン溶媒のような脂肪族
溶媒;並ひに5−10個の炭素II子をもった脂環式溶
媒を含有する。
ヘキサン、ヘプタン、又はシクロヘキサンが好ましい。
池の炭化水素溶媒は種々の石油エーテル等のようなパラ
フィン系炭化水素溶媒を包含する。
当然ながら、上の溶媒類の混合物も利用できる。
陰イオン開始剤系の個々の成分を全般的に分散ないし懸
濁するのに適当な量を使用する限り、溶媒量は決定的で
はない。
ジリチウム開始剤化合物のモル量に基づく陰イオン開始
剤系の量は、一般にジエン単量体と任意付加的に存在し
てもよいビニル置換芳香族共単量体の1,000 g当
たり約0.2ないし約2.0モル、望ましくは約0.3
5ないし約1.5モル及び好ましくは約0゜5ないし約
1.0モルである。
バリウム及びアルミニウム錯体の不在下においてジリチ
オイソプレニルジメチルエーテル錯体を利用するブタジ
ェン等のジエン単量体の重合は、数平均分子ff11,
000〜15,000でビニル含有量的20ないし約4
0χのポリブタジェンを生ずる。これと対照的に、上記
の量の本発明の陰イオン性三金属性開始剤系を利用する
と、予想外の著しく低いビニル含有量をもった低分子a
t重合体類生ずる。
ビニル含有酸は、ジエン単量体から誘導される重合体中
のシス、トランス、及びビニル構造基すべての合計量に
基づいて、一般に15%以下、望ましくは12工以下、
及び好ましくは10%以下である。すなわち、この百分
率はジエン単量体類からつくられる重合体又は共重合体
の部分ないし単位にのみ基づいており、ビニル置換芳香
族共単量体からつくられる単位ないし部分に基づくもの
でない。トランス構造基、すなわちトランス−1,4基
の量は、ジエン単量体から誘導されろ重合体中のシス、
トランス及びビニル構造基ずへての合計量に基づいて、
少なくとも65χ、及び好ましくは少なくとも69χで
ある。もう一つの予想された結果は、重合体自体のバル
ク粘度がジエン単量体から誘導されるこれまでつくられ
た重合体より著しく低下することである。本発明の重合
体類のバルク粘度(すなわち溶媒を含まない時の粘度)
は、分子置駒1,000、温度的21℃で一般に60ポ
アズ以下、望ましくは45ポアズ以下、及び好ましくは
30ポアズ以下である。
溶液粘度も低いため、改善された処理性が得られる。
本発明の液体テレチェリック重合体類は、一般に2個ま
での有機官能基を含有できる。ヒドロキシ基、カルボン
酸基、メルカプト基、アミノ基、ハロゲン基等のような
種々の官能基又は末端キャップ基は、重合体の末端リチ
ウム部分に化学的に結合される。官能基又は末端キャッ
プ基は、このような基を含有する化合物を不活性雰囲気
の存在下に重合体と反応させることによって、重合体に
付加される。このような官能基又は末端キャップ基の付
加はこの技術及び文献に周知である。例えば、ヒドロキ
シル末端キャップ基をもった重合体類は、リチウム末端
重合体を種々のエポキシド、アルデヒド叉はケトンと反
応させてつくられる。
酸末端基は重合体を二酸化炭素で、又は種々の環式無水
物で処理することによって付加できる。硫黄、環式サル
ファイド、又はシサルファイトを利用すると、メルカプ
ト末端基が生ずる。塩素末端基は、塩累との反応によっ
てつくられる。アミノ末端基は、メトキシアミノとメチ
ルリチウムとの混合物と、並びに第三級アミノ置換芳香
族アルデヒド及びケトンと反応させて付加される。ヒド
ロキシル又はカルボン酸官能性末端基を含有する重合体
が好ましい。種々のタイプのEの反応化合物の炭化水素
部分がこの技術及び文献に知られている。例えば、エイ
・エフ・ハラサ(A、F、Halasa)ら?有機金属
化学の進歩J (Advances in Organ
ome−tallic Chemistry)[ストー
ン及びウェスト、第18巻、1980年、アカデミツク
ブレス社、ニューヨーク州ニューヨーク、89−93頁
]に列挙された参考文献中に記述があり、これは参照に
よって本明細書に全体を取り入れる。種々の末端テレチ
ェリック基とそれらの調製について記述しているもう一
