JPH0229402B2 - Puragumiruatsuenhohooyobipuragumiru - Google Patents
PuragumiruatsuenhohooyobipuragumiruInfo
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- JPH0229402B2 JPH0229402B2 JP26102184A JP26102184A JPH0229402B2 JP H0229402 B2 JPH0229402 B2 JP H0229402B2 JP 26102184 A JP26102184 A JP 26102184A JP 26102184 A JP26102184 A JP 26102184A JP H0229402 B2 JPH0229402 B2 JP H0229402B2
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- plug
- lubricant
- rolling
- pipe
- tip
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B25/00—Mandrels for metal tube rolling mills, e.g. mandrels of the types used in the methods covered by group B21B17/00; Accessories or auxiliary means therefor ; Construction of, or alloys for, mandrels or plugs
- B21B25/04—Cooling or lubricating mandrels during operation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B17/00—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
- B21B17/08—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel having one or more protrusions, i.e. only the mandrel plugs contact the rolled tube; Press-piercing mills
- B21B17/12—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel having one or more protrusions, i.e. only the mandrel plugs contact the rolled tube; Press-piercing mills in a discontinuous process, e.g. plug-rolling mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、継目無鋼管の製造方法のうちプラ
グミル圧延方法およびその方法を実施するための
プラグミルに関するものであり、特に圧延潤滑剤
の供給とデスケーリングとを併せて行なう方法お
よび装置に関するものである。
グミル圧延方法およびその方法を実施するための
プラグミルに関するものであり、特に圧延潤滑剤
の供給とデスケーリングとを併せて行なう方法お
よび装置に関するものである。
従来の技術
周知のようにプラグミル圧延法は、プラグミル
を主圧延機とした製管法であつて、加熱工程およ
び穿孔工程を経て作つた素管を、プラグミルで薄
く、長く延ばし、しかる後、リーラによつて内外
表面を滑らかに仕上げるとともに、サイザにより
所定の寸法に仕上げる方法である。このような方
法を実施する主圧延機であるプラグミルは、プラ
グバー(マンドレルバー)の先端部に装着したプ
ラグを素管の中に挿入し、その状態で上下1対の
円形孔型ロール(カリバーロール)によつて圧延
する構成であり、通常は、一旦圧延が完了した後
に管を入口側に戻し、管を90度回転させた後、再
度圧延を行なうとともに、圧延完了後に入口側に
戻すことにより、所謂2パスで圧延を行なつてい
る。
を主圧延機とした製管法であつて、加熱工程およ
び穿孔工程を経て作つた素管を、プラグミルで薄
く、長く延ばし、しかる後、リーラによつて内外
表面を滑らかに仕上げるとともに、サイザにより
所定の寸法に仕上げる方法である。このような方
法を実施する主圧延機であるプラグミルは、プラ
グバー(マンドレルバー)の先端部に装着したプ
ラグを素管の中に挿入し、その状態で上下1対の
円形孔型ロール(カリバーロール)によつて圧延
する構成であり、通常は、一旦圧延が完了した後
に管を入口側に戻し、管を90度回転させた後、再
度圧延を行なうとともに、圧延完了後に入口側に
戻すことにより、所謂2パスで圧延を行なつてい
る。
したがつてプラグミルにおいては、プラグと管
との間に摩擦力が生じるから、プラグ寿命の向上
や圧延動力の低減のために、プラグと管との間に
潤滑を施すことが行なわれている。従来、そのた
めの方法、装置が、例えば特開昭49−112851号お
よび特開昭58−116910号ならびに特開昭58−
167005号によつて提案されており、各々について
簡単に説明すると、特開昭49−113851号に係る装
置は、マンドレルバーに相当する心金の先端にプ
ラグを取付けるとともに、噴射口をそのプラグの
中心部で前方に突出させ、心金の内部に設けた噴
射管を介して圧縮空気によつて送給した潤滑剤
を、その噴射口から素管の中心軸線に沿つて吹き
込み構成である。また特開昭58−116910号に係る
方法は、潤滑剤に背圧をかけておくことにより、
潤滑剤を連続的に供給する方法であつて、プラグ
のうち実質的な圧延に関与する圧延部(バイト
部)とそれより先端側の誘導部との間に小径部を
設け、圧延時にその小径部と管内面とで形成され
る空間に背圧をかけた潤滑剤を供給しておき、管
の進行に伴つて潤滑剤を前記圧延部と管内面との
間に入り込ませ、もつて管の全長に渡つて潤滑剤
を供給する方法である。さらに特開昭58−167005
号に係る方法は、ワークプラグの前方にガイドプ
ラグを離隔して設けておき、これらのプラグの間
のうちガイドプラグ寄りの個所からデスケーリン
グのための高圧空気を噴射し、同時にワークプラ
グ寄りの個所から潤滑剤を管内面に向けて噴射す
る方法である。
との間に摩擦力が生じるから、プラグ寿命の向上
や圧延動力の低減のために、プラグと管との間に