つの記事は、くテレチェリック重合体−一高固形分塗料
の前駆物質> Pro8ress in Organi
c Coatings7巻(1979年)289−32
9頁という記事であるが、これも参照により全体を本明
細書に取り入れる。このような末端キャップ化合物類は
、はぼ周囲温度、例えば25℃ないし約100℃、及び
より望ましくは約25℃ないし約70°Cの温度て、ジ
エン単量体から得られる重合体と反応させる。このよう
な反応は、アルゴンや窒素のような不活性雰囲気中で実
施されるが、但し水、炭酸ガス、及び空気のような酸素
又は酸素含有化合物類は開始剤と反応するので排除すべ
きである。官能性又は末端キャップ化合物類の使用量は
、一般に大過剰であって、本質的に全部又は実質的に全
部のリチウム末端重合体類が反応して、その上に官能基
又は末端キャップ基を含むようにさせる。典型的には、
官能性又は末端キャップ化合物のリチウム末端重合体の
炭素−リチウムに対するモル比は少なくとも1.5、望
ましくは2より大きく、しばしば約3ないし約4である
。当然ながら、カルボン酸末端基を1寸加するために炭
酸ガスを利用する時などに非常な大過剰、例えば20な
いし30のモル比も使用できろ。
ジエンからつくられろ本発明の液体テレチェリック重合
体類は、これらを先行技術の重合体から明確に区別する
ような幾つかの利点をもっている。
低いプロセス粘度はアルミニウムと過塩素酸塩類、カー
ボンブラック、炭酸カルシウム、珪酸マグネシウム、シ
リカ等のような充填剤との効率的な混合を含めて、改良
されたレオロジー挙動を提供している。本発明の重合体
類の全般的に高い!、4−構造及び関連する低カラス転
移温度(マイナス65℃未満)は、優れた低温エラスト
マー性状を付与している。従って本発明の重合体類は低
いガラス化温度を要する状況において応用性がある。高
いトランス−1,4−含有量又は構造(約7oz)が重
合体内に含まれるため、これらは低水準の結晶化度を提
供し、改良された疲労寿命及び耐切傷成長性をもったネ
ットワークを提供する。従って、本発明の重合体は固体
燃料ロケット推進剤、塗料、ポリウレタン中間体等の結
合剤として利用できる。
本発明は、以下の重合体特性化及び実施例の記述を参照
すると、いっそうよく理解できよう。
[重合体特性1ヒ] 組成とポリブタジェン微細構造%は13CNMRh)ら
得られた。数平均分子量は、日立蒸気圧浸透圧計て測定
された。ヒドロキシル含有量は無水酢酸−+−14cで
のアセチル化と、その後の生成物の単離と放射能検定に
よって測定された。ゲル透過クロマI・ダラムは、ウォ
ータース高性能ゲル透過クロマトグラフ・モデル150
Cを用いC得られた。THF中0.5重量工のi4液を
毎分1 mlの流量でカラムに注入した。計器炉及び示
差屈折計は30 ”()であった。
ウォータース・アソシエーツ社の指示のとおりに、使用
のカラムセットくスチラケル)構成は、1o5A +1
0’A + l03A + l02Aであった。
熱転移はすべて、毎分20°Cの加熱速度を用いた差動
走査熱量計(+)SC)によって得られた。カラス転移
温度(T8)は、加熱曲線の温度を毎分20℃の加熱速
度として、+ 25 =cからマイナス150’Cまで
試料を冷却した後に得られる熱流プロットでの変曲中点
から決定された。
液体重合体のバルク粘度(ポアズ)は、室温でブルック
フィールド粘度計(スピンドル回転2Orpm)で測定
された。
ゲル含有量は、ハリスケージを使用して、トルエン中で
測定された。
[ウィリアムス可塑度] ヒドロキシル末端ポリアタシエンをモベイ・ケミカル社
からのデスモダ−(Desmodur)l、−2291
A、すなわち官能価3.0のトリメチロールプロパンの
1゜6−ヘキ→ナメチレンジイソシア2−1−7ダクト
、と柴橋させた。触媒としてジブチル錫シラウレ−1・
を使用した。材料を80Cの炉内で4時間架橋させた。
ウィリアムス可塑度計を使用して、3分後にミルで表わ
される可塑度を測定した。
[官能価] このものは、蒸気圧浸透圧法で測定されろ数平均分子量
と、炭素−14を含有するアセチル化末端基の放射化学