潤滑を施すことが行なわれている。従来、そのた
めの方法、装置が、例えば特開昭49−112851号お
よび特開昭58−116910号ならびに特開昭58−
167005号によつて提案されており、各々について
簡単に説明すると、特開昭49−113851号に係る装
置は、マンドレルバーに相当する心金の先端にプ
ラグを取付けるとともに、噴射口をそのプラグの
中心部で前方に突出させ、心金の内部に設けた噴
射管を介して圧縮空気によつて送給した潤滑剤
を、その噴射口から素管の中心軸線に沿つて吹き
込み構成である。また特開昭58−116910号に係る
方法は、潤滑剤に背圧をかけておくことにより、
潤滑剤を連続的に供給する方法であつて、プラグ
のうち実質的な圧延に関与する圧延部(バイト
部)とそれより先端側の誘導部との間に小径部を
設け、圧延時にその小径部と管内面とで形成され
る空間に背圧をかけた潤滑剤を供給しておき、管
の進行に伴つて潤滑剤を前記圧延部と管内面との
間に入り込ませ、もつて管の全長に渡つて潤滑剤
を供給する方法である。さらに特開昭58−167005
号に係る方法は、ワークプラグの前方にガイドプ
ラグを離隔して設けておき、これらのプラグの間
のうちガイドプラグ寄りの個所からデスケーリン
グのための高圧空気を噴射し、同時にワークプラ
グ寄りの個所から潤滑剤を管内面に向けて噴射す
る方法である。
発明が解決しようとする問題点
しかるに上述した従来の方法、装置のうち最初
に挙げた特開昭49−112851号に係る装置では、プ
ラグの中心部からその前方に突出した噴射口によ
つて潤滑剤を管内面に向けて噴射するから、潤滑
剤を管内面に必ずしも均一に分布させることがで
きないうえに、プラグのうち圧延の用に直接供さ
れる圧延部に対して潤滑剤を効率良く噴射できな
いために潤滑剤の一部が圧延部と管内面との間に
入り込む以前に酸化してしまう場合があり、その
結果プラグ寿命の延長や管内面の品質向上を充分
には図り得ない問題がある。
に挙げた特開昭49−112851号に係る装置では、プ
ラグの中心部からその前方に突出した噴射口によ
つて潤滑剤を管内面に向けて噴射するから、潤滑
剤を管内面に必ずしも均一に分布させることがで
きないうえに、プラグのうち圧延の用に直接供さ
れる圧延部に対して潤滑剤を効率良く噴射できな
いために潤滑剤の一部が圧延部と管内面との間に
入り込む以前に酸化してしまう場合があり、その
結果プラグ寿命の延長や管内面の品質向上を充分
には図り得ない問題がある。
また特開昭58−116910号に係る方法は、潤滑剤
の連続的な供給を行なうものの、圧延部に直接供
給していないから、潤滑剤の一部が酸化あるいは
飛散してしまい、潤滑効率が悪い問題があつた。
またプラグミル圧延法では、前述したように通常
2パス圧延が行なわれるが、潤滑剤に背圧をかけ
てあれば、管の戻し工程において潤滑剤をその供
給管路内に滞溜させておくことになるため、配管
詰りを起こしやすいうえに、それに伴つて潤滑剤
の供給量に変動を生じる問題がある。さらにこの
方法では、1パス目で生じた2次スケールが悪影
響を及ぼして良好な潤滑効果を得られない問題が
ある。
の連続的な供給を行なうものの、圧延部に直接供
給していないから、潤滑剤の一部が酸化あるいは
飛散してしまい、潤滑効率が悪い問題があつた。
またプラグミル圧延法では、前述したように通常
2パス圧延が行なわれるが、潤滑剤に背圧をかけ
てあれば、管の戻し工程において潤滑剤をその供
給管路内に滞溜させておくことになるため、配管
詰りを起こしやすいうえに、それに伴つて潤滑剤
の供給量に変動を生じる問題がある。さらにこの
方法では、1パス目で生じた2次スケールが悪影
響を及ぼして良好な潤滑効果を得られない問題が
ある。
さらに最後に述べた特開昭58−167005号に係る
方法は、デスケーリング用の高圧気体と潤滑剤と
を、プラグより前方の互いに接近した2個所で噴
射する方法であるが、デスケーリングを先行さ
せ、それに続けて潤滑を行なうとすれば、デスケ
ーリング用高圧気体の噴射と潤滑剤の噴射とのタ
イミングの管理が難しく、また両者を同時に噴射
するとすれば、潤滑剤の一部がデスケーリング用
高圧気体によつて飛散させられるとともに、スケ
ールの一部が潤滑剤に混入してプラグと管内面と
の間にかみ込まれることがあり、いずれにしても
潤滑効率が悪く、また管内面のビツト疵の防止な
どの品質向上を充分に図れない問題があつた。
方法は、デスケーリング用の高圧気体と潤滑剤と
を、プラグより前方の互いに接近した2個所で噴
射する方法であるが、デスケーリングを先行さ
せ、それに続けて潤滑を行なうとすれば、デスケ
ーリング用高圧気体の噴射と潤滑剤の噴射とのタ
イミングの管理が難しく、また両者を同時に噴射
するとすれば、潤滑剤の一部がデスケーリング用
高圧気体によつて飛散させられるとともに、スケ
ールの一部が潤滑剤に混入してプラグと管内面と
の間にかみ込まれることがあり、いずれにしても
潤滑効率が悪く、また管内面のビツト疵の防止な
どの品質向上を充分に図れない問題があつた。
この発明は上記の事情に鑑み、デスケーリング
および潤滑を効果的に行なうことができ、したが
つてプラグ寿命の延長および製品品質の向上さら
には潤滑剤コストの低廉化を図ることのできるプ
ラグミル圧延方法およびその方法を実施するため
のプラグミルを提供することを目的とするもので
ある。
および潤滑を効果的に行なうことができ、したが
つてプラグ寿命の延長および製品品質の向上さら
には潤滑剤コストの低廉化を図ることのできるプ
ラグミル圧延方法およびその方法を実施するため
のプラグミルを提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段
この発明の方法は、上記の目的を達成するため
に、プグバーの先端部に支持金具を介して取付け
たプラグを、予め穿孔した管に挿入して圧延を行
なうにあたり、圧延過程において、プラグの管内
面に接する圧延部に向けて、プラグの前方側での
支持金具から圧延潤滑剤を噴射し、また管を圧延
時とは反対方向へ走行させる戻し過程において
は、その管の走行方向に対して斜め後方でかつ管
の内面に向けてデスケーリング用の高圧気体を、
プラグバーの先端外周部から噴射することを特徴
とする方法である。
に、プグバーの先端部に支持金具を介して取付け
たプラグを、予め穿孔した管に挿入して圧延を行
なうにあたり、圧延過程において、プラグの管内
面に接する圧延部に向けて、プラグの前方側での
支持金具から圧延潤滑剤を噴射し、また管を圧延
時とは反対方向へ走行させる戻し過程において
は、その管の走行方向に対して斜め後方でかつ管
の内面に向けてデスケーリング用の高圧気体を、
プラグバーの先端外周部から噴射することを特徴
とする方法である。
またこの発明のプラグミルは、圧延潤滑剤とデ
スケーリング気体とを選択的に流す供給管路を、
プラグをプラグバーの先端部に取付けるための支
持金具およびプラグバーの内部に、その軸線方向
に沿つて設けるとともに、その供給管路に連通し
かつ前記プラグの管内面に接触する圧延部に向け
て開口する潤滑剤噴射口を、プラグの先端側に突
出した前記支持金具の外周部に形成し、また前記
供給管路に連通しかつプラグバーの斜め後方に向
けて開口するデスケーリング気体噴射口を、プラ
グバーの先端外周部に形成し、さらにプラグをプ
ラグバーの先端部に取付けた状態では供給管路を
潤滑剤噴射口に連通させ、かつプラグをプラグバ
ーから取外した状態では供給管路を前記デスケー
リング気体噴射口に連通させる切換機構を設け、
またさらに圧延潤滑剤とデスケーリング気体とを
選択的に前記供給管路に送り込む供給装置を設け
たことを特徴とするものである。
スケーリング気体とを選択的に流す供給管路を、
プラグをプラグバーの先端部に取付けるための支
持金具およびプラグバーの内部に、その軸線方向
に沿つて設けるとともに、その供給管路に連通し
かつ前記プラグの管内面に接触する圧延部に向け
て開口する潤滑剤噴射口を、プラグの先端側に突
出した前記支持金具の外周部に形成し、また前記
供給管路に連通しかつプラグバーの斜め後方に向
けて開口するデスケーリング気体噴射口を、プラ
グバーの先端外周部に形成し、さらにプラグをプ
ラグバーの先端部に取付けた状態では供給管路を
潤滑剤噴射口に連通させ、かつプラグをプラグバ
ーから取外した状態では供給管路を前記デスケー
リング気体噴射口に連通させる切換機構を設け、
またさらに圧延潤滑剤とデスケーリング気体とを
選択的に前記供給管路に送り込む供給装置を設け
たことを特徴とするものである。
作 用
すなわちこの発明においては、プラグバーの先
端部に取付けたプラグを、プラグバーと共に管の
内部に挿入して管の圧延を行ない、その場合、プ
ラグより前方において開口する潤滑剤噴射口か
ら、プラグの管内面に接する圧延部に向けて圧延
潤滑剤を噴射する。これは、プラグをプラグバー
の先端部に取付けていることにより、切換機構に
よつて供給管路と潤滑剤噴射口とが連通させら
れ、また供給装置によつて圧延潤滑剤を供給管路
に送り込むことにより行なわれる。1パス目の圧
延が完了すると、管を従前とは反対方向に走行さ
せる戻し工程に入る。その場合、プラグはプラグ
バーの先端部から取外されて管の外部へ落下し、
その結果、前記切換機構が切換つて供給管路がデ
スケーリング気体噴射口に連通させられ、また供
給管路にはデスケーリング気体が供給装置によつ
て送り込まれる。したがつて戻し過程において
は、プラグバーの斜め後方に向けて開口するデス
ケーリング気体噴射口から、高圧空気などのデス
ケーリング気体が管の走行方向に対し斜め後方で
かつ管内面に向けて噴射され、ピツト疵の発生原
因となるスケールの除去が行なわれる。
端部に取付けたプラグを、プラグバーと共に管の
内部に挿入して管の圧延を行ない、その場合、プ
ラグより前方において開口する潤滑剤噴射口か
ら、プラグの管内面に接する圧延部に向けて圧延
潤滑剤を噴射する。これは、プラグをプラグバー
の先端部に取付けていることにより、切換機構に
よつて供給管路と潤滑剤噴射口とが連通させら
れ、また供給装置によつて圧延潤滑剤を供給管路
に送り込むことにより行なわれる。1パス目の圧
延が完了すると、管を従前とは反対方向に走行さ
せる戻し工程に入る。その場合、プラグはプラグ
バーの先端部から取外されて管の外部へ落下し、
その結果、前記切換機構が切換つて供給管路がデ
スケーリング気体噴射口に連通させられ、また供
給管路にはデスケーリング気体が供給装置によつ
て送り込まれる。したがつて戻し過程において
は、プラグバーの斜め後方に向けて開口するデス
ケーリング気体噴射口から、高圧空気などのデス
ケーリング気体が管の走行方向に対し斜め後方で
かつ管内面に向けて噴射され、ピツト疵の発生原
因となるスケールの除去が行なわれる。
したがつてこの発明の方法およびプラグミルに
よれば、デスケーリングと潤滑とが効果的に行な
われる。
よれば、デスケーリングと潤滑とが効果的に行な
われる。
実施例
つぎにこの発明を実施例に基づいて説明する。
まず、この発明に係るプラグミルの実施例を説
明すると、第1図はその全体構成を示す模式図で
あつて、プラグバー1の先端部にワークプラグ2
およびガイドプラグ3を取付け、これらのプラグ
2,3を管4の内部に挿入し、ワークプラグ2と
上下1対のロール5a,5bとによつて管4を圧
延する構成である。プラグバー1は後端部を密閉
しかつ先端部に第2図に示す構成の先端金具6を
ねじ込んだパイプ7の内部に、2重管8を同軸心
状に挿入したものであり、したがつて実質上3重
管構造になつている。プラグバー1の内部のうち
最外周の中空部9aと中間の中空部9bとが冷却
水路となつており、中間中空部9bに連通する給
水管10と最外周中空部9aに連通する排水管1
1とが、プラグバー1の後端部にその半径方向に
向けて取付けられている。また前記先端金具6の
内部には、第2図に示すように最外周中空部9a
と中間中空部9bとに連通するめくら孔状の折返
し中空部12が形成されており、したがつて給水
管10から供給した冷却水が、中間中空部9b→
折返し中空部12→最外周中空部9aの順に流れ
て排水管11から流出することにより、プラグバ
ー1を冷却するよう構成されている。他方、軸心
に沿う中空部を形成するパイプ13は、第2図に
示すように前記先端金具6を貫通してプラグバー
1の先端部側に開口し、かつ後端部がプラグバー
1から突出しており、その突出した後端部に潤滑
剤14とデスケーリングのための高圧気体15と
を選択的に供給するための供給装置16が接続さ
れている。すなわち前記パイプ13の内部が供給
管路17となつている。
明すると、第1図はその全体構成を示す模式図で
あつて、プラグバー1の先端部にワークプラグ2
およびガイドプラグ3を取付け、これらのプラグ
2,3を管4の内部に挿入し、ワークプラグ2と
上下1対のロール5a,5bとによつて管4を圧
延する構成である。プラグバー1は後端部を密閉
しかつ先端部に第2図に示す構成の先端金具6を
ねじ込んだパイプ7の内部に、2重管8を同軸心
状に挿入したものであり、したがつて実質上3重
管構造になつている。プラグバー1の内部のうち
最外周の中空部9aと中間の中空部9bとが冷却
水路となつており、中間中空部9bに連通する給
水管10と最外周中空部9aに連通する排水管1
1とが、プラグバー1の後端部にその半径方向に