検定で測定されろ当量平均分子量との比から計算された
実h1ヨ吟す1 第1表に示すような8a/AI/DiLi開始削系によ
り、ヒドロキシ末端ポリアダジエン()ITPB)をつ
くった。
二金属性触媒は、シクロヘキサン(3重tχのジメチル
エーテルを含有)中のイソプレンのジリチウム(Dil
、i)オリゴマー(0,415mM/g)の溶液をシク
ロヘキサ−ン中の事前形成りa/Al錯体溶液に添加し
てつくった。この錯体は、シクロヘキサン中のバリウム
ジアリルオキシド懸濁n (0,213mM/g)にシ
クロヘキサン中のトリエチルアルミニウム(2,17m
M/g)の溶液を添加し、80℃に1時間加熱して透明
溶iαをつくることによって得た。シクロヘキサン中の
この8a/AI/DiLi触媒により、1リツトルのカ
ラスびん反応器内でポリブタジェン(実験1、第1表)
をつくった。比較用に、対照ポリブタジェン(実験2、
第1表)は開始剤として01いのみを使用して得られた
。すべての重合は定量的であり、シクロヘキサン中にお
けるその溶液粘度はほぼ同してあった。しかし、DiL
iで開始したポリブタジェン(実験2)へのエチレンオ
キシドの付加く炭素−リチウムモル当たり4モル)は、
室温で流動しない極めて粘性のゲル軟塊を生した。実験
1の高−1,4ポリブタジエニル陰イオンのj4液粘度
は、わずかに増加したのみであった。イソフロパノール
(15g)添加で実験lと2のヒドロキシルポリブタジ
ェンの溶液粘度が、同し水準に低下したことは注目され
る。液体重合体は、水4リットルとイソプロパツール0
.1リツトルの混合物に溶解されたくえん酸(34g)
で反応混合物を処理することによって回収された。
生ずる混合物を1時間放置してから、液体重合体を含有
するシクロヘキサン相を分離し、酸化防市剤(l pb
r A、0.2246)を添加し、生成物を回転蒸発器
で回収した。炭素−リチウムのモルに対する取り入れブ
タジェン、イソプレン(開始剤)及びエチレンオキシド
の比に基づく予測数平均分子量は、実験(と2のflt
ll定M n I+iそれぞれ975と1130に対し
+020であったり vJ1表 aシクロヘキサン(380g)中で重合。
bブタジェン100 g当たりモル数。
Cブタジェン100 g当たり旧Li溶液中の炭素−リ
チウムのモル数。
d炭素リチウム当たりブタジェン100 g、開始剤の
寄与によるイソプレン74 g、及び−C12C1+2
0Hとして取り入れられたエチレンオキシド16.8 
gに基づく転化率。
第1表から明らかなように、本発明の三金属性開始剤を
利用する実験lは、重合体中のシス、トランス、及びビ
ニル基の全数に基づいて、11重量%未満の著しく低い
量のビニル基を含有するヒドロキシル末端ポリブタジェ
ンを生した。これと対照的に、先行技術の慣用の有機ジ
リチウム開始剤のみを利用した実験2は、40重量2の
ビニル基を含有する重合体を生じた。
実施例2 種々の分子量の)ITPBのビニル含有量、ヒドロキシ
ル末端基官能価及びT個の比較を第2表に示す。
実施例1に述べたBa/AI/DiLi触媒系及び第2
表に示す旧い触媒で重合体類をつくった。アルコ・ケミ
カル社で製造され遊離ラジカル開始[エム・カナ力ヘル
(M、にanakavel)、 Makromol、C
C11e、 188巻845頁(1987年)]によっ
て得られるテレチェリックヒドロキシ末端ポリブタジェ
ンとして報告されたポリブタジェン(R−45HT)が
、比較のため提供されているく実験7)。DiLiと絹
合わせたBa/Al錯体使用が、ヒドロキシル官能価を
犠牲にせずにビニル含有量を実質的に低下させ、DiL
iで得られる値よりTgを低下させることを、データは
はっきり゛と示している。ビニル含有量の減少程度は分
子量と無関係である。本開示のHTPBのビニル含有量
は、示される分子量(975と1650)の制限範囲で
約101にとどまっている。01シ1でつくられるHT
PBでは、分子量が4500から1860へ低下するに
つれて、ビニル含有量は28工か64f)!へ増加して