向けて取付けられている。また前記先端金具6の
内部には、第2図に示すように最外周中空部9a
と中間中空部9bとに連通するめくら孔状の折返
し中空部12が形成されており、したがつて給水
管10から供給した冷却水が、中間中空部9b→
折返し中空部12→最外周中空部9aの順に流れ
て排水管11から流出することにより、プラグバ
ー1を冷却するよう構成されている。他方、軸心
に沿う中空部を形成するパイプ13は、第2図に
示すように前記先端金具6を貫通してプラグバー
1の先端部側に開口し、かつ後端部がプラグバー
1から突出しており、その突出した後端部に潤滑
剤14とデスケーリングのための高圧気体15と
を選択的に供給するための供給装置16が接続さ
れている。すなわち前記パイプ13の内部が供給
管路17となつている。
ここで供給装置16の構成について説明する。
粉末状もしくは顆粒状の黒鉛などの圧延潤滑剤1
4を一時貯留するホツパー18の下端部に、潤滑
剤14を潤滑剤配管19に一定量ずつ送り出すロ
ータリーバルブ20が設けられている。潤滑剤配
管19は、一方で流量調整弁21および減圧弁2
2を介して高圧気体源(図示せず)に接続され、
他方で遮断弁23および可撓管24を介して前記
パイプ13に接続されており、高圧気体15を減
圧弁22によつて例えば7Kg/cm2以下に減圧した
気体を搬送気体として潤滑剤14を前記供給管路
17に送り込むようになつている。またホツパー
18には、潤滑剤供給管25が接続されていると
ともに、潤滑剤配管19に連通させた圧力バラン
ス用配管26が接続されている。すなわち圧力バ
ランス用配管26によつてホツパー18と潤滑剤
配管19とを連通させることにより両者の圧力を
バランスさせ、送給圧力が1Kg/cm2以上になるこ
とによるロータリーバルブ20のシール性の低下
およびそれに伴う潤滑剤14のホツパー15への
逆流現象を防ぐようになつている。
粉末状もしくは顆粒状の黒鉛などの圧延潤滑剤1
4を一時貯留するホツパー18の下端部に、潤滑
剤14を潤滑剤配管19に一定量ずつ送り出すロ
ータリーバルブ20が設けられている。潤滑剤配
管19は、一方で流量調整弁21および減圧弁2
2を介して高圧気体源(図示せず)に接続され、
他方で遮断弁23および可撓管24を介して前記
パイプ13に接続されており、高圧気体15を減
圧弁22によつて例えば7Kg/cm2以下に減圧した
気体を搬送気体として潤滑剤14を前記供給管路
17に送り込むようになつている。またホツパー
18には、潤滑剤供給管25が接続されていると
ともに、潤滑剤配管19に連通させた圧力バラン
ス用配管26が接続されている。すなわち圧力バ
ランス用配管26によつてホツパー18と潤滑剤
配管19とを連通させることにより両者の圧力を
バランスさせ、送給圧力が1Kg/cm2以上になるこ
とによるロータリーバルブ20のシール性の低下
およびそれに伴う潤滑剤14のホツパー15への
逆流現象を防ぐようになつている。
前記潤滑剤配管19にバイパスさせてデスケー
リング気体配管27が設けられており、その配管
27は一方で流量調整弁28および減圧弁29を
介して高圧気体源に接続され、他方で前記遮断弁
23と可撓管24との間の分岐部に遮断弁30を
介して接続されている。
リング気体配管27が設けられており、その配管
27は一方で流量調整弁28および減圧弁29を
介して高圧気体源に接続され、他方で前記遮断弁
23と可撓管24との間の分岐部に遮断弁30を
介して接続されている。
なお、デスケーリング気体配管27側の減圧弁
29は、気体圧力が例えば7〜30Kg/cm2になるよ
う設定されている。また各遮断弁23,30は、
電気的に制御されて、圧延時には潤滑剤配管19
側の遮断弁23が開いてデスケーリング気体配管
27側の遮断弁30が閉じ、戻し工程ではこれと
は反対に潤滑剤配管19側の遮断弁23が閉じて
デスケーリング気体配管27側の遮断弁30が開
くよう構成されている。このような制御は、例え
ば第1図に示すようにロール5a,5bの駆動機
構にロードセル31を付設して負荷の大小を検出
し、その検出信号を所定の制御装置32に入力し
て圧延工程か、戻し工程かの判定を行ない、その
制御装置32の出力信号によつて各遮断弁23,
30を動作させることによつて行なうことができ
る。
29は、気体圧力が例えば7〜30Kg/cm2になるよ
う設定されている。また各遮断弁23,30は、
電気的に制御されて、圧延時には潤滑剤配管19
側の遮断弁23が開いてデスケーリング気体配管
27側の遮断弁30が閉じ、戻し工程ではこれと
は反対に潤滑剤配管19側の遮断弁23が閉じて
デスケーリング気体配管27側の遮断弁30が開
くよう構成されている。このような制御は、例え
ば第1図に示すようにロール5a,5bの駆動機
構にロードセル31を付設して負荷の大小を検出
し、その検出信号を所定の制御装置32に入力し
て圧延工程か、戻し工程かの判定を行ない、その
制御装置32の出力信号によつて各遮断弁23,
30を動作させることによつて行なうことができ
る。
ところで前記プラグ2,3は、圧延時の軸方向
力によつてプラグバー1の先端部に装着され、ま
た戻し工程では、圧延時の管4の後端が尻抜けし
ていき管によつて支持されなくなることにより圧
延完了時点でプラグバー1から自然落下する構成
である。すなわちガイドプラグ3はその最大外径
がワークプラグ2の最大外径より小さい形状であ
つて、各プラグ2,3は第2図に示すようにその
ガイドプラグ3を先端側に配置して支持金具33
に一体的に取付けられている。支持金具33は、
後端部を円錐台状としてテーパ面34を形成しか
つ先端部にねじを切つたシヤフト35と、そのシ
ヤフト35に嵌め込んで各プラグ2,3の間隔を
保つスペーサ36と、シヤフト35の先端部にね
じ込んだナツト37とからなるものであり、ワー
クプラグ2をシヤフト35の後端側フランジ部ま
で嵌め込んだ後、そのワークプラグ2との間にス
ペーサ36を介在させてガイドプラグ3をシヤフ
ト35に嵌め込み、その状態でナツト37を締め
付けることにより、各プラグ2,3が支持金具3
3に取付けられている。またシヤフト35には、
軸心に沿う供給管路38がその後端部から所定長
さに亙つて形成されており、支持金具33のうち
ワーク2より前方側所定個所に、その供給管路3
8に連通した複数の潤滑剤噴射口39が形成され
ている。その潤滑剤噴射口39は、具体的には前
記スペーサ36の外周部に形成されたものであつ
て、第3図に示すように、ワークプラグ2のうち
管4の内面に接触して圧延の用に直接供される圧
延部40に向けて、より正確には圧延開始点41
に向けて潤滑剤14を噴射するよう開口してい
る。したがつてワークプラグ2のサイズが変わつ
た場合には、潤滑剤噴射口39の角度θ1を変える
必要があり、これはスペーサ36を交換すること
により行なうことができる。なお、潤滑剤噴射口
39の内径は、潤滑剤14による閉塞を防止する
よう設定する必要があるので、一例として5mm以
上とすることが好ましい。
力によつてプラグバー1の先端部に装着され、ま
た戻し工程では、圧延時の管4の後端が尻抜けし
ていき管によつて支持されなくなることにより圧
延完了時点でプラグバー1から自然落下する構成
である。すなわちガイドプラグ3はその最大外径
がワークプラグ2の最大外径より小さい形状であ
つて、各プラグ2,3は第2図に示すようにその
ガイドプラグ3を先端側に配置して支持金具33
に一体的に取付けられている。支持金具33は、
後端部を円錐台状としてテーパ面34を形成しか
つ先端部にねじを切つたシヤフト35と、そのシ
ヤフト35に嵌め込んで各プラグ2,3の間隔を
保つスペーサ36と、シヤフト35の先端部にね
じ込んだナツト37とからなるものであり、ワー
クプラグ2をシヤフト35の後端側フランジ部ま
で嵌め込んだ後、そのワークプラグ2との間にス
ペーサ36を介在させてガイドプラグ3をシヤフ
ト35に嵌め込み、その状態でナツト37を締め
付けることにより、各プラグ2,3が支持金具3
3に取付けられている。またシヤフト35には、
軸心に沿う供給管路38がその後端部から所定長
さに亙つて形成されており、支持金具33のうち
ワーク2より前方側所定個所に、その供給管路3
8に連通した複数の潤滑剤噴射口39が形成され
ている。その潤滑剤噴射口39は、具体的には前
記スペーサ36の外周部に形成されたものであつ
て、第3図に示すように、ワークプラグ2のうち
管4の内面に接触して圧延の用に直接供される圧
延部40に向けて、より正確には圧延開始点41
に向けて潤滑剤14を噴射するよう開口してい
る。したがつてワークプラグ2のサイズが変わつ
た場合には、潤滑剤噴射口39の角度θ1を変える
必要があり、これはスペーサ36を交換すること
により行なうことができる。なお、潤滑剤噴射口
39の内径は、潤滑剤14による閉塞を防止する
よう設定する必要があるので、一例として5mm以
上とすることが好ましい。
他方、シヤフト35の後端部に形成したテーパ
面34は、支持金具33の軸心すなわちプラグ
2,3の軸心をプラグバー1の軸心に一致させる
ためのものであつて、プラグバー1の先端部に取
付けた先端金具6の中央部に、テーパ面34と合
致するテーパ状の凹部42が形成されている。
面34は、支持金具33の軸心すなわちプラグ
2,3の軸心をプラグバー1の軸心に一致させる
ためのものであつて、プラグバー1の先端部に取
付けた先端金具6の中央部に、テーパ面34と合
致するテーパ状の凹部42が形成されている。
そしてプラグバー1の先端外周部には、その内
部の供給管路17に連通する複数のデスケーリン
グ気体噴射口43が形成されており、供給管路1
7をそのデスケーリング気体噴射口43に連通さ
せ、また前記支持金具33の供給管路38に連通
させるよう切換える切換機構44が、プラグバー
1の先端部に内蔵されている。デスケーリング気
体噴射口43はスケール除去のための気体、例え
ば高圧空気を戻し過程において噴射するものであ
つて、第4図および第5図に示すように、戻し過
程における管4の走行方向に対し反対の方向すな
わちプラグバー1の後端部側へ斜めに開口してお
り、その角度θ2はスケールに剪断力を与えるため
に15〜45゜の範囲が適当であり、また内径は10mm
以下で、個数は8以上であれば効果的である。ま
た切換機構44は、スプール45を主体とするも
のであつて、スプール45は第2図および第4図
ならびに第5図に示すように、前記供給管17を
形成するパイプ13の先端外周部に密着嵌合し、
かつ先端金具6の内周面に密着した状態で軸線方
向へ所定のストロークSだけ前後動するよう配置
されており、内周面から外周面に到る2本の連通
孔46と、それよりも前端側で前記パイプ13の
先端部を収容しかつ先端側に開口する中空部47
とが形成されている。これに対しパイプ13の先
端周壁部には、スプール45が後退端にあるとき
にその中空部47に開口しかつスプール45が前
進端にあるとき前記連通孔46に開口する小孔4
8が形成されている。さらに先端金具6の内周面
には、前記デスケーリング気体噴射口43に連通
しかつ前記パイプ13の小孔48に対向する環状
溝49が形成されている。そしてスプール45
は、前記支持金具33を先端金具6のテーパ状の
凹部42に嵌め込んだ場合に、シヤフト35の後
端面で押されて後退端に位置する長さに設定さ
れ、またスプール45の後端側には、スプール4
5を前進させるよう押圧するスプリング50が配
置されている。
部の供給管路17に連通する複数のデスケーリン
グ気体噴射口43が形成されており、供給管路1
7をそのデスケーリング気体噴射口43に連通さ
せ、また前記支持金具33の供給管路38に連通
させるよう切換える切換機構44が、プラグバー
1の先端部に内蔵されている。デスケーリング気
体噴射口43はスケール除去のための気体、例え
ば高圧空気を戻し過程において噴射するものであ
つて、第4図および第5図に示すように、戻し過
程における管4の走行方向に対し反対の方向すな
わちプラグバー1の後端部側へ斜めに開口してお
り、その角度θ2はスケールに剪断力を与えるため
に15〜45゜の範囲が適当であり、また内径は10mm
以下で、個数は8以上であれば効果的である。ま
た切換機構44は、スプール45を主体とするも
のであつて、スプール45は第2図および第4図
ならびに第5図に示すように、前記供給管17を
形成するパイプ13の先端外周部に密着嵌合し、
かつ先端金具6の内周面に密着した状態で軸線方
向へ所定のストロークSだけ前後動するよう配置
されており、内周面から外周面に到る2本の連通
孔46と、それよりも前端側で前記パイプ13の
先端部を収容しかつ先端側に開口する中空部47
とが形成されている。これに対しパイプ13の先
端周壁部には、スプール45が後退端にあるとき
にその中空部47に開口しかつスプール45が前
進端にあるとき前記連通孔46に開口する小孔4
8が形成されている。さらに先端金具6の内周面
には、前記デスケーリング気体噴射口43に連通
しかつ前記パイプ13の小孔48に対向する環状
溝49が形成されている。そしてスプール45
は、前記支持金具33を先端金具6のテーパ状の
凹部42に嵌め込んだ場合に、シヤフト35の後
端面で押されて後退端に位置する長さに設定さ
れ、またスプール45の後端側には、スプール4
5を前進させるよう押圧するスプリング50が配