いる。第2表のデータは、分子!L 2000以下の1
1 T P Bては、ビニル不飽和の水準カBa/AI
/DiLi触媒(7) 使用IZ ヨー) ’7: k
’140%カラ1(Hへ低下できることを示している。
ビニル含有量の低下に伴って、T)(はマイナス50℃
からマイナス65°Cへの同時的な変化がμられる。
第2表 al  −ジメチルエーテルと錆1本1ヒしたイソフ゛
レンのジリチウムアダクトを伴ったバリウムジアリルオ
キシド/トリエチルアルミニウム■−ジメチルエーテル
と錯体化したイソプレンのジリチウムアダクト ■−遊離ラジカル bアルコ・ケミカル社製造のHTPO(R−458T)
炭化水素溶媒中の有機リチウム化合物で開始されるジエ
ン単量体の陰イオン重合にとって、ポアソン分子量分布
(MWD)は高度に重合化された重合体に特徴的である
。M讐り分布は、高濃度のあるジリチオ開始剤でつくら
れる低分子量オリゴマー類の場合しはしは広くなる。し
かし、多分散程度は対応するラジカル開始11TPB(
R−45HT)の場合よりかなり少ない。Ba/AI/
DiLi及びDiLiてつくられる1汀PBを比較した
第3表のデータは、ト1−Dがほぼ同しであることを示
している。M w / M n 1ituて示ずとおり
、両方の陰イオン重合体類はR−4511Tより挟いM
讐りをもフている。
第3表 実施例3 開始剤系としてAI/DiLi(モル比= l/I)錯
体を使用して、バリウム成分の不在下に実施例1(実M
l)に従ってII T P Bをつくった。第4表のデ
ータは、AI/D1いがビニル含有量を40χから25
工へ低下させ、また重合体が非晶質となるような水準ま
でトランス−1,4含有量を低下させるが、はぼ同じ分
子量でlO寛はとの低ビニル含有量と7ozはどの高ト
ランス含有量を得るには、これがBa/AI/[1iL
i触媒系よりかなり効果が少ないことを示している。
低ビニル構造のほか、第4表のデータは、11 T P
 B (実験4と8)に比へてはるかに高いトランス/
シス比のHTP&(実験9)を示す。十分な鎖長と組合
わせたより高水準のトランス−1,4配置により、改良
されたエラストマー性状を書味する結晶化の可能なトラ
ンス−HTPI3テレチェリックが提供される。
a開始剤の説明については第2表を参照。
第4表 実す智例4 実施例1て述へたように、ジリチウムボリアタジエン溶
液(実験2)をエチレンオキシドと反応させる時は、溶
液粘度が大幅にヒ昇し、重合体電解質の会合の結果とし
て同いケルが生成する。この行動と対照的に、エチレン
オキシドを末端とするポリブタジェン(Ba/AI/D
iLiでSR1i!りの溶j夜は、溶)αが流体にとと
まるほどに溶液粘度の玉昇がわずかである。このため、
ゲル化と関連する混合問題は、イオンの会合を破るため
に極性溶媒の使用に頼らずに回避できる。
既述のように、低重合体粘度はテレチェリック高1,4
−ポリブタジェンのもう一つの特性である。
第5表のデータは、はぼ同じ数平均分子量と多分散値で
、ビニル含有量が40″gからIIIに下がるにつれて
、重合体粘度が3分の1に低下することを示している。
本発明の低分刊ITPBの低めの粘度は、主に低下した
ビニル含有量に起因しており、注型に適したエラストマ
ーのような応用に実際との明白な利点を提供できる。
第5表 a開始剤の説明については′f42表を参照。
b蒸気圧浸透圧法で測定。
C高性能ゲル透過クロマトグラフィで測定。
実施例5 実施例1のIITPBを1.6−へキサメチレンジイワ
シアネートとトリメチロールプロパンのアダクトと−緒
に硬化させ、ジブチル錫ジラウレ−1・で触媒させた。
同等なモル比(NCOloH)でのウィリアムス可塑度
値(第6表)の比較は、本発明のヒドロキシル末端ポリ
ブタジェンの品質が、ジリチオ化合物を単独開始剤とし
てつくった対照材料と同等であることを示している。
れるものではなく、 添付の特許請求の範囲に限定 される。
出願−人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機官能基末端テレチェリック重合体を含めてなる