置されている。
つぎに上記のように構成したプラグミルの作用
すなわちこの発明の方法について説明する。
すなわちこの発明の方法について説明する。
各プラグ2,3は支持金具33に取付けた状態
でプラグバー1の先端側に配置しておき、予め加
熱した管4をそのプラグ2,3に向けて押すこと
により、各プラグ2,3が支持金具33と共にプ
ラグバー1の先端部に装着されるとともに、ガイ
ドプラグ3に案内されて管4がこれらのプラグ
2,3に嵌合し、かつワークプラグ2とロール5
a,5bとの間にかみ込まれる。その場合、支持
金具33におけるシヤフト35の後端テーパ面3
4が、プラグバー1における先端金具6のテーパ
状凹部42に嵌り込むから、そのシヤフト35と
プラグバー1との軸心とが一致し、各プラグ2,
3の心出しが行なわれる。またシヤフト35がこ
のように嵌合することにより、その後端部で前記
スプール45をスプリング50に抗して後退させ
るので、プラグバー1における供給管路17が第
4図に示すようにパイプ13の先端部に形成した
小孔48およびスプール45の中空部47を介し
て支持金具33における供給管路38に連通す
る。他方、ワークプラグ2とロール5a,5bと
の間に管4をかみ込むことにより、負荷が大きく
なるために、ロール5a,5bの駆動機構に付設
したロードセル31が負荷の増大を検出し、それ
に伴つて制御装置32が信号を出力して潤滑剤配
管19側の遮断弁23を開くとともに、デスケー
リング気体配管27側の遮断弁30を閉じる。な
お、噴射の時間遅れが大きい場合には、管の押込
み開始よりタイマー設定で噴射タイミングを決定
してもよい。したがつて減圧弁22によつて例え
ば7Kg/cm2以下に減圧しかつ流量調整弁21によ
つて流量の制御された気体により、ロータリーバ
ルブ20から定量排出した潤滑剤14が供給管路
17に送り込まれる。そしてその潤滑剤14は、
各供給管路17,38が前述したように互いに連
通しているために、支持金具33における潤滑剤
噴射口39から噴射される。その場合、潤滑剤噴
射口39がワークプラグ2における圧延部40、
特に圧延開始点41に向けて開口しているから、
潤滑剤14は飛散や酸化などの無駄を生じること
なくワークプラグ2と管4の内面との間に供給さ
れる。なお、潤滑剤14の飛散をより確実に防止
するために、搬送気体の圧力は、前記圧延開始点
41で0〜0.2Kg/cm2(ゲージ圧)になるよう設
定することが好ましい。また、潤滑剤14の流量
は、潤滑剤の種類や圧延速度等の条件に応じて設
定する必要があるが、例えば顆粒黒鉛の場合に
は、気体流量0.2Nm3/minに対して2000〜3500
c.c./minが適当である。
でプラグバー1の先端側に配置しておき、予め加
熱した管4をそのプラグ2,3に向けて押すこと
により、各プラグ2,3が支持金具33と共にプ
ラグバー1の先端部に装着されるとともに、ガイ
ドプラグ3に案内されて管4がこれらのプラグ
2,3に嵌合し、かつワークプラグ2とロール5
a,5bとの間にかみ込まれる。その場合、支持
金具33におけるシヤフト35の後端テーパ面3
4が、プラグバー1における先端金具6のテーパ
状凹部42に嵌り込むから、そのシヤフト35と
プラグバー1との軸心とが一致し、各プラグ2,
3の心出しが行なわれる。またシヤフト35がこ
のように嵌合することにより、その後端部で前記
スプール45をスプリング50に抗して後退させ
るので、プラグバー1における供給管路17が第
4図に示すようにパイプ13の先端部に形成した
小孔48およびスプール45の中空部47を介し
て支持金具33における供給管路38に連通す
る。他方、ワークプラグ2とロール5a,5bと
の間に管4をかみ込むことにより、負荷が大きく
なるために、ロール5a,5bの駆動機構に付設
したロードセル31が負荷の増大を検出し、それ
に伴つて制御装置32が信号を出力して潤滑剤配
管19側の遮断弁23を開くとともに、デスケー
リング気体配管27側の遮断弁30を閉じる。な
お、噴射の時間遅れが大きい場合には、管の押込
み開始よりタイマー設定で噴射タイミングを決定
してもよい。したがつて減圧弁22によつて例え
ば7Kg/cm2以下に減圧しかつ流量調整弁21によ
つて流量の制御された気体により、ロータリーバ
ルブ20から定量排出した潤滑剤14が供給管路
17に送り込まれる。そしてその潤滑剤14は、
各供給管路17,38が前述したように互いに連
通しているために、支持金具33における潤滑剤
噴射口39から噴射される。その場合、潤滑剤噴
射口39がワークプラグ2における圧延部40、
特に圧延開始点41に向けて開口しているから、
潤滑剤14は飛散や酸化などの無駄を生じること
なくワークプラグ2と管4の内面との間に供給さ
れる。なお、潤滑剤14の飛散をより確実に防止
するために、搬送気体の圧力は、前記圧延開始点
41で0〜0.2Kg/cm2(ゲージ圧)になるよう設
定することが好ましい。また、潤滑剤14の流量
は、潤滑剤の種類や圧延速度等の条件に応じて設
定する必要があるが、例えば顆粒黒鉛の場合に
は、気体流量0.2Nm3/minに対して2000〜3500
c.c./minが適当である。
以上のようにして1パス目の圧延が終了する
と、各プラグ2,3が管4から突き出るととも
に、管4が図示しない戻しロールによつて従前と
は逆方向に走行させられ、戻し工程に移る。戻し
工程においては、圧延時の管4の後端が尻抜けし
ていき管によつて支持されなくなることにより、
圧延完了時点で各プラグ2,3は支持金具33と
一体となつてプラグバー1の先端側へ落下する。
その結果、スプール45がスプリング50に押さ
れて第5図に示すように前進するので、スプール
45における連通孔46が、パイプ13の先端部
における小孔48および先端金具6の内周面にお
ける環状溝49に一致し、両者を連通させる。す
なわちプラグバー1における供給管路17がデス
ケーリング気体噴射口43に連通する。他方、戻
し過程においては、ロール5a,5bは管4から
離隔させて駆動させないから、ロードセル31に
よつて検出される負荷は零になり、したがつて制
御装置32の出力信号によつて遮断弁23,30
が切換わり、潤滑剤配管19側の遮断弁23が閉
じ、かつデスケーリング気体配管27側の遮断弁
30が開く。その結果、高圧気体15は減圧弁2
9によつて例えば7〜30Kg/cm2程度の圧力に減圧
されるとともに、流量調整弁28によつて流量制
御されてプラグバー1の供給管路17に送り込ま
れる。このようにして供給管路17に送り込まれ
た7〜30Kg/cm2程度の圧力の気体すなわちデスケ
ーリング気体は、スプール45の連通孔46を経