    低ビニル液体テレチェリック重合体であって、(a)4
    −12個の炭素原子をもつジエン単量体、(b)4−1
    2個の炭素原子をもつ異なるジエン単量体である任意付
    加的に存在してもよい共単量体、又は(c)8−12個
    の炭素原子をもつ任意付加的に存在してもよいビニル置
    換芳香族単量体の重合生成物であり、ジエン単量体から
    誘導される重合体中のビニル、トランス及びシス構造単
    位の全数に基づいて、15%未満のビニル構造単位含有
    量と少なくとも65%のトランス−1,4含有量をもっ
    た低ビニル液体テレチェリック重合体。 2、任意付加的に存在し得るビニル置換芳香族共単量体
    の量が、該ジエン単量体と該ビニル置換芳香族単量体の
    全量に基づいて、約0ないし約50重量%である、特許
    請求の範囲第1項による低ビニル液体テレチェリック重
    合体。 3、該重合体の分子量が約500ないし約15,000
    であり、該ビニル構造単位含有量が12%以下である、
    特許請求の範囲第2項による低ビニル液体テレチェリッ
    ク重合体。4、該ジエン単量体が4〜8個の炭素原子を
    もち、該重合体が単独重合体であり、該単独重合体の分
    子量が約500ないし約5,000である、特許請求の
    範囲第3項による低ビニル液体テレチェリック重合体。 5、該単独重合体の分子量が約1,000ないし約2,
    000であり、該単量体がブタジエンであり、かつ該官
    能性末端テレチェリック基がヒドロキシル、カルボン酸
    、メルカプト、アミノ、ハロゲン、又はそれらの組合わ
    せである、特許請求の範囲第4項による低ビニル液体テ
    レチェリック重合体。 6、該官能性末端テレチェリック基がヒドロキシル又は
    カルボン酸であり、該ビニル構造単位含有量が10%以
    下であり、該トランス−1,4含有量が少なくとも69
    %である、特許請求の範囲第5項による低ビニル液体テ
    レチェリック重合体。 7、三脂肪族置換アルミニウム化合物と有機アルコール
    のバリウム塩とからつくられる事前形成された錯体成分
    と、有機ポリリチウム成分との配合物を含めてなる三金
    属性開始剤を利用してつくられる、特許請求の範囲第1
    項の低ビニル液体テレチェリック重合体。 8、三金属性開始剤が三脂肪族置換アルミニウム化合物
    と有機アルコールのバリウム塩とからつくられる事前形
    成された錯体成分と、有機ポリリチウム成分との配合物
    を含めてなり、該アルミニウム金属のバリウム金属に対
    するモル比が約3.5ないし約4.5であり、該バリウ
    ム金属の該リチウム金属に対するモル比が約0.10な
    いし約0.50であり、該三金属性開始剤の量が該単量
    体類の1000g当たり約0.2ないし約2.0モルで
    ある場合の、三金属性開始剤を利用してつくられる特許
    請求の範囲第2項の低ビニル液体テレチェリック重合体
    。 9、三脂肪族置換アルミニウム化合物と有機アルコール
    のバリウム塩とからつくられる事前形成された錯体成分
    と、有機ポリリチウム成分との配合物を含めてなる三金
    属性開始剤を利用してつくられる低ビニル液体テレチェ
    リック重合体であって、該有機ポリリチウム化合物の有
    機部分が2−12個の炭素原子の脂肪族、6−40個の
    炭素原子の芳香族又は脂肪族置換芳香族、又は4−12
    個の炭素原子のジエンからつくられる2−10個の繰り
    返し単位をもつオリゴマーであり、該三脂肪族置換アル
    ミニウム化合物の脂肪族部分が独立に1−20個の炭素
    原子の脂肪族であり、有機アルコールが1−15個の炭
    素原子の脂肪族アルコール、6−20個の炭素原子の芳
    香族又はアルキル置換芳香族であり、該アルミニウム金
    属と該バリウム金属とのモル比が約3.7ないし約4.