てプラグバー1の先端部におけるデスケーリング
気体噴射口43から管4の内面に向けて噴射され
る。なお、管4の戻し工程においては、管4の後
端部がロール5a,5bの位置に戻つてプラグバ
ー1の先端部に嵌合するまでに1秒前後の時間遅
れがあるために、前記デスケーリング気体配管2
7側の遮断弁30の開動作は、タイマーなどによ
つて遅らせることが好ましい。デスケーリング気
体は、その噴射口43がプラグバー1の後方に向
けて斜めに開口しているから、戻し工程での管4
に対してはその走行方向とは逆方向に噴射され、
その結果、管4の内面のスケールや鉄片等が吹き
飛ばされて除去される。
と、各プラグ2,3が管4から突き出るととも
に、管4が図示しない戻しロールによつて従前と
は逆方向に走行させられ、戻し工程に移る。戻し
工程においては、圧延時の管4の後端が尻抜けし
ていき管によつて支持されなくなることにより、
圧延完了時点で各プラグ2,3は支持金具33と
一体となつてプラグバー1の先端側へ落下する。
その結果、スプール45がスプリング50に押さ
れて第5図に示すように前進するので、スプール
45における連通孔46が、パイプ13の先端部
における小孔48および先端金具6の内周面にお
ける環状溝49に一致し、両者を連通させる。す
なわちプラグバー1における供給管路17がデス
ケーリング気体噴射口43に連通する。他方、戻
し過程においては、ロール5a,5bは管4から
離隔させて駆動させないから、ロードセル31に
よつて検出される負荷は零になり、したがつて制
御装置32の出力信号によつて遮断弁23,30
が切換わり、潤滑剤配管19側の遮断弁23が閉
じ、かつデスケーリング気体配管27側の遮断弁
30が開く。その結果、高圧気体15は減圧弁2
9によつて例えば7〜30Kg/cm2程度の圧力に減圧
されるとともに、流量調整弁28によつて流量制
御されてプラグバー1の供給管路17に送り込ま
れる。このようにして供給管路17に送り込まれ
た7〜30Kg/cm2程度の圧力の気体すなわちデスケ
ーリング気体は、スプール45の連通孔46を経
てプラグバー1の先端部におけるデスケーリング
気体噴射口43から管4の内面に向けて噴射され
る。なお、管4の戻し工程においては、管4の後
端部がロール5a,5bの位置に戻つてプラグバ
ー1の先端部に嵌合するまでに1秒前後の時間遅
れがあるために、前記デスケーリング気体配管2
7側の遮断弁30の開動作は、タイマーなどによ
つて遅らせることが好ましい。デスケーリング気
体は、その噴射口43がプラグバー1の後方に向
けて斜めに開口しているから、戻し工程での管4
に対してはその走行方向とは逆方向に噴射され、
その結果、管4の内面のスケールや鉄片等が吹き
飛ばされて除去される。
このようにして1パス目の戻し工程が終了する
と、プラグバー1の側端部に再度プラグ2,3が
装着されて1パス目と同様に圧延および戻しの各
工程が行なわれる。この2パス目でのデスケーリ
ングにより管内面のスケールおよび鉄片等が除去
されるため、次工程のリーラミルでの内面疵の発
生を有効に防止できる。
と、プラグバー1の側端部に再度プラグ2,3が
装着されて1パス目と同様に圧延および戻しの各
工程が行なわれる。この2パス目でのデスケーリ
ングにより管内面のスケールおよび鉄片等が除去
されるため、次工程のリーラミルでの内面疵の発
生を有効に防止できる。
ここで、本発明の効果を確認するために行なつ
た実験例と比較例とを示す。
た実験例と比較例とを示す。
実験例
炭素鋼製の管を対象とし、その寸法は以下の通
りとした。
りとした。
入側:外径249×肉厚15.85×長さ9910(mm)
出側:外径242×肉厚12.35×長さ12807(mm)
またプラグ外径は216mmとした。
さらに潤滑条件は、潤滑剤流量3000c.c./min、
搬送気体流量0.2Nm3/minとした。
搬送気体流量0.2Nm3/minとした。
そしてデスケーリング気体の圧力は、25Kg/cm2
とした。
とした。
比較例
対象材およびプラグは、上記の実験例と同一と
した。また潤滑は、既に述べた特開昭58−116910
号に示された方法によつて行ない、その場合の潤
滑剤流量は3000c.c./min、搬送気体流量は0.2N
m3/minにそれぞれ設定した。
した。また潤滑は、既に述べた特開昭58−116910
号に示された方法によつて行ない、その場合の潤
滑剤流量は3000c.c./min、搬送気体流量は0.2N
m3/minにそれぞれ設定した。
上記の実験例および比較例における管内面欠陥
の発生状況およびプラグ寿命を調べたところ、本
発明に係る実験例では、従来法である比較例と比
べて、管内面欠陥に起因する品質の格落ち(製品
の等級落ち)および疵の補修のための手入れ率が
約5%低下した。またプラグ寿命は約1.5倍に向
上した。
の発生状況およびプラグ寿命を調べたところ、本
発明に係る実験例では、従来法である比較例と比
べて、管内面欠陥に起因する品質の格落ち(製品
の等級落ち)および疵の補修のための手入れ率が
約5%低下した。またプラグ寿命は約1.5倍に向
上した。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明の方法
およびプラグミルによれば、圧延過程においてプ
ラグの管内面に接触する圧延部に向けて潤滑剤を
噴射し、また戻し過程においてデスケーリング気
体を戻し過程での管の走行方向に対して対向流と
なるよう管内面に噴射するから、潤滑剤が不必要
に飛散させられたり、あるいは潤滑の用に供され
ずに酸化したりすることがないうえに、スケール
が潤滑剤に混入することがなく、したがつて潤滑
を効率良く行なうことができるため、プラグ寿命
を向上させることができ、また管内面の疵の発生
を防止して格落ち率を低減でき、さらには潤滑剤
に要する経費の低減化を図ることができるなどの
実用上優れた効果を得られる。そしてこの発明の
プラグミルでは、プラグの有無によつて切換わる
切換機構によつて、潤滑剤の噴射とデスケーリン
グ気体の噴射とを選択的に行なう構成なので、そ
の機能に比べてプラグバーの内部の構造を簡素化
することができる。
およびプラグミルによれば、圧延過程においてプ
ラグの管内面に接触する圧延部に向けて潤滑剤を
噴射し、また戻し過程においてデスケーリング気
体を戻し過程での管の走行方向に対して対向流と
なるよう管内面に噴射するから、潤滑剤が不必要
に飛散させられたり、あるいは潤滑の用に供され
ずに酸化したりすることがないうえに、スケール
が潤滑剤に混入することがなく、したがつて潤滑
を効率良く行なうことができるため、プラグ寿命
を向上させることができ、また管内面の疵の発生
を防止して格落ち率を低減でき、さらには潤滑剤
に要する経費の低減化を図ることができるなどの
実用上優れた効果を得られる。そしてこの発明の
プラグミルでは、プラグの有無によつて切換わる
切換機構によつて、潤滑剤の噴射とデスケーリン
グ気体の噴射とを選択的に行なう構成なので、そ
の機能に比べてプラグバーの内部の構造を簡素化
することができる。
第1図はこの発明のプラグミルの一実施例を示
す模式的な全体構成図、第2図はそのプラグバー
の先端部の拡大断面図、第3図は支持金具のシヤ
フトにおける供給管路および潤滑剤噴射口を示す
部分拡大断面図、第4図および第5図は切換機構
を示す拡大断面図である。 1……プラグバー、2……ワークプラグ、4…
…管、5a,5b……ロール、14……潤滑剤、
16……供給装置、17,38……供給管路、3
3……支持金具、39……潤滑剤噴射口、40…
…圧延部、41……圧延開始点、43……デスケ
ーリング気体噴射口、44……切換機構、45…
…スプール。
す模式的な全体構成図、第2図はそのプラグバー
の先端部の拡大断面図、第3図は支持金具のシヤ
フトにおける供給管路および潤滑剤噴射口を示す
部分拡大断面図、第4図および第5図は切換機構
を示す拡大断面図である。 1……プラグバー、2……ワークプラグ、4…
…管、5a,5b……ロール、14……潤滑剤、
16……供給装置、17,38……供給管路、3
3……支持金具、39……潤滑剤噴射口、40…
…圧延部、41……圧延開始点、43……デスケ
ーリング気体噴射口、44……切換機構、45…
…スプール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プラグバーの先端部に支持金具を介して取付
けたプラグを、予め穿孔した管に挿入して圧延を
行なうにあたり、圧延過程において、圧延潤滑剤
を、プラグの管内面に接する圧延部に向けて、プ
ラグの前方側での支持金具から噴射し、また管を
圧延時とは反対方向へ走行させる戻し過程におい
ては、その管の走行方向に対して斜め後方でかつ
管内面に向けてデスケーリング用高圧気体を、プ
ラグバーの先端外周部から噴射することを特徴と
するプラグミル圧延方法。 2 プラグをプラグバーの先端部に支持金具を介
して着脱自在に取付け、そのプラグを予め穿孔し
た管に挿入して圧延を行なう圧延機において、圧
延潤滑剤とデスケーリング気体とを選択的に流す
供給管路を、前記プラグバーおよび支持金具の内
部に、その軸線方向に沿つて設けるとともに、そ
の供給管路に連通しかつ前記プラグの管内面に接
触する圧延部に向けて開口する潤滑剤噴射口を、
プラグの先端側に突出した前記支持金具の外周部
に形成し、また前記供給管路に連通しかつプラグ
バーの斜め後方に向けて開口するデスケーリング
気体噴射口を、プラグバーの先端外周部に形成
し、さらにプラグをプラグバーの先端部に取付け
た状態では前記供給管路を潤滑剤噴射口に連通さ
せ、かつプラグをプラグバーから取外した状態で
は前記供給管路をデスケーリング気体噴射口に連
通させる切換機構を設け、またさらに圧延潤滑剤
とデスケーリング気体とを選択的に前記供給管路
に送り込む供給装置を設けたことを特徴とするプ
ラグミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26102184A JPH0229402B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | Puragumiruatsuenhohooyobipuragumiru |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26102184A JPH0229402B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | Puragumiruatsuenhohooyobipuragumiru |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61137613A JPS61137613A (ja) | 1986-06-25 |
JPH0229402B2 true JPH0229402B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=17355943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26102184A Expired - Lifetime JPH0229402B2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | Puragumiruatsuenhohooyobipuragumiru |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229402B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH674477A5 (ja) * | 1988-03-30 | 1990-06-15 | Lonza Ag | |
DE19758388C1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-09-02 | Mannesmann Ag | Vorrichtung zum Entzundern von Rohren |
ES2294499T3 (es) * | 2003-06-06 | 2008-04-01 | Arcelor France | Metodo de laminacion lubricada en caliente. |
MX339831B (es) * | 2010-06-08 | 2016-06-09 | Coating Man Switzerland Gmbh * | Metodo para producir tubos sin costura. |
JP6443398B2 (ja) * | 2016-06-10 | 2018-12-26 | Jfeスチール株式会社 | プラグミルのプラグバー |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP26102184A patent/JPH0229402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61137613A (ja) | 1986-06-25 |
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