    3であり、かつ該バリウム金属と該リチウム金属とのモ
    ル比が約0.20ないし約0.40である、特許請求の
    範囲第4項の低ビニル液体テレチェリック重合体。 10、三脂肪族置換アルミニウム化合物と有機アルコー
    ルのバリウム塩とからつくられる事前形成された錯体成
    分と、有機ポリリチウム成分との配合物を含めてなる三
    金属性開始剤を利用してつくられる低ビニル液体テレチ
    ェリック重合体であって、該有機ポリリチウム化合物の
    有機部分が4−12個の炭素原子のジエンからつくられ
    る2−10個の繰り返し単位をもつオリゴマーであり、
    ポリリチウム部分がジリチウムであり、該三脂肪族置換
    アルミニウム化合物の脂肪族部分が独立に2−4個の炭
    素原子のアルキルであり、該バリウム塩を形成する有機
    アルコールが2−10個の炭素原子の脂肪族アルコール
    であり、該アルミニウム金属と該バリウム金属とのモル
    比が約3.95ないし約4.05であり、かつ該バリウ
    ム金属と該リチウム金属とのモル比が約0.22ないし
    約0.30である、特許請求の範囲第6項の低ビニル液
    体テレチェリック重合体。 11、三脂肪族置換アルミニウム化合物と有機アルコー
    ルのバリウム塩とからつくられる事前形成された錯体成
    分の、三金属性開始剤を形成する有効量と、有機ポリリ
    チウム成分との配合物を含めてなる、単量体重合用の陰
    イオン性開始剤系。 12、該有機ポリリチウム化合物の有機部分が2−12
    個の炭素原子の脂肪族、6−40個の炭素原子の芳香族
    又は脂肪族置換芳香族、又は4−12個の炭素原子のジ
    エンからつくられる2−10個の繰り返し単位をもつオ
    リゴマーであり、該三脂肪族置換アルミニウム化合物の
    脂肪族部分が独立に1−20個の炭素原子をもち、かつ
    該バリウム塩を形成する有機アルコールが1−15個の
    炭素原子をもつアルキル又は6−20個の炭素原子の芳
    香族又は脂肪族置換芳香族のものである、特許請求の範
    囲第11項による単量体重合用の陰イオン性開始剤系。 13、該アルミニウム金属と該バリウム金属とのモル比
    が約3.5ないし約4.5であり、かつ該バリウム金属
    の該リチウム金属に対するモル比が約0.10ないし約
    0.50である、特許請求の範囲12項による単量体重
    合用の陰イオン性開始剤系。 14、該有機ポリリチウム化合物の有機部分が2−8個
    の炭素原子のアルキル、6−30個の炭素原子の芳香族
    又はアルキル置換芳香族、又は上記ジエンの上記オリゴ
    マーであり、かつポリリチウム部分がジリチウムである
    、特許請求の範囲第13項による単量体重合用の陰イオ
    ン性開始剤系。 15、該アルミニウム金属の該バリウム金属に対するモ
    ル比が約3.7ないし約4.3であり、かつ該バリウム
    金属の該リチウム金属に対するモル比が約0.20ない
    し約0.40である、特許請求の範囲第14項による単
    量体重合用の陰イオン性開始剤系。 16、有機ポリリチウム成分が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R=H又はCH_3であり、 R’=CH_3又はHであるが、但しR’がRと同じで
    ないことを条件とし、 R”=1,4及び3,4イソプレンアダクトであり、n
    =約4.0であり、 nが4.0の時の平均分子量=432である]をもち、
    該三脂肪族アルミニウム化合物がトリエチルアルミニウ
    ムであり、該バリウム塩を形成する有機アルコールがジ
    アリルアルコールであり、該アルミニウム金属の該バリ
    ウム金属に対するモル比が約3.95ないし約4.05
    であり、かつ該バリウム金属の該リチウム金属に対する
    モル比が約0.22ないし約0.30である、特許請求
    の範囲第15項による単量体重合用の陰イオン性開始剤
    系。 17、該単量体が4−12個の炭素原子の一つ以上のジ
    エン単量体類、及び任意付加的に存在し得る8−12個
    の炭素原子をもつビニル置換芳香族共単量体である、単
    量体重合を含めた特許請求の範囲第11項による単量体
    重合用の陰イオン性開始剤系。 18、該単量体が4−8個の炭素原子をもつ一つ以上の
    共役ジエン単量体であり、陰イオン性開始剤系が該ジエ
    ン単量体から誘導されるビニル構造単位、シス構造単位
    、及びトランス構造単位の全構造単位に基づいて、15
    %以下のビニル構造含有量と少なくとも65%のトラン
    ス−1,4含有量を有する重合体を形成できる、単量体
    の重合を含めた特許請求の範囲第13項による単量体重
    合用の陰イオン性開始剤系。 19、単量体がブタジエンであり、陰イオン性開始剤系
    が該ジエン単量体から誘導されるビニル構造単位、シス
    構造単位、及びトランス構造単位の全構造単位に基づい
    て、10%以下のビニル構造含有量と少なくとも65%
    のトランス−1,4含有量とをもった重合体を形成でき
    る、単量体の重合を含めた特許請求の範囲第15項によ
    る単量体重合用の陰イオン性開始剤系。 20、特許請求の範囲第18項の組成物を含めてなる、
    固体ロケット燃料用結合剤。
